JP2829209B2 - 建築用パネルの張付け装置 - Google Patents

建築用パネルの張付け装置

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JP2829209B2
JP2829209B2 JP4337951A JP33795192A JP2829209B2 JP 2829209 B2 JP2829209 B2 JP 2829209B2 JP 4337951 A JP4337951 A JP 4337951A JP 33795192 A JP33795192 A JP 33795192A JP 2829209 B2 JP2829209 B2 JP 2829209B2
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Japan
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panel
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attached
bracket
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宏 大前
実 米田
修 高井
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WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築の躯体にパネルを
張付け及び取外すことができる機能を備える建築用パネ
ルの張付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパネルを張付ける手段には種々の
技術が知られており、その殆どはパネルに一体的に設け
た曲げ物などの連結部材を下地材にビス止めするもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パネルの張付
けた後に、たまたま誤ってパネルに傷を付けたり、亀裂
が生じたりする場合があるが、従来の張付け手段である
と、その傷付いたパネルのみならず周辺のパネルを緩め
てから取り替える作業を行うため、その取換え作業中に
正常なパネルに傷を付けてしまうことがあり、取換え作
業を慎重に行わねばならず手間のかかるものであった。
【0004】本発明は以上の問題点を解決することにあ
り、周辺のパネルに関係なく、不良のパネルのみ簡単に
取り外すことができ、しかも取付けが容易であり、一旦
取付ければ、確実に固定して張付けられることを目的と
して提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による解決手段
は、躯体側から突出するブラケットに、室外側に向かっ
て突出して起立する係止部を備えた支持部材を、張付け
るパネルの横方向と平行して摺動できると共にビスで固
定可能に設け、パネルの室内側面に下面を開放している
凹溝状の懸止部をパネルの横方向に沿って突設し、係止
部と懸止部とに複数の切欠部をを設けていると共に、係
止部の各切欠部と懸止部の各切欠部とは、係止部と懸止
部とが互いの切欠部を通過できる間隔をもって食い違い
状に設けていることを特徴とする。
【0006】
【作用】パネルを張付ける時には、ブラケットに対する
ビスを取り外して支持部材を横へ移動できるように設定
しておき、そこへ懸止部を有するパネルを嵌め込み、支
持部材をその各切欠部が懸止部の各切欠部間に対向する
ように摺動調整し、そのままパネルを差し込み、次いで
支持部材を移動して、懸止部の各切欠部間が支持部材の
各切欠部間に設置してからブラケットにビス止めするこ
とによって、懸止部が支持部材に脱落不能に係合する。
また、張付けたパネルを取り外す時には、支持部材の固
定状態を解除して横移動し、懸止部の各切欠部間に支持
部材の各切欠部を合致することにより、パネルを引き出
すように引き抜くことによって取り外すことができるも
のである。
【0007】
【実施例】本発明を具体的に図5と図6に示すように、
パネル1を躯体に横長に張付け、しかも横及び縦方向の
各パネル1間に目地2をあけて張付ける場合によって説
明する。
【0008】図1に示しているように、躯体を構成する
間柱などの構造材3に固着したブラケット4の先端部に
パネル1を張り付ける面と平行する起立片5を備え、該
起立片5に支持部材6を室外側より覆い被せた状態で、
しかもビス7で止め付けてある。
【0009】その支持部材6は、前記起立片5の室外側
に当接する基板6aの上部に、起立片5の上部を覆う掛
止部8と、室外側に突出し上方へ起立する係止部9が形
成してあり、また下部に、同じく室外側に突出し上方へ
起立する係止部9が形成してあって、ビス7を外すこと
により、この支持部材6を起立片5に沿って摺動できる
ものである。
【0010】上記支持部材6の上下の各係止部9に、図
1と図2に示している如く、その長手方向に複数の切欠
部10を間隔をあけて設けている。
【0011】一方パネル1は、横長の方形に形成してあ
り、裏面すなわち室内側に向く面の周囲に支持枠11が
突設してある。支持枠11は、室内側に突出する枠骨1
2にレインバリアとウインドバリアを取付ける凹溝状の
嵌合部13,14と、前記支持部材6の係止部9が下か
ら嵌まり込む下面を開放した凹溝状をなす懸止部15を
設けている。
【0012】そこで、前記懸止部15にも複数の切欠部
16を、支持部材6と対向する範囲内に間隔をあけて設
けてあり、しかも図2に示しているように、懸止部15
の両切欠部16間の間隔部が、係止部9の切欠部10内
を通過できるように、また係止部9の両切欠部10間の
間隔部が、懸止部15の切欠部16内を通過できるよう
に、双方の各切欠部10,16を互いに通過できる間隔
で食い違い状に形成してある。尚、前述のようにパネル
1を張付ける際、隣接するパネル間に目地2を設けるも
のであれば、パネルの張付けあるいは取外す際にパネル
をその目地の間隔分横移動できるから、その横移動でき
る間隔内で処理できるように両切欠部10,16を設け
ておく。
【0013】以上の構造であるから、パネル1を張付け
る場合には、図2から図4に示しているように、ブラケ
ット4に支持部材6をビス7で止めしておき、パネル1
側の切欠部16を支持部材6側の切欠部10と喰い違い
に合わし、そのままパネル1を室内側へ押し付け、更に
横へずらすことにより、懸止部15を支持部材6に係止
して張付けられるものである。また他の手順として、支
持部材6をビス止めしないで、パネル1側の切欠部16
に合うように横移動しておき、互いに係合した後に支持
部材6を復動してビス止めしても良い。更に他の手順と
して、パネル1の懸止部16に支持部材6を係合してお
き、パネルを張付ける際、その支持部材6をブラケット
4の起立片5に引っ掛け、そしてビス止めしても良い。
【0014】以上のようにパネル1を張付けた後に、パ
ネル1に傷が付き取換える際には、レインバリア、ウイ
ンドバリアなどを取外し、まず支持部材6を固定してい
るビス7を取外し、その支持部材6を横へずらすことに
よって、双方の切欠部10,16が喰い違い、そのまま
でパネル1を引き抜くことによって、他のパネルに影響
を与えることなく外すことができる。他の手順として、
支持部材6をビス止めしたままで、目地2の間隔の範囲
内でパネル1を横移動しても取外すことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明による建築用パネルの張付け装置
によれば、パネルに突設した懸止部と躯体側のブラケッ
トに設けた支持部材とに、互いに通過できる間隔を空け
て喰い違い状に形成している複数の切欠部を設け、支持
部材をブラケットに固定するビスを外すことによって、
ブラケットに沿って摺動できるように設けたものであ
り、その両切欠部を通してパネルの懸止部を支持部材に
係止及び取外しできるものであって、支持部材を固定と
摺動する状態に切り換えることによりパネルの張付け及
び張り替えができるので、その操作が簡単に且つ容易に
なり、しかも張り替え時には、パネルを切欠部の1ピッ
チ分だけずらすことによりブラケットから簡単に着脱で
き、両パネル間の目地が狭くても、その間隔の範囲内で
パネルをを横移動して着脱することができるものであ
る。また、他のパネルと無関係に処理することができ、
従来1枚のパネルを取換える作業中に、誤って他のパネ
ルをも傷付けてしまうこともあったが、その恐れもなく
迅速に取り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建築用パネルの張付け装置を示す
斜視図である。
【図2】パネルの懸止部を支持部材に係止する時の状態
を示す平面より見た断面図である。
【図3】パネルの懸止部を支持部材に嵌め込んだ時の状
態を示す平面より見た断面図である。
【図4】パネルの懸止部を支持部材に係止して張付けた
時の状態を示す平面より見た断面図である。
【図5】本発明による建築用パネルの張付け装置の要部
を示す縦断面図である。
【図6】本発明による建築用パネルの張付け装置の要部
を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 パネル 3 構造材 4 ブラケット 5 起立片 6 支持部材 7 ビス 9 係止部 10 切欠部 15 懸止部 16 切欠部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体側から突出するブラケット(4)に
    室外側に向かって突出して起立する係止部(9)を備え
    た支持部材(6)を、張付けるパネル(1)の横方向と
    平行して摺動でき且つビス(7)で固定可能に設け、パ
    ネル(1)の室内側面に下面を開放している凹溝をなす
    懸止部(15)をパネル(1)の横方向に沿って突設
    し、係止部(9)と懸止部(15)とに複数の切欠部
    (10,16)を設けていると共に、係止部(9)の各
    切欠部(10)と懸止部(15)の各切欠部(16)と
    は、係止部(9)と懸止部(15)とが互いの切欠部
    (10,16)を通過できる間隔をもって食い違い状に
    設けていることを特徴とする建築用パネルの張付け装
    置。
JP4337951A 1992-11-24 1992-11-24 建築用パネルの張付け装置 Expired - Lifetime JP2829209B2 (ja)

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JP4337951A JP2829209B2 (ja) 1992-11-24 1992-11-24 建築用パネルの張付け装置

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JP4337951A JP2829209B2 (ja) 1992-11-24 1992-11-24 建築用パネルの張付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06158764A JPH06158764A (ja) 1994-06-07
JP2829209B2 true JP2829209B2 (ja) 1998-11-25

Family

ID=18313535

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JP4337951A Expired - Lifetime JP2829209B2 (ja) 1992-11-24 1992-11-24 建築用パネルの張付け装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2736810B2 (ja) * 1989-09-08 1998-04-02 横河電機株式会社 平均値測定装置

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JPH06158764A (ja) 1994-06-07

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