JPS5840612Y2 - 放熱器 - Google Patents

放熱器

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Publication number
JPS5840612Y2
JPS5840612Y2 JP1977125432U JP12543277U JPS5840612Y2 JP S5840612 Y2 JPS5840612 Y2 JP S5840612Y2 JP 1977125432 U JP1977125432 U JP 1977125432U JP 12543277 U JP12543277 U JP 12543277U JP S5840612 Y2 JPS5840612 Y2 JP S5840612Y2
Authority
JP
Japan
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heat
heat generating
generating transistor
transistor
cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977125432U
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English (en)
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JPS5450963U (ja
Inventor
耕一 外山
信 鳥山
俊雄 田中
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関用点火装置等の電子機器、特に小型化
する有効な電子機器の放熱器に関する。
一般の電子機器は、構成として信号回路部、電力増幅部
そして負荷部分に分けられていて、その内信号回路部と
電力増幅部は同一箱状に収納される場合が多い。
そして、その箱体内において、特に電力増幅部において
は発熱を伴うのが常であり、その放熱性が電子機器設計
上極めて重要なポイントとなっている。
次に、一般的な電子機器の放熱構造を第1図について説
明する。
第1図において、1はベースであり、2は該ベース1に
例えば絞め固定された台座である。
3はカバーであり、全体をおおっている。
4はプリント基板であり、該プリント基板4には信号回
路部7と共に電力増幅用の発熱トランジスタ6が例えば
アルミニウム板より戊る放熱器5を介して取付は固定さ
れている。
以上述べた従来の一般的な電子機器においては、電力増
幅用の発熱トランジスタ6にて発生した熱が放熱器5に
対しては熱の伝導作用により伝わり易いが、該放熱器5
よりカバー3の内面へは熱の放射作用に頼らざるを得な
いので、著しく放熱効果が落ちてしまう。
また、所望の放熱性を得るためにはカバー3の外形寸法
を所定寸法より小さくできず、小型化が十分行なえず、
ひいては廉価な製品を供給することも難しいという重大
な欠点が存在していた。
本考案は上記の欠点を解消するため、発熱トランジスタ
を取付ける平板部と回路部を収納する凹部とからなる放
熱器を有し、凹部の底部外側壁をカバーに接触させると
共に、凹部の開口部平面を発熱トランジスタ取付側と反
対の平板部表面と共にプリント基板配置用の平面となす
ことにより、発熱トランジスタ専用の放熱板を必要とせ
ず、かつ発熱トランジスタの放熱が良好にできて、全体
をスペース的に効率よくまとめることができることを目
的とするもので゛ある。
次に本考案を第2図および第4図に示す実施例と第3図
に示す熱回路について説明する。
なお、第2図および第4図において第1図と同一符号を
付したる部分はそれと同−或いは均等部分を示すので説
明を省略する。
8は例えば電子機器の信号回路部8aをアルミナ基板上
に混成集積回路と威したものを収納する内部空間を持つ
凹部8bを有するアルミニウムダイキャスト等より戒る
放熱器であり、この放熱器8の平坦部8d上には電力増
幅用の放熱トランジスタ6もビス6aおよびナット6b
により取り付けられている。
さらに、該放熱器8の一部である凹部8bの底部外側壁
は第2図および第4図に示すごとく発熱トランジスタ6
側に突出する突出部8Cとなしてあって、この突出部8
Cがカバー3の内面に接触する構造となっている。
また、放熱トランジスタ6は金属ケース8の平板部8d
上に突出部8Cと並べて配置されており、かつ凹部8b
の開口部平面が発熱トランジスタ6取付側と反対の平板
部8dの表面と共にプリント基板4配置用の平面を構成
しており、このプリント基板4に信号回路部8aおよび
トランジスタ6が電気的に接続されている。
以上述べた構造を熱回路で示すと第3図の如きとなる。
この第3図において、Tjは発熱トランジスタ6の接合
部温度、Taはカバー3の外部の温度、θj−Cは発熱
トランジスタ6の接合部よりトランジスタ6の外周器ま
での熱抵抗、θC−fは発熱トランジスタ6の外周器よ
り放熱器8までの熱抵抗、θf−cは放熱器8よりカバ
ー3までの熱抵抗、θC−aはカバー3より外気に至る
までの熱抵抗である。
上記の如く仮定すると、本考案の特徴はθCaを除き金
属部分同志の接触があるため熱伝導作用による伝熱であ
り、熱抵抗が極めて小さく期待できる。
従って、優れた放熱性が期待できること及び集積回路を
採用したことにより小型化も期待できると共に廉価な電
子機器を期待できる等の優れた効果が期待できる。
なお、上述した実施例において、放熱器8とカバー3と
を接触固定する手段については詳述しながったが、寸法
上接触させる方法、及び接着剤にて接着固定する方法、
シリコングリス等を用いてわずかな空気の間隔を無くす
る方法、ビス等により締付は固定する方法等、効果の程
度の差は若干あるが、いずれの方法にても本考案と同様
の効果が期待できることは言うまでもない。
また、放熱器8は第2図および第4図に示す形状に限定
されるものではなく、たとえばさらに放熱効果を向上す
るためのフィン等をダイキャスト加工により一体に形成
することもできる。
以上述べた様に本考案においては、回路部を放熱器の凹
部に収納すると共に、放熱トランジスタを放熱器の平坦
部に取付は固定し、かつ放熱器の一部を外周箱体の一部
に接触させているがら、まず第1に放熱トランジスタ専
用の放熱板を用いることなく優れた放熱性が期待できる
こと、第2に放熱性を向上しているがら小型化が期待で
きること、及び第3には部品点数並びに組付工数が増大
することなく廉価製品を供給できるという優れた効果が
期待できる。
さらに、凹部の発熱トランジスタ取付側に突出する底部
外側壁を有効に利用して放熱器をカバーに熱的に接触さ
せることができると共に、この突出する底部と並べてト
ランジスタを配置することができて、全体をスペース的
に効率よくまとめることができて、全体の体格を小型化
することができると共に、放熱器のトランジスタ取付側
と反対の平板部の表面および四部開口部面をプリント基
板配置用の平面として構成したから、回路部および放熱
トランジスタの電気的接続を効率よく行なうことができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一般的な電子機器を示す縦断面図、第2
図は本考案放熱器を適用した電子機器の一実施例を示す
縦断面図、第3図は第2図図示機器の熱回路図、第4図
は第2図図示の要部構成部品を示す分解斜視図である。 3・・・・・・カバー、6・・・・・・電力増幅用の放
熱トランジスタ、8・・・・・・放熱器、8a・・・・
・・集積回路化した信号回路部、8b・・・・・・凹部
、8C・・・・・・凹部8bの底部外側壁よりなる突出
部、8d・・・・・・平坦部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱トランジスタを取り付ける平板部、及び発熱トラン
    ジスタ取付側に突出し、かつ開口部平面が発熱トランジ
    スタ取付側と反対の平板部の表面と共にプリント基板配
    置用の平面を構成する凹部からなり、前記凹部がカバー
    に接触する底部外側壁及び回路部を収納する内部空間を
    もつことを特徴とする放熱器。
JP1977125432U 1977-09-16 1977-09-16 放熱器 Expired JPS5840612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977125432U JPS5840612Y2 (ja) 1977-09-16 1977-09-16 放熱器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977125432U JPS5840612Y2 (ja) 1977-09-16 1977-09-16 放熱器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5450963U JPS5450963U (ja) 1979-04-09
JPS5840612Y2 true JPS5840612Y2 (ja) 1983-09-13

Family

ID=29086341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977125432U Expired JPS5840612Y2 (ja) 1977-09-16 1977-09-16 放熱器

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JP (1) JPS5840612Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970857U (ja) * 1972-10-03 1974-06-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5450963U (ja) 1979-04-09

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