JPS5845061Y2 - Pcパイプ製造用型枠 - Google Patents
Pcパイプ製造用型枠Info
- Publication number
- JPS5845061Y2 JPS5845061Y2 JP6760880U JP6760880U JPS5845061Y2 JP S5845061 Y2 JPS5845061 Y2 JP S5845061Y2 JP 6760880 U JP6760880 U JP 6760880U JP 6760880 U JP6760880 U JP 6760880U JP S5845061 Y2 JPS5845061 Y2 JP S5845061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- pipe
- mold groove
- ring
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスリップオン方式の継手を有するPCパイプ製
造用の型枠に関する。
造用の型枠に関する。
スリップオン方式の継手は、PCパイプの管端近傍のパ
イプ外周面又は内周面に管軸と直角にU字型の型溝を設
け、この型溝に水蜜リングを嵌合し、この水蜜リング上
をソケット又はスピゴットをスライドさせてパイプを接
合し、水密リングを四面音直させる構造となっており、
水密が堅固で高圧に耐え、引抜抵抗も大で高圧PCパイ
プ用継手に適する。
イプ外周面又は内周面に管軸と直角にU字型の型溝を設
け、この型溝に水蜜リングを嵌合し、この水蜜リング上
をソケット又はスピゴットをスライドさせてパイプを接
合し、水密リングを四面音直させる構造となっており、
水密が堅固で高圧に耐え、引抜抵抗も大で高圧PCパイ
プ用継手に適する。
この水密リング用型溝を有し一体のコンクリートからな
るPCパイプを製造する場合、脱型時において、PCC
銅鋼線附与されているプレストレスを解放すれば、PC
パイプは管軸方向に衝撃的に収縮し、型枠は収縮しない
ので、管軸と直角になっているPCパイプの水密リング
用型溝とこの型溝に当接している型枠の凸部との間に大
きな力が作用し、水密リング用型溝の隅角部のコンクリ
ートにクラックが発生する問題がある。
るPCパイプを製造する場合、脱型時において、PCC
銅鋼線附与されているプレストレスを解放すれば、PC
パイプは管軸方向に衝撃的に収縮し、型枠は収縮しない
ので、管軸と直角になっているPCパイプの水密リング
用型溝とこの型溝に当接している型枠の凸部との間に大
きな力が作用し、水密リング用型溝の隅角部のコンクリ
ートにクラックが発生する問題がある。
本考案はこの問題を解決するPCパイプの型枠を提供す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
以下図面に従って説明する。
第1図は従来の型枠、第2図は改良型枠、第3図は本考
案の型枠の管端部の縦断面図で、何れも脱型直前の状態
を示す。
案の型枠の管端部の縦断面図で、何れも脱型直前の状態
を示す。
第1図において、PCパイプ3の水密リング用型溝4に
は型枠1の凸部2が当接している。
は型枠1の凸部2が当接している。
PC鋼線5には緊張具6によりプレテンションが附与さ
れており、脱型に当り緊張具6を緩めるとPCパイプ3
は管軸方向に1mm程度収縮する。
れており、脱型に当り緊張具6を緩めるとPCパイプ3
は管軸方向に1mm程度収縮する。
この場合型枠1は収縮しないので、型枠1と一体になっ
ている型枠の凸部2の側面とPCパイプの水密リング用
型溝の側面との間に大きな力が作用しその結果PCパイ
プの水蜜リング用型溝の隅角部のコンクリートにクラッ
ク7が発生する。
ている型枠の凸部2の側面とPCパイプの水密リング用
型溝の側面との間に大きな力が作用しその結果PCパイ
プの水蜜リング用型溝の隅角部のコンクリートにクラッ
ク7が発生する。
第2図は改善された型枠の一例で、型枠1と別体に製作
された凸部2aを取付ボルト8により型枠1に着脱自在
に固着したもので、脱型に先立ち取付ボルト8を取外し
て、凸部2aが脱型時にPCパイプ3の収縮と共に管軸
方向にスライドして移動できるようにしたものである。
された凸部2aを取付ボルト8により型枠1に着脱自在
に固着したもので、脱型に先立ち取付ボルト8を取外し
て、凸部2aが脱型時にPCパイプ3の収縮と共に管軸
方向にスライドして移動できるようにしたものである。
この型枠は凸部2aが小断面大径の割りリングとなり、
変形を起し易く、また型枠1との当接面にセメントペー
ストが侵入し、寸法精度の維持管理が困難である。
変形を起し易く、また型枠1との当接面にセメントペー
ストが侵入し、寸法精度の維持管理が困難である。
第3図は本考案の一実施例を示し、PCパイプ3の水蜜
リング用型溝4に当接する型枠の凸部2bを高弾性の弾
性材料から成る成形像とし、これを型枠に強固に一体に
固着したことを特徴としている。
リング用型溝4に当接する型枠の凸部2bを高弾性の弾
性材料から成る成形像とし、これを型枠に強固に一体に
固着したことを特徴としている。
この型枠ではPCパイプ3のコンクリート打設施工時に
PCパイプ3の水蜜リング用型溝4を精密に成形するこ
とができると共に脱型時に型枠の凸部2bは、PCパイ
プ3の収縮に応じて弾性により管軸方向に変形し、水密
リング用型溝の隅角部にクラックを生じない。
PCパイプ3の水蜜リング用型溝4を精密に成形するこ
とができると共に脱型時に型枠の凸部2bは、PCパイ
プ3の収縮に応じて弾性により管軸方向に変形し、水密
リング用型溝の隅角部にクラックを生じない。
本考案に使用する弾性材料は、規定の寸法形状に成型す
ることが容易で、コンクリート打設時に製品の寸法精度
を維持できる硬度を有し、かつ、脱型時に管軸方向に弾
性的に変形し衝撃を吸収する特性をもつ高弾性の弾性材
料であって耐油性のものが望ましく、一例として硬度(
JIS −A)60〜90度のニトリル又はアクリル系
硬質ゴムが適切である。
ることが容易で、コンクリート打設時に製品の寸法精度
を維持できる硬度を有し、かつ、脱型時に管軸方向に弾
性的に変形し衝撃を吸収する特性をもつ高弾性の弾性材
料であって耐油性のものが望ましく、一例として硬度(
JIS −A)60〜90度のニトリル又はアクリル系
硬質ゴムが適切である。
この弾性材料からなる凸部2bは型枠1に接着、焼付等
により強固に一体に固着し、水密リング用型溝4の寸法
精度を確保すると共に背面へのペーストの侵゛人を防止
する。
により強固に一体に固着し、水密リング用型溝4の寸法
精度を確保すると共に背面へのペーストの侵゛人を防止
する。
本考案によれば、スリップオン方式の継手を有する一体
のコンクリートからなるPCパイプの水密リング用型溝
を精密に成形でき隅角部にクラックを生ずる問題を解決
でき、優良なPCパイプを容易に製造することができる
。
のコンクリートからなるPCパイプの水密リング用型溝
を精密に成形でき隅角部にクラックを生ずる問題を解決
でき、優良なPCパイプを容易に製造することができる
。
第1図、第2図は従来のPCパイプの型枠、第3図は本
考案の実施例の型枠で、それぞれ管端部縦断面図である
。 1・・・・・・PCパイプ型枠、2・・・・・・型枠の
凸部、2a・・・・・・別体とした凸部、2b・・・・
・・本考案の凸部3・・・・・・PCパイプ、4・・・
・・・水密リング用型溝。
考案の実施例の型枠で、それぞれ管端部縦断面図である
。 1・・・・・・PCパイプ型枠、2・・・・・・型枠の
凸部、2a・・・・・・別体とした凸部、2b・・・・
・・本考案の凸部3・・・・・・PCパイプ、4・・・
・・・水密リング用型溝。
Claims (1)
- スリップオン方式の継手を有するPCパイプ製造用の型
枠において、製品PCパイプの水密リング用型溝に当接
する型枠の凸部を高弾性の弾性材料から成る成形像とし
、これを型枠に強固に一体に固着したことを特徴とする
PCパイプ製造用型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6760880U JPS5845061Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | Pcパイプ製造用型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6760880U JPS5845061Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | Pcパイプ製造用型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56168315U JPS56168315U (ja) | 1981-12-12 |
JPS5845061Y2 true JPS5845061Y2 (ja) | 1983-10-13 |
Family
ID=29661607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6760880U Expired JPS5845061Y2 (ja) | 1980-05-19 | 1980-05-19 | Pcパイプ製造用型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845061Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-19 JP JP6760880U patent/JPS5845061Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56168315U (ja) | 1981-12-12 |
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