JPS5840346Y2 - クラツチ操作装置 - Google Patents
クラツチ操作装置Info
- Publication number
- JPS5840346Y2 JPS5840346Y2 JP11475078U JP11475078U JPS5840346Y2 JP S5840346 Y2 JPS5840346 Y2 JP S5840346Y2 JP 11475078 U JP11475078 U JP 11475078U JP 11475078 U JP11475078 U JP 11475078U JP S5840346 Y2 JPS5840346 Y2 JP S5840346Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- lever
- manual operation
- operation lever
- operating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトラクタ等におけるクラッチ操作装置に関し、
クラッチを手動操作レバーにより手動操作可能にすると
共に、手動操作レバーの限られた作動範囲内においても
クラッチの遊び量を十分に調整できるようにしたもので
ある。
クラッチを手動操作レバーにより手動操作可能にすると
共に、手動操作レバーの限られた作動範囲内においても
クラッチの遊び量を十分に調整できるようにしたもので
ある。
農用トラクタ等の車輛では、通常車体の右側にブレーキ
ペダル、左側にクラッチペダルと云うように、ブレーキ
ペダルとクラッチペダルを夫々態別に振分けて配備して
いるが、このように各ペダルを振分は配備した車輛の場
合、運転の際に必ず両足を使う必要があるため、足の不
自由な身体障害者は運転することができなかった。
ペダル、左側にクラッチペダルと云うように、ブレーキ
ペダルとクラッチペダルを夫々態別に振分けて配備して
いるが、このように各ペダルを振分は配備した車輛の場
合、運転の際に必ず両足を使う必要があるため、足の不
自由な身体障害者は運転することができなかった。
そこでブレーキのみをペダル操作とし、クラッチを手動
によるレバー操作として、身体障害者にも容易に運転で
きるようにすることが考えられている。
によるレバー操作として、身体障害者にも容易に運転で
きるようにすることが考えられている。
しかし、クラッチを手動操作レバーによるレバー操作に
した場合、従来のクラッチレバ−軸の外端のクラッチレ
バ−に直接手動操作レバーを取付ければ、クラッチディ
スクが摩耗した際等のクラッチの遊び量の調整が問題と
なる。
した場合、従来のクラッチレバ−軸の外端のクラッチレ
バ−に直接手動操作レバーを取付ければ、クラッチディ
スクが摩耗した際等のクラッチの遊び量の調整が問題と
なる。
即ち、通常のペダル形式であれば、クラッチレバ−とク
ラッチペダルとの間に、ターンバックルを備えたクラッ
チロッド等があり、その部分で調整範囲を十分に取るこ
とができるが、レバー操作の場合には、調整箇所が限ら
れているために調整範囲を大きく取ることが非常に困難
である。
ラッチペダルとの間に、ターンバックルを備えたクラッ
チロッド等があり、その部分で調整範囲を十分に取るこ
とができるが、レバー操作の場合には、調整箇所が限ら
れているために調整範囲を大きく取ることが非常に困難
である。
本考案は、このような問題点を解消したものであって、
その特徴とするところは、クラッチレバ−軸の外端にク
ラッチレバ−を設け、このクラッチレバ−の前後回動に
よりクラッチを断続するようにしたクラッチ操作装置に
おいて、クラッチレバ−に相対角度調整自在に手動操作
レバーを設け、この手動操作レバーを前後に案内する案
内部材を設け、この案内部材に、手動操作レバーを戻り
位置で係止するための係止部材を位置調整自在に設け、
手動操作レバーを係止部材側に付勢する戻りバネを設け
た点にある。
その特徴とするところは、クラッチレバ−軸の外端にク
ラッチレバ−を設け、このクラッチレバ−の前後回動に
よりクラッチを断続するようにしたクラッチ操作装置に
おいて、クラッチレバ−に相対角度調整自在に手動操作
レバーを設け、この手動操作レバーを前後に案内する案
内部材を設け、この案内部材に、手動操作レバーを戻り
位置で係止するための係止部材を位置調整自在に設け、
手動操作レバーを係止部材側に付勢する戻りバネを設け
た点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第1
図において、1はエンジン、2はクラッチハウジング、
3はミッションヶースマあり、これらによりトラクタ車
体4が横取される。
図において、1はエンジン、2はクラッチハウジング、
3はミッションヶースマあり、これらによりトラクタ車
体4が横取される。
5はボンネット、6は計器パネル、7はバンドル、8は
燃料タンクで、タンク支持板9,9を介してトラクタ車
体4上に支持される。
燃料タンクで、タンク支持板9,9を介してトラクタ車
体4上に支持される。
10.10はステップで、トラクタ車体4の中央部両側
に装着されており、その左ステップ10側に左右一対の
ブレーキペダルii、i1が配備される。
に装着されており、その左ステップ10側に左右一対の
ブレーキペダルii、i1が配備される。
このブレーキペダル11.11は第2図に示す如くトラ
クタ車体4の下腹部に横架されたブレーキペダル軸12
にペダルアーム13,13を介して支持されると共に、
連動機構を介して図外の各後輪ブレーキ装置に連動連結
されている。
クタ車体4の下腹部に横架されたブレーキペダル軸12
にペダルアーム13,13を介して支持されると共に、
連動機構を介して図外の各後輪ブレーキ装置に連動連結
されている。
なお、このブレーキペダル1111は公知の連結手段に
より連結して同時操作することも可能である。
より連結して同時操作することも可能である。
クラッチハウジング2内には第3図に示す如くクラッチ
14が内装されており、このクラッチ14はエンジン1
と主軸15との間の動力を断続するためのものであり、
主軸15側に支持されたクラッチディスク16:フライ
ホイール17との間でクラッチディスク16を挟圧する
ための押圧ディスク18及びその抑圧バネ19等を備え
て成り、レリーズベアリング20によりレリーズレバ−
21を押圧した時に切断すべく構成されている。
14が内装されており、このクラッチ14はエンジン1
と主軸15との間の動力を断続するためのものであり、
主軸15側に支持されたクラッチディスク16:フライ
ホイール17との間でクラッチディスク16を挟圧する
ための押圧ディスク18及びその抑圧バネ19等を備え
て成り、レリーズベアリング20によりレリーズレバ−
21を押圧した時に切断すべく構成されている。
なおレリーズベアリング20とレリーズレバ−21との
間には通常、所定の間隙があり、それが遊び量となるも
のである。
間には通常、所定の間隙があり、それが遊び量となるも
のである。
レリーズベアリング20は主軸15と同心状で前後回動
自在とされたレリーズハブ22に取付けられ、そのレリ
ーズハブ22はレリーズフォーク23により前後操作可
能である。
自在とされたレリーズハブ22に取付けられ、そのレリ
ーズハブ22はレリーズフォーク23により前後操作可
能である。
レリーズフォーク23は第2図及び第3図に示す如くミ
ッションケース3に回動のみ自在に横加されたクラッチ
レバ−軸24に固定され、そのクラッチレバ−軸24の
左端にはクラッチレバ−25が垂設されている。
ッションケース3に回動のみ自在に横加されたクラッチ
レバ−軸24に固定され、そのクラッチレバ−軸24の
左端にはクラッチレバ−25が垂設されている。
26はクラッチ14を手動操作するための手動操作レバ
ーであり、下端には取付板27が一体に溶接されている
。
ーであり、下端には取付板27が一体に溶接されている
。
取付板27は下端でクラッチレバ−25に支軸28によ
り前後回動自在に枢支されると共に、第4図に示すよう
にクラッチレバ−25の前後に一対の折曲部29.29
を有し、その各折曲部29.29にはクラッチレバ−2
5の前後各面に接当するようにして進退自在に調整ポル
)30.30が螺挿されており、クラッチレバ−25は
この各調整ボルト30,30により前後から挾持されて
いる。
り前後回動自在に枢支されると共に、第4図に示すよう
にクラッチレバ−25の前後に一対の折曲部29.29
を有し、その各折曲部29.29にはクラッチレバ−2
5の前後各面に接当するようにして進退自在に調整ポル
)30.30が螺挿されており、クラッチレバ−25は
この各調整ボルト30,30により前後から挾持されて
いる。
従ってクラッチレバ−25と手動操作レバー26とは、
この調整ボルト30゜30を夫々調整することにより相
対角度調整自在である。
この調整ボルト30゜30を夫々調整することにより相
対角度調整自在である。
31は手動操作レバー26を前後に案内する案内部材で
あって、第5図に示すように偏心カラー32とディスタ
ンスカラー33とを介して取付台34にボルト35,3
5により取付けられており、またその取付台34はボル
ト36、押え板37等を介して左側のタンク支持板9に
着脱自在に取付けられている。
あって、第5図に示すように偏心カラー32とディスタ
ンスカラー33とを介して取付台34にボルト35,3
5により取付けられており、またその取付台34はボル
ト36、押え板37等を介して左側のタンク支持板9に
着脱自在に取付けられている。
偏心カラー32は手動操作レバー26を戻り位置に係止
するためのものであって、その偏心量により戻り位置を
任意に調整できるようになっている。
するためのものであって、その偏心量により戻り位置を
任意に調整できるようになっている。
38は手動操作レバー26を戻り方向に付勢する戻りバ
ネであり、クラッチレバ−25の下端とステップ10と
の間に掛張されている。
ネであり、クラッチレバ−25の下端とステップ10と
の間に掛張されている。
39は変速レバー 40は駐車ブレーキ機構である。
上記構成において、手動操作レバー26は戻りバネ38
により偏心カラー32に接当した状態に保持され、また
、手動操作レバー26とクラッチレバ−25とは調整ボ
ルト30,30により固定状態に保持されており、そこ
で、クラッチ14を切断する際には、手動操作レバー2
6を把持して手前側に引く。
により偏心カラー32に接当した状態に保持され、また
、手動操作レバー26とクラッチレバ−25とは調整ボ
ルト30,30により固定状態に保持されており、そこ
で、クラッチ14を切断する際には、手動操作レバー2
6を把持して手前側に引く。
すると手動操作レバー26及びクラッチレバ−25が戻
りバネ38に抗してクラッチレバ−軸24廻りにa矢示
方向に回動するので、クラッチレバ−軸24を介してレ
リーズフォーク23が同角度だけ同方向に一体回動し、
レリーズハブ22、レリーズベアリング20が前進して
レリーズレバ−21を押圧し、これによってクラッチ1
4が切断するのである。
りバネ38に抗してクラッチレバ−軸24廻りにa矢示
方向に回動するので、クラッチレバ−軸24を介してレ
リーズフォーク23が同角度だけ同方向に一体回動し、
レリーズハブ22、レリーズベアリング20が前進して
レリーズレバ−21を押圧し、これによってクラッチ1
4が切断するのである。
クラッチディスク16が摩耗した場合には、レリーズレ
バ−21とレリーズベアリング20との間の間隙、即ち
遊び量が小さくなるが、この場合には、調整ポル)30
.30の突出量を代えてクラッチレバ−25と手動操作
レバー26との相対角度を調整すると共に、偏心カラー
32の手動操作レバー26に対向する向きをかえて戻り
位置を調整すれば、前記間隙を十分に確保することがで
き、任意の遊び量に設定することが可能であり、また手
動操作レバー26の向きが極端に変動することもない。
バ−21とレリーズベアリング20との間の間隙、即ち
遊び量が小さくなるが、この場合には、調整ポル)30
.30の突出量を代えてクラッチレバ−25と手動操作
レバー26との相対角度を調整すると共に、偏心カラー
32の手動操作レバー26に対向する向きをかえて戻り
位置を調整すれば、前記間隙を十分に確保することがで
き、任意の遊び量に設定することが可能であり、また手
動操作レバー26の向きが極端に変動することもない。
以上実施例に詳述したように本考案によれば、り)ツチ
レバーに手動操作レバーを打盛しぞ、゛少うッチを手動
操作可能としているので、ブレーキペダルを左右倒れ番
″こ配備することも可能であり、身体障害者用として非
常に効果的であ□る。
レバーに手動操作レバーを打盛しぞ、゛少うッチを手動
操作可能としているので、ブレーキペダルを左右倒れ番
″こ配備することも可能であり、身体障害者用として非
常に効果的であ□る。
ます手動操作レバーはクラ2ンチレバーに対して相対角
度調整自在であり、しかもその手動操作レバーの戻り位
置を規制する部材を調車自在としているから、クラッチ
の遊び調整を2箇所で行なうことができ、手動操作レバ
ーの限られた作動範囲内において十分な遊び量の調整が
可能である。
度調整自在であり、しかもその手動操作レバーの戻り位
置を規制する部材を調車自在としているから、クラッチ
の遊び調整を2箇所で行なうことができ、手動操作レバ
ーの限られた作動範囲内において十分な遊び量の調整が
可能である。
また遊び量を調整しても、手動操作レバーの向きが極端
に変動するのを防止でき、操作性にも優れている。
に変動するのを防止でき、操作性にも優れている。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は第1図のA−A線矢視拡犬図、第3図は第1図の要
部破断拡大図、第4図は第2図のB−B線矢視図、第5
図は第2図のC−C線矢視拡犬図である。 4・・・・・・トラクタ車体、14・・・・・・クラッ
チ、24・・・・・・クラッチレバ−軸、25・・・・
・・クラッチレバ−26・・・・・・手動操作レバー、
31・・・・・・案内部材、32・・・・・・偏心カラ
ー 34・・・・・・取付台、38・・・・・・戻りバ
ネ。
図は第1図のA−A線矢視拡犬図、第3図は第1図の要
部破断拡大図、第4図は第2図のB−B線矢視図、第5
図は第2図のC−C線矢視拡犬図である。 4・・・・・・トラクタ車体、14・・・・・・クラッ
チ、24・・・・・・クラッチレバ−軸、25・・・・
・・クラッチレバ−26・・・・・・手動操作レバー、
31・・・・・・案内部材、32・・・・・・偏心カラ
ー 34・・・・・・取付台、38・・・・・・戻りバ
ネ。
Claims (1)
- クラッチレバ−軸の外端にクラッチレバ−を設け、この
クラッチレバ−の前後回動によりクラッチを断続するよ
うにしたクラッチ操作装置において、クラッチレバ−に
相対角度調整自在に手動操作レバーを設け、この手動操
作レバーを前後に案内する案内部材を設け、この案内部
材に、手動操作レバーを戻り位置で係止するための係止
部材を位置調整自在に設け、手動操作レバーを係止部材
側に付勢する戻りバネを設けたことを特徴とするクラッ
チ操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11475078U JPS5840346Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | クラツチ操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11475078U JPS5840346Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | クラツチ操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5531058U JPS5531058U (ja) | 1980-02-28 |
JPS5840346Y2 true JPS5840346Y2 (ja) | 1983-09-10 |
Family
ID=29065774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11475078U Expired JPS5840346Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | クラツチ操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840346Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-21 JP JP11475078U patent/JPS5840346Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5531058U (ja) | 1980-02-28 |
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