JPS5843420B2 - ポリオレフインジユシソセイブツ - Google Patents
ポリオレフインジユシソセイブツInfo
- Publication number
- JPS5843420B2 JPS5843420B2 JP50047576A JP4757675A JPS5843420B2 JP S5843420 B2 JPS5843420 B2 JP S5843420B2 JP 50047576 A JP50047576 A JP 50047576A JP 4757675 A JP4757675 A JP 4757675A JP S5843420 B2 JPS5843420 B2 JP S5843420B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silane
- polyolefin
- weight
- amount
- modified
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔■〕 発明の背景
この発明はポリオレフィン樹脂組成物、詳しくはポリオ
レフィンと充填材との相溶性を向上させることにより、
機械的特性の向上したポリオレフィン樹脂組成物を提供
することに関するものである。
レフィンと充填材との相溶性を向上させることにより、
機械的特性の向上したポリオレフィン樹脂組成物を提供
することに関するものである。
ホリオレフイン樹脂製品の用途によっては、ポリオレフ
ィン樹脂中に、機械的特性、特に強度等を改良するため
種々の充填材が混入することが行なわれている。
ィン樹脂中に、機械的特性、特に強度等を改良するため
種々の充填材が混入することが行なわれている。
このような充填材としては、メルク、クレー、ケイソウ
土、炭酸化カルシウム、雲母、ガラス粉末、ガラス繊維
等の無機充填剤が用いられる。
土、炭酸化カルシウム、雲母、ガラス粉末、ガラス繊維
等の無機充填剤が用いられる。
ポリオレフィンは極性を持たないので、反応性に乏しい
ため、充填材をポリオレフィン樹脂中に混入せしめても
良好な補強効果を得ることはできない。
ため、充填材をポリオレフィン樹脂中に混入せしめても
良好な補強効果を得ることはできない。
これはポリオレフィンと充填材との混和性が劣るからで
ある。
ある。
このような充填材とポリオレフィンとの混和性を改良す
るために、充填材をシラン系カップリング剤で処理する
方法がある。
るために、充填材をシラン系カップリング剤で処理する
方法がある。
この方法によれば、ある程度混和性は改良されて、補強
効果が向上するが、まだ混和性の改良は充分ではないの
に加えて、シラン系カップリング剤で処理する工程が複
雑であると言う欠点がある。
効果が向上するが、まだ混和性の改良は充分ではないの
に加えて、シラン系カップリング剤で処理する工程が複
雑であると言う欠点がある。
またポリオレフィンを無水マレイン酸等で酸変性したも
のを単独であるいは未変性ポリオレフィンとの混合物で
用いると、充填材との混和性が向上し、製品の剛性を若
干改良させることができる。
のを単独であるいは未変性ポリオレフィンとの混合物で
用いると、充填材との混和性が向上し、製品の剛性を若
干改良させることができる。
しかし、耐衝撃性がこれに伴って低下するという欠点が
ある。
ある。
この耐衝撃性を改良するため、ポリオレフィンにゴム状
物質を混在さしめると、今度は剛性が著しく低下する。
物質を混在さしめると、今度は剛性が著しく低下する。
■ 発明の概要
この発明はポリオレフィン本来の特性を保持しつ\、耐
衝撃性、剛性等の機械的特性を向上させることを目的と
する。
衝撃性、剛性等の機械的特性を向上させることを目的と
する。
したがって、この発明のポリオレフィン樹脂組成物は下
記の成分を含むことを特徴とするものである。
記の成分を含むことを特徴とするものである。
(A) 一般式;
%式%
(式中、Rはオレフィン性不飽和炭化水素基あるいはハ
イドロカーボンオキシ基であり、Yは加水分解可能な有
機基であり、Kは前記R基あるいはY基である) で表わされるシランとポリオレフィンを、前記ポリオレ
フィンに遊離ラジカルを生じさせることができる化合物
の存在下、140℃以上の温度で反応させて得られたシ
ラン変性ポリオレフィンあるいはこのシラン変性ポリオ
レフィンと未変性ポリオレフィンの混合物であるポリオ
レフィン ・・・・・・・・・シラン変性ポリオレフィンのシラン
部位の量が無機充填材に対し0.1重量%以上となるよ
うな量。
イドロカーボンオキシ基であり、Yは加水分解可能な有
機基であり、Kは前記R基あるいはY基である) で表わされるシランとポリオレフィンを、前記ポリオレ
フィンに遊離ラジカルを生じさせることができる化合物
の存在下、140℃以上の温度で反応させて得られたシ
ラン変性ポリオレフィンあるいはこのシラン変性ポリオ
レフィンと未変性ポリオレフィンの混合物であるポリオ
レフィン ・・・・・・・・・シラン変性ポリオレフィンのシラン
部位の量が無機充填材に対し0.1重量%以上となるよ
うな量。
(B) シラノール縮合触媒
・・・・・・・・・前記シラン部位に対し0.1〜10
重量%(C) 無機充填材 ・・・・・・・・・ポリオレフィンの量およびこの無機
充填材の和の10〜75重量%。
重量%(C) 無機充填材 ・・・・・・・・・ポリオレフィンの量およびこの無機
充填材の和の10〜75重量%。
このようなこの発明のポリオレフィン樹脂組成物によれ
ば、耐衝撃性、剛性、引張強度等の機械的特性が著しく
上昇する。
ば、耐衝撃性、剛性、引張強度等の機械的特性が著しく
上昇する。
即ち、充填材とポリオレフィン樹脂の混和性が著しく向
上する。
上する。
この明細書中(特許請求の範囲も含む)、「シラン変性
ポリオレフィン」とは、ポリオレフィンを前記一般式、
RR’ S i Y2で示されるシランと反応させたも
のを意味し、「未変性ポリオレフィン」とは前記一般式
、RR′5iY2で示されるシランと反応させなかった
ポリオレフィンを指すものとする。
ポリオレフィン」とは、ポリオレフィンを前記一般式、
RR’ S i Y2で示されるシランと反応させたも
のを意味し、「未変性ポリオレフィン」とは前記一般式
、RR′5iY2で示されるシランと反応させなかった
ポリオレフィンを指すものとする。
したがって、未変性ポリオレフィンの概念中には、純粋
なポリオレフィンばかりでなく、RR’S i Y2の
シラン以外のコーポリマーとのコーポリマーである場合
も含まれる。
なポリオレフィンばかりでなく、RR’S i Y2の
シラン以外のコーポリマーとのコーポリマーである場合
も含まれる。
〔■〕発明の詳細な説明
(1)シラン変性ポリオレフィン
この発明に用いられるシラン変性ポリオレフィンは低密
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン
、あるいはエチレンとプロピレンおよび(または)ブチ
レンとの共重合体等のポリオレフィンを一般式Rπ5i
Y2で表わされるシランとポリオレフィンの融点以上の
温度にてポリオレフィンに遊離ラジカル部位を発生させ
ることができる化合物の存在下において反応させて得ら
れる。
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン
、あるいはエチレンとプロピレンおよび(または)ブチ
レンとの共重合体等のポリオレフィンを一般式Rπ5i
Y2で表わされるシランとポリオレフィンの融点以上の
温度にてポリオレフィンに遊離ラジカル部位を発生させ
ることができる化合物の存在下において反応させて得ら
れる。
ここに用いられるシランの一般式RR′5iY2におい
てRはポリオレフィン中に発生した遊離ラジカル部位と
反応性である脂肪族的に不飽和な炭化水素基またはハイ
ドロカーボンオキシ基である。
てRはポリオレフィン中に発生した遊離ラジカル部位と
反応性である脂肪族的に不飽和な炭化水素基またはハイ
ドロカーボンオキシ基である。
この様な基の例としてはビニル、アルリル、フチニル、
ジクロヘキセニル、シクロペンタジェニル、CH2=C
(CH3)C00(CH2)3CH2=C(CH3)C
OOCH2CH20(CH2)3−1およびCH2− C(CH3)C00CH2CH(OH)CH20(CH
2)3を挙げることができ、ビニル基が好適である。
ジクロヘキセニル、シクロペンタジェニル、CH2=C
(CH3)C00(CH2)3CH2=C(CH3)C
OOCH2CH20(CH2)3−1およびCH2− C(CH3)C00CH2CH(OH)CH20(CH
2)3を挙げることができ、ビニル基が好適である。
Yは例えばメトキシ基、エトキシ基およびブトキシ基の
ようなアルコキシ基、例えばホルミロキシ基、アセトキ
シ基またはプロピオノキシ基のようなアシロキシ基、オ
キシム基例えば−〇N−〇(CH3)2、−〇N=OC
H3C2H5および−ON = C(C6H5) 2ま
たは置換されたアミノ基例えばアルキノアミノ基および
アリールアミノ基例えば−NHCH3、−NHC2H5
および−NH(C6H5)のような任意の加水分解しう
る有機基を挙げることができる。
ようなアルコキシ基、例えばホルミロキシ基、アセトキ
シ基またはプロピオノキシ基のようなアシロキシ基、オ
キシム基例えば−〇N−〇(CH3)2、−〇N=OC
H3C2H5および−ON = C(C6H5) 2ま
たは置換されたアミノ基例えばアルキノアミノ基および
アリールアミノ基例えば−NHCH3、−NHC2H5
および−NH(C6H5)のような任意の加水分解しう
る有機基を挙げることができる。
R′基はR基またはY基であることができる。
シランは3個の加水分解しうる有機基を含有するのが好
適であり、最も好適なシランはビニルトリエトキシシラ
ンおよびビニルトリメトキシシランである。
適であり、最も好適なシランはビニルトリエトキシシラ
ンおよびビニルトリメトキシシランである。
使用するシランの割合は反応条件或いはポリオレフィン
において所望する変性の程度に依存するが、実際の割合
は広範囲にあり、例えば変性されるべきポリオレフィン
の重量を基準にして0.1から50重量%である。
において所望する変性の程度に依存するが、実際の割合
は広範囲にあり、例えば変性されるべきポリオレフィン
の重量を基準にして0.1から50重量%である。
しかし一般には0.5〜10重量%使用するのが好適で
ある。
ある。
遊離ラジカル発生用化合物としては反応条件の下でポリ
オレフィン遊離ラジカル部位を造ることができ、反応温
度において6分より短い半減期、好ましくは1分より短
い半減期、を有する任意の化合物を使用することができ
る。
オレフィン遊離ラジカル部位を造ることができ、反応温
度において6分より短い半減期、好ましくは1分より短
い半減期、を有する任意の化合物を使用することができ
る。
半減期が6分より長いと、ポリオレフィンを変性するの
に十分な遊離ラジカル部位を発生させるためには長時間
必要とするので、反応率が悪いかあるいは反応時間が長
くかかつて好ましくない。
に十分な遊離ラジカル部位を発生させるためには長時間
必要とするので、反応率が悪いかあるいは反応時間が長
くかかつて好ましくない。
この発明において使用されるシラン変性ポリオレフィン
を製造する際に使用するための最もよく知られた好適な
遊離ラジカル発生用化合物の例としては、有機過酸化物
およびパーエステル類例えば過酸化ベンゾイル、過酸化
ジクロルベンゾイル、ジクミルペルオキシド、ジー上ブ
チルペルオキシド、2・5−ジ(ペルオキシベンゾエー
ト)ヘキシン−3,1・3−ビス(t−ブチル−ペルオ
キシイソプロピル)ベンゼン、過酸化ラウロイル、t−
ブチルペルアセテート、2・5−ジメチル−2・5−ジ
(tブチルペルオキシ)ヘキシン−3,2・5ジメチル
−2・5−ジ(1−ブチルペルオキシノヘキサンおよび
t−ブチルペルベンゾエート、アゾ化合物例えばアゾビ
ス−イソブチロニトリル、およびジメチルアゾジイソブ
チレート等を挙げることができる。
を製造する際に使用するための最もよく知られた好適な
遊離ラジカル発生用化合物の例としては、有機過酸化物
およびパーエステル類例えば過酸化ベンゾイル、過酸化
ジクロルベンゾイル、ジクミルペルオキシド、ジー上ブ
チルペルオキシド、2・5−ジ(ペルオキシベンゾエー
ト)ヘキシン−3,1・3−ビス(t−ブチル−ペルオ
キシイソプロピル)ベンゼン、過酸化ラウロイル、t−
ブチルペルアセテート、2・5−ジメチル−2・5−ジ
(tブチルペルオキシ)ヘキシン−3,2・5ジメチル
−2・5−ジ(1−ブチルペルオキシノヘキサンおよび
t−ブチルペルベンゾエート、アゾ化合物例えばアゾビ
ス−イソブチロニトリル、およびジメチルアゾジイソブ
チレート等を挙げることができる。
使用する遊離ラジカル発生用化合物は、ポリオレフィン
とシランとの反応が行なわれる温度、ポリオレフィンの
性質およびポリオレフィンに所望する変性の度合によっ
て種類と使用する割合を選択するのがよい。
とシランとの反応が行なわれる温度、ポリオレフィンの
性質およびポリオレフィンに所望する変性の度合によっ
て種類と使用する割合を選択するのがよい。
如何なる場合も、所望の度合の変性を行なうために充分
な遊離ラジカル発生剤を使用すべきであるけれども、ポ
リオレフィンについて普通の交す結合或いは、ポリオレ
フィンの分子切断のみが主反応となるような遊離ラジカ
ル発生剤の割合であるべきではない。
な遊離ラジカル発生剤を使用すべきであるけれども、ポ
リオレフィンについて普通の交す結合或いは、ポリオレ
フィンの分子切断のみが主反応となるような遊離ラジカ
ル発生剤の割合であるべきではない。
この理由のために、一般的には変性されるべきポリオレ
フィンの重量を基準として約0.75重量%よりも多く
ない量、好ましくは0.05〜0.2重量%、の遊離ラ
ジカル発生剤を使用するのがよい。
フィンの重量を基準として約0.75重量%よりも多く
ない量、好ましくは0.05〜0.2重量%、の遊離ラ
ジカル発生剤を使用するのがよい。
この発明に使用したシラン変性ポリオレフィンは、ポリ
オレフィンに一般式RR′5iY2のシランおよび遊離
ラジカル発生剤をヘンシェルミキサー等通常の装置にて
分散させ、140℃以上で混練可能な通常の押出後、ロ
ールミル、バンバリー、ブラベンダー等の任意の装置に
より混練混合することにより得られる。
オレフィンに一般式RR′5iY2のシランおよび遊離
ラジカル発生剤をヘンシェルミキサー等通常の装置にて
分散させ、140℃以上で混練可能な通常の押出後、ロ
ールミル、バンバリー、ブラベンダー等の任意の装置に
より混練混合することにより得られる。
この際、反応温度が140℃未満であるとポリオレフィ
ンの溶融が十分でなく良好な反応が得られない。
ンの溶融が十分でなく良好な反応が得られない。
このようにして製造されたシラン変性ポリオレフィンは
、シラン部位の量が無機充填材の量に対し0.1重量%
以上となることが望ましい。
、シラン部位の量が無機充填材の量に対し0.1重量%
以上となることが望ましい。
0.1重量%未満では充分な効果が得られないからであ
る。
る。
したがって、シラン部位の量がシラン変性ポリオレフィ
ンに対し、0.02〜10重量%となるようにして、そ
のシラン部位の量が充填剤に対し0.1重量%以上とな
るようにポリオレフィン樹脂組成物中に加えるのが好ま
しい。
ンに対し、0.02〜10重量%となるようにして、そ
のシラン部位の量が充填剤に対し0.1重量%以上とな
るようにポリオレフィン樹脂組成物中に加えるのが好ま
しい。
変性ポリオレフィン中のシラン部位の量が前記シラン変
性ポリオレフィンに対し、10重量%を超えても効果の
改良が認められないからである。
性ポリオレフィンに対し、10重量%を超えても効果の
改良が認められないからである。
また、0.02重量%未満であると、シラン変性ポリオ
レフィンのシラン部位の量が充填材に対し0.1重量%
以上となりにくいからである。
レフィンのシラン部位の量が充填材に対し0.1重量%
以上となりにくいからである。
;2)シラノール綜合触媒
シラノール縮合触媒、すなわちシラノールの縮合を促進
する物質、としての機能を有する広範囲の物質が知られ
ており、この発明にはこのような任意のものを使用する
ことができる。
する物質、としての機能を有する広範囲の物質が知られ
ており、この発明にはこのような任意のものを使用する
ことができる。
このような物質としては、例えば、ブチル錫ラウレート
、酢酸第一錫、オクタン酸第−錫(カプリル酸第−錫)
、ナフテン酸鉛、カプリル酸亜鉛、2−エチルヘキサン
酸鉄、ナフテン酸コバルトのようなカルボン酸塩、チタ
ン酸エステルおよびキレート化物のような有機金属化合
物、例えばチタン酸テトラブチルエステル、チタン酸テ
トラノニルエステルおよびビス(アセチルアセトニトリ
ル)ジ−イソプロピルチタネート、有機塩基例えばエチ
ルアミン、ヘキシルアミン、ジブチルアミン、およびピ
リジン、酸例えば無機酸および脂肪酸と挙げることがで
きる。
、酢酸第一錫、オクタン酸第−錫(カプリル酸第−錫)
、ナフテン酸鉛、カプリル酸亜鉛、2−エチルヘキサン
酸鉄、ナフテン酸コバルトのようなカルボン酸塩、チタ
ン酸エステルおよびキレート化物のような有機金属化合
物、例えばチタン酸テトラブチルエステル、チタン酸テ
トラノニルエステルおよびビス(アセチルアセトニトリ
ル)ジ−イソプロピルチタネート、有機塩基例えばエチ
ルアミン、ヘキシルアミン、ジブチルアミン、およびピ
リジン、酸例えば無機酸および脂肪酸と挙げることがで
きる。
このシラノール縮合触媒はシラン変性ポリオレフィンの
シラン部位の量に対し、0.1〜10重量%程度である
のがよい。
シラン部位の量に対し、0.1〜10重量%程度である
のがよい。
0.1重量%未満であると充分な効果が得られず、10
重量%を超えて組成物中に添加してもそれ以上の効果が
得られないからである。
重量%を超えて組成物中に添加してもそれ以上の効果が
得られないからである。
特に、0.5〜10重量%が最適である。
このシラノール縮合触媒は、シラン変性ポリオレフィン
を製造する際において、ポリオレフィンとシランとの反
応前に、或いは反応中に、或いは反応後に混入するか、
或いはまたシラン変性ポリオレフィン、未変性ポリオレ
フィンおよび無機充填剤を混線混合する際に同時に混入
することができる。
を製造する際において、ポリオレフィンとシランとの反
応前に、或いは反応中に、或いは反応後に混入するか、
或いはまたシラン変性ポリオレフィン、未変性ポリオレ
フィンおよび無機充填剤を混線混合する際に同時に混入
することができる。
またシラノール縮合触媒はそのまま単独で混入させるこ
とができるが、シラン変性ポリオレフィンと近接した融
解指数を有する未変性ポリオレフィンに0.1〜10重
量%分散させたマスターバッチを予め調製しておいて使
用した方が、シラノール縮合触媒の分散性および作業性
の点からのぞましい。
とができるが、シラン変性ポリオレフィンと近接した融
解指数を有する未変性ポリオレフィンに0.1〜10重
量%分散させたマスターバッチを予め調製しておいて使
用した方が、シラノール縮合触媒の分散性および作業性
の点からのぞましい。
(3)未変性ポリオレフィン
任意に、この発明の組成物に混在することのできる未変
性ポリオレフィンは、シラン変性ポリオレフィンの量を
低下させるために添加されることができる。
性ポリオレフィンは、シラン変性ポリオレフィンの量を
低下させるために添加されることができる。
即ち、シラン変性ポリオレフィンのシラン部位の量が充
填材に対し0.1重量%以上となれば、残りのポリオレ
フィンは未変性ポリオレフィンで代替可能となる。
填材に対し0.1重量%以上となれば、残りのポリオレ
フィンは未変性ポリオレフィンで代替可能となる。
このような未変性ポリオレフィンとしては、たとえば低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンとプロピレンおよび(または)ブチレンと
のコーポリマー等を挙げることができる。
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンとプロピレンおよび(または)ブチレンと
のコーポリマー等を挙げることができる。
(4)無機充填材
この発明の組成物に用いられる無機充填材は、このよう
な充填材として用いられる全ての無機物であってよい。
な充填材として用いられる全ての無機物であってよい。
たとえば、カオリン、パイロフィライト、メルク、モン
モリロナイト、ゼオライト、各種雲母、ケイソウ土、珪
石粉、ホワイトカーボン、ケイ酸カルシウム、アスベス
ト、ガラス粉末、ガラス繊維等のすべてのケイ酸塩鉱物
、炭酸カルシウム、石コウ、炭酸マグネシウム、水酸化
マグネシウム等が挙げることができ、特にシリカ系充填
剤が望ましい。
モリロナイト、ゼオライト、各種雲母、ケイソウ土、珪
石粉、ホワイトカーボン、ケイ酸カルシウム、アスベス
ト、ガラス粉末、ガラス繊維等のすべてのケイ酸塩鉱物
、炭酸カルシウム、石コウ、炭酸マグネシウム、水酸化
マグネシウム等が挙げることができ、特にシリカ系充填
剤が望ましい。
(5)組成
これらの成分の組成物中における組成は若干前に述べた
が、こふでとりまとめて述べる。
が、こふでとりまとめて述べる。
まず、この発明の組成物の組成を定める因子としては特
に下記の2つが重要である。
に下記の2つが重要である。
(a) 無機充填材の量、
(b) シラン変性ポリオレフィンのシラン部位の前
記充填材に対する量。
記充填材に対する量。
(a) 無機充填材の量
無機充填材の量はポリオレフィンと充填材の量に対し1
0〜75重量%の量である。
0〜75重量%の量である。
10重量%未満であると補強効果が生ぜず、75重量%
を超えると組成物の成形性力1剣ヒするからである。
を超えると組成物の成形性力1剣ヒするからである。
かかる無機充填材の量は充填材の種類によって異なるの
はもちろんであって、一般に粉末状充填材の場合25〜
60重量%であるのが好ましく、ガラス繊維の場合は1
0〜40重量%、好ましくは15〜30重量%である。
はもちろんであって、一般に粉末状充填材の場合25〜
60重量%であるのが好ましく、ガラス繊維の場合は1
0〜40重量%、好ましくは15〜30重量%である。
(b)シラン変性ポリオレフィンのシラン部位の前記充
填材に対する量。
填材に対する量。
この量は前述のように、充填材に対し、
0.1重量%である。
このような2つの因子によってこの発明の組成物の組成
は定まる。
は定まる。
たとえば、無機充填材の量を定めることによって、シラ
ン変性ポリオレフィンのシラン部位の量が定まり、これ
によってシラノール縮合触媒の量が定まる。
ン変性ポリオレフィンのシラン部位の量が定まり、これ
によってシラノール縮合触媒の量が定まる。
更に未変性ポリオレフィンを混在させる場合、シラン変
′性ポリオレフィンに対するシラン部位の量(即ちシラ
ン変性ポリオレフィンの種類)を定めることによって、
混在される未変性ポリオレフィンの範囲が定まる。
′性ポリオレフィンに対するシラン部位の量(即ちシラ
ン変性ポリオレフィンの種類)を定めることによって、
混在される未変性ポリオレフィンの範囲が定まる。
たとえば、シラン変性ポリオレフィンのシラン部位の量
がシラン変性ポリオレフィンに対して0.1〜10重量
%のシラン変性ポリオレフィンを用いれば、下記の組成
範囲を定めることができる。
がシラン変性ポリオレフィンに対して0.1〜10重量
%のシラン変性ポリオレフィンを用いれば、下記の組成
範囲を定めることができる。
組成(I)
(A) V 57変性*+):hv−y 、。
〜2.□量いイン
(B)シラノール縮合触媒シ
ラン部位の量に対し
0.1〜10重量%
(好ましくは0.5〜
10重量%)
(]1無機充填材
10〜75重量%
(ただし、断りのない場合は(A)、(D)の和を基準
とする) 組成(II) (A)シラン変性ポリオレフ イン 1〜20重量%(B)シラノ
ール縮合触媒シ ラン部位の量に対し 0.1〜10重量%(好まし
くは0.5〜 10重量%) (Q未変性ポリオレフィン シラン変性ポリオレフィンと未変性ポリオレフィンの総
和として90〜25重量%となるような量。
とする) 組成(II) (A)シラン変性ポリオレフ イン 1〜20重量%(B)シラノ
ール縮合触媒シ ラン部位の量に対し 0.1〜10重量%(好まし
くは0.5〜 10重量%) (Q未変性ポリオレフィン シラン変性ポリオレフィンと未変性ポリオレフィンの総
和として90〜25重量%となるような量。
(D)無機充填材 10〜75重量%(ただ
し、断りのない場合、(A)、(C)、(D)の総和を
基準とする) シラン変性ポリオレフィンと未変性ポリオレフィンの総
和を基準とすれば、シラン変性ポリオレフィンは0.1
〜100重量%、好ましくは1〜30重量%、未変性ポ
リオレフィンは99.9〜O重量%、好ましくは99〜
70重量%である。
し、断りのない場合、(A)、(C)、(D)の総和を
基準とする) シラン変性ポリオレフィンと未変性ポリオレフィンの総
和を基準とすれば、シラン変性ポリオレフィンは0.1
〜100重量%、好ましくは1〜30重量%、未変性ポ
リオレフィンは99.9〜O重量%、好ましくは99〜
70重量%である。
(6)製造法
前記組成物成分(必要に応じて安定剤、顔料*ヒ 等の
添加剤の併用も可能である)をポリオレフィン(シラン
変性ポリオレフィン、未変性ポリオレフィン)の融点以
上の温度領域で押出機、ロール、バンバリー、ブラベン
ダー等の通常の混練機にて混練混合する。
添加剤の併用も可能である)をポリオレフィン(シラン
変性ポリオレフィン、未変性ポリオレフィン)の融点以
上の温度領域で押出機、ロール、バンバリー、ブラベン
ダー等の通常の混練機にて混練混合する。
以下、この発明の詳細な説明する。
この実施例はこの発明を限定するものではない。
実施例 I
MI 5 P/10分、密度0.965 ?/ccを有
する高密度ポリエチレン100重量部、ビニルトリエト
キシシラン3重量部及びジクミルペルオキシド0.12
重量部から、−軸ベント付押出機(設定温度210℃)
にて混練混合することによりシラン部位の量が2.8重
量%のシラン変性ポリエチレンを得た。
する高密度ポリエチレン100重量部、ビニルトリエト
キシシラン3重量部及びジクミルペルオキシド0.12
重量部から、−軸ベント付押出機(設定温度210℃)
にて混練混合することによりシラン部位の量が2.8重
量%のシラン変性ポリエチレンを得た。
上記の高密度ポリエチレン100重量部、チタン酸テト
ラブチルエステル1重量部及びジクミルペルオキシド0
.12重量部からシラノール縮合触媒マスターバッチを
得た。
ラブチルエステル1重量部及びジクミルペルオキシド0
.12重量部からシラノール縮合触媒マスターバッチを
得た。
上記のシラン変性高密度ポリエチレン、シラノール縮合
触媒マスターバッチ、未変性高密度ポリエチレン、平均
粒径1.9μのカオリンクレーから第1表に示した組成
にて2本のロール(設定160℃)で混線混合し、その
後プレス成形して機械的特性を測定し、実施例1及び比
較例とした。
触媒マスターバッチ、未変性高密度ポリエチレン、平均
粒径1.9μのカオリンクレーから第1表に示した組成
にて2本のロール(設定160℃)で混線混合し、その
後プレス成形して機械的特性を測定し、実施例1及び比
較例とした。
ベース樹脂として未変性高密度ポリエチレンを用いるよ
りも、シラン変性高密度ポリエチレン及びシラノール縮
合触媒を用いた方が衝撃強度をはじめ剛性、引張強度が
著るしく改良される。
りも、シラン変性高密度ポリエチレン及びシラノール縮
合触媒を用いた方が衝撃強度をはじめ剛性、引張強度が
著るしく改良される。
※1
※2
※3
※4
JIS−に−7110
BS−1330
ASTM D747−70準拠
■SOR−527−66準拠
実施例 2
Ml5グ/10分および公称密度0.965@/ccを
有する高密度ポリエチレン100重量部に、ジクミルペ
ルオキシド0.12重量部を溶解したビニルトリエトキ
シシラン3重量部をスーパーミキサーで液状物が全部吸
収されてしまうまで混合することにより、該粒子物を前
記7ランで被覆した。
有する高密度ポリエチレン100重量部に、ジクミルペ
ルオキシド0.12重量部を溶解したビニルトリエトキ
シシラン3重量部をスーパーミキサーで液状物が全部吸
収されてしまうまで混合することにより、該粒子物を前
記7ランで被覆した。
次にこの組成物を一軸ベント付押出機(設定温度210
℃)にて混練混合することによりシラン部位の量が2.
8重量%のシラン変性高密度ポリエチレンを得た。
℃)にて混練混合することによりシラン部位の量が2.
8重量%のシラン変性高密度ポリエチレンを得た。
次に、上記の未変性ポリエチレン100重量部、チタン
酸テトラブチルエステル1重量部およびジクミルペルオ
キシド0,12重量部から、前記の押〉く出機にてマス
ターバッチを得た。
酸テトラブチルエステル1重量部およびジクミルペルオ
キシド0,12重量部から、前記の押〉く出機にてマス
ターバッチを得た。
上記の如く調製したシラン変性高密度ポリエチレン、シ
ラノール縮合触媒マスターバッチ、およびMI 0.8
f/10分、密度0.955 ?/ccを有する高密
度ポリエチレン、平均粒径1.9μを有するカオリンク
レーを第2表に示した組成にて2本のロール(設定温度
160℃)で混線混合し、その後プレス成形して機械的
特性を測定した。
ラノール縮合触媒マスターバッチ、およびMI 0.8
f/10分、密度0.955 ?/ccを有する高密
度ポリエチレン、平均粒径1.9μを有するカオリンク
レーを第2表に示した組成にて2本のロール(設定温度
160℃)で混線混合し、その後プレス成形して機械的
特性を測定した。
第2表に示される様にポリエチレンとして、シラン変性
ポリエチレンをブレンドすることにより機械的特性は中
程度に改良される(比較例)が、さらにシラノール縮合
触媒を添加することにより衝撃強度をはじめ剛性、引張
強度が著るしく改良されることがわかる。
ポリエチレンをブレンドすることにより機械的特性は中
程度に改良される(比較例)が、さらにシラノール縮合
触媒を添加することにより衝撃強度をはじめ剛性、引張
強度が著るしく改良されることがわかる。
(実施例2)※1
※2
※3
※4
JIS−に7110
BS−1330
ASTM D747−70準拠
I 5OR−527−66準拠
実施例 3
MI 0.8 f/x 0分を有するアイソタクチック
ポリプロピレン100重量部、ビニルトリエトキシシラ
ン0.6重量部および過酸化ベンゾイル0.4重量部か
ら実施施1と同様に反応温度240℃にてシラン部位の
量が0.6重量%のシラン変性ポリプロピレンを得た。
ポリプロピレン100重量部、ビニルトリエトキシシラ
ン0.6重量部および過酸化ベンゾイル0.4重量部か
ら実施施1と同様に反応温度240℃にてシラン部位の
量が0.6重量%のシラン変性ポリプロピレンを得た。
また、上記の未変性ポリプロピレン100重量部、ジブ
チル錫ジラウレート1重量部および過酸化ベンゾイル0
.4重量部から、同様にシラノール縮合触媒のマスター
バッチを得た。
チル錫ジラウレート1重量部および過酸化ベンゾイル0
.4重量部から、同様にシラノール縮合触媒のマスター
バッチを得た。
上記のシラン変性ポリプロピレン、シラノール縮合触媒
およびMI 4.5 P/1.0分エチレン含量6%の
エチレンプロピレン共重合体、および各種充填剤を、第
3表に示した組成にて2本のロール(設定温度180’
C)で混練混合し、その後プレ≦ス成形して機械的特性
を測定した。
およびMI 4.5 P/1.0分エチレン含量6%の
エチレンプロピレン共重合体、および各種充填剤を、第
3表に示した組成にて2本のロール(設定温度180’
C)で混練混合し、その後プレ≦ス成形して機械的特性
を測定した。
第3表に示される様に実施例2の場合と同様にポリプロ
ピレンにシラン変性ポリプロピレンおよびシラノール縮
合触媒をブレンドすることにより衝撃強度等の機械的特
性が著しく改良されることがわかる。
ピレンにシラン変性ポリプロピレンおよびシラノール縮
合触媒をブレンドすることにより衝撃強度等の機械的特
性が著しく改良されることがわかる。
実施例 4
Mlo、8を有するアイソタクチックポリプロピレン1
00重量部、ビニルトリ(β−ノドキシエトキシ)シラ
70.9重量部及び過酸化ベンゾイル0.6重量部から
実施例1と同様に反応温度240℃にてシラン部位の量
が0.9重量%のシラン変性ポリプロピレンを得た。
00重量部、ビニルトリ(β−ノドキシエトキシ)シラ
70.9重量部及び過酸化ベンゾイル0.6重量部から
実施例1と同様に反応温度240℃にてシラン部位の量
が0.9重量%のシラン変性ポリプロピレンを得た。
また、MIIOを有するアイソタクチックポリプロピレ
ン100重量部、ジブチル錫ジラウレート1重量部から
同様にシラノール縮合触媒のマターバッチを得た。
ン100重量部、ジブチル錫ジラウレート1重量部から
同様にシラノール縮合触媒のマターバッチを得た。
上記のシラン変性ポリプロピレン、シラノール縮合触媒
マスターパッチ、及びM119.5のアイソタクチック
ポリプロピレン、及びガラス繊維を第4表に示した紐取
にて55%φベント付押出機(L/D −28)にて混
練し、得られたコンパウンドを名機製作所50Zスクリ
ューインライン式射出成形機にてASTM試験片金型を
用い、射出成形した。
マスターパッチ、及びM119.5のアイソタクチック
ポリプロピレン、及びガラス繊維を第4表に示した紐取
にて55%φベント付押出機(L/D −28)にて混
練し、得られたコンパウンドを名機製作所50Zスクリ
ューインライン式射出成形機にてASTM試験片金型を
用い、射出成形した。
試験片の評価はASTM−D−638、D−※※790
に準拠する。
に準拠する。
なおテストに用いたガラス繊維は、シラン処理ガラス繊
維として旭グラスファイバー社C8obMA−411,
無処理ガラス繊維として試作品を用いた。
維として旭グラスファイバー社C8obMA−411,
無処理ガラス繊維として試作品を用いた。
また、樹脂とガラス繊維の結合効果を確認するため、9
0’Cの熱水槽に引張りダンベルを浸漬し、熱及び水の
浸入による影響を検討した。
0’Cの熱水槽に引張りダンベルを浸漬し、熱及び水の
浸入による影響を検討した。
更に実施例4−(1)、4−(2)と比較例4−(2)
、4−(4)について90℃熱水に連続含浸しく100
0二時間)、引張強度の強度変化を検討した。
、4−(4)について90℃熱水に連続含浸しく100
0二時間)、引張強度の強度変化を検討した。
(ASTM D−638に準拠)
シラノール縮合触媒の添加により、機械的特性の向上も
さることながら、特に熱、水といった環境促進下におい
ての強度保持率が著るしく改良される。
さることながら、特に熱、水といった環境促進下におい
ての強度保持率が著るしく改良される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の取分を含むことを特徴とする、レフイン樹脂
組成物。 (A)一般式; %式% (式中、Rはオレフィン性不飽和炭化水素基あるいはハ
イドロカーボンオキシ基であり、Yは加水分解可能な有
機基であり、Wは前記R基かY基である) で表わされるシランとポリオレフィンを前記ポリオレフ
ィンに遊離ラジカルを生じさせることの可能な化合物の
存在下、140℃以上の温度で反応させて得られたシラ
ン変性ポリオレフィンあるいはこのシラン変性ポリオレ
フィンと未変性ポリオレフィンの混合物であるポリオレ
フィン ・・・・・・・・・シラン変性ポリオレフィンのシラン
部位の量が無機充填材に対しo、 i重量%以上となる
ような量、 (B) シラノール縮合触媒 ・・・・・・・・・前記シラン部位に対し01〜10重
量%(Q 無機充填材 ・・・・・・・・・ポリオレフィンの量およびこの無機
充填材の和の10〜75重量%。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50047576A JPS5843420B2 (ja) | 1975-04-21 | 1975-04-21 | ポリオレフインジユシソセイブツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50047576A JPS5843420B2 (ja) | 1975-04-21 | 1975-04-21 | ポリオレフインジユシソセイブツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51123252A JPS51123252A (en) | 1976-10-27 |
JPS5843420B2 true JPS5843420B2 (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=12779060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50047576A Expired JPS5843420B2 (ja) | 1975-04-21 | 1975-04-21 | ポリオレフインジユシソセイブツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843420B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148044A (en) * | 1978-04-17 | 1979-11-19 | Mitsui Polychemicals Ltd | Preparation of crosslinked polyethylene |
JPS55104336A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-09 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | Fire-retardant resin composition |
JPS55128441A (en) * | 1979-03-27 | 1980-10-04 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Preparing method for cross-linked polyethylene extrudate |
JPS55155039A (en) * | 1979-05-22 | 1980-12-03 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Cross-linking ethylene copolymer composition |
JPS608345A (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-17 | Sekisui Chem Co Ltd | ポリオレフイン系樹脂組成物 |
US4598116A (en) * | 1984-11-09 | 1986-07-01 | Union Carbide Corporation | Scorch resistant compositions based on water-curable thermoplastic polymers having hydrolyzable, pendant silane moieties, and organo titanates |
JP2014024969A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Mitsubishi Chemicals Corp | 繊維強化複合材料 |
-
1975
- 1975-04-21 JP JP50047576A patent/JPS5843420B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51123252A (en) | 1976-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4732958B2 (ja) | シラン硬化熱可塑性エラストマー | |
CA2212944C (en) | Silane, free radical generator, amine blends for crosslinking of olefin polymers | |
US5312861A (en) | Filled hydrolyzable copolymer compositions resistant to premature crosslinking | |
US4481322A (en) | Novel reinforcing additive and method of reinforcing thermoplastic polymer therewith | |
EP0426073A2 (en) | Solid feeding of silane crosslinking agents into extruder | |
EP0578043A1 (en) | Glass fiber reinforced propylene polymer graft composition | |
JPS5843420B2 (ja) | ポリオレフインジユシソセイブツ | |
US5686546A (en) | Cross-linkable polymer composition containing a carboxylic acid precursor as a catalyst | |
US5637629A (en) | Reinforced polyolefinic thermoplastic composition | |
JPH06136066A (ja) | シラングラフト化樹脂組成物の製造方法およびシラン架橋樹脂組成物成形品の製造方法 | |
JPS6354292B2 (ja) | ||
JPH0412297B2 (ja) | ||
JPH0680785A (ja) | Ppe/ポリエチレンコポリマーブレンド | |
RU2132345C1 (ru) | Армированная полиолефиновая термопластическая композиция | |
JPS60245654A (ja) | ポリオレフイン樹脂用表面処理充填剤 | |
JPS5938260B2 (ja) | ポリオレフイン樹脂組成物 | |
JPH0226643B2 (ja) | ||
JPS5818921B2 (ja) | シラン変成プロピレン重合体の製造方法 | |
JPS5838710A (ja) | 塩素化ポリエチレンの架橋方法 | |
JPH0425291B2 (ja) | ||
JPH0819319B2 (ja) | 塩素化ポリエチレンの架橋方法 | |
CA2161991A1 (en) | Cross-linkable polymer composition containing a carboxylic acid precursor as a catalyst | |
JPS6154049B2 (ja) | ||
JPS6043381B2 (ja) | 複合樹脂組成物 | |
JPS58117244A (ja) | シラン変成プロピレン重合体組成物 |