JPS5843778Y2 - 基板回路装置 - Google Patents

基板回路装置

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JPS5843778Y2
JPS5843778Y2 JP1978093723U JP9372378U JPS5843778Y2 JP S5843778 Y2 JPS5843778 Y2 JP S5843778Y2 JP 1978093723 U JP1978093723 U JP 1978093723U JP 9372378 U JP9372378 U JP 9372378U JP S5843778 Y2 JPS5843778 Y2 JP S5843778Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
board
rib plate
attached
soldered
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978093723U
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English (en)
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JPS5512608U (ja
Inventor
貞公 大山
博 加藤
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は基板回路装置に係り、例えばチューナケース内
に遊嵌取付けられたセラミック基板のアースパターンを
剛性を有する金属性梁体を介してケースに加わる衝撃が
直接基板に至らないよう且つ容易に最短距離で導通保持
させうる装置を提供することを目的とする。
従来の基板回路装置としては、例えばセラミック基板を
使用したテレビジョンのチューナ装置に適用されたもの
として、本出願人が先に実願昭53−32624号チュ
ーナケースの基板取付構造で提案した。
これによれば大略第1図に示す如く、四角枠状ケース1
の内側形状に対し、四周にわたり間隙寸法lを形成しう
る外形状の四角形状セラミック基板2の上面にシールド
板3、コンデンサ、抵抗、コイル、インダクタ、能動素
子等の全ての回路部品4をそのリード端子を基板2下面
側で半田ディツプすることにより取付配設して基板エレ
メント5を形成しておき、該基板エレメント5を上記ケ
ース1内に遊嵌配設し各シールド板3の上端部をケース
1内側に半田付けしたものである。
尚6は複数の入力端子で、最後にケース1外側方より嵌
挿取付けられ、その一端を基板2に半田付される。
かくしてセラミック基板2はケース1内にシールド板3
により吊下げられ且つ該ケース1に遊嵌した状態で収納
されケース1外方より加わる衝撃によっても割れること
ないよう配慮されている。
しかるに上記従来例によれば、基板2のアースパターン
(図示せず)はアース電位であるケース1に対しシール
ド板3の全高寸法を介して導通しており導通経路が比較
的長いため、この間各回路部品4のリード端子との間に
不要なる発振及び浮遊容量が発生して電位変動の影響を
受は易く性能的に問題を生ずるという恐れがあった。
本考案は上記問題点を解決したものであり、以下図面と
共にその1実施例につき説明する。
第2図及び第3図は夫々本考案になる基板回路装置の1
実施例を適用してなるテレビジョンのチューナ装置の縦
断面図及び斜視図であり、各図中第1図と同一部分には
同一符号を附してその説明を省略する。
図中、ケース1は更に第4図(但し第4図〜第8図は図
中上方が底面側となる)に示す如く四辺外側面下部に夫
々1対の遍千四角孔1aを形成されている。
セラミック基板2は、その下面にまずコンテ゛ンサ及び
抵抗等の膜状素子11を印刷形成され更にトランジスタ
チップ12を固着形成された後、上面に1対のシールド
板組13(13□。
13□)及びトリマコンデンサ用極板14とコイル15
、インダクタ16等の膜化しえない回路部品17とをそ
のリード端子を該基板2下面に突出させて半田ディツプ
することにより固定配設され、これにより基板エレメン
ト18を形成される。
この基板エレメント18はケース1内で各シールド板組
13の上端所定部をケース1内側面に半田付けして収納
取付けられ、同時に基板2及びケース1内側面間に四周
にわたり間隙寸法lを形成される。
ここで、上記シールド板組13□には上記3個のトリマ
コンデンサ用極板14と対向する位置に夫々傾斜角度調
整自在の調整極板13aを切起こし形成されており、各
調整極板13a及び極板14により3個のトリマコンテ
゛ンサ19を形成される。
21は金属板製梁体で、第5図に示す如く帯板状に沿っ
た上部にリブ板部21 aを且つ下部内側方へ夫々上下
方向へ延在する3個の取付部21 bを夫々折曲形成さ
れ又外側方へ1対の係合部21 Cを新曲形成されてい
る。
この梁体21は第2、第6図に示す如く、リブ板部21
aを底面側としてケース1の所定部の内側面下部に密
着配設し、まず1対の保合部21 Cを夫々該ケース1
の1対の四角孔1aに嵌入係合させ、同時に各取付部2
1 bの上端を夫々セラミツク基板2下面に当接位置決
めて仮固定的に取付ける。
次いで各取付部21 bはセラミック基板2のアースパ
ターン2aと半田22により半田付は導通され、又ケー
ス1下端及び梁体21下部のリブ板部21 a付根部が
半田23により相互に半田付は導通され、これにより各
アースパターン2aは梁体21を介してケース1に導通
される。
尚上記保合部21 Cの四角孔1aに対する係合作業が
困難の場合は、該係合部21 Cを第5図中二点鎖線で
示す如く予めリブ板部21 aと同一平面上又はこれよ
り若干折曲させた状態としておき、上記保合後に同図中
実線位置まで折曲させるようにしてもよい。
同様にしてケース1の他の三辺に対し夫々梁体21を取
付ける。
尚この梁体21は場合によっては対向する二辺のみに取
付けるようにしてもよい。
従って、アースパターン2aは梁体21により最短距離
でケース1に導通されると共に、その導通部分(半田2
2、梁体21)は基板2の下面の四周部に限定配置され
ており基板2上面側の回路部品17のリード端子から大
なる距離離間しているため、不要な電気的変動を極めて
受は難く性能を向上しうる。
又梁体21はその上部及び下部が夫々基板2及びケース
1に取付固定されその中間の上下方向延在部はフリーで
あるため、基板2は該延在部のバネ性によりケース1に
対して機械的にフリーの状態とみなされ、従って基板2
はケース1外側方より加わる不要な外力を上記延在部に
より吸収されて破損しない。
又梁体21自体、リブ板部21 aの補強効果により大
なる剛性を有し変形し難く、又上記半田23の半田付は
時にもリブ板部21 aが廂の役割を果して半田23が
不要に基板2下面に滴下することを防止する。
又ケース1下端は基板2下方へ少なくとも梁体21の高
さ分突出しているため、シールド板組13. ) ’J
マコンテ゛ンサ用極板14、回路部品17等のリード端
子の基板2下方へ突出した部分はケース1下端より上方
へ容易に納めることができる。
従ってチューナ装置を何れかへ載置するときリード端子
が曲りたりすることなく、又リード端子がケース1下端
に取付けたケースカバーに接触して短絡してしまう等の
おそれもなく、基板2はケース1の下端にケースを折曲
されることなく保持される。
24はケース蓋で、上記ケース1にこれを閉蓋して取付
けられる。
第7図は上記ケース1の四角孔1aの他の変形例で、該
四角孔1aの代わりにL字状切欠孔1bを設けたもので
あり、これによれば上記梁体21をその各係合部21
Cを同図中容切欠孔1bに下方へ移動係合させ、しかる
後前方へ引くことにより容易に保合取付けうるものであ
る。
尚その後の半田付は作業は上記実施例と同様である。
第8図は上記梁体21の上下方向へ延在する取付部21
bの代わりに夫々リブ板部21 aと平行の複数の取
付部21 dを折曲形成したものであり、この梁体21
は上記実施例と同様にケース1の孔1a又は1bに取付
けられるが、特にこの場合は取付部21 bの下面全体
が基板2に安定に当接位置決められ更に半田22により
アースパターン2aに半田付けられる。
上記実施例では、シールド板組13を含む基板エレメン
ト18を最終的にケース1内に収納しているか、これに
限ることなくシールド板を予めケースと一体的に新曲形
成しておき、シールド板の無い基板エレメントをあとか
ら収納取付けるようにしてもよい。
上述の如く、本考案になる基板回路装置によれば例えば
テレビジョンのチューナ装置に適用されて金属性ケース
と、該ケース内側面に遊嵌する状態で取付固定されるセ
ラミック基板と、夫々帯板状体に沿った上部に取付部を
又下部にリブ板部を夫々折曲形成された金属性梁部材と
よりなり、該ケースの各部内側面下部において該梁部材
は該取付部を基板のアースパターンに半田付けされ且つ
その該リブ板部又は近傍部を該ケースに対し半田付けさ
れ該基板を該ケースに対し弾性的に保持せしめるよう構
成してなるため、アースパターンは梁部材を介して最短
距離でケースに導通されると共に、その導通部分も回路
部品のリード端子から大なる距離離間しているため、不
要な電気的変動を受は難く性能を向上しえ、又セラミッ
ク基板はケースとはその間にバネ性を有する梁部材を介
在して互いに直接接触していないためケースに加わる衝
撃にも割れ難いと共に、梁部材自体もそのリブ板部の機
能により変形し難く、耐久性を向上しえ、又上記梁部材
及びケース間の半田付は作業時に該半田はリブ板部が廂
の機能を果してセラミック基板に不要に滴下することな
く、安全性及び作業性を向上しえ、又ケース下端は基板
下方へ少なくとも梁部材の高さ分突出しているためセラ
ミック基板の下方へ突出した回路素子のリードはケース
内に収納され、リード端子が曲がったりケースカバーに
短絡したりする等の不都合を防止しうると共に、基板は
ケース下側においてケースを折曲することなく保持され
て基板のリード端子突出側はケース下側及び梁部材と共
に半田ディツプにより容易に半田付作業が行なえるもの
である等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は基板回路装置の従来例を適用したテレビジョン
のチューナ装置の縦断面図、第2図及び第3図は夫々本
考案になる基板回路装置の1実施例を適用したテレビジ
ョンのチューナ装置の縦断面図及び斜視図、第4図及び
第5図は夫々上記チューナ装置を構成するケース及び梁
体の斜視図、第6図はその組付状態を示す斜視図、第7
図及び第8図は夫々上記ケース及び梁体の他の実施例を
示す斜視図である。 1・・・・・・チューナケース、1a・・・・・・四角
孔、1b・・・・・・切欠孔、2・・・・・・セラミッ
ク基板、3.13(13□、132)・・・・・・シー
ルド板、2a・・・・・・アースパターン、4.17・
・・・・・回路部品、5,18・・・・・・基板エレメ
ント、6・・・・・・入力端子、11・・・・・・膜状
素子、12・・・・・・トランジスタチップ、15・・
・・・・コイル、16・・・・・・インダクタ、19・
・・・・・トリマコンテ゛ンサ、21・・・・・・梁体
、21 a・・・・・・リブ板部、21b。 21 d・・・・・・取付部、21C・・・・・・係合
部、22.23・・・・・・半田、24・・・・・・ケ
ース蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属性ケースと、該ケース内側面に遊嵌する状態で取付
    固定されるセラミック基板と、夫々帯板状体に沿った上
    部に取付部を又下部にリブ板部を夫々折曲形成された金
    属性梁部材とよりなり、該ケースの各辺内側面下部にお
    いて該梁部材は該取付部を基板のアースパターンに半田
    付けされ且つその該リブ板部又は近傍部を該ケースに対
    し半田付けされ該基板を該ケースに対し保持せしめるよ
    う構成してなる基板回路装置。
JP1978093723U 1978-07-07 1978-07-07 基板回路装置 Expired JPS5843778Y2 (ja)

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JP1978093723U JPS5843778Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 基板回路装置

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JP1978093723U JPS5843778Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 基板回路装置

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Publication Number Publication Date
JPS5512608U JPS5512608U (ja) 1980-01-26
JPS5843778Y2 true JPS5843778Y2 (ja) 1983-10-04

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ID=29025096

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JP1978093723U Expired JPS5843778Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 基板回路装置

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JPS58150644U (ja) * 1982-04-05 1983-10-08 株式会社昭和製作所 油圧緩衝器におけるバネ受け構造

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JPS5512608U (ja) 1980-01-26

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