JPS5840102A - 混合液の分離方法 - Google Patents
混合液の分離方法Info
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- JPS5840102A JPS5840102A JP13728381A JP13728381A JPS5840102A JP S5840102 A JPS5840102 A JP S5840102A JP 13728381 A JP13728381 A JP 13728381A JP 13728381 A JP13728381 A JP 13728381A JP S5840102 A JPS5840102 A JP S5840102A
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- membrane
- hollow fiber
- silicone
- separation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は混合tlo分離方法に関するもので本る0
分離膜を境にして一方側に混合一体を置き、他方側を真
空に引いて減圧にするが、不活性ガスを流して低蒸気圧
に保ち、その圧力差によって液を透過させ、低圧−側で
蒸発させることによって混合液を分離すみいわゆるパー
ベーパレーション(pervaporation )a
i e s o年の半ば頃よ)研究がなされている。
空に引いて減圧にするが、不活性ガスを流して低蒸気圧
に保ち、その圧力差によって液を透過させ、低圧−側で
蒸発させることによって混合液を分離すみいわゆるパー
ベーパレーション(pervaporation )a
i e s o年の半ば頃よ)研究がなされている。
この分離方法は通常の蒸留法では分別できないような薬
液(おもに有機溶媒、縦比水素など)の分離精製を目的
として考えださW九ものである〇九とえば共沸混合物、
沸点の接近Lim1#1i、 A性体(オルトとパラ、
シストトランス)などの分別分−である0このはかの応
用例としては熱分解性混合液体や果汁の濃縮精製、痕跡
、不純物の除去さらにはエステル反応中生成する水分除
去などがある。
液(おもに有機溶媒、縦比水素など)の分離精製を目的
として考えださW九ものである〇九とえば共沸混合物、
沸点の接近Lim1#1i、 A性体(オルトとパラ、
シストトランス)などの分別分−である0このはかの応
用例としては熱分解性混合液体や果汁の濃縮精製、痕跡
、不純物の除去さらにはエステル反応中生成する水分除
去などがある。
そして米国特許@2,953,502号明細書にはビニ
ルアルコールx合体mt使用し、 パーベーパレージョ
ンによ〉、共沸混合液を分離することが、ま九米国特許
第3,726,1134−tllllll細分離膜とし
てアクリc1!トリル重合体膜を使用し、スチレン−ベ
ンゼン混合液からスチレンを分離することが、さらにt
た米1ii4I許第λ960,462号明細書には圧力
差に耐え、しかも耐久性のああ分離膜としてエチルセル
リースとポリエチレンまたはセルローズブチルアセテー
トとからなる複合膜を使用し、有機混合物を分離するこ
とが報告されている。しかし、これらの方法では分離効
率が悪く、さらに分離も通量も充分大きくな!/%0で
、−工業的に実施しようとすればバーペーパレージ層ン
装置を大型化しなければならず、七や丸めにコストアッ
プになるという欠点がある。
ルアルコールx合体mt使用し、 パーベーパレージョ
ンによ〉、共沸混合液を分離することが、ま九米国特許
第3,726,1134−tllllll細分離膜とし
てアクリc1!トリル重合体膜を使用し、スチレン−ベ
ンゼン混合液からスチレンを分離することが、さらにt
た米1ii4I許第λ960,462号明細書には圧力
差に耐え、しかも耐久性のああ分離膜としてエチルセル
リースとポリエチレンまたはセルローズブチルアセテー
トとからなる複合膜を使用し、有機混合物を分離するこ
とが報告されている。しかし、これらの方法では分離効
率が悪く、さらに分離も通量も充分大きくな!/%0で
、−工業的に実施しようとすればバーペーパレージ層ン
装置を大型化しなければならず、七や丸めにコストアッ
プになるという欠点がある。
本発明者らはこれらO欠点を改良し、工業的に有利に共
沸混合液などOI&会液を分離する方法につき種々検討
し九結果、本発−に−たった。
沸混合液などOI&会液を分離する方法につき種々検討
し九結果、本発−に−たった。
すなわち本発明は2種以上の物質よりなる混合液(以下
「混合液」と記す。)を平均孔径0.01〜2μO黴細
構造を有する膜、とくに中空鐵−属、と記す◇)中空繊
細の片面または両面にシリコーンを付着させた複合膜の
内部、または外部のいずれかに流動接触させ、その反対
側の膜の内部または外部を該混合溶液の接触している膜
の内部または外部よ)低圧に保ちつつ%核層を通して該
混合溶液の物質のうち少なくとも1物質を透過させ、好
ましくは低圧側で蒸発させてガス状にて取シ出す仁とを
特徴とする2111以上の物質よシなる混合液を連続的
に分離する方法′r!ある。
「混合液」と記す。)を平均孔径0.01〜2μO黴細
構造を有する膜、とくに中空鐵−属、と記す◇)中空繊
細の片面または両面にシリコーンを付着させた複合膜の
内部、または外部のいずれかに流動接触させ、その反対
側の膜の内部または外部を該混合溶液の接触している膜
の内部または外部よ)低圧に保ちつつ%核層を通して該
混合溶液の物質のうち少なくとも1物質を透過させ、好
ましくは低圧側で蒸発させてガス状にて取シ出す仁とを
特徴とする2111以上の物質よシなる混合液を連続的
に分離する方法′r!ある。
本発明にお−て膜基材としては平膜、チューブ、中空繊
細いずれの形状をとることもできるが、中空繊維を使用
すれば透過面積が大きく、そのために分離装置をコンパ
クトにすることができる。
細いずれの形状をとることもできるが、中空繊維を使用
すれば透過面積が大きく、そのために分離装置をコンパ
クトにすることができる。
さらに、膜基材KPVA中空繊維を用いれば、シリー−
ン層を極めて薄く付着でき、また、機械的強度も十分と
なる。 ゛ 本発明にお−ては「混合液1)*触する複合膜の内部ま
九社外部紘その反対側よシ低圧であることを必須とし、
その圧力差は大きければ大きいほど効果的であるが、工
業的には0.01〜50気圧がよく、よ〕好tL<は0
.5〜l気・圧である。を九「混合液」の接触する側の
圧力は1(大気圧)〜10G気圧がよく、好ま゛しくは
大気圧およびその近傍である。一方そO反対側の圧力は
50気圧以下、好ましくは大気圧以下、さらには400
■Hf以下、さらにFiloo−Hf以下の真空に保つ
Oがよい0馬を透過した物質を低圧側において液状、ガ
ス状いずれの状態で取プ出してもよいが、低圧側におi
て蒸発させてガス状で取〕出すことが分離効率、透過率
とも良好である。−したがって低圧側を膜を透過する物
質の蒸気圧よシ低い圧力に保っておくことが好宜しい。
ン層を極めて薄く付着でき、また、機械的強度も十分と
なる。 ゛ 本発明にお−ては「混合液1)*触する複合膜の内部ま
九社外部紘その反対側よシ低圧であることを必須とし、
その圧力差は大きければ大きいほど効果的であるが、工
業的には0.01〜50気圧がよく、よ〕好tL<は0
.5〜l気・圧である。を九「混合液」の接触する側の
圧力は1(大気圧)〜10G気圧がよく、好ま゛しくは
大気圧およびその近傍である。一方そO反対側の圧力は
50気圧以下、好ましくは大気圧以下、さらには400
■Hf以下、さらにFiloo−Hf以下の真空に保つ
Oがよい0馬を透過した物質を低圧側において液状、ガ
ス状いずれの状態で取プ出してもよいが、低圧側におi
て蒸発させてガス状で取〕出すことが分離効率、透過率
とも良好である。−したがって低圧側を膜を透過する物
質の蒸気圧よシ低い圧力に保っておくことが好宜しい。
、低圧に保つ方法としては真空に引いて減圧するか、不
活性ガスを流して低蒸気圧に保つかの方法がある。また
低圧側には液体などを流動させる必要はない◇ 複合膜内外の温度は「混合液」が熱分解をおこさない程
度の範囲であればとくに限定はなiが、できるだ叶高温
の方が効果的である・oしかし常温(0〜50℃)ある
い拡それ以下OSSでも充分本I1例の効果は認められ
る。
活性ガスを流して低蒸気圧に保つかの方法がある。また
低圧側には液体などを流動させる必要はない◇ 複合膜内外の温度は「混合液」が熱分解をおこさない程
度の範囲であればとくに限定はなiが、できるだ叶高温
の方が効果的である・oしかし常温(0〜50℃)ある
い拡それ以下OSSでも充分本I1例の効果は認められ
る。
本発@にお−て膜基材として中空繊維を使用する場合、
中空繊維の外11100〜5000μ以下がよく、好會
しくは200〜2000#、内径50〜2000μであ
る。
中空繊維の外11100〜5000μ以下がよく、好會
しくは200〜2000#、内径50〜2000μであ
る。
を九中空繊維の厚さは5〜500#がよく、好オしくは
°10〜300μである@中空繊維1本の長さは轡に限
定はなI/&が、工業的規模を考慮すると0.3〜10
mが適嶋である。
°10〜300μである@中空繊維1本の長さは轡に限
定はなI/&が、工業的規模を考慮すると0.3〜10
mが適嶋である。
本・発明において、シリコーンを付着させる対象となる
膜は、平均孔径0.01〜2μの微細構造を有す”るも
のであシ、o、t)xμ以下のものではシリコーンはよ
く付着するが、膜透過性が大きく低下し集用的でない。
膜は、平均孔径0.01〜2μの微細構造を有す”るも
のであシ、o、t)xμ以下のものではシリコーンはよ
く付着するが、膜透過性が大きく低下し集用的でない。
また2μ以上のものでは、有用な膜基材を得ることがむ
ずかしく、さらに、シリコーンを膜表面のみに付着させ
ることがむすがしくなる。
ずかしく、さらに、シリコーンを膜表面のみに付着させ
ることがむすがしくなる。
シリコーンを膜基材表面に付着させやすい点、および膜
透過性低下を防ぐ点から平均孔径0.02〜0.5μの
ものが好オしい0また孔径は均一である仁とが好ましい
・なおこ仁にいう平均孔径とはコロイダルシリカ、工i
ルジ曹ン、ラテックスなどの粒子径が既知の各種基準物
質を分離膜でf過した際、その90−が排除される基準
物質の粒子径をいう。
透過性低下を防ぐ点から平均孔径0.02〜0.5μの
ものが好オしい0また孔径は均一である仁とが好ましい
・なおこ仁にいう平均孔径とはコロイダルシリカ、工i
ルジ曹ン、ラテックスなどの粒子径が既知の各種基準物
質を分離膜でf過した際、その90−が排除される基準
物質の粒子径をいう。
★た対象となる膜基材としては前記した27人の他、セ
ルロース、セルロースア竜テート、ポリスルホン、ポリ
アクリロ品トリル、ポリメチルメタクリレート、塩化ビ
ニル、ポリエチレンがあけられる。とpわけ27人を基
材としζ膜がシリコーンとの接着性が優れ、を九、耐溶
媒性、耐薬品性岬に優れ、さらに、PVA膜中に存在す
る水がシリコーンの硬化を促進し、膜の表面でシリコー
ンの結合層を形成させることになるので好ましい。
ルロース、セルロースア竜テート、ポリスルホン、ポリ
アクリロ品トリル、ポリメチルメタクリレート、塩化ビ
ニル、ポリエチレンがあけられる。とpわけ27人を基
材としζ膜がシリコーンとの接着性が優れ、を九、耐溶
媒性、耐薬品性岬に優れ、さらに、PVA膜中に存在す
る水がシリコーンの硬化を促進し、膜の表面でシリコー
ンの結合層を形成させることになるので好ましい。
次に本発明で効果のあるPVA馬にりいて詳しく説明す
る。
る。
本発明で用いるPVAとは平均分子量500〜3500
、ケン化度8’5〜100%ル%0PVAkよびエチレ
ン、ビニルビルリドン、塩化ビニル勢と酢酸ビニルなど
のビニルエステルとの共重合体ケン化物、tえはJ”V
ムにアルデヒドなどの化学反応物質を反応させ九ものな
どである。
、ケン化度8’5〜100%ル%0PVAkよびエチレ
ン、ビニルビルリドン、塩化ビニル勢と酢酸ビニルなど
のビニルエステルとの共重合体ケン化物、tえはJ”V
ムにアルデヒドなどの化学反応物質を反応させ九ものな
どである。
本発明で紘これらのPVA0うち、分子間アセタール化
したPTA、あるいは分子間および分子内アセタール化
したPVAが好ましく使われる。
したPTA、あるいは分子間および分子内アセタール化
したPVAが好ましく使われる。
ζこで分子間7セタール化PVAとしてはグルタルアル
デヒドなどのジアルデk )’によシ分子間架橋結会さ
せて得られるesb硝酸に対する溶解時間が30分以上
の分子間アセタール化度を有するPVAが好ましく、★
た分子間および分子内アセタール化PVAとしては上記
したジアルデヒドによ)分子間架橋させて得られる65
9G硝酸に対する溶解時間が30分以上の分子間アセタ
ール化度と、ホルムアルデヒドなどのモノアルデヒドに
よるブセタール化度50モル−以下、好ましくは40毫
ルー以下のものが好ましい。分子内アセタール化直が5
0モル・−以上のPVAはシリコーンO溶剤溶液に容易
に溶解また社膨潤するため、ジ □アルデヒドなど
によ〉分子間架橋を行なっていても、含浸−諌中で膨潤
軟化し、形態を保つことがむづかしくなる。また65−
硝酸に対する溶解時間が30分以下の分子間アセタール
化度を有するP’VAは強伸度、耐熱性ともに金シ良く
なiので良好な膜を一得ることはむづかしくなる。これ
ら0PVA系重合体基材のうち、耐熱性、耐圧性、強度
において優れている、グルタルアルデヒドなどのジアル
デヒドによシ分子間架橋させて得られる65−硝酸く対
する溶解時間が30分以上の7竜タ一ル化度とホルムア
ルデヒドなど04ノアルデヒドによるア竜タール化11
1:504ルー以下のPvAが最適である。
デヒドなどのジアルデk )’によシ分子間架橋結会さ
せて得られるesb硝酸に対する溶解時間が30分以上
の分子間アセタール化度を有するPVAが好ましく、★
た分子間および分子内アセタール化PVAとしては上記
したジアルデヒドによ)分子間架橋させて得られる65
9G硝酸に対する溶解時間が30分以上の分子間アセタ
ール化度と、ホルムアルデヒドなどのモノアルデヒドに
よるブセタール化度50モル−以下、好ましくは40毫
ルー以下のものが好ましい。分子内アセタール化直が5
0モル・−以上のPVAはシリコーンO溶剤溶液に容易
に溶解また社膨潤するため、ジ □アルデヒドなど
によ〉分子間架橋を行なっていても、含浸−諌中で膨潤
軟化し、形態を保つことがむづかしくなる。また65−
硝酸に対する溶解時間が30分以下の分子間アセタール
化度を有するP’VAは強伸度、耐熱性ともに金シ良く
なiので良好な膜を一得ることはむづかしくなる。これ
ら0PVA系重合体基材のうち、耐熱性、耐圧性、強度
において優れている、グルタルアルデヒドなどのジアル
デヒドによシ分子間架橋させて得られる65−硝酸く対
する溶解時間が30分以上の7竜タ一ル化度とホルムア
ルデヒドなど04ノアルデヒドによるア竜タール化11
1:504ルー以下のPvAが最適である。
を九ζζでPvA系膜紘均−な微細構造を有するものが
好ましい。均一な微細構造とは、詳しくは50〜5oo
offiの厚さの膜壁かもなる平均径0.01〜2μ、
好ましくは0.02〜0.5μの微細孔が横断面におい
て実質的に均一に配列されてなる構造である。こζでい
う実質的に均一とは、膜の厚さ全体にわたシはは同一の
孔径の微細孔があるもの、あるいは0.O1〜2μの範
囲で膜の一面から中央に段階的または連続的K1l0大
きさに変化がある%t)が含まれる0咳構造を有するP
VA系膜拡20〜20007/hr −m” −a’t
mという大きな透水性を示す。
好ましい。均一な微細構造とは、詳しくは50〜5oo
offiの厚さの膜壁かもなる平均径0.01〜2μ、
好ましくは0.02〜0.5μの微細孔が横断面におい
て実質的に均一に配列されてなる構造である。こζでい
う実質的に均一とは、膜の厚さ全体にわたシはは同一の
孔径の微細孔があるもの、あるいは0.O1〜2μの範
囲で膜の一面から中央に段階的または連続的K1l0大
きさに変化がある%t)が含まれる0咳構造を有するP
VA系膜拡20〜20007/hr −m” −a’t
mという大きな透水性を示す。
次に微細構造を有する膜表面にシリコーン、とくにシリ
コーン粒子を付着させる方法としては、微細構造を有す
る膜をシリコーン粒子の懸濁液に浸漬し、次いで膜表面
に付着した懸濁液中の溶剤が蒸発しないような雰囲気下
で液切シし、次に乾燥する方法がある。
コーン粒子を付着させる方法としては、微細構造を有す
る膜をシリコーン粒子の懸濁液に浸漬し、次いで膜表面
に付着した懸濁液中の溶剤が蒸発しないような雰囲気下
で液切シし、次に乾燥する方法がある。
ここでシリコーン粒子の懸濁液とは架橋型の二液濡のシ
リコーン粒子の溶液を九社−液型のシリコーン粒子の溶
液であシ、好ましくは常流架橋型ポリシロキサンが代表
的なものとしてあげられる。
リコーン粒子の溶液を九社−液型のシリコーン粒子の溶
液であシ、好ましくは常流架橋型ポリシロキサンが代表
的なものとしてあげられる。
シリ;−ン粒子の懸濁液中の濃度は0.1〜20重量−
である。仁とで懸濁液中の溶剤としては通常のシリー−
ンの消削、たとえばキシレン、トルエン、ヘキサンなど
を使用することができる。シリコーン粒子の懸濁液に膜
(平膜、チューブ膜、中空繊維膜、あるいFiこれらO
膜をモジュール化したもの)を浸漬する場合は、常温、
常圧下で充分性なうことができる。を九液切シする場合
社膜表面に付着した懸濁液中の溶剤が蒸発しないような
雰囲気下、九とえばシリコーン粒子の懸濁液の入った容
器中に膜を浸漬し、次いで容器内を懸濁液の溶剤蒸気の
実質的に飽和の状態下にて液切)することが好ましい。
である。仁とで懸濁液中の溶剤としては通常のシリー−
ンの消削、たとえばキシレン、トルエン、ヘキサンなど
を使用することができる。シリコーン粒子の懸濁液に膜
(平膜、チューブ膜、中空繊維膜、あるいFiこれらO
膜をモジュール化したもの)を浸漬する場合は、常温、
常圧下で充分性なうことができる。を九液切シする場合
社膜表面に付着した懸濁液中の溶剤が蒸発しないような
雰囲気下、九とえばシリコーン粒子の懸濁液の入った容
器中に膜を浸漬し、次いで容器内を懸濁液の溶剤蒸気の
実質的に飽和の状態下にて液切)することが好ましい。
このような液切りを行なえは、膜に付着した懸濁液中の
溶剤を蒸発させることなく液切シすることができるので
、液切シ中に膜相互が付着することがない。したがって
このような液切〕法は多数の中空糸を同時に処理する場
合に有効である◇乾燥する場合は常温、常圧下の自然放
置によシ充分行なうことができる。
溶剤を蒸発させることなく液切シすることができるので
、液切シ中に膜相互が付着することがない。したがって
このような液切〕法は多数の中空糸を同時に処理する場
合に有効である◇乾燥する場合は常温、常圧下の自然放
置によシ充分行なうことができる。
微細構造を有する膜をシリコーン懸濁液に浸漬する場合
、膜の微細構造内に水を存在させておくと、シリコーン
の硬化を促進させて、膜の表面にシリコーン粒子の結合
層を形成させ中すくするので、好ましい・ シリコーンの付着量は10〜40重量%、好ましくtL
xs〜25重量−である。10重量−以下では、基材膜
とくにPVA基材膜の孔が完全にふさがらなi九め、液
−液分離用膜としては、不適である。また、40重量−
以上では、基材膜上OシIJj−ン層が厚くなシ、液透
過量が大巾に低下する。またシリコーン、とくにシリコ
ーン粒子は膜基材との接着性が良好で、さらに耐溶媒性
4良(、また透過性能をも向上させる。
、膜の微細構造内に水を存在させておくと、シリコーン
の硬化を促進させて、膜の表面にシリコーン粒子の結合
層を形成させ中すくするので、好ましい・ シリコーンの付着量は10〜40重量%、好ましくtL
xs〜25重量−である。10重量−以下では、基材膜
とくにPVA基材膜の孔が完全にふさがらなi九め、液
−液分離用膜としては、不適である。また、40重量−
以上では、基材膜上OシIJj−ン層が厚くなシ、液透
過量が大巾に低下する。またシリコーン、とくにシリコ
ーン粒子は膜基材との接着性が良好で、さらに耐溶媒性
4良(、また透過性能をも向上させる。
本尭Iにおいて微細構造を有する膜の表面(片面ま九は
両W)にシリマーン、とくにシリコーン粒子が付着して
いるとはシリコーン粒子が単独分散Q形で膜表面に付着
している状態、あるいはシリコーン粒子が相互に結合し
て、それが単層tたは積層状となって膜表面および膜表
面の微細孔面に付着している状態をいう。またシリコー
ン粒子は粒子相互が結合した状態で表面全体にわたシ均
一に、Lかも均一な厚さで付着しているのが好ましいが
、多少不均一なとζろがあっても構わない。
両W)にシリマーン、とくにシリコーン粒子が付着して
いるとはシリコーン粒子が単独分散Q形で膜表面に付着
している状態、あるいはシリコーン粒子が相互に結合し
て、それが単層tたは積層状となって膜表面および膜表
面の微細孔面に付着している状態をいう。またシリコー
ン粒子は粒子相互が結合した状態で表面全体にわたシ均
一に、Lかも均一な厚さで付着しているのが好ましいが
、多少不均一なとζろがあっても構わない。
を九シリーーン、とくにシリコーン粒子は膜表面に主に
付着するが、一部は膜内部の微細孔に浸入して付着して
もよい。
付着するが、一部は膜内部の微細孔に浸入して付着して
もよい。
次に本発明の実施態様である第1図について説明すると
、「混合液」を分離装置60人口2よシ導入し、中空繊
維l内部を流動接触させ、出口3よシ取〕出す〇 一方、中空繊維内部よシ低圧に保たれた中空繊細外部へ
「混合液」の物質のうち少なくと41111質を膜を通
して透過させ、たとえばガス状とし、これを4よ〕また
は4と5より取シ出す。
、「混合液」を分離装置60人口2よシ導入し、中空繊
維l内部を流動接触させ、出口3よシ取〕出す〇 一方、中空繊維内部よシ低圧に保たれた中空繊細外部へ
「混合液」の物質のうち少なくと41111質を膜を通
して透過させ、たとえばガス状とし、これを4よ〕また
は4と5より取シ出す。
前述した分離装置唸因面に示すような縦型のものでもよ
いし、また横llOもOK−してもよい0また工業的に
実施すゐ場合にはこの分離装置を複数個並列または直列
に設けて操作してもよい0本発明の実施前の「混合液」
さらには本発明実施後の回収液さらには分離され九ガス
状物に通常の蒸留を施すこと紘自由であるO 本発明において、被分離体である「混合液」とは、共沸
混合液、近接沸点混合液などであり、とくに本発明の方
法は有機混含液の分離に著効がある。有機混合toうち
共沸混合液としては酢酸メチル/メチルアルコール、
酢酸エチル/エチルアルコール、ベンゼン/シクロヘキ
サン、メタノール/アセトン、ペンイン/メタノール、
アセトン/クローフォルムなどがあげられる。また近接
沸点混合液としては、エチルベンゼン/スチレンパラク
ロル−エチルベンゼン/ハラクロルスチレン、トルエy
/メチルシクロヘキサン、ブタジェン/ブテン類、ブタ
ジェン/ブタy類、などがあげられる。
いし、また横llOもOK−してもよい0また工業的に
実施すゐ場合にはこの分離装置を複数個並列または直列
に設けて操作してもよい0本発明の実施前の「混合液」
さらには本発明実施後の回収液さらには分離され九ガス
状物に通常の蒸留を施すこと紘自由であるO 本発明において、被分離体である「混合液」とは、共沸
混合液、近接沸点混合液などであり、とくに本発明の方
法は有機混含液の分離に著効がある。有機混合toうち
共沸混合液としては酢酸メチル/メチルアルコール、
酢酸エチル/エチルアルコール、ベンゼン/シクロヘキ
サン、メタノール/アセトン、ペンイン/メタノール、
アセトン/クローフォルムなどがあげられる。また近接
沸点混合液としては、エチルベンゼン/スチレンパラク
ロル−エチルベンゼン/ハラクロルスチレン、トルエy
/メチルシクロヘキサン、ブタジェン/ブテン類、ブタ
ジェン/ブタy類、などがあげられる。
を九弛Or混合液」としては上記共沸混合液のはかに分
離しにくい混合液、たとえば水−酢酸さらには普通の蒸
留でも分けることのできる混合液(九とえば水−メタノ
ール、水−ア七トン)などをも含むものである。
離しにくい混合液、たとえば水−酢酸さらには普通の蒸
留でも分けることのできる混合液(九とえば水−メタノ
ール、水−ア七トン)などをも含むものである。
「混合液」中の物質Oうち、シリコーンを付着させた複
合膜を透過する物質は、シリコーンに。
合膜を透過する物質は、シリコーンに。
よシ親和性0*いもの、すなわち混合液の、より極性O
低V%40が複合膜を透過して分離される場合が多い。
低V%40が複合膜を透過して分離される場合が多い。
−一の分離操作で充分分離出来ない場合には、複数回の
操作を繰シ返すことによって、目的とする分離を行なう
ことが出来る。
操作を繰シ返すことによって、目的とする分離を行なう
ことが出来る。
次に本発明を実施例によって、さらに具体的に説明する
。
。
実施例1〜4
シリコーンの懸濁液の一液雛溶液(信越シリコーンKE
45 TS、4e重量−トルエン溶液)をトルエンで希
釈し、10重量−溶液とした。この溶液にPVA多孔性
中空糸膜(クラレ製s S F 1 o 1.5F30
1いづれも膜厚200μ)を浸漬し、液切夛した後、シ
リコーンを便化させた。この操作を4回くシ返し、シリ
コーンをPVA多孔性中空糸膜外面に付着させた複金属
を得た。この中空糸膜を、たばね、第1図に示すような
内径10m/mのステンレス製の分離装置を作シ、分離
操作を行シ回収し、一方、中空糸の外側を35閤シの真
空に保ち、5よシ吸引した0結果を表−1に示す。
45 TS、4e重量−トルエン溶液)をトルエンで希
釈し、10重量−溶液とした。この溶液にPVA多孔性
中空糸膜(クラレ製s S F 1 o 1.5F30
1いづれも膜厚200μ)を浸漬し、液切夛した後、シ
リコーンを便化させた。この操作を4回くシ返し、シリ
コーンをPVA多孔性中空糸膜外面に付着させた複金属
を得た。この中空糸膜を、たばね、第1図に示すような
内径10m/mのステンレス製の分離装置を作シ、分離
操作を行シ回収し、一方、中空糸の外側を35閤シの真
空に保ち、5よシ吸引した0結果を表−1に示す。
表 −1
〔A〕1及び〔メタノール〕1:膜透過前のA成分(ベ
ンゼン、酢酸メチル)およびメ タノールの重量分率 〔A〕3及び〔メタノール〕3冨膜透過後の・A成分お
よびメタノールの重量分率
ンゼン、酢酸メチル)およびメ タノールの重量分率 〔A〕3及び〔メタノール〕3冨膜透過後の・A成分お
よびメタノールの重量分率
第1図は本発明において使用する分離装置の縦断面図を
示す。 1・・・中空線m 4.5・・・取シ出し口2・
・・入 口 6・・・分離装置3・・・出
口 特許出願人 株式会社 り ラ し 代理人 弁農士本多 胆 第1図
示す。 1・・・中空線m 4.5・・・取シ出し口2・
・・入 口 6・・・分離装置3・・・出
口 特許出願人 株式会社 り ラ し 代理人 弁農士本多 胆 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 平均孔110.01〜2μの微細構造を有す
る膜O片m宜たは両WtCシリコーンを付着させた複合
膜を使用することを特徴とする風合液の分離方法。 情) シリコーンの付着量がI!4基材に対して10〜
40重量−゛である特許請求の範囲第1項記載の分離方
法。 (II) 混合液が有機混合液である特許請求の範囲
第1または第2項記載の分離方法。 (4)膜基材が分子内および分子間アセタール化ポリビ
ニルアルコールである特許請求の範S#l、第2または
第3項記載の分離方法。 (5)膜の形状が外径100〜5000μ、内極50〜
2000μの中空繊艙である特許請求の範囲第1、第2
、第、3または第4項記載の分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13728381A JPS5840102A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 混合液の分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13728381A JPS5840102A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 混合液の分離方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840102A true JPS5840102A (ja) | 1983-03-09 |
Family
ID=15195055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13728381A Pending JPS5840102A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 混合液の分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840102A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61408A (ja) * | 1984-06-11 | 1986-01-06 | Toyobo Co Ltd | 中空糸複合膜 |
JPS61200814A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | Agency Of Ind Science & Technol | 揮発性有機液体水溶液の濃縮方法 |
JPS61200804A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | Agency Of Ind Science & Technol | 非極性有機液体水溶液分離膜と分離方法 |
JPS62129105A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-11 | Agency Of Ind Science & Technol | アルコ−ルの選択的分離方法 |
WO2016136396A1 (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-01 | 富士フイルム株式会社 | ガス分離膜、ガス分離モジュール、ガス分離装置、及びガス分離方法 |
JP2020040003A (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-19 | 学校法人 関西大学 | ろ過膜 |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP13728381A patent/JPS5840102A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61408A (ja) * | 1984-06-11 | 1986-01-06 | Toyobo Co Ltd | 中空糸複合膜 |
JPH055529B2 (ja) * | 1984-06-11 | 1993-01-22 | Toyo Boseki | |
JPS61200814A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | Agency Of Ind Science & Technol | 揮発性有機液体水溶液の濃縮方法 |
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JPH0520129B2 (ja) * | 1985-03-01 | 1993-03-18 | Kogyo Gijutsuin | |
JPH0554370B2 (ja) * | 1985-03-01 | 1993-08-12 | Kogyo Gijutsuin | |
JPS62129105A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-11 | Agency Of Ind Science & Technol | アルコ−ルの選択的分離方法 |
WO2016136396A1 (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-01 | 富士フイルム株式会社 | ガス分離膜、ガス分離モジュール、ガス分離装置、及びガス分離方法 |
JPWO2016136396A1 (ja) * | 2015-02-27 | 2017-08-10 | 富士フイルム株式会社 | ガス分離膜、ガス分離モジュール、ガス分離装置、及びガス分離方法 |
US10507437B2 (en) | 2015-02-27 | 2019-12-17 | Fujifilm Corporation | Gas separation membrane, gas separation module, gas separation apparatus, and gas separation method |
JP2020040003A (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-19 | 学校法人 関西大学 | ろ過膜 |
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