JPS5845629Y2 - 天ぷら鍋 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天ぷら鍋に関し、特に油の飛散を最少限にする
ことができ、しかも調理中に鍋内の調理物を外部より常
に明確に目視できるようにした天ぷら鍋に関するもので
ある。

従来の天ぷら鍋は油の飛散を防止するフードをアルミニ
ウム等の金属にて形成したものであり、そのために調理
中に天ぷら鍋内の調理物を明確に目視できない欠点があ
った。

本考案は上記のような欠点を除去した天ぷら鍋に関する
ものである。

以下本考案の天ぷら鍋の一実施例を図面とともに説明す
る。

本考案の天ぷら鍋は油を収容する鍋１を把手２を有する
本体３に着脱自在に設置し、鉄鍋１の上面に風冷強化を
行なった耐熱ガラス等の透明材料にて内面にフッソ樹脂
コーティング皮膜４を施し円錐台筒状に形成してなるフ
ード５を着脱自在に設置し、該ツー ド５に該フード５
の上面を覆う蓋６を着脱自在に載置して構成しまたもの
である。

尚、上記構成において、本体４には鍋２を加熱する電熱
源、ガスバーナ等の加熱源が設けられている。

上記のように構成した天ぷら鍋は本体３に鍋１を設置し
、鉄鍋１に所定量の油を注入し、該＠１の上面にフード
５を設置し、上記本体４の加熱源により上記鍋１を加熱
し、該鍋１内に調理物を投入して天ぷら調理を行なう。

この場合、鍋１内に調理物を投入すると油が飛散するが
、該飛散した油はフード５の内面に当り該フード５によ
り鍋１に戻され、天ぷら鍋を設置した周囲には飛散しな
い。

また飛散した油がフード５の内面に当っても、該フード
５の内面にはフッソ樹脂コーティング皮膜４が施しであ
るので、該フード５に当った油は該フードの内面をイ云
って速やかに鍋１に戻り、該フード５が油によって曇る
ことがなく、鍋１内の調理物を常に明確に目視すること
ができる。

本考案の天ぷら鍋は上記のような構成であるから、油の
飛散を最少限にすることができ、しかも調理中に鍋内の
調理物を外部より常に明確に目視することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の天ぷら鍋の一実施例を示す要部半断面正
面図である。 図面中、１は鍋、５はフードを示す。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 油の飛散を防止するフードを備えた天ぷら鍋において、
   該フードを透明材料にて内側にフッソ樹脂コーティング
   皮膜を施し形成してなることを特徴とする天ぷら鍋。