JPS5840105A - 混合液を分離する方法 - Google Patents

混合液を分離する方法

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JPS5840105A
JPS5840105A JP13728681A JP13728681A JPS5840105A JP S5840105 A JPS5840105 A JP S5840105A JP 13728681 A JP13728681 A JP 13728681A JP 13728681 A JP13728681 A JP 13728681A JP S5840105 A JPS5840105 A JP S5840105A
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JP
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membrane
separation
liquid
layer
high molecular
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JP13728681A
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English (en)
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Akira Mochizuki
明 望月
Takashi Ogawara
小河原 尚
Yoshio Sato
芳雄 佐藤
Yoshiki Tanaka
善喜 田中
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は混合液を分離する方法に関するものである。
分離膜を境にして一方側に混合液体を置き、他方傭を真
空に引いて減圧にするか、不活性ガスを流して低蒸気圧
に保ち、その圧力差によって液を透過させ、低圧傭で蒸
発させる仁とによって混合液を分離するいわゆるパーペ
ーパレージ曹ン(pervaporatton )は1
950年の半ば頃より研究がなされている。この分離方
法は通常の蒸留法では分別できないような薬液(おもに
有機溶媒、炭化水素など)の分離精製を目的として考え
だされたものである。たとえば共沸混合物、沸点の接近
した溶媒、異性体(オルトとパラ、シスとトランス)な
どの分別分離である。このほかの応用例としては熱分解
性混合液体や果汁の濃縮精製、痕跡、不純物の除去さら
にはエステル反応中生成する水分除去などがある。
そして米国特許第2.9.53,502号明細書にはビ
ニルアルコール重合体膜を使用し、バーベーパレージロ
ンにより、共沸混合液を分離することが、また米国特許
第3,724.? 54号明細書には分離膜としてアク
リロニトリル重合体膜を使用し、スチレン−ベンゼン混
合液からスチレンを分離スることが、さらにまた米国特
許第2,940,462号明細書には圧力差に耐え、し
かも耐久性のある分離膜トしてエチルセルロースとポリ
エチレンまたはセルローズブチルアセテートとからなる
複合膜を使用し、有機混合物を分離することが報告され
ている。しかし、これらの方法では分離効率が悪く、さ
らに分離処理量も充分大きくないので、工業的に実施し
ようとすればパーベーパレージ冒ン装置を大型化しなけ
ればならず、そのためにコストアップになるという欠点
がある。
本発明者らはこれらの欠点を改良し、工業的に有利に共
沸混合液などの鵬合液を分離する方法につき種々検討し
た結果、本発明にいたった。
すなわち本発明は、親水性高分子均質膜に疎水性高分子
を付着させた均質な複合膜を用いて混合液を分離する方
法である0本発明の複合膜は後述する実施例からも明ら
かなように透過性能が非常に優れているし、また複合膜
の表側と裏側とからでは透過する液体の種類が異なるか
、または分離係数が、異なるという特異な性能を有する
本発明における親水性高分子躾とは、ポリビニルピロリ
ドン、ポリビニルピペリドン、ポリビニルピリドン、ポ
リビニル−N−メチルアセトアミド、ポ!J −N、N
−ジアルキルアクリルアミドなどのN−アルキルアミド
基を有する親水性高分子の少なくとも一纏とポリビニル
アルコール(PVA)との混合膜、あるいは、PVA膜
、セルロース系Jl子(+ルロース、カーボメトキシセ
ルロース、酢酸セルロースなど)である。
疎水性高分子としては、架橋型の2液型のシリコーンま
たは一液型のシリコーンであるが、親水性高分子との接
着性、製膜性などから好ましくはもつポリシロキサンが
代表的なものである。
親水性高分子膜としてはセルロース、PVAななどから
なる膜でもよいが、本発明の効果をより顕著に発現さ曽
るためには前記したN−アルキルアミド基を有する高分
子とPVAとの混合膜がとくに好適である。
N−フルキルアミド基を有する親水性高分子と混合して
用いるPVAとしては、平均重合度500〜3500、
ケン化度85〜100モル%のものであるがより好まし
くは、平均重合度1500以上、ケン化度95モル%以
上のものである。PVAを混合膜としてではなく、単独
膜として用いる場合のPVAとじては上記FVAのほか
にエチレン、ビニルピロリドン、塩化ビニル尋と酢酸ビ
ニルなどのビニルエステルとの共重合体ケン化物、ある
いはFVA@アルデヒドなどの化学反応物質を反応させ
たものなどもあげられる。
N−1ルキルアミド基を有する親水性高分子とPVAを
混合して膜を得る場合の混合比はPVA20〜80重量
%、N−フルキルアミド基を有する親水性高分子80〜
20重鳳%、より好ましくはFVA30〜70重量%で
ある。Cのような混合膜を作成する場合、これらの成分
のほかに第3成分を加えて製膜することは自由である。
本発明の方法で使用する前記複合線は親水性高分子膜層
、疎水性高分子膜層ともに、非多孔均質質で・あノリ1
.その複合膜の厚さは、1μ〜500μ、好ましくは5
〜200j11である。膜厚が仁れより薄(なると膜の
強度が不足するか、耐久性が不充分となる。また膜厚が
Cれより厚い場合には膜を透過する液体混合物の透過量
が小さくなって実用的でない、ζこで、親水性膜、疎水
性膜の厚さはほぼ等しいことが望ましい。親水性高分子
膜層は非多孔均質膜であるので、その上にシリコーンな
どの疎水性高分子を付着させても、多孔層の上に付着さ
せる時のようなピンネールの発生は見られない。
さらに、多孔質膜などの上に、前記複合膜を製膜する場
合には、膜厚をさらに薄く出来、その膜厚は11〜50
μが好ましい。前記複合膜の形状は、a常平板な膜(平
膜)として用いるが、その他例えば円筒状又は中空糸の
形状として膜表面積を太番くして用いることもできる。
本発明における複合膜O微来膜との大きな相違点ハ、液
−液分離において膜に疎水性層を付着する仁とにより、
分離係数が非常に向上するか、あるいは膜の表側と裏側
とからでは、遭遇する液体の種類が異なるか、または分
離係数が異なると(1う点である。すなわち、前記複合
1IIO被分離液が接触する偶が親水性高分子である場
合には、該膜を透過するものは、よ9極性の低いもので
あり、逆に、被分離液と接触する偶が疎水性高分子であ
る場合は、膜を遭遇するものは、より極性O高いもので
ある。
本発明において、被分離液体である「a合液」とは共沸
混合液、近接沸点混合液dどであり、とくに本発明の方
法は有機具合液の分離に著効がある。
有機具合液のうち共沸混合液としては、酢酸メチル/メ
チルアルコール、酢酸エチル/エチルアルコール、ベン
ゼン/シクロヘキサン、メタノール/アセトン、ベンゼ
ン/メタノール、ベンゼン/エタノール、 アセトン/
クロロホルム、メタノール/アセトン、などがあげられ
る、また近接沸点混合液としては、エチルベンゼン/ス
ーチレン、パラクロルエチルベンゼン/パラクロルスチ
レン、トルエン/メチルシクロヘキ、サン、ブタジェン
/ブテン類、ブタジェン/ブタン類などがあげられる。
また、「WA合液」としては、上記共沸混合液のほかに
分離しにくい混合液、たとえば水−酢酸、さらには普通
の蒸留でも分けることのできる混合液(たとえば水二メ
タノール、水−アセトン)などをも含むものである。
本発明の混合液の分離方法を第1図を参照して説明する
0本装置は前記複合膜1で混合液室2と排気室Sとに区
切られ、混合液室2には分離または濃縮せんとする混合
液を注入口5より入れ、出口4より取り出す。一方排気
室6は適当な方法で減圧にするか、又は他の液体、若し
くは気体を循環する。なお図中6は膜支持体(たとえば
ステンレス焼結板)であり、7は膜を透過した蒸気の取
り出し口である。
本発明においては、「混合液」の接触する複合膜の反対
側すなわち、排気室は混合液室より低圧であることを必
須とし、その圧力差は大きければ大きいほど、効果的で
あるが、工業的には101〜50気圧がよく、より好ま
しくはα5〜1気圧である。また「混合液」の接触する
側の圧力は1(大気圧)〜IOQ気圧がよく、好ましく
は大気圧軸よびその近傍である。一方その反対側の圧力
は50気圧以下、好ましくは大気圧以下、さらに4、E
 400 lmHg以下、さらには100 mmHg以
下の真空に保つのがよい。膜を透過した物質を低圧側に
おいて液状、ガス状いずれの状態で取り出してもよいが
、低圧側において蒸発させてガス状で取り出す仁とが分
離効率、透過率とも良好である。
したがって低圧側を膜を透過する物質の蒸気圧より低い
圧力に保っておく仁とが好ましい。低圧に保つ方法とし
ては真空に引いて減圧するか、不活性ガスを流して低蒸
気圧に保つかの方法がある。
また低圧側には液体などを流動さ曾る必要はない。
次に本発明を実施例によって、さらに具体的に説明する
が本発明は仁れらの実施例によって、何ら制限されるも
のでない。
実施例1 ポリビニルアルコール(FVム)(クラレ製、PVム1
17、平均重合度170G、ケン化度9−8%ンとポリ
ビニルピロリドン(PVP )(I[京化成、平均分子
31340,000)1:2重量比の10重量%水溶液
を調整し、これをガラス板上に流延し、室温下、風乾し
、厚さ50μの非多孔均質膜を得た。この膜上に、10
重量%−散型のシリコーンのトルエン溶液11M化学製
、KE45T8)を流延し、室温放置後、厚さ70μの
シリコーンコートPVム/PVP複合膜(膜厚75μ)
を得た。
仁の膜を、裏表を考慮して、第1図に示した装置(有効
裏面92 & 8 am” )にセットし、有機混合液
(1:1重量比)を25”0.大気圧下にて、循環供給
し、排気室をS5rrmHHに吸引し、分離実験を行な
った。
単位膜面積及び単位時間当りの液透過jiQ、並びに遭
遇液組成は表−1の通りであった。
@−*  婁會輿によ蕃會湯演−波(1:1重緻鳶)分
l実施例暴 親水性高分子膜として「キープロファン」(エンカ社製
[1soPMJ遥析用)を用い、この膜上に実施例1.
2と同様にシリコーンをコートし、複合膜(膜厚120
μ)を得、全〈実施例1.2と同様な分離実験を行なっ
た。結果は第2表の通りであった。
表−重 複合膜による有機液−11(1↑皿員比)分縮
実施例4〜5 親水性高分子膜として、活性炭入りキープロファン(I
NKA社製)を用いた以外は、実施例5と全く同様にし
て製膜し、分離実験を行なった。
結果は第6表の通りであった。
上記実施例より本発明の複合膜は透過性能が優れており
、また表と裏とでは透過する物質が異なるかまたは分離
係数が異なっていることがわかる。
したがって、たとえば第1の複合膜の疎水性層側から混
合液を処理し、次いで、透過した液を別に用意した第2
の複合膜(または第1の複合膜)の親水性層伺から処理
すれば非透過液として混合液中の一方の成分の濃度の濃
い液を得る仁とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用する分離装置の一例を示す
断面図である。 1・・・・・複合膜 2・・・・・混合液室 3・・・・・排気室 4・・・・・混合液の出口 5・・・・・混合液の注入口 6・・・・・膜支持体 7・・・・・蒸気の取り出し口 特許出願人  株式会社 り ラ し 代理人 弁理士本多 竪 第12 手続補正書(iiiJl) 昭和54 年1o 月15 s 特許庁長富島田響樹殿 1、事件の表示 特願昭56−157284号 2、発明の名称 混合液を分離する方法 (10g)株式会社り ラ し 代表取締役 岡  林  次  男 4、代理 人 電話東京03 (27713182 5、補正の対象 明細書(全文ン 6、補正の内容 別紙のとおり (補正)明  細  書 1、発明の名称 混合液を分離する方法 2、特許請求の範囲 孔層を有する複合膜を用いる仁とを4I黴とする混合液
を分離する方法。 法O 方法0 3、発明の詳細な説明 本発明社温合液を分離する方法に関するものである。 分離膜を塊にして一方側に混合液体を置き、能力側を真
空に引いて減圧にするか、不活性ガスを流して低蒸気圧
に保ち、その圧力差によって液を透過させ、低圧側で蒸
発させることによって混合液を分離するいわゆるバーペ
ーバレーシミン(p@rvaporatiom ) I
d 1 ? 50年の半に頃よ14jf究がなされてい
る。この分離方法は通常の蒸留法で杜分別できないよう
な薬液(おもに有機溶媒、膨化水素など)の分離精製を
目的として考えだされたものである。たとえは共沸混合
物 S点の接近し九溶縄、異性体(オルトとパフ、Vス
とトフンヌ)などの分別分離である。このaかの応用例
として社熱分解性混合液体や果汁の濃縮精製、痕跡。 不義物の除去さらKaミニステル広巾生成する水分除去
などがある。 そして米国特許第2.9!1.5028明細書にはビニ
〃アルコーvM合体11t(l’FFJし、バーベーバ
レーVEIンによ)、共沸混合液を分離することが、ま
良米国特許第3・724.954号明細書には分離膜と
してアクリロニトリル重合体膜を使用し、スチレン−ベ
ンゼン温合障からスチレンを分離する仁とが、さらKま
九米国特許第2,960,462号明細書には圧力差に
耐え、しかも耐久性のある分離膜トシてエチルセルロー
スとポリエチレンまタハ七μローズブチルアセテートと
からなる複合膜を使用し、有機混合物を分離することが
報告されている。しかし、これらの方法では分離効率が
恐く、さらに分離熱埋量も充分大きくないので、工業的
に実施しようとすればパーベーパレーション装置を大型
化しなければならず、そのためにコストアップになると
いう欠点がある。 本発明者らはこれらの欠点を改良し、工業的に有利に共
沸混合液などの混合液を分離する方法につき種々検討し
た結果、本発明にいたった。 すなわち本発明は、親水性高分子非多孔層と疎水性高分
子非多孔層を有する複合膜を用いて混合液を分離する方
法である。本発明の複合膜は後述する実施例からも明ら
かなように透過性能が非常に優れているし、ま九複合膜
の表側と裏側とからでは透過する液体の種類が異なるか
、または分離係数が異なるという特異な性能を有する。 本発明における親水性高分子とは、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルピロリドン、lリビニ〃ピリドン、ポリ
ビニル−N−メチルアセトアミド、ポリーN、N−シア
〜キμアクリルアミドなどのN−アルキルアミド基を有
する風水性高分子の少なくとも一種とポリビニルアルコ
−A/(PVム)との混合物、あるいは、PVム、セル
ロース系高分子(七/L’ロース、カーボメトキv*t
vロース、#酸セμロースなど)などである。 このうち本発明の効果をよシ顕著に発現させるためKa
、N−7μキμアミド基を有する親水性高分子とPマム
の混合層がとくに好適である。ま九N−アルキルアミド
基を有する親水性高分子としてはポリビニルピロリドン
が最良の効果を発現する。 N−アルキルアミド基を有する親水性高分子とPVムを
混合して非多孔層を得る場合の混合比はPvム2g〜8
0重量哄、N−7Nキ〜アミド基を有する跳水性高分子
80〜20重1襲、より好ましくはPVム50〜70重
量−である。このような層を作成する場合、これらの成
分のほかに第3成分を加える仁と社自由である。 本発明において用いるPVムとじては、平均重合度50
0〜!!500.rン化度85〜1004#%(7)も
のであるが、より好ましくは平均重合度1500〜5s
oo、ケン化度?5〜10oqlv%のもの、およびエ
チレン、ビニルピロリドン、塩化ビニル等と酢酸ビニ〜
などのビニルエステルとの共重合体ケン化物、あるいは
PVムにアルデヒドなどの化学反応物質を反応させたも
のなどである。N−アルキルアミド基を有する親水性高
分子、とくにポリビニルピロリドンと混合して用いるP
Vムとして社平拘重合度SOO〜iso・、ケン化度8
5〜HID七ルーの通常のrマムがよ)好適である。 本発明にシーて疎水性高分子非多孔層とはシリコーン!
五層(九とえば架amの二液型のシリコーンゴムまえは
一液型のsI!コーンゴムによる層)が代表的なものと
してあげられるが、親水性高分子非多孔層との接着性、
製膜性などの点から、常結合を一りボ!lIv田キナン
が代表的な4のである。 本発明においては疎水性高分子として&9コーンゴムが
最良の効果を発現するが、シリコーンゴム以外の通常よ
く知られている疎水性高分子また酸ゴムを使用すること
もできる。 本発明KsPvhて親水性高分子非多孔層と疎水性高分
子非多孔層とを有する複合膜と雌親水性高分子非多孔l
[K疎水性高分子を付着させたもの、疎水性高分子非多
孔層に親水性高分子を付着させ友もの、親水性高分子非
多孔膜と疎水性高分子非多孔膜とを張)合せたもの、あ
るい社線水性高分子と親水性高分子を共押出しなどによ
シ一体的に成形し良ものなどである。ま九このような複
合膜を齋孔膜忙付着させて使うこと、あるいは高分子非
多孔層と疎水性高分子非多孔層の間に多孔膜を設けて使
うこと社自由である。親水性高分子非多孔層および疎水
性高分子非多孔層の「非多孔層」と線層全体が非多孔層
となっている非多孔均質層、あるい社層の一部(層の片
面また唸両面)が非多孔層となりており、aha多孔層
となっている非多孔不拘質層を意味する。なお不拘質層
同士あるいは一方が均質層で地方が不均質層のものを付
着させて複合膜を作成する場合は非多孔層面同士を付着
させるのが好ましい、非多孔層面同土管付着させる場合
蝋付着面が非多孔層であるため、多孔層の上に付着させ
る場合のようなピンホー〜の発生社見られない。 本発明の方法で使用する前記複合膜の厚さは。 1戸〜!100声、好ましくは5〜200μである。 膜厚がこれより薄くなると膜の強度が不足するか、耐久
性が不充分となる。を九膜厚がこれよシ厚い場合には膜
を透過する液体混合物の透過量が小さくなって実用的で
ない。さらに複合膜を多孔膜(Imm細孔孔膜ど)の上
に付着させて使用する場合は複合膜の膜厚を薄くしても
充分使用に耐えるものとなる。仁の場合の複合膜の厚さ
go、1〜50戸とすることができる。前記複合膜の形
状は、通常平板な膜(平膜)として用いるが、その能例
えば6陶状又は中空糸の形状として膜表面積を大きくし
て用いることもできる。 本発明における複合膜の従来膜との大きな相違点は、混
合液の分離において分離係数が非常に向上するか、ある
いは複合膜の表側と裏伺とからでは、透過する液体の種
類が異なるか、まえは分離係数が異なるという点である
。すなわち、前記複合膜の被分離液が接触する側か親水
性高分子非多孔層である場合には、該裏を透過するもの
社、より極性の低いものであル、逆に、被分離液と接触
する側が疎水性高分子非多孔層である場合rt、*を透
過するもの社、より極性の高いものである。 本発明はまた次のような利点を有するものである。すな
わちシリコーンゴムなどの疎水性高分子の単層膜の場合
はシリコーンゴムの強度が充分でない丸めに膜厚をあ★
)薄くできないが、シリコーンゴムを親水性高分子非多
孔層(とくに前記し九N−アルキルア建ド基を有する親
水性高分子とPVAの混合物からなる非多孔層)に付着
させれば、この親水性高分子非多孔層が基材膜となって
シリコーンゴムを補強するととKなる。したがって付着
させるシリコーンゴム層の厚さを薄くしても破壊がなく
、そのために透過液量を大きくすることができる。また
この場合シリコーンゴムを付着させる面は親水性高分子
非多孔層であるので、多孔層の上に付着させる時のよう
なピンホールの発生は見られない。またこの場合被分離
液を親水性高分子非多孔層側から処理すれば、親水性高
分子非多孔層は被分離液体によって膨潤するので、被分
離液体は親水性高分子非多孔層内を通過してシリコーン
ゴム層まで容易に進入する。したがってこのような複合
膜によ如被分離液体を!6理すれば分離係数を何ら低下
させることなく、むしろシリコーンゴム層を薄くすゐこ
とができた分だけ、シリコーン単独膜にくらべ透過液量
を増大させることができる。 以下余白 本発明において、被分離液体である「混合液」と唸共沸
滉合液、近接沸点混合液などであ)、とくに本発明の方
法杜有機混合液の分離に著効がある。有機混合液のうち
共沸混合液としては、酢酸メナA//メナルア〜コー*
、ffH!エチル/エチルア〜コーμ、ベンゼン/Vク
ロヘキナン、メタノ−/%//アセトン、ベンゼン/メ
タノ−〜、ベンゼン/エタノール、アセトン/クロロホ
ルム、メタノ−〜/アセトン、などがあげられる、また
近接沸点混合液としては、エチルベンゼン/スチレン。 パックロ〃エナ〜ベンゼン/バックロ〃スチレン、トル
エン/メチNνクロヘキナン、ブタジェン/ブテン類、
ブタジェン/ブタン類などがあげられる。 まえ、「混合液」としては、上記共沸混合液のはかに分
離しにくi混合液、たとえは水−酢酸。 さらには普通の蒸留でも分けることのできる混合液(た
とえば水−メタノール、水−ア七トン)などをも含むも
のである。ただし、この場合水の濃度は低濃度たとえば
20重量−以下であることが好ましい。 本発明の混合液の分離方法をjg1図を参照して説明す
る0本装置は前記複合91で混合液i12と排気BSと
に区切られ、混合液室2には分離または濃縮せんとする
混合液を注入口5よi入れ、出口4より取り出す、一方
排**Sは適当な方法で減圧にするか、又は他の液体、
若しくは気体を循環する。なお図中6は膜支持体(たと
えばステンレス焼結板)であ夕、7は膜を透過し九蒸気
の堆ヤ出し口である。 バーベーバレーVMンにおいては、「混合液」の接触す
る複合膜の反屑側すなわち、排気室は混合液室より低圧
であることを必須とし、その圧力差は大きければ大きい
はど、効果的であるが、工業的にはo、o1〜so9/
L圧がよく、よp好ましくは0.5〜1気圧である。を
九「混合液」の接触する四の圧力は1(大気圧)〜10
0気圧がよく、好ましく紘大気圧およびその近飾である
。一方その反対側の圧力は50気圧以下、好ましくは大
気圧以下、さらKは4001g以下、さらには100m
mHg以下の真空に保つのがよい。膜を透過した物質を
低圧側にかいて液状、ガス状いずれの状態で取〉出して
もよいが、低圧11において蒸発させてガス状で取シ出
すことが分離効率、透過率とも良好である。したがって
低圧側を膜を透過する物質の蒸気圧より低い圧力に保っ
ておくことが好ましい、低圧に保っ方法としては真空に
引いて減圧するか、不活性ガスを流して低蒸気圧に保つ
かの方法がある。ま九低圧側には液体などを流動させる
必要はな−。 本発明の複合膜を用いえ混合液の分離方法としては、前
記したバーベーパレージダン法のほかにその変形である
スチームスイーグバーペーバレーVヨン法、ナーモパー
ペーバレーション法、オスモディスティレーション法、
バーボディスティレーシヨン法、バーボクフィオグニク
ス法など、また池に浸透抽出法、正浸透法などが利用出
来る。 次に本発明を*施例によって、さもllcA体的に説明
するが本発明はこれらの実施例によって、何ら制限され
るものでない。 実施例1〜2 ポリビニルフルコー〜(PVム)(−クフレ製、PVム
117、平拘重合度1700.ケン化度?!、8モtv
%iとポリビニ〃ピロリドy(Pマム)1東京化成■製
、平拘分子量sbo、aao ) 1: 2重量比の1
0重量囁水溶液を調整し、これをガラス板上に流延し、
室温下、風乾し、厚さ5Q戸の非多孔均質膜を得え、こ
の膜上に、10重量襲−液型のシリコーンの)A/ニレ
溶液(信越化学制、KE45−T8)を流延し、mii
放置後、厚さ25戸の非多孔均質のシリコーンゴ五層を
形成し、11合膜(膜厚75声)を得た。 この複合膜を a表を考慮して、1s1図に示し九装置
(有効膜面積25.8 d )にナツトし、有機混合液
(1:1重量比)を25℃、大気圧下にて、循環供給し
、Ill室を55wm鵜Hgに吸引11分離実験を行な
った。 単位膜面積及び単位時間当ルの液透過量Q、並びに透過
液組成は表−1の通シであり;。 表−111合膜による有機液−液(1:1重量比)分離
実施例5 属水性高分子非多孔膜として「キュプロファン」(二ン
力社製r150PMJ透析用、膜厚11戸ンを用い、こ
の膜上に実施例1.2と同様にシリコーンゴムをコート
l、(s/リコーンゴム層の膜厚109戸)、複合膜(
膜厚12G戸)を得、全〈実施例1.2と同様な分離実
験を行なった。結果は第2表の通シであっ九。 表−2f1合INK!b’41M4g1−IR(1: 
11Ji比)分離*施例4〜5 属水性高分子非多孔膜として、活性脚入シキュプロファ
ン(ENKA社製)を用いた以外は、実表−5複合膜に
よる有機液−液(1:1重量比)分離上記実施例より本
発明の複合膜は透過性能が優れておル、また表と裏とで
は透過する物質が異なるかま九は分離係数が真なってb
ることがわかる。 したがって、たとえば第1の複合膜の疎水性高分子非多
孔層伺から混合液を処理し1次いで、透過した液を別に
用意し九第2の複合膜(または第1の複合膜)の親水性
高分子非多孔層側から処理すれは非透過液として混合液
中の一方の成分の濃度の濃い液t−得ることができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明において使用する分離装置の一例を示す
断面図である。 1・−・複合膜 2・−・混合液室 S・・・排気室 4・・・混合液の出口 5・・・混合液の注入口 6・・・膜支持体 7・・・蒸気の取シ出し口 q#軒出出願人  株式会社 り ラ し代 理 人 
  弁理士 本 多  竪33−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  親水性高分子均質膜面に疎水性高分子を付着
    させた複合膜を用いることを特徴とする混合液を分離す
    る方法。 (2)・ 親水性会城高分子均質膜が、ポリビニルピロ
    リドン、ポリビニルピリドン、ポリビニA/−N−メチ
    ルアセトアミド、ポー9NiN−ジアルキルアクリルア
    ミドのうちの少な(とも一種とポリビニルアルコールと
    の混合膜である特許請求第1項記載の方法。 2項記載の方法。 (4)  疎水性高分子がシリコーンである特許請求筒
    1、第2または第5項記載の方法。 (句嵩合液が有機混合液である特許請求の範囲第1、第
    2、第5または第4項記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6312306A (ja) * 1986-07-03 1988-01-19 Choichi Furuya 溶液濃縮方法及びその濃縮器
WO2010061820A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 旭化成せんい株式会社 複合膜及び該複合膜を含むイオントフォレーシス装置
JP2015181990A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 日東電工株式会社 カルボキシメチルセルロース複合分離膜及びそれを用いた膜分離方法

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