JPS6125353Y2 - - Google Patents

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JPS6125353Y2
JPS6125353Y2 JP4145678U JP4145678U JPS6125353Y2 JP S6125353 Y2 JPS6125353 Y2 JP S6125353Y2 JP 4145678 U JP4145678 U JP 4145678U JP 4145678 U JP4145678 U JP 4145678U JP S6125353 Y2 JPS6125353 Y2 JP S6125353Y2
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JP
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capacitor
signal
circuit
transistor
potential
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JP4145678U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特に交流誘導負荷をサイリスタ等の半
導体制御素子で位相制御を行う場合の位相制御回
路に関する。
点弧信号の位相角を定める位相制御回路には各
種あり、その中でも特に交流誘導負荷をサイリス
タ等の半導体制御素子で制御する場合の位相制御
回路においては、サイリスタを点弧させる瞬間だ
け幅の狭いパルスのゲート信号Gを第1図に示す
ように与えた場合、サイリスタが点弧して流れた
電流iは電源電圧eに対して遅れたものとなる。
ゲート信号Gが与えられてから電源電圧eが0に
なるまでの期間、すなわち通流角θを少しづつ大
きくし、第2図に示すように、180゜通流になる
点以上に第2のゲート信号G2を進めた場合に
は、ゲート信号G1によつてサイリスタが既に点
弧している状態のところへさらに第2のゲート信
号G2が与えられることになり、ゲート信号の幅
が狭いならば、その時導通していたサイリスタが
OFFになるより早くゲート信号G2は消滅してし
まい、実質的にはゲート信号G2を与えなかつた
のと同じことになり、その半サイクルは点弧せ
ず、次の半サイクルでようやく点弧することにな
り、半波整流制御になつてしまう。
このような現象を防ぐには、ゲート信号を充分
に幅の大きな信号にして与える方式と、パルス列
を作つて一定期間連続してゲート信号を与える方
式がある。前者の方式では、第3図に示すよう
に、幅の広い矩形波パルスのゲート信号GWをサ
イリスタに与える。サイリスタは電流iの極性が
変る時点tでOFFとなるが引き続きゲート信号
Wにより逆側のサイリスタに点弧する。しかし
この方式には一般にゲート制御回路とサイリスタ
ゲートとを絶縁するための絶縁トランスが用いら
れていて周波数成分が低くなつているため、トラ
ンスの形状を小さくすることができず、また連続
した出力となるため電力量も大きくなり、小型化
および低コスト化には適していない。そこで、現
在では主として後者の方式が用いられている。こ
れは第4図に示すように、パルス列のゲート信号
Pが与えられると、時点tでサイリスタがOFF
になつても、OFF後の最初のパルスで逆側のサ
イリスタが直ちに点弧するようになつている。こ
の方式では高周波伝達となるため伝達用パルスト
ランスは非常に小型化され、しかも伝達電力量も
小さな値でよいが、従来回路は一般に複雑な構成
ものであつた。
第5図は従来の位相制御回路の一例の電気回路
図を示す。同図において、TP,TNは電源端子、
Cはある一定の直流レベルの制御信号が印加さ
れる端子、TSは第6図Aに示す如くに交流波形
を全波整流して得た同期信号aが印加される端
子、Q1〜Q6はトランジスタ、PUTはプログラマ
ブルユニジヤンクシヨントランジスタのことでゲ
ート電位よりアノード電位が高くなるとスイツチ
ングする負特性サイリスタ素子である。R1〜R6
は抵抗で、このうち抵抗R3はコンデンサCとと
もに時定数回路を構成している。OSは抵抗R5
介してトランジスタQ4のコレクタに出力が印加
されるように接続されている発振回路、PTはサ
イリスタゲートへゲート信号を送出するパルスト
ランスである。
トランジスタQ1のベースに同期信号aが印加
されると、その出力側のトランジスタQ2のベー
スに第6図Bに示す如き同期パルスbが印加さ
れ、この時点よりコンデンサCの充電が開始され
る。素子PUTのゲートは端子Tcに接続され、ア
ノードは抵抗R3とコンデンサCの間に接続され
ており、コンデンサCが抵抗R3を通じて充電さ
れコンデンサCの電圧が抵抗R3とコンデンサC
の時定数で上昇して第6図Cに示すように、制御
信号のレベルEcより高くなると素子PUTがON
になりトランジスタQ3を通じて放電される。こ
のため、トランジスタQ3のコレクタ側には第6
図Dに示す信号dが現われる。従つて常時パルス
列を発振している発振回路OSの出力がトランジ
スタQ4のCFFのときのみトランジスタQ5のベー
ス点に第6図Eに示すようなパルス列eで印加さ
れ、トランジスタQ5,Q6の出力側に夫々第6図
F,Gに示すパルス列f,gの出力が得られる。
しかしながら上記構成の位相制御回路は発振回
路OS、素子PUT、トランジスタQ1〜Q6等多くの
部品点数を要して複雑になり、またゲート信号の
発生時点の検出に素子PUTのようなスイツチン
グ素子を用いているため、ノイズに弱く誤動作し
やすい欠点があつた。従つて実際に使用する回路
ではノイズフイルタ回路を設けるなど補助的な手
段を必要としさらに回路構成が複雑化するもので
あつた。
本考案は上記の欠点を除去したもので、移相−
発振を一つの回路部品で行い、ノイズに強く小型
で簡単、かつ安価な回路構成にした位相制御回路
を提供することを目的とする。
以下本考案の実施例を図面を参照しながら説明
する。
第7図は本考案になる位相制御回路の一実施例
の電気回路図を示す。本実施例回路においても、
同期信号からリセツトパルスを得るためのトラン
ジスタTr1,Tr2の2段接続が採用されており、
その入力側は抵抗R1を通じて同期信号用端子TS
に、その接続点は抵抗R2を通じて電源端子TP
接続され、また出力側には移相用コンデンサCが
接続されている。演算増幅器OP(或いはコンパ
レータ)などの2入力比較素子が使用されてい
て、その非反転入力端は抵抗R4を通じて制御信
号端子Tcに接続され、また出力端との間に抵抗
R5が接続されている。演算増幅器OPの反転入力
端は前記トランジスタTr2の出力側にけられた移
相用コンデンサCに接続されているとともに、出
力端との間にはコンデンサCと時定数回路を構成
する抵抗R3が接続されている。また演算増幅器
OPの出力端は抵抗R6を通じてトランジスタTr3
のベースに接続されている。トランジスタTr3
コレクタ側に設けられたパルストランスPTの出
力端がサイリスタのゲートに接続されるようにな
つている。
上記構成の回路動作は、まず、第8図Aに示す
同期信号aをトランジスタTr1に印加することに
よつてそのコレクタ側点Pbに現れた第8図Bに
示すリセツトパルスbの発生時点のコンデンサC
が零の状態にリセツトされ、直ちにトランジスタ
r1,Tr2が夫々ON,OFFとなつてリセツトパ
ルスbの立下り時点よりコンデンサCの充電が開
始され、点Pcにおける電位はコンデンサCと抵
抗R3より決る時定数により上昇していく。この
点Pcの電位は演算増幅器OPで常時非反転入力端
に印加されている制御信号のレベルEcと比較さ
れていて、制御信号レベルEcより低い間は演算
増幅器OPはプラス電位の出力を出して抵抗R3
通じコンデンサCを充電しつづける。点Pcの電
位が制御信号のレベルEcより少し高い電位に達
したとき、演算増幅器OPの出力は反転してマイ
ナス電位になり、抵抗R3を通じて逆にコンデン
サCの電荷を放電するようになる。この場合、演
算増幅器OPの抵抗R4,R5による正帰還ループが
設けられているため、演算増幅器OPのプラス出
力とマイナス出力とにヒステリシスを生じ、点P
cの電位は第8図Cに示すように一旦制御御号の
レベルEcに達した後はリセツトパルスbが入来
するまでコンデンサCの充放電を繰り返す波形C
となる。演算増幅器OPの出力点Pdにおける波形
は第8図Dに示す波形dとなるため、トランジス
タTr3のコレクタ側点Peにはこれを反転した第
8図Eに示すようなパルス列のゲート信号eが得
られる。このパルス列は点Pcの電位が一旦制御
信号のレベルEcに達した時点から同期信号aが
0となるまで、すなわち次のリセツトパルスbが
入来してトランジスタTr2を通じてコンデンサC
の電荷が全て放電されOレベルとなるまでの通流
角θの間に、コンデンサCの充放電の繰り返し数
だけのパルス数を有している。
コンデンサCへの充放電電流は演算増幅器OP
の動作レベルによつて変化するため、点Peにお
ける出力パルス幅が変化するが同期点におけるコ
ンデンサCのリセツト電位と制御信号のレベルE
cとの関係を考慮しておけば事実上問題はない。
上記実施例回路において、同期信号によるリセ
ツト回路はトランジスタ2段を用いて構成してい
るが、第9図に示すように、これらトランジスタ
r3,Tr2のエミツタが接続されている端子TN
コンデンサCの負極が接続されている端子TN′と
の間に定電圧ダイオードZD(又は抵抗器)を接
続し、コンデンサCの電位のリセツト時と動作時
の電位変化幅を小さく設定すれば、コンデンサC
の充放電電流の変化率を小さく押えることができ
る。コンデンサCの充放電特性の変化を防ぐ方法
としてはその他に、コンデンサCへの充放電用抵
抗R3の代りに第10図に示すように、定電流ダ
イオードCDのような定電流特性を有する素子を
使用すれば、コンデンサCのレベルに関係なく常
に一定の充放電特性が得られる。
また、第7図に示す実施例回路では、制御信号
を演算増幅器OPの非反転入力端に与えている
が、反転入力端に与えるようにしてもよい。この
場合は、第11図に示すように、演算増幅器OP
の非反転入力端を抵抗R4を通じて基準電位端子
Eに接続し、抵抗R3とコンデンサCとによる時
定数回路と一電源との間、端子TN,TN′間にレ
ベルEcの制御信号を与えるようにすればよい。
この制御信号は同期信号でコンデンサCがリセツ
トされて後に、演算増幅器OPが発振を開始する
までの時間(位相角)を定める指令として用いら
れ、コンデンサCの電位が演算増幅器OPのONレ
ベルに達した後はコンデンサCの充放電が常に基
準電位を中心にして繰り返され、制御信号のレベ
ルに無関係になる。
上述の如く、本考案になる位相制御回路によれ
ば、移相用コンデンサと2入力比較演算素子を用
いるだけで移相一発振が行われるため、従来回路
に比べて回路構成が簡単で部品点数も少く、従つ
て小型化が可能であるとともに大幅に低コスト化
でき、またPUT素子等のスイツチング素子を葉
用いていないためノイズによる影響がなく誤動作
の心配がなく信頼性が大きい等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は交流誘導負荷をサイリスタで位相制御
する場合の電圧、電流波形図、第2図は幅の狭い
ゲート信号をサイリスタが導通している時に与え
た場合の電圧、電流波形図、第3図は幅の広いゲ
ート信号を与えた場合の電圧、電流波形図、第4
図はパルス列からなるゲート信号を与えた場合の
電圧、電流波形図、第5図は従来回路の一例の電
気回路図、第6図A〜Gは第5図に示す回路にお
ける各部の信号波形図、第7図は本考案回路の一
実施例の電気回路図、第8図は第7図に示す回路
における各部の信号波形図、第9図は本考案回路
の他の実施例の電気回路図、第10図本考案回路
の更に他の実施例の電気回路図、第11図は本考
案回路の更に別の実施例の要部電気回路図であ
る。 OP……演算増幅器(2入力比較素子)、Tr1
r3トランジスタ、PT……パルストランス、C
……移相用コンデンサ、R1〜R6……抵抗、TP
N……電源端子、Tc…………制御信号用端子、
s……同期信号用端子、ZD……定電圧ダイオー
ド、CD……定電流ダイオード、Ec……制御信号
レベル、θ……通流角、a〜e……各部信号、T
E…TPとTNの中間になる基準電位。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流誘導負荷を点弧位相を定めてサイリスタ等
    の半導体制御素子を点弧信号を与えて制御する位
    相制御回路において、同期信号が与えられるとオ
    フされる第1トランジスタと、この第1トランジ
    スタのオフによりオンされ、出力にリセツト信号
    を送出する第2トランジスタと、この第2トラン
    ジスタに接続され、前記リセツト信号により零電
    位にされる移相用コンデンサと、このコンデンサ
    の電位が反転入力端に与えられるとともに非反転
    入力端に直流の制御信号が与えられ、コンデンサ
    の電位が制御信号のレベルに応じて充放電制御さ
    れるように動作する演算増幅器と、この演算増幅
    器の出力端と反転入力端間を接続する電路に介挿
    され、前記コンデンサと時定数を構成する時定数
    回路とを備え、前記コンデンサの電位が制御信号
    のレベルより低いとき、前記時定数回路を介して
    前記コンデンサを充電し、前記制御信号のレベル
    より高くなつたとき演算増幅器の出力側に前記コ
    ンデンサの電荷を放電し、該充放電動作を次の前
    記同期信号が与えられるまで繰り返し、前記演算
    増幅器の出力側でパルス列の点弧信号を発生する
    ようにした位相制御回路。
JP4145678U 1978-03-29 1978-03-29 Expired JPS6125353Y2 (ja)

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JPS54144047U JPS54144047U (ja) 1979-10-05
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