JPS5843419Y2 - モ−タ回転子の整流子構造 - Google Patents

モ−タ回転子の整流子構造

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JPS5843419Y2
JPS5843419Y2 JP35079U JP35079U JPS5843419Y2 JP S5843419 Y2 JPS5843419 Y2 JP S5843419Y2 JP 35079 U JP35079 U JP 35079U JP 35079 U JP35079 U JP 35079U JP S5843419 Y2 JPS5843419 Y2 JP S5843419Y2
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JP
Japan
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commutator
spider
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flat
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JP35079U
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JPS55102365U (ja
Inventor
博明 溝口
信一 折井
Original Assignee
株式会社日立製作所
自動車電機工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、モータ回転子の整流子構造に関するもので
ある。
第1図は、従来より一般に採用されているモータ回転子
の整流子部分を除いた正面図、第2図は第1図のA−A
線断面図であって、回転子を構成する環状鉄心1を、回
転軸3に固着するための嵌合部2cを持ち且つ該回転軸
3に垂直な平面部2bと該平面部2bの外周側から外方
へ向かって放射状に形成した多数の柱状部2aとを有す
る円形状のスパイダ2を介して回転軸3に連結した構造
を示している。
普た、この回転子に取付けられる従来の整流子4の一例
を第3図、第4固転よび第5図に示す。
この整流子4は絶縁体5に導体を埋設したのちスリット
srs、・・・を入れることにより多数の整流子片6a
、6b、・・・を形成した状態で片面側(第4図におい
て右側)を平坦な整流子表面(第5図参照)に形成され
ていると共に、他面側(第4図において左但!1.)を
前記多数の整流子片6 a * 6 b +・・・の接
続端6′を各々案内する多数の突出案内部5a、5b、
・・・を有する整流子裏面(第3図参照)に形成され、
該多数の突出案内部5a、5b、・・・を前記スパイダ
2に形成した多数の柱状部2 a * 2 a 、・・
・の各々空間部分子。
7、・・・より突出させた状態(第6図参照)でスパイ
ダ2に取付けられている。
このような従来の構造では、スパイダ2の柱状部2aむ
よび平面部2bを含めた全面に、整流子裏面の突出案内
部5a−5b*・・・を除いた平面部分4aを当接させ
て接着するようにしていた。
しかしながら、スパイダ2の柱状部2aは細いためにプ
レス成形の際に第6図における左右方向(回転子の軸方
向)の変形を生じやすく、前記平面部分4aと当接する
各柱状部2aで構成する当接面は平温な平面とはならず
に凹凸状となることが多かった。
従って、柱状部2aに軸方向の変形を生じた状態で整流
子4を接着した後において、ブラシ(図示せず)と接触
する多数の整流子片6 a t6b、・・・により形成
した平担な整流子表面は回転軸3に対し垂直にならない
ことがあった。
そのため、回転軸3に対する整流子表面の面振れが大き
くなるという欠点を有していた。
この考案の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、
成形後にスパイダの柱状部に曲がり等の変形を生じてい
るときでも整流子表面の振れをなくすことができるモー
タ回転子の整流子構造を提供することにある。
この考案は、スパイダの平面部に当接する整流子裏面に
突出接触面を形成して該突出接触面と整流子片の突出案
内部の基部との間に段差を設け、前記平面部に突出接触
面を当接させることにより該突出案内部の基部を前記ス
パイダの柱状部から離間させたことを特徴としている。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第7図および第8図は、この考案の一実施例におけるモ
ータ回転子の各々整流子裏面説明図およびC−C線断面
図であって、整流子正面はこの実施例においては第5図
と同一発表われる。
すなわち、この整流子14ば、絶縁体15に導体を埋設
したのち放射状にスリットS、S、・・・を入れること
により多数の整流子片16a、16b、・・・を形成し
た状態で片面側(第8図において右側)を平坦な整流子
表面に形成されていると共に、他面側(第8図において
左側)を前記多数の整流子片16a、16b 、・・・
の接続端16′を各々男IN固に案内保持する多数の突
出案内部15a、15b。
・・・を有する整流子裏面(第1図参照)K形成されて
いる。
そして、このような整流子14の裏面に形成した多数の
突出内部15a、15b、・・・を、第1間転よび第2
図に示すような環状鉄心1と回転軸3とを連結するスパ
イダ2に形成した多数の柱状部2a、2a、・・・の各
々空間部分7.γ、・・・より第10図に示す如く突出
させた状態スパイダ2に増付けている。
このとき、前記スパイダ2の平面部2bK当接する前記
整流子裏面、本実施例ではほぼ全面にリング状の突出接
触面14aを形成して該突出接触面14aと前記突出案
内部15a、isb、・・・の基部18との間に段差d
(第10図参照)を設け、該突出案内部15a、15b
、・・・の基部18を前記スパイダ2の柱状部2aから
間隔dだけ離間させている。
したがって、整流子14はその突出接触面14aに釦い
てのみスパイダ2の平面部2bと接触しかつその状態で
スパイダ2の柱状部2aと突出案内部15a、15b、
・・・の基部18とが間隔dだけ離れているため、スパ
イダ2の柱状部2aに第10図にむける左右方向(回転
子の軸方向)の曲がり等の変形を生じているときでも整
流子14の増付けに悪影響を及ぼすことがなくなり、取
付は後においてブラシ(図示せず)と接触する多数の整
流子片16a 、16b、・・・により形成した平担な
整流子表面は前記回転軸3に対しほぼ垂直となり、該回
転軸3に対する整流子表面の而振れを少なくすることが
できる。
斗た、柱状部2aの変形を修正する必要がなくなるので
スパイダ2の製作も容易になる。
また、前述の如く、突出案内部15a、15b。
・・・の基部18と柱状部2aとの間に段差dに応じた
すき間が形成されるため、整流子14の絶縁体15を塑
成する際、図示しない金型の隅部に丸みを持たせ、突出
案内部15a、15b、・・・の基部18の隅部に肉付
き部Rを設けても該肉付き部Rが前記柱状部2a及び前
記平面部2bに干渉することがないので、前記金型の寿
命を高めることができると共に、型抜きが容易となり、
整流子14の製作を容易にすることができる。
なお、上記した実施例では、スパイダ2の平面部2bに
当接する整流子裏面のほぼ全面にリング状の突出接触面
14aを形成した場合を示しているが、該突出接触面1
4aはこのような形状に限定されるものではなく、たと
えば同心状の複数リングあるいは放射状の複数突条その
他整流子14の安定性が保たれる範囲内で上記の形状に
限らず種々の形態を採用することができる。
以上詳述したように、この考案によれば、スパイダの柱
状部に若干の曲がり等の変形を生じているときでもこれ
に左右されることなく整流子の而振れを小さくすること
ができ、スパイダそのものの製作も容易にすることが可
能である。
また、整流子片の突出案内部の基部の隅部に肉付き部R
を設けることができるので整流子の製作が容易であり、
さらに整流子の而振れを低減できることによって整流子
表面の切削代を少なくすることができるので、切削した
後の整流子片の肉厚を大きくすることができるため、耐
久性の向上をもたらすことができるという非常にすぐれ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来既知のモータ回転子の整流子
部分を除いた正面図およびA −A線断面図、第3図、
第4固転よび第5図は従来の整流子の各々裏面説明図、
B−B線断面図ち・よび表面説明図、第6図は第3図の
整流子を第1図の回転子に取付けた状態の断面説明図、
第7図および第8図はこの考案の一実施例における整流
子の各々裏面説明図およびC−C線断面図、第9図は第
7図のD−D線説明図、第10図a t bは第7図の
整流子を第1図の回転子に取付けた状態の各々部分断面
説明固転よび断面説明図である。 1・・・・・・環状鉄心、2・・・・・・スパイダ、2
a・・・・・・柱状部、2b・・・・・・平面部、3・
・・・・・回転軸、I・・・・・・空間部分、14・・
・・・・整流子、14a・・・・・・突出接触面、15
・・・・・・絶縁体、15a 、15b・・・・・・突
出案内部、16a 、16b・・・・・・整流子片、1
8・・・・・−突出案内部の基部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転子を構成する環状鉄心を、回転軸に固着するための
    嵌合部を持ち且つ該回転軸に垂直な平面部と該平面部の
    外周側から外方へ向かって放射状に形成した多数の柱状
    部とを有するスパイダを介して前記回転軸に連結し、絶
    縁体に多数の整流子片を埋設して片面側を平担な整流子
    表面に形成すると共に他面側を前記多数の整流子片の接
    続端を各々案内する多数の突出案内部を有する整流子裏
    面に形成した整流子の前記多数の突出案内部を前記スパ
    イダに形成した多数の柱状部の各々空間部分より突出さ
    せた状態で前記整流子を前記スパイダに増付けたモータ
    回転子において、前記スパイダの平面部に当接する前記
    整流子裏面に突出接触面を形成して該突出接触面と前記
    突出案内部の基部との間に段差を設け、該突出案内部の
    基部を前記スパイダの柱状部力・ら離間させたことを特
    徴とするモータ回転子の整流子構造。
JP35079U 1979-01-09 1979-01-09 モ−タ回転子の整流子構造 Expired JPS5843419Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP35079U JPS5843419Y2 (ja) 1979-01-09 1979-01-09 モ−タ回転子の整流子構造

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JP35079U JPS5843419Y2 (ja) 1979-01-09 1979-01-09 モ−タ回転子の整流子構造

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Publication Number Publication Date
JPS55102365U JPS55102365U (ja) 1980-07-17
JPS5843419Y2 true JPS5843419Y2 (ja) 1983-10-01

Family

ID=28801535

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JP35079U Expired JPS5843419Y2 (ja) 1979-01-09 1979-01-09 モ−タ回転子の整流子構造

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JPS55102365U (ja) 1980-07-17

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