JPH071170Y2 - 金属製野球・ソフトボール用バット - Google Patents
金属製野球・ソフトボール用バットInfo
- Publication number
- JPH071170Y2 JPH071170Y2 JP1989011618U JP1161889U JPH071170Y2 JP H071170 Y2 JPH071170 Y2 JP H071170Y2 JP 1989011618 U JP1989011618 U JP 1989011618U JP 1161889 U JP1161889 U JP 1161889U JP H071170 Y2 JPH071170 Y2 JP H071170Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip end
- bat
- screw
- grip
- end body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
- Fishing Rods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、金属製野球・ソフトボール用バット(以下バ
ットという)に関するものである。
ットという)に関するものである。
(従来の技術) 金属製バットは著しく普及しており、バットは概ねバッ
ト本体とグリップエンド体を別体に形成し、任意手段に
よって一体に固着してなるものであり、グリップエンド
体の形状によってスタンダード形(第2図),タイカッ
プ形(第3図)と呼ばれている。
ト本体とグリップエンド体を別体に形成し、任意手段に
よって一体に固着してなるものであり、グリップエンド
体の形状によってスタンダード形(第2図),タイカッ
プ形(第3図)と呼ばれている。
バット本体とグリップエンド体の固着方法は、例えば、
第4図に示すようにバット本体の内側に設けた内ねじと
グリップエンド体の外側に設けた外ねじとを螺合して固
着するものや、第2図、第3図に示すようにバット本体
とグリップエンド体を溶接により固着するもの等が提供
されており、又実公昭61−4376号にはタイカップ形バッ
トのグリップエンドの構成が開示されている。
第4図に示すようにバット本体の内側に設けた内ねじと
グリップエンド体の外側に設けた外ねじとを螺合して固
着するものや、第2図、第3図に示すようにバット本体
とグリップエンド体を溶接により固着するもの等が提供
されており、又実公昭61−4376号にはタイカップ形バッ
トのグリップエンドの構成が開示されている。
(考案が解決しようとする課題) 本考案はタイカップ形バットにおける、バット本体とグ
リップエンド体の固着手段に関する考案である。
リップエンド体の固着手段に関する考案である。
タイカップ形バットはグリップエンド体の形状が大きい
ため、バット本体とグリップエンド体の固着部位がスタ
ンダード形に比較して打球部寄りになり、第3図に示す
溶接手段では溶接部が膨出する。そこでバットを把握し
た場合に掌に当たって感触を損なう欠点があり、第4図
に示す螺合手段においては螺合部領域が肉薄になる恐れ
がある。また、実公昭61−4376号の場合は、グリップ部
の外周に先端部はグリップ部の外周面に接触し後端部が
膨大になるよう筒状のグリップエンド部材を被着し、該
グリップエンド部材の終端部近くに溶接した構成である
から、バット本体とグリップエンド部材の先端部は溶接
していないため、打球時にグリップ部とグリップエンド
部材の先端の接触部において振動が生じ、把握した手を
痛める恐れがあり、それを予防するためにグリップエン
ド部材にゴム等の防振材を被覆しなければならないとい
う問題点があった。
ため、バット本体とグリップエンド体の固着部位がスタ
ンダード形に比較して打球部寄りになり、第3図に示す
溶接手段では溶接部が膨出する。そこでバットを把握し
た場合に掌に当たって感触を損なう欠点があり、第4図
に示す螺合手段においては螺合部領域が肉薄になる恐れ
がある。また、実公昭61−4376号の場合は、グリップ部
の外周に先端部はグリップ部の外周面に接触し後端部が
膨大になるよう筒状のグリップエンド部材を被着し、該
グリップエンド部材の終端部近くに溶接した構成である
から、バット本体とグリップエンド部材の先端部は溶接
していないため、打球時にグリップ部とグリップエンド
部材の先端の接触部において振動が生じ、把握した手を
痛める恐れがあり、それを予防するためにグリップエン
ド部材にゴム等の防振材を被覆しなければならないとい
う問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は、バット本体とグリップエンド体の固着におい
て、バット本体のグリップ端部に外ねじを設けるととも
に、グリップエンド体のねじ部領域を肉厚に形成して内
ねじを設け、バット本体とグリップエンド体の螺合界面
を拡大せしめバット本体のグリップ端部を延長してグリ
ップエンド体の内側底部に設けた任意形状の突起体に固
着したバットである。
て、バット本体のグリップ端部に外ねじを設けるととも
に、グリップエンド体のねじ部領域を肉厚に形成して内
ねじを設け、バット本体とグリップエンド体の螺合界面
を拡大せしめバット本体のグリップ端部を延長してグリ
ップエンド体の内側底部に設けた任意形状の突起体に固
着したバットである。
(作用) グリップエンド体のねじ部領域を肉厚に形成しバット本
体のグリップ端部を延長してグリップエンド体の内側底
部に設けた突起体とも固着することにより両者の固着を
一層確実にして、打球時のショックをねじ部領域とグリ
ップエンド体の内側底部に設けた突起体に分散せしめて
手に与えるショックを減衰する作用を奏する。
体のグリップ端部を延長してグリップエンド体の内側底
部に設けた突起体とも固着することにより両者の固着を
一層確実にして、打球時のショックをねじ部領域とグリ
ップエンド体の内側底部に設けた突起体に分散せしめて
手に与えるショックを減衰する作用を奏する。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は、アルミニュウム合金その他任意金属からなる
バット本体1のグリップ端部Dを延長して螺合部領域A
からグリップ端部Dに外ねじ3を設け、別体に形成した
グリップエンド体2のねじ部を肉厚に形成して内ねじ4
を設け、内側底部に環状突起5を形成し、該環状突起5
の内側に内ねじ14を設け、外ねじ3と内ねじ4及び外ね
じ3と内ねじ14とを螺合固着してバットを形成する。
バット本体1のグリップ端部Dを延長して螺合部領域A
からグリップ端部Dに外ねじ3を設け、別体に形成した
グリップエンド体2のねじ部を肉厚に形成して内ねじ4
を設け、内側底部に環状突起5を形成し、該環状突起5
の内側に内ねじ14を設け、外ねじ3と内ねじ4及び外ね
じ3と内ねじ14とを螺合固着してバットを形成する。
なお、各ねじ部に接着剤を用いると固着が確実になる。
(考案の効果) 本考案のタイカップ形バットは、バット本体とグリップ
エンド体との固着部は、グリップエンド体のねじ部領域
を、バット本体のグリップ端部を延長してグリップエン
ド体の内側底部に設けた任意形状の突起体とも固着する
ことにより固着を確実にするともに、打球時のショック
をグリップエンド体のねじ部領域と内側底部に設けた突
起体にも分散せしめるため手に与える打球時のショック
を減衰し手を痛めないなどの効果がある。
エンド体との固着部は、グリップエンド体のねじ部領域
を、バット本体のグリップ端部を延長してグリップエン
ド体の内側底部に設けた任意形状の突起体とも固着する
ことにより固着を確実にするともに、打球時のショック
をグリップエンド体のねじ部領域と内側底部に設けた突
起体にも分散せしめるため手に与える打球時のショック
を減衰し手を痛めないなどの効果がある。
第1図は本考案バットを示す要部断面図、第2図乃至第
4図は従来バットの実施例を示す要部断面図である。 1……バット本体、2……グリップエンド体、3……外
ねじ、4……内ねじ、5……環状突起、6……突起、7
……溶接、13……外ねじ、14……内ねじ、24……内ね
じ、A……螺合部領域、B……スタンダード形、C……
タイカップ形、D……グリップ端部。
4図は従来バットの実施例を示す要部断面図である。 1……バット本体、2……グリップエンド体、3……外
ねじ、4……内ねじ、5……環状突起、6……突起、7
……溶接、13……外ねじ、14……内ねじ、24……内ね
じ、A……螺合部領域、B……スタンダード形、C……
タイカップ形、D……グリップ端部。
Claims (1)
- 【請求項1】バット本体(1)とタイカップ形のグリッ
プエンド体(2)とを固着してなる金属製野球・ソフト
ボール用バットにおいて、グリップエンド体(2)はね
じ部領域を肉厚に形成し、グリップエンド体(2)の内
側底部に環状突起(5)を形成し、該グリップエンド体
(2)の内側部に内ネジ(4)と環状突起(5)の内側
部に内ネジ(14)を設け、バット本体(1)のグリップ
端部(D)を延長して螺合部領域(A)からグリップ端
部(D)を形成し、螺合部領域(A)からグリップ端部
(D)に外ねじ(3)を設け、グリップエンド体(2)
にバット本体(1)のグリップ端部(D)を螺合しなが
ら挿入し、バット本体(1)の外ねじ(3)とグリップ
エンド体の内ねじ(4)と環状突起(5)の内ねじ(1
4)とをそれぞれ螺合せしめてバット本体(1)にタイ
カップ形のグリップエンド体(2)を固着したことを特
徴とする金属製野球・ソフトボール用バット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989011618U JPH071170Y2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 金属製野球・ソフトボール用バット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989011618U JPH071170Y2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 金属製野球・ソフトボール用バット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02102270U JPH02102270U (ja) | 1990-08-14 |
JPH071170Y2 true JPH071170Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31220332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989011618U Expired - Lifetime JPH071170Y2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 金属製野球・ソフトボール用バット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071170Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614376U (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-11 | 三菱電機株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044212Y2 (ja) * | 1971-10-09 | 1975-12-17 |
-
1989
- 1989-02-01 JP JP1989011618U patent/JPH071170Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614376U (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-11 | 三菱電機株式会社 | コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02102270U (ja) | 1990-08-14 |
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