JPS5915812Y2 - 飾り座板付フレキシブルチュ−ブ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水道配管工事において、壁等に穿孔した外部よ
り見えるパイプ挿通孔の周縁部のあら隠しを目的とする
飾り座板を設けた飾り座板付フレキシブルチューブに関
するものであり、その構成は、軸方向に等ピッチで凸状
部、凹状部を交互に連続した波形状の周壁を有するフレ
キシブルチューブの任意の凹状部内に、挿脱自在に挿嵌
圧接するゴム等の弾性材より成るＯリングを挿入すると
共に、該チューブにフレキシブルチューブ挿通孔の周部
をＯリングが挿脱自在に嵌入圧接するＯリング挿嵌凹部
としたキャップ状の飾り座板を、該挿嵌凹部がＯリング
と対向する如く遊嵌した飾り座板付フレキシブルチュー
ブで、以下図に示す実施例により詳述すると、任様に応
じた適宜長さで、軸方向に等ピッチＰで凸状部１、凹状
部２を交互に連続した波形状の周壁３を有する周知のフ
レキシブルチューブ４は、任意の凹状部２内に挿脱自在
に挿嵌し、該凹状部２に圧接するゴム等の弾性材より戊
るＯリング５を挿入する。

ステンレス鋼板又は合成樹脂製で、外周壁縦断面が台形
類似のキャップ状の飾り座板６は、中心にフレキシブル
チューブ挿通孔７を穿設し、該挿通孔７の周部がＯリン
グ挿嵌凹部８をなす如く内側下方に傾斜する傾斜周壁部
９とし、Ｏリング挿嵌凹部８がＯリング５に対向する如
くフレキシブルチューブ挿通孔７にフレキシブルチュー
ブ４を遊嵌して、Ｏリング挿嵌凹部８内にＯリング５を
挿脱自在に挿嵌圧接を可能としフレキシブルチューブ４
の両端部に周知の如く袋ナツト等の管接続具１０．１０
を回転自在に嵌着するものである。

本考案は、第６図の如く壁１１等に穿設したパイプ挿通
孔１２に、飾り座板６を壁１１の表面１３側にしてフレ
キシブルチューブ４を挿通し、管接続具１０、１０に水
栓其の他の水道器具及び給水管又は給湯管（いづれも図
示を略す）を配管し、壁１１の表面１３前方に露呈する
フレキシブルチューブ４の適所の凹状部２にＯリング５
を挿嵌し、飾り座板６の底縁部１４が壁１１の表面１３
に圧接する状態でＯリング５をＯリング挿嵌凹部８に圧
挿嵌し、Ｏリング５と壁１１の表面１３により飾り座板
６を挟持するものである。

以上の構成及び作用による本考案は、配管工事完了後の
フレキシブルチューブの任意の個所の凹状部にＯリング
を挿嵌し、飾り座板を装着することが出来ると共に飾り
座板はＯリングと壁の表面に確実に挟持されるので浮き
上ったり外れたりすることがなく、外観上も極めて体裁
が良い等優れた実用的効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一部断面を表わす側面図、第２図はＯ
リングの平面図、第３図は第２図のＸＸ断面図、第４図
は飾り座板の一部断面を表わす側面図、第５図は飾り座
板の底面図、第６図は本考案の一部断面を表わす使用態
様図である。 Ｐ・・・ピッチ、１・・・凸状部、３・・・周壁、４・
・・フレキシブルチューブ、５・・・Ｏリング、６・・
・飾り座板、７・・・フレキシブルチューブ挿通孔、８
・・・Ｏリング挿嵌凹部、９・・・傾斜周壁部、１０・
・・管接続具。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 軸方向に等ピッチＰで凸状部１、凹状部２を交互に連続
   した波形状の周壁３を有するフレキシブルチューブ４の
   任意の凹状部２内に挿脱自在に挿嵌圧接するゴム等の弾
   性材より成るＯリング５を挿入すると共に、該チューブ
   ４にフレキシブルチューブ挿通孔７の周部をＯリング５
   が挿脱自在に嵌入圧接するＯリング挿嵌凹部８としたキ
   ャップ状の飾り座板６を、該挿嵌凹部８がＯリング５と
   対向する如く遊嵌したことを特徴とする飾り座板付フレ
   キシブルチューブ。