JPS5845304A - 連続真空焼結炉 - Google Patents
連続真空焼結炉Info
- Publication number
- JPS5845304A JPS5845304A JP14418881A JP14418881A JPS5845304A JP S5845304 A JPS5845304 A JP S5845304A JP 14418881 A JP14418881 A JP 14418881A JP 14418881 A JP14418881 A JP 14418881A JP S5845304 A JPS5845304 A JP S5845304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- gas
- sintering
- boat
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/10—Sintering only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鉄系焼結部品の真空焼結にあたり、生産性に
優れ、しがも焼結温度の精度を上げるごとにより、焼結
後の製品の寸法精゛度を良くすることを特徴とする連続
真空焼結炉に関するものである。
優れ、しがも焼結温度の精度を上げるごとにより、焼結
後の製品の寸法精゛度を良くすることを特徴とする連続
真空焼結炉に関するものである。
鉄系焼結部品の焼結雰囲気としては、一般にブタン等の
変成ガス、アンモニア分解ガス、N1ガスあるいはH,
ガスが用いられているが、易酸化性のC「等の元素を含
む品物は、−ガスを除いて他の雰囲気では還元力が弱い
ため、品物が酸化しやすいという問題があった。
変成ガス、アンモニア分解ガス、N1ガスあるいはH,
ガスが用いられているが、易酸化性のC「等の元素を含
む品物は、−ガスを除いて他の雰囲気では還元力が弱い
ため、品物が酸化しやすいという問題があった。
一方H1ガスの場合には、露点を低く管理すれば品物の
酸化は防げるが、他のガスに比べHユガスのコストが高
くつくという問題がある。
酸化は防げるが、他のガスに比べHユガスのコストが高
くつくという問題がある。
その点真空焼結は還元性が優れ、しかもガスを使用しな
いので、エネルギー的にも非常に便利な方法である。
いので、エネルギー的にも非常に便利な方法である。
しかしながら、従来の真空炉はバッチ式であるため、製
品を炉に挿入してから昇温−焼結温度での一定時間保持
一冷却という過程をふみ、発熱体が大気にふれても劣化
しない温度まで低下しないと、炉のフ★を開けて製品を
取り出せないという問題があることから、サイクル時間
が長く、通常+−,1時間を要していた。このため大量
生産を必要とするような鉄系焼結機械部品には対処しに
くいという問題があり、対処できたとしても製品lケ当
りの処理時間が長くなるということ−から、コストが高
くつくという問題があった。
品を炉に挿入してから昇温−焼結温度での一定時間保持
一冷却という過程をふみ、発熱体が大気にふれても劣化
しない温度まで低下しないと、炉のフ★を開けて製品を
取り出せないという問題があることから、サイクル時間
が長く、通常+−,1時間を要していた。このため大量
生産を必要とするような鉄系焼結機械部品には対処しに
くいという問題があり、対処できたとしても製品lケ当
りの処理時間が長くなるということ−から、コストが高
くつくという問題があった。
これを解消する手段として、最近連続的に処理できる連
続焼結炉が実用化されているが、発熱体配置が側壁のみ
の2面構造であるため、炉内の温度バラツキが約206
0あり、そのため焼結後の品物の寸法バラツキが大きく
なるという問題がある。
続焼結炉が実用化されているが、発熱体配置が側壁のみ
の2面構造であるため、炉内の温度バラツキが約206
0あり、そのため焼結後の品物の寸法バラツキが大きく
なるという問題がある。
それに加えて、炉内におけるポート処理が3〜lケース
となっているため、lボート焼結室に挿入する毎に、N
、Lガスを導入して大気圧にしてから、焼結室と予備室
の中間扉を開ける構造となっており、真空雰囲気がその
都度中断され、連続して雰囲気制御ができないという問
題を有している。これらの問題点を解消するために考え
出されたのが本発明による連続真空焼結炉である。
となっているため、lボート焼結室に挿入する毎に、N
、Lガスを導入して大気圧にしてから、焼結室と予備室
の中間扉を開ける構造となっており、真空雰囲気がその
都度中断され、連続して雰囲気制御ができないという問
題を有している。これらの問題点を解消するために考え
出されたのが本発明による連続真空焼結炉である。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の焼結炉(以下本焼結炉と略す)の概略
を示したもので、1は脱ガス室で操業時はjOO〜70
00Cの温度で保持されている。こ\で脱ガス室1を設
けた理由は、第1に中央の焼結室2に品物を挿入する際
に、焼結室の発熱体11が大気にさらされて劣化するこ
とを防ぐための予備室的な役目を果すこと、第2には真
空焼結室2で脱ガスを行うことは、成形体から出て来た
潤滑材が炉壁および真空ポンプ13内に一部付着し、雰
囲気の汚れ更にはポンプの性能低下をきたすため、前も
って脱ガスを行う方が望ましい辷と、第3には脱ガス室
1と焼結i2とを連続化することにより、脱ガス時に加
熱された予熱を焼結時に有効に生かせるため、焼結時の
加熱に要するエネルギーがその分節約できるという点で
ある。第゛1表は焼結炉がバッチ式で脱ガスを別の炉で
行うという従来の方法と本焼結かでの加熱に要する電力
エネルギーを比較したもので、いずれも鉄系部品乙Ok
gを加熱した場合の数値である。これによって本焼結炉
がエネルギーの節約という点でも、従来の方法に比べ優
れていることが判る。
を示したもので、1は脱ガス室で操業時はjOO〜70
00Cの温度で保持されている。こ\で脱ガス室1を設
けた理由は、第1に中央の焼結室2に品物を挿入する際
に、焼結室の発熱体11が大気にさらされて劣化するこ
とを防ぐための予備室的な役目を果すこと、第2には真
空焼結室2で脱ガスを行うことは、成形体から出て来た
潤滑材が炉壁および真空ポンプ13内に一部付着し、雰
囲気の汚れ更にはポンプの性能低下をきたすため、前も
って脱ガスを行う方が望ましい辷と、第3には脱ガス室
1と焼結i2とを連続化することにより、脱ガス時に加
熱された予熱を焼結時に有効に生かせるため、焼結時の
加熱に要するエネルギーがその分節約できるという点で
ある。第゛1表は焼結炉がバッチ式で脱ガスを別の炉で
行うという従来の方法と本焼結かでの加熱に要する電力
エネルギーを比較したもので、いずれも鉄系部品乙Ok
gを加熱した場合の数値である。これによって本焼結炉
がエネルギーの節約という点でも、従来の方法に比べ優
れていることが判る。
第 / 表
脱ガス−焼結に至る製品加熱に
要する電力エネルギー
は、jOQ0C以下では成形体中に分散している潤滑材
の飛散が不十分であり、減圧あるいは真空雰囲気におけ
る焼結時に残っていた潤滑材が出てくるため、焼結雰囲
気の制御に悪影響を及ぼすという問題があること、一方
7000Cに達すると潤滑材は1、■く 殆ど抜けており、それ以上温度を上げても効果は変らな
いからである。
の飛散が不十分であり、減圧あるいは真空雰囲気におけ
る焼結時に残っていた潤滑材が出てくるため、焼結雰囲
気の制御に悪影響を及ぼすという問題があること、一方
7000Cに達すると潤滑材は1、■く 殆ど抜けており、それ以上温度を上げても効果は変らな
いからである。
次に脱ガスの雰囲気ガスについて述べる。
る。雰囲気ガスとしてはN1ガス、アンモニア分解ガス
、Hよガス等非酸化性ガスであれば何でもキいが、成形
体から出て来る潤滑材は白煙となるので、出来ればアン
モニア分解ガス、HJガス等の燃焼性ガスを使用して白
煙を燃やして炉外に排出させる方が環境対策の点で望ま
しい。
、Hよガス等非酸化性ガスであれば何でもキいが、成形
体から出て来る潤滑材は白煙となるので、出来ればアン
モニア分解ガス、HJガス等の燃焼性ガスを使用して白
煙を燃やして炉外に排出させる方が環境対策の点で望ま
しい。
以上が本発明で雰囲気ガスとして燃焼性ガスを用いる理
由である。但し、アンモニア分解ガス(N□+3H2)
にNユガスを混合して使用する場合には、混合後におい
てHJガスの占める体積比が2j%以上となる様にN1
ガス混合量を制限する必要がある。
由である。但し、アンモニア分解ガス(N□+3H2)
にNユガスを混合して使用する場合には、混合後におい
てHJガスの占める体積比が2j%以上となる様にN1
ガス混合量を制限する必要がある。
その理由はN1ガスの体積比カイ2j%以下になると混
合ガスとしては不燃性となり、潤滑材を燃焼させること
が出来な(なるからである。
合ガスとしては不燃性となり、潤滑材を燃焼させること
が出来な(なるからである。
具体的にはN2ガスを混合する際、その混合量は全体に
占める体積比で66%以下であることが必要である。
□ 以上アンモニア分解ガスとN2ガスとの混合ガスについ
て述べたが、混合ガスは最終的に−はN2ガスとHユガ
スから成るので、アンモニア分解ガスの代りにN1ガス
を用い、HJLガスとNAガスの混合ガスを用いること
も可能である。この場合も当然ながらHJガス量は体積
比で8%以上必要である。
占める体積比で66%以下であることが必要である。
□ 以上アンモニア分解ガスとN2ガスとの混合ガスについ
て述べたが、混合ガスは最終的に−はN2ガスとHユガ
スから成るので、アンモニア分解ガスの代りにN1ガス
を用い、HJLガスとNAガスの混合ガスを用いること
も可能である。この場合も当然ながらHJガス量は体積
比で8%以上必要である。
ボートの挿4人であるが、挿入は入口の扉4を開けて外
部のローダ−を用いて脱ガス室1のボート21の位置に
セットする。扉4を開ける際には上部の排気口8をフタ
9によって閉じておくと共に、炉内圧は/気圧をや\上
回る程度にして大気からエアーをまき込まないようにす
る。ボート21がセットされた後は扉4を閉めて排気口
8のフタ9を。
部のローダ−を用いて脱ガス室1のボート21の位置に
セットする。扉4を開ける際には上部の排気口8をフタ
9によって閉じておくと共に、炉内圧は/気圧をや\上
回る程度にして大気からエアーをまき込まないようにす
る。ボート21がセットされた後は扉4を閉めて排気口
8のフタ9を。
開けて排気口8から潤棒君をガスと共に燃焼させながら
排出させる。脱ガス室に保持する時間は次工程の焼結時
間によって決定されるが、潤滑材を十分に飛散させると
いう点からは少なくとも30分以上が望ましい。
排出させる。脱ガス室に保持する時間は次工程の焼結時
間によって決定されるが、潤滑材を十分に飛散させると
いう点からは少なくとも30分以上が望ましい。
次に焼結室への移動であるが、移動の前に先ず焼結室内
にガス導入回路19.電磁弁16からN2ガスあるいは
Arガスを導入し、炉内圧を脱ガス室と同等か若干上ま
わる程度にし4、この状態で中間扉5を開ける。次に脱
ガス室内下部にセットされたローダ−を用いてボートを
焼結室内に移動させ、セットが終ると中間扉5を閉め、
ガス導入を止め、電磁弁14を開にし、真空ポンプ16
で炉内を真空にする。この間の所要時間はできる限り短
時間であることが望ましいので、ガス導入回路19から
のガス流量を多くなるようにし、真空ポンプの排気能力
も高くじて、大体1分以内で移動完了できるようにする
ことが望ましい。
にガス導入回路19.電磁弁16からN2ガスあるいは
Arガスを導入し、炉内圧を脱ガス室と同等か若干上ま
わる程度にし4、この状態で中間扉5を開ける。次に脱
ガス室内下部にセットされたローダ−を用いてボートを
焼結室内に移動させ、セットが終ると中間扉5を閉め、
ガス導入を止め、電磁弁14を開にし、真空ポンプ16
で炉内を真空にする。この間の所要時間はできる限り短
時間であることが望ましいので、ガス導入回路19から
のガス流量を多くなるようにし、真空ポンプの排気能力
も高くじて、大体1分以内で移動完了できるようにする
ことが望ましい。
脱ガス室1から焼結室2ヘボート21.を移動させる別
の方法として、脱ガス室に真空ポンプ13′、電磁弁1
4′による排気回路を設け、脱ガス終了後、排気−t1
8の一フタを閉じ、i榛ボゾプ16′で炉内を真空にし
、焼結室も真空にした状態で中間扉5を開け、ボート2
1を移動させることも可能である。この場合、焼結室の
ガス導入回路19および電磁弁16は不要となる。
の方法として、脱ガス室に真空ポンプ13′、電磁弁1
4′による排気回路を設け、脱ガス終了後、排気−t1
8の一フタを閉じ、i榛ボゾプ16′で炉内を真空にし
、焼結室も真空にした状態で中間扉5を開け、ボート2
1を移動させることも可能である。この場合、焼結室の
ガス導入回路19および電磁弁16は不要となる。
次に焼結室の発熱体の構造について述べる。
従来の焼結炉は発熱体の配置が側面の2面に限られてい
るため、炉内の温度バラツキが大きく、ボ−トの中央部
に比べてボートの上部および下部は温度が低い傾向にあ
り、通常温度中で200C位あり、そのため焼結体の寸
法バラツキも大きくなるという問題があった。そこで本
焼結体では温度精度を上げるため、第3図に示すような
発熱体の構造をとること\した。第3図でカーボン発熱
体61(前部)、32(中央部)、33(後部)はt面
構造をなしており、それぞれ別個に電流回路35および
電源36によって加熱される。ようになっている。温度
制御は熱電対34によって温度を検知し、マイコン38
およびフィードバック回路67によって、所定の温度あ
るいは昇温速度を維持できるように、発熱体61゜32
.33に加える電4カを調整することにより達成する。
るため、炉内の温度バラツキが大きく、ボ−トの中央部
に比べてボートの上部および下部は温度が低い傾向にあ
り、通常温度中で200C位あり、そのため焼結体の寸
法バラツキも大きくなるという問題があった。そこで本
焼結体では温度精度を上げるため、第3図に示すような
発熱体の構造をとること\した。第3図でカーボン発熱
体61(前部)、32(中央部)、33(後部)はt面
構造をなしており、それぞれ別個に電流回路35および
電源36によって加熱される。ようになっている。温度
制御は熱電対34によって温度を検知し、マイコン38
およびフィードバック回路67によって、所定の温度あ
るいは昇温速度を維持できるように、発熱体61゜32
.33に加える電4カを調整することにより達成する。
すなわち、上下方向の温度バラツキは上下面の発熱体に
よって低く抑え、前後方向のバラツキは発熱体を3ゾー
ンに分割制御することによって低く抑えることができ、
極めて高い温度精度が得られることが可能となった。第
2表は/2000Cの温度における炉内の温度バラツキ
を示したものである。
よって低く抑え、前後方向のバラツキは発熱体を3ゾー
ンに分割制御することによって低く抑えることができ、
極めて高い温度精度が得られることが可能となった。第
2表は/2000Cの温度における炉内の温度バラツキ
を示したものである。
第 2 表 炉内温度バラツキ
次に焼結室における品物の保持時間について述べる。脱
ガス室で乙0O0Cに加熱された品物を/2000Cで
焼結する場合を例にとると、昇温速度を200C/分と
すれば、約30分で焼結温度に達する。ここで焼結温度
での保持時間を30分とすれば、結局焼結室での保持時
間は10分となる。保持時間については昇温速度、焼結
温度、焼結温度での保持時間の設定によって適宜変更が
可能である。
ガス室で乙0O0Cに加熱された品物を/2000Cで
焼結する場合を例にとると、昇温速度を200C/分と
すれば、約30分で焼結温度に達する。ここで焼結温度
での保持時間を30分とすれば、結局焼結室での保持時
間は10分となる。保持時間については昇温速度、焼結
温度、焼結温度での保持時間の設定によって適宜変更が
可能である。
最後に、焼結された品物の冷却室への移動であるが、こ
の場合、冷却室も真空ポンプによって炉内を真空にし、
その時点で中間扉6を開け、冷却室に設けられたローグ
ーによって焼結室内のボートを取り出して冷却室にセッ
トする。セット終了後直ちに中間扉6を閉じ、ガス導入
回路20.電磁弁17により冷却ガスを炉内圧700〜
7乙QTorrに達するまで導入する。この時冷却速度
を早めたい場合には、冷却ガスを導入した後、ファン1
2をまわしてガスファン強制冷却を実施する。あるいは
また更に冷却速度を早めたい場合には、セットされたボ
ートをエレベータ−によって、冷却室下部の油槽22に
下げ油焼入れを実施する。油焼入れが終ればエレベータ
−によって元の位置に上昇させ油切りを行う。冷却が終
れば炉内圧を大気圧とした後、出口の扉7を開は外部ロ
ーグーによって炉、内のボートを外へ出す。
の場合、冷却室も真空ポンプによって炉内を真空にし、
その時点で中間扉6を開け、冷却室に設けられたローグ
ーによって焼結室内のボートを取り出して冷却室にセッ
トする。セット終了後直ちに中間扉6を閉じ、ガス導入
回路20.電磁弁17により冷却ガスを炉内圧700〜
7乙QTorrに達するまで導入する。この時冷却速度
を早めたい場合には、冷却ガスを導入した後、ファン1
2をまわしてガスファン強制冷却を実施する。あるいは
また更に冷却速度を早めたい場合には、セットされたボ
ートをエレベータ−によって、冷却室下部の油槽22に
下げ油焼入れを実施する。油焼入れが終ればエレベータ
−によって元の位置に上昇させ油切りを行う。冷却が終
れば炉内圧を大気圧とした後、出口の扉7を開は外部ロ
ーグーによって炉、内のボートを外へ出す。
上述のよう″なサイクルによって、品物の脱ガス。
焼結および冷却を連続的に実施するのである。た(シ、
実際に連続的に操業する場合には、ボートの移動先を先
ず空にしておくという必要から゛、先ず冷却室のボート
を外へ、次に焼結室のボートを冷却室へ、その次に脱ガ
ス室のボートを焼結室へと順次後のボートから先に移動
させることが必要である。
実際に連続的に操業する場合には、ボートの移動先を先
ず空にしておくという必要から゛、先ず冷却室のボート
を外へ、次に焼結室のボートを冷却室へ、その次に脱ガ
ス室のボートを焼結室へと順次後のボートから先に移動
させることが必要である。
最後に、乙Okgの製品を脱ガス、焼結および冷却させ
るのに要する・時間について、従来のバッチ式の炉と本
発明の焼結炉で行った比較結果を第3表に示す。第3表
より、本焼結炉の生産性がバッチ式の従来炉に比べ、格
段に優れていることが明らかである。
るのに要する・時間について、従来のバッチ式の炉と本
発明の焼結炉で行った比較結果を第3表に示す。第3表
より、本焼結炉の生産性がバッチ式の従来炉に比べ、格
段に優れていることが明らかである。
第 3 表 脱ガス、焼結に要する時間いずれもボート
60kg処理の場合 ※バッチ式の場合、ガスファン冷却を 用いても、カーボン発熱体が大気に ふれても劣化しない低温になるまで に時間がか\る。
60kg処理の場合 ※バッチ式の場合、ガスファン冷却を 用いても、カーボン発熱体が大気に ふれても劣化しない低温になるまで に時間がか\る。
第1図は本発明の連続真空焼結炉の実施例概略説明図、
第2図は脱ガス−焼結に至る製品加熱に要する電力エネ
ルギーの温度パターン図で(イ)は従来の方法によるも
の、(ロ)は本焼結炉によるもの。 第3図は本焼結炉の温度精度を上げるための発熱体の構
造を示すものである。 1・・・脱ガス室、2・・・焼結室、3・・・冷却室、
4・・・入凸扉、5,6・・・中間扉、7・・・出口扉
、8・・・潤滑材とガスの排気口、9・・・排気口フタ
、10・・・断熱材、11・・・発熱体、12・・・冷
却用ファン1.13,13’・・・真空ボ、ンプ、14
、14’、 15 、 j6.17・・・電磁弁、1
8,19,20・・・ガス導入回路、21・・・ボート
、22・・・油槽、31,32゜66・・・カーボン発
熱体、64・・・熱電対、65・・・発熱体加熱用電源
回路、36・・・発熱体室゛源、37・・・フィードバ
ック回路(温度制御、電力制御信号回路)、68・・・
マイコン。
第2図は脱ガス−焼結に至る製品加熱に要する電力エネ
ルギーの温度パターン図で(イ)は従来の方法によるも
の、(ロ)は本焼結炉によるもの。 第3図は本焼結炉の温度精度を上げるための発熱体の構
造を示すものである。 1・・・脱ガス室、2・・・焼結室、3・・・冷却室、
4・・・入凸扉、5,6・・・中間扉、7・・・出口扉
、8・・・潤滑材とガスの排気口、9・・・排気口フタ
、10・・・断熱材、11・・・発熱体、12・・・冷
却用ファン1.13,13’・・・真空ボ、ンプ、14
、14’、 15 、 j6.17・・・電磁弁、1
8,19,20・・・ガス導入回路、21・・・ボート
、22・・・油槽、31,32゜66・・・カーボン発
熱体、64・・・熱電対、65・・・発熱体加熱用電源
回路、36・・・発熱体室゛源、37・・・フィードバ
ック回路(温度制御、電力制御信号回路)、68・・・
マイコン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 粉末冶金法によって成形された成形体を、真空雰
囲気中で焼結させる焼結炉で(その構造が)成形時の金
型潤滑を目的として、原料粉末中に添加混合された潤滑
材を加熱して成形体から飛散させる脱ガス室と、脱ガス
された成形体を真空雰囲気中で焼結させる焼結室および
焼結された製品を非酸化性雰囲気ガス中で冷却させる冷
却室からなり、品物挿入側から脱ガス室→焼結室→冷却
室の順に連続して配置され、各室の間には中間扉を設け
ることにより、各々独立して気密性を保つことが出来る
構造を有し、各室の処理量を製品を充填したボートでl
ケースと限定することにより、焼結時の温度およびff
[気の制御が容易でしかも精度が良くなるようにしたこ
とを特徴とする連続真空焼結炉。 2、脱ガス室、焼結室および冷却室の各室における処理
時間を同一とし、処理終了毎に中間扉を開はボートを次
の室にローダ−を用いて移動させ、その順序としては、
(1)冷却室のボートを外へ、(2)焼結室のボートを
冷却室へ、(3)脱ガス室のボートを焼結室へ、(4)
処理前のボートを脱ガス室へと続けて送り、一定時間毎
にlボート炉から出て来ることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の連続真空焼結炉。 3、脱ガス室での加熱温度をjOO〜7000Cとし、
雰囲気ガスとして燃焼性ガスであるHLガス。 アンモニア分解ガス、あるいはアンモニア分解ガスにN
Jガスを混合し、体積比でHよガスが2j%以上となる
様なアンモニア分解ガスとN1ガスの混合ガスを用い、
成形体から分解して出て来た潤滑材を燃焼させながら排
出させることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
第2項記載の連続真空焼結炉。 4、焼結室における発熱体の配置を上下面および左右の
側壁の四面とすると共に、ボート移動方向に発熱体を3
分割し、それぞれ別個に温度制御が出来るようにするこ
とにより、少なくとも炉内でボートが占める体積範囲の
温度バラツキが6°C′以内であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の連続真
空焼結炉。 5、冷却室において焼結後の品物を冷却するにあたり、
炉内にNユガスあるいはHjLガスを導入することによ
るガス冷却、もしくは冷却室に少なくとも7台以上のフ
ァンを取りつけることにより、NJガスあるいはH!ガ
ス中での強制ファン冷却が出来ることを特徴とする特許
請求の範囲第1項9竿2項、第3項または第1項記載の
連続真空焼結炉。 6、冷却室下部に油槽を設け、焼結室から出て来た製品
をエレベータ−によって油槽に下げることにより、油焼
入れが出来ることを特徴とする特許請求の範囲第1項、
第2項、第3項、第1項または第5項記載の連続真室焼
結炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14418881A JPS5845304A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 連続真空焼結炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14418881A JPS5845304A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 連続真空焼結炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5845304A true JPS5845304A (ja) | 1983-03-16 |
JPH0112801B2 JPH0112801B2 (ja) | 1989-03-02 |
Family
ID=15356245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14418881A Granted JPS5845304A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 連続真空焼結炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845304A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5861424U (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-25 | 東北金属工業株式会社 | 真空焼結装置 |
JPS609801A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-18 | Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd | 真空焼結炉 |
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JPH0112801B2 (ja) | 1989-03-02 |
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