JPS634624Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634624Y2 JPS634624Y2 JP1981054016U JP5401681U JPS634624Y2 JP S634624 Y2 JPS634624 Y2 JP S634624Y2 JP 1981054016 U JP1981054016 U JP 1981054016U JP 5401681 U JP5401681 U JP 5401681U JP S634624 Y2 JPS634624 Y2 JP S634624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- handle
- core rod
- hand
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はポータブルグラインダーの如き微振動
を伴う主として空気工具における支えハンドルの
改良に関するものである。
を伴う主として空気工具における支えハンドルの
改良に関するものである。
ポータブル式のエアーツールにあつて、使用時
両手で支えて目的作業を行なうような型式の工具
では、通常一方の手で駆動用給気弁操作部を兼ね
た把持部を持ち、他方の手で工具を被工作物に対
して適節な位置に向けて対応させるべく補助支持
ハンドルを握つて操作するようになされている
が、例えばグラインダーのように回転砥石を正し
く被加工面に押付けて作業を行なうために、この
回転砥石の上方で補助支持ハンドルを握つて安定
状態に保ちつつ使用するような場合、どうしても
エアーモータからの排気と回転砥石の高速回転に
伴なう反動などにより、特に補助支持ハンドル部
に微振動が連続して伝播し、従つて長い時間継続
して作業を行なうとその使用者に疲労感を与え、
専業的に取扱う場合振動による障害を起すことに
なり、労働安全衛生上好ましくない。
両手で支えて目的作業を行なうような型式の工具
では、通常一方の手で駆動用給気弁操作部を兼ね
た把持部を持ち、他方の手で工具を被工作物に対
して適節な位置に向けて対応させるべく補助支持
ハンドルを握つて操作するようになされている
が、例えばグラインダーのように回転砥石を正し
く被加工面に押付けて作業を行なうために、この
回転砥石の上方で補助支持ハンドルを握つて安定
状態に保ちつつ使用するような場合、どうしても
エアーモータからの排気と回転砥石の高速回転に
伴なう反動などにより、特に補助支持ハンドル部
に微振動が連続して伝播し、従つて長い時間継続
して作業を行なうとその使用者に疲労感を与え、
専業的に取扱う場合振動による障害を起すことに
なり、労働安全衛生上好ましくない。
従つて、近時手持工具において振動による作業
者への障害を排除する対策が強く望まれており、
空気工具などにあつても防振ハンドルなどが開発
されつつある。しかし乍ら、可成りの重量を有す
る工具を確実に支持してしかも発生する振動が人
体に伝播するのを制限しようとすることは容易な
ことでなく、材料の選択や構造の改良などによつ
て防振手段を講じようとすれば、その構造が複雑
化して高価なものとなり、かつ耐久性が低下する
など二次的な問題点があり、未だ充分な対策が得
られない状況にある。
者への障害を排除する対策が強く望まれており、
空気工具などにあつても防振ハンドルなどが開発
されつつある。しかし乍ら、可成りの重量を有す
る工具を確実に支持してしかも発生する振動が人
体に伝播するのを制限しようとすることは容易な
ことでなく、材料の選択や構造の改良などによつ
て防振手段を講じようとすれば、その構造が複雑
化して高価なものとなり、かつ耐久性が低下する
など二次的な問題点があり、未だ充分な対策が得
られない状況にある。
本考案は斯かる現況に鑑みて、構造を複雑化す
ることなく極く簡単な構成でもつて、従来のもの
よりも振動の伝達が少なくなり防振効果が高くて
ハンドルとしての安定性を具備し、かつ耐久性の
高い、しかも安価に提供することができる防振支
えハンドルを提案するものである。
ることなく極く簡単な構成でもつて、従来のもの
よりも振動の伝達が少なくなり防振効果が高くて
ハンドルとしての安定性を具備し、かつ耐久性の
高い、しかも安価に提供することができる防振支
えハンドルを提案するものである。
本考案は、所要長さの芯棒に先端部と基部との
外周にて板ばねを一定方向に彎曲形成してなる緩
衝体を、複数等分してその基端を固着し、斯かる
芯棒に対して合成樹脂製中筒を前記各緩衝体の自
由端とそれぞれ同一軸線で係合せしめて同心上に
被嵌し、この中筒の外周に軟質のゴム質材製で一
端閉鎖の把持筒を被嵌して一体的な把持柄とな
し、前記芯棒の基端に一体形成された雌ねじ頭を
工具本体の要所で突設したねじ軸に螺合して把持
柄を定着したものである。
外周にて板ばねを一定方向に彎曲形成してなる緩
衝体を、複数等分してその基端を固着し、斯かる
芯棒に対して合成樹脂製中筒を前記各緩衝体の自
由端とそれぞれ同一軸線で係合せしめて同心上に
被嵌し、この中筒の外周に軟質のゴム質材製で一
端閉鎖の把持筒を被嵌して一体的な把持柄とな
し、前記芯棒の基端に一体形成された雌ねじ頭を
工具本体の要所で突設したねじ軸に螺合して把持
柄を定着したものである。
以下本考案を一実施例について図面により詳述
すれば、第1図に示すものはエアーグラインダー
に使用した場合の一具体例であつて、工具本体1
のヘツド部分2の一側面に回転砥石3の回転軸心
を通る延長線上に支え把持柄10が取付けられて
いるものである。この支え把持柄10は第2図に
示す如く、前記工具本体1のヘツド部分2ボス
2′から適宜長さ突出してなるねじ軸4に、中心
ねじ孔12′を螺合させて定着する取付け頭部1
2を基端に備えた芯棒11を中心にし、この芯棒
11の基部と先端部とに第3図にて示すよう一定
方向に彎曲部を形成した適宜幅の板ばね13′を
複数個等分して、その基部を前記芯棒11の周面
にスポツト溶接又はロウ付けし、各板ばね13′
の自由端13″は芯棒11の中心から放射状に半
径方向に向けた状態で、かつ基部のものと先端部
のものとが同一軸線上に揃うように取付けて緩衝
体13を形成したものとなし、この両緩衝体1
3,13の各自由端13″には該自由端13″と係
合する細溝14′を内周にて軸線方向に刻設した
合成樹脂製、例えば塩化ビニル樹脂製の中筒14
を、緩衝体13に被嵌せしめ、更にこの中筒14
の外周に密接する軟質のゴム質材で形成された適
宜厚みの把持筒15を被嵌したものである。なお
この把持筒15は先端を図示のように閉鎖したも
のであり、外周にはすべり止めの突条15′を付
してある。
すれば、第1図に示すものはエアーグラインダー
に使用した場合の一具体例であつて、工具本体1
のヘツド部分2の一側面に回転砥石3の回転軸心
を通る延長線上に支え把持柄10が取付けられて
いるものである。この支え把持柄10は第2図に
示す如く、前記工具本体1のヘツド部分2ボス
2′から適宜長さ突出してなるねじ軸4に、中心
ねじ孔12′を螺合させて定着する取付け頭部1
2を基端に備えた芯棒11を中心にし、この芯棒
11の基部と先端部とに第3図にて示すよう一定
方向に彎曲部を形成した適宜幅の板ばね13′を
複数個等分して、その基部を前記芯棒11の周面
にスポツト溶接又はロウ付けし、各板ばね13′
の自由端13″は芯棒11の中心から放射状に半
径方向に向けた状態で、かつ基部のものと先端部
のものとが同一軸線上に揃うように取付けて緩衝
体13を形成したものとなし、この両緩衝体1
3,13の各自由端13″には該自由端13″と係
合する細溝14′を内周にて軸線方向に刻設した
合成樹脂製、例えば塩化ビニル樹脂製の中筒14
を、緩衝体13に被嵌せしめ、更にこの中筒14
の外周に密接する軟質のゴム質材で形成された適
宜厚みの把持筒15を被嵌したものである。なお
この把持筒15は先端を図示のように閉鎖したも
のであり、外周にはすべり止めの突条15′を付
してある。
本考案支えハンドルは斯くの如く構成されてい
るので、芯棒11に複雑個所での緩衝体13を介
して中筒14と把持筒15とが剛性を所有して支
持力を維持し、工具本体1側で発生する振動は、
芯棒11と把持筒15との間に中筒14に係合す
る同一方向に中間を彎曲させて等配分された板バ
ネ13′からなる緩衝体13を経て把持部に伝播
するので、軟質のゴム質材で形成された把持筒1
5と板ばね製の緩衝体13との複合的な弾性によ
り微振動が吸収され、その結果工具本体内乃至工
具の回転駆動部によつて発生する振動が伝達順に
減すいして把持する手には殆んど伝わらず、従つ
て従来使用時生じていた微振動による障害は解消
し、しかも把持筒は工具本体に取付く芯棒と緩衝
体を介してこれに係合する中筒に被嵌定着してい
るから、内部での振動吸収作用を損うことなく把
持ハンドルとしての安定性を充分に具備し、長期
使用に際して使用者に疲労感などを与えることな
く防振効果を呈する支えハンドルが得られるよう
になつたのである。
るので、芯棒11に複雑個所での緩衝体13を介
して中筒14と把持筒15とが剛性を所有して支
持力を維持し、工具本体1側で発生する振動は、
芯棒11と把持筒15との間に中筒14に係合す
る同一方向に中間を彎曲させて等配分された板バ
ネ13′からなる緩衝体13を経て把持部に伝播
するので、軟質のゴム質材で形成された把持筒1
5と板ばね製の緩衝体13との複合的な弾性によ
り微振動が吸収され、その結果工具本体内乃至工
具の回転駆動部によつて発生する振動が伝達順に
減すいして把持する手には殆んど伝わらず、従つ
て従来使用時生じていた微振動による障害は解消
し、しかも把持筒は工具本体に取付く芯棒と緩衝
体を介してこれに係合する中筒に被嵌定着してい
るから、内部での振動吸収作用を損うことなく把
持ハンドルとしての安定性を充分に具備し、長期
使用に際して使用者に疲労感などを与えることな
く防振効果を呈する支えハンドルが得られるよう
になつたのである。
なお上記説明ではエアーグラインダーに使用し
た場合のものを開示したが、その他のエアー工
具、或いは電動式のものであつても適用できるこ
とは勿論謂うまでもない。
た場合のものを開示したが、その他のエアー工
具、或いは電動式のものであつても適用できるこ
とは勿論謂うまでもない。
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図はエアーグラインダーに採用したものの平面
図、第2図はハンドル部分の縦断面図、第3図は
第2図のX−X視断面図である。 1……工具本体、2……ヘツド部分、4……ね
じ軸、10……把持柄、11……芯棒、12……
取付け頭部、12′……ねじ孔、13……緩衝体、
13′……板ばね、13″……自由端、14……中
筒、14′……細溝、15……把持筒。
1図はエアーグラインダーに採用したものの平面
図、第2図はハンドル部分の縦断面図、第3図は
第2図のX−X視断面図である。 1……工具本体、2……ヘツド部分、4……ね
じ軸、10……把持柄、11……芯棒、12……
取付け頭部、12′……ねじ孔、13……緩衝体、
13′……板ばね、13″……自由端、14……中
筒、14′……細溝、15……把持筒。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 手持ち動力工具本体の要所に取り付けた防振支
持ハンドルにおいて: 工具本体に螺合して直結する所要長さの芯棒
に、先端部と基部との外周にて、板ばねで一定方
向に彎曲形成したものを複数枚、その基端部を固
着して、各自由端が中心から放射状に等配分した
緩衝体を付設し; かかる芯棒に対し同心で被嵌する中筒は、合成
樹脂製で、内周に同一軸線上で刻設した複数の溝
部に、前記各緩衝体の自由端をそれぞれ係合して
支持されるようにし; この中筒の外周に、軟質のゴム質材製で一端閉
鎖の把持筒を被嵌して、一体的に形成した; ことを特徴とする手持ち動力工具の防振支持ハ
ンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981054016U JPS634624Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981054016U JPS634624Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57166677U JPS57166677U (ja) | 1982-10-20 |
JPS634624Y2 true JPS634624Y2 (ja) | 1988-02-05 |
Family
ID=29850628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981054016U Expired JPS634624Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS634624Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49145280U (ja) * | 1973-04-12 | 1974-12-14 | ||
JPS6144787Y2 (ja) * | 1978-02-21 | 1986-12-16 |
-
1981
- 1981-04-14 JP JP1981054016U patent/JPS634624Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57166677U (ja) | 1982-10-20 |
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