JPS6140509B2 - - Google Patents

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JPS6140509B2
JPS6140509B2 JP1791582A JP1791582A JPS6140509B2 JP S6140509 B2 JPS6140509 B2 JP S6140509B2 JP 1791582 A JP1791582 A JP 1791582A JP 1791582 A JP1791582 A JP 1791582A JP S6140509 B2 JPS6140509 B2 JP S6140509B2
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JP
Japan
Prior art keywords
spherical
collar
handle
vibration
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP1791582A
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English (en)
Other versions
JPS58137571A (ja
Inventor
Masaharu Kubokawa
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Original Assignee
Individual
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリートブレーカーや電気ハンマ
ー等の振動機器、特に上下衝撃のある振動機器に
使用する防振緩衝把手に関するものである。
これらの振動機器、例えば第1図に示すコンク
リートブレーカー1による岩石やコンクリートの
破さいは上下の衝撃振動によつて行われる。その
際作業者は、コンクリートブレーカー1の上部に
取付けられた把手2を握つて振動衝撃に抗しなが
ら作業を行なつている。
しかし、従来のこれらの振動機器の把手2はパ
イプ軸にゴム、樹脂等をコーテイングした程度の
ものであつたので、緩衝作用が極めて少なく、そ
のため作業者の手や腕や内蔵部にも及ぶ過負荷の
振動衝撃が加わり、白蟻病に似た症状を呈する疾
病や傷病などの職業病が頻繁に発生していた。
このような例は、他の振動機器、インパクトレ
ンチ、デイスクグラインダ等、あらゆる振動機器
においても生ずる。
本発明は、以上のような事情に鑑み成されたも
ので、作業者に伝わる衝撃的振動を著しく低減さ
せることができるように構成した防振緩衝把手を
提供することを目的とする。
本発明においては上記目的を達成するために、
球面カラーと該球面カラーの両側に配置される球
面受座とからなるカラーユニツトを把手軸に複数
嵌合させ、かつ軸方向への圧縮力を加えた状態で
固定し、そのほぼ全体を弾力性のあるソフトカバ
ーで覆つた構造の防振緩衝把手を採用した。
以下、図面に示す実施例に基いて本発明の詳細
を説明する。
第2図以下は本発明の実施例を示すものである
が、先ず第2図および第3図に基づいて説明す
る。全体を符号3で示すものは本発明に係る防振
緩衝把手である。この把手3は次のように構成さ
れている。4は把手軸で、本実施例にあつては丸
棒状に形成されているが、パイプ状のものであつ
てもよい。この把手軸4の一端(第2図中右端)
にはセツトカラー5が嵌合され、ボルト6によつ
て動かないように固定されている。把手軸4に
は、セツトカラー5の固定された側からそれぞれ
平座金7を介して防振緩衝座としての2種類の樹
脂製円板8,9、および防振機能を具えたカラー
ユニツト10が順次嵌合されている。そして、把
手軸4の終端部に六角ねじ11が螺合されること
によつて、前記樹脂製円板9が若干変形する程度
の軸方向圧縮力が加えられ、さらにそのほぼ全体
がゴム等の軟質性材からなるソフトカバー12で
覆われている。
次に上記のように構成されている把手2の各部
品について第3図〜第6図に基づき詳しく説明す
る。
把手軸4は丸棒状に形成され、その一端部には
小溝4aが設けられており、把手軸4にセツトカ
ラー5を固定する際、ボルト6の先端がこの小溝
4a中に嵌合するようになつている。把手軸4の
他端部には螺子部4bが設けられており、この螺
子部4bに六角ねじ11が螺合される。
セツトカラー5は厚肉円筒状に形成され、その
内径は把手軸4の外径と略同程度になつており、
一側にはボルト6を螺合させるための螺子孔部5
aが貫通して設けられている。
ボルト6はセツトカラー5を把手軸4に固定す
るためのもので、本実施例ではスプリングピン等
の細いものを使用している。
各樹脂製円板8,9およびカラーユニツト10
間に介在せしめられる平座金7は真鍮やアルミニ
ウム等の比較的軟質の金属材料から作られてお
り、その外径は樹脂製円板8,9およびカラーユ
ニツト10の外径より若干小さく、かつその内径
は把手軸4の外径とほぼ同じである。この平座金
7は、樹脂製円板8,9およびカラーユニツト1
0どうしが直接接触することによつて、必要以上
に変形、摩耗を起こすのを防止するためである。
樹脂製円板8は、第4図に詳しく示すように、
環状に形成され、その両面には円周方向に略等角
度間隔をおいて表裏交互に各々複数個の丸座の突
起8aが形成されている。この丸座の突起8aの
中心には孔8bが設けられている。この孔8bは
振動の緩衝作用を一層良好にするためのものであ
る。樹脂製円板8の内径は把手軸4の径とほぼ等
しくなつている。このように作られた樹脂製円板
8は軸方向と軽径方向双方の振動を分散吸収す
る。
樹脂製円板9は、第5図に示すように、環状に
形成され、その両面には内周方向に沿つて扇形の
凹凸が表裏交互に形成されており、各突出部9a
間は凹部9bとなつている。又、中心孔9cの周
縁には、リブ9dが、例えば突出部9aの延長と
して形成されており、これらリブ9dの内端部は
前記把手軸4の径とほぼ等しい直径をもつ円が内
接する円弧状面になつている。このようにして作
られている樹脂製円板9は主として軸方向の振動
を分散吸収する。この樹脂製円板9と前記樹脂製
円板8との外径を異ならしめて把5全体を握り易
い形にすることもできる。カラーユニツト10
は、球面カラー13とこの球面カラー13の両端
側に配置される球面受座14とから構成されてい
る。球面カラー13は樹脂製のもので、両端に球
面状凸部13a,13aのある厚肉円筒状に形成
されている。この球面カラー13の側壁には、防
振効果を高めるための貫通孔13bが複数形成さ
れている。この球面カラー13の中央部には軸心
方向に貫通する軸通し孔13cが設けられてい
る。この軸通し孔13cは把手軸4の径より若干
大きく形成されている。球面受座14は樹脂から
厚肉円筒状に形成されており、前記球面凸部13
aに接触する側にはほぼ同じ曲率半径の球面形状
にえぐられた球面状凹部14aが設けられ、その
中央部には軸心方向に貫通する軸通し孔14bが
設けられている。この軸通し孔14bの径は把手
軸4の径よりかなり大きく形成されている。従つ
て、球面カラー13とこの球面カラー13の両端
側に配置される球面受座14とからなるカラーユ
ニツト10を把手軸に取り付けた場合には、把手
軸4の弾性変形は可能であるが、把手軸4から手
に伝わる振動はカラーユニツト10を経る過程で
著しく緩衝される。
六角ねじ11の一端側には把手軸4の螺子部4
bや螺合される雌螺子部11aが設けられてお
り、その他端側には振動機器に取り付けるための
雄螺子部11bが設けられている。この六角ねじ
11はその螺合によつて樹脂製円板8,9および
カラーユニツト10等を軸方向に圧接させる機能
を有しており、その雄螺子部11bを振動機器の
取付部に螺合させれば簡単に取り付けられる。
ソフトカバー12はゴム等の比較的弾性のある
軟質性のもので比較的肉厚に作られており、六角
取付ねじ11の取付部からセツトカラーに至るま
で全面を覆つている。このソフトカバー12は大
小の直径の異なる各樹脂製円板8,9およびカラ
ーユニツト10等の周縁を連絡する滑らかな曲面
を形成し、作業者の握り易い凹凸ある把手3が完
成する。
第2図に示す実施例にあつては、軸方向と軸径
方向の双方の振動を分散吸収する樹脂製円板8
を、樹脂製円板9およびカラーユニツト10を挟
んだ両側に各1個ずつ配置しているが、その個数
および配置位置は振動機器の種類に応じ、適宜増
減させればよい(図示省略)。また主として軸方
向の振動を分散吸収する樹脂製円板9についても
同様である。また、振動機器の種類によつては、
樹脂製円板8,9を除いたカラーユニツト10の
みを軸方向に配置して構成してもよい。この場合
にはカラーユニツト10を構成する球面受座14
の両端側に球面凹部14aを設けてもよい(図示
省略)。
さらに、他の実施例として、第7図に示すよう
に、樹脂製円板9の代わりにコイルスプリング1
5をカラーユニツト10の間および両側に配置し
てもよい。
上記のようにして構成された本発明に係る防振
緩衝把手3は第8図に示すコンクリートブレーカ
ー1や第9図に示す電気ハンマー16等の振動機
器に使用して効果がある。
以上のように、本発明に係る防振緩衝把手は、
球面カラーと該球面カラーの両側に配置される球
面受座とからなるカラーユニツトを把手軸に複数
嵌合させ、かつ軸方向への圧縮力を加えた状態で
固定し、そのほぼ全体を弾力性のあるソフトカバ
ーで覆つて構成してあるので、次のような効果を
奏する。
即ち、振動機器から把手軸を介して伝えられる
振動が著しく緩衝され、疾病や傷病などの職業病
の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の把手が取り付けられたコンクリ
ートブレーカーの全体斜視図、第2図は本発明に
係る防振緩衝把手の部分縦断面、第3図はその分
解斜視図、第4図は樹脂製円板8の全体斜視図、
第5図は樹脂製円板9の全体斜視図、第6図はカ
ラーユニツトの分解斜視図、第7図は他の実施例
を示す部分縦断面図、第8図は本発明に係る防振
緩衝把手をコンクリートブレーカーに適用した例
を示す全体斜視図、第9図は電気ハンマーに適用
した例を示す全体斜視図である。 3…防振緩衝把手、4…把手軸、8,9…樹脂
製円板、10…カラーユニツト、13…球面カラ
ー、14…球面受座、12…ソフトカバー、15
…コイルスプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 両側に球面状凸部が形成されているとともに
    中心部に軸通し孔が設けられている球面カラー
    と、該球面カラーの両側に配置され、側部に前記
    球面状凸部が嵌合される球面状凹部が設けられて
    いるとともに中心部に軸通し孔が設けられている
    球面受座とからなるカラーユニツトが把手軸に複
    数嵌合され、かつ軸方向への圧縮力が加えられた
    状態で固定され、そのほぼ全体を弾力性のあるソ
    フトカバーで覆つてなる振動機器の防振緩衝把
    手。
JP1791582A 1982-02-05 1982-02-05 振動機器の防振緩衝把手 Granted JPS58137571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1791582A JPS58137571A (ja) 1982-02-05 1982-02-05 振動機器の防振緩衝把手

Applications Claiming Priority (1)

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JP1791582A JPS58137571A (ja) 1982-02-05 1982-02-05 振動機器の防振緩衝把手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58137571A JPS58137571A (ja) 1983-08-16
JPS6140509B2 true JPS6140509B2 (ja) 1986-09-09

Family

ID=11957047

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1791582A Granted JPS58137571A (ja) 1982-02-05 1982-02-05 振動機器の防振緩衝把手

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5345988B2 (ja) * 2004-07-15 2013-11-20 株式会社マキタ 防振ハンドル
US7676890B2 (en) 2005-10-25 2010-03-16 Black And Decker, Inc. Vibration dampening handle for a powered apparatus

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JPS58137571A (ja) 1983-08-16

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