JPS628292Y2 - - Google Patents

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JPS628292Y2
JPS628292Y2 JP1981181179U JP18117981U JPS628292Y2 JP S628292 Y2 JPS628292 Y2 JP S628292Y2 JP 1981181179 U JP1981181179 U JP 1981181179U JP 18117981 U JP18117981 U JP 18117981U JP S628292 Y2 JPS628292 Y2 JP S628292Y2
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JP
Japan
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sleeve
mounting plate
formwork
flange wall
receiver
Prior art date
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JP1981181179U
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English (en)
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JPS5885046U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は換気用スリーブなどを保持するための
スリーブ受に関するものである。
従来、この種のスリーブ受は円形又は角形の一
対の木片で構成し、スリーブの保持方法は、第6
図に示すようにまず一方の型枠Kに釘9で取り付
けた木片10にスリーブSの一端開口部を挿入
し、ついで他方の型枠Kaに釘9で取り付けた木
片10aをこのスリーブの他端開口部に挿入し
て、スリーブの両端を保持するものであつた。し
かしながら、各木片をそれぞれの型枠に取り付け
るために取付け作業に手間を要するばかりでな
く、スリーブを水平に保持するための木片の精確
な位置出しが面倒であつた。
本考案の目的は、簡単な取り付け作業でスリー
ブを精確に保持し、かつ繰り返しの使用を可能に
するスリーブ受を提供することにある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1,2図において、スリーブ受1は金属板
または塩化ビニール等の合成樹脂材からできてい
る。スリーブ受1の一側には円板状の取付け板2
が設けてあり、この取付け板2の外周部に複数の
釘孔3を形成してある。取付け板2の中心には比
較的大きな円形の位置出し用の窓孔4が開いてお
り、この窓孔の周縁部に芯出しを容易にするため
の十文字状の目盛線5が形成してある。
取付け板2の縁部から側方に向つてひさし状の
鍔壁6が突設してあり、鍔壁の下側は筒体の下部
を切除して形成したような開放部7となつてい
る。鍔壁6は、図示の例では、取付け板2側から
先端に向つて徐々に開放部7が広くなるように形
成してあるが、鍔壁はこの形状に限定することは
なく任意であつて、例えば第3,4図に示すよう
に鍔壁6aの下面を斜めにカツトした形状として
もよい。いずれにおいても鍔壁6が上から荷重圧
に耐えられるような先細ひさし状であればよい。
次にスリーブ受1の取付け作業を第7図を参照
して説明する。予め型枠Kにスリーブ受1を取り
付ける位置に墨出しをしておく。そこでまず、墨
出し点と取付け板2の窓孔4の中心とを一致させ
て取付け板2を位置決めし、ついで釘孔3から釘
8等を型枠Kに打ち付けてスリーブ受1を固定す
る。この釘打ち作業は鍔壁6の下部に開放部7が
形成されているので、この開放部を利用してハン
マーの打ち下ろし操作を容易に行なうことができ
る。スリーブ受1の取り付け後、鍔壁6へ先端部
からスリーブSを挿入し、そして他方の型枠Ka
を枠組みする。そして両型枠K,Kaの間に壁コ
ンクリートCを打設する。コンクリートCの荷重
はスリーブSに加わるが、このスリーブを保持し
ている鍔壁6が強度的に耐えられる構造となつて
いるので、変形することもなく、従つてスリーブ
Sを安定して保持することができる。なお、コン
クリートCの固化後、型枠Kの脱型によつてスリ
ーブ受1の鍔壁6がスリーブSから抜き出される
ので、スリーブ受は型枠Kから取り外して繰り返
しの使用が可能になる。
この取付け作業において、取付け板2の中心に
窓孔4を設けたことにより、スリーブ受1を型枠
Kに精確かつ簡単に取り付けることができる。
鍔壁6の長さは、スリーブSの保持およびスリ
ーブ受の強度を考慮して決定すればよいから、鍔
壁の長さは、図示するように必ずしもスリーブの
長さに一致させておくことを要しない。
以上のように本考案によれば、鍔壁でスリーブ
を保持し、かつ型枠へのスリーブ受の取り付けを
一側の取付け板のみで行うので、スリーブを簡単
な作業で精確に保持することができる。またスリ
ーブ受の繰り返しの使用が行える。さらに鍔壁は
先細形状であるために脱型しやすく作業能率が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は側面図、第3図は他
の実施例を示す正面図、第4図は第3図の右側面
図、第5図はスリーブ受の取付け状態を示す断面
図、第6図は従来のスリーブ受の取付け状態を示
す断面図である。 1……スリーブ受、2……取付け板、4……窓
孔、6,6a……鍔壁、7……開放部、S……ス
リーブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心に位置出し用の窓孔を設け、型枠に取り付
    ける取付け板と、 この取付け板の側面から突設してあつて、型枠
    間のほぼ全長の長さを備え、上からの荷重圧に耐
    えうる範囲で下部を切除して開放部を設けた先細
    ひさし状の鍔壁と を具備するスリーブ受。
JP18117981U 1981-12-07 1981-12-07 スリ−ブ受 Granted JPS5885046U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18117981U JPS5885046U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 スリ−ブ受

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JP18117981U JPS5885046U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 スリ−ブ受

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Publication Number Publication Date
JPS5885046U JPS5885046U (ja) 1983-06-09
JPS628292Y2 true JPS628292Y2 (ja) 1987-02-26

Family

ID=29978427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18117981U Granted JPS5885046U (ja) 1981-12-07 1981-12-07 スリ−ブ受

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JP (1) JPS5885046U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55152247U (ja) * 1979-04-20 1980-11-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5885046U (ja) 1983-06-09

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