JPS5839611A - ふけ防止頭髪化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビタミン１酢酸エステル及びバントテニルエチ
ルエーテルを含有した、ふけ防止頭髪化粧料に関する。

一般に、ふけは皮脂線の分泌物、汗腺の分泌物、表皮質
層の剥離脱離物等からなり、通常皮脂腺等の分泌大違に
より発生するが、皮膚に細菌や酵母が感染すると、ふけ
の発生が病的に助長されるといわれる。このため、従来
抗菌剤を添加した事髪化粧料がふけ防止に使用されてき
た。しかし、抗菌剤のなかには安全性に問題のあるもの
があり、また、抗菌剤を含む化粧料は連日便用により皮
膚常在菌の微妙なバランスをくずして、いわゆるエコー
ジーの点から時に好ましくない事態を起すことが指摘さ
れている。そこで抗菌剤を使用しない、ふけ防止が要望
されるが、これ壕で抗菌性によらない、ふけ抑制効果の
ある物質トシてはα−トコフエμｍル・ビタ建ンム酸エ
ステル（４１開昭５１−７３１３７号会報）やビタ電ン
］Ｃ−ニコチン酸エステ＃（ドイツ特許第２３０１５８
５号及び第２３０１６６０号会報）が報告されている。

しかし、これらのビタ建ン１（）コフエロールに同シ）
のエステル類は皮膚上での安定性Ｋｆｉ＋千問題があり
、加えて価格も高いという難点を有している。

そこで本発明者らは、広くビタミン１誘導体について、
ふけ防止効果のある物質を検索した結果、比較的構造の
簡単なビタミンＥ酢酸エステルが極めて有用であること
、そして、こめものｋそれ自体ではふけ防止効果を示さ
ないパントテニルエチルエーテルを組合りせると一層ふ
け防止効果を高めその分ビタミンＥ酢酸エステルの量を
軽減することができることを見出し、本発明をなすに至
った。

すなわち、本発明は、ビタきンＥ酢酸エステル（以下Ｆ
ＶＥＡＪともいう。）及びパントテニルエチルエーテル
（以下「Ｐ］ｌＪともいう。）を含有してなる頭髪化粧
料である。ＶＩＡを０、１重量−１以上、ｐｘｇ（：　
ｏ、　ｏ　１重量−以上含有さ（るのが好適である。

本発明の頭髪化粧料を使用すると、−皮組織内の代謝反
応が適度に調整され、ふけの発生を有効に防止すること
ができ、その効果はビタミン鳶酢酸エステル単独使用の
場合より大きい。もちろん本発明のものは抗菌剤を用い
る場合と異なり皮膚に安全である。

本発明におけるビタミンＥ酢酸エステル（ＶＩＡ）　　
は、公知の物質であって、粘稠な非晶質の油性物質であ
り、一般に油脂類、バラ、フィン、有機溶媒等に可溶で
あるが、水又は水性有機溶媒には不溶又は難溶である。

このものを化粧料に配合するには一般の油性物質を配合
する方法に準じて行えばよい。

パントテニルエチルエーテル（ＰＩＥ）＋２公知の物質
であって、粘稠で吸湿性があり、水、アルコール等に可
溶である。

本発明の頭髪化粧料においてｖｈムを０．１重量−以上
、ＰＥＥを０．０１重量−以上含有させるのが好適であ
る。ＶＩＣＡ単独使−の場合は０、５重量以上、好まし
くは１．０重量％以上で所期のふけ防止効果が発揮され
るが、しかし製品の形１１によってはｖｇムを１．Ｏｆ
ｉ以上含有させると、油分の分離等製品の形態を損う問
題が生じたり、あぶらつばくなるため使用性に問題を生
じることがある。そこでＶＩＡ　　の含有量を低下させ
る方法につき検討したところ、それ自体ではふけ防止効
果を示さないＰＥＥ’ｌ　ＷＥＡＫ対しん程度加えると
、ＶＥＡｆ’！濃度０．１重量−でもふけ防止に有効で
あることがわかった。

本発明の頭髪化粧料とは、頭髪ないし頭皮に施用される
ものを広（指し、例えば、ヘアトニ５ツク、ヘアリキッ
ド、頭皮用乳剤、ヘアクリーム、・＼アシャンプー等が
含まれる。本発明の頭髪化粧料には、前記必須成分であ
るＶＩＡ、ＰＩＥ　のほかに通常の成分例えば油性成分
、界面活性剤、保湿剤、アルコール、増粘剤、防腐剤、
紫外線吸収剤、色材、香料等が適宜適量添加されてもよ
い。

実験例 ｖｉ＋ム及びＰＩＥの配合量を変化させて、ふけ防止効
果を検討した。試料として第１１！に示す処方のヘア）
ニックを調製した。

、第　１　表 注ｖＥム二、ビタミンＥ酢酸エステル ｐｇＥ：ハントテニルエチルエーテル 対象者として２２〜３６オの男性４０名を無作為に選び
、各試料につき５名ずつ針４０名についてテストを行、
つた。ヘアトニックは洗髪後にのみ１回使用することと
し、試験開始前のふけ量と試験終了時洗髪３日後のふけ
量を比較し、試験終了時のふけ量が少い場合をふけ抑制
効果ありとし、ふけ量が変化しない場合、及び逆に増加
した場合をふけ抑制効果なしと判定した。電気掃除機を
用いて頭部を吸引し、採堆したふけの重量を橢定して第
２表に示す試験結果を得た。

第２表 ビタミンＥ酢酸エステＩＩ０．１％（試料ｌ）配合ヘア
）ニックの場合は対象者５名に対し全くふけ抑制効果を
示さないが、これにバントテニルエチルエーテルを０．
Ｏｌ−添加したヘアトニック（試料３）の場合は対象者
５基中４名にふけ抑制効果を示した。

ビタミンＥ酢酸エステル０．５　％配合ヘアトニック（
試料５）の場合は対象者５基中３名にふけ抑制効果が認
められたが、これにバントテニルエチルエーテルなｏ、
ｏ５ｓ配合すると（試料６）ふけ抑制効果は対象者全員
Ｋｌｌめられるようになった。パントテニルエチルエー
テル０．１−を単独に配合したヘアトニック（試料８）
を使用した対象者には全員ふけ抑制効果は認められなか
った。

次に本発明の実施例を示す。

実施例１ エチルアルコール５５＃にビタミンｇ酢酸エステルＱ、
ＩＩＩ、パントテニルエチルエーテｋｏ、ｏ１１１．ｄ
１９オキシエチレン（８モル）オレイルアルコールエー
テル２ｐ、２１ＦＩＮを適当量室温下に溶解してアルコ
ール相を得た。別に＊ａ水３７．８９１にグリセリｙ、
５．ｐ及び色素を適当量室温下に溶解して得た水相に前
記アルコール相を加え可溶化してヘアトニックを得た。

実施例２ エチルアルコール５４．８９ＩｉにビタミンＥ酢酸エス
テルｏ、１ｇ、バントテニルエチルエーテル０．０１，
９１．ポリオキシプロピレンブチルエーテル２０ｇ及び
香料を適当量室温下に溶解したアルコール相に適当量の
色素を含む精製水２５９を加え、混合してヘアリキッド
を得た。

実施例３ ステアリン酸２ｇ、セチルアルコール１．５ｇ、ワセリ
ン３ｇ、流動パラフィンＩｌｌ。

ポリオキシエチレン（１０モル）モノオレイン酸エステ
ル２１１．ビタミンＥ酢酸ニスｆ、ｙｖＯ，１９，パン
トテニルエチルエーテル０．０１９及び香料を適当量加
え８０″ＣＫ加熱して油相を得た。別にプロピレングリ
コール５Ｉ。

トリエタノールアミン１ｇ及び精製水７３．３９Ｉを８
０℃に加熱して水相を得た。この水相に、前記油相を攪
拌しつつ徐々に加え乳化、冷却して頭皮用乳液を得た。

実施例４ ステアリン酸２Ｉｉ、ステアリルアルコール７ＪＦ、還
元２ノリン２７７、スクワ２ン５，９゜オクチルドデカ
ノール６１．ポリオキシエテレ／（１０モル）セチルエ
ーテル３Ｊ１．グリ七すルモノステアレート２＃、ビタ
ミンＥ酢酸エステルｏ、１ｇ、：ントテニルエチルエー
テル０．０１１Ｉ及び香料を適当量加え８０℃に加熱し
て油相を得た。別にプロピレングリコール５Ｎ、精製水
６７．８９Ｆを８０℃に加熱して得た水相に、前記油相
な攪拌しつつ徐々に加え乳化、冷却してヘアクリームを
得た＠実施例５ 精製水７９．８９Ｉｉにラウリル硫酸トリエタノ−ルア
電ン１５ｊｌ、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイドｓ
ｙ、ビタミンＥ酢酸エステル０．１１１．バントテニル
エチルエーテル０．ＯＩＩ及び色素、香料を適当量添加
し、加熱混合後、冷却してヘアシャンプーラ得り。

特許出願人　株式会社資生堂 代理人□土居三部 手続補正書 １、事件の表示 特願昭８８−１３７０６２ ２、発明の名称 ふけ防止頭髪化粧料１ ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　　東京都中央区銀座七丁目Ｓ番５号氏　名（名
称）　　（１９５）株式会社貴生意（１）明細書第２頁
８行「ふけ防止」を「ふけ防止化粧料」と訂正する。

（２）　　同第２頁１５行「トコフェロール」を［α−
トコフェロール」と訂正する。

（３）　　同第３頁６行「軽減」を「低減」と訂正する
。

（４）同第３頁１２行「０．１重量％、以上」を「０．
１重量％以上、」と訂正する。

（５）同第４頁１６行「分離等」を「分離、白濁等」と
訂正する。

（６）同第５頁６行Ｆ乳剤」を「乳液」と訂正する。

（７）同第５頁１３行「実験例」を「試験例」と訂正す
る。

（８１同第６頁表の第１段「ポリオキシ（８モル）」ヲ
［ホリオキシエチレン（８モル）」と訂正する。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ビタ建ン冨酢酸エステル及びバントテニルエ
   チルエーテルを含有し【なる頭髪化粧料。
2. （２）　　ビタきン鳶酢酸エステル０．１重量％以上及
   びバントテニルエチルエーテル０．０１重量−以上を含
   有してなる特許請求の範５ｊＩ１項記載の頭髪化粧料。