JPS6144787Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6144787Y2
JPS6144787Y2 JP2206778U JP2206778U JPS6144787Y2 JP S6144787 Y2 JPS6144787 Y2 JP S6144787Y2 JP 2206778 U JP2206778 U JP 2206778U JP 2206778 U JP2206778 U JP 2206778U JP S6144787 Y2 JPS6144787 Y2 JP S6144787Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
grip tube
joint
washer
vibration
handle
Prior art date
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Expired
Application number
JP2206778U
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JPS54124295U (ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は気動工具、主としてインパクトレンチ
を支持する防振ハンドルに関する。
<従来の技術> 従来の防振ハンドルとしては、ハンドル杆の外
周に海綿状の弾性体を貼着したもの、或は実開昭
50−43398号に示すように補助ハンドルの内軸と
外筒とを中央部においてピンにて枢着するととも
に該内軸と外筒との間隙のうち両開口端寄り部に
合成ゴムを介在せしめたものや、実開昭51−
38798号に示すように両端部に緩衝材の前部受環
と後部受環を一体的に固着した心軸に凹凸嵌合に
より弾性物質材の筒管を嵌着したものがあつた。
<考案が解決しようとする問題点> 上述した従来の防振ハンドルは、何れも下記の
ような問題点を有しており、充分な防振効果をあ
げることができなかつた。即ち、 海綿状の弾性体を貼着したものにおいては、
ボルト、ナツト等の締着作業時に操作者が力一
杯ハンドル杆を握る為、弾性体は著しく圧縮さ
れて弾性力を殆ど無くした状態となり、ハンド
ル杆に伝達された振動は殆ど減衰されることな
く手に伝えられる。
実開昭50−43398号のものにおいては、ピン
軸方向以外の振動は殆ど減衰されることなく外
筒に伝達され、またピン軸方向の振動も合成ゴ
ムの厚みが薄い為、極めて僅かしか減衰させる
ことができない。
実開昭51−38798号のものにおいては、弾性
物質材の筒管は前部受環と後部受環を介して心
軸に軸回り方向への位置づれ不可に嵌着されて
いるので、軸回り方向の振動は直接握持部に伝
達されると共に、取付ねじ部が緩みやすい。
本考案は上記従来の問題点を解決しようとする
ものである。
<問題点を解決する為の手段> 本考案の防振ハンドルは、ジヨイントとワツシ
ヤを両端部に一体的に固着した中心軸と、該ジヨ
イントと該ワツシヤを被嵌し、中心軸と所定距離
隔てて取り付けられる中空円筒状の握り筒とから
なり、該握り筒が保形力に富み且つ柔軟性を有す
るように中空円筒状の弾性材に螺線状の芯線を埋
設して形成し、又、握り筒の一端のみを中心軸と
一体のジヨイントに固定することにより、該握り
筒が先端方向に向かつて、軸回り方向にも撓み、
弾性変形可能とし、握持した手許に伝わる振動を
減衰し得るようにした。
<作用> 握り筒は中空円筒状の弾性材に螺旋状の芯線を
埋設して形成されているので、操作者の握力に打
ち勝つて形状を保持すると共に、気動工具からの
振動は弾性材の柔軟性で減衰される。
又、該握り筒は一端が中心軸に固着されたジヨ
イントに固定されると共に、他端がワツシヤを緩
嵌した状態で取り付けられているので、軸回り方
向の振動は、該握り筒が弾性変形することによ
り、防振ハンドルの先端に向かうにつれ減衰され
るものである。
<実施例> 以下、図面に示す実施例に基づき本考案を詳細
に説明する。
第1図は本考案の防振ハンドルの縦断面図であ
り、金属等剛体製の中心軸2の両端部に同様、剛
体製のジヨイント3とワツシヤ4とを一体的に固
着すると共に、該ジヨイント3と該ワツシヤ4を
中空円筒状の合成樹脂、硬質ゴム等製の握り筒5
で被嵌している。
尚、符号6はクリツプで、握り筒5をジヨイン
ト3に強固に締め付けるためのものである。
7は前記ジヨイント3に突設したねじ部であ
り、これにより気動工具本体に螺着される。
8,9は夫々ジヨイント3の外周と、握り筒5
の内周に形成した溝部であり、握り筒5がジヨイ
ント3から逸脱することを防止するものである。
第2図は上述した握り筒5の構造を示す一部切
欠斜視図であり、図示したように軟質塩化ビニー
ル樹脂等からなる中空円筒状の弾性材11に硬質
塩化ビニール樹脂等からなる螺旋状の芯線10を
埋設し、操作者が力一杯握つても筒体としての形
を保つと共に、柔軟性を有して振動を充分減衰し
得るようにしている。
第3図は、ジヨイント3のねじ部7の螺合によ
り防振ハンドル1を気動工具12本体に取り付け
た状態を示したものである。
以上の構成を有する本考案の防振ハンドルは、
握り筒5が中心軸2と所定距離離れて取り付けら
れているので、握り筒5自体の柔軟性により握持
した手許への振動伝達を充分減衰させ得るもので
ある。
又、握り筒5はジヨイント3に固定され、ワツ
シヤ4とは固定されていないので、握り筒5の撓
む範囲内でワツシヤ4に対して所定範囲動き得
る。よつて、軸回り方向の振動も防振ハンドル1
の先端に向かうにつれ減衰されるようになつてい
る。
<考案の効果> 以上の構成を有する本考案の防振ハンドルは、
握り筒が柔軟性を有する弾性材に螺旋状の芯線を
埋設して形成されているので、操作者が力一杯握
つても筒体としての形を保つと共に、柔軟性を有
して振動を充分減衰し得る。
又、握り筒はワツシヤを緩嵌した状態で取り付
けられ、握り筒とワツシヤは固着されていないの
で、中心軸の軸回り方向の振動は、握り筒自体が
撓む事により吸収され、操作者の手許には充分減
衰して伝えられる。また同時に、このことから防
振ハンドルを強固に握持する事により、ジヨイン
トのねじ部を回動させる方向に作用する力も減少
することとなり、気動工具本体との取付部のねじ
の緩みが起こりにくいという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の防振ハンドルの実施例を示
す縦断面図、第2図は、同上、握り筒の一部切欠
斜視図、第3図は、同上、気動工具本体への取付
状態を示す平面図である。 1……防振ハンドル、2……中心軸、3……ジ
ヨイント、4……ワツシヤ、5……握り筒、6…
…クリツプ、7……ねじ部、8,9……溝部、1
0……芯線、11……弾性材、12……気動工
具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気動工具本体に螺合するねじ部7を突設した剛
    体製のジヨイント3と、剛体製のワツシヤ4とを
    両端部に一体的に固着した中心軸2と、中空円筒
    状の弾性材11に螺旋状の芯線10を埋設した握
    り筒5とからなり、該握り筒5の一端を前記ジヨ
    イント3に被嵌して固定すると共に、他端を前記
    ワツシヤ4に緩嵌して取り付けた事を特徴とする
    気動工具用の防振ハンドル。
JP2206778U 1978-02-21 1978-02-21 Expired JPS6144787Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2206778U JPS6144787Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2206778U JPS6144787Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54124295U JPS54124295U (ja) 1979-08-30
JPS6144787Y2 true JPS6144787Y2 (ja) 1986-12-16

Family

ID=28856136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2206778U Expired JPS6144787Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21

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JP (1) JPS6144787Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634624Y2 (ja) * 1981-04-14 1988-02-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54124295U (ja) 1979-08-30

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