JPS5842463B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPS5842463B2 JPS5842463B2 JP5263679A JP5263679A JPS5842463B2 JP S5842463 B2 JPS5842463 B2 JP S5842463B2 JP 5263679 A JP5263679 A JP 5263679A JP 5263679 A JP5263679 A JP 5263679A JP S5842463 B2 JPS5842463 B2 JP S5842463B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- bag
- storage body
- fixing device
- offset
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2025—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with special means for lubricating and/or cleaning the fixing unit, e.g. applying offset preventing fluid
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトナー像の定着装置に関する。
電子写真等、トナー像を扱う分野に於いては、トナー像
をその支持材に定着する為の装置として、少なくとも一
方が内部又は外部から加熱されるローラ対によりトナー
像支持材を挾持搬送し、これによってトナーを加熱溶融
して支持材に定着させるように構成された装置が多用さ
れているが、その際、トナーのオフセットや支持材のロ
ーラへの巻き付きを防止する為に、通常上記支持材のト
ナー像面が圧接される側の定着ローラにオフセット防止
液(普通シリコーンオイルが使われる)を塗布すること
はよく知られている。
をその支持材に定着する為の装置として、少なくとも一
方が内部又は外部から加熱されるローラ対によりトナー
像支持材を挾持搬送し、これによってトナーを加熱溶融
して支持材に定着させるように構成された装置が多用さ
れているが、その際、トナーのオフセットや支持材のロ
ーラへの巻き付きを防止する為に、通常上記支持材のト
ナー像面が圧接される側の定着ローラにオフセット防止
液(普通シリコーンオイルが使われる)を塗布すること
はよく知られている。
上述のオフセット防止液を定着ローラに塗布する方法と
して現在実用に供されているのは、シリコーンオイルを
毛管現象で吸収保持したフェルトを定着ローラに直接当
接させるか、又は定着ローラに当接して回転する塗布ロ
ーラ若しくは塗布ローラ列中のローラに当接させるがし
て、シリコーンオイルを定着ローラに供給塗布する方法
であるが、斯様な方法に於いてはオイル塗布量が多量に
過ぎる傾向があり、その為トナー像支持材がオイルで汚
れたり後で支持材にインキ加筆を施す場合にインキのの
りが悪くなったりするばかりか、定着、加圧ローラ間に
スリップが生じてトナー像を乱したりする。
して現在実用に供されているのは、シリコーンオイルを
毛管現象で吸収保持したフェルトを定着ローラに直接当
接させるか、又は定着ローラに当接して回転する塗布ロ
ーラ若しくは塗布ローラ列中のローラに当接させるがし
て、シリコーンオイルを定着ローラに供給塗布する方法
であるが、斯様な方法に於いてはオイル塗布量が多量に
過ぎる傾向があり、その為トナー像支持材がオイルで汚
れたり後で支持材にインキ加筆を施す場合にインキのの
りが悪くなったりするばかりか、定着、加圧ローラ間に
スリップが生じてトナー像を乱したりする。
そうでなくてもオイル消費量に必要以上の無駄が生じて
不経済であるし、オイル補充或いはオイル供給カートリ
ッジ等の交換頻度が高くなって保守が面倒であった。
不経済であるし、オイル補充或いはオイル供給カートリ
ッジ等の交換頻度が高くなって保守が面倒であった。
そこで米国特許第3718116号明細書、同第374
5972号明細書、実公昭53−51168号公報に、
繊維密度の疎なフェルトと密なフェルトを層合した2層
構成のフェルトを使用し、上記密なフェルトをローラに
当接させてオイル塗布量を少なくするよう試みた装置が
開示されている。
5972号明細書、実公昭53−51168号公報に、
繊維密度の疎なフェルトと密なフェルトを層合した2層
構成のフェルトを使用し、上記密なフェルトをローラに
当接させてオイル塗布量を少なくするよう試みた装置が
開示されている。
しかしこの装置に於いてもまだ塗布量は多く、オフセッ
ト防止や支持材のローラの巻き付き防止等に必要以上の
量が塗布されてしまう。
ト防止や支持材のローラの巻き付き防止等に必要以上の
量が塗布されてしまう。
そして如上の各種装置では室温で50〜350C8程度
の低粘度のオイルは当初比較的均一に塗布できるものの
、シリコーンゴム被覆を有するローラを使用する場合そ
れを膨潤しにくいこと、保守点検時等に扱いが容易であ
ること、また装置の休止中等に液がローラ上に多量に溜
ったり、或いはフェルトから滴下したすせず保持が確実
であること等の点から有用な高粘度のオフセット防止液
を使用する時、如上の従来方法では、特に前記刊行物に
記載のものの如く繊維の密なフェルトをローラに当接さ
せた装置では、筋状に塗布むらが生じやすく、少量均一
に塗布することは極めて困難である。
の低粘度のオイルは当初比較的均一に塗布できるものの
、シリコーンゴム被覆を有するローラを使用する場合そ
れを膨潤しにくいこと、保守点検時等に扱いが容易であ
ること、また装置の休止中等に液がローラ上に多量に溜
ったり、或いはフェルトから滴下したすせず保持が確実
であること等の点から有用な高粘度のオフセット防止液
を使用する時、如上の従来方法では、特に前記刊行物に
記載のものの如く繊維の密なフェルトをローラに当接さ
せた装置では、筋状に塗布むらが生じやすく、少量均一
に塗布することは極めて困難である。
そしてフェルトをローラに当接させてオフセット防止液
を塗布する如上の各種装置の別の重大な欠点は、トナー
や紙粉、或いはトナー像を形成する潜像現像剤中に含ま
れていたキャリア粒子等が上記フェルトに目詰まりする
ことであり、これによって繻々塗布にむらが生ずること
である。
を塗布する如上の各種装置の別の重大な欠点は、トナー
や紙粉、或いはトナー像を形成する潜像現像剤中に含ま
れていたキャリア粒子等が上記フェルトに目詰まりする
ことであり、これによって繻々塗布にむらが生ずること
である。
この塗布むらが生ずると部分的にトナーのオフセットが
生じ、また像支持材がローラに巻き付いたりするばかり
が、定着ローラや加圧ローラがシリコーンゴムで被覆さ
れている場合上記塗布むらがローラの膨潤量差を招来し
、トナー像支持材に皺が生じやすくなるという不都合も
ある。
生じ、また像支持材がローラに巻き付いたりするばかり
が、定着ローラや加圧ローラがシリコーンゴムで被覆さ
れている場合上記塗布むらがローラの膨潤量差を招来し
、トナー像支持材に皺が生じやすくなるという不都合も
ある。
更に上記フェルトに多量にトナーが付着して行くと、こ
れはローラを損傷し、上述の塗布むらを一層促進し、更
に種々の定着不良の原因となる。
れはローラを損傷し、上述の塗布むらを一層促進し、更
に種々の定着不良の原因となる。
一方、シリコーンオイルをゴム組織内に浸潤させたシリ
コーンゴムローラやシリコーンオイルヲ収容した孔あき
パイプをシリコーンゴムで被覆したローラを定着ローラ
に当接させ、ゴム組織を通してオフセット防止液を定着
ローラに塗布する方法も公知である。
コーンゴムローラやシリコーンオイルヲ収容した孔あき
パイプをシリコーンゴムで被覆したローラを定着ローラ
に当接させ、ゴム組織を通してオフセット防止液を定着
ローラに塗布する方法も公知である。
斯様な方法によれば微量均一塗布はできるものの、あま
りに微量過ぎて現在の複写装置に使用される定着装置の
如く、A4紙で1分間に7.8枚以上窓着処理しなげれ
ばならない装置には全く不適である。
りに微量過ぎて現在の複写装置に使用される定着装置の
如く、A4紙で1分間に7.8枚以上窓着処理しなげれ
ばならない装置には全く不適である。
そしてこの方法に於いては液が高粘度になる程塗布量は
ブ層低下してしまう。
ブ層低下してしまう。
上述した各種の不都合を解決できる糸口を与えるものと
して特開昭52−110049号公報、同54−377
52号公報に記載の定着装置がある。
して特開昭52−110049号公報、同54−377
52号公報に記載の定着装置がある。
この両公報に記載の定着装置は微細な連続気孔を有する
非繊維質の高分子合成樹脂膜、即ちフェルト等のように
繊維をからませたり、スポンジのように気泡や単泡が膜
内に多量に分散しているものではなく、膜の表面から裏
面まで貫通した微細孔を多数存在せしめた高分子合成樹
脂膜によって定着ローラへのシリコーンオイル塗布量を
制御するように構成されている。
非繊維質の高分子合成樹脂膜、即ちフェルト等のように
繊維をからませたり、スポンジのように気泡や単泡が膜
内に多量に分散しているものではなく、膜の表面から裏
面まで貫通した微細孔を多数存在せしめた高分子合成樹
脂膜によって定着ローラへのシリコーンオイル塗布量を
制御するように構成されている。
如上の膜状体としてはGORE−TEX JOINT
5EALANT(W、L。
5EALANT(W、L。
GORE&ASSOCIATES、INC,製、商品名
)やフロロポア(住友電気工業株式会社製、商品名等の
微細連続気孔を有する4弗化エチレン樹脂膜が好ましい
。
)やフロロポア(住友電気工業株式会社製、商品名等の
微細連続気孔を有する4弗化エチレン樹脂膜が好ましい
。
いずれにせよ、このような膜状体ローラに面接触させて
オフセット防止液の塗布量を制御すれば低粘度の液でも
高粘度の液でも、定着ローラに適量、かつ、均一に塗布
することができる。
オフセット防止液の塗布量を制御すれば低粘度の液でも
高粘度の液でも、定着ローラに適量、かつ、均一に塗布
することができる。
例えば前述したフェルトやシリコーンゴムを使用する装
置では適量均一塗布が不可能であった水飴状を呈する粘
度10000C8のシリコーンオイルでも適量均一に塗
布できる。
置では適量均一塗布が不可能であった水飴状を呈する粘
度10000C8のシリコーンオイルでも適量均一に塗
布できる。
しかも前述した微細連続気孔はトナーや紙粉によって目
詰まりすることもなく、かつ膜にトナーが集積固着して
ローラを損傷するといったこともな(、極めて長期間に
わたって均一な塗布が維持できる。
詰まりすることもなく、かつ膜にトナーが集積固着して
ローラを損傷するといったこともな(、極めて長期間に
わたって均一な塗布が維持できる。
ただしその際、特開昭54−37752号公報の第5゜
6.7,8図に開示されているような、膜に容器中のシ
リコーンオイルを直接接触させる方法ではやはり塗布量
が過多になり、特に装置休止中等に膜とローラとの当接
面の所に膜の連続気孔から滲出したオイルがたまり、こ
れがトナー像支持紙を著しく汚損してしまうことが分っ
た。
6.7,8図に開示されているような、膜に容器中のシ
リコーンオイルを直接接触させる方法ではやはり塗布量
が過多になり、特に装置休止中等に膜とローラとの当接
面の所に膜の連続気孔から滲出したオイルがたまり、こ
れがトナー像支持紙を著しく汚損してしまうことが分っ
た。
これを防ぐ為には膜にはフェルト、スポンジ、織布等吸
液性の部材からオイルを供給することが必要である。
液性の部材からオイルを供給することが必要である。
また比較的軽い圧力で膜とローラとを所定面積にて面接
触させることも必要である。
触させることも必要である。
このように過塗布を防止し、また軽圧で所定の面接触さ
せる最も簡単な方法は、膜を用いて袋状収納体を形成し
、この収納体中に軟質のフェルト等を詰めたものをロー
ラに当接させることである。
せる最も簡単な方法は、膜を用いて袋状収納体を形成し
、この収納体中に軟質のフェルト等を詰めたものをロー
ラに当接させることである。
このようにすれば膜自体が柔軟でしなやかであることに
加えて、詰めものが軟質であるから、膜はローラに均一
に当接される。
加えて、詰めものが軟質であるから、膜はローラに均一
に当接される。
しかしながら、ローラを回転させた際、膜とローラ間の
摩擦力により上記袋状体がローラに引き摺られるような
形で形が崩れてしまい、それ放膜とローラとの当接面積
が変化して所定の塗布量が得られなくなる。
摩擦力により上記袋状体がローラに引き摺られるような
形で形が崩れてしまい、それ放膜とローラとの当接面積
が変化して所定の塗布量が得られなくなる。
依って本発明の主な目的は上記不都合を解決することで
ある。
ある。
本発明の第1発明は、定着用ローラに当接する微細連続
気孔を有する高分子合成樹脂膜を有する塗布装置が、上
記微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を用いて形成
した袋状収納体11と、この袋状収納体の内側に形成さ
れた軟性のオフセット防止液保持部材13,21,23
と、この袋状収納体の形状崩れを防止するために該軟性
のオフセット防止液保持部材より硬性であってこの袋状
収納体に設けられた袋状収納体崩れ防止部材14’、2
2,24とを有することを特徴とする定着装置である。
気孔を有する高分子合成樹脂膜を有する塗布装置が、上
記微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜を用いて形成
した袋状収納体11と、この袋状収納体の内側に形成さ
れた軟性のオフセット防止液保持部材13,21,23
と、この袋状収納体の形状崩れを防止するために該軟性
のオフセット防止液保持部材より硬性であってこの袋状
収納体に設けられた袋状収納体崩れ防止部材14’、2
2,24とを有することを特徴とする定着装置である。
本発明の第2発明は、定着用ローラにオフセット防止液
を供給する供給用回転体に当接する微細連続気孔を有す
る高分子合成樹脂膜を有する塗布装置が、上記微細連続
気孔を有する高分子合成樹脂膜を用いて形成した袋状収
納体11と、この袋状収納体の内側に形成された軟性の
オフセット防止液保持部材13,21.23と、この袋
状収納体の形状崩れを防止するために該軟性のオフセッ
ト防止液保持部材より硬性であってこの袋状収納体に設
けられた袋状収納体崩れ防止部材14’、22゜24と
を有することを特徴とする定着装置である。
を供給する供給用回転体に当接する微細連続気孔を有す
る高分子合成樹脂膜を有する塗布装置が、上記微細連続
気孔を有する高分子合成樹脂膜を用いて形成した袋状収
納体11と、この袋状収納体の内側に形成された軟性の
オフセット防止液保持部材13,21.23と、この袋
状収納体の形状崩れを防止するために該軟性のオフセッ
ト防止液保持部材より硬性であってこの袋状収納体に設
けられた袋状収納体崩れ防止部材14’、22゜24と
を有することを特徴とする定着装置である。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第1発明の一実施例の説明図である。
図中1は定着用ローラとしての定着ローラであり、金属
中空バイブ2にシリコーンゴムや4弗化エチレン樹脂等
、オフセット防止性材料の薄い被覆3を施して成り、中
空中にヒータ4が配置されていてこのヒータにより局面
がトナーを溶融定着できる温度(通常150〜200℃
)に加熱されている。
中空バイブ2にシリコーンゴムや4弗化エチレン樹脂等
、オフセット防止性材料の薄い被覆3を施して成り、中
空中にヒータ4が配置されていてこのヒータにより局面
がトナーを溶融定着できる温度(通常150〜200℃
)に加熱されている。
5は定着用ローラとしての加圧ローラで芯金ロール6に
オフセット防止性の柔軟な弾性材、例えばシリコーンゴ
ムの厚い被覆7が施されている。
オフセット防止性の柔軟な弾性材、例えばシリコーンゴ
ムの厚い被覆7が施されている。
加圧ローラ5は定着ローラ1に圧接され、図の如く圧接
部で弾性変形してトナー像支持材を挾持する三ツブ部を
形成する。
部で弾性変形してトナー像支持材を挾持する三ツブ部を
形成する。
ローラ1゜2の一方は不図示のモータで回転駆動され、
他方は担手ローラとの摩擦力で従動回転する。
他方は担手ローラとの摩擦力で従動回転する。
即ち、ローラ1,5は夫々矢印方向に回転し、トナー像
支持紙Pを上記ニップ部で挾持搬送する。
支持紙Pを上記ニップ部で挾持搬送する。
その際トナーは熱溶融されて紙Pに粘着し、定着される
ものである。
ものである。
紙Pのトナー像支持面は定着ローラ1に圧接される。
尚、紙Pはガイド板8に案内されて上記ニップ部に送り
込まれ、ニップ通過後ローラ1,5に夫々軽く当接され
た水様部材9゜10によってローラから分離される。
込まれ、ニップ通過後ローラ1,5に夫々軽く当接され
た水様部材9゜10によってローラから分離される。
11は前述の如くスポンジのような気泡ではなく、微細
な、かつ孔径がそろった連続気孔を有する非繊維質の高
分子合成樹脂膜である。
な、かつ孔径がそろった連続気孔を有する非繊維質の高
分子合成樹脂膜である。
この膜としては一般にトナーが付着しにくく、(即ちオ
フセット防止性のある)表面がなめらかでかつすべり性
が良く、耐熱性もある弗素樹脂の連続気孔膜が適当であ
るが、現在のところ特に4弗化エチレン樹脂膜が最適で
あると判明している。
フセット防止性のある)表面がなめらかでかつすべり性
が良く、耐熱性もある弗素樹脂の連続気孔膜が適当であ
るが、現在のところ特に4弗化エチレン樹脂膜が最適で
あると判明している。
このような微細連続気孔を有する4弗化エチレン樹脂膜
は前述の如くフロロポア、GORE−TEXJOINT
5EALAN 等の商品名で販売されているが、その
製造法については特公昭48−3068号公報に詳しい
。
は前述の如くフロロポア、GORE−TEXJOINT
5EALAN 等の商品名で販売されているが、その
製造法については特公昭48−3068号公報に詳しい
。
斯様な膜の連続気孔径は非常によくそろっていてその径
の分布は平均径の周囲の極く狭い所に略100%集中し
、デルタ関数状を呈している。
の分布は平均径の周囲の極く狭い所に略100%集中し
、デルタ関数状を呈している。
さて、膜11は、ローラ1の軸方向につき少なくともロ
ーラ1の紙Pが接する領域に接するだけの長さは有する
、かつ上部に開口を有する、比較的浅く長細い袋状に形
成せられ、上記開口部分でアルミニウム等の枠部材12
に固定されている。
ーラ1の紙Pが接する領域に接するだけの長さは有する
、かつ上部に開口を有する、比較的浅く長細い袋状に形
成せられ、上記開口部分でアルミニウム等の枠部材12
に固定されている。
この袋状の膜11中には毛管現象によりシリコーンオイ
ルを含浸させた耐熱性のフェルト13(オフセット防止
液保持部材)が2つ折りにして詰められて膜内面に密着
せしめられ、袋の形状をそれがだぶつかないように整え
ている。
ルを含浸させた耐熱性のフェルト13(オフセット防止
液保持部材)が2つ折りにして詰められて膜内面に密着
せしめられ、袋の形状をそれがだぶつかないように整え
ている。
このフェルトとしては、シリコーンオイルを多量に吸収
保持し、かつ膜11の袋がローラ1に軽く当接せしめら
れた際に容易に弾性変形して膜11とローラ1とを所定
面接で均一に面接触させる為に、軟質、即ち繊維密度が
小さいフェルトが使用されている。
保持し、かつ膜11の袋がローラ1に軽く当接せしめら
れた際に容易に弾性変形して膜11とローラ1とを所定
面接で均一に面接触させる為に、軟質、即ち繊維密度が
小さいフェルトが使用されている。
このフェルト13の保持したオイルが膜11の微細連続
孔から僅か宛滲み出て、膜11とローラ1との当接部に
於いてローラ1に塗布される。
孔から僅か宛滲み出て、膜11とローラ1との当接部に
於いてローラ1に塗布される。
微細連続孔は膜面に平均した密度で形成されている上に
、上記滲み出たオイルは膜面によってローラ1との間で
しごかれ、ローラ1へはオイルは極めて均一に塗布され
る。
、上記滲み出たオイルは膜面によってローラ1との間で
しごかれ、ローラ1へはオイルは極めて均一に塗布され
る。
14はアルミニウム等の蓋部材であり、枠部材12にね
じ等により取り付けられる。
じ等により取り付けられる。
フェルト13中のオイルが消費されてしまったら、蓋1
4を外してフェルトにオイルを補給するか、或いは使用
済フェルトを取り出してオイルを十分含浸させた新たな
フェルトを膜11の袋中に入れてもよい。
4を外してフェルトにオイルを補給するか、或いは使用
済フェルトを取り出してオイルを十分含浸させた新たな
フェルトを膜11の袋中に入れてもよい。
このような保守作業は上記塗布器Cをガイドレール15
に沿って定着装置外に取り外すことによって簡単に行え
る、上記作業が終了したら枠12と蓋14の側部突出縁
を上記ガイドレール15に合わせて、塗布器Cをローラ
3に沿わせて押し込めば、塗布器Cの配置は終了する。
に沿って定着装置外に取り外すことによって簡単に行え
る、上記作業が終了したら枠12と蓋14の側部突出縁
を上記ガイドレール15に合わせて、塗布器Cをローラ
3に沿わせて押し込めば、塗布器Cの配置は終了する。
また塗布器Cをカートリッジ式にしてフェルト13のオ
イルを消費してしまったものと、フェルト13にオイル
を十分含ませた新しいカートリッジを交換するようにし
てもよい。
イルを消費してしまったものと、フェルト13にオイル
を十分含ませた新しいカートリッジを交換するようにし
てもよい。
膜11は塗布器Cの自重だけでローラ1に当接するよう
にしてもよく、またばね16等で蓋14の上部を押すこ
とによってローラ1に圧接するようにしてもよい。
にしてもよく、またばね16等で蓋14の上部を押すこ
とによってローラ1に圧接するようにしてもよい。
いずれにせよフェルト13に軟質なものを使用しており
、かつ前記フロロポア等の膜は十分な柔軟性を有するの
で塗布器Cの自重だけでもローラ1に所要面接で均一に
面接触するが、フェルト13が多少硬く、またローラ1
の面に十分沿う形状になっていない場合等には上述の如
くばね16で塗布器Cを押圧して膜11をローラ1に均
一に面接触させることもよい。
、かつ前記フロロポア等の膜は十分な柔軟性を有するの
で塗布器Cの自重だけでもローラ1に所要面接で均一に
面接触するが、フェルト13が多少硬く、またローラ1
の面に十分沿う形状になっていない場合等には上述の如
くばね16で塗布器Cを押圧して膜11をローラ1に均
一に面接触させることもよい。
尚、このばね16による押圧はローラ1への塗布量を増
すのにも有効である。
すのにも有効である。
さて、軟質のフェルト13を詰めただけの柔軟でしなや
かな膜110袋では、第1図の如くローラ1と当接させ
た状態でローラを回転させた際に、前述の如くローラ1
の回転に引き摺られた形で袋形状が崩れてしまう。
かな膜110袋では、第1図の如くローラ1と当接させ
た状態でローラを回転させた際に、前述の如くローラ1
の回転に引き摺られた形で袋形状が崩れてしまう。
これを防止する為に第1図の装置では蓋部材14に袋状
収納体形状崩れ防止材としての垂下片14’がフェルト
13の前記折り畳んだ際の折り畳み面間に挿し込mる如
く構成されている。
収納体形状崩れ防止材としての垂下片14’がフェルト
13の前記折り畳んだ際の折り畳み面間に挿し込mる如
く構成されている。
垂下片14牡蓋14と同一の材質でもよいが、リン青銅
等の材料で構成した板ばね等にするのが好ましい。
等の材料で構成した板ばね等にするのが好ましい。
或いは他の金属材、合成樹脂材等非吸油性、耐油性の硬
性材も垂下片14′として利用できる。
性材も垂下片14′として利用できる。
いずれにせよ、フェルト13として軟質の変形しやすい
ものを使用しても、上記このフエルト13よりはるかに
硬性の垂下片14’が挿し込まれるので、袋11の腰は
強くなり、ローラ1が回転しても形状が崩れる事はなく
、それ故ローラ1と膜11の接触面積、接触位置は不変
で、ロー21には一定の適量オイルが均一に塗布される
。
ものを使用しても、上記このフエルト13よりはるかに
硬性の垂下片14’が挿し込まれるので、袋11の腰は
強くなり、ローラ1が回転しても形状が崩れる事はなく
、それ故ローラ1と膜11の接触面積、接触位置は不変
で、ロー21には一定の適量オイルが均一に塗布される
。
さて、膜11としては前述のフロロボアやGORE−T
EX JOINT 5EALANTが適しているが、本
発明者の実験によって重要な事実が判明した。
EX JOINT 5EALANTが適しているが、本
発明者の実験によって重要な事実が判明した。
即ち、如上の樹脂膜を定着ローラ、又はこの定着ローラ
に当接して回転する塗布ローラ等に当接させる際、その
樹脂膜の方向によってはオフセット防止液塗布量が過多
になり、そして定着、及び、又は加圧ローラを加熱して
トナーを熱溶融定着する装置の場合塗布量が過多になる
ばかりか上記樹脂膜がローラ回転方向に延び切ってしま
い破れたり、或いは破れないまでも永久変形を起こして
しまうことである。
に当接して回転する塗布ローラ等に当接させる際、その
樹脂膜の方向によってはオフセット防止液塗布量が過多
になり、そして定着、及び、又は加圧ローラを加熱して
トナーを熱溶融定着する装置の場合塗布量が過多になる
ばかりか上記樹脂膜がローラ回転方向に延び切ってしま
い破れたり、或いは破れないまでも永久変形を起こして
しまうことである。
上記事実は次の事に起因する。
即ち、前述した商品名で販売されているような連続気孔
を有する高分子合成樹脂膜は1つの方向には力を加える
ことによって伸長しやすい(特に加熱時にはこの伸びは
甚だしくなる)が、これと直交する方向には伸長しにく
い性質を有しているものであった。
を有する高分子合成樹脂膜は1つの方向には力を加える
ことによって伸長しやすい(特に加熱時にはこの伸びは
甚だしくなる)が、これと直交する方向には伸長しにく
い性質を有しているものであった。
詳しくみると、前述の膜を構成する高分子は伸長しにく
い方向に揃って指向しており、従ってこの方向には膜は
伸長しにくいが、これと直交する方向には膜は容易に伸
長してしまう。
い方向に揃って指向しており、従ってこの方向には膜は
伸長しにくいが、これと直交する方向には膜は容易に伸
長してしまう。
そして斯様に分子方向が一方向に揃ってしまうのは前述
の製造時、高分子合成樹脂材の塊りを延伸することによ
る。
の製造時、高分子合成樹脂材の塊りを延伸することによ
る。
この延伸方向に分子が揃い、そしてこの方向に対して膜
は耐伸長特性を有するものである。
は耐伸長特性を有するものである。
このような理由で高分子合成樹脂膜の伸長しにくい方向
を本明細書では延伸方向と呼び、それと直角方向の伸長
しやすい方向を非延伸方向と呼ぶことにするが、もとよ
りこのような呼称は便宜的なものであり、前述した如き
連続気孔を有する高分子合成樹脂膜には一般的に機械的
に伸びやすい方向と、機械的に伸びにくい方向が存在す
るということが重要である。
を本明細書では延伸方向と呼び、それと直角方向の伸長
しやすい方向を非延伸方向と呼ぶことにするが、もとよ
りこのような呼称は便宜的なものであり、前述した如き
連続気孔を有する高分子合成樹脂膜には一般的に機械的
に伸びやすい方向と、機械的に伸びにくい方向が存在す
るということが重要である。
(例えば前記商品名の膜の場合、同一の力に対して非延
伸方向には延伸方向の3〜10倍伸長する。
伸方向には延伸方向の3〜10倍伸長する。
)いずれにせよ、前述した如く微細連続気孔を有する高
分子合成樹脂膜を、ローラの回転方向と伸びやすい方向
とを一致させた状態でローラに当接させた場合、膜11
はローラ1との間の摩擦力によってローラ1の回転して
行く方向に伸長し、ローラ1へのオイル塗布量が過多に
なる。
分子合成樹脂膜を、ローラの回転方向と伸びやすい方向
とを一致させた状態でローラに当接させた場合、膜11
はローラ1との間の摩擦力によってローラ1の回転して
行く方向に伸長し、ローラ1へのオイル塗布量が過多に
なる。
特に第1図装置の如く膜11が150〜200℃もの温
度に加熱される場合上記伸長は甚だしく、弾性変形限界
を越えてすぐに伸び切ってしまい、ローラを停止しても
元に復さなくなるばかりか、破れてしまうことも多々あ
る。
度に加熱される場合上記伸長は甚だしく、弾性変形限界
を越えてすぐに伸び切ってしまい、ローラを停止しても
元に復さなくなるばかりか、破れてしまうことも多々あ
る。
そこで本発明を適用した第1図装置に於いては、膜11
は、その延伸方向、即ち伸びにくい方向を、膜11とロ
ーラ1との当接部に於いて、ロー21の回転方向に一致
せしめ、従って非延伸方向、即ち伸びやすい方向をロー
ラ1の母線方向に一致せしめるように配置した。
は、その延伸方向、即ち伸びにくい方向を、膜11とロ
ーラ1との当接部に於いて、ロー21の回転方向に一致
せしめ、従って非延伸方向、即ち伸びやすい方向をロー
ラ1の母線方向に一致せしめるように配置した。
これによって膜11は、上述の如く熱が加わるにもかか
わらず、ローラ1の回転によっても全く、或いは殆んど
伸長せず、ローラ1には適量のシリコーンオイルが均一
に塗布されるのである。
わらず、ローラ1の回転によっても全く、或いは殆んど
伸長せず、ローラ1には適量のシリコーンオイルが均一
に塗布されるのである。
そして膜11の連続気孔としては、0.1乃至5μの平
均径のものである微細な連続気孔が容易に得られるから
、この気孔中にトナーや紙粉等が目詰まりすることなく
、長期にわたってオイルの均一な塗布が可能になる。
均径のものである微細な連続気孔が容易に得られるから
、この気孔中にトナーや紙粉等が目詰まりすることなく
、長期にわたってオイルの均一な塗布が可能になる。
特に膜11が、前述のフロロポア等4弗化エチレン樹脂
膜に微細連続気孔を形成したもの等、オフセット防止性
を有する高分子合成樹脂の膜である場合は、上記連続気
孔へのトナーの目詰まり防止効果は顕著である。
膜に微細連続気孔を形成したもの等、オフセット防止性
を有する高分子合成樹脂の膜である場合は、上記連続気
孔へのトナーの目詰まり防止効果は顕著である。
またローラ1に付着したトナーや紙粉等はローラ1の回
転方向について膜11とローラ1との接触開始部の所に
せき止められ、膜11の前面部の位置に滞溜する。
転方向について膜11とローラ1との接触開始部の所に
せき止められ、膜11の前面部の位置に滞溜する。
このトナーや紙粉等は布等によって容易に膜11から拭
き取ることができる。
き取ることができる。
従って膜110袋を静止状態でローラ1に当接させてお
くことにより、この袋はクリーニング部材としての作用
も果す。
くことにより、この袋はクリーニング部材としての作用
も果す。
尚、第1図で17は弗素ゴム等で作ったプレートでロー
ラ1に弾性的に当接せしめられており、膜11とローラ
3との当接部を通過したトナーや紙粉を掻き取り、その
トナーや紙粉がローラ1゜5の圧接部に戻って紙Pを汚
損することを防止する。
ラ1に弾性的に当接せしめられており、膜11とローラ
3との当接部を通過したトナーや紙粉を掻き取り、その
トナーや紙粉がローラ1゜5の圧接部に戻って紙Pを汚
損することを防止する。
次に第1図装置を使用した実験例を述べる。
ローラ1,5の周速は120 ynrtt/ see
、ローラ1の表面温度は190〜200℃、層3は4弗
化エチレン樹脂(前述の如き微細孔はもっていない)で
ある。
、ローラ1の表面温度は190〜200℃、層3は4弗
化エチレン樹脂(前述の如き微細孔はもっていない)で
ある。
膜11はフロロポアである。(尚、このように4弗化工
チレン樹脂層の薄い被覆3に4弗化エチレン樹脂の膜1
1を当接させた時、膜11のすべり性は非常によく、膜
11は殆んど摩耗しない)フロロボア膜11の連続気孔
の平均径は1μ(孔径分布はこの1μを中心に±0.4
μの範囲に100%集中している)、気孔率は80%、
膜厚はo、2mmである。
チレン樹脂層の薄い被覆3に4弗化エチレン樹脂の膜1
1を当接させた時、膜11のすべり性は非常によく、膜
11は殆んど摩耗しない)フロロボア膜11の連続気孔
の平均径は1μ(孔径分布はこの1μを中心に±0.4
μの範囲に100%集中している)、気孔率は80%、
膜厚はo、2mmである。
室温に於いて非延伸方向の伸びは同一の印加力に対して
延伸方向の伸びの約10倍程度である。
延伸方向の伸びの約10倍程度である。
膜11の袋中にはNomex 7エルト(商品名、4.
5mm厚、約460 ?/m )を重ねて一体としたフ
ェルト13を収容した。
5mm厚、約460 ?/m )を重ねて一体としたフ
ェルト13を収容した。
垂下片14′としてはリン青銅の板ばねを使用した。
膜11は、枠12、蓋14、フェルト13を含む塗布器
の自重(170P)でローラに当接させた。
の自重(170P)でローラに当接させた。
この時膜11のローラ1との当接部の寸法はローラ回転
方向に8mmであった。
方向に8mmであった。
ローラ母線方向には320mmである。
膜11はローラ1に均一に接触していた。
使用したオフセット防止液は室温での標準粘度1000
0C3のシリコーンオイルである。
0C3のシリコーンオイルである。
言うまでもなくフロロポアの延伸方向とロー21の回転
方向は、両者の当接部に於いて一致させた。
方向は、両者の当接部に於いて一致させた。
以上の装置でB4サイズの紙を10万枚定着処理したが
、袋11が潰れる如く変形するような事故は1度も発生
せず、ローラ1と膜11の接触面積、接触位置は常に一
定に保たれた。
、袋11が潰れる如く変形するような事故は1度も発生
せず、ローラ1と膜11の接触面積、接触位置は常に一
定に保たれた。
而してオイルの不均一塗布は認められず、常時適量、均
一に塗布され、ローラ1への紙の巻き付き、及びオフセ
ットは全く発生しなかった。
一に塗布され、ローラ1への紙の巻き付き、及びオフセ
ットは全く発生しなかった。
そして10万枚定着処理後もフロロポアの孔中へのトナ
ー詰まりはなく、殆んど摩耗も認められず、永久伸び変
形も生じてなく、まだ続けて使用できる状態であった。
ー詰まりはなく、殆んど摩耗も認められず、永久伸び変
形も生じてなく、まだ続けて使用できる状態であった。
そして表面のトナー等による汚れは布で簡単に拭き取る
ことができた。
ことができた。
オイルは最初から最後までB4紙千秋当り0.3乃至0
.5CCと安定した割合で消費された。
.5CCと安定した割合で消費された。
第2図は本発明の第2発明の詳細な説明図である。
尚、以下の各図で第1図のものと同一の機能を有する部
材や手段には同一の符号を付け、特に必要ない限り説明
は省略する。
材や手段には同一の符号を付け、特に必要ない限り説明
は省略する。
第2図で、18は供給用回転体としての塗布ローラで金
属芯ロール19に4弗化エチレン樹脂の薄層20を被覆
したものである。
属芯ロール19に4弗化エチレン樹脂の薄層20を被覆
したものである。
塗布ローラ18はシリコーンゴムの薄い被覆3を有する
定着ローラ1に接触して矢印方向に回転する。
定着ローラ1に接触して矢印方向に回転する。
フロロポアの袋状に形成された膜11は枠12に固定さ
れているが、この袋中には軟性のフェルト21と、これ
より硬性のスポンジ22とが収容されている。
れているが、この袋中には軟性のフェルト21と、これ
より硬性のスポンジ22とが収容されている。
即ちフェルト21は膜11の内面に均一に接触するよう
収容された補形状のものであり、スポンジ22はこのフ
ェルト21の凹所に詰められて芯の作用をなす。
収容された補形状のものであり、スポンジ22はこのフ
ェルト21の凹所に詰められて芯の作用をなす。
詳述するとフェルト21は、枠12、蓋14、吸液性液
保持部材21,22を含む塗布器の自重により、又は更
にばね16により、膜11がローラ20に軽く当接され
た際、容易に弾性変形して膜11をローラ18に対し所
定の面積で均一に面接触させる。
保持部材21,22を含む塗布器の自重により、又は更
にばね16により、膜11がローラ20に軽く当接され
た際、容易に弾性変形して膜11をローラ18に対し所
定の面積で均一に面接触させる。
硬性のスポンジ22は芯として作用し、ローラ1Bが回
転した時の袋11の潰れ変形や膜11とローラ18との
当接位置、面積の変化を防止する。
転した時の袋11の潰れ変形や膜11とローラ18との
当接位置、面積の変化を防止する。
尚、スポンジ22、フェルト21にはシリコーンオイル
が吸収保持されており、このオイルが膜11の微細連続
気孔を通じて滲み出し塗布ロー218に塗布され、この
塗布ローラ18が回転しつつ定着ローラ1にオイル塗布
する。
が吸収保持されており、このオイルが膜11の微細連続
気孔を通じて滲み出し塗布ロー218に塗布され、この
塗布ローラ18が回転しつつ定着ローラ1にオイル塗布
する。
ローラ1に付着したトナーや紙粉はローラ18に付着し
て、これは前述と同様膜110袋によってクリーニング
される。
て、これは前述と同様膜110袋によってクリーニング
される。
ローラ18はローラ1との間の摩擦力で従動回転するロ
ーラでもよいが、不図示のモータにより回転駆動するこ
ともできる。
ーラでもよいが、不図示のモータにより回転駆動するこ
ともできる。
この場合ローラ18は矢示と逆向きにも回転させ得るが
、いずれにせよローラ18を、その周速をローラ1の周
速より低速になるように回転駆動すれば、ローラ1への
オイル塗布量をより少なくすることができる。
、いずれにせよローラ18を、その周速をローラ1の周
速より低速になるように回転駆動すれば、ローラ1への
オイル塗布量をより少なくすることができる。
(この時層3も摩耗しにくい4弗化エチレン樹脂にする
ことが好ましい)これはシリコーンオイルが室温で50
〜400C8程度の低粘度である場合に好都合である。
ことが好ましい)これはシリコーンオイルが室温で50
〜400C8程度の低粘度である場合に好都合である。
というのは、そのような低粘度オイルの膜11の孔から
の滲出量は高粘度オイルに比べて相対的に多く、低速の
定着装置等ではローラ18をローラ1の周速と同じにす
るとオフセット防止やローラへのトナー像支持材の巻き
付きに必要な量販上のオイルが消費されやすいからであ
る。
の滲出量は高粘度オイルに比べて相対的に多く、低速の
定着装置等ではローラ18をローラ1の周速と同じにす
るとオフセット防止やローラへのトナー像支持材の巻き
付きに必要な量販上のオイルが消費されやすいからであ
る。
勿論斯様な場合でも、紙Pの汚れやローラ1,5のスリ
ップが生ずる程多量には塗布されない。
ップが生ずる程多量には塗布されない。
尚、言うまでもなく微細連続気孔を有する高分子合成樹
脂膜11は、ローラ18との当接部に於いて、その伸び
にくい方向がローラ18の回転方向に、また伸びやすい
方向がローラ18の母線方向に、夫々一致するように配
設されている。
脂膜11は、ローラ18との当接部に於いて、その伸び
にくい方向がローラ18の回転方向に、また伸びやすい
方向がローラ18の母線方向に、夫々一致するように配
設されている。
これによって膜11の伸びを防止し、均一塗布を維持す
る。
る。
尚また、供給用回転体としてはローラ18に更に他のロ
ーラを当接して回転させ、この他のローラに塗布装置C
の膜11を当接させてもよい。
ーラを当接して回転させ、この他のローラに塗布装置C
の膜11を当接させてもよい。
また、ローラ18の代りに無端ベルトを使用し、このベ
ルトを定着ローラ1と膜11の双方に当接させて回転す
ることにより、ロー21にオイルを塗布するようにする
こともできる。
ルトを定着ローラ1と膜11の双方に当接させて回転す
ることにより、ロー21にオイルを塗布するようにする
こともできる。
第2図例では硬性の液保持部材22を軟性の液保持部材
21で包む形にし、そして軟性の液保持部材を膜110
ローラと当接する面部分の裏側だけでなく裏面全体に接
触させたが、第3図の如く構成することもできる。
21で包む形にし、そして軟性の液保持部材を膜110
ローラと当接する面部分の裏側だけでなく裏面全体に接
触させたが、第3図の如く構成することもできる。
第3図は本発明の第1発明の他の実施例で、この図にお
いて微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜11の袋に
は、液吸収保持性を有する軟性のスポンジ23と、同じ
く液吸収保持性を有するが部材23より十分硬性のフェ
ルト24が収容されている。
いて微細連続気孔を有する高分子合成樹脂膜11の袋に
は、液吸収保持性を有する軟性のスポンジ23と、同じ
く液吸収保持性を有するが部材23より十分硬性のフェ
ルト24が収容されている。
即ち、軟性部材23は袋の底面、即ちローラ1に当接す
る面部分の裏面に当接するよう比較的浅く詰められてい
て、その部材層23の上に、これと接して硬性部材24
が積み重ねられている。
る面部分の裏面に当接するよう比較的浅く詰められてい
て、その部材層23の上に、これと接して硬性部材24
が積み重ねられている。
膜11はばね16によってローラ1に軽く押圧されるが
、軟性部材23の容易な弾性変形により膜11は所定面
積で均一にローラ1に当接し、そしてローラ1が回転し
ても硬性部材24の腰の強さにより袋11は所定形状を
保ち、潰れ変形を生じてローラ1との接触面積、位置が
変化するようなことはない。
、軟性部材23の容易な弾性変形により膜11は所定面
積で均一にローラ1に当接し、そしてローラ1が回転し
ても硬性部材24の腰の強さにより袋11は所定形状を
保ち、潰れ変形を生じてローラ1との接触面積、位置が
変化するようなことはない。
尚、第3図実施例では部材23,24に予めシリコーン
オイルを含浸させておくのではなく、オイルパン25か
ら部材24にシリコーンオイルを供給するようになって
いる。
オイルを含浸させておくのではなく、オイルパン25か
ら部材24にシリコーンオイルを供給するようになって
いる。
即ち、26は下端がパン25のオイル中に浸漬されたフ
ェルト2γは蓋14に設けられた孔を貫通してフェルト
24に下端が当接されたフェルトであり、両フェルト2
6.27にフェルト28が接離される。
ェルト2γは蓋14に設けられた孔を貫通してフェルト
24に下端が当接されたフェルトであり、両フェルト2
6.27にフェルト28が接離される。
即ち、フェルト28はローラ1,2が回転中は図の如く
フェルト26,27に当接せしめられて、パン25中の
オイルはフェルト26,28,27の順に毛管現象によ
り伝送されフェルト24に供給され、ローラ1,2が回
転停止中、即ち定着装置の作動体止中はフェルト28は
フェルト26,27から離間され、上記オイル伝送供給
が停止する。
フェルト26,27に当接せしめられて、パン25中の
オイルはフェルト26,28,27の順に毛管現象によ
り伝送されフェルト24に供給され、ローラ1,2が回
転停止中、即ち定着装置の作動体止中はフェルト28は
フェルト26,27から離間され、上記オイル伝送供給
が停止する。
このようにすれば定着装置の作動体止が極めて長期間に
及んでも膜11とローラ1との当接部に過剰のオイルが
溜ることが避けられる。
及んでも膜11とローラ1との当接部に過剰のオイルが
溜ることが避けられる。
もっともフェルト28はフェル)26,27に常時当接
させておいてもよい。
させておいてもよい。
尚、第3図装置に於いても膜11の延伸方向はローラ1
との当接部に於いてローラ1の回転方向に一致され、非
延伸方向はローラ1の母線方向に一致されている。
との当接部に於いてローラ1の回転方向に一致され、非
延伸方向はローラ1の母線方向に一致されている。
以上の装置で使用する膜状体11の連続気孔の径、気孔
率、膜の厚さ、オフセット防止液の粘度は、即ち、膜状
体11の連続気孔を滲出させてローラに供給できる液量
を決定するこれら各種の条件は、トナーが溶融した際の
粘度やトナー像支持材の腰の強さ、定着ローラの表面張
力等によって決められる、オフセットの防止、トナー像
支持材の定着ローラへの巻付き防止の為にトナー像支持
材の単位面積当り最低限必要なオフセット防止液の量や
定着処理速度、即ち定着ローラの回転速度等の要因を勘
案して定められるべきものである。
率、膜の厚さ、オフセット防止液の粘度は、即ち、膜状
体11の連続気孔を滲出させてローラに供給できる液量
を決定するこれら各種の条件は、トナーが溶融した際の
粘度やトナー像支持材の腰の強さ、定着ローラの表面張
力等によって決められる、オフセットの防止、トナー像
支持材の定着ローラへの巻付き防止の為にトナー像支持
材の単位面積当り最低限必要なオフセット防止液の量や
定着処理速度、即ち定着ローラの回転速度等の要因を勘
案して定められるべきものである。
しかし電子写真や他の静電印刷等の分野で使用されるト
ナー像定着装置に於いては、一般に膜状体11の連続気
孔は平均径が0.1乃至5μ、気孔率が20乃至95%
膜厚は0.05乃至1關でよく、オフセット防止液の粘
度は室温で100乃至100000C8という極めて広
範囲で選択できる。
ナー像定着装置に於いては、一般に膜状体11の連続気
孔は平均径が0.1乃至5μ、気孔率が20乃至95%
膜厚は0.05乃至1關でよく、オフセット防止液の粘
度は室温で100乃至100000C8という極めて広
範囲で選択できる。
塗布量を多くするには、オフセット防止液の粘度を低い
ものとし、及び、又は膜状体11の連続気孔の平均径を
大にし、及び、又はその気孔率を犬にし、及び、又は膜
厚を大にすればよく、塗布量を少なくするには上記と逆
にすればよい。
ものとし、及び、又は膜状体11の連続気孔の平均径を
大にし、及び、又はその気孔率を犬にし、及び、又は膜
厚を大にすればよく、塗布量を少なくするには上記と逆
にすればよい。
以上の実施例に於いては微細連続気孔を得やすいこと、
耐熱性、耐摩耗性、すべり性、トナーが付着しにくいこ
と、等の点でフロロポアやGOR−TEX JOINT
5EALANT等の微細連続気孔を有する4弗化エチ
レン樹脂膜を膜11に使用することが最も望ましいが、
本発明はそれに限られるものではなく、微細連続気孔を
有する高分子合酸相脂膜であれば他のものも使用できる
。
耐熱性、耐摩耗性、すべり性、トナーが付着しにくいこ
と、等の点でフロロポアやGOR−TEX JOINT
5EALANT等の微細連続気孔を有する4弗化エチ
レン樹脂膜を膜11に使用することが最も望ましいが、
本発明はそれに限られるものではなく、微細連続気孔を
有する高分子合酸相脂膜であれば他のものも使用できる
。
また以上の実施例では、部材13,21,24としてフ
ェルトを、部材22,23=とじてスポンジを使用した
が前者の部材としてスポンジを、後者の部材としてフェ
ルトを使用してもよく、またいずれの部材としても不織
布や織布を使用してもよい。
ェルトを、部材22,23=とじてスポンジを使用した
が前者の部材としてスポンジを、後者の部材としてフェ
ルトを使用してもよく、またいずれの部材としても不織
布や織布を使用してもよい。
織布は折り畳ねて体積を作った状態で膜11の袋中に配
置される。
置される。
いずれにせよ膜11の少なくともローラと当接する面部
分の裏側には軟性の吸液性液保持部材を詰め、そしてこ
れより硬性の形状崩れ防止部材をそれが吸液性であれ、
なかれ、更に膜11の袋中に収納することが重要である
。
分の裏側には軟性の吸液性液保持部材を詰め、そしてこ
れより硬性の形状崩れ防止部材をそれが吸液性であれ、
なかれ、更に膜11の袋中に収納することが重要である
。
かくして膜11を軽圧でローラ1に均一にかつ所定面積
で接触させ得、かつその面積、接触1位置をローラが回
転しても一定に保てるから、定、。
で接触させ得、かつその面積、接触1位置をローラが回
転しても一定に保てるから、定、。
着ローラへのオイル塗布量を長期間にわたって安定化で
きる。
きる。
その際、前述したフロロボア等、微細連続気孔を有する
合成樹脂膜の作用によりローラには適量のオフセット防
止液が均一に塗布され、トナー等が上記気孔に詰まるこ
ともないから、如上の効果は極めて長期間持続する。
合成樹脂膜の作用によりローラには適量のオフセット防
止液が均一に塗布され、トナー等が上記気孔に詰まるこ
ともないから、如上の効果は極めて長期間持続する。
また以上の実施例では膜11を有する塗布装置により直
接定着ローラにオフセット防止液を供給したが、塗布装
置によりまず加圧ローラにオフセット防止液を塗布し、
次に加圧ローラから定着ローラに同液を供給するように
してもよい。
接定着ローラにオフセット防止液を供給したが、塗布装
置によりまず加圧ローラにオフセット防止液を塗布し、
次に加圧ローラから定着ローラに同液を供給するように
してもよい。
更にまた、以上の実施例ではトナーを加熱溶融して定着
する装置を示したが、本発明はローラ対でトナー像支持
材を強(挟圧して搬送し、圧力によってトナー像を支持
材に定着する圧力定着装置にも使用できる。
する装置を示したが、本発明はローラ対でトナー像支持
材を強(挟圧して搬送し、圧力によってトナー像を支持
材に定着する圧力定着装置にも使用できる。
第1図、第3図は本発明の第1発明の詳細な説明図、第
2図は本発明の第2発明の実施例にして、1は定着ロー
ラ、2は加圧ローン、11は微細連続気孔を有する高分
子合成樹脂膜、13゜21.23は軟性のオフセット防
止液保持部材、22.24は硬性のオフセット防止液保
持部材、14′は板ばね、である。
2図は本発明の第2発明の実施例にして、1は定着ロー
ラ、2は加圧ローン、11は微細連続気孔を有する高分
子合成樹脂膜、13゜21.23は軟性のオフセット防
止液保持部材、22.24は硬性のオフセット防止液保
持部材、14′は板ばね、である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一対の定着用ローラと、該定着用ローラ対の少なくと
も一方のローラ表面に当接する微細連続気孔を有する高
分子合成樹脂膜を介してオフセット防止液をこの一方の
ローラに塗布する塗布装置を備えた定着装置において、 上記塗布装置が、上記微細連続気孔を有する高分子樹脂
膜を用いて形成した袋状収納体と、この袋状収納体の内
側に形成された軟性のオフセット防止液保持部材と、こ
の袋状収納体の形状崩れを防止するために該軟性のオフ
セット防止液保持部材より硬性であってこの袋状収納体
に設けられた袋状収納体形状崩れ防止部材とを有するこ
とを特徴とする定着装置。 2 前記袋状収納体形状崩れ防止部材は前記オフセット
防止液保持部材の上に積み重ねられた状態で前記袋状収
納体中に配置されている特許請求の範囲第1項記載の定
着装置。 3 前記袋状収納体形状崩れ防止部材は前記軟性オフセ
ット防止液保持部材中に挿し込まれた非吸液性の硬性の
硬性部材である特許請求の範囲第1項記載の定着装置。 4 前記硬性部材はばね材である特許請求の範囲第3項
記載の定着装置。 5 前記高分子合成樹脂膜は微細連続気孔を有する弗素
樹脂膜である特許請求の範囲第1項乃至第4項いずれか
に記載の定着装置。 6 前記高分子合成樹脂膜は微細連続気孔を有する4弗
化エチレン樹脂膜である特許請求の範囲第5項記載の定
着装置。 7一対の定着用ローラと、該定着用ローラ対の一方のロ
ーラにオフセット防止液を供給する供給用回転体と、該
供給用回転体表面に当接する微細連続気孔を有する高分
子合成樹脂膜を介してオフセット防止液を該供給用回転
体に塗布する塗布装置を備えた定着装置において、 上記塗布装置が、上記微細連続気孔を有する高分子樹脂
膜を用いて形成した袋状収納体と、この袋状収納体の内
側に形成された軟性のオフセット防止液保持部材と、こ
の袋状収納体の形状崩れを防止するために該軟性のオフ
セット防止液保持部材より硬性であってこの袋状収納体
に設けられた袋状収納体形状崩れ防止部材とを有するこ
とを特徴とする定着装置。 8 前記袋状収納体形状崩れ防止部材は前記オフセット
防止液保持部材の上に積み重ねられた状態で前記袋状収
納体中に配置されている特許請求の範囲第7項記載の定
着装置。 9 前記袋状収納体形状部れ防止部材は前記軟性オフセ
ット防止液保持部材中に挿し込まれた非吸液性の硬性の
硬性部材である特許請求の範囲第7項記載の定着装置。 10 前記硬性部材はばね材である特許請求の範囲第9
項記載の定着装置。 11 前記高分子合成樹脂膜は微細連続気孔を有する
弗素樹脂膜である特許請求の範囲第1項乃至第10項い
ずれかに記載の定着装置。 12 前記高分子合成樹脂膜は微細連続気孔を有する
4弗化エチレン樹脂膜である特許請求の範囲第11項記
載の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5263679A JPS5842463B2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5263679A JPS5842463B2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | 定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55144270A JPS55144270A (en) | 1980-11-11 |
JPS5842463B2 true JPS5842463B2 (ja) | 1983-09-20 |
Family
ID=12920303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5263679A Expired JPS5842463B2 (ja) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842463B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263790A (ja) * | 1984-06-12 | 1985-12-27 | Matsushita Refrig Co | 感温作動弁 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5863971A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 複写機の離型剤塗布装置 |
JPS632969U (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-09 | ||
JPH085483Y2 (ja) * | 1986-12-19 | 1996-02-14 | キヤノン株式会社 | 離型剤塗布装置 |
JPH03114064A (ja) * | 1990-06-01 | 1991-05-15 | Konica Corp | トナー像の定着方法 |
-
1979
- 1979-04-28 JP JP5263679A patent/JPS5842463B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263790A (ja) * | 1984-06-12 | 1985-12-27 | Matsushita Refrig Co | 感温作動弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55144270A (en) | 1980-11-11 |
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