JPH0446409Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0446409Y2
JPH0446409Y2 JP9913886U JP9913886U JPH0446409Y2 JP H0446409 Y2 JPH0446409 Y2 JP H0446409Y2 JP 9913886 U JP9913886 U JP 9913886U JP 9913886 U JP9913886 U JP 9913886U JP H0446409 Y2 JPH0446409 Y2 JP H0446409Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
port
piping
mortar
inner diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9913886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS635119U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9913886U priority Critical patent/JPH0446409Y2/ja
Publication of JPS635119U publication Critical patent/JPS635119U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0446409Y2 publication Critical patent/JPH0446409Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はモルタル充填式鉄筋継手スリーブの配
管口にモルタル注入管、排気管として取付けられ
る配管の改良に関する。
(従来の技術) モルタル充填式鉄筋継手スリーブは特公昭53−
12732号、特開昭61−57732号に開示されている。
コンクリート部材に埋設したスリーブにモルタル
を注入するため、鋳鉄製のスリーブのモルタル注
入口と排気口に硬質塩化ビニール製の注入管と排
気管が取付けれるが、従来は注入管と排気管の注
入口と排気口に挿入する部分にテープを巻き、そ
の上に接着剤を塗布して取付け、脱落を防止して
いた。
(考案が解決しようとする問題点) 注入管等の配管にテープを巻いて接着剤を塗布
するにはテープ等の資材と少なかなぬ労力と時間
を要するが、それだけの費用と手間をかけても、
鋳造されたスリーブの排気口と注入口の内径誤差
のため、配管の脱落を確実に防止することができ
ずに、モルタル注入不能事故を起していた。
本考案は上記問題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、取付けが簡
単でテープや接着剤を使用しなくても脱落のおそ
れがなく、鋳造による寸法誤差も十分に吸収可能
なスリーブの配管を提供して配管作業合理化を図
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案の特徴とする
手段は、第1図に示すように、配管20の管端部
21の内面にテーパを設けて端面側の肉厚を順次
厚くすると共に端部に軸方向に延びる切れ目22
を入れ、配管の内部にその端部以外の内径よりわ
ずかに小さい外径の中空円筒体30を軸方向に摺
動可能に挿入したことにある。又、第3図に示す
ように、スリーブの注入口等の配管口11にテー
パを設けて奥が拡大する形状にすることが好まし
い。
(作用) 排気管又はモルタル注入管としてスリーブ本体
10の排気口又は注入口等の配管口11に接続さ
れる本考案の配管20は、接続側の端部内周面に
管端側の内径が縮小するテーパが付されているの
で、その管端部21を配管口11に挿入した内部
の中空円筒体30を管端側に押し込むと、管端部
21が拡大して配管口11の内周面に圧着する。
したがつて、管端部にテープを巻いたり接着剤を
塗付しなくても本体と強固に結合するから、コン
クリート打設時に配管が本体から外れるおそれは
ない。又、第3図に示すように、本体10の配管
口11の内周面に入口よりも奥の内径が拡大する
ようにテーパを付しておくと、結合は一層確実に
なる。
配管の管端部の拡大可能径を本体の配管口の鋳
造許容誤差による最大径よりも大きく設定してお
くと、配管口の鋳造による誤差は吸収されるか
ら、鋳造に基づき誤差による配管の接続不良も未
然に防止される。
(実施例) 本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する
が、本考案は実施例により限定されるものではな
い。
第4図に示すように、スリーブ本体10の配管
口11,11に取付けられる配管20,20は硬
質塩化ビニール等の合成樹脂製であり、第1図に
示すように配管口に挿入される管端部21の内面
にテーパが付され、管端部の内径が順次小さくな
り肉厚が順次厚くなる。管端部21には軸方向に
延びる複数個の切れ目22が入れられている。配
管20の内部のテーパのない部分に管端部21と
同程度の長さで外径が配管の内径よりもわずかに
小さい中空円筒体30があらかじめ挿入されてい
る。
第2図に示すように、スリーブの本体10の配
管口11はそこへ挿入される配管20の外径より
も少し大きい内径に形成されている。その配管口
11に配管20の管端部21を挿入し、ついで中
空円筒体30を棒等を使用して管端部21に押し
込むと、管端部21は切れ目22があるため外側
に拡大して配管口11の内周面に圧着する。この
ように、テープや接着剤を使用しなくても配管2
0は配管口11に強固に嵌着するから、取付後に
配管20の配管口11から脱落することもない。
又、配管11の内径の誤差は、管端部21の最大
拡大量が誤差よりも大きくなるように内面のテー
パを設定することにより吸収することができる。
第3図に示すように、本体10の配管口11の
内周面にテーパを付して奥を拡大すると、配管2
0を配管口11に挿入して中空円筒体30を管端
部21に押し込んだときに拡大した管端部21の
外径が配管口11の入口の内径よりも大きくなる
から、本体10に取付けた配管20が脱落するこ
とはありえない。
(考案の効果) 上記の通り、本願考案のモルタル注入用及び排
気用の配管は、スリーブの配管口に挿入して内部
の中空円筒体を管端へ押し込むだけの至極簡単な
操作で確実に固定されるから、従来のテープを巻
いて接着剤を塗布する操作に比較すると、労力と
時間が大幅に省略されるという優れた効果を有す
る。又、配管の配管口に挿入される管端部は拡大
するから、スリーブの鋳造により生ずる配管口の
誤差は吸収されるという従来のものでは得られな
かつた効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の配管の断面図、第
2図は第1図の配管の取付けを示す断面図、第3
図は他の実施例の第2図に相当する図、第4図は
スリーブの配管口と配管を示す斜視図である。 図において、符号10は本体、11は配管口、
20は配管、21は管端部、30は中空円筒体を
それぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 モルタル充填式鉄筋スリーブ継手の配管口に
    取付けられる合成樹脂製配管であつて、一方の
    管端部内面にテーパを付して端面側の内径を順
    次縮小し、前記管端部に軸方向に延びる複数の
    切れ目を入れ、前記配管の内部に前記管端部を
    除く部分の内径よりもわずかに小さい外径の中
    空円筒体を挿入し、前記管端部を前記配管口に
    内嵌して前記中空円筒体を前記管端部側へ摺動
    すると、前記管端部が拡大して前記配管口に結
    合することを特徴とするモルタル充填式鉄筋ス
    リーブ継手用配管。 2 配管口の内周面にテーパを付して奥を拡大さ
    せたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のモルタル充填式鉄筋スリーブ継手
    用配管。
JP9913886U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0446409Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9913886U JPH0446409Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9913886U JPH0446409Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS635119U JPS635119U (ja) 1988-01-13
JPH0446409Y2 true JPH0446409Y2 (ja) 1992-10-30

Family

ID=30967748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9913886U Expired JPH0446409Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0446409Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2541282Y2 (ja) * 1990-06-22 1997-07-16 日本スプライススリーブ株式会社 鉄筋継手
JP5607448B2 (ja) * 2010-07-26 2014-10-15 東京鐵鋼株式会社 弁、弁装着構造および鉄筋連結装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS635119U (ja) 1988-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3349628B2 (ja) モルタル充填式鉄筋継手
CA2674122A1 (en) Method of forming and maintaining a concrete structure
JP2004324330A (ja) Pcプレキャスト部材の目地の施工方法及びそれに用いる接続管
JPH0446409Y2 (ja)
JP2500007B2 (ja) 推進用ヒュ―ム管の継手構造及びその型枠
JPS583988Y2 (ja) 二重管構造のダクト用スリ−ブ
CN216590320U (zh) 一种楼板内的排气道预埋节
JPS5934689Y2 (ja) 外装タイル先付工法におけるタイル保護装置
JPH0868202A (ja) ボイド・キャツプ
JP3683456B2 (ja) 耐火二層管及びその切断方法
JP3398188B2 (ja) 鉄筋コンクリート壁状構造物のひび割れ誘発目地装置
JPH025193Y2 (ja)
JPS6139021Y2 (ja)
JP3057850U (ja) 栓 体
KR930005587Y1 (ko) 구조물의 거푸집 체결장치
JPH0539153Y2 (ja)
JPH0234006Y2 (ja)
JP4260475B2 (ja) 耐火二層管継手
JPS61175395A (ja) マンホ−ル等への電線管接続工法
JP2010001644A (ja) クラック誘発目地とそれを固定するネジ、それらを用いたコンクリート構造体のクラック誘発防水構造および方法
JPH0331912Y2 (ja)
JPH0613902Y2 (ja) 推進用ヒュ−ム管
JPS602311Y2 (ja) コンクリ−トセグメントのつり手金具
JPS6239199Y2 (ja)
JPH09242144A (ja) コンクリート埋設用排水管継手