JPS5845168Y2 - 電動式チルトハンドル装置 - Google Patents

電動式チルトハンドル装置

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JPS5845168Y2
JPS5845168Y2 JP1977142393U JP14239377U JPS5845168Y2 JP S5845168 Y2 JPS5845168 Y2 JP S5845168Y2 JP 1977142393 U JP1977142393 U JP 1977142393U JP 14239377 U JP14239377 U JP 14239377U JP S5845168 Y2 JPS5845168 Y2 JP S5845168Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
worm
sector
attached
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977142393U
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English (en)
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JPS5467436U (ja
Inventor
善行 外山
正郎 阪本
充 仲
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5467436U publication Critical patent/JPS5467436U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は傾動可能なステアリングシャフトに取付けたバ
ンドルを運転者の体格に適した位置に調節して、運転者
によるバンドル操作を容易にするための自動車用の電動
式チルトバンドル装置に関する。
従来のチルトバンドル装置としては、ステアリングシャ
フトを軸支するコラムチューブ側に取付けた取付金具を
車体側に固定した取付金具に連結し、これら両全具をロ
ックレバ−の操作によりロックし得るようにして、ロッ
クの解除時にステアリングホイールを上下に移動させて
所望の位置に位置決めしてロックするようにした手動式
のものが提案されている。
本考案は、この種形式のチルトバンドル装置とは全く異
なる電動式チルトバンドル装置に関するもので、その主
たる目的は、ステアリングシャフトの傾斜角度の調節を
電動にて行い、その操作性の向上を図るとともに、位置
決め後のステアリングシャフトの固定を確実に保持し得
るようにした装置を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、
第1図において、ステアリングシャフト10は互いに同
一軸線上にて軸方向へのみ摺動可能に連結された下方軸
211と中間軸12および中間軸12に自在継手14を
介して連結した上方軸13により構成されている。
下方軸11は、車室の前方下部を形成しているトーボー
ド15の前方に突出していて、その下端部はフレキシブ
ルカップリング16を介して図示しないギアボックスに
連結され、渣たその上端筒部は略長方形状の断面を有し
、中間軸12の下端部とトルク伝達可能にかつ軸方向へ
摺動可能に係合している。
なネ・、上方軸13の上端にはステアリングホイール1
7が固着されている。
コラムチューブ20は、下方軸11をその軸心に収容す
る円筒状の第1コラムチユーブ21と、この第1コラム
チユーブ21の上方部分を収容する円筒状の第2コラム
チユーブ22と、この第2コラムチユーブ22に連結し
た第3コラムチューブ23とにより構成されている。
第1コラムチユーブ21/I′i、その下端部をトーボ
ード15に固着しその上方部分を公知のボール式エネル
ギー吸収部材24を介して第2コラムチユーブ22に連
結することにより増付けられている。
第2コラムチユーブ22は、その上部外周にボルト33
によって固着した第1ブラケツト31によりペダルブラ
ケット18に組付けられている。
第3コラムチユーブ23ば、その下端にて第1ブラケツ
ト31に連結した第2ブラケツト32の基端に固着され
てかり、一対の軸受B1 、B2によって上方軸13を
回転自在に軸支している。
昔た、この第3コラムチユーブ23の外周には破壊可能
なコラムカバー25が固着されている。
第1ブラケツト31ば、第2図ネ・よび第3図にて示す
ように、U字形状の主体部とこの主体部より上方に延出
した左右一対のアーム31L、31Rを有しており、前
記主体部の上端に設けた両フランジ部には取着部31a
が設けられている。
また、この第1ブラケット310両アーム31 L、3
1 Rには第2ブラケツト32を連結するピン34を挿
通するための連結穴が穿設され、その左方アーム31L
の側部には、正逆回転可能なモータ41とこのモータ4
1軸にスプライン継手42を介して連結されたヒンドレ
ウオーム43とが固着されている。
しかして、この第1ブラケツト31ば、納付穴に挿通し
たボルト33によシ第2コラムチューブ22を支承し、
ホ着@31aにてペタルブラケラト18に前方へのみ離
脱可能に増付けられ、またモータ41はフロントパネル
19に耶付けられたスイッチS。
に結線される。第2ブラケツト32はU形状に屈曲形成
されており、その基部には上方軸13が通過し得る貫通
穴が穿設されてしる。
また、第2ブラケツト32の左方アーム32Lの側部に
は、第1ブラケツト31に設けたヒンドレウオーム43
のウオーム歯43aと噛合するセクタ歯44aを先端に
備えたセクタ44が溶着されて訃り、このセクタ44と
一体になった左方アーム32L、bよび右方アーム32
Rには、第1ブラケツト31を連結するピン34を挿通
するための連結穴が穿設されている。
また、セクタ44にはそのセクタ歯44aの両端側に、
ヒンドレウオーム43側へ突出する一対のストッパ44
b、44bが設けられている。
これら各ストッパ44b、44bば、ヒンドレウオーム
430回転により上下方向へ回動するセクタ44>よび
第2ブラケット320所定範囲以上の回動を規制する。
しかして、この第2ブラケツト32は、第2図および第
3図にて示したように、そのアーム32L。
32Rを第1ブラケツト31の両アーム31L。
31Rに外方より重合しかつセクタ44のセクタ歯44
aをヒンドレウオーム43のウオーム歯43aに噛合さ
せた後、各連結穴に挿通固定したピン34により第1ブ
ラケツト31に回動自在に連結される。
なネ・、ピン34の軸心は自在継手14の連結中心と一
致している。
次に、上記のように構成した本実施例の作用について説
明すると、ヒンドレウオーム43のウオーム歯43aと
セクタ44のセクタ歯44aが第3図に示すように噛合
状態にあって、モータ41が停止しているときには、ヒ
ンドレウオーム43は第2ブラケツト32ど一体のセク
タ44の回転を規制するので、第2ブラケツト32に固
着した第3コラムチユーブ23に軸支された上方軸13
に所定の傾斜角に保持され、ステアリングホイール17
が所定の位置に位置決めされる。
ところで、ステアリングホイール17の位置を運転者が
体格に合わせて移動したいときには、フロントパネル1
9に増付けたスイッチS。
の上@S1を押せば、上@S1が押されている間、モー
タ41は通電されて駆動(例えば正回転)シ、ヒンドレ
ウオーム43を回転させる。
このため、セクタ44と一体の第2ブラケツト32はピ
ン34を軸として例えば団時計方向に回動するとともに
、上方端13が自在継手14を中心に傾動してステアリ
ングホイール17を上方へ移動させる。
ステアリングホイール17が所望の位置に達した時、ス
イッチS。
の上部S1から指をはなせば、スイッチS。
は常態に復帰して、モータ41への通電は停止されてそ
の回転を停止し、ステアリングホイール17は所望の位
置に位置決め固定される。
昔た、ステアリングホイール17を下方に移動したいと
きには、スイッチS。
の下部S2を押せば、下部S2が押されている間、モー
タ41は通電されて駆動(逆回転)L、ヒンドレウオー
ム43を回転させる。
このため、第2ブラケツト32はセクタ44と一体にピ
ン34を軸として時計方向に回動するとともに、上方軸
13は自在継手14を中心に傾動してステアリングホイ
ール17を下方へ移動させる。
従って、ステアリングホイール17が所望の位置に達し
たときスイッチSoの下部S2から指をはなせば、ステ
アリングホイール17は所望の位置に位置決め固定され
る。
このように、本実施例にネ・いては、ステアリングシャ
フトの上方軸13の傾角調節を電動にて行って、ステア
リングホイール17を所望の位置に移動させかつ当該位
置にて確実に保持し得るものであるが、本実施例におい
てはセクタ44を回動させる手段としてヒンドレウオー
ム43を用いている。
このため、ヒンドレウオーム43とセクタ44の協働作
用により、第1ブラケツト31に対する第2ブラケツト
32の固定が確実に行える。
昔た、セクタ44にはそのセフ自粛44 aの両端部に
一対のストッパ44b、44bを設けているので、各ス
トッパ44b、44bとヒンドレウオーム43の協働作
用により第1ブラケツト31に対する第2ブラケツト3
2の所定範囲以上の傾動を確実に規制することができる
なp1上記実施例にネ・いては、モータ41の正逆回転
を第2ブラケット320回動に変換する手段として、ヒ
ンドレウオーム43と第2ブラケツト32に溶着したセ
クタ44を採用した例について説明したが、第2ブラケ
ツト32の一側先端にウオーム歯43aと噛合するセク
タ歯44aを直接設けるようにしてもよい。
また、本考案にかいては、第2ブラケツト32にモータ
41とウオーム43を固着し、第1ブラケツト31にセ
クタ44またはセクタ歯を設けるようにしてもよい。
以上詳述したとおり、本考案にネ・いては、第1ブラケ
ツト(または第2ブラケツト)の一側に、正逆回転可能
なモータととのモータ軸に連結したヒンドレウオームヲ
取付け、かつ第2ブラケツト(または第1ブラケツト)
の一側には、ヒンドレウオームのウオーム歯に噛合する
セクタ歯とこのセクタ歯の両端部にて突出しヒンドレウ
オームと協働して第2ブラケツトの所定範囲以上の傾動
を丼命すする一対のストッパを設けたことにその構成上
の特徴があり、これにより本考案の目的を達成し得るチ
ルトバンドル装置を極めて簡単な構造により、かつ製作
容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は同要
部拡大平面図、第3図は同要部拡大平面図である。 符号の説明、10・・・ステアリングシャフト、17・
・ステアリングホイール、20・・・コラムチューブ、
31・・・第1ブラケツト、32・・・第2ブラケツト
、41・・・モータ、43・・・ヒンドレウオーム、4
4a・・・セクタ歯、44b・・・ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側に固定した第1ブラケツトの両アームに、ステア
    リングシャフトを回転可能に軸支する第2ブラケツトの
    両アームを上下方向へ傾動可能に組付けてなるチルトバ
    ンドル装置において、前記両グケケットのうちいずれか
    一方のブラケットの一側に、正逆回転可能なモータとこ
    のモータのモータ軸に連結したヒンドレウォームを増付
    け、かつ前記両ブラケットのうちいずれか他方のブラケ
    ットの一狽uには、綿己ヒンドレウオームのウオーム歯
    に噛合するセクタ歯とこのセクタ歯の両端部にて突出し
    前記ヒンドレウオームと協働として前記第2ブラケツト
    の所定範囲以上の傾動を規制する一対のストッパを前記
    他方のブラケットと一体的に設けたことを特徴とする電
    動式チルトバンドル装置。
JP1977142393U 1977-10-21 1977-10-21 電動式チルトハンドル装置 Expired JPS5845168Y2 (ja)

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JP1977142393U JPS5845168Y2 (ja) 1977-10-21 1977-10-21 電動式チルトハンドル装置

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JP1977142393U JPS5845168Y2 (ja) 1977-10-21 1977-10-21 電動式チルトハンドル装置

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Publication Number Publication Date
JPS5467436U JPS5467436U (ja) 1979-05-14
JPS5845168Y2 true JPS5845168Y2 (ja) 1983-10-14

Family

ID=29119087

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JP1977142393U Expired JPS5845168Y2 (ja) 1977-10-21 1977-10-21 電動式チルトハンドル装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102474U (ja) * 1982-12-23 1984-07-10 日本精工株式会社 ステアリングハンドルの位置調整装置
KR20000008087A (ko) * 1998-07-10 2000-02-07 오상수 자동차용 조향장치의 스티어링 칼럼 틸팅 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4529381Y1 (ja) * 1966-09-27 1970-11-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4529381Y1 (ja) * 1966-09-27 1970-11-12

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JPS5467436U (ja) 1979-05-14

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