JPS5845526B2 - 高含水土の安定化処理工法 - Google Patents
高含水土の安定化処理工法Info
- Publication number
- JPS5845526B2 JPS5845526B2 JP9216479A JP9216479A JPS5845526B2 JP S5845526 B2 JPS5845526 B2 JP S5845526B2 JP 9216479 A JP9216479 A JP 9216479A JP 9216479 A JP9216479 A JP 9216479A JP S5845526 B2 JPS5845526 B2 JP S5845526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- water
- treatment method
- highly water
- containing soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は高含水土、特に掘削泥水等含水量が多い土を
固化し安定化する工法に関する。
固化し安定化する工法に関する。
従来、地下連続壁やリバース杭等の掘削時に使用する泥
水は使用後、タンク車等で運搬し廃棄処理しているが、
投棄場所の確保が困難であり、運搬にも多大の費用を要
し、工事を進める上で大きな負担となっている。
水は使用後、タンク車等で運搬し廃棄処理しているが、
投棄場所の確保が困難であり、運搬にも多大の費用を要
し、工事を進める上で大きな負担となっている。
このため、セメント等固化材によって固化安定化処理し
て残土とし投棄する試みがなされている。
て残土とし投棄する試みがなされている。
しかし、含水量が非常に多い場合は固化材を多量に添加
しなくてはならず、また、早期に確実に安定化すること
ができず、その解決が強く要望されていた。
しなくてはならず、また、早期に確実に安定化すること
ができず、その解決が強く要望されていた。
この発明は上記の問題点を解決したもので、その目的は
、掘削泥水等の高含水土を早期に確実に安定化処理でき
る工法を提案するものである。
、掘削泥水等の高含水土を早期に確実に安定化処理でき
る工法を提案するものである。
その要旨は、高含水土に普通ポルトランドセメントを混
入して固化安定化処理するに当って、水に磐げてアンモ
ニウムイオンを発生するアンモニヤ化合物を添加するこ
とを特徴とする工法である。
入して固化安定化処理するに当って、水に磐げてアンモ
ニウムイオンを発生するアンモニヤ化合物を添加するこ
とを特徴とする工法である。
従来、セメント系組成物に水溶性アンモニウム化合物を
添加することは、コンクリートのように高強度を目的と
する場合にはセメントの特性に悪影響を及ぼすため添加
剤としては全く省みられないものであった。
添加することは、コンクリートのように高強度を目的と
する場合にはセメントの特性に悪影響を及ぼすため添加
剤としては全く省みられないものであった。
ところが、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、本発明
を完成したものであって、アンモニヤイオンを発生する
水溶性アンモニヤ化合物を高含水土とセメントとの混合
物に添加することによって、セメントの水利反応が促進
され、これとともにエトリンガイト系物質が生成し、高
含水土を早期確実に、より高い強度に固化して安定化で
きることを見出した。
を完成したものであって、アンモニヤイオンを発生する
水溶性アンモニヤ化合物を高含水土とセメントとの混合
物に添加することによって、セメントの水利反応が促進
され、これとともにエトリンガイト系物質が生成し、高
含水土を早期確実に、より高い強度に固化して安定化で
きることを見出した。
この発明で使用できるアンモニヤ化合物としては硫酸ア
ンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム等の
水溶性無機塩あるいは水溶性有機酸塩等であって水に溶
けてアンモニウムイオンを発生するものであわばよい。
ンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム等の
水溶性無機塩あるいは水溶性有機酸塩等であって水に溶
けてアンモニウムイオンを発生するものであわばよい。
これらのうち硫酸アンモニウムが最も安価であり、取扱
い人手が容易で最適である。
い人手が容易で最適である。
添加量は硫酸アンモニウム使用の場合は、セメント重量
に対し、1〜IO重量係、好ましくは2〜8重量重量節
囲であり、土質、含水量、固化速度、固化物強度等の条
件に応じ決定される。
に対し、1〜IO重量係、好ましくは2〜8重量重量節
囲であり、土質、含水量、固化速度、固化物強度等の条
件に応じ決定される。
以下、この発明を実施例により説明する。
第1表は掘削泥水の処理例であって、図はこの結果をグ
ラフで示したものである。
ラフで示したものである。
試1験に供した高含水土として、8%のベントナイト泥
水にCMC(カルボキシメチルセルローズ)0.1係を
添加した掘削泥水を用い、この泥水1m2に対し、普通
ポルトランドセメントのみ200kg、300kyおよ
び400 kg混合した比較例と、これに普通ポルトラ
ンドセメント添加量の5咎の硫酸アンモニウムを添加し
た実施例につき処理土の一軸圧縮強度と材令との関係を
求めた。
水にCMC(カルボキシメチルセルローズ)0.1係を
添加した掘削泥水を用い、この泥水1m2に対し、普通
ポルトランドセメントのみ200kg、300kyおよ
び400 kg混合した比較例と、これに普通ポルトラ
ンドセメント添加量の5咎の硫酸アンモニウムを添加し
た実施例につき処理土の一軸圧縮強度と材令との関係を
求めた。
硫酸アンモニウムを添加しない場合は強度の向上が極め
て緩慢でありいずれの配合においても、実施例の硫酸ア
ンモニウムを添加したものは無添劾口の強度を上廻って
いる。
て緩慢でありいずれの配合においても、実施例の硫酸ア
ンモニウムを添加したものは無添劾口の強度を上廻って
いる。
特に材令1〜3日の初期材令においては2〜3倍の強度
槽となり顕著な差異が認められる。
槽となり顕著な差異が認められる。
Claims (1)
- 1 高含水土に普通ポル斗ランドセメントを混入し固化
安定化処理するに当って、水溶性アンモニヤ化合物を添
加することを特徴とする高含水土の安定化処理工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9216479A JPS5845526B2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 高含水土の安定化処理工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9216479A JPS5845526B2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 高含水土の安定化処理工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5616723A JPS5616723A (en) | 1981-02-18 |
JPS5845526B2 true JPS5845526B2 (ja) | 1983-10-11 |
Family
ID=14046781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9216479A Expired JPS5845526B2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 高含水土の安定化処理工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845526B2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-20 JP JP9216479A patent/JPS5845526B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5616723A (en) | 1981-02-18 |
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