JPS58413B2 - (n−メチルピリル−2)アセトチオアミド誘導体 - Google Patents
(n−メチルピリル−2)アセトチオアミド誘導体Info
- Publication number
- JPS58413B2 JPS58413B2 JP52123507A JP12350777A JPS58413B2 JP S58413 B2 JPS58413 B2 JP S58413B2 JP 52123507 A JP52123507 A JP 52123507A JP 12350777 A JP12350777 A JP 12350777A JP S58413 B2 JPS58413 B2 JP S58413B2
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- JP
- Japan
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- methylpyryl
- acetothioamide
- reaction
- methylene chloride
- yield
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
(式中、R1及びR2は水素、フェニル基置換もしくは
未置換の低級アルキル基であり、更にR1、R2はNと
一体となってモルホリン環を形成し得る。
未置換の低級アルキル基であり、更にR1、R2はNと
一体となってモルホリン環を形成し得る。
)で表わされる(N−メチルピリル−2)アセトチオア
ミド誘導体に関するものである。
ミド誘導体に関するものである。
前記一般式(υで表わされる化合物は次式に従いアルカ
リ加水分解することにより下記類■)で表わされる(N
−メチルピリル−2)酢酸に導くことができる(下記参
考側参照)。
リ加水分解することにより下記類■)で表わされる(N
−メチルピリル−2)酢酸に導くことができる(下記参
考側参照)。
前記一般息■)の化合物は、医薬および農薬等に用いら
れる生理活性物質を合成するための重要中間体として知
られている。
れる生理活性物質を合成するための重要中間体として知
られている。
たとえば(N−メチルピリル−2)酢酸エステルと塩化
アロイルとのフリーデル・クラフッ型の反応及び加水分
解で製造できる(N−メチル−5−アロイルピリル−2
)酢酸類は、顕著な抗炎症作用を有することが報告され
ており(J、Med、Chemo、 14,646(1
971); 1bid。
アロイルとのフリーデル・クラフッ型の反応及び加水分
解で製造できる(N−メチル−5−アロイルピリル−2
)酢酸類は、顕著な抗炎症作用を有することが報告され
ており(J、Med、Chemo、 14,646(1
971); 1bid。
16.172(1973))、なかでも〔N−メチル−
5−(p−トルオイル)ピリル−2〕酢酸はトルメチン
として知られている[ J 、 Pharmacolo
gy andExperimental Therap
eutics、185,127(1973)〕。
5−(p−トルオイル)ピリル−2〕酢酸はトルメチン
として知られている[ J 、 Pharmacolo
gy andExperimental Therap
eutics、185,127(1973)〕。
(〕〕〕N−メチルピリルー2酢の従来知られている製
造法を大別すると次のようになる。
造法を大別すると次のようになる。
1)N−メチルピロール吉ジアゾ酢酸エステルとを銅粉
を触媒として反応させ(N−メチルピリル−2)酢酸エ
ステルを得る方法(J 、Org。
を触媒として反応させ(N−メチルピリル−2)酢酸エ
ステルを得る方法(J 、Org。
Chemo、14,664(1949) 〕。
2)N−メチルピロールとジアゾピルビン酸エステルと
を銅粉を触媒として反応させて、(N−メチルピリル−
2)ピルビン酸エステルを得て、さらにこれを加水分解
に付した後に酸化銀で酸化して(N−メチルピリル−2
)酢酸を製造する方法(Chem、Abstr、 、5
L13843 )。
を銅粉を触媒として反応させて、(N−メチルピリル−
2)ピルビン酸エステルを得て、さらにこれを加水分解
に付した後に酸化銀で酸化して(N−メチルピリル−2
)酢酸を製造する方法(Chem、Abstr、 、5
L13843 )。
3)N−メチルピロール−2−カルボン酸をその酸塩化
物に変換した後に、ジアゾメタンと反応させて一旦ジア
ゾケトンを得て、これをエタン−ル中白金を触媒として
分解して(N−メチルピリル−2)酢酸エステルを製造
する方法〔アーン アイステルト法Chem、Abst
rl、 32+5957(1938)〕。
物に変換した後に、ジアゾメタンと反応させて一旦ジア
ゾケトンを得て、これをエタン−ル中白金を触媒として
分解して(N−メチルピリル−2)酢酸エステルを製造
する方法〔アーン アイステルト法Chem、Abst
rl、 32+5957(1938)〕。
4)N−メチルピロールと塩化オキザリルのフリーデル
・クラフッ型の反応により得られる生成物をアルコール
と処理して(N−メチルピリル)グリオキザール酸エス
テルを合成し、これをヒドラジンと反応させた後に水酸
化カリウムで処理をして(ウオルフ・キツシュナー反応
)(N−メチルピリル−2)酢酸を製造する方法[L−
iebigs Ann;Chern:、721.105
(1969)]。
・クラフッ型の反応により得られる生成物をアルコール
と処理して(N−メチルピリル)グリオキザール酸エス
テルを合成し、これをヒドラジンと反応させた後に水酸
化カリウムで処理をして(ウオルフ・キツシュナー反応
)(N−メチルピリル−2)酢酸を製造する方法[L−
iebigs Ann;Chern:、721.105
(1969)]。
5)N−メチルピロールをジメチルアミンおよびホルム
アルデヒドと反応させて、一旦いわゆるマンニッヒ塩基
として(マンニッヒ反応)、これをヨウ化メチルとの反
応でメチオダイドとした後にシアン化ナトリウムと反応
させて(N−メチルピロール)−2−アセトニトリルを
得て、この加水分解により(N−メチルピリル−2)酢
酸を得る方法[I J 、 Amer、Chem、So
c、 、73゜4921(1951)]。
アルデヒドと反応させて、一旦いわゆるマンニッヒ塩基
として(マンニッヒ反応)、これをヨウ化メチルとの反
応でメチオダイドとした後にシアン化ナトリウムと反応
させて(N−メチルピロール)−2−アセトニトリルを
得て、この加水分解により(N−メチルピリル−2)酢
酸を得る方法[I J 、 Amer、Chem、So
c、 、73゜4921(1951)]。
これらの諸方法のうち、方法1)、2)および3)はい
ずれも不安定なジアゾ化合物を用いる点において、工業
的製造方法としては適していない。
ずれも不安定なジアゾ化合物を用いる点において、工業
的製造方法としては適していない。
方法4)は第一工程のフリーデル・クラフッ反応が低収
率であることに難点がある。
率であることに難点がある。
方法5)は第二工程のシアンイオンの置換反応に副反応
が生起する点CJ 、Org、Chem、 。
が生起する点CJ 、Org、Chem、 。
42.1096(1977))及び猛毒なシアン化ナト
リウムを使用する点で工業的製造方法としては満足すべ
き方法でない。
リウムを使用する点で工業的製造方法としては満足すべ
き方法でない。
この様に(N−メチルピリル−2)酢酸類を製造するた
めの従来法はいずれもその工業的な実施には困難が伴う
。
めの従来法はいずれもその工業的な実施には困難が伴う
。
本発明者等はこのような欠点を克服すべく鋭意検討を重
ねた結果、前記一般−4m)に容易に導き得る先駆体と
して有用な(N−メチルピリル−2)アセトチオアミド
誘導体を見出し、本発明を完成するに至ったものである
。
ねた結果、前記一般−4m)に容易に導き得る先駆体と
して有用な(N−メチルピリル−2)アセトチオアミド
誘導体を見出し、本発明を完成するに至ったものである
。
本発明の化合物は次式に従い容易に合成できるものであ
る。
る。
ホルムアルデヒドジメチルメルカプタールS−オキシド
を強塩基の存在下で反応させるものである。
を強塩基の存在下で反応させるものである。
ここでいう強塩基とは例えばブチルリチウムの如きアル
キルリチウム、水素化かトリウムの如き金属水素化物、
リチウムジエチルアミドの如き金属アミド、ナトリウム
メトキシドの如き金属アルコキシド、水酸化ナトリウム
の如き金属水酸化物、カルシウムオキシドの如き金属酸
化物、水酸化トリメチルベンジルアンモニウムの如き水
酸化第4級アンモニウム及び炭酸ナトリウムの如き炭酸
金属塩などを挙げることができる。
キルリチウム、水素化かトリウムの如き金属水素化物、
リチウムジエチルアミドの如き金属アミド、ナトリウム
メトキシドの如き金属アルコキシド、水酸化ナトリウム
の如き金属水酸化物、カルシウムオキシドの如き金属酸
化物、水酸化トリメチルベンジルアンモニウムの如き水
酸化第4級アンモニウム及び炭酸ナトリウムの如き炭酸
金属塩などを挙げることができる。
塩基の使用量はいわゆる接触量で十分であるが多く用い
ると反応が促進される。
ると反応が促進される。
溶媒の使用は必須要件ではないが、所望ならば反応に直
接関与しない物質、例えばエタノール、メタノール、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド
、ベンゼン等の一般的有機溶媒を有いることができる。
接関与しない物質、例えばエタノール、メタノール、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド
、ベンゼン等の一般的有機溶媒を有いることができる。
反応は室温乃至150℃で円滑に進行し高収率で所望生
成物Iを与える。
成物Iを与える。
上式における第二工程は一般息」の化合物を、好ましく
は塩基の存在下酸無水物と反応させるものである。
は塩基の存在下酸無水物と反応させるものである。
反応に当っては原料化合物をほぼ等モル量用いれば十分
であるが、酸無水物を過剰に用いて溶媒作用を併用させ
ることができる。
であるが、酸無水物を過剰に用いて溶媒作用を併用させ
ることができる。
又、所望ならば反応に直接関与しない溶媒、例えばジオ
キサン、トルエン、キシレン等を用いてもよい。
キサン、トルエン、キシレン等を用いてもよい。
反応は加熱下で行うのが好ましく、加熱温度は一般には
80〜150℃、好ましくは100〜150℃である。
80〜150℃、好ましくは100〜150℃である。
本発明の方法は一般式(5)の化合物を一般短めで表わ
されるアンモニア又はアミン化合物と反応させるもので
ある。
されるアンモニア又はアミン化合物と反応させるもので
ある。
反応の実施に当って用いるアミンが液状の場合には液状
アミンを過剰量用いて溶媒作用を併用させることができ
るが、所望ならば水又はメタノール、エタノール、ジメ
トキシエタン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エー
テル等の一般的有機溶媒を用いても良い。
アミンを過剰量用いて溶媒作用を併用させることができ
るが、所望ならば水又はメタノール、エタノール、ジメ
トキシエタン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エー
テル等の一般的有機溶媒を用いても良い。
反応温度は特別な加熱又は冷却手段を用いない点で室温
が好ましい。
が好ましい。
以下実施例及び参考例により本発明を更に詳細に説明す
る工 参考例 I N−メチルピロール−2−アルデヒド3.9131とホ
ルムアルデヒドジメチルメルカプタールS−オキシド4
.55f及び水酸化ナトリウム670■の混合物を室温
で4時間、55−60℃で10時間撹拌した。
る工 参考例 I N−メチルピロール−2−アルデヒド3.9131とホ
ルムアルデヒドジメチルメルカプタールS−オキシド4
.55f及び水酸化ナトリウム670■の混合物を室温
で4時間、55−60℃で10時間撹拌した。
塩化メチレン70m1を加えたのち水20m1で洗浄し
た。
た。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧濃縮ののちカ
ラムクロマトグラフィー〔シリカゲル、塩化メチレン−
酢酸エチル(4:1)、lで分離して1−メチルスルフ
ィニル−1−メチルチオ−2−(N−メチルピリル−2
)エチレン5.943gを薄茶色油状物質として得た。
ラムクロマトグラフィー〔シリカゲル、塩化メチレン−
酢酸エチル(4:1)、lで分離して1−メチルスルフ
ィニル−1−メチルチオ−2−(N−メチルピリル−2
)エチレン5.943gを薄茶色油状物質として得た。
収率77%。
IR(neat ) : 1054cm1゜NMR(C
DC12):δ2.28 (3H,s )。
DC12):δ2.28 (3H,s )。
2.65 (3H,s)、 3.66 (3H,s)、
6.19(IH,dXd 、J = 2.5及び4
.2Hz)、 6.68(IH,dXd、J=1.6及
び2.5Hz)、7.29(IH,dXd、J=1.6
及び4.2Hz)、 7.52(LH,s)。
6.19(IH,dXd 、J = 2.5及び4
.2Hz)、 6.68(IH,dXd、J=1.6及
び2.5Hz)、7.29(IH,dXd、J=1.6
及び4.2Hz)、 7.52(LH,s)。
質量分析(相対強度) : m/e 215 (M+。
36%)、152(63%)、151(69%)、13
7(100%)、136.(71%)。
7(100%)、136.(71%)。
105(86%)、104(46%)。
参考例 2
1−メチルスルフィニル−1−メチルチオ−2−(N−
メチルピリル−2)エチレン803mgを無水酢酸7m
lにとかし、酢酸カリウム700mgを添加して115
℃で2時間撹拌した。
メチルピリル−2)エチレン803mgを無水酢酸7m
lにとかし、酢酸カリウム700mgを添加して115
℃で2時間撹拌した。
塩化メチレン50m1を加えて不溶物を濾別したのち濾
液を減圧濃縮した。
液を減圧濃縮した。
残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、塩化
メチレン−ベンゼン)で分離して1−アセトキシメチル
チオ−1−メチルチオ−2−(N−メチルピリル−2)
エチレン708■を淡黄色油状物質として得た。
メチレン−ベンゼン)で分離して1−アセトキシメチル
チオ−1−メチルチオ−2−(N−メチルピリル−2)
エチレン708■を淡黄色油状物質として得た。
収率74%。IR(neat):1742,1570,
1480゜1410.1260,1205,1090゜
1060.1017z’ 。
1480゜1410.1260,1205,1090゜
1060.1017z’ 。
NMR(CDC12):δ2.02 (3H,s)、2
.31(3H,s)、3.52(3H,s)、5.27
(2H,s)。
.31(3H,s)、3.52(3H,s)、5.27
(2H,s)。
6.06−6、16 (IH,m)、 6.50−6.
60(LH,m)、6.84−6.91 (IH,m)
、6.91(IH,s)。
60(LH,m)、6.84−6.91 (IH,m)
、6.91(IH,s)。
質量分析(相対強度) : m/e 257 (M古5
9%)、184(27%)、137(100%)。
9%)、184(27%)、137(100%)。
43(43%)。
実施例 1
1−アセトキシメチルチオ−1−メチルチオ−2−(N
−メチルピリル−2)エチレン28677vにメタノー
ル3ml及びジメチルアミンの50%水溶液0.54g
を加えて室温で24時間撹拌した。
−メチルピリル−2)エチレン28677vにメタノー
ル3ml及びジメチルアミンの50%水溶液0.54g
を加えて室温で24時間撹拌した。
エーテル20mを加え水洗した(20−X3回)のち、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。
残留物をカラムクロマトグラフィー〔フロリジル、ベン
ゼン−塩化メチレン(3:1)、lで分離してN、N−
ジメチル(N−メチルピリル−2)アセトチオアミド1
76■を無色結晶として得た。
ゼン−塩化メチレン(3:1)、lで分離してN、N−
ジメチル(N−メチルピリル−2)アセトチオアミド1
76■を無色結晶として得た。
収率87%。
融点:108−109℃(エーテルから)IR(KBr
): 2930.1525.1446゜1395.13
17,1300,1274゜1232.1148,11
08,1087゜1057.1000,970,865
゜ 852.776.727(?772 。
): 2930.1525.1446゜1395.13
17,1300,1274゜1232.1148,11
08,1087゜1057.1000,970,865
゜ 852.776.727(?772 。
NMR(CDC12):δ3.32 (3H,s )。
3.50(3H,s)、3.64(3H,s)、 4
.17(2H,s)、 5.87−5.98 (IH,
m)、 6.07(IH,t、J=3Hz)、6.58
(IH,dXd、J=2及び3Hz)。
.17(2H,s)、 5.87−5.98 (IH,
m)、 6.07(IH,t、J=3Hz)、6.58
(IH,dXd、J=2及び3Hz)。
C9H14NSとして
計算値:C,59,30二H,7,74二N、 15.
37%。
37%。
測定値:C,59,34:H,7,73:N、15.1
9%。
9%。
実施例 2
1−アセトキシメチルチオ−1−メチルチオ−2−(N
−メチルピリル−2)エチレン275〜及びジメチルア
ミンの50%水溶液0.22gを用いた以外は実施例3
と同様にしてN、N−ジメチル(N−メチルピリル−2
)アセトチオアミド136〜を得た。
−メチルピリル−2)エチレン275〜及びジメチルア
ミンの50%水溶液0.22gを用いた以外は実施例3
と同様にしてN、N−ジメチル(N−メチルピリル−2
)アセトチオアミド136〜を得た。
収率70%。実施例 3
■−アセトキシメチルチオー1−メチルチオ−2−(N
−メチルピリル−2)エチレン507mgを1,2−ジ
メトキシエタン5−に溶かし、ジメチルアミンの50%
水溶液1.4gを加えて室温で24時間撹拌した。
−メチルピリル−2)エチレン507mgを1,2−ジ
メトキシエタン5−に溶かし、ジメチルアミンの50%
水溶液1.4gを加えて室温で24時間撹拌した。
塩化メチレン30m1を加え、水30m1で3回洗浄し
たのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
たのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧濃縮ののちカラムクロマトグラフィー〔フロリジル
、ベンゼン−塩化メチレン(3:1)〕で分離してN、
N−ジメチル(’N−メチルピリルー2)アセトチオア
ミド311mgを得た。
、ベンゼン−塩化メチレン(3:1)〕で分離してN、
N−ジメチル(’N−メチルピリルー2)アセトチオア
ミド311mgを得た。
収率87%。実施例 4
1−アセトキシメチルチオ−1−メチルチオ−2−(N
−メチルピリル−2)エチレン257■をメタノール3
−にとかし、モルホリン330mgを加えて室温で3日
間撹拌した。
−メチルピリル−2)エチレン257■をメタノール3
−にとかし、モルホリン330mgを加えて室温で3日
間撹拌した。
塩化メチレン20m1を加え、水で洗浄(20ml×3
回)したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
回)したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧濃縮ののちカラムクロマトグラフィー〔フロリジル
、ベンゼン−塩化メチレン(3:1)〕で分離して(N
−メチルピリル−2)アセトチオモルホリド196■を
得た。
、ベンゼン−塩化メチレン(3:1)〕で分離して(N
−メチルピリル−2)アセトチオモルホリド196■を
得た。
収率87%。無色結晶
融点:134.5−136℃(ベンゼンエーテルから)
IR(KBr):1500,1440,1278゜11
17、965、840.730crrl−1HMR(C
DC12):δ3.50−3.64 (2H。
17、965、840.730crrl−1HMR(C
DC12):δ3.50−3.64 (2H。
m)、 3.57 (3H,s)、 3.64−3.8
0 (4H。
0 (4H。
m)、4.17 (2H,s)、 4.24−4.36
(2H。
(2H。
m)、 5.80−5.90 (IH,m)、 5.9
9 (IH。
9 (IH。
dXd、J=3及び2.3Hz)、6.51 (LH。
dXd 、 J = 2.5 and 2.3 Hz
)。
)。
C11H16N20Sとして
計算値:C,58,90:H,7,19:N、12.4
9:S、14.29%。
9:S、14.29%。
測定値:C,59,07:H,7,17:N、12.5
0:S、14.52%。
0:S、14.52%。
実施例 5
■−アセトキシメチルチオー1−メチルチオ−2−(N
−メチルピリル−2)エチレン285■をメタノール3
−に溶かし、29%アンモニア水1rnlを加えて室温
で4時間撹拌した。
−メチルピリル−2)エチレン285■をメタノール3
−に溶かし、29%アンモニア水1rnlを加えて室温
で4時間撹拌した。
塩化メチレン20−を加えて水洗い(27×2回)した
のち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
のち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧濃縮ののちカラムクロマトグラフィー(フロリジル
、ベンゼン)で分離して(N−メチルピリル−2)アセ
トチオアミド48mgを得た。
、ベンゼン)で分離して(N−メチルピリル−2)アセ
トチオアミド48mgを得た。
収率28%。IR(KBr):3350,3150,1
615゜1440.1405,1300.’1235゜
950.742crn 。
615゜1440.1405,1300.’1235゜
950.742crn 。
NMR(CDC12):δ3.48 (3H,s)、4
.00(2H,s)、6.02(2H,d、J=、2H
z)。
.00(2H,s)、6.02(2H,d、J=、2H
z)。
6.57 (IH,t 、J = 2Hz)。
質量分析(相対強度) : m/e 154 (M+。
36%)、95(1’1%)、94(100%)。
42(12%)。
実施例 6
1−アセトキシメチルチオ−1−メチルチオ−2−(N
−メチルピリル−2)エチレン207■をメタノール3
mlに溶かし、ベンジルアミン380■を加えて室温で
24時間撹拌した。
−メチルピリル−2)エチレン207■をメタノール3
mlに溶かし、ベンジルアミン380■を加えて室温で
24時間撹拌した。
塩化メチレン20mgを加えて水洗い(20ml× 2
回)したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
回)したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧濃縮ののちカラムクロマトグラフィー〔フロリジル
、n −ヘキサン−ベンゼン(3:1))及び薄層クロ
マトグラフィー(シリカゲル、ベンゼン)で分離してN
−ベンジル(N−メチルピリル−2)アセトチオアミド
72■を淡褐色の油状物質として得た。
、n −ヘキサン−ベンゼン(3:1))及び薄層クロ
マトグラフィー(シリカゲル、ベンゼン)で分離してN
−ベンジル(N−メチルピリル−2)アセトチオアミド
72■を淡褐色の油状物質として得た。
収率28%。
IR(neat):3310.2820.1525゜1
496.1400,1310,1118゜725、70
0cm−’ NMR(CDC12):δ3.42 (3H,s)、
4.09(2H,s)、4.77(2H,d、J=6H
z)、5.99(2H,d、J−=2Hz)、6.54
(IH,t、J=2Hz)、 7.03−7.28 (
5H,m)、7.4 (LH。
496.1400,1310,1118゜725、70
0cm−’ NMR(CDC12):δ3.42 (3H,s)、
4.09(2H,s)、4.77(2H,d、J=6H
z)、5.99(2H,d、J−=2Hz)、6.54
(IH,t、J=2Hz)、 7.03−7.28 (
5H,m)、7.4 (LH。
broad ) 。
質量分析(相対強度) :m/e244 (M±22%
)、95(28%)、94(100%)。
)、95(28%)、94(100%)。
91(30%)、81(10%)、65(10%)。
実施例 7
1−アセトキシメチルチオ−1−メチルチオ−2−(N
−メチルピリル−2)エチレン318■メタノール3d
にとかし、n−ブチルアミン280■を加えて室温で1
7時間撹拌した。
−メチルピリル−2)エチレン318■メタノール3d
にとかし、n−ブチルアミン280■を加えて室温で1
7時間撹拌した。
塩化メチレン20m1を加えて水洗い(20dX2回)
したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧濃縮ののちカラムクロマトグラフィー〔フロリジル
、n −ヘキサン−ベンゼン(3:1)I]及び薄層ク
ロマトグラフィー〔シリカゲル、塩化メチレン−ベンゼ
ン(1:9))で分離してN−ブチル(N−メチルピリ
ル−2)アセトチオアミド76■を無色油状物質として
得た。
、n −ヘキサン−ベンゼン(3:1)I]及び薄層ク
ロマトグラフィー〔シリカゲル、塩化メチレン−ベンゼ
ン(1:9))で分離してN−ブチル(N−メチルピリ
ル−2)アセトチオアミド76■を無色油状物質として
得た。
収率29%。IR(neat): 3300.2950
.2925゜1530.1415.1310.1085
。
.2925゜1530.1415.1310.1085
。
716Crrl−1゜
NMR(CDC12):δ0.86 (3H,t 、J
= 6Hz)、 1.06−1.66 (4H,m)、
3.44 (3H。
= 6Hz)、 1.06−1.66 (4H,m)、
3.44 (3H。
s )、3.56 (2H,q 、J=7Hz)、4.
04 (2H。
04 (2H。
s)、6.03(2H,d、J=2Hz)、6.58(
IH。
IH。
t 、 J =2Hz ) 。
質量分析(相対強度) : m/e210 (M古29
%)、95(30%)、94(100%)。
%)、95(30%)、94(100%)。
参考例 3
N、N−ジメチル(N−メチルピリル−2)アセトチオ
アミド205mgに25%水酸化カリウム水溶液10m
1を加えて、115℃で19時間、130℃で1時間撹
拌した。
アミド205mgに25%水酸化カリウム水溶液10m
1を加えて、115℃で19時間、130℃で1時間撹
拌した。
さらに140−150℃で2時間加熱還流したのち室温
に冷却した。
に冷却した。
IN希硫酸で酸性(pH2)にし、酢酸エチルで抽出し
た( 100mX 3回)。
た( 100mX 3回)。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮すること
により(N−メチルピリル−2)酢酸154mgを得た
。
により(N−メチルピリル−2)酢酸154mgを得た
。
収率98%。
なお、分析サンプルは四塩化炭素からの再結晶によった
。
。
淡褐色結晶;融点:114.5℃(文献値7113℃)
〔米Chem、Abstr、、 32.5957(19
38) 〕IR(KBr): 3300−2500,1
695゜1503.1418,1395,1350゜1
310.1250,1198,1101゜1090.1
058,1012,930゜805.777.722.
712,701 。
〔米Chem、Abstr、、 32.5957(19
38) 〕IR(KBr): 3300−2500,1
695゜1503.1418,1395,1350゜1
310.1250,1198,1101゜1090.1
058,1012,930゜805.777.722.
712,701 。
659.632cm 。
NMR(CDC12):δ3.56 (3H,s)、3
.64(2H,s)、6.07(2H,d、J=2Hz
)、6.59(IH,t、J=2Hz)。
.64(2H,s)、6.07(2H,d、J=2Hz
)、6.59(IH,t、J=2Hz)。
C7HONO□として
計算値:C,60,42: H,6,52: N、10
.07%。
.07%。
測定値: C,60,45: H,6,41: N、9
.90%。
.90%。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 で表わされる(N−メチルピリル−2)アセトチオアミ
ド誘導体〔式中 R1及びR2は水素、フェニル基置換
もしくは未置換の低級アルキル基であり、更にRI R
2はNと一体となってモルホリン環を形成し得る。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52123507A JPS58413B2 (ja) | 1977-10-17 | 1977-10-17 | (n−メチルピリル−2)アセトチオアミド誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52123507A JPS58413B2 (ja) | 1977-10-17 | 1977-10-17 | (n−メチルピリル−2)アセトチオアミド誘導体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5961582A Division JPS5915919B2 (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | (n−メチルピリル−2)アセトチオアミド誘導体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5459270A JPS5459270A (en) | 1979-05-12 |
JPS58413B2 true JPS58413B2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=14862321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52123507A Expired JPS58413B2 (ja) | 1977-10-17 | 1977-10-17 | (n−メチルピリル−2)アセトチオアミド誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58413B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948660A (ja) * | 1972-05-22 | 1974-05-11 |
-
1977
- 1977-10-17 JP JP52123507A patent/JPS58413B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948660A (ja) * | 1972-05-22 | 1974-05-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5459270A (en) | 1979-05-12 |
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