JPS5842682A - 撥水撥油組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は撥水揚油組成物、特には柔軟性、反撥弾性およ
び高速縫製性にすぐれた製品を与える撥水撥油組成物に
関するものである。

繊維製品の撥水処理剤についてはすでに各種のシリコー
ン組成物が公知とされているが、撥油性な加味した撥水
撥油剤についてはフッ素系化合物が有用のものとされ、
これについては例えばパーフロロアルキル基を含有する
アクリル酸またはメタクリル酸のエステル、スルホン酸
アミドなどの１合体、あるいはこれらの七ツマ−とアク
リル酸エステル、無水マレイン酸エステル、スチレン。

塩化ビニル、ブタジェンなどの七ツマ−との共重合体が
実用化されており、これにはまたパーフロロアルキルチ
オ基含有のウレタン系重合体（特公昭５５−１８２４６
参照）、パーフロ口アルキル基を含有するリン酸エステ
ル、クロム錫酸（特公昭３３−４６６参照）が知られて
いる。

しかし、これらの撥水撥油側には、これで処理した輪線
製品が手触り感が硬くなり、柔軟性゛に欠けたものとな
るほか、これは潤滑性が劣るために高速縫製時にしばし
ば糸切れが生じるという不利があった。そのため、この
種のフッ素系撥水撥油剤については、これをパラフィン
オイルまたはワックスエマルジ璽ンと併用するというこ
とも行なわれているが、この場合には撥水性が低下する
という問題があり、このフッ素系化合物としてのパーフ
ロロアルキルウレタンあるいはパーフロロアルキルアク
リレートに無水マレイン酸とアミンまたはアミノνロキ
ナンとの反応物な混合するという方法（米国特許第４．
０７０．１５６号参照）も耐洗濯性は改良されるが柔軟
性−１高速縫製性が改良されないという不利がある。ま
た、これについてはフルオロアルキル基含有化合物にジ
メチルポリシロキチンまたはメチルへイドロジェンポリ
νロキサンを添加してなる撥水撥油組成物も特公昭５１
−２７７０３、特公昭５３−８１７９９で提案されてい
るが、この場合には柔軟性、耐摩耗性は改良されるが、
撥水性、反撥弾性に難点が生じるという不利があった。

本発明はこれらの不利を解決した撥水撥油組成物に関す
るもので、これはイ）パーフロロアルキル１含有重合体
５０〜９９９６と口）平均組成式％式％ （ここにＡはエポキシ基、アクリル基、メタクリル基、
アミノ基のうちの少なくとも１個を有する炭化水素基ま
たは−換炭化水紫基、Ｒは水嵩または炭素数１〜８の醒
換または非置換炭化水嵩基で、ａ、ｂおよびａ十すは１
〜３の正数を示す）で表わされるオルガノポリシロキサ
ン１〜５０％とからなることを特徴とするものである。

これを説明すると、本発明者らはこのパ、−フロロアル
キル基含有重合体を主剤とする撥水撥油組成物について
種々検討の結果、とのノ゛（−フロロアルキル基含有重
合体にエポキシ基、アクリル基、メタクリル基、アミノ
基を有するオルガノポリシロキサンを配合したもので繊
維製品を処理すると、この繊維製品は手触り感が柔軟と
なるほか、平滑性、反撥弾性が改良され、さらには・＆
連線製性も１０〜３０％向上するということを見出すと
共Ｃ：、このものはまた塗料、ワックス、電子部品の防
湿剤、離型側としても有用であることを確１して本発明
を完成させた。

本発明における第１成分としてのポリフロロアルキル基
含有重合体は、従来この種の撥水Ｊ！Ｉ？Ｉｌ剤に使用
されている公知のもので、これは一般式％式％ の炭素数をもつ直鎖状または分岐状の］（−フロロアル
キル基、Ｒは１−１０個の炭素数をもつ２価の炭化水素
基、Ｒ′は水素またはメチル基を表わす）で示される不
飽和エステル類を構成単位として含む重合体または共重
合体であり、これにはＯＦ、（ＯＦ２）、（ＯＨ，）、
１０ＣＯＯＨ−ＯＨ，、ＯＦ、　（ＯＦ２）、　８０□
Ｎ　（０，Ｈ，）　（Ｏ）（、）、　００００）１＝Ｏ
Ｈ，、ＯＦ、（ＯＦ、）、８０．１−（Ｃ）ｌ、）、　
００００藁ＣＭ、、などのように炭素数が３〜２０個、
好ましくは４〜１５個のパーフロロアルキル基を含むア
クリレートまたはメタクリレートで代表される不飽和エ
ステル重合体あるいはかかる不飽和エステルとフロロア
ルキル基を含まない重合し得る化合物の１種または２種
以上との共重合体などが例示される。このフロロアルキ
ル基を含まない菫合し得る化合物としてはエチレン、ス
チレン、アクリル酸。

メタクリル酸、會たはそれらのエステル、無水マレイン
酸などが挙げられるが、このポリフロロアルキル基含有
電合体は前記したパーフロ１１フアルキル基を含有する
ボッウレタン、クロムを含有するフツイヒ炭化水素系錫
酸などであってもよい。

他方１本発明の撥水撥油剤を構成するＩ８２成分として
のオルガノポリシロキサンは前記したように、一般式　
ＡａＲｂＳ臀−一。

− で示されるものであり、このＲは水素またはメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、ビニル基、フェニル
基などのような＃２素１〜８個の炭化水素基、Ａはエポ
キシ基、アクリル基、メタクリル基、アミノ基のうちの
少なくとも１個を有する置換または非置換炭化水素、ａ
、ｂおよびａ　十すは１〜３の正数を表わすものである
。

そして、このエポキシ基を含有する炭化水素基などが挙
げられ、このような炭イと水素基を含むオルガノポリシ
ロキチンさしては などが例示される。

また、このアクリル基またはメタグリル基を含有する炭
化水素基は一般式 Ｈ，０−Ｏ−０００（Ｏ）Ｔ、）ｐ（ここにＲは水素ま
たはメチル基、エチル基などの１価炭化水素基、ｐは１
〜４の正数）で示されるものであり、このような基をも
つオルガノポリシロキチンとしてはＯＨ，＝ＯＩ（００
０（０１（、）、　８１　（００，Ｈ，）ｓ　　または
またはこのアルコキシシランとＯＨ，８１（ＯＯＨ，）
、、（ＯＨ）　　８１　（００）１　）、Ｏ，Ｈ，８１
（００１（、）　。

ａｘ　　　　　　　　　　ｊｇ 合シランとの共加水分解物、さら１コはオクタメチルシ
クロテトラ（／Ｃ７キ夛ンまたはテトラメテルテトラヒ
ドσシクロＶロキサンなどの環状シロキチンと上記アク
リルまたはメタクリルアルコキシンランポリマーとの平
衡化反応生成物などが例示される。

さらに、このアミノ基を含有する炭化水素基は一般式Ｈ
，Ｎ　（ＯＨ，０１（、ＮＨ）　、　Ｒ’−あるいは′
）ＴＲ’ＮＲ’−（ここにＲ′は炭素数１〜６個の１ル
キレン基、Ｒ′は水素または炭素数１〜３個の脂肪族炭
化水素基、ｍは１〜３の正数）で示されるものであり、
このような基をもつオルガノポリシロキサンとしては などが例示されるが、これにはまたエポキシシロキサン
とアミンとの反応庄成物として なども例示される。

本発明の撥水撥油剤は上記したポリフロロアルキル基含
有重合体とこれらのオルガノポリシロキチンとから構成
されるのであるが、このオルガノシロキチンは上記した
エポキシ基、アクリル基、メタクリル基またはアミノ基
を含むオルガノポリシロキチンの少なくとも１１ｉ［１
１を選択すればよい。

しかし、これはその２種または２種以上の混合物でもよ
く、これはまたそれらの共重合体であってもよい。なお
、このポリフロロアルキル１含有重合体とこれらのオル
ガノポリシロキサンの配合比はポリフロロアルキル基含
有重合体５０〜９９％に対しオルガノポリシロキチン１
〜５０％とされるが、この配合比は目的とする轡水撥油
割に求められる性質とこのオルガノポリシロキサンの種
類に応じて調整すればよく、例えばこ、の撥水撥油剤に
より処理される繊維製品の風合改良を主目的とする場合
にはこのオルガノポリシロキチンを１〜３０％の範囲と
し、高速縫製性の改良を主目的とする場合にはこれを１
０〜５０％とすることがよい。しかし、この配合量は前
記したオルガノポリシロキチン中におけるエポキシ基、
アクリル基、メタクリル基、アミノ基を含む炭化水素基
の量によって調整してもよく、これはオシン中ポリＶク
キ夛ン中枠５〜５０モル％の範囲で調整すればよい、ま
た、このポリフロロアルキル基含有重合体とオルガツボ
９Ｖロキ葉ンの配合はこれらをそのまま混合し、ついで
必要に応じ、これに溶媒を添加して溶液状とするか、ｈ
るいはこれを乳化しエマルジョンとして使用してもよい
が、これはポリフロロアルキル基含有重合体とオルガノ
ポリシロキサンを各別に溶液またはエマルジョンとして
から混合し使用してもよい。

なお、本発明の動水撥油剤は各種の縁＃！鯛品の処理に
使用することができ、この処理対象とする繊維布に特に
例外はなく、これはポリアミド糸。

ポリエステル系、アクリル系、ポリオレフィン系などの
合成繊維布、さらには綿、羊毛、鞘などの天然繊維布、
およびこれらの混紡品のいずれにも適用することができ
る。

つぎの本発明の実施例をあげる。

実施例 １）ポリフロロアルキル基含有重合体エマルジョンの調
＊： で示されるポリフロロアルキル基含有重合体２０１Ｐに
アクリル酸エチル５Ｐ、ダイア七トンアクリルアミド５
？、ソジクムラクリルｔルフエイト２ノおよび過硫酸カ
リウム０：０１ｔを添加し、これらを２００−のフラス
コ中で７０℃で５時間反応させたのち濾過して工マルジ
ョンを作った（以下これＩＦ−１と略記する）。　　　
　　　　　　ゾ。

■式Ｃ，Ｆ１，８０．ＮＨＣＨ，ＯＨ，００００りＣＨ
２で示されるポリフロロアルキル基含有重合体２０ＪＦ
にヒドロキシルエチルアクリレート５ノ、スチレン５１
．ソジウムラウツルナルフエート２Ｐおよび過硫酸カリ
ウム０．０ＩＰを添加し、これらを２００−のフラスコ
中で７０℃で５時間反応させたのち濾過してエマルジョ
ンを作った（ｐｉ下これをＦ−２と略記する）。

２）オルガノポリシロキチン・エマルジョンの調製： （わ　エポキシ基含有オルガノポリシロキサン・エマル
ジョン で示されるオルガノポリシロキサン３０）にポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル２１を添加し、これ
にホモミキサーで攪拌しながら水６８ノを添加して均一
なエマルジョンとした（以下これをｓ−１と略Ｐする）
。

■　メタクリル基含有オルガノポリシロキチン・エマル
ジョン ＯＨ。

で示されるオルガノポリシロキサンを上記８−１と同様
に処理してエマルジョンとした（以下これを８−２と略
記する）。

■　アミノ基含有オルガノポリシロキチン・エマルジョ
ン で示されるオルガノポリシロキチンを上記８−１と同様
に処理してエマルジョンとしたｃ以下これを８−３と略
記する）。

■　メチルへイドロジエンポリνロキチン・エマルジョ
ン で示されるオルガノポリシロキチンを上記８−１と同様
に処理してエマルジョンとした（以下これを８−４と略
記する）。

■　ジメチルポリνロキナン・エマルジョンで示される
オルガノポリシロキサンを上記８−１と同様に処理して
エマルジョンとした（ｐ１下これを８−５と略記する）
。

３）繊維布の処理 上記エマルジョンＦ−１またはＩＦ−２３％。

エマルジョンｓ−１〜８−５１％または２％、残余水か
らなる撥水撥油剤にポリエステル６０％を混紡したポリ
エステル／綿ブａ−ド地を浸漬したのち、マングルでし
ばり、１１０℃で２分、ついで１７０℃で２分加熱キュ
アした。

４）評価方法 上記で得た撥水働油処理品について、その癖水性、撥油
性、柔軟性、高速縫製性を下記によりテストした。

撥水性・・・・ＪＩＢ　　Ｌ−１０７９スプレー法 撥油性・・・・スリーエム法（３Ｍ法）柔軟性・・・・
上野山機構株式会社製飄合メーターにより１０Ｘ１０ａ
ｎの布 地について２５℃で測定 高速縫製性・・・試料８００−の布地６枚を重ね、工業
用ミシン（５０００ ｒｐｍ）で１５針、２５■でテス トし、次式で回線率を算出した。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 イ）ポリフロロアルキル基含有重合体 ５０〜９９％ 口）平均組成式 ％式％ で表わされるオルガノポリシロキサン １〜５０％ とからなる組成物を主剤としてなる撥水撥油組成物