JPS5842658Y2 - 回転トルクの伝達装置 - Google Patents
回転トルクの伝達装置Info
- Publication number
- JPS5842658Y2 JPS5842658Y2 JP6695379U JP6695379U JPS5842658Y2 JP S5842658 Y2 JPS5842658 Y2 JP S5842658Y2 JP 6695379 U JP6695379 U JP 6695379U JP 6695379 U JP6695379 U JP 6695379U JP S5842658 Y2 JPS5842658 Y2 JP S5842658Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive
- rotational torque
- spring
- torque transmission
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、回転トルクの伝達装置に関する。
駆動軸からの回転トルクを被動軸に円滑に伝達させ、駆
動軸側にねじり振動或いは急激なトルク変動が生じても
、これら急激なトルク変動或いは所望値以上の高トルク
を被動軸に伝達させ出力側の打器に破損事故を招くこと
のないようにする回転トルクの伝達装置が各種提案され
ている。
動軸側にねじり振動或いは急激なトルク変動が生じても
、これら急激なトルク変動或いは所望値以上の高トルク
を被動軸に伝達させ出力側の打器に破損事故を招くこと
のないようにする回転トルクの伝達装置が各種提案され
ている。
この考案は、この種の装置の一つであって、ドライブプ
レートとフライホイールとからなる慣性体に、径方向に
延在し、一端がドライブプレート側に且つ他端がフライ
ホイール側に固定されるばねからなるダンパー機構を組
込み、このばねを他の部材と衝突しないように配設させ
衝突音の生じない静かにして円滑な回転トルクの伝達を
可能にする装置を提案することを意図するものである。
レートとフライホイールとからなる慣性体に、径方向に
延在し、一端がドライブプレート側に且つ他端がフライ
ホイール側に固定されるばねからなるダンパー機構を組
込み、このばねを他の部材と衝突しないように配設させ
衝突音の生じない静かにして円滑な回転トルクの伝達を
可能にする装置を提案することを意図するものである。
この考案の実施例を添付図面と関連させて説明する。
回転トルクの伝達装置１を構成する慣性体２は、その内
周端を駆動軸３に固定させる環状のドライブプレート４
と、該プレート４に対し摺動可能に且つ適所でクラッチ
カバー５に固定されるフライホイール６とにより２分割
される。
周端を駆動軸３に固定させる環状のドライブプレート４
と、該プレート４に対し摺動可能に且つ適所でクラッチ
カバー５に固定されるフライホイール６とにより２分割
される。
ドライブプレート４の外周部はリングギヤＴを有し、そ
の内周部は環状突部８を有する。
の内周部は環状突部８を有する。
ドライブプレート４の側壁には環状の溝９が形成される
。
。
フライホール６は、突部８に回転自在に配され、ボルト
１０でその内周部に固定したドリブンプレート１１を有
する。
１０でその内周部に固定したドリブンプレート１１を有
する。
ドリブンプレート１１は、ブツシュ１２を介して、突部
８に対し回転自在関係となっている。
８に対し回転自在関係となっている。
尚、フライホイール６は、ストッパ１３により、突部８
から抜けないようにする。
から抜けないようにする。
ドライブプレート４に設けた溝９内には、環状の対のド
ライブディスク１４．１４’、該ディスク間にはダイヤ
プラムスプリング１５およびディスク１４．１４’の外
接壁に固定される摩擦板１６゜１６′からなるクラッチ
機構１７が配される。
ライブディスク１４．１４’、該ディスク間にはダイヤ
プラムスプリング１５およびディスク１４．１４’の外
接壁に固定される摩擦板１６゜１６′からなるクラッチ
機構１７が配される。
このクラッチ機構１７は、ドライブプレート４に固定さ
れる押え板１Ｂにより、溝９内に保持される。
れる押え板１Ｂにより、溝９内に保持される。
スプリング１５は、ドライブディスク１４．１４’をド
ライブプレート４と押え板１Ｂの側壁方向に強制し、駆
動軸３からドライブプレート４に入った回転トルクは、
摩擦板１６，１６’を介して、ドライブディスク１１に
伝達される。
ライブプレート４と押え板１Ｂの側壁方向に強制し、駆
動軸３からドライブプレート４に入った回転トルクは、
摩擦板１６，１６’を介して、ドライブディスク１１に
伝達される。
しかし、スプリング１５のバネ力および摩擦板１６，１
６’の摩擦係数で決められる伝達許容回転トルク値以上
の入力があると、このクラッチ機構１７は、摩擦板１６
，１６’のすべり現象により、許容値以上の回転トルク
の伝達をしないので、トルク制限機能をも有する。
６’の摩擦係数で決められる伝達許容回転トルク値以上
の入力があると、このクラッチ機構１７は、摩擦板１６
，１６’のすべり現象により、許容値以上の回転トルク
の伝達をしないので、トルク制限機能をも有する。
対のドライブディスク１４，１４’の内周部とフライホ
イール６に固定されたドリブンプレート１１とに、半径
方向に延在するばね１９が複数個所で、その端部が固定
され、これらばね１９を介して、ドライブディスク１４
．１４’とドリブンプレート１１との間のトルク伝達を
可能にさせる。
イール６に固定されたドリブンプレート１１とに、半径
方向に延在するばね１９が複数個所で、その端部が固定
され、これらばね１９を介して、ドライブディスク１４
．１４’とドリブンプレート１１との間のトルク伝達を
可能にさせる。
ばね１９は、ディスク１４．１４’とプレート１１に穿
けた穴に、その端部を回転中心に平行となるよう挿入す
ることで両部材に固定される。
けた穴に、その端部を回転中心に平行となるよう挿入す
ることで両部材に固定される。
このようなばねの端部を回転中心に平行にすることは回
転トルクによるねじれを防ぐ。
転トルクによるねじれを防ぐ。
これらばね１９は、回転トルクの伝達中、他の部材に当
ることなくトルク伝達をなすので静かなトルク伝達操作
を可能にし、且つ入力側のねじり振動や急激なトルク変
動を吸収する。
ることなくトルク伝達をなすので静かなトルク伝達操作
を可能にし、且つ入力側のねじり振動や急激なトルク変
動を吸収する。
かくして、ドライブディスク１４，１４’に伝達された
回転トルクは、ばね１９を介して、ドリブンプレート１
１、フライホイール６に伝達され、常法に従って構成操
作されるクラッチ装置２０から被動軸（図なし）へと伝
達される。
回転トルクは、ばね１９を介して、ドリブンプレート１
１、フライホイール６に伝達され、常法に従って構成操
作されるクラッチ装置２０から被動軸（図なし）へと伝
達される。
以上の例から明らかなように、径方向に伸びるばねを用
いてダンパー機構を構成させ、ばねと他の部材との衝突
を防止させているので、静かなトルク伝達が可能となる
。
いてダンパー機構を構成させ、ばねと他の部材との衝突
を防止させているので、静かなトルク伝達が可能となる
。
第１図はこの考案の一実施例の側断面図、第２図は第１
図の矢視■−■よりみた図（但し左半分は対称のため省
略する）である。 図中２・・・・・・慣性体、３・・・・・・駆動軸、４
・・・・・・ドライブプレート、６・・・・・・フライ
ホイール、１７・曲・クラッチ装置、１９・・・・・・
ばね。
図の矢視■−■よりみた図（但し左半分は対称のため省
略する）である。 図中２・・・・・・慣性体、３・・・・・・駆動軸、４
・・・・・・ドライブプレート、６・・・・・・フライ
ホイール、１７・曲・クラッチ装置、１９・・・・・・
ばね。
Claims (3)
- （１）駆動軸に固定された慣性体を介して被動軸に回転
トルクを伝達する装置に於いて、前記慣性体をドライブ
プレートとフライホイールとで構成し、前記ドライブプ
レートと前記フライホイールとの間に、クラッチ機構と
ダンパー機構とを介在させ、前記ダンパー機構がその一
端が前記フライホイール側に且つその他端が前記クラッ
チ機構に固定されるばねからなり、該ばねが径方向に延
在することを特徴とする回転トルクの伝達装置。 - （２）前記クラッチ機構が対のドライブディスクと、該
ドライブディスク間に位置するダイヤプラムスプリング
および前記ドライブディスクの外接壁に設けた摩擦板と
からなり、前記ばねが前記ドライブディスクに固定され
ることを特徴とする第１項記載の回転トルクの伝達装置
。 - （３）前記ダンパー機構を構成するばねが引張りばねで
あり且つ前記ドライブプレートの側壁に設けた環状溝内
に位置し、回転トルク伝達中細の部材への当りがないこ
とを特徴とする第（１）項又は第（２）項記載の回転ト
ルクの伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6695379U JPS5842658Y2 (ja) | 1979-05-19 | 1979-05-19 | 回転トルクの伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6695379U JPS5842658Y2 (ja) | 1979-05-19 | 1979-05-19 | 回転トルクの伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55166926U JPS55166926U (ja) | 1980-12-01 |
| JPS5842658Y2 true JPS5842658Y2 (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=29300885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6695379U Expired JPS5842658Y2 (ja) | 1979-05-19 | 1979-05-19 | 回転トルクの伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842658Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59110455U (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-25 | トヨタ自動車株式会社 | トルク変動吸収フライホイ−ル |
| DE3628774A1 (de) * | 1985-09-07 | 1987-04-23 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Einrichtung zur daempfung von drehschwingungen |
| JP2000283236A (ja) * | 1999-03-29 | 2000-10-13 | Valeo Unisia Transmission Kk | フライホイール |
| DE102008017352A1 (de) * | 2007-09-10 | 2009-03-12 | Magna Powertrain Ag & Co Kg | Zweimassenschwungrad |
| JP7492321B2 (ja) * | 2019-10-01 | 2024-05-29 | 株式会社エフ・シー・シー | クラッチ装置 |
-
1979
- 1979-05-19 JP JP6695379U patent/JPS5842658Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55166926U (ja) | 1980-12-01 |
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