JPS583988Y2 - 二重管構造のダクト用スリ−ブ - Google Patents
二重管構造のダクト用スリ−ブInfo
- Publication number
- JPS583988Y2 JPS583988Y2 JP10441076U JP10441076U JPS583988Y2 JP S583988 Y2 JPS583988 Y2 JP S583988Y2 JP 10441076 U JP10441076 U JP 10441076U JP 10441076 U JP10441076 U JP 10441076U JP S583988 Y2 JPS583988 Y2 JP S583988Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- sleeve
- spacer
- pipe structure
- double pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は壁や床を貫通してダクト施工するさいに便利な
二重管構造のダクト用スリーブに関するものである。
二重管構造のダクト用スリーブに関するものである。
従来、ダクIf壁や床、天井に貫通して配設する場合、
貫通孔に筐ずスリーブを入れ、このスリーブとの間に間
隙をあけてダクトを通し、このスリーブとダクトの間の
間隙にはフェルトや岩綿のような軟かい断熱材をつめ、
かつモルタルで穴埋め補修を行なうのがテ般である。
貫通孔に筐ずスリーブを入れ、このスリーブとの間に間
隙をあけてダクトを通し、このスリーブとダクトの間の
間隙にはフェルトや岩綿のような軟かい断熱材をつめ、
かつモルタルで穴埋め補修を行なうのがテ般である。
これは、特に空調ダクトの場合ダクトが直接建物の壁や
床などに触れないようにするためであり、高温気流用ダ
クトの場合には重要な施工である。
床などに触れないようにするためであり、高温気流用ダ
クトの場合には重要な施工である。
しかし、この貫通孔とスリーブとの穴埋みや、スリーブ
とダクトとの間隙の穴埋めには、かなりの作業時間を要
し、補修費用も嵩んで非常にやっかいな作業となってい
る。
とダクトとの間隙の穴埋めには、かなりの作業時間を要
し、補修費用も嵩んで非常にやっかいな作業となってい
る。
lたダクト継手も必要でその施工部品や道具も多く必要
とした。
とした。
本考案はこのような問題を解決した極めて便利なダクト
用スリーブを案出したもので、その要部は添付図の実施
例に示したように、壁厚または床厚に相当する長さを有
するスリーブ1内に、このスリーブ1よりも短い長さを
有しかつスリーブ1よりも短径の本管ダクト2を、スペ
ーサー3によって固定した二重管構造であって、スペー
サー3を本管ダクト2の外端部に位置せしめ、この外端
部のスペーサー3に接続ダクト4(第4図)ノ接続用金
具(溶着ボルト5)を取付けてなる二重管構造のダクト
用スリーブにある。
用スリーブを案出したもので、その要部は添付図の実施
例に示したように、壁厚または床厚に相当する長さを有
するスリーブ1内に、このスリーブ1よりも短い長さを
有しかつスリーブ1よりも短径の本管ダクト2を、スペ
ーサー3によって固定した二重管構造であって、スペー
サー3を本管ダクト2の外端部に位置せしめ、この外端
部のスペーサー3に接続ダクト4(第4図)ノ接続用金
具(溶着ボルト5)を取付けてなる二重管構造のダクト
用スリーブにある。
第1図は本考案のスリーブ成品の断面図であり、予め断
熱材6をスリーブ1とダクト°2との間で形成される空
隙に装填して成品化したものを示す。
熱材6をスリーブ1とダクト°2との間で形成される空
隙に装填して成品化したものを示す。
すなわち、スリーブ1とこれより短い本管ダクト2とは
、第3図の部分拡大図に示すように、フランジ部7を有
するスペーサー3によって所定間隙を保って固着され、
この間隙にはフェルトや岩綿の如き断熱材6が封入され
ている(換気ダクト用に対しては必ずしも断熱材の封入
は必要ではない)。
、第3図の部分拡大図に示すように、フランジ部7を有
するスペーサー3によって所定間隙を保って固着され、
この間隙にはフェルトや岩綿の如き断熱材6が封入され
ている(換気ダクト用に対しては必ずしも断熱材の封入
は必要ではない)。
そして、本管ダクト2の外端部に位置したスペーサー3
にはボルト5がそのネジ部を露出して溶着され、lたス
リーブ1の端部には外フランジ8が取付けられている。
にはボルト5がそのネジ部を露出して溶着され、lたス
リーブ1の端部には外フランジ8が取付けられている。
第2図は、第1図のスリーブ成品をコンクリート壁に適
用する場合の使用例を示す。
用する場合の使用例を示す。
すなわち、本考案スリーブ成品はコンクリート打設時に
、型枠9内にそのit挿入して外フランジ8で型枠9に
固着してかく。
、型枠9内にそのit挿入して外フランジ8で型枠9に
固着してかく。
つ1す、本管ダクト2および断熱材6を抱有した1tで
コンクリート打設を行なうので、型枠9を取外したコン
クリート壁には本管ダクト2の貫通孔が形成され、本管
ダクト2とスリーブ1との空隙への穴埋め作業は全く不
要である。
コンクリート打設を行なうので、型枠9を取外したコン
クリート壁には本管ダクト2の貫通孔が形成され、本管
ダクト2とスリーブ1との空隙への穴埋め作業は全く不
要である。
第4図は、第3図の型枠9を取外し、接続ダクト4を接
続した状態を示す拡大断面図である。
続した状態を示す拡大断面図である。
型枠9を取外した状態では、スペーサー3は壁ノリ面1
0よりも若干内部に入り込んだ本管ダクト2の外端部に
位置しており、接続ダクト4の取付けのさいには、接続
ダクト4の先端11が壁内に入り、仕上りがきれいにな
る。
0よりも若干内部に入り込んだ本管ダクト2の外端部に
位置しており、接続ダクト4の取付けのさいには、接続
ダクト4の先端11が壁内に入り、仕上りがきれいにな
る。
この接続のさい、接続ダクト4の端部には予め相フラン
ジ12を取付けて卦き、前以って固着しであるボルト5
をこの相フランジ12に通し、ナツト13で固定する。
ジ12を取付けて卦き、前以って固着しであるボルト5
をこの相フランジ12に通し、ナツト13で固定する。
接続ダクト4の外表面に巻き付ける断熱材14の層は壁
内金接続部1で入れ込み、ボルト5およびナツト13を
覆ってし1うので断熱材の見切り部はきれいに施工でき
る。
内金接続部1で入れ込み、ボルト5およびナツト13を
覆ってし1うので断熱材の見切り部はきれいに施工でき
る。
なお、相フランジ12を予めスペーサー3に取付けてち
−いてから、接続ダクトを取付けるようにすれば、一層
施工が容易化するので有利である。
−いてから、接続ダクトを取付けるようにすれば、一層
施工が容易化するので有利である。
このように本考案のダクト用スリーブは、予め断熱材6
を抱有してかくことができるので従来のスリーブの如き
スリーブとダクト間の穴埋作業が不要になると共に、接
続方式に工夫をしたので従来の内フランジスリーブ方式
のような継手用の短管ダクトヲ準備する必要がなくなっ
て、非常に施工が容易となる。
を抱有してかくことができるので従来のスリーブの如き
スリーブとダクト間の穴埋作業が不要になると共に、接
続方式に工夫をしたので従来の内フランジスリーブ方式
のような継手用の短管ダクトヲ準備する必要がなくなっ
て、非常に施工が容易となる。
また接続ダクトには予め相フランジを固着させてかくこ
とができるので、従来のように接続用部品の保管や再チ
ェック等の手間や製作が不要で、またドリルなどによる
たて込み作業も全く不要である。
とができるので、従来のように接続用部品の保管や再チ
ェック等の手間や製作が不要で、またドリルなどによる
たて込み作業も全く不要である。
さらに排煙ダクトに適用する場合にも埋め残しによる被
害を皆無にすることができ、完全の接続が完工できる。
害を皆無にすることができ、完全の接続が完工できる。
第1図は本考案ダクト用スリーブ成品の断面図、第2図
は第1図の成品を型枠内に取付ける状態を示す断面図、
第3図は第1図の部分拡大図、第4図は接続ダクトとの
接続状態を示す部分拡大図である。 1・・・スリーブ、2・・・本管ダクト、3・・・スペ
ーサー、4・・・接続ダクト、5・・・ボルト、6・・
・断熱材、8・・・フランジ、9・・・型枠、12・・
・相フランジ、14・・・断熱材。
は第1図の成品を型枠内に取付ける状態を示す断面図、
第3図は第1図の部分拡大図、第4図は接続ダクトとの
接続状態を示す部分拡大図である。 1・・・スリーブ、2・・・本管ダクト、3・・・スペ
ーサー、4・・・接続ダクト、5・・・ボルト、6・・
・断熱材、8・・・フランジ、9・・・型枠、12・・
・相フランジ、14・・・断熱材。
Claims (2)
- (1)壁厚または床厚に相当する長さを有するスリーブ
1内に、このスリーブ1よりも短い長さを有しかつスリ
ーブ1よりも短径の本管ダクト2を、スペーサー3によ
って固定した二重管構造であって、スペーサー3を本管
ダクト2の外端部に位置せしめ、この外端部のスペーサ
ー3に接続ダクト4の接続用金具を取付けてなる二重管
構造のダクト用スリーブ。 - (2)スペーサー3に取付ける接続用金具はスペーサー
3に溶着したボルト5である実用新案登録請求の範囲第
1項記載のダクト用スリーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10441076U JPS583988Y2 (ja) | 1976-08-06 | 1976-08-06 | 二重管構造のダクト用スリ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10441076U JPS583988Y2 (ja) | 1976-08-06 | 1976-08-06 | 二重管構造のダクト用スリ−ブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5323141U JPS5323141U (ja) | 1978-02-27 |
JPS583988Y2 true JPS583988Y2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=28714560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10441076U Expired JPS583988Y2 (ja) | 1976-08-06 | 1976-08-06 | 二重管構造のダクト用スリ−ブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583988Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019158214A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | フジモリ産業株式会社 | 換気スリーブ |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH034087A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-10 | Sanoo:Kk | 埋め込み管 |
JP3619284B2 (ja) * | 1995-05-18 | 2005-02-09 | 高砂熱学工業株式会社 | 建築用保温スリーブ |
JP2004036950A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Sanki Eng Co Ltd | 実管スリーブ及びダクトの連結構造 |
-
1976
- 1976-08-06 JP JP10441076U patent/JPS583988Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019158214A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | フジモリ産業株式会社 | 換気スリーブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5323141U (ja) | 1978-02-27 |
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