JPS5845272Y2 - 蓋付容器 - Google Patents

蓋付容器

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JPS5845272Y2
JPS5845272Y2 JP1978160258U JP16025878U JPS5845272Y2 JP S5845272 Y2 JPS5845272 Y2 JP S5845272Y2 JP 1978160258 U JP1978160258 U JP 1978160258U JP 16025878 U JP16025878 U JP 16025878U JP S5845272 Y2 JPS5845272 Y2 JP S5845272Y2
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JP
Japan
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slope
container
plate
lid
side wall
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Expired
Application number
JP1978160258U
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English (en)
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JPS5574686U (ja
Inventor
炯作 古閑
Original Assignee
積水プラントシステム株式会社
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Publication date
Application filed by 積水プラントシステム株式会社 filed Critical 積水プラントシステム株式会社
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Publication of JPS5574686U publication Critical patent/JPS5574686U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、蓋付容器の改良に関するものである。
タンク等の大形容器において、側壁の上端内側に斜面を
備えたものは、既に知られている。
このような容器は、例えば、直角四辺形の基板の周縁に
傾斜接合縁と直立接合縁とを設けてなる単位板を、多数
同一平面状および直交する方向に結合することにより、
組立てることができる(実公昭423963号)。
上記のような容器には、蓋を付設するのが普通である。
ところが、大形容器では、蓋か大形なものとなるから、
自重により撓む傾向があった。
そこで、この撓みを防止する必要が生じた。
蓋の撓みを防止するための簡単な方法の1つは、対向側
壁の上端斜面間に梁を付設し、梁で蓋を支持する方法で
ある。
しかし、大形容器の蓋を梁で支持するためには、長大な
梁を必要とするので、梁の運搬や取付が煩瑣になるとい
う欠点があった。
そこで、この欠点を改善するために、梁を単位板の1辺
の長さと関連させた一定の長さの分割片から構成するこ
とが提案された(実開昭53−45511号)。
この方法は、梁の運搬および取付を極めて容易にする点
で、画期的なものであった。
しかし、この方法には、まだ僅かな欠点が残されていた
その欠点とは、上記の方法では、分割した梁の両端を側
壁または他の梁の垂直面に固定することとしていたので
、分割した梁の長さに僅かでも寸法誤差があると、固定
部に隙間が開いて固定できなくなることである。
この考案者は、上記の欠点を改善しようと考えた。
そして、側壁上端に斜面が存在することに着目し、この
斜面と対向して反対側へ傾斜する傾斜板を設け、これら
の間に梁を架けわたすと、梁の長さの寸法誤差が斜面お
よび傾斜板の傾斜により吸収されることに気付いた。
この考案は、このような考え方と知見に基づいてなされ
たものである。
すなわち、この考案は、蓋を梁で支持し、側壁の上端内
面に外側へ傾斜する斜面を備えた容器において、容器内
に支柱を立設し、支柱の上端に傾斜板を付設し、傾斜板
を斜面と反対側へ傾斜させてこれらの間に上記梁を架け
わたし、梁は両端に当接板を備え、当接板をそれぞれ斜
面および傾斜板と平行に位置させたものとし、当接板を
斜面および傾斜板上に当接し固定してなる蓋付容器であ
る。
この考案の蓋付容器を、図面に基いて説明すると次の通
りである。
第1図および第2図は、それぞれ、この考案の蓋付容器
の一例を示す一部切欠分解斜視図である。
第1図において、容器の側壁1が、単位板2Aから組立
てられている。
単位板2Aは、直角四辺形の基板21の四周に、基板2
1に対して135°の角度で傾斜する傾斜接合縁22を
設け、その先に、基板21に対して直立する直立接合縁
23を設けたものである。
隣接する単位板2Aの直立接合縁23が互いに当接され
、結合されて側壁1が構成されている。
側壁1の上端内側には、傾斜接合縁22によって、外側
へ傾斜する斜面11が形成されている。
斜面11は、水平方向に対し45°の角度で傾斜してい
る。
容器の上端には、梁5で支持された蓋6が付設されてい
る。
容器内に、支柱3が立設されている。
支柱3の上端には、斜面11と反対側へ傾斜する傾斜板
4が付設されている。
傾斜板4は、水平方向に対して45゜の角度で傾斜して
いることが望ましい。
斜面11と傾斜板4との間に、上記梁5が架けわたされ
ている。
梁5の両端には、何れも当接板51が付設されている。
両端の当接板51は、それぞれ斜面11および傾斜板4
と平行に位置している。
当接板51は、斜面11または傾斜板4に当接されて固
定されている。
固定は、ボルトによることが望ましい。上記の容器にお
いて、蓋6は、単位板2Bから組立てられている。
単位板2Bは、直角四辺形の基板21の周縁に直立接合
縁23を設け、基板21を直立接合縁付設側と逆側へ膨
出させたものである。
直立接合縁23の下端は、梁5の上面に当接されている
こうして、蓋6が梁5によって支持されている。
上記支柱3としては、パイプ状のものを用いることが望
ましい。
また、傾斜板4としては、アングルを短かく切断したも
のを用いることが望ましい。
傾斜板4を支柱3の上端に付設するには、傾斜板4の下
側に垂直方向に向かう円柱またはパイプ41を固定し、
これを支柱3の上端に挿入するか、または被せるのが便
利である。
なお、支柱3の下端は、容器の底に固定することが望ま
しい。
底が側壁1と同種の単位板2Aから作られている場合に
は、固定具(実公昭52−37854号)を用いて支柱
を固定することがで゛きる。
上記梁5としては、アングルまたはチャンネルのような
形鋼を用い、その平らな面52を上側に位置させること
が望ましい。
また、当接板51は、金属で作り、これを形鋼の両端に
、長手方向に対して傾斜するように溶接することが望ま
しい。
傾斜角度としては、45°が好ましい。
梁の平らな面52には、蓋固定用のアングル状片53を
付設することができる。
なお、梁5は、対向側壁間に連続して設けることが望ま
しい。
また、梁5は、長さが規格化されていることが望ましい
規格化された長さとしては、0.5,1,1.5,2,
2.5または3mが適当で゛ある。
また、容器が単位板から組立てられている場合には、上
記規格化された長さを、単位板の1辺の長さに関連させ
て定めることが望ましい。
第1図に示したのは、この考案に係る蓋付容器の代表的
な一例である。
この考案は、これに若干の変更を加えたものも含まれる
例えば、第2図に示すこの考案の蓋付容器では、容器の
側壁1が、単位板21Cおよび2Dから組立てられてい
る。
単位板2Cは、直角四辺形の基板21の1辺に沿って、
傾斜接合縁22および直立接合縁23を設け、残る3辺
に沿って、直立接合縁23のみを設けたものである。
単位板2Dは、直角四辺形の基板21の周縁に、直立接
合縁23のみを設けたものである。
単位板2Cと2Dとは、直立接合縁23同志を互いに当
接することによって、結合されている。
単位板2Cの傾斜接合縁22が、側壁の上端に位置して
、斜面11を形成している。
支柱3の上端に付設された傾斜板4と、上記斜面11間
に、梁5が設けられている。
梁5としては、チャンネルが用いられている。
梁5には、第1図の場合と同様に、両端にそれぞれ当接
板51か1定されており、当接板51は、それぞれ傾斜
板4と斜面11とに固定されている。
なお、傾斜板4には、第1図のパイプ41の代りに、板
状片42が固定されている。
板状片42は、支柱3の上端の孔内に挿入される。
このほか、この考案には、容器の側壁、底または蓋を、
単位板から組立てずに、一体に構成したものも含まれる
この考案の蓋付容器は、蓋を梁で支持し、側壁の上端内
面に外側へ傾斜する斜面を備えた容器において、容器内
に支柱を立設し、支柱の上端に傾斜板を付設し、傾斜板
を斜面と反対側へ傾斜させてこれらの間に上記梁を架け
わたしたので、長大な梁を用いる必要がない。
それ故、容器が大形になっても、梁の運搬および取付が
煩瑣にならない。
また、梁は両端に当接板を備え、当接板をそれぞれ斜面
および傾斜板と平行に位置させたので、梁の長さに寸法
誤差があっても、誤差が斜面と傾斜板の傾斜により吸収
され、梁の固定に支障を生じない。
さらに、上記当接板を斜面および傾斜板に当接して固定
するので、梁の取付作業な極めて容易である。
この考案の蓋付容器は、上記のような利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この考案の蓋付容器の一例を示
す一部切欠分解斜視図である。 各国において、1は側壁、2Aないし2Dは単位板、3
は支柱、4は傾斜板、5は梁、6は蓋、11は斜面、2
1は基板、22は傾斜接合縁、23は直立接合縁、41
はパイプ、42は板状片、51は当接板、52は平らな
面、53はアングル状片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋を梁で支持し、側壁の上端内面に外側へ傾斜する斜面
    を備えた容器において、容器内に支柱を立設し、支柱の
    上端に傾斜板を付設し、傾斜板を斜面と反対側へ傾斜さ
    せてこれらの間に上記梁を架けわたし、梁は両端に当接
    板を備え、当接板をそれぞれ斜面および傾斜板と平行に
    位置させたものとし、当接板を斜面および傾斜板上に当
    接し固定してなる蓋付容器。
JP1978160258U 1978-11-20 1978-11-20 蓋付容器 Expired JPS5845272Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978160258U JPS5845272Y2 (ja) 1978-11-20 1978-11-20 蓋付容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1978160258U JPS5845272Y2 (ja) 1978-11-20 1978-11-20 蓋付容器

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Publication Number Publication Date
JPS5574686U JPS5574686U (ja) 1980-05-22
JPS5845272Y2 true JPS5845272Y2 (ja) 1983-10-14

Family

ID=29153847

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JP1978160258U Expired JPS5845272Y2 (ja) 1978-11-20 1978-11-20 蓋付容器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345511B2 (ja) * 1975-05-28 1978-12-07

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438006Y2 (ja) * 1976-09-21 1979-11-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345511B2 (ja) * 1975-05-28 1978-12-07

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JPS5574686U (ja) 1980-05-22

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