JPH0770937A - ポリエステル繊維処理用エマルジョン組成物 - Google Patents

ポリエステル繊維処理用エマルジョン組成物

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JPH0770937A
JPH0770937A JP5234244A JP23424493A JPH0770937A JP H0770937 A JPH0770937 A JP H0770937A JP 5234244 A JP5234244 A JP 5234244A JP 23424493 A JP23424493 A JP 23424493A JP H0770937 A JPH0770937 A JP H0770937A
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diorganopolysiloxane
emulsion composition
polyester
water
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Masayoshi Mukunoki
正圭 枳▲のき▼
Masaru Ozaki
勝 尾崎
Isao Ona
功 小名
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリエステル繊維に、その乾燥摩擦堅ろう度
を低下させることなく、平滑性,柔軟性,圧縮回復性,
伸長回復性,防しわ性等の特性を付与することのできる
ポリエステル繊維処理用エマルジョン組成物を提供す
る。 【構成】 (A)アミノ基含有ジオルガノポリシロキサ
ン、エポキシ基含有ジオルガノポリシロキサン、カルボ
キシル基含有ジオルガノポリシロキサンおよびこれらの
混合物からなる群より選ばれるジオルガノポリシロキサ
ン、(B)水溶性セルロースエーテルまたはポリビニル
アルコール、(C)水からなることを特徴とするポリエ
ステル繊維処理用エマルジョン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステル繊維処理
用エマルジョン組成物に関する。詳しくは、ポリエステ
ル繊維に、その乾燥摩擦堅ろう度を低下させることな
く、優れた風合いを付与し得るポリエステル繊維処理用
エマルジョン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天然繊維や合成繊維に柔軟性や平
滑性などの優れた風合いを付与するための繊維処理剤と
して、アミノ基含有ジオルガノポリシロキサン、エポキ
シ基含有ジオルガノポリシロキサン、カルボキシル基含
有ジオルガノポリシロキサンなどの有機変性シリコーン
オイルが使用されている。例えば、特開昭53−984
99号公報では、1分子中にアミノアルキル基を2個以
上有するアミノ基含有ジオルガノポリシロキサンからな
る繊維処理剤が提案されている。また、本発明者らは、
先に、1分子中にアミノアルキル基を有するアミノ基含
有ジオルガノポリシロキサンと1分子中にエポキシ基含
有有機基を3個以上有するエポキシ基含有ジオルガノポ
リシロキサンからなるポリエステル繊維処理剤組成物を
提案した(特開平5−59673号公報参照)。このよ
うな有機変性シリコーンオイルは、これを繊維に均一に
付着させるために、各種の有機溶媒で希釈したり、ま
た、ノニオン性界面活性剤やカチオン性界面活性剤等の
界面活性剤でエマルジョン化したりして使用されてい
る。しかし、有機溶媒で希釈したものは火災や爆発など
が起こる危険性や作業環境が悪くなるという欠点がある
ため、最近はエマルジョン化したものが多くなってい
る。しかし、ポリエステル繊維を、ノニオン性界面活性
剤やカチオン性界面活性剤でエマルジョン化した繊維処
理剤で処理すると、ポリエステル繊維に染着している低
分子の分散染料が溶出してポリエステル繊維の乾燥摩擦
堅ろう度が低下する等の欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記欠点
を解消するために鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。即ち、本発明の目的は、ポリエステル繊維に、その
乾燥摩擦堅ろう度を低下させることなく、平滑性,柔軟
性,圧縮回復性,伸長回復性,防しわ性等の特性を付与
することのできるポリエステル繊維処理用エマルジョン
組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、(A)アミノ基含有ジオルガノポリシロキサン、エ
ポキシ基含有ジオルガノポリシロキサン、カルボキシル
基含有ジオルガノポリシロキサンおよびこれらの混合物
からなる群より選ばれるジオルガノポリシロキサン、
(B)水溶性セルロースエーテルまたはポリビニルアル
コール、(C)水からなることを特徴とする、ポリエス
テル繊維処理用エマルジョン組成物に関する。
【0005】本発明に使用される(A)成分のアミノ基
含有ジオルガノポリシロキサン、エポキシ基含有ジオル
ガノポリシロキサン、カルボキシル基含有ジオルガノポ
リシロキサンおよびこれらの混合物は本発明の主成分で
あり、ポリエステル繊維に、平滑性,柔軟性,圧縮回復
性(布団綿のふんわり性),伸長回復性,防しわ性を付
与する作用を有する。本成分は、これらのジオルガノポ
リシロキサンを単独で使用してもよく、また、これらを
組み合わせて使用してもよい。本成分としてアミノ基含
有ジオルガノポリシロキサンとカルボキシル基含有ジオ
ルガノポリシロキサンを組み合わせて使用した場合、ア
ミノ基とカルボキシル基もしくはカルボン酸エステル基
が架橋反応するため、本発明組成物はポリエステル繊維
に耐久力のある平滑性,柔軟性,圧縮回復性,伸長回復
性,防しわ性を付与することができる。また、本成分と
してアミノ基含有ジオルガノポリシロキサンとエポキシ
基含有ジオルガノポリシロキサンを組み合わせて使用し
たり、カルボキシル基含有ジオルガノポリシロキサンと
エポキシ基含有ジオルガノポリシロキサンを組み合わせ
て使用したりする場合も、上記と同様な効果が発揮され
る。
【0006】(A)成分の一つであるアミノ基含有ジオ
ルガノポリシロキサンの代表例としては、一般式:
【化1】 で表されるジオルガノポリシロキサンが挙げられる。上
式中、Rは炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であ
り、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペン
チル基,ビニル基,3,3,3−トリフルオロプロピル
基,フェニル基が例示される。これらの中でもメチル基
が最も一般的であるが、メチル基と他の基の組合せも一
般的である。また、1分子中のRはすべて同一である必
要はない。R1は水素原子または1価炭化水素基であ
り、1価炭化水素基としては、メチル基,エチル基,プ
ロピル基,フェニル基,シクロヘキシル基が例示され
る。Qは2価炭化水素基であり、メチレン基,エチレン
基,プロピレン基,ブチレン基,イソブチレン基のよう
なアルキレン基;式:−(CH22−C64−で表され
る基のようなアルキレンアリーレン基が例示される。こ
れらの中でもプロピレン基が最も一般的である。Aは水
酸基,アルコキシ基,Rで表される1価炭化水素基およ
び式:−Q−(NHCH2CH2a−NHR1で表される
アミノ基からなる群より選ばれる基である。アルコキシ
基としては、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,
ブトキシ基が例示される。mは正の整数であり、nは0
または1以上の整数である。ここで、Aが式:−Q−
(NHCH2CH2a−NHR1で表されるアミノ基の場
合はnが0となることも可能である。(m+n)は少な
くとも10であり、好ましくは100〜1,000であ
る。これは、10未満であるとこのアミノ基含有ジオル
ガノポリシロキサンがポリエステル繊維内部に吸着され
てしまい、平滑性や柔軟性を付与する効果が乏しくなる
ことがあるためである。また、m/(n+2)=5/1
〜500/1である。これは、5/1未満であると平滑
性や柔軟性を付与する効果が乏しくなり、500/1を
越えると防しわ性、圧縮回復性および伸長回復性を付与
する効果が乏しくなるためである。aは0〜10の整数
であるが、0および1が一般的である。上式に示す通
り、式:−Q−(NHCH2CH2a−NHR1で表され
るアミノ基は側鎖に結合しても分子鎖末端に結合しても
よく、またその両方に結合してもよい。このようなアミ
ノ基含有ジオルガノポリシロキサンは、例えば、末端を
式:SiHで表される反応性基や式:SiCH2CH2
2Clで表される反応性基で封鎖されたジオルガノポ
リシロキサンを、式:CH2=C(CH3)CH2NHC
2NH2で表されるアミン化合物や式:H2NCH2CH
2NH2で表されるアミン化合物と反応させることにより
製造することができる(特開昭53−98499号公報
参照)。
【0007】エポキシ基含有ジオルガノポリシロキサン
の代表例としては、一般式:
【化2】 で表されるジオルガノポリシロキサンが挙げられる。上
式中、Rは炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であ
り、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペン
チル基,ドデシル基,ビニル基,3,3,3−トリフルオ
ロプロピル基,フェニル基,β−フェニルエチル基が例
示される。これらの中でもメチル基が最も一般的である
が、メチル基と他の基の組合せも一般的である。また、
1分子中のRはすべて同一である必要はない。Eはエポ
キシ基含有1価有機基であり、一般式:
【化3】 (式中、Q'は2価有機基であり、これにはメチレン
基,エチレン基,プロピレン基,フェニレン基,水酸化
炭化水素残基,クロルエチレン基,フルオロエチレン
基,式:−CH2OCH2CH2CH2−で表される基,
式:−CH2CH2OCH2CH2−で表される基,式:−
CH2CH2OCH(CH3)CH2−で表される基,式:
−CH2OCH2CH2OCH2CH2−で表される基が例
示される。)で表される基,または、一般式:
【化4】 (式中、Q'は前記と同様である。)で表される基が例
示される。BはRで表される1価炭化水素基またはEで
表されるエポキシ基含有1価有機基である。xは0〜
2,000であり、yは0〜200である。ここで、B
がEで表されるエポキシ基含有1価有機基である場合は
yが0となることも可能である。(x+y)は1〜2,
000である。上式に示す通り、Eで表されるエポキシ
基含有1価有機基は側鎖に結合しても分子鎖末端に結合
してもよく、またその両方に結合してもよい。
【0008】カルボキシル基含有ジオルガノポリシロキ
サンの代表例としては、一般式:
【化5】 で表されるジオルガノポリシロキサンが挙げられる。上
式中、Rは炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であ
り、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペン
チル基,ドデシル基,ステアリル基,ビニル基,3,3,
3−トリフルオロプロピル基,フェニル基,β−フェニ
ルエチル基,α−メチル−β−フェニルエチル基が例示
される。これらの中でもメチル基が最も一般的である
が、メチル基と他の基の組合せも一般的である。また、
1分子中のRはすべて同一である必要はない。R1は水
素原子または1価炭化水素基であり、1価炭化水素基と
しては、メチル基,エチル基,プロピル基,ヘキシル
基,フェニル基,シクロヘキシル基が例示される。Qは
2価炭化水素基であり、メチレン基,エチレン基,プロ
ピレン基,ブチレン基,イソブチレン基,デシレン基の
ようなアルキレン基;式:−(CH22−C64−で表
される基のようなアルキレンアリーレン基が例示され
る。DはRで表される1価炭化水素基または式:−Q−
COOR1で表されるカルボキシル基である。kは正の
整数であり、lは0または1以上の整数である。ここ
で、Dが式:−Q−COOR1で表されるカルボキシル
基の場合はlが0となることも可能である。(k+l)
は少なくとも10であり、好ましくは100〜1,00
0である。これは、10未満であるとこのカルボキシル
基含有ジオルガノポリシロキサンがポリエステル繊維内
部に吸着されてしまい、平滑性や柔軟性を付与する効果
が乏しくなることがあるためである。また、k/(l+
2)=5/1〜500/1である。これは、5/1未満
であると平滑性や柔軟性を付与する効果が乏しくなり、
500/1を越えると防しわ性、圧縮回復性および伸長
回復性を付与する効果が乏しくなるためである。上式に
示す通り、式:−Q−COOR1で表されるカルボキシ
ル基は側鎖に結合しても分子鎖末端に結合してもよく、
またその両方に結合してもよい。
【0009】本発明に使用される(B)成分の水溶性セ
ルロースエーテルおよびポリビニルアルコールは本発明
の特徴となる成分であり、(A)成分のジオルガノポリ
シロキサンを(C)成分の水に乳化分散させるための乳
化剤として作用する。本成分としては、水溶性セルロー
スエーテルおよびポリビニルアルコールを単独で使用し
てもよく、また、これらを組み合わせて使用してもよ
い。本成分の一つである水溶性セルロースエーテルは、
冷水や温水に容易に溶解し、さらにその水溶液を乾燥さ
せると表面平滑性に優れた硬い皮膜を形成するものであ
ればよい。このような水溶性セルロースエーテルとして
は、メチルセルロース,ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ヒドロキシエ
チルセルロースが例示される。これらの水溶性セルロー
スエーテルは、セルロースの水酸基にメチルアルコー
ル、酸化エチレンガスあるいは酸化プロピレンガスを付
加反応させてエーテル化することにより製造することが
できる。もう一つの成分であるポリビニルアルコールも
水溶性セルロースエーテルと同様に、冷水や温水に容易
に溶解し、さらにその水溶液を乾燥させると表面平滑性
に優れた硬い皮膜を形成するものであればよい。このよ
うなポリビニルアルコールとしては、ポリ酢酸ビニルを
酸やアルカリで完全にケン化したものおよび部分的にケ
ン化したものが挙げられる。これらの重合度は水に溶解
できる範囲であればよく、好ましい範囲は200〜1,
200である。
【0010】本発明に使用される(C)成分の水は
(A)成分および(B)成分を分散させるための成分で
ある。本成分は冷水でも温水でもよい。
【0011】本発明組成物の各成分の配合量は、(A)
成分20〜48重量部、(B)成分10〜2重量部、
(C)成分70〜50重量部の範囲内であることが好ま
しい。
【0012】本発明組成物は上記した(A)成分〜
(C)成分からなるものであるが、これらの成分に、ジ
メチルポリシロキサン,メチルハイドロジェンポリシロ
キサン,アミノ基含有シラン,エポキシ基含有シラン,
アルキルシラン類やその他の加水分解初期縮合物,防か
び剤や防腐剤などの各種の保存料,カチオン性界面活性
剤,ノニオン性界面活性剤等の界面活性剤などを少量添
加配合することは、本発明の目的を損なわない限り差し
支えない。カチオン性界面活性剤としては、オクチルト
リメチルアンモニウムヒドロキシド,ドテシルトリメチ
ルアンモニウムヒドロキシド,ヘキサデシルトリメチル
アンモニウムヒドロキシド,オクチルジメチルベンジル
アンモニウムヒドロキシド,デシルジメチルベンジルア
ンモニウムヒドロキシド,ジドデシルジメチルアンモニ
ウムヒドロキシド,ジオクタデシルジメチルアンモニウ
ムヒドロキシド,牛脂トリメチルアンモニウムヒドロキ
シド,ヤシ油トリメチルアンモニウムヒドロキシドのよ
うな第4級アンモニウムヒドロキシドおよびこれらの塩
が例示される。ノニオン性界面活性剤としては、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル類,ポリオキシアルキ
レンアルキルフェノールエーテル類,ポリオキシアルキ
レンアルキルエステル類,ポリオキシアルキレンソルビ
タンアルキルエステル類,ソルビタンアルキルエステル
類,ポリエチレングライコール,ポリプロピレングライ
コール,ジエチレングライコールが例示される。
【0013】本発明組成物は、上記(A)成分〜(C)
成分を混合して(A)成分を(C)成分中に均一に分散
させることにより製造される。このとき、従来のエマル
ジョンの製造に使用される製造方法が使用できるが、こ
れらの中でも(B)成分をあらかじめ(C)成分の冷水
または温水に十分溶解した後、これを攪拌しながら
(A)成分を徐々に添加することが好ましい。混合後は
乳化機を用いて乳化することが好ましい。乳化機として
は、コロイドミル,ホモミキサー,ラインミキサー,ホ
モゲナイザーが例示される。
【0014】以上のような本発明組成物は、上記(A)
成分〜(C)成分からなり、特に(B)成分の水溶性セ
ルロースエーテルまたはポリビニルアルコールがポリエ
ステル繊維に染着している分散染料の溶出を抑えるた
め、ポリエステル繊維に、その乾燥摩擦堅ろう度を低下
させることなく、平滑性,柔軟性,圧縮回復性,伸長回
復性,防しわ性等の特性を付与することができる。ここ
で、本発明における乾燥摩擦堅ろう度とは、JIS L
0849「摩擦に対する染色堅ろう度試験方法」に規定
される乾燥試験を行い、次いでこれをJIS L080
5「汚染用グレースケール」に規定される方法に従って
判定したものである。
【0015】本発明組成物でポリエステル繊維を処理す
るには、本発明組成物を水で希釈してこれをスプレーを
用いて均一に噴霧したり、ピックアップローラーを用い
たりして、ポリエステル繊維に付着させる。また、本発
明組成物を水で希釈してこの中にポリエステル繊維を浸
漬して付着させる方法もある。このとき、ポリエステル
繊維に対する本発明組成物の付着量は、(A)成分のジ
オルガノポリシロキサンの付着量がポリエステル繊維に
対して0.2〜1.0重量%となるような量であることが
好ましい。このようにして本発明組成物をポリエステル
繊維に付着させた後、これを乾燥させ、次いで加熱処理
すればよい。
【0016】本発明組成物を適用するポリエステル繊維
には、ポリエステル100%のものの他、ポリエステル
が他の繊維と混用された繊維、例えばポリエステル繊維
と綿等の混紡,交撚,交編,交織のものも含まれる。こ
のようなポリエステル繊維の形態としては、糸,綿,詰
綿,織物,編地,不織布,トップ,トゥが挙げられる。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例により説明する。実施例
中、部とあるのは重量部を意味し、粘度は25℃におけ
る値である。
【0018】
【実施例1】4%水溶液の粘度が5センチポイズである
粉末状のポリビニルアルコール[日本合成化学工業
(株)製,商品名:ゴーセノール,ケン化度88%]と
4%水溶液の粘度が25センチポイズである粉末状のポ
リビニルアルコール[日本合成化学工業(株)製,商品
名:ゴーセノール,ケン化度88%]を1:1の重量比
で混合して粉末状のポリビニルアルコール混合物を調製
した。次いでこの粉末状のポリビニルアルコール混合物
2.5部に水57.5部を加え、これを攪拌機を用いて2
時間混合してポリビニルアルコールの水溶液を調製し
た。この水溶液に、式:
【化6】 で表される粘度1250センチストークスのアミノ基含
有ジメチルポリシロキサン40部を徐々に加えて20分
間攪拌した後、これをコロイドミル型乳化機に通してエ
マルジョン組成物を得た。このエマルジョン組成物を室
温にて3カ月間放置したところ、3カ月後も全く変化が
見られず、非常に安定であった。また、このエマルジョ
ン組成物を水で10倍に希釈して処理液を調製した。こ
の処理液10gをスプレーを用いて、繊度6デニール,
繊維長65mmのポリエステル製の布団綿用ステープル
ファイバー100gに均一に吹き付けた。これを105
℃で15分間乾燥させた後、170℃で5分間加熱処理
した。ここで、アミノ基含有ジメチルポリシロキサンの
付着量は、繊維に対し0.4重量%であった。このよう
にして得られたポリエステル製ステープルファイバー
を、RM1100型LABORMIXER[TEXTEST
(株)製]を使用して解繊して重ね、布団綿を作製し
た。この布団綿のかさ高性(ml/g)、圧縮率(%)およ
び圧縮回復率(%)を、JIS L2001「綿ふとん
わた」に規定される方法に従って測定した。さらにこの
布団綿の上に、JIS L2001に規定される方法に
準じて、加圧面積100cm2 で3.5Kgおよび25
Kgの円筒状のおもりを載せ、そのまま2週間放置し
た。2週間放置後、その圧縮回復率(%)およびへたり
率(%)を測定した。へたり率(%)の算出は次の式に
従って行った。 へたり率(%)=100(%)−2週間放置後の圧縮回
復率(%) さらに、この布団綿の風合いを指触にて調べた。また、
得られたポリエステル製ステープルファイバーの糸/糸
間の静摩擦係数および動摩擦係数をμメーター[大栄化
学精器製作所(株)製]を用いて測定した。これらの結
果を表1に示した。さらに、これらの結果による布団綿
用処理剤としての総合評価を表1に併記した。また、上
記で得られた処理液を水でさらに4倍に希釈して、この
中に分散染料で黒色に染色したポリエステル加工糸使い
カシミヤドスキンおよび分散染料で濃紺に染色したポリ
エステル加工糸使い婦人用服地を30秒間浸漬した。次
いでこれらをマングルロールを用いて絞り率を100%
に調整した。ここで、アミノ基含有ジオルガノポリシロ
キサンの付着量は、繊維に対し1.0重量%であった。
これらを105℃で5分間乾燥させた後、150℃で3
分間加熱処理した。このようにして得られた2種類の織
物について、これらを温度20℃、湿度65%の条件下
で1カ月間放置した後、JIS L0849「摩擦に対
する染色堅ろう度試験方法」に規定される方法に従って
乾燥試験を行い、次いで、JIS L0805「汚染用
グレースケール」に規定される判定方法により乾燥摩擦
堅ろう度を測定した。これらの結果を表2に示した。ま
た、これらの結果による織物用仕上げ剤としての総合評
価を表2に併記した。
【0019】
【実施例2】実施例1で調製した粉末状のポリビニルア
ルコール混合物2.5部に水57.5部を加え、これを攪
拌機を用いて2時間混合してポリビニルアルコールの水
溶液を調製した。この水溶液に、式:
【化7】 で表される粘度2580センチストークスのアミノ基含
有ジメチルポリシロキサン40部を徐々に加えて20分
間攪拌した後、これをコロイドミル型乳化機に通してエ
マルジョン組成物を得た。このエマルジョン組成物によ
り、実施例1と同様にしてポリエステル製の布団綿用ス
テープルファイバーを処理した。このステープルファイ
バーの糸/糸間の静摩擦係数および動摩擦係数を実施例
1と同様にして測定した。また、このステープルファイ
バーから、実施例1と同様にして布団綿を作製した。こ
の布団綿のかさ高性(ml/g),圧縮率(%),圧縮回復
率(%),へたり率(%)および風合いを実施例1と同
様にして測定した。これらの結果を表1に示した。さら
に、これらの結果による布団綿用処理剤としての総合評
価を表1に併記した。さらに上記のエマルジョン組成物
により、実施例1と同様にして、分散染料で黒色に染色
したポリエステル加工糸使いカシミヤドスキンおよび分
散染料で濃紺に染色したポリエステル加工糸使い婦人用
服地を処理した。この2種類の織物の乾燥摩擦堅ろう度
を実施例1と同様にして測定した。これらの結果を表2
に示した。また、これらの結果による織物用仕上げ剤と
しての総合評価を表2に併記した。
【0020】
【比較例1】 式:
【化8】 で表される粘度1250センチストークスのアミノ基含
有ジメチルポリシロキサン20部に、ポリオキシエチレ
ン(6モル)ラウリルエーテル5部、ポリオキシエチレ
ン(9.5モル)オクチルフェノールエーテル3部およ
び水72部を加え、これを攪拌してエマルジョン組成物
を調製した。得られたエマルジョン組成物を水で5倍に
希釈して処理液を調製した。この処理液により実施例1
と同様にしてポリエステル製の布団綿用ステープルファ
イバーを処理した。このステープルファイバーの糸/糸
間の静摩擦係数および動摩擦係数を実施例1と同様にし
て測定した。また、このステープルファイバーから、実
施例1と同様にして布団綿を作製した。この布団綿のか
さ高性(ml/g)、圧縮率(%)、圧縮回復率(%)、へ
たり率(%)および風合いを実施例1と同様にして測定
した。これらの結果を表1に示した。さらに、これらの
結果による布団綿用処理剤としての総合評価を表1に併
記した。さらに上記で得られた処理液により、実施例1
と同様にして、分散染料で黒色に染色したポリエステル
加工糸使いカシミヤドスキンおよび分散染料で濃紺に染
色したポリエステル加工糸使い婦人用服地を処理した。
この2種類の織物の乾燥摩擦堅ろう度を実施例1と同様
にして測定した。これらの結果を表2に示した。また、
これらの結果による織物用仕上げ剤としての総合評価を
表2に併記した。
【0021】
【比較例2】 式:
【化9】 で表される粘度1250センチストークスのアミノ基含
有ジメチルポリシロキサン20部に、牛脂トリメチルア
ンモニウムクロライド3部、ポリオキシエチレン(6モ
ル)ラウリルエーテル2部および水75部を加えた。こ
れをコロイドミル型乳化機およびホモゲナイザー乳化機
を用いて乳化して、エマルジョン組成物を調製した。得
られたエマルジョン組成物を水で5倍に希釈して処理液
を調製した。この処理液により実施例1と同様にしてポ
リエステル製の布団綿用ステープルファイバーを処理し
た。このステープルファイバーの糸/糸間の静摩擦係数
および動摩擦係数を実施例1と同様にして測定した。ま
た、このステープルファイバーから、実施例1と同様に
して布団綿を作製した。この布団綿のかさ高性(ml/
g)、圧縮率(%)、圧縮回復率(%)、へたり率
(%)および風合いを実施例1と同様にして測定した。
これらの結果を表1に示した。さらに、これらの結果に
よる布団綿用処理剤としての総合評価を表1に併記し
た。さらに上記で得られた処理液により、実施例1と同
様にして、分散染料で黒色に染色したポリエステル加工
糸使いカシミヤドスキンおよび分散染料で濃紺に染色し
たポリエステル加工糸使い婦人用服地を処理した。この
2種類の織物の乾燥摩擦堅ろう度を実施例1と同様にし
て測定した。これらの結果を表2に示した。また、これ
らの結果による織物用仕上げ剤としての総合評価を表2
に併記した。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【実施例3】300ccのビーカーに、2%水溶液の粘
度が15.5センチポイズである粉末状のメチルセルロ
ース[松本油脂製薬(株)製,商品名:マーポローズ]
2部を入れ、次いで冷水78部を加えた後、3時間混合
してメチルセルロースの水溶液を調製した。この水溶液
に、式:
【化10】 で表される粘度2580センチストークスのアミノ基含
有ジメチルポリシロキサン20部を徐々に加えた後、2
0分間攪拌してエマルジョン組成物を調製した。得られ
たエマルジョン組成物を水で20倍に希釈した。この希
釈液中にポリエステル50%綿50%の混紡メリヤス地
を浸漬した。浸漬後引き上げて、マングルロールで絞り
率80%に調整した。ここで、アミノ基含有ジオルガノ
ポリシロキサンの付着量は、繊維に対し0.8重量%で
あった。次いでこれを110℃で7分間乾燥させた後、
150℃で3分間加熱処理した。このようにして得られ
た混紡メリヤス地について、JIS L1080「伸縮
織物の伸縮性試験方法」に規定される方法に準じて、伸
長率40%および80%の条件で伸長回復を繰り返して
計10回行い、伸長回復率(%)を測定した。また、こ
の混紡メリヤス地の風合いを指触にて調べた。これらの
結果を表3に示した。さらに、これらの結果による編地
用処理剤としての総合評価を表3に併記した。
【0025】
【実施例4】300ccのビーカーに、3%水溶液の粘
度が30センチポイズである粉末状のヒドロキシエチル
セルロース[ハーキュレス社製]2部を入れ、次いで冷
水78部を加えた後、3時間混合してヒドロキシエチル
セルロースの水溶液を調製した。この水溶液に、式:
【化11】 で表される粘度2580センチストークスのアミノ基含
有ジメチルポリシロキサン20部を徐々に加えた後、2
0分間攪拌してエマルジョン組成物を調製した。得られ
たエマルジョン組成物により、実施例3と同様にしてポ
リエステル50%綿50%の混紡メリヤス地を処理し
た。この混紡メリヤス地の伸長回復率(%)および風合
いを実施例3と同様にして測定した。これらの結果を表
3に示した。さらに、これらの結果による編地用処理剤
としての総合評価を表3に併記した。
【0026】
【実施例5】300ccのビーカーに、2%水溶液の粘
度が15.5センチポイズである粉末状のメチルセルロ
ース[松本油脂製薬(株)製,商品名:マーポローズ]
2部を入れ、次いで冷水78部を加えた後、3時間混合
してメチルセルロースの水溶液を調製した。この水溶液
に、式:
【化12】 で表される粘度2580センチストークスのアミノ基含
有ジメチルポリシロキサン10部および式:
【化13】 で表される粘度230センチストークスのエポキシ基含
有ジメチルシロキサン10部を徐々に加えた後、20分
間攪拌してエマルジョン組成物を調製した。得られたエ
マルジョン組成物により、実施例3と同様にしてポリエ
ステル50%綿50%の混紡メリヤス地を処理した。こ
の混紡メリヤス地の伸長回復率(%)および風合いを実
施例3と同様にして測定した。これらの結果を表3に示
した。さらに、これらの結果による編地用処理剤として
の総合評価を表3に併記した。
【0027】
【実施例6】300ccのビーカーに、2%水溶液の粘
度が15.5センチポイズである粉末状のメチルセルロ
ース[松本油脂製薬(株)製,商品名マーポローズ]2
部を入れ、次いで冷水78部を加えた後、3時間混合し
てメチルセルロースの水溶液を調製した。この水溶液
に、式:
【化14】 で表される粘度230センチストークスのエポキシ基含
有ジメチルシロキサン10部および式:
【化15】 で表される粘度2380センチストークスのカルボキシ
ル基含有ジメチルシロキサン10部を徐々に加えた後、
20分間攪拌してエマルジョン組成物を調製した。得ら
れたエマルジョン組成物により、実施例3と同様にして
ポリエステル50%綿50%の混紡メリヤス地を処理し
た。この混紡メリヤス地の伸長回復率(%)および風合
いを実施例3と同様にして測定した。これらの結果を表
3に示した。さらに、これらの結果による編地用処理剤
としての総合評価を表3に併記した。
【0028】
【比較例3】300ccのビーカーに、2%水溶液の粘
度が15.5センチポイズである粉末状のメチルセルロ
ース[松本油脂製薬(株)製,商品名:マーポローズ]
2部を入れ、次いで冷水78部を加えた後、3時間混合
してメチルセルロースの水溶液を調製した。この水溶液
に、式:
【化16】 で表される粘度720センチストークスのジメチルポリ
シロキサン20部を徐々に加えた後、20分間攪拌して
エマルジョン組成物を調製した。得られたエマルジョン
組成物により、実施例3と同様にしてポリエステル50
%綿50%の混紡メリヤス地を処理した。この混紡メリ
ヤス地の伸長回復率(%)および風合いを実施例3と同
様にして測定した。これらの結果を表3に示した。さら
に、これらの結果による編地用処理剤としての総合評価
を表3に併記した。
【0029】
【表3】
【0030】
【発明の効果】本発明組成物は(A)成分〜(C)成分
からなり、特に(B)成分の水溶性セルロースエーテル
またはポリビニルアルコールを含有するため、ポリエス
テル繊維に、その乾燥摩擦堅ろう度を低下させることな
く、平滑性,柔軟性,圧縮回復性,伸長回復性,防しわ
性等の特性を付与することができるという特徴を有す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小名 功 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アミノ基含有ジオルガノポリシロ
    キサン、エポキシ基含有ジオルガノポリシロキサン、カ
    ルボキシル基含有ジオルガノポリシロキサンおよびこれ
    らの混合物からなる群より選ばれるジオルガノポリシロ
    キサン、(B)水溶性セルロースエーテルまたはポリビ
    ニルアルコール、(C)水からなることを特徴とする、
    ポリエステル繊維処理用エマルジョン組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分がアミノ基含有ジオルガノポ
    リシロキサンである、請求項1記載のポリエステル繊維
    処理用エマルジョン組成物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR970043559A (ko) * 1995-12-29 1997-07-26 백영배 해사성 및 후가공성이 우수한 스판덱스 섬유용 유제
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KR101153674B1 (ko) * 2004-06-30 2012-06-18 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 섬유의 개질 방법

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