JPS5840501Y2 - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

Info

Publication number
JPS5840501Y2
JPS5840501Y2 JP11881378U JP11881378U JPS5840501Y2 JP S5840501 Y2 JPS5840501 Y2 JP S5840501Y2 JP 11881378 U JP11881378 U JP 11881378U JP 11881378 U JP11881378 U JP 11881378U JP S5840501 Y2 JPS5840501 Y2 JP S5840501Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
circuit
turned
current
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11881378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5535744U (ja
Inventor
敞行 宮本
博行 山崎
建治 上田
文男 神谷
久敏 野寺
Original Assignee
オムロン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
Priority to JP11881378U priority Critical patent/JPS5840501Y2/ja
Publication of JPS5535744U publication Critical patent/JPS5535744U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5840501Y2 publication Critical patent/JPS5840501Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は近接スイッチに関し、特に高周波発振形の近
接スイッチの回路の改良に関する。
従来の近接スイッチは第1図に示すように構成されてい
る。
この第1図で近接スイッチ1はIC回路10と、このI
C回路10に外付けされた感度調整用抵抗11.検出コ
イル12、この検出コイル12と並列共振回路をなすコ
ンデンサ13、抵抗14,16、トランジスタ15.1
7、タイマ回路用コンデンサ18、側路コンデ゛ンサ1
9とから構成されている。
IC回路10は検出コイル12を含んで構成される発振
回路や、この発振回路の発振振幅の大小に応じて出力信
号を生ずる信号処理回路、定電圧回路およびタイマ回路
などから構成されている。
IC回路10内部のタイマ回路は外付けされたコンデン
サ18を含んで構成されており、電源投入時にこのコン
テ゛ンサ18に充電開始するようにして、このコンデン
サ18の充電電圧が所定値になった時にタイマアップす
るように構成されている。
そして電源投入時より、このタイマ回路がタイムアツプ
するまで゛の間、出力信号を強制的に禁止するようにし
て電源投入時の不安定な状態における誤った出力が出力
されるのを防いでいる。
側路コンデンサ19はIC回路10内部の定電圧回路の
出力端子に接続されており、発振出力が定電圧の電源ラ
インへ重畳することを防止するものである。
第1図で検出コイル12に物体が接近していないときは
トランジスタ15がオフで゛、検出コイル12に物体が
接近したときはトランジスタ15がオンとなるようにな
っている。
そして正電源端子と出力端子間に点線で示すようにリレ
ーを接続すると、物体が接近したときにリレーがオンと
なる。
このリレーを流れる出力信号の電流をI、抵抗16の値
をRとすると、抵抗16の両端ではIXRの電圧が生ず
ることになる。
ここでトランジスタ17のべ−ス・エミッタ間電圧をV
BEとすると電流■がVBE−I・Rを満足するまでに
増大してくるとトランジスタ17がオンとなる。
するとトランジスタ15のベース電流の一部がこのトラ
ンジスタ17を流れるので、電流■が制限されることに
なる。
このように抵抗16と1〜ランジスタ17でなる回路は
、ル−等の負荷の短絡時など出力信号の過大な電流が流
れてトランジスタ15などを破壊しようとする場合に働
いて回路を保護するものである。
ところで通常のトランジスタ15の開閉電流、すなわち
近接スイッチ1としての開閉電流を200mAとすると
、トランジスタ17のVBEは温度に応じて0.5〜0
.7■の間で変化し、しかも最低200mAは流すよう
にしたいので抵抗16の値Rは0、 5 R< =2.5CΩ〕の関係を満たさなければな
′0.2 らない。
したがってこの抵抗値Rを2.2〔Ω〕とすると VBE=0.5 Vのとき制限電流I=227mAVB
E=0.7VのときI=318mAとなる。
したがって近接スイッチ1の正、負の電源端子間に24
Vを印加するものとトランジスタ15の損失は最大(負
荷の短絡時)7.63W≠24 V xo、318Aと
なりトランジスタ15は上記の損失に耐えうるワツテー
ジの大きな素子が必要となり、そのため形状も大きくな
ってしかも近接スイッチ1としての発熱も大きくなる。
本考案は上記に鑑み、出力トランジスタとして大きなワ
ツテージのものを用いる必要がなく、短絡時の発熱を小
さくしながら、上記と同様の短絡保護機能をもたせた近
接スイッチを提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第2図において、近接スイッチ2はIC回路20と外付
けされる感度調整用抵抗21.検出コイル22、コンテ
゛ンサ23、出力トランジスタ25、電流検出用抵抗2
6、短絡保護用トランジスタ27、タイマ回路用コンテ
゛ンサ28、側路コンデンサ29とから構成されている
なおトランジスタ27は後述の第2、第3の実施例に示
すように、IC回路20内部に形成するようにしてもよ
い。
この第2図の回路で、出力信号の電流が増大すると抵抗
26の両端電圧が上昇し、そのためトランジスタ27が
オンしてタイマ回路用コンデンサ28を短絡する。
したがってIC回路20内部のタイマ回路は電源投入直
後と同様のタイムアツプする前の状態となる。
そのため出力信号に禁止がかかりトランジスタ25がオ
フすることになる。
一定時間後にはタイマ回路がタイムアツプするので、ト
ランジスタ25は再びオンになるが、するとただちにト
ランジスタ27がオンするので再び出力信号に禁止がか
かつて、トランジスタ25がオフすることになる。
このようにトランジスタ25はオン、オフを繰り返すが
、オフしている時間はほぼタイマ時間によって決まり、
またオンしている時間はほぼ短絡検出回路を含む閉ルー
プの応答時間により決まるので、オンしている時間は極
めて短くオフしている時間が比較的長くなる。
そのためトランジスタ25の平均電力損失は大幅に減少
することになる。
このようにして出力信号の電流が過大になった時に回路
の保護が図られる。
第3図は第2の実施例を示すもので、さらに詳しく回路
が示されている。
発振回路と信号処理回路とを含む検出回路31と、定電
圧回路32と、タイマ回路33と、トランジスタ34.
35で゛なる出力回路とがIC回路として構成されてい
る。
感度調整用抵抗21.検出コイル22、コンテ゛ンサ2
3、出力トランジスタ25、抵抗26、タイマ回路用コ
ンテ゛ンサ28および側路コンテ゛ンサ29は第2図と
同様にこのIC回路に外付けされる。
なおトランジスタ27はこの実施例ではIC回路内部に
形成されている。
またトランジスタ25のベースにはトランジスタ36を
介して、IC回路の出力信号が加えられるようになって
いる。
タイマ回路33はトランジスタ333〜335でなる電
圧比較回路とトランジスタ335,336゜337、ト
ランジスタ331,332、トランジスタ338゜33
9.340によりそれぞれ構成される電流ミラ二回路と
、抵抗351〜353でなる基準電圧発生回路と、トラ
ンジスタ341でなる基準電圧可変回路とを含んで構成
されている。
つぎに動作について説明する。
まず電源■。
0が投入されるとタイマ回路用コンデンサ28には充電
されていないため、抵抗351〜353で決まる基準電
圧より低いので、トランジスタ333はオフとなってお
り、トランジスタ338のコレクタには電流が流れない
その結果、トランジスタ338〜340の電流ミラー回
路の働きによりトランジスタ339のコレクタ電流も零
となる。
そのためトランジスタ35のベース電流が供給されない
ので、トランジスタ34の如何にかかわらずすなわち検
出回路31の出力状態の如何にかかわらずトランジスタ
35はオフとなり、トランジスタ36.25はともにオ
フとなっている。
このときトランジスタ340のコレクタ電流もまた零で
あるから、トランジスタ341はオフであり、したがっ
て基準電圧は抵抗351と抵抗352 、353の値で
決まる分圧比によって定まることになる。
そして抵抗354の値によって決まる電流がトランジス
タ336のコレクタに流れ込むことにより、トランジス
タ336.337でなる電流ミラー回路の働きにより、
トランジスタ337のコレクタにはトランジスタ336
のコレクタに流れる電流の−(mは抵抗355の値によ
って決まる定数)の電流が流れる。
このトランジスタ337のコレクタ電流はトランジスタ
332のコレクタに流れ、そのため電流ミラー回路の働
きによりトランジスタ331のコレクタにはトランジス
タ332のコレクタ電流の一!−(nは抵抗356の値
によって決まる定数)の電流が流れる。
このトランジスタ331のコレクタに流れる一定の電流
はダイオード342を経てコンデンサ28に流れ込み、
このコンテ゛ンサ28を充電する。
したがってトランジスタ331を流れる一定の電流を■
とし、コンテ゛ンサ28の容量をCとすると、このコン
デンサ28の充電電圧■は となって、コンデンサ28の容量による時定数で上昇す
る。
このコンデンサ28の充電電圧が抵抗351〜353お
よび定電圧■5で定まる基準電圧を越えるとトランジス
タ333がオンする。
その結果、トランジスタ335 、336でなる電流ミ
ラー回路の働きにより、トランジスタ336に流れる電
流の−H(kは抵抗357の値によって決まる定数)の
電流がトランジスタ338を流れ、この電流にほぼ等し
い電流がトランジスタ339およびトランジスタ340
にそれぞれ流れる。
こうしてトランジスタ35にベースバイアス電流が供給
されるとともにトランジスタ341がオンし、抵抗35
3を短絡して基準電圧を引き下げる。
こうしてタイマ回路33がタイムアツプし、この侍以降
トランジスタ34.35でなる出力回路の禁止が解かれ
たことになる。
検出コイル22に物体が接i丘していない場合には、ト
ランジスタ34がオンとなり、トランジスタ35がオフ
、したがってトランジスタ36.25はオフを維持する
物体が検出コイル22に接近するとトランジスタ34が
オフとなり、トランジスタ35がオン、したがってトラ
ンジスタ36.25がオンとなって負荷として接続され
たリレーなどをオンさせる。
この場合、すなわちトランジスタ35がオン、トランジ
スタ36.25がオンのときに負荷が短絡すると過大な
電流が流れ、抵抗26の両端の電圧が上昇してトランジ
スタ27がオンとなる。
したがってコンデンサ28は短絡されて、その電荷が急
速に放電し、その両端電圧が抵抗351,352で決ま
る基準電圧以下となるとトランジスタ333がオフ、し
たがってトランジスタ338もオフし、トランジスタ3
39には電流が流れず、トランジスタ35を強制的にオ
フしトランジスタ36.25をともにオフにする。
すると抵抗26の両端電圧はなくなるので、トランジス
タ23がオフとなり、コンデンサ28にはトランジスタ
331のコレクタから得られる一定の電流が再び流れ込
んで充電が開始されることになる。
こうして、この電流とコンデ゛ンサ28の容量によって
決まる時定数で再びコンテ゛ンサ28の両端電位が上昇
して、この電位が抵抗351〜353で決まる基準電圧
(このときトランジスタ333が前記したようにオフと
なるのでトランジスタ340の電流が零となってトラン
ジスタ341がオフになるから基準電圧は再び抵抗35
1〜353で決められることになる)を超えると、再度
トランジスタ333がオンしてこの動作が前述と同様に
繰り返されることになる。
第4図は第3の実施例を示す回路図である。
この図で゛は出力トランジスタとしてPNP形のトラン
ジスタ25 aが用いられ、そのため電流検出用抵抗2
6 aの接続位置が異り、またコンデンサ28の短絡用
トランジスタ27をトランジスタ343を介して制御し
ている点のみが異るだけで、他の回路構成は全く同じで
しかも動作も同一であるから同一の部分に同一の符号を
付して説明は省略する。
以上、各実施例について説明したように、本考案によれ
ば簡単な回路構成で短絡保護機能が実現でき、しかも短
絡時の出力トランジスタの発熱も小さく、出力トランジ
スタとしてワッテージの大きなものを用いる必要がなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図、第3図および第
4図は本考案の第1.第2および第3の実施例をそれぞ
れ示す回路図である。 1.2・・・・・・近接スイッチ、10.21・曲・I
C回路、12゜22・・・・・・検出コイル、15,2
5,25 a・・回出力トランジスタj6,26,26
a・・・・・・電流検出用抵抗、18.28・・聞タ
イマ回路用コンデンサ、27・・・・・・コンテ゛ンサ
28の短絡用トランジスタ、19.29・・・・・・側
路コンデンサ、31・・・・・・検出回路、32・・・
・・・定電圧回路、33・曲・タイマ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 検出コイルを含んで形成された発振回路と、この発振回
    路の発振振幅に応じて出力信号を生じる信号処理回路と
    、電源投入とともに充電開始するコンデンサを含み電源
    投入時より一定時間のタイマ動作をするタイマ回路とを
    有し、このタイマ回路がタイムアツプするまでは前記の
    出力信号を禁止して電源リセットを行うようにした近接
    スイッチにおいて、出力信号の電流が所定値以上になっ
    た時にオンするスイッチング素子を有し、このスイッチ
    ング素子により前記タイマ回路のコンテ゛ンサの両端を
    短絡して電源リセット時と同様に出力信号を禁止するよ
    うにしたことを特徴とする近接スイッチ。
JP11881378U 1978-08-30 1978-08-30 近接スイッチ Expired JPS5840501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11881378U JPS5840501Y2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 近接スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11881378U JPS5840501Y2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 近接スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5535744U JPS5535744U (ja) 1980-03-07
JPS5840501Y2 true JPS5840501Y2 (ja) 1983-09-12

Family

ID=29073512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11881378U Expired JPS5840501Y2 (ja) 1978-08-30 1978-08-30 近接スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5840501Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236605A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Nippon Seiki Co Ltd プッシュプル回路

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59107176U (ja) * 1983-01-04 1984-07-19 日本電気株式会社 集合通信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236605A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Nippon Seiki Co Ltd プッシュプル回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5535744U (ja) 1980-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5840501Y2 (ja) 近接スイッチ
JPS5842568B2 (ja) 近接スイッチ
US4340173A (en) Low voltage power supply
JPH0331011B2 (ja)
JPS5842569B2 (ja) 近接スイッチ
JPH0139118Y2 (ja)
JPS5842570B2 (ja) 近接スイッチ
JPS6247354B2 (ja)
JPH0462209B2 (ja)
JPS5932212Y2 (ja) スイツチングレギユレ−タ
JPS5844414Y2 (ja) リセット回路
JPS5838415Y2 (ja) スイツチングレギユレ−タ
JPH0541415Y2 (ja)
JPS6019001B2 (ja) 安全制御装置
JPS6125353Y2 (ja)
JPS5953652B2 (ja) 近接スイッチ
JPS591339Y2 (ja) 過放電防止回路
JPS5850649Y2 (ja) 交流2線式近接スイッチ
JPS5936508B2 (ja) 定実効電圧調整装置
JPH0119566Y2 (ja)
JPS6338694Y2 (ja)
JPS6111780Y2 (ja)
JPH0221813Y2 (ja)
JPH02156721A (ja) 短絡保護回路
JPS591338Y2 (ja) 過放電防止回路