JPS5843926A - 選択性制癌剤 - Google Patents
選択性制癌剤Info
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- JPS5843926A JPS5843926A JP56142158A JP14215881A JPS5843926A JP S5843926 A JPS5843926 A JP S5843926A JP 56142158 A JP56142158 A JP 56142158A JP 14215881 A JP14215881 A JP 14215881A JP S5843926 A JPS5843926 A JP S5843926A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/18—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
- C07K16/28—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
- C07K16/30—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants from tumour cells
- C07K16/3053—Skin, nerves, brain
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K47/00—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
- A61K47/50—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient the non-active ingredient being chemically bound to the active ingredient, e.g. polymer-drug conjugates
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は選択性制癌剤、殊にバイブリドFマの産生じた
ヒトの癌抗原に対する単クローン性抗体(以下”MoA
b“と略す)と制癌作用物質とが化学的に結合している
ヒトの癌細胞に対し特異的に親和性を有す制癌剤に関す
る。
ヒトの癌抗原に対する単クローン性抗体(以下”MoA
b“と略す)と制癌作用物質とが化学的に結合している
ヒトの癌細胞に対し特異的に親和性を有す制癌剤に関す
る。
悪性腫瘍、即ち癌に対する治療薬としては、既に多数の
細胞毒性物質が臨床的に実用又は試用されで)るが、こ
れらはいずれも癌細胞に対し非特異的であって、正常細
胞に対し′ても毒性を有するので、有効濃度に達するま
で投与量を増加するのは不可能であるという本質的な欠
点がある。このため、現在においても癌の化学療法剤に
対する信頼性は乏しく、早期発見、外科手術というのが
依然として癌治療の人道である。
細胞毒性物質が臨床的に実用又は試用されで)るが、こ
れらはいずれも癌細胞に対し非特異的であって、正常細
胞に対し′ても毒性を有するので、有効濃度に達するま
で投与量を増加するのは不可能であるという本質的な欠
点がある。このため、現在においても癌の化学療法剤に
対する信頼性は乏しく、早期発見、外科手術というのが
依然として癌治療の人道である。
そごで近年に至り制癌作用や細胞毒性を有する物質を特
殊なキャリヤーに結合させ、これを選択的に癌細胞に伝
達、作用させるというアイデアが生まれ、この線に沿っ
て、癌細胞の持つ抗原に対する抗体の利用が研究されて
きた。元来、同一個体の同種の、又は異種の抗腫瘍抗体
は必ずしも癌細胞に対し傷害作用を発揮するという訳で
はないが、高1い確率をもって癌細胞に結合する性質を
有する点では共通している、この性質を利用して、例え
!i、 ・ダウノマイシン等の制癌剤\抗腫瘍免疫グロブリンの
Fat/二量体とを共有結合させた例(特開昭51−1
44723号)、 ・ジフテリア毒素とウサギ5v40抗体をグルタルアル
デヒドで架橋した複合体(F、 L、 Moolten
et a14 J、Natl、Cancer In5t
、、 Vol、 55゜ぼ、473〜477(1975
))、 ジフテリア毒素と抗リンパ球抗体とをクロラムブシルを
介して結合した結合体(Nature。
殊なキャリヤーに結合させ、これを選択的に癌細胞に伝
達、作用させるというアイデアが生まれ、この線に沿っ
て、癌細胞の持つ抗原に対する抗体の利用が研究されて
きた。元来、同一個体の同種の、又は異種の抗腫瘍抗体
は必ずしも癌細胞に対し傷害作用を発揮するという訳で
はないが、高1い確率をもって癌細胞に結合する性質を
有する点では共通している、この性質を利用して、例え
!i、 ・ダウノマイシン等の制癌剤\抗腫瘍免疫グロブリンの
Fat/二量体とを共有結合させた例(特開昭51−1
44723号)、 ・ジフテリア毒素とウサギ5v40抗体をグルタルアル
デヒドで架橋した複合体(F、 L、 Moolten
et a14 J、Natl、Cancer In5t
、、 Vol、 55゜ぼ、473〜477(1975
))、 ジフテリア毒素と抗リンパ球抗体とをクロラムブシルを
介して結合した結合体(Nature。
Vol、271. pp、752〜754(1978)
)、などが発表されており、この他、特開昭55−13
6235 、同55−49321.同56−16418
.同56−16417などの発明も公開されている。
)、などが発表されており、この他、特開昭55−13
6235 、同55−49321.同56−16418
.同56−16417などの発明も公開されている。
しかしながら、これらの文献で使用される抗体はどれも
単一の抗体ではなく、正常細胞の抗原に対する抗体をも
併せ含有するため、癌細胞に対する選択性が不充分であ
って、このため、性が高い。
単一の抗体ではなく、正常細胞の抗原に対する抗体をも
併せ含有するため、癌細胞に対する選択性が不充分であ
って、このため、性が高い。
しかるに、本発明者らは癌細胞に対してのみ選択的に作
用しうるm−M瘍薬剤の創製に努力した結果、細胞融合
法により得られた融合細胞(ハイブリドーマ)が産生ず
る蛋白を精製することによりヒト癌細胞の抗原に対する
MoAbを得ることに成功し、これを抗腫瘍薬剤又は細
胞毒性物質と化学的に結合させることにより、ここに癌
細胞に対して特異性のある選択性制癌剤を得ることがで
きた。
用しうるm−M瘍薬剤の創製に努力した結果、細胞融合
法により得られた融合細胞(ハイブリドーマ)が産生ず
る蛋白を精製することによりヒト癌細胞の抗原に対する
MoAbを得ることに成功し、これを抗腫瘍薬剤又は細
胞毒性物質と化学的に結合させることにより、ここに癌
細胞に対して特異性のある選択性制癌剤を得ることがで
きた。
即ち、本発明の薬剤は癌細胞の成長を抑制し又はこれを
死滅させる作用を有する活性成分と該活性成分を担持し
、これを癌細胞に゛誘導する担体成分とから構成される
。活性成分は、今日制癌剤として実用されていると否と
を問わず強力な細胞毒性作用を有するものが好ましく、
例えばエンドキサン、ナイトロミン、サルコリシン、ミ
レラン、シクロホスファミドなどのアルキル化剤、アメ
トプテリン、8−アザグアニン、5−フルオロウラシル
、シトシンアラビノシド、6−メルカプトプリンなどの
代謝拮抗物質:マイトマイシンC,アクチノマイシンD
1アドリアマイシン、ダウノマイシン、ザルコマイシン
、などの抗生物質:ビンプラスチンなとのアルカロイド
;麦類の塩基性ポリペプチド(SPs 、SPa 。
死滅させる作用を有する活性成分と該活性成分を担持し
、これを癌細胞に゛誘導する担体成分とから構成される
。活性成分は、今日制癌剤として実用されていると否と
を問わず強力な細胞毒性作用を有するものが好ましく、
例えばエンドキサン、ナイトロミン、サルコリシン、ミ
レラン、シクロホスファミドなどのアルキル化剤、アメ
トプテリン、8−アザグアニン、5−フルオロウラシル
、シトシンアラビノシド、6−メルカプトプリンなどの
代謝拮抗物質:マイトマイシンC,アクチノマイシンD
1アドリアマイシン、ダウノマイシン、ザルコマイシン
、などの抗生物質:ビンプラスチンなとのアルカロイド
;麦類の塩基性ポリペプチド(SPs 、SPa 。
5PJJHなど)、ジフテリア毒素、ボツリヌス毒素、
破傷風毒素、リシン(ricin)のような毒性蛋白又
オケチドが例示できる。
破傷風毒素、リシン(ricin)のような毒性蛋白又
オケチドが例示できる。
担体成分はヒト癌抗原に対する単一抗体であって発明の
主要部を構成する。このものは、ヒナの癌細胞で感作さ
れた適当な実験動物、例えばBALB/cマウスの牌臓
細胞と、マウス由来の骨髄腫細胞(ミエローマ細胞)と
の融合細胞(ハイブリドーマ)で、これをクローニング
することにより、ヒト癌細胞の癌特異抗原と結合能のあ
るMoAb を産生する融合細胞を選択、分離し、次
いでこの選択された癌特異抗原と結合能を有する抗体産
能を有する融合細胞を増殖させることにより得られる。
主要部を構成する。このものは、ヒナの癌細胞で感作さ
れた適当な実験動物、例えばBALB/cマウスの牌臓
細胞と、マウス由来の骨髄腫細胞(ミエローマ細胞)と
の融合細胞(ハイブリドーマ)で、これをクローニング
することにより、ヒト癌細胞の癌特異抗原と結合能のあ
るMoAb を産生する融合細胞を選択、分離し、次
いでこの選択された癌特異抗原と結合能を有する抗体産
能を有する融合細胞を増殖させることにより得られる。
培養法又は動物体内で増殖した融合細胞(ハイブリドー
マ)は採集され、それから適宜の手段で抗体が分離され
る。発明目的上、この癌抗体は可及的純粋でなければな
らず、理想的には電気泳動的に単一にまで純化されてい
るのが好ましい。
マ)は採集され、それから適宜の手段で抗体が分離され
る。発明目的上、この癌抗体は可及的純粋でなければな
らず、理想的には電気泳動的に単一にまで純化されてい
るのが好ましい。
精製された抗体は1次いで所望の抗腫瘍性薬剤又は細胞
毒性物質と化学的に結合せしめられる。
毒性物質と化学的に結合せしめられる。
この結合は、抗体の有する遊離のアミノ基又はカルボキ
シル基と薬剤の持つアミ7基、カルボキシル基、アルデ
ヒド基などを化学的に反応させることにより行われるが
、具体的には例えば以下の諸法がある。
シル基と薬剤の持つアミ7基、カルボキシル基、アルデ
ヒド基などを化学的に反応させることにより行われるが
、具体的には例えば以下の諸法がある。
(i) 薬剤が塩基性蛋白又はポリペプチドである場
合−この場合、結合体の合成中に抗体・抗体、薬剤・薬
剤、抗体。薬剤・薬剤゛などの副生物の生成を如何に防
ぐかという点が麓要である。さらに、結合体が抗体とし
て特異性を有しなければならないのも当然である。しが
し発明者は、薬剤中のアミノ基の大部分をグアニジル化
した後、その遊離アミノ基を、抗体中の瞭性アミノ酸1
部分のカルボキシル基とカルボジイミド試薬を用いて縮
合させると一般に良好な結果の得られることを確認した
。この方法を適用しつる具体的な薬剤としては、例えば
麦類の塩基性・ポリづタイドC3Ps 、S1%、、S
P時Hなど)、マイトマ゛イシン、ダウノマイシン、ア
ドリアマイシン、ACNtJ 、カルボコン、メルフア
ラン、クロラムブチルなどが例示される。
合−この場合、結合体の合成中に抗体・抗体、薬剤・薬
剤、抗体。薬剤・薬剤゛などの副生物の生成を如何に防
ぐかという点が麓要である。さらに、結合体が抗体とし
て特異性を有しなければならないのも当然である。しが
し発明者は、薬剤中のアミノ基の大部分をグアニジル化
した後、その遊離アミノ基を、抗体中の瞭性アミノ酸1
部分のカルボキシル基とカルボジイミド試薬を用いて縮
合させると一般に良好な結果の得られることを確認した
。この方法を適用しつる具体的な薬剤としては、例えば
麦類の塩基性・ポリづタイドC3Ps 、S1%、、S
P時Hなど)、マイトマ゛イシン、ダウノマイシン、ア
ドリアマイシン、ACNtJ 、カルボコン、メルフア
ラン、クロラムブチルなどが例示される。
(io 薬剤が糖を18成成分とする場合−この場合
、薬剤の糖部分における隣接したヒドロ−キル基(一部
アミノ基の場合もある)の間をメタ過ヨウ素酸ナトリウ
ムを用い切断してアルデヒド基を生成させた後、抗体の
塩基性アミノ基との間にシッフベースを形成させ1、こ
のシッフベースを水素化ホウ素ナトリウムのような選択
的還元試薬で還元して相当するアミノメチル体とする□
この方法により°結合できる薬剤化合物の具体例として
は、例えばダウノマイシン、アトリアマイシス、FT−
207、シタラビン、チオイノシンなどが例示される。
、薬剤の糖部分における隣接したヒドロ−キル基(一部
アミノ基の場合もある)の間をメタ過ヨウ素酸ナトリウ
ムを用い切断してアルデヒド基を生成させた後、抗体の
塩基性アミノ基との間にシッフベースを形成させ1、こ
のシッフベースを水素化ホウ素ナトリウムのような選択
的還元試薬で還元して相当するアミノメチル体とする□
この方法により°結合できる薬剤化合物の具体例として
は、例えばダウノマイシン、アトリアマイシス、FT−
207、シタラビン、チオイノシンなどが例示される。
C榊 薬剤がアミノ基を有する場合□この場合はグル
タルアルデヒドの如き2価アルデヒドにより薬剤と抗体
のアミン基とを交叉結合させる。結合物は必要に応じ飽
和化′合物に還元される。
タルアルデヒドの如き2価アルデヒドにより薬剤と抗体
のアミン基とを交叉結合させる。結合物は必要に応じ飽
和化′合物に還元される。
以下実施例により発明の実施手段を具体的に述べるが、
もちろん説明は単なる例示であって発明思想の内包・外
延を限るものではない。
もちろん説明は単なる例示であって発明思想の内包・外
延を限るものではない。
実施例1. (ハイブリドーマ(225,288)の培
養及びMoAbの精製) 予めダルベツコ変法イーグル培地(Dulbeccos
Modified Eagle Medium)(D−
MEM)、(1096の仔牛血清を含む)中で培養した
ノ1イブリドーマ(225,28S)をBALB/cマ
ウス(♀、8〜12 週令)の腹腔内にs x to
’個づつ接種する。なお、マウスには接種の1週間前に
ブリスティン(2、6,10,14−テトラメチルペン
タデカン)を0,3−づつ腹腔内へ投与し、ハイブリド
ーマが生育し易い状態にしておく。
養及びMoAbの精製) 予めダルベツコ変法イーグル培地(Dulbeccos
Modified Eagle Medium)(D−
MEM)、(1096の仔牛血清を含む)中で培養した
ノ1イブリドーマ(225,28S)をBALB/cマ
ウス(♀、8〜12 週令)の腹腔内にs x to
’個づつ接種する。なお、マウスには接種の1週間前に
ブリスティン(2、6,10,14−テトラメチルペン
タデカン)を0,3−づつ腹腔内へ投与し、ハイブリド
ーマが生育し易い状態にしておく。
ハイブリドーマの接種後2週間目よりマウスが斃死する
まで腹水を収集する。この腹水を300Or、p、m、
、 10分間遠心して赤卑球及びブリスティンを除く。
まで腹水を収集する。この腹水を300Or、p、m、
、 10分間遠心して赤卑球及びブリスティンを除く。
上清に飽和硫酸アンモニウム溶液を終濃度33.3%に
なるように充分混合しながら加え、4@Cで1時間以上
放置する。
なるように充分混合しながら加え、4@Cで1時間以上
放置する。
生成した沈澱を遠心分離する(10000r、p、m、
’ 。
’ 。
10分、4t)。集められた沈澱を少量のリン酸塩緩衝
生理食塩水液(Ca” 及びMg+なし)(PBS)に
溶かし、透析用チューブ(CellophaneTub
ing−5eamless、 米国Union Ca
rbide社製)中に填めて1夜PBSに対し透析する
。この間中くとも4回外液の交換を行い、最後に’/i
oo ’リスー塩酸緩衝液(pH8,0)に対し透析し
た後、予め同一緩衝液で緩衝化されたDE−52カラム
(2,5X16.5m )に負荷する。このカラムを同
二の緩衝液を用い、但し該液中の食塩濃度が0〜0.5
Mで直線的に変化するように食塩を添加して溶出する。
生理食塩水液(Ca” 及びMg+なし)(PBS)に
溶かし、透析用チューブ(CellophaneTub
ing−5eamless、 米国Union Ca
rbide社製)中に填めて1夜PBSに対し透析する
。この間中くとも4回外液の交換を行い、最後に’/i
oo ’リスー塩酸緩衝液(pH8,0)に対し透析し
た後、予め同一緩衝液で緩衝化されたDE−52カラム
(2,5X16.5m )に負荷する。このカラムを同
二の緩衝液を用い、但し該液中の食塩濃度が0〜0.5
Mで直線的に変化するように食塩を添加して溶出する。
溶出ピーク画分(280nm において)中のMoA
bの活性は I−プロティンAを用い、ヒト悪性黒色腫
(Human Mallignant Melanom
a) ヘの結合(binding)量で測定する。活性
画分を4tで濃縮後、セファデックス(Sephade
x)G−200カラム(1,5X90. )を通すと、
280nmの吸収パターンでは単一のピークにまで精製
される。このMoAbは電気泳動的にも単一である。こ
のものは凍結乾燥するか又は凍結状態で保存できる。な
お、以上の培養及び精製単離手段は、ハイブリドーマの
産生ずる、ヒト悪性黒色腫抗原番こ対する他のMoAb
、例えば376.74,376.96,465.14
,473.54゜653.25(以上の数値はハイブリ
ドーマとその産生ずるMoAbの種類を示す。)に対し
ても適用される。各抗体は悪性黒色腫の抗原に対しての
み特異的に結合するが、抗体の種類により多少結合部位
を異にするため、数種のMoAbと薬剤との結合体との
混合物は、結合部位を異にする数種の抗体・薬剤結合体
によるカクテル療法の可能性を示唆する。
bの活性は I−プロティンAを用い、ヒト悪性黒色腫
(Human Mallignant Melanom
a) ヘの結合(binding)量で測定する。活性
画分を4tで濃縮後、セファデックス(Sephade
x)G−200カラム(1,5X90. )を通すと、
280nmの吸収パターンでは単一のピークにまで精製
される。このMoAbは電気泳動的にも単一である。こ
のものは凍結乾燥するか又は凍結状態で保存できる。な
お、以上の培養及び精製単離手段は、ハイブリドーマの
産生ずる、ヒト悪性黒色腫抗原番こ対する他のMoAb
、例えば376.74,376.96,465.14
,473.54゜653.25(以上の数値はハイブリ
ドーマとその産生ずるMoAbの種類を示す。)に対し
ても適用される。各抗体は悪性黒色腫の抗原に対しての
み特異的に結合するが、抗体の種類により多少結合部位
を異にするため、数種のMoAbと薬剤との結合体との
混合物は、結合部位を異にする数種の抗体・薬剤結合体
によるカクテル療法の可能性を示唆する。
実施例2(薬剤・MoAb結合体の製造、その1)0−
メチルイン尿素2.582 g (0,5モル)を水2
5−に溶かす。これをION苛性ソーグを用いてpH3
,2に調整後、5P−H(麦類中から本発明者らにより
単離された塩基性ポリペフチドで4本の−5−S−鎖で
結ばれた45ケのアミノ酸単位から構成される。特開昭
56−49342号参照。) 300mgを添加、溶解
させた後、さらに苛性ソーダ液を注加してpH9,2ま
で上げ、4′cで48時間放置する。次いで反応画分液
をセファデックスG−10を用いゲル濾過し、溶出液を
凍結乾燥すると、グアニジル化5P−Hの標品299a
+gが得られる。この標品λは、原5P−H中の5個の
ε−リジンの遊離アミノ基のうち約4個がグアニジル化
されているが、その抗腫瘍細胞活性は無処理の5P−H
と殆んど変らない。
メチルイン尿素2.582 g (0,5モル)を水2
5−に溶かす。これをION苛性ソーグを用いてpH3
,2に調整後、5P−H(麦類中から本発明者らにより
単離された塩基性ポリペフチドで4本の−5−S−鎖で
結ばれた45ケのアミノ酸単位から構成される。特開昭
56−49342号参照。) 300mgを添加、溶解
させた後、さらに苛性ソーダ液を注加してpH9,2ま
で上げ、4′cで48時間放置する。次いで反応画分液
をセファデックスG−10を用いゲル濾過し、溶出液を
凍結乾燥すると、グアニジル化5P−Hの標品299a
+gが得られる。この標品λは、原5P−H中の5個の
ε−リジンの遊離アミノ基のうち約4個がグアニジル化
されているが、その抗腫瘍細胞活性は無処理の5P−H
と殆んど変らない。
以上のグアニジル化5P−H35mg ト、前例で得た
抗体の凍結乾燥品10mgを15rnlのPBSに溶解
し、これに、水溶性カルボジイミド水溶液60μlを添
加した後、6N塩酸でpH8,5に調整し、室温下で4
時間撹拌する。反応液は撹拌中止後、直ちにセファデッ
クスG−200カラム(1,5X’1Ocrn)を用い
てゲル濾過に附す。この際、溶離液としてPBSを用い
、244膚の速度でカラム中を自然流下させ、F−1→
■の3個のフラクションに分画される、後述の如く、フ
ラクションF−1(チューブNO9〜10)及びF−I
I(チューブ屋12〜15)は所望の5P−H・MoA
b結合体である。これに対しフラクションF−111(
チューブ426〜30)は、恐らく未反応のグアニジル
化5P−Hであろうと考えられる。
抗体の凍結乾燥品10mgを15rnlのPBSに溶解
し、これに、水溶性カルボジイミド水溶液60μlを添
加した後、6N塩酸でpH8,5に調整し、室温下で4
時間撹拌する。反応液は撹拌中止後、直ちにセファデッ
クスG−200カラム(1,5X’1Ocrn)を用い
てゲル濾過に附す。この際、溶離液としてPBSを用い
、244膚の速度でカラム中を自然流下させ、F−1→
■の3個のフラクションに分画される、後述の如く、フ
ラクションF−1(チューブNO9〜10)及びF−I
I(チューブ屋12〜15)は所望の5P−H・MoA
b結合体である。これに対しフラクションF−111(
チューブ426〜30)は、恐らく未反応のグアニジル
化5P−Hであろうと考えられる。
実施例3.(薬剤・MoAb結合体の製造、その2)ア
ドリアマイシン40qをIWllのPBS中に溶解し、
この溶液にやや′過剰量のメタ過ヨウ酸ナトリウム(N
a104)を加え、暗所で1時間放置する。
ドリアマイシン40qをIWllのPBS中に溶解し、
この溶液にやや′過剰量のメタ過ヨウ酸ナトリウム(N
a104)を加え、暗所で1時間放置する。
得られた反応液にグリセリン水(1M)を終濃度005
Mになるように加えて過剰の過ヨウ素酸ソーダを分解す
る。この薬剤溶液に、0.15Mの炭酸カリウム溶液1
−中に溶かした実施例1の抗体20Ilvを加え(pH
9,5、) 、 、室温で1時間反応させる。この反応
液に、水素化ホウ素ナトリウムを該反応液ITn1当り
0.3〜の割で加え、37°Cで2時間放置してからゲ
ル濾過すると、アドリアマイシン・MoAb結合体が得
られる。
Mになるように加えて過剰の過ヨウ素酸ソーダを分解す
る。この薬剤溶液に、0.15Mの炭酸カリウム溶液1
−中に溶かした実施例1の抗体20Ilvを加え(pH
9,5、) 、 、室温で1時間反応させる。この反応
液に、水素化ホウ素ナトリウムを該反応液ITn1当り
0.3〜の割で加え、37°Cで2時間放置してからゲ
ル濾過すると、アドリアマイシン・MoAb結合体が得
られる。
実施例4.(薬剤・MoAb結合体の製造その3)実施
例1で得た抗体30〜とダウノマイシ75〜をPBS
3艷に溶解し、これにグルタルアルデヒドを終濃度0.
1%になるように加え、室温で15分間放置する。得ら
れた反応液をゲル濾過して精製すると、μ的のアドリア
マイシン・MoAb結合体が得られる。
例1で得た抗体30〜とダウノマイシ75〜をPBS
3艷に溶解し、これにグルタルアルデヒドを終濃度0.
1%になるように加え、室温で15分間放置する。得ら
れた反応液をゲル濾過して精製すると、μ的のアドリア
マイシン・MoAb結合体が得られる。
以上各実施例で得られた薬剤・抗体結合体は標的癌細胞
に対し選択的に結合する性質を有する0以下、本事実を
証する実験事実を記載する。
に対し選択的に結合する性質を有する0以下、本事実を
証する実験事実を記載する。
(実験材料)
細 胞: C,olo38細胞(ヒト悪性黒色腫細胞)
、及びRaji細胞(B−細胞 由来のヒトリンホイド細胞) 培養液: Co1o38用−1%%仔牛血清添加ダルヘ
ツコ変形イーグル培地(前出) Raji用−10%仔牛血清添加RMP 11640培
地 薬 剤:実施例1記載のSP7H=MoAb結合体、P
I35に溶解して適用。なお、稀釈 には夫々の培地溶液を使用。
、及びRaji細胞(B−細胞 由来のヒトリンホイド細胞) 培養液: Co1o38用−1%%仔牛血清添加ダルヘ
ツコ変形イーグル培地(前出) Raji用−10%仔牛血清添加RMP 11640培
地 薬 剤:実施例1記載のSP7H=MoAb結合体、P
I35に溶解して適用。なお、稀釈 には夫々の培地溶液を使用。
(実験方法) −
から、プラスチック製プレートに各プレート当リ10
個づつ細胞を散布する。これらのプレートに薬剤(結
合体)を終濃度と、して1ml当り0−100μg添加
し、4tで1時間撹拌しながら放置する。次いで細胞を
同様に5回洗い、黄色ブドウ吠球菌(Staph、 a
ureus sp、)由来の、185■で標識されたプ
ロティンAを適量加えて1時間放置し、同様に5回洗滌
後、ガンマ−カウンター(ベックマン社(米国)製)を
用いて125■の細胞に対する付着量を測る。因みに、
プロティンAは結合体のFc部分に結合するため、細胞
に結合体が結合しておればプロティンAもそれに結合す
るので、放射能の測定により結合の有無及び程度が判る
。
個づつ細胞を散布する。これらのプレートに薬剤(結
合体)を終濃度と、して1ml当り0−100μg添加
し、4tで1時間撹拌しながら放置する。次いで細胞を
同様に5回洗い、黄色ブドウ吠球菌(Staph、 a
ureus sp、)由来の、185■で標識されたプ
ロティンAを適量加えて1時間放置し、同様に5回洗滌
後、ガンマ−カウンター(ベックマン社(米国)製)を
用いて125■の細胞に対する付着量を測る。因みに、
プロティンAは結合体のFc部分に結合するため、細胞
に結合体が結合しておればプロティンAもそれに結合す
るので、放射能の測定により結合の有無及び程度が判る
。
(実験結果)
以上の実験結果は第2図に示される。図示の如く癌特異
抗原を持つCo1o38は実線で、該抗原を持たないR
ajiは点線で示される。MoAb(225,28S)
、結合体1(F−15、結合体II (F−11)は
その濃度に従ってCo1o38細胞に結合しているのが
判る。これに反し適応抗原を有しないRaji細胞に対
しては、抗体(225,285) 、結合体1 (FL
I)及び結合体IICF−11)のいづれも全く結3合
していない。フラクションF−I[1はCol。
抗原を持つCo1o38は実線で、該抗原を持たないR
ajiは点線で示される。MoAb(225,28S)
、結合体1(F−15、結合体II (F−11)は
その濃度に従ってCo1o38細胞に結合しているのが
判る。これに反し適応抗原を有しないRaji細胞に対
しては、抗体(225,285) 、結合体1 (FL
I)及び結合体IICF−11)のいづれも全く結3合
していない。フラクションF−I[1はCol。
細胞に結合しないので、ゲル濾過時の挙動と併せて未反
応の5P−Hであろうと推測される。
応の5P−Hであろうと推測される。
なお、対照とした未結合の薬剤単独(SP−H)は、抗
体を有しないため当然のことながらCol。
体を有しないため当然のことながらCol。
及びRajiいづれの細胞に対しても結合しない。
本発明に係る薬剤・抗体結合体は抗原細胞に対し明らか
に選択性を有する。以下、この結論を支持する実験事実
を示す。
に選択性を有する。以下、この結論を支持する実験事実
を示す。
(実験材料)
1掲実験と同じ。
(実験方法)
各細胞をプレート当り2×10 個づつ分散させ、同時
に各結合体を培地l−当り()−100μlづつ添加し
て37’C、48時間培養°した後、一部の細胞を採取
してその生死を終濃度0.05%のトリバンプルーに対
する染色性の存否(染色されないものを″生理、染色さ
れるものを″死″とじて判断)をチュルクービエル力−
(Tiirk−Biirker)計算盤を用いて算定し
た。
に各結合体を培地l−当り()−100μlづつ添加し
て37’C、48時間培養°した後、一部の細胞を採取
してその生死を終濃度0.05%のトリバンプルーに対
する染色性の存否(染色されないものを″生理、染色さ
れるものを″死″とじて判断)をチュルクービエル力−
(Tiirk−Biirker)計算盤を用いて算定し
た。
(実験結果)
実験結果は添附第3図及び第4図に示される。前記結合
体I及び■はメラノーマ抗原を有するCo1o38細胞
に対し細胞゛障害効果を示すが(第3図参照)、癌抗原
を有しないRaji細胞には殆んど障害効果を示さない
(第4図参照)。これに反し対照として用いたMoAb
(225゜28S)はいづれの細胞をも傷害せず、また
薬剤単独(SP−H)及びフラクション、F−111は
どの細胞に対しても強い障害作用を呈している。
体I及び■はメラノーマ抗原を有するCo1o38細胞
に対し細胞゛障害効果を示すが(第3図参照)、癌抗原
を有しないRaji細胞には殆んど障害効果を示さない
(第4図参照)。これに反し対照として用いたMoAb
(225゜28S)はいづれの細胞をも傷害せず、また
薬剤単独(SP−H)及びフラクション、F−111は
どの細胞に対しても強い障害作用を呈している。
本発明物質が標的細胞に対し阻害効果を発揮する理由は
、薬剤単独使用時と同様であろうと思われる。これを検
証するため、細胞のチミジン取りこみ能を阻害する作用
があることが判っている5P−Hと抗体との結合体につ
き以下の実験を行う。
、薬剤単独使用時と同様であろうと思われる。これを検
証するため、細胞のチミジン取りこみ能を阻害する作用
があることが判っている5P−Hと抗体との結合体につ
き以下の実験を行う。
(実験材料)
前掲各実験と同じ。
(実験方法)
各細胞をプレート当り各2×lθ 個つつ分散し、同時
に各結合体及び対照物質を培地l−当り0〜2008g
づつ゛添加して3r’c、s時間培養する。その後、各
プレートに1μCiのヤーチミジンを加え、16時間経
過後に夫々の細胞の取りこみチミジン量を測定する。
に各結合体及び対照物質を培地l−当り0〜2008g
づつ゛添加して3r’c、s時間培養する。その後、各
プレートに1μCiのヤーチミジンを加え、16時間経
過後に夫々の細胞の取りこみチミジン量を測定する。
(実験結果)
第5図が示すとおり、結合体I及び■は、標的細胞のC
o1o38に対しその添加濃度に従ってチミジンの取り
こみを阻害している。これに対し、第6図に示す適合抗
原を持たないRaji細胞ではチミジンの取りこみは全
(影響を受けない。なお、対照である抗原単独及び5P
−H単独では、予想されるとおり、前者はチミジンの取
りこみを全く阻害せず、後者は強い阻害を示す。
o1o38に対しその添加濃度に従ってチミジンの取り
こみを阻害している。これに対し、第6図に示す適合抗
原を持たないRaji細胞ではチミジンの取りこみは全
(影響を受けない。なお、対照である抗原単独及び5P
−H単独では、予想されるとおり、前者はチミジンの取
りこみを全く阻害せず、後者は強い阻害を示す。
以上各実験が示す如く、本発明に係る薬剤・MoAb結
合体は、適合抗原を持つ特定の癌細胞に対してのみ強い
親和性を現わし、当該癌細胞を死滅させ又はその増殖を
阻止する効果を有する反面、正常細胞に対しては殆んど
影響を与えないので、選択的癌治療剤としての貢献が嘱
望される。
合体は、適合抗原を持つ特定の癌細胞に対してのみ強い
親和性を現わし、当該癌細胞を死滅させ又はその増殖を
阻止する効果を有する反面、正常細胞に対しては殆んど
影響を与えないので、選択的癌治療剤としての貢献が嘱
望される。
本発明物質は臨床的に血管内又は筋肉内注射の形で投与
されるか又は癌組織に対し直接適用されるのが最適であ
ろう。先の実験結果が示すとおり、結合体は標的讐細胞
の癌特異抗原と結合し、その後、癌細胞の食作用(ph
agocytosis)及び歌作用(pinocyto
sis)により内部に取りこまれる結果、当該細胞に致
死効果を奏するものと推定される。この際、適応抗原を
有しないその他の正常細胞にはこの結合体が結合しない
ため、当然致死作用が表われないものと考えることがで
きる。
されるか又は癌組織に対し直接適用されるのが最適であ
ろう。先の実験結果が示すとおり、結合体は標的讐細胞
の癌特異抗原と結合し、その後、癌細胞の食作用(ph
agocytosis)及び歌作用(pinocyto
sis)により内部に取りこまれる結果、当該細胞に致
死効果を奏するものと推定される。この際、適応抗原を
有しないその他の正常細胞にはこの結合体が結合しない
ため、当然致死作用が表われないものと考えることがで
きる。
第1図は、5P−H・抗体結合反応生成物のセファデッ
クスG−200による分画状況を示すグラフ(溶出曲線
図)、第2図は、S P−H・抗体結合体のCo1o3
8細胞に対する選択的吸着能を示すグラフ、第3図及び
第4図はSP−HOMoAb結合体のCoI。 38細胞(メラノーマ細胞)及びRaji細胞(正常細
胞)に対する阻害効果を示すグラフ、第5図及び第6図
はSP−H=MoAb結合体のCo1o38細胞及びR
aji細胞に対するチミジン取りこみ阻害効果を示すグ
ラフである。第2図〜第6図を通じ実線はCo1o38
に対する結果を、点線はRaji細胞に“対する結果を
示し、またへ、○、・、口、及びムは夫々MoAb単独
、結合体1(第1図F−1)、結合体■(第1図F−1
1) 、フラクシヨン■(第1図F−BT−)及び5P
−H単独(物質記号5UN9102 )を現わす。 特許出願人 サントリー株式会社 4I41r号(各介Mt4m0 第3図 第 4 図 第51!l 第6図 手続補正書(自発) 昭和57年 8月28日 昭和56年 特 許 順第142158号2、発明の名
称 選択性制癌剤 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 【1) 明細書8頁、11行目=「アトリアマイシス
」とあるのを「アトリアマイシスリと改める。 (2) 同13頁、末行:「アドリアマイシン」とあ
るのを「ダクノマイシン」と改める。 (3) 同14頁、下から7行目=「実施例1」とあ
るのを「実施例2」と改める。 (4) 同16頁、9行目:「T・・・障害効果」と
あるのを「T・・・障害効果(その1)」と改める1つ
(6) 同17頁、下から〜8行目さ7行目きの闇に
下その1の実験を実施例3で得られたアドリアマイシン
・MoAb結合体を用いて反復した。結果を第7図に示
す。図示の如く対照の抗体単独はCo1o38細胞に対
し全く致死効果を有しな後者は前者に比し一層強力でる
る。」 161 l511細書18頁、下から2行目と末行と
の闇に丁亥を挿入する。 「〔本発明物質の実験動物に対する抗腫瘍効果(その1
)〕 前寅験において、本発明物質が試験管内で標的細1!に
対し選択的π細胞障害作用を奏する事実が確認されたの
で、次に実際の標的細胞(ヒトメラノーマ、、Co1o
38)をヌードマウスに接種し、これに本発明物質を投
与して生体内での有効性を検討したところ、その効果を
明らかに観察できた。以下、その実験事実を記載する。 (実験材料) 細 胞: Co1o38(ヒト悪性黒色腫細胞)培養液
:10%仔牛血W!!添加 RMPI 1640培地。 薬 剤:実施例2記載のSP−H−MoAb結合体 幼 物: B A L B / c A (−n u
/ J CR)ヌードマクス96眉令。ヒトメラノ ーマ細)尼は各マクスに3.6X10’個づつ皮下注射
。薬剤及び対照(抗体 単独及び5P−H単独)#i犬々0,1IIv/マクス
、1Mg/−vクス及び0.5茹 Ilv/kCIIの割で1.3,5及び20目VC腹腔
内注射。 (実験結果及び考It) 結果は第8図に示される。対照群のマウス(各6匹)は
30日以内に死亡した。即ち5P−H単独又は抗体率、
独の注射はマク・スの生存を延長できなかったが、本発
明薬剤投与群(各6匹)は対照群に比べて明らかに生存
日数が延長され、37日後まで生存した。 〔本発明薬剤の実験動物に対する腫瘍効果(その2)〕 その1の実験において、標的@胞を腹水型のCo1o3
8 VC代えて同様の実験を反復した結果を第9図とし
て示す。図示の如く対照群のマクスは20日までに全部
死亡したが、本発明薬剤投与群のマクスは早くとも25
日間生存し、1匹は60日後もなお生存した。従って本
発明薬剤の効果は前例に比べ一層明瞭である。J(7)
同20頁、8行目:[・・・グラフである。 」とあるのを、「・・・グラフ、第7図はアドリアマイ
シン・M o A b結合体のCo1o38細胞に斧す
る細胞障害効果を示すグラフ、第8図及び第9図は、本
発明に係るSP−H−MoAb結合体の担癌マクスに対
する延命効果を示すグラフである。」と改める。 (8) 同20頁、14行目:「現わす。」の次に丁
亥を加える。 [また、第7図中Oはアドリアマイシン・MOAb結合
体、(#はアドリアマイシン単独、ΔはMoAb単独を
、第8図及び第9図中ムは5p−H−M o A b
結合体ヲ、O’d M o A b lea&、・は薬
剤無投与を、ムは5P−H単独を示f、 J(91別紙
のとおり図面第7図〜第9図を補充する。 9 添付書類の目録 (11図面(第7図から第9図) 1通0 5
10 15 20 25 30 35日数 第9図 日数
クスG−200による分画状況を示すグラフ(溶出曲線
図)、第2図は、S P−H・抗体結合体のCo1o3
8細胞に対する選択的吸着能を示すグラフ、第3図及び
第4図はSP−HOMoAb結合体のCoI。 38細胞(メラノーマ細胞)及びRaji細胞(正常細
胞)に対する阻害効果を示すグラフ、第5図及び第6図
はSP−H=MoAb結合体のCo1o38細胞及びR
aji細胞に対するチミジン取りこみ阻害効果を示すグ
ラフである。第2図〜第6図を通じ実線はCo1o38
に対する結果を、点線はRaji細胞に“対する結果を
示し、またへ、○、・、口、及びムは夫々MoAb単独
、結合体1(第1図F−1)、結合体■(第1図F−1
1) 、フラクシヨン■(第1図F−BT−)及び5P
−H単独(物質記号5UN9102 )を現わす。 特許出願人 サントリー株式会社 4I41r号(各介Mt4m0 第3図 第 4 図 第51!l 第6図 手続補正書(自発) 昭和57年 8月28日 昭和56年 特 許 順第142158号2、発明の名
称 選択性制癌剤 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 【1) 明細書8頁、11行目=「アトリアマイシス
」とあるのを「アトリアマイシスリと改める。 (2) 同13頁、末行:「アドリアマイシン」とあ
るのを「ダクノマイシン」と改める。 (3) 同14頁、下から7行目=「実施例1」とあ
るのを「実施例2」と改める。 (4) 同16頁、9行目:「T・・・障害効果」と
あるのを「T・・・障害効果(その1)」と改める1つ
(6) 同17頁、下から〜8行目さ7行目きの闇に
下その1の実験を実施例3で得られたアドリアマイシン
・MoAb結合体を用いて反復した。結果を第7図に示
す。図示の如く対照の抗体単独はCo1o38細胞に対
し全く致死効果を有しな後者は前者に比し一層強力でる
る。」 161 l511細書18頁、下から2行目と末行と
の闇に丁亥を挿入する。 「〔本発明物質の実験動物に対する抗腫瘍効果(その1
)〕 前寅験において、本発明物質が試験管内で標的細1!に
対し選択的π細胞障害作用を奏する事実が確認されたの
で、次に実際の標的細胞(ヒトメラノーマ、、Co1o
38)をヌードマウスに接種し、これに本発明物質を投
与して生体内での有効性を検討したところ、その効果を
明らかに観察できた。以下、その実験事実を記載する。 (実験材料) 細 胞: Co1o38(ヒト悪性黒色腫細胞)培養液
:10%仔牛血W!!添加 RMPI 1640培地。 薬 剤:実施例2記載のSP−H−MoAb結合体 幼 物: B A L B / c A (−n u
/ J CR)ヌードマクス96眉令。ヒトメラノ ーマ細)尼は各マクスに3.6X10’個づつ皮下注射
。薬剤及び対照(抗体 単独及び5P−H単独)#i犬々0,1IIv/マクス
、1Mg/−vクス及び0.5茹 Ilv/kCIIの割で1.3,5及び20目VC腹腔
内注射。 (実験結果及び考It) 結果は第8図に示される。対照群のマウス(各6匹)は
30日以内に死亡した。即ち5P−H単独又は抗体率、
独の注射はマク・スの生存を延長できなかったが、本発
明薬剤投与群(各6匹)は対照群に比べて明らかに生存
日数が延長され、37日後まで生存した。 〔本発明薬剤の実験動物に対する腫瘍効果(その2)〕 その1の実験において、標的@胞を腹水型のCo1o3
8 VC代えて同様の実験を反復した結果を第9図とし
て示す。図示の如く対照群のマクスは20日までに全部
死亡したが、本発明薬剤投与群のマクスは早くとも25
日間生存し、1匹は60日後もなお生存した。従って本
発明薬剤の効果は前例に比べ一層明瞭である。J(7)
同20頁、8行目:[・・・グラフである。 」とあるのを、「・・・グラフ、第7図はアドリアマイ
シン・M o A b結合体のCo1o38細胞に斧す
る細胞障害効果を示すグラフ、第8図及び第9図は、本
発明に係るSP−H−MoAb結合体の担癌マクスに対
する延命効果を示すグラフである。」と改める。 (8) 同20頁、14行目:「現わす。」の次に丁
亥を加える。 [また、第7図中Oはアドリアマイシン・MOAb結合
体、(#はアドリアマイシン単独、ΔはMoAb単独を
、第8図及び第9図中ムは5p−H−M o A b
結合体ヲ、O’d M o A b lea&、・は薬
剤無投与を、ムは5P−H単独を示f、 J(91別紙
のとおり図面第7図〜第9図を補充する。 9 添付書類の目録 (11図面(第7図から第9図) 1通0 5
10 15 20 25 30 35日数 第9図 日数
Claims (2)
- (1) ハイブリドーマの産生じたヒトの癌抗原に対
する単クローン性抗体と制癌作用物質とが化学的に結合
している選択性制癌剤。 - (2) ハイブリドーマが、ヒト悪性黒色腫で感作し
た動物(BALB/マウス)の牌臓細胞と動物の骨髄腫
細胞(ミエローマ細胞)との融合細胞ポリペプチドであ
る特許請求の範囲第1(1)項又は第(2)項記載の制
癌剤。 アミドを構成して結合している特許請求の範囲第(3)
項記載の制癌剤。 構成して結合している特許請求の範囲第(+)項又は第
(2)項記載の制癌剤。 結合している特許請求の範囲第(1)項又は第(2)飽
和2価アルデヒドを介して交叉結合している特許請求の
範囲第(1)項又は第(2)項記載の制癌剤。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56142158A JPS5843926A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 選択性制癌剤 |
PCT/JP1982/000356 WO1983000810A1 (en) | 1981-09-08 | 1982-09-07 | Selective carcinostatic agent |
EP82304730A EP0074279B1 (en) | 1981-09-08 | 1982-09-08 | Selective anti-tumour agents |
JP3323772A JPH06157346A (ja) | 1981-09-08 | 1991-11-11 | 選択性制癌剤 |
JP3323773A JPH06157347A (ja) | 1981-09-08 | 1991-11-11 | 選択性制癌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56142158A JPS5843926A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 選択性制癌剤 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3323772A Division JPH06157346A (ja) | 1981-09-08 | 1991-11-11 | 選択性制癌剤 |
JP3323773A Division JPH06157347A (ja) | 1981-09-08 | 1991-11-11 | 選択性制癌剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5843926A true JPS5843926A (ja) | 1983-03-14 |
JPH0259128B2 JPH0259128B2 (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=15308705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56142158A Granted JPS5843926A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 選択性制癌剤 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0074279B1 (ja) |
JP (1) | JPS5843926A (ja) |
WO (1) | WO1983000810A1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58118520A (ja) * | 1982-01-09 | 1983-07-14 | Hidematsu Hirai | 抗腫瘍性蛋白複合体およびその製造法 |
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