JPH0133898Y2 - - Google Patents

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JPH0133898Y2
JPH0133898Y2 JP3475884U JP3475884U JPH0133898Y2 JP H0133898 Y2 JPH0133898 Y2 JP H0133898Y2 JP 3475884 U JP3475884 U JP 3475884U JP 3475884 U JP3475884 U JP 3475884U JP H0133898 Y2 JPH0133898 Y2 JP H0133898Y2
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JP
Japan
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hole
obturator
paper tube
concrete
cylindrical part
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JP3475884U
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JPS60147880U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷暖房や水道等の配管をする為にコ
ンクリート床面に形成された貫通孔を埋めもどす
際に使用する閉塞具に関するものである。
従来最も一般的に用いられている閉塞具は穴埋
用の型枠であり、その施工方法を第1図のAない
しCに基づき説明する。まず紙管1を所定長に切
断して枠板2に取りつけ、その周囲にコンクリー
ト3を打込んで、床面4および貫通孔5を形成す
る。コンクリート3の固化後紙管1および枠板2
を撤去して貫通孔5に配管6を挿通し(B参照)、
穴埋用型枠7を床面4の貫通孔5の下方より取り
つけて支持棒8,8で支持させ、貫通孔5にモル
タル9を流し込んで埋めもどし(C参照)、モル
タル9の固化後型枠7および支持棒8を取り外
す。
しかしこのような施工方法では、穴埋用型枠の
取りつけ取り外しが不可欠であり、作業に手間ど
り作業能率を低下させ、更に天井における高所作
業なので、作業もしにくく部材の持ち運びも大変
であり、作業者に多大な負担がかかつていた。
そこで実公昭52−14517号公報、実公昭57−
1186号公報等に示されているような有底円筒状な
いし箱状の閉塞具をコンクリート床面打設時にそ
の貫通孔部分に埋設しておき、配管後この閉塞具
の中にモルタルを埋めもどすことが行われてい
る。ところがこのような閉塞具を用いた場合、配
管貫通部の床面下部に金属板よりなる閉塞具の底
面が残つたままとなり、金属はコンクリートより
熱伝導率が高いので、配管が冷暖房用の配管や水
道配管である場合に撤去されずに残つている閉塞
具底面に結露するという問題が生ずる。
本考案は、上記問題点を解決する為になされた
もので、配管に接触する金属片を除去することに
より、配管付近の床面の下面の結露を可及的に防
止することを目的としている。
第2図および第4図は、本考案に係る閉塞具の
第1実施例を示したもので、第2図はこの閉塞具
の斜視図、第4図はその使用状態を示す説明図で
ある。図中、総体的に示す11は薄い金属板より
なる有底短円筒状の閉塞具、12はその円筒部、
13……13は円筒部の内側面に突設された紙管
係止片、14は円筒部12の上縁を外方に拡開し
て形成した鍔、15は閉塞具の底面、16は底面
15の中央に設けられた透孔、17はこの透孔1
6の縁から内側に突出する突片、18はこの突片
17の基端から円筒部12の下端へと延びる刻
線、19は底面15と円筒部12の連接部全周に
わたつて設けられた刻線である。透孔16の内径
は、透孔に挿通される配管6の外径より充分大き
くして、配管作業をし易くしておく。
次に第4図に基づき本考案に係る閉塞具の使用
方法を説明する。
まず、紙管1を所定長に切断して閉塞具11に
押入する。この際閉塞具11の円筒部上縁の鍔1
4が紙管1を円筒部12に案内するので紙管1を
極めて容易に嵌着することができる。いつたん嵌
着された紙管1は紙管係止片13……13と係合
して外れにくくなる(A参照)。この閉塞具を枠
板2に設置してコンクリート3をその周囲に流し
込む(B参照)。コンクリート3固化後枠板2お
よび紙管1を取り外す。次に透孔16の内側に突
出した突片17を下方に屈曲させ、貫通孔5およ
び透孔16に配管6を挿通する。そして第3図に
示すような2つ割の環状片20,20の内側縁を
配管6に当接させて閉塞具11の底面15上に載
置し、配管6と閉塞具の底面15との間隙を閉鎖
する(C参照)。この状態で貫通孔5にモルタル
9を打設し、モルタル固化後屈曲された突片17
を引張ると底面15は刻線18,19に沿つて切
断されて脱離する。最後に環状片20,20を取
り外してコンクリート床面の貫通孔の埋めもどし
作業は完了する。
第5図は本考案に係る閉塞具の第2実施例を示
したもので、18aは突片17から刻線19へと
螺施状に延びる刻線である。このように刻線18
aを螺施状に設けてやれば、第1実施例のものに
比べてより容易に底面15を脱離させることがで
きる。またこの第2実施例のものにはその円筒部
12に紙管係止片13が設けられていないが、紙
管1を閉塞具11aと共に仮釘で枠板2に止着す
るようにすれば、紙管係止片13を設けなくても
良い。
以上のように、本考案に係る閉塞具11,11
aは、全体として薄い金属板よりなる有底円筒状
の形状を有し、コンクリート3打設時にコンクリ
ート床面4に貫通孔5を形成する紙管1の下端を
外方より挟持する円筒部12の上縁を外方へと拡
開して鍔14を形成し、底面15には前記貫通孔
5に挿通する配管6の外径より充分に大きな内径
を有する透孔16を設けると共に、該透孔16の
縁から内側に突出する突片17を設け、更に該突
片17から前記円筒部12の下端内周へとめぐる
刻線18,19を設けたものであるから、モルタ
ルの打設後は突片17を引張つて底面15を脱離
させることができるので、施工後冷暖房用の配管
や水道配管と接触する金属板が残らず、結露を可
及的に防止することができる。また、この閉塞具
はプレス加工等により簡単に製造することができ
るので、ビル等の配管作業で多量に使用しても経
済的負担はわずかである。また従来の型枠のよう
な取りつけ時の高所作業は不要であり、ワンタツ
チで底部を脱離させることができるから、大幅に
作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の穴埋用の型枠およびその使用方
法を示した断面図、第2図は本考案に係る閉塞具
の斜視図、第3図は施工時に使用する環状片の斜
視図、第4図は本考案の閉塞具の使用状態を示す
説明図、第5図は本考案に係る閉塞具の他の例を
示した斜視図である。 図中、1は紙管、3はコンクリート、4は床
面、5は貫通孔、6は配管、11,11aは閉塞
具、12はその円筒部、14は鍔、15は閉塞具
の底面、16は透孔、17は突片、18,18
a,19は刻線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体として薄い金属板よりなる有底短円筒状の
    形状を有し、コンクリート打設時にコンクリート
    床面に貫通孔を形成する紙管の下端を外方より挟
    持する円筒部の上縁を外方へと拡開して鍔を形成
    し、底面には前記貫通孔に挿通する配管の外径よ
    り充分大きな内径を有する透孔を設けると共に、
    該透孔の縁から内側に突出する突片を設け、更に
    該突片から前記円筒部の下端内周へとめぐる刻線
    を設けた、コンクリート床面の貫通孔の閉塞具。
JP3475884U 1984-03-10 1984-03-10 コンクリ−ト床面の貫通孔の閉塞具 Granted JPS60147880U (ja)

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JP3475884U JPS60147880U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 コンクリ−ト床面の貫通孔の閉塞具

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JP3475884U JPS60147880U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 コンクリ−ト床面の貫通孔の閉塞具

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Publication Number Publication Date
JPS60147880U JPS60147880U (ja) 1985-10-01
JPH0133898Y2 true JPH0133898Y2 (ja) 1989-10-16

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ID=30538426

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JP3475884U Granted JPS60147880U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 コンクリ−ト床面の貫通孔の閉塞具

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JP6197064B1 (ja) * 2016-03-31 2017-09-13 章 中山 構築用スリーブ

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JPS60147880U (ja) 1985-10-01

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