JPS58424B2 - サンカンセイスルホキシミドノ セイゾウホウホウ - Google Patents

サンカンセイスルホキシミドノ セイゾウホウホウ

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JPS58424B2
JPS58424B2 JP49094137A JP9413774A JPS58424B2 JP S58424 B2 JPS58424 B2 JP S58424B2 JP 49094137 A JP49094137 A JP 49094137A JP 9413774 A JP9413774 A JP 9413774A JP S58424 B2 JPS58424 B2 JP S58424B2
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ゲルハルト・ザツチンガー
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D327/00Heterocyclic compounds containing rings having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D327/02Heterocyclic compounds containing rings having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms one oxygen atom and one sulfur atom
    • C07D327/06Six-membered rings
    • C07D327/08[b,e]-condensed with two six-membered carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D333/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom
    • C07D333/50Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D333/76Dibenzothiophenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D339/00Heterocyclic compounds containing rings having two sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D339/08Six-membered rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有用な中間体である新しい二環性スルホキシ
ミド及びそれらの製造方法に関している環状スルホキシ
ミドはこれまでそれほど詳細には研究されていない。
この型の芳香族化合物は、それらの潜在的に有する生理
的効果のゆえに特に興味を持たれている。
本発明の目的は、化学的に更に反応させうるイミノ官能
基を有する新しい二環性スルホキシミドを供与する。
つまり本発明は、一般式 (但し式中、Xは原子価結合又はイオウ又は酸素原子又
は非置換又は置換イミノ基又はカルボニル基又は低級ア
ルキレン基を表わす)を有する新しい二環性スルホキシ
ミド及びそれの無機又は有機酸との塩を供給する。
一般式(I)の化合物はそのS−イミノ基に置換を受け
ることができ、そしてこのように置換された化合物は、
有用な医薬としての性質たとえば坑ヒスタミン作用を有
する。
一般式(I)の新しい化合物はS−イミノ基を経由して
多様の化学反応に処しうるので、たとえば医薬の製造に
有用な中間体である。
本発明に準する低級アルキレン基はなるべくはメチレン
及びエチレン基及びそれらのオキサ、チア及びアザ類縁
体とし、それらは、置換基として低級炭化水素基を有す
るものとする。
たとえば、又は、エチリデン、プロピリデン、イソブチ
リデン、プロピレン、1,2−ブチレン又は1,2−イ
ソブチリデン基でありうる置換イミノ基としては、4炭
素原子数までのアルキル基たとえばメチル基、エチル基
、イソプロピル基、n−ブチル基又はイソブチル基又は
4炭素原子数までのアシル基たとえばアセチル基、プロ
ピオニル基又はブチリル基で置換されている基を意味す
るものとする。
一般式(I)は従って次のような二環系を含有する。
つまり、ジベンゾチオフェン−8−オキシミド、チアキ
サンチン−8−オキシミド、チアキサントン−8−オキ
シミド、フェノキサンチイン−8−オキシミド、チアン
スレン−8−オキシミド、フェノチアジン−8−オキシ
ミド、ジベンゾ(b。
f〕チェピン−8−オキシミド、10.11ジヒドロジ
ベンゾ(b 、 t〕−チェピン−8−オキシミド、1
0.11−ジヒドロジベンゾ(b、f)チェピン−10
−オン−8−オキシミド、ジベンゾ(b 、 e)−1
、4−オキサチェピン−8−オキシミド、ジベンゾ(b
、e)ジチェピンー8−オキシミド、10,11−ジヒ
ドロジベンゾ(b。
f)−1,4−チアゼピン−8−オキシミド、及びジベ
ンゾ(b、f)−1,4−チアゼピン−8−オキシミド
がある。
本発明に準する一般式(I)の新しい化合物を製造する
にはたとえば次のようにする。
a)一般式 (但し式中、Xは上記の意味を有する)を有するスルフ
ィミド又はその塩を酸化剤で処理するか、又は、 b)一般式 (但し式中Xは前記の意味を有する)を有するスルホキ
シドを、 一般式 %式%() (但し式中、Arは非置換又は置換フェニル基とする)
と、メタノール中触媒としての銅粉を加えて反応さすか
又は不活性溶媒中0−メシチレン−スルホニル−ヒドロ
キシルアミンと反応させ、そのあとで望むならば、N−
アリールスルホニル基が存在すればそれを、そして置換
基X上にN−アシル基があればそれを水解除去しうるし
、そして、無機又は有機酸と反応させて塩となしうるし
又は塩より遊離塩基を生成させうる。
一般式(If)のスルフィミドの酸化剤としては、たと
えば、過ヨー素酸ナトリウム、過酸化水素、四酢酸鉛又
は過マンガン酸カリウムを用いうる。
使用する酸化剤の性質に応じて、適当な溶媒又は溶媒混
合物を用いうる。
このような溶媒の例としては、氷酢酸、水、ピリジン、
クロロホルム、ジクロルメタン、ジオキサン、アセトン
又は低級アルコールがある。
反応はなるべくは、酸化剤のモル量又は過剰量を用いて
常温で実施する。
酸化反応a)の経過は驚くべきことで予見されなかった
ものである。
N−非置換スルフィミドの酸化は以前にはジメチルスル
フィミドについて記載されたたけで(Chem、 Be
r、、95..855/1962)、芳香族置換スルフ
ィミドの相当するスルホキシミドへの酸化については記
載はない。
然し、驚くべきことに、一般式(I)の化合物は、困難
なく酸化され一般式(I)の化合物を与える。
この場合、たとえば脂肪族系の例について記載のような
過マンガン酸カリウムを用いる場合のみならず、遥かに
弱い酸化剤を用いても(J 、A、C,S 、、1%、
208/1972 :Tetrahedron127.
341/1971 )、望む結果を与える。
一般式(I)及び(I)の化合物は、無機酸のみならず
有機酸たとえば塩酸、臭化水素酸、フッ化水素酸、硫酸
、オルトリン酸、メタリン酸、硝酸、塩素酸、過塩素酸
、スルホン酸、シュウ酸、酢酸、ギ酸、コハク酸、クエ
ン酸、フマール酸、乳酸及び類似のものと塩を形成する
これらの塩のいくつかは出発材料として使用しうる。
一般式(II)のスルフィミド及びそれらの塩は新しい
化合物である。
たとえば、一般式(但し式中、Xは上記と同じ意味を有
する)を有するスルファイドとメシチレン−スルホニル
−ヒドロキシルアミンとを不活性溶媒中で反応させ製造
しうる。
不活性溶媒としては、たとえば、塩素炭化水素たとえば
ジクロルメタン又はクロロホルムがある。
メシチレン−スルホニル−ヒドロキシルアミンは固体の
形のままか又は溶液として添加可能である。
そして約0度Cと30度Cとの間の温度で2から48時
間反応させうる。
化合物(1)は普通沈澱として析出し直接に分けうる。
然し、ある場合には、エーテル又は石油エーテルの添加
で沈澱を促進する必要がある。
一般式訓の化合物は既知であるか又は相当するスルファ
イドより既知の方法で製造しうる。
一般式(Ivlメ化合物との反応は、低級アルコールた
とえばメタノール、エタノール又はインプロパツール中
で溶媒の沸点でもつともよく生起する。
反応時間は約6から24時間である。
化合物(IV)のアリール基はハロゲン原子又は低級ア
ルキル基で置換されえ、p−トルエン−スルホニルアジ
ド、p−クロルベンゼンスルホニルアジド又はp−ブロ
ムベンゼン−スルホニルアジドを用いるのが有利である
触媒として用いる銅粉はできるたけ細かくするべきであ
る。
なるべくは使用するアジドの量の0.2から0.5倍の
グラム数を使用する。
O−メシチレン−スルホニル−ヒドロキシルアミンとの
反応は、一般式(■の化合物について記載したのと類似
の方法で実施する。
化合物側の反応のあと、スルホキシミド基のイミノ基が
アリールスルホニル基で置換されている場合には、それ
は、強酸、なるべくは濃硫酸を用いて開裂除去しうる。
けん化には0から100度Cの間の温度が必要で、反応
性に応じて、5分から24時間の反応時間とする。
反応混合物は次に水にあけ、塩基たとえば水酸化ナトリ
ウム又はカリウムの水溶液でアルカリ性とし、適当な溶
媒たとえばジクロルメタン、クロロホルム又は類似の溶
媒で抽出する、溶媒留去後の遊離塩基(I)は、次に望
むならば再結し、適当な酸なるべくは塩化水素と反応さ
せて塩とする。
N−アシル基が存在する場合それを除去するには、非常
に温和な条件たとえば希塩酸中での水解又は水酸化カリ
ウムのアルコール溶液を用いる水解で実施しうる。
本発明の一般式■の化合物は有用な医薬の製造の中間体
として有用である。
たとえば、式Iの化合物は本出願人による特願昭49−
116003号(特開昭50−131964号)に記載
の方法に従い、式 (式中mは1,2,3または4であり、R1およびR2
は同一または異なるものでよく、7個までの炭素原子を
有する飽和または不飽和脂肪族炭化水素基を表わすか、
またはR1とR2とは一緒になって4〜6個の炭素原子
を有するアルキレン鎖を表わし、そしてHalはハロゲ
ン原子を表わす)のアルキルハライドと反応させること
により、式(式中Xは前記1式について定義したとおり
であり、そしてRは場合によりN−アルキル化またはN
−アシル化されていてもよいアミノアルキル基を表わす
)で示される三環式スルホキシイミド誘導体に変換でき
る。
かくして得られる三環式スルホキシイミド誘導体の例と
しては、 N−(2−ジエチルアミノエチル)−ジベンゾチオフェ
ン−8−オキシミド; N−(2−ジエチルアミンエチル)−フェノキサチイン
−8−オキシイミド: N−(2−ジエチルアミノエチル)−チオキサンチン−
8−オキシミド; N−(2−ジエチルアミノエチル)−チアンスレン−8
−オキシミド; N−(2−ピペリジノエチル)−チオキサントン−8−
オキシミド: 10−メチル−フェノチアジン−N−(2−ジエチルア
ミノエチル)−8−オキシミド:10−アセチル−フェ
ノチアジン−N−(3−ジメチルアミノプロピル)−8
−オキシミド;および フェノチアジン−N−(2−ピペリジノエチル)−8−
オキシミド; があり、これらの化合物は抗ヒスタミン、鎮咳、解熱、
鎮静および(または)利尿作用を有する。
次に本発明の実施例を示す。
例1 チアンスレン−8−オキシミド 31のチアンスレン−8−イミドメシチレンスルホネー
トを580ccの氷酢酸に溶解し、常温で、45gの過
ヨー素酸ナトリウムを300ccの水に含有する溶液と
混合する。
反応混合物は常温で24時間かきまぜ、次に氷にあけ、
水酸化ナトリウムの水溶液でアルカリ性とし、次にメチ
レンクロライドで抽出する。
溶媒留去後の残留物は酢酸エチルより再結する。
無色結晶状のチアンスレン−8−オキシミドをうる。
0.75モルの結晶水を斉有する。
収率55%。融点193度C8出発材料に使用するチア
ンスレン−8−イミドメシチレン−スルホネートは次の
ように製造する。
90.9のチアンスレンを1,6リツトルのメチレンク
ロライドに含有する溶液を常温で100gのメシチレン
−スルホニル−ヒドロキシルアミンと混合する。
反応混合物は48時間放置し次にチアンスレン−8−イ
ミド−メシチレンスルホネートをエーテルで沈澱さす。
酢酸エチル/ジイソプロピルエーテルより再結すると、
融点156度C0収率79%。
アルカリ溶液より得られる遊離塩基は酢酸エチルより再
結する。
融点153度C8例2 10−メチル−フェノチアジン−8−オキシミド 12.6gの10−メチル−フェノチアジン−8−イミ
ドメシチレンスルホネートを110CCの氷酢酸に溶解
し、23.4gの過ヨー素酸ナトリウムを100ccの
水に含有する溶液を満願混合する。
反応混合物16時間常温で混合する。
減圧蒸発させてから、残留物を混合し、水酸化カリウム
の水溶液でアルカリ性としメチレンクロライドを抽出し
、抽出物を蒸発乾燥する。
残留物はイソプロパツールより再結する。
10−メチル−フェノチアジン−8−オキシミドをうる
収率42%。融点174から175度C8 出発材料に用いる10−メチル−フェノチアジン−8−
イミドメシチレンスルホネートは次のように製造する。
18.1gの10−メチル−フェノチアジンを250e
Cのメチレンクロライドに含有する溶液に冷却かくはん
しながら、18.3gのメシチレン−スルホニルヒドロ
キシルアミンを50ccのメチレンクロライドに含有す
る溶液を満願する。
しばらくすると、10−メチル−フェノチアジン−S−
イミドメシチレンスルホネートの沈澱をうる。
吸引戸数しイソプロパツールより再結する。
収率83%。
融点169から170度C。アルカリ溶液より得られる
遊離塩基はメタノールより再結しうる。
融点114から115度C0例3 10−アセチル−フェノチアジン−8−オキシミ ド 118.5.9の10−アセチル−フェノチアジン−S
−イミドメシチレンスルホネートを400ccの氷酢酸
に溶解し、常温で20時間かけて、110gの過ヨー素
酸を200ccの水に含有する溶液で酸化する。
反応混合物より減圧で溶媒を留去し、残留物を水と混合
し、水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性としメチレン
クロライド抽出する。
蒸発して得られる残留物は酢酸エチルより再結する。
45%の収率で10−アセチル−フェノチアジン−8−
オキシミドをうる。
融点153から154度C0 出発材料として使用する10−アセチル−フェノチアジ
ン−8−イミドメシチレンスルホネートは次のように製
造する。
120.6gの10−アセチル−フェノチアジンを1.
3リツトルのメチレンクロライドに含有する溶液を、1
07、6 gのメシチレンスルホニルヒドロキシルアミ
ンを少量のメチレンクロライドに含有する溶液を常温で
18時間かくはんする。
反応混合物はO度Cに冷却し沈澱を吸引戸数する。
10−アセチル−フェノチアジン−8−イミドメシチレ
ンスルホネートをうる。
収率55%。融点189度C。
アルカリ溶液より得られる遊離塩基は酢酸エチルより再
結する。
例4 フェノチアジン−8−オキシミド 例3記載のように製造した10−アセチル−フェノチア
ジン−8−オキシミド1.3gを、50ccのエタノー
ル中0.56.gの水酸化カリウムと50度Cで1時間
加熱する。
そのあとで反応混合物を水と混合し、沈澱を吸引戸数す
る。
フェノチアジン−8−オキシミドを77%の収率でうる
メタノールより再結後、化合物の融点は279から28
0度C0 例5 ジベンゾチオフェン−8−オキシミド 変法 人 19gのジベンゾチオフェン−8−オキサイドを1リツ
トルのメタノール中に含有する溶液を窒素気流中で20
gのp−トルエンスルホニルアジド及び6gの銅粉と混
合する。
反応混合物は20時間還流させ、その間、4,8及び1
2時間後に、更に2gの銅粉及び5gのトシルアジドを
添加する。
そのあと、反応混合物は熱時濾過して沈澱を除き、沈澱
は熱アセトンで十分に洗う。
涙液はもとの容量の約%とし、反応生成物の結晶沈澱を
分離させる。
このものを吸引戸数しエタノールより再結する。
理論値の62%収率でN−(p−トルエン−スルホニル
)−ジベンゾチオフェン−8−オキシミドをうる。
融点175度C0得られたトシレート7gを5ccの濃
硫酸中で蒸気浴上で5分間加熱し、反応混合物は氷水に
あける。
冷却しながらアルカリ性としメチレンクロライド抽出し
有機相を乾燥蒸発させる。
残留物はメタノールより再結する。
純ジベンゾチオフェン−8−オキシミドをうる。
融点171度C0けん化の工程の収率は85%。
変法 B 74gのジベンゾチオフェン−8−オキサイドを1リツ
トルのメチレンクロライドに溶解し、氷冷しながら、8
6.2gのメシチレン−スルホニル−ヒドロキシルアミ
ンを少量のメチレンクロライドに含有する溶液を満願混
合する。
反応混合物は常温で20時間かくはんし生成沈澱を吸引
濾取する。
メタノールより再結しジベンゾチオフェン−8−オキシ
ミドメシチレンスルホネートをうる。
収率40%。
融点196から197度C8この塩をメタノールに溶解
し当量のナトリウムメチレートと混合する。
次に水を添加し、生成沈澱を吸引濾取し、メタノールよ
り再結する。
純ジベンゾチオフェン−8−オキシミドをうる。
融点171度C0 例6 チオキサンテン−S−オキシミド 例5、変法A記載のようにして、16gのチオキサンチ
ン−8−オキサイドと20gのp−トシル−アジドと6
gの銅粉とを、例5、変法A記載のように反応させそし
て処理する。
中間体として得られるN−p−トルエン−スルホニル−
チオキサンチン−8−オキシミドの残留物(融点220
度C1収率48%)はアセトニトリルより再結しうる。
濃硫酸でけん化しイソプロパツールより再結し純チオキ
サンチン−8−オキシミドをうる。
融点174度C8けん化工程よりの収率は79%。
例7 チオキサントン−S−オキシミド 例5変法Aのように反応させ処理し、10.7gのチオ
キサントン−8−オキサイドを600ccのメタノール
に含有する溶液を、11gの4−クロルベンゼン−スル
ホニルクロライド及び4.5gの銅粉と反応させる。
N−(4−クロルベンゼンスルホニル)−チオキサント
ン−8−オキシミド(融点192度C1収率60%)を
中間体としてうる。
アセトニトリルより再結しうる。濃硫酸でけん化しイソ
プロパツールより再結し、純チオキサントン−8−オキ
シミドをうる。
融点168から169度C0けん化工程は83%。
例8 フェノキサチイン−8−オキシミド 変法 A 例5、変法Aと類似の方法で、350ccのメタノール
中、10.8gのフェノキサチイン−8−オキサイドを
、10gのトシルアジド及び4.5gの銅粉と反応させ
る。
1.5時間、そして3時間後、各、5gのトシレートア
ジド及び4.5gの銅粉を添加する。
全反応時間は6時間である。中間体として得られるN−
(p−トルエン−スルホニル)−フェノキサンチイン−
8−オキシミド(融点170から171度C1収率60
%)はアセトニトリルより再結しうる。
濃硫酸でけん化しベンゼン/ジイソプロピルエーテルよ
り再結し、純フェノキサチイン−8−オキシミド(融点
108から109度C)をうる。
けん化工程の収率は80%。変法 B 20、8 、pのフェノキサチイン−8−イミドメシチ
レンスルホネートを300ccの氷酢酸に溶解し、21
.3gの過ヨー素酸ナトリウムを390ccの水に含有
する溶液で酸化する。
反応混合物は常温で更に24時間かくはんし、氷にあけ
、水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性とし、メチレン
クロライドで抽出する。
溶媒を減圧留去し、ベンゼン/ジイソプロピルエーテル
より残留物を再結する。
理論値の86%収率で純フェノキサチイン−8−オキシ
ミドをうる。
融点は108から109度C8出発材料に使用するフェ
ノキサチイン−8−イミド−メシチレンスルホネートは
次のように製造する。
5gのフェノキサチインを、50ccのメチレンクロラ
イド中6gのメシチレン−スルホニルヒドロキシルアミ
ン6gと常温で48時間かくはんする。
反応混合物は次に大量のエーテルと混合し、生ずる沈澱
を吸引濾取する。
酢酸エチル/イソプロパツールより再結し、フェノキサ
チイン−8−イミド−メシチレンスルホネートをうる。
収率57%。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中Xは原子価結合、酸素原子、イオウ原子、非置換
    イミノ基、4個までの炭素原子を有するアルキル基また
    は4個までの炭素原子を有するアシル基で置換されたイ
    ミノ基、カルボニル基またはlアルキレン基を表わす)
    で示される三環式スルホキシミドおよびそれらの無機酸
    および有機酸との塩の製造方法であって、一般式 (式中Xは前記と同じ意味を有する)のスルフィミドま
    たはその塩を酸化剤で処理することを特徴とする方法。 2 一般式 (式中Xは原子価結合、酸素原子、イオウ原子、非置換
    イミノ基、4個までの炭素原子を有するアルキル基また
    は4個までの炭素原子を有するアシル基で置換されたイ
    ミノ基、カルボニル基または低級アルキレン基を表わす
    )で示される三環式スルホキシミドおよびそれらの無機
    酸および有機酸との塩の製造方法であって、一般式 (式中Xは前記と同じ意味を有する)のスルホキサイド
    と、一般式 %式% (式中Arは非置換または置換フェニル基である)のス
    ルホニルアジドとを、触媒として銅粉を添加し、メタノ
    ール中で反応させることを特徴とする方法。 3 一般式 (式中Xは原子価結合、酸素原子、イオウ原子、非置換
    イミノ基、4個までの炭素原子を有するアルキル基また
    は4個までの炭素原子を有するアシル基で置換されたイ
    ミノ基、カルボニル基マたは低級アルキレン基を表わす
    )で示される三環式スルホキシミドおよびそれらの無機
    酸および有機酸との塩の製造方法であって、一般式 (式中Xは前記と同じ意味を有する)のスルホキサイド
    と0−メチレン−スルホニルヒドロキシルアミンとを不
    活性溶媒中で反応させることを特徴とする方法。
JP49094137A 1973-08-17 1974-08-16 サンカンセイスルホキシミドノ セイゾウホウホウ Expired JPS58424B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19732341653 DE2341653A1 (de) 1973-08-17 1973-08-17 Tricyclische sulfoximide

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5049274A JPS5049274A (ja) 1975-05-01
JPS58424B2 true JPS58424B2 (ja) 1983-01-06

Family

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FR2240921B1 (ja) 1976-10-22
DK437974A (ja) 1975-04-28
US3978052A (en) 1976-08-31
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