JPS5842615Y2 - 機関始動用電動機のピニオン移行装置 - Google Patents
機関始動用電動機のピニオン移行装置Info
- Publication number
- JPS5842615Y2 JPS5842615Y2 JP14722979U JP14722979U JPS5842615Y2 JP S5842615 Y2 JPS5842615 Y2 JP S5842615Y2 JP 14722979 U JP14722979 U JP 14722979U JP 14722979 U JP14722979 U JP 14722979U JP S5842615 Y2 JPS5842615 Y2 JP S5842615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- pinion
- spring
- mounting housing
- ring gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は機開始動用電動機のピニオン移行装置、特に
取付ハウジングの凹部の改良に関するものである。
取付ハウジングの凹部の改良に関するものである。
筐ずこの種の従来装置を第１図について説明する。
即ち、第１図において、１は始動電動機の取付ハウジン
グであるフロントブラケット、２はこのフロントブラケ
ットに固定された電磁スイッチ、３はこの電磁スイッチ
のケース、４は環状に巻回された励磁コイル、５はこの
励磁コイルの巻枠、６はこの巻枠の内周部に装着され上
記励磁コイル４の付勢時に軸方向へ吸引されるプランジ
ャ、６ａはこのプランジャの先端に設けられた溝部で後
述するレバーの一端が係合している。
グであるフロントブラケット、２はこのフロントブラケ
ットに固定された電磁スイッチ、３はこの電磁スイッチ
のケース、４は環状に巻回された励磁コイル、５はこの
励磁コイルの巻枠、６はこの巻枠の内周部に装着され上
記励磁コイル４の付勢時に軸方向へ吸引されるプランジ
ャ、６ａはこのプランジャの先端に設けられた溝部で後
述するレバーの一端が係合している。
７１／′ｉ上記フロントブラケツト１に回転可能に支承
されたアマチュアシャフト、８はこのアマチュアシャフ
トに連結された一方向クラッチであるオーバランニング
クラッチ、９はこのオーバランニングクラッチのクラッ
チインチと一体的に構成されたピンオンで、機関リング
ギヤ１０と噛合可能である。
されたアマチュアシャフト、８はこのアマチュアシャフ
トに連結された一方向クラッチであるオーバランニング
クラッチ、９はこのオーバランニングクラッチのクラッ
チインチと一体的に構成されたピンオンで、機関リング
ギヤ１０と噛合可能である。
１１は上記オーバランニングクラッチのクラッチアウタ
を構成するスリーブ、１２はこのスリーブ上に設けられ
たカラーで上記オーバランニングクラッチ８のケース端
面との間で係止部１３を形成している。
を構成するスリーブ、１２はこのスリーブ上に設けられ
たカラーで上記オーバランニングクラッチ８のケース端
面との間で係止部１３を形成している。
１４は上記アマチュアシャフト７に固着されたアマチュ
ア、１５Ｉｒｉこのアマチュアと径方向に微少間隙を介
して対設された界磁鉄心、１６はこの界磁鉄心に巻回さ
れた界磁コイル、１７は上記界磁鉄心１５、界磁コイル
１６を固着ｌしたヨーク、１８はこのヨークと上記電磁
スイッチ２のケース３との間隙を密閉するパツキン、１
９は上記フロントブラット１と一体的に形成され、上記
パツキン１８と嵌着される支持体である凹部、２４は一
端が上記プランジャ６の溝部６ａに他端が上記係止部１
３に各々係止された樹脂にて一体成形されたレバー、２
３はこのレバー２４をスプリング受け２５を介して与圧
しているレバースプリングで略円筒状を呈するように形
成されている。
ア、１５Ｉｒｉこのアマチュアと径方向に微少間隙を介
して対設された界磁鉄心、１６はこの界磁鉄心に巻回さ
れた界磁コイル、１７は上記界磁鉄心１５、界磁コイル
１６を固着ｌしたヨーク、１８はこのヨークと上記電磁
スイッチ２のケース３との間隙を密閉するパツキン、１
９は上記フロントブラット１と一体的に形成され、上記
パツキン１８と嵌着される支持体である凹部、２４は一
端が上記プランジャ６の溝部６ａに他端が上記係止部１
３に各々係止された樹脂にて一体成形されたレバー、２
３はこのレバー２４をスプリング受け２５を介して与圧
しているレバースプリングで略円筒状を呈するように形
成されている。
次に上記従来装置の動作を説明する。
機関の始動に際し、図示しない始動用スイッチを閉路す
ると、電磁スイッチ２の励磁コイル４は通電励磁される
ため、プランジャ６が左方向へ吸引される。
ると、電磁スイッチ２の励磁コイル４は通電励磁される
ため、プランジャ６が左方向へ吸引される。
これに伴いレバー２４が支点部分２４ａを基準に反時計
方向にスプリング２３を抗して回動するので、オーバラ
ンニングクラッチ８ピニオン９は機関リングギヤ１０に
向って移動し、ついにはピニオン９と機関リングギヤ１
０とが噛合し、又、同時に界磁コイル１６にも通電され
、アマチュア１４が大トルクで駆動され、この回転トル
クはアマチュアシャフト７からオーバランニングクラッ
チ８ピニオン９を経てリングギヤ１０に伝達され機関始
動が行なわれる。
方向にスプリング２３を抗して回動するので、オーバラ
ンニングクラッチ８ピニオン９は機関リングギヤ１０に
向って移動し、ついにはピニオン９と機関リングギヤ１
０とが噛合し、又、同時に界磁コイル１６にも通電され
、アマチュア１４が大トルクで駆動され、この回転トル
クはアマチュアシャフト７からオーバランニングクラッ
チ８ピニオン９を経てリングギヤ１０に伝達され機関始
動が行なわれる。
ところで上記従来装置ではピニオン移行用のレバー２４
は、スプリング受け２５を介してレバースプリング２３
から常時与圧されているので、機関始動時、レバー２４
の回動がスムーズにいかず、オーバランニングクラッチ
８、ピニオン９と機関リングギヤ１０との噛合がうオく
できないという欠点があった。
は、スプリング受け２５を介してレバースプリング２３
から常時与圧されているので、機関始動時、レバー２４
の回動がスムーズにいかず、オーバランニングクラッチ
８、ピニオン９と機関リングギヤ１０との噛合がうオく
できないという欠点があった。
この考案は上記従来装置の欠点を解消すると共に以下に
述べる優れた機開始動用電動機のピニオン移行装置を提
供するものである。
述べる優れた機開始動用電動機のピニオン移行装置を提
供するものである。
以下、第３図に示すこの考案の一実施例について説明す
る。
る。
第３図において１９ａはフロントブラケット１と一体的
に形成された支持体である凹部１９の段部で、・レバー
スプリング２３で与圧されたスプリング受け２５を支持
するものである。
に形成された支持体である凹部１９の段部で、・レバー
スプリング２３で与圧されたスプリング受け２５を支持
するものである。
次にこの考案の実施例の動作について説明する。
オーバランニングクラッチ８のピニオン９と機関リング
ギヤ１０の噛合をスムーズに行なわせるためのレバース
プリング２３の与圧をスプリング受け２５を介して凹部
１９の段差部１９ａで受け、直接レバー２４の左側球面
２４ｂに与えないか、または、左側球面２４ｂに与える
与圧を軽減させる。
ギヤ１０の噛合をスムーズに行なわせるためのレバース
プリング２３の与圧をスプリング受け２５を介して凹部
１９の段差部１９ａで受け、直接レバー２４の左側球面
２４ｂに与えないか、または、左側球面２４ｂに与える
与圧を軽減させる。
る。
このようにすると、機関始動時電磁スイッチ２の励磁コ
イル４に通電励磁され、レバー２４が回動するとき、レ
バー２４には、レバースプリング２３の与圧が印加され
ないか、そのスプリング力が軽減されているため、レバ
ー２４がスムーズに回動し、オーバランニングクラッチ
８のピニオン９と機関リングギヤ１０との噛合がスムー
ズにできる。
イル４に通電励磁され、レバー２４が回動するとき、レ
バー２４には、レバースプリング２３の与圧が印加され
ないか、そのスプリング力が軽減されているため、レバ
ー２４がスムーズに回動し、オーバランニングクラッチ
８のピニオン９と機関リングギヤ１０との噛合がスムー
ズにできる。
なお上記実施例では、フロントブラケット１と一体に形
成された凹部１９に段部１９ａを設けたが、凹部１９の
内周部に円筒状のものを挿入して段部に代用させてもよ
く、その場合でも上記実施例と同様の効果を奏する。
成された凹部１９に段部１９ａを設けたが、凹部１９の
内周部に円筒状のものを挿入して段部に代用させてもよ
く、その場合でも上記実施例と同様の効果を奏する。
以上のようにこの考案によればレバースプリングの与圧
を少なくとも、機関の始動時には、直接レバーに与えな
いようにしたので、レバーがスムーズに回動し、オーバ
ランニングクラッチのピニオンと機関リングギヤとがス
ムーズに噛合うので、精度の高い機開始動用電動機が得
られるという効果がある。
を少なくとも、機関の始動時には、直接レバーに与えな
いようにしたので、レバーがスムーズに回動し、オーバ
ランニングクラッチのピニオンと機関リングギヤとがス
ムーズに噛合うので、精度の高い機開始動用電動機が得
られるという効果がある。
第１図は従来装置を示す断面図、第２図は従来装置の要
部を示す斜視図、第３図はこの考案の一実施例を示す断
面図である。 図中、１はフロントブラケット、２は電磁スイッチ、４
は励磁コイル、６はプランジャ、６ａは溝部、７はアマ
チュアシャフト、８は一方向クラッチ、９はピニオン、
１０は機関リングギヤ、１３は係止部、１９は凹部、２
３はレバースプリング、２４はレバー、２４ａは支点部
分、２４ｂは球面、２４ｃは湾曲面、２５はスプリング
受けである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
部を示す斜視図、第３図はこの考案の一実施例を示す断
面図である。 図中、１はフロントブラケット、２は電磁スイッチ、４
は励磁コイル、６はプランジャ、６ａは溝部、７はアマ
チュアシャフト、８は一方向クラッチ、９はピニオン、
１０は機関リングギヤ、１３は係止部、１９は凹部、２
３はレバースプリング、２４はレバー、２４ａは支点部
分、２４ｂは球面、２４ｃは湾曲面、２５はスプリング
受けである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 取付ハウジング、この取付ハウジングに回転可能に支承
された回転軸、この回転軸に嵌合されかつ機関リングギ
ヤと噛合可能なピニオンを有する一方向クラッチ、この
一方向クラッチと一端にて係合し、樹脂にて一体成形さ
れたレバー、このレバーにおける反取付ハウジング側に
装着された金属性のスプリング受け、上記ピニオンが上
記リングギヤとの噛合を可能とするよう設けられたレバ
ースプリング、上記取付ハウジングに設けられ、上記レ
バースプリングを収納し得る支持体、及び上記スプリン
グ受けを支持する如く上記支持体に設けられ、かつ上記
レバースプリングの圧力を少なくとも始動時はレバーに
直接印加しないようにし得る段部を備えた機開始動用電
動機のピニオン移行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14722979U JPS5842615Y2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | 機関始動用電動機のピニオン移行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14722979U JPS5842615Y2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | 機関始動用電動機のピニオン移行装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5663838U JPS5663838U (ja) | 1981-05-29 |
| JPS5842615Y2 true JPS5842615Y2 (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=29378376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14722979U Expired JPS5842615Y2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | 機関始動用電動機のピニオン移行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842615Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000025256A (ko) * | 1998-10-09 | 2000-05-06 | 에릭 발리베 | 내연기관용 시동장치 |
| JP2018193968A (ja) * | 2017-05-22 | 2018-12-06 | 三菱電機株式会社 | スタータ |
-
1979
- 1979-10-23 JP JP14722979U patent/JPS5842615Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5663838U (ja) | 1981-05-29 |
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