JPS5841153A - 天井点検口の吊持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、天井内部に配設された電線や各種の配管等を
点検するために設置される天井点検口の吊持装置に関す
るものである。

従来、天井点検口を天井に取付けるに際して、天井面と
外枠の下端とを整合（レベル合せ）させるのが難しく、
多くの熟練と尋問的な技能を必要としていた。このよう
な実情にあっては、天井向と外枠の下端との整合作用を
熟練者でなくても簡易に行うことができる方法１が期待
されていた。

また天井点検口を天井に取付ける方法は、先ず天井板を
軽量鉄骨下地に張設してから、天井点検口用の開口を設
け、天井点検口をはめ込み吊って天井に取付りていた。

ところが一般に天井板ｔ−張る工程に従事する作業者と
、天井点検口を取付ける工程に従事する作業者は別人で
あるため、天井板の張設工程を待って天井点検口を取付
ける方法は不便で非能率であった。若し天井板の施工状
況に応じ即ち天井板を張る前でも後でも天井点検口を取
付けることができるならば作業工程の短縮ができること
になる。

そこで、本発明は、抑圧ボルトを螺挿した水平部分と外
枠を固定する垂直部分とを有するＬ字状支持片と、この
支持片に同定され且つ前記抑圧ボルトと協働して天井の
軽量鉄骨下地に架設された取付具を挾持する係止片とよ
りなる同定装置と、この固定装置に上下動自在に固定さ
れる外枠とから構成される天井点検口の吊持装置ｔを提
供することによって、天井面の外枠の下端との整合作用
を簡易に行えるようにすると共に、天井板を軽量鉄骨下
地に張る前に天井点検口を天井に取付けるようにして、
天井点検口の天井への取付作業を合理化するようにした
ものである。

以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。

先ず第１図は天井点検口の天井への取付状態を示したも
ので、ｌは天井点検口′の外枠で、画定装置２によって
軽量鉄骨下地６に架設されている取付具５に固定され、
天井点検口を吊持している。

そこで、以上のように固定装置２と外枠ｌとから構成さ
れる装置 第２図、第３図において、前記外枠ｌの主縁部ｌａには
上下方向に延びるスライド長孔をなしている孔１ｂが形
成されている。この外枠１を固定する固定装置ＦｉＬ字
状の支持片３と同じくＬ字状の係止片４とから構成され
ている０このＬ字状支持片３は、押圧ポル｝３ａを螺挿
した水平部分３ｂの一側方を垂下して垂直部分３Ｃを形
成し、その垂直部分３ｃの下方部には、前記係止片４を
固定するネジ孔３ｄが設けられている。前記係止片４は
前記支持片３とは別体に設けられ、前記軽重鉄骨下地６
（野縁）に架設されたチャンネル状の取付具５をく前記
押圧ポル｝３ｇと協働して挾持する水平状の挟持部４ａ
を備えている。そしてこの挟持部４ａの一側方を垂下し
て垂直部分４ｂを形成し、この垂直部分４ｂの下方部に
ネジ孔４ｃが設けられて前記係止片のネジ孔３ｄとの間
にネジ２ａが嵌挿され係止片４′は支持片３にネジ止め
される。

上記の固定装！ｉ１２に外枠１を固定するには、外枠１
の主縁部１ａと、固定装置２の支持片３の垂直部分３Ｃ
と、係止片４の垂直部分４ｂとを、それぞれのスライド
長孔１ｂ，支持片のネジ孔３ｄ係止片のネジ孔４ｃとが
整合するように接し、次いで整合された孔内にネジ２ａ
を嵌挿しネジ止めして外枠１を固定装置２に固定する。

また前記ネジ２ａを緩めると、係止片４を固定している
支持片３に対して、外枠１はその長孔１ｂの範囲内にお
いて上下動可能にスライドできることになり、レベル合
せが容易となる。

以上の構成からなる吊持装置によって天井点検口を天井
に吊持固定するには次の要領で行徊れる。

（１）外枠１に固定装置２を仮固定する０（２）係止片
４を取付具５の下面（当て、押圧ポル｝３ａを締め付け
てその先端を取付具５の上面に圧接して、天井点検口を
吊持する。

（３）固定装ｆｌ２と外枠ｌとを一定しているネジ２ａ
を緩め、その外枠ｌを上下動させて、その外枠１の下端
が天井面と同じレベルに合せ、ボルト２ａを緩めて固定
する。

上記のように、との吊持装置は、押圧ボルト３ａと外枠
ｌとの上下動により簡単にレベル合せをすることができ
る。また従来のように外枠１の下端フランジｌｃｉ利用
して、その下端７ランシで天井板を挾み付は天井点検口
を吊持していたものと比較して、天井板を挾み付ける必
要がないので、天井板を天井に張設する前でも天井点検
口を吊持固定できるものである０勿論従来のもののよう
に天井板を天井に張った後でも天井点検口を吊持固定で
きることは論をまたない。

第４図は、外枠１の形状を変えたもので、外枠１の外向
き７ランジ１ｃを無くし目地型にし固定装置２に固定し
たも１のである０特にこの目地型の天井点検口の場合龜
、天井板７を張る前に、軽量鉄骨下地６に固定し、その
後天井板′７を張って、天井板７の端部と外枠１との間
に隙間を生じないようにしてある。

第５図は、同定ｉｋ；１１２の他の実施例で、係止片４
を支持片３に一体に設けて部材の節約を図ったものであ
る。

以上説明したように、本発明によれは、固定装置の抑圧
ボルトと係止片とで取付具を挾持して天井点検口を吊持
固定するようにしたので、従来のもののように天井板を
挾み付ける方法と比較して、天井板を軽量鉄骨下地に張
る前に天井点検口を天井に取付けることができ、従来の
施工のように天井板の張設工程を待つことなく、天井点
検口を吊ることができると共に、天井板は天井点検口の
外枠の周囲に合わせて張設すれはよいから、従来の施工
（天井板に開口して外枠を嵌込む）のように天井板の開
口位置の狭いや、開口寸法の誤差をなくすことができる
という利点がある。

また外枠の上下方向のスライドで天井点検口のレベル合
せを容易に行うことができ、しかもその調整は大巾な調
整はかりでなく、微調整も可能で天井板と天井点検口と
の合せ部分に隙間なく柩付けることができるという利点
もある。

さらに従来の施工のように天井板の開口に外枠を嵌込む
ことがないから天井板の開口縁部を破損したり汚したり
するおそれがないという利点もある０

【図面の簡単な説明】

第１図は天井裏から視た天井点検口の取付状態図、第２
図は吊持装置の要部を示す拡大断面図、第３図社吊持装
置の分解針視図、第４図は目地型の天井点検口の吊持装
置の要部を示す拡大断面図、第５図は吊持装置の他の実
施例である。 ｌ・・・外枠、　　２・・・固定装置１．３・・・Ｌ字
状支持片、　４・・・係止片、　　５・・・取付具、　
６・・・軽量鉄骨下地。　　　代理人　弁理士　鈴　木
　淳　也７ノ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 抑圧ボルトを螺挿した水平部分と外枠を固定する垂直部
   分とを有するＬ字状支持片と、この支持片に固定され且
   つ前記抑圧ボルトと協働して天井の軽量鉄骨下地に架設
   された取付具を挾持する係止片とよりなる固定装置と、
   この固定装置に上下動自在に固定される外枠とから構成
   されることを特徴とする天井点検口の吊持装置０