JPS5839633B2 - 振動機器の防振緩衝把手 - Google Patents

振動機器の防振緩衝把手

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JPS5839633B2
JPS5839633B2 JP13308481A JP13308481A JPS5839633B2 JP S5839633 B2 JPS5839633 B2 JP S5839633B2 JP 13308481 A JP13308481 A JP 13308481A JP 13308481 A JP13308481 A JP 13308481A JP S5839633 B2 JPS5839633 B2 JP S5839633B2
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JP
Japan
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vibration
resin
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discs
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JPS5834772A (ja
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正治 窪川
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディスクグラインダ、インパクトレンチ、電気
ハンマ等の振動機器に使用する防振緩衝把手に関するも
のである。
例えば第1図に示すように、ディスクグラインダ1の把
手2,3はグラインダ本体4の横側と後部の直角方向の
2箇所になっている。
作業者は右手で後部の把手2を左手で横側把手3を握り
、両手でグラインダ本体4の重量を支えながら、回転す
る研削ホイルを被削部に圧接させて前後左右に操作しな
がら作業を行っている。
ディスクグラインダ1は空気動のもので重量が6〜7k
g、空気動のものでも4〜5kgもあり、回転数が毎分
5000〜10000回転にも及ぶ高速回転であり、こ
れを支え持った研削作業には遠心力を伴った振動や衝撃
がこれらの把手を介して作業者に伝わる。
しかし、従来のディスクグラインダ1の把手はパイプ軸
にゴム樹脂等をコーティングした程度のものである。
このため、研削ホイルの角度を変えた作業は不均衡な重
量感とともに作業者の手や腕に過負荷の振動や衝撃が加
わり、職業的な疾病や傷病が発生している。
このような例は上記ディスクグラインダ1に限らず、イ
ンパクトレンチ、電気ハンマー等凡ゆる振動機器におい
ても発生している。
本発明は以上のような事情に鑑み成された衝撃的な振動
や高速回転に伴う振動機器の作業者に対する、振動伝達
を著しく低減させることができるように構成した振動機
器の防振緩衝把手を提供することを目的とする。
本発明においては上記の目的を達成するために、樹脂等
から円板状に形成され、その円周方向に等角度間隔をお
いて両面に扇形の凹凸が表裏交互に形成されているとと
もにその中央部の嵌合孔の内周壁に複数のリブが形成さ
れている樹脂製円板と、円周方向に等角度間隔をおいて
両面に表裏交互に突起が形成された樹脂製円板とを把手
軸に多数秋、軸方向に圧接して取付け、さらにこれらを
弾力のあるソフトカバーで覆った構造の防振緩衝把手を
採用した。
以下、図面に示す実施例に基いて本発明の詳細な説明す
る。
第2図以下は本発明の実施例を示すものである。
先ず第2図の実施例について説明する。
全体を符号5で示すものは本発明に係る防振緩衝把手で
ある。
この把手5は次のように構成されている。6は把手軸で
、本実施例においてはパイプ状に形成されている。
この把手軸6の一端(第2図中古端)にはセットカラー
7が嵌合され、ボルト8によって動かないように固定さ
れている。
このセットカラー7の固定されている端部側にリング9
が嵌合され、その後に2種類の樹脂製円板10.11が
座金12を介在した状態で、適当枚数ずつ交互に嵌合さ
れており、その最終端にリング9が逆向きに嵌合されて
いる。
そして、その後に六角ボルト13が把手軸6の端部側に
螺合されることによって、前記樹脂製円板10が若干変
形する程度の軸方向圧縮力が加えられている。
さらに全体がゴム等の軟質性材からなるソフトカバー1
4で覆われている。
次に上記のように構成されている把手軸5の各部品につ
いて第3図〜第5図に基づき詳しく説明する。
把手軸6は中空状に形成され、その一端には小孔6aが
設けられており、把手軸6にセットカラー7を固定する
際ボルト8の先端がこの小孔6a中に嵌合するようにな
っている。
把手軸6の他端には螺子部6bが設けられており、この
螺子部6bに六角取付はボルト13が螺合される。
セットカラーTは厚肉円筒状に形成され、その内径は把
手軸6の外径と略同程度になっており、−側にはボルト
8を螺合させるために螺子孔部7aが貫通して設けられ
ている。
リング9は樹脂等から出来ており、内径は把手軸6の外
形とほぼ同程度である。
このリング9は樹脂製円板10.11が直接セットカラ
ーγや六角取付ボルト13に接触して破損しないように
するためのものである。
樹脂製円板10は、第4図に詳しく示すように、環状に
形成され、その両面には円周方向に略等角度間隔をおい
て表裏交互に各々複数個の九座の突起10aが形成され
ている。
この九座の突起10aの中心には孔10bが設けられて
いる。
樹脂製円板10の内径は把手軸6の外径とほぼ等しくな
っている。
このように作られた樹脂製円板10は軸方向と軸径方向
双方の振動を分散吸収する。
樹脂製円板11は、第5図に示すように、環状に形成さ
れ、その両面には円周方向に沿って扇形の凹凸が表裏交
互に形成されており、各突出部11a間は凹部11bと
なっている。
又、中心孔11cの周縁には、リブ11dが、例えば突
出部11aの延長として形成されており、これらリブ1
1dの内端部は前記把手軸6の外形とほぼ等しい直径を
もつ円が内接する円弧状面になっている。
このようにして作られている樹脂製円板11は軸径方向
の振動を分散吸収する。
この樹脂製円板11と前記樹脂製円板10との外径を異
ならしめて把手5全体を握り易いように構成している。
各樹脂製円板10,11間に介在される座金12は真鍮
やアルミニウム等の比較的軟質の材料から作られており
、その外径は樹脂製円板10゜11の外径より若干小さ
く、かつその内径は把手軸6の外径とほぼ同じである。
この座金12は、樹脂製円板9,10どうじが直接接触
することによって、突起10aや突起11aが不規則に
圧接されて変形するのを防ぐ役割をする。
六角ボルト13の一側には把手軸6の螺子部6bが螺合
される雌螺子部13aが設けられており、その他側には
振動機器に取り付けるための雄螺子部13bが設けられ
ている。
この六角ボルト13はその螺合によって樹脂製円板10
.11等を軸方向に圧接させる機能を有しており、その
雄螺子部13bを振動機器の取付部に螺合させれば簡単
に取り付けられる。
ソフトカバー14はゴム等の比較的弾性のある軟質性の
もので比較的肉厚に作られており、六角取付ボルト13
の取付部からセットカラー7に至るまで全面を覆ってい
る。
このソフトカバー14は大小の直径の異なる各樹脂製円
板10.11の周縁を連絡する滑らかな曲面を形成し、
作業者の握り易い凹凸ある握手5が完成する。
第2図に示す実施例においては、軸径方向の振動を分散
吸収するための樹脂製円板11が4個等間隔に配置され
ているが、その個数は振動機器の種類に応じ、適宜増減
させればよい。
その例を第6図〜第8図に示すが、第6図に示すものは
0個、第7図に示すものは2個、第8図に示すものは全
部樹脂製円板11を採用している。
また、樹脂製円板11の外径を樹脂製円板10の外径よ
りも太きく形成しているが、その大きさにこだわること
なく、把手全体として握り易くなれば外径をどのように
変化させてもよい。
上記のようにして完成された防振緩衝把手5は。
第9図に示すディスクグラインダや第10図に示す電気
ハンマや第11図に示すインパクトレンチなどの振動機
器に使用して効果がある。
以上のように、本発明に係る防振緩衝把手は、両面に複
数の扇形の凹凸が円周方向に略等角度間隔をおいて表裏
交互に形成されているとともに、中央に設けられた嵌合
孔の内周壁に沿って複数のリブが形成されている樹脂製
円板と、両面に複数の突起が円周方向に略等角度間隔を
おいて表裏交互に形成されている樹脂製円板とを適宜枚
数ずつ把手軸に嵌合させた状態で軸方向に圧接した状態
で固定し、そのほぼ全体をソフトカバーで覆って構成さ
れているので次のような効果を奏する。
即ち、振動機器から把手軸を介して手に伝えられる振動
が著しく緩衝され、疾病や傷病などの職業病の発生を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は本発明に係る防
振緩衝把手の部分縦断側面図、第3図はその分解斜視図
、第4図は樹脂製円板10の全体斜視図、第5図は樹脂
製円板11の全体斜視図、第6図、第7図および第8図
はそれぞれ他の実施例を示す部分縦断側面図、第9図は
本発明に係る防振緩衝把手をディスクグランダに適用し
た例を示す全体斜視図、第10図は電気ハンマに適用し
た例を示す全体斜視図、第11図はインパクトレンチに
適用した例を示す全体斜視図である。 5・・・・・・防振緩衝把手、6・・・・・・把手軸、
10,11・・・・・・樹脂製円板、10a・・・・・
・突起、11a・・・・・・扇形突出部、11b・・・
・・・凹部、12・・・・・・座金、14・・・・・・
ソフトカバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 両面に複数の扇形等の凹凸が円周方向に略等角度間
    隔をおいて表裏交互に形成されているとともに、中央に
    設けられた嵌合孔の内周壁に沿って複数のリブが形成さ
    れている樹脂製円板と、両面に複数の突起が円周方向に
    略等角度間隔をおいて表裏交互に形成されている樹脂製
    円板とを適宜枚数ずつ把手軸に嵌合させた状態で軸方向
    に圧接した状態で固定し、そのほぼ全体をソフトカバー
    で覆ってなる振動機器の防振緩衝把手。 2 前記各樹脂製円板の間に同円板より外径の小さい円
    座金を介在させてなる特許請求の範囲第1項記載の振動
    機器の防振緩衝把手。 3 前記2種類の樹脂製円板をそれぞれ異なる外径にし
    て握り易いように配列してなる特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の振動機器の防振緩衝把手。
JP13308481A 1981-08-25 1981-08-25 振動機器の防振緩衝把手 Expired JPS5839633B2 (ja)

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JP13308481A JPS5839633B2 (ja) 1981-08-25 1981-08-25 振動機器の防振緩衝把手

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Publication Number Publication Date
JPS5834772A JPS5834772A (ja) 1983-03-01
JPS5839633B2 true JPS5839633B2 (ja) 1983-08-31

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ID=15096471

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6099578A (ja) * 1983-11-02 1985-06-03 窪川 正治 振動機器の防振緩衝把手
JP3915605B2 (ja) 2002-06-12 2007-05-16 株式会社デンソー 圧力センサ装置

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JPS5834772A (ja) 1983-03-01

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