JPH0524125B2 - - Google Patents

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JPH0524125B2
JPH0524125B2 JP59032092A JP3209284A JPH0524125B2 JP H0524125 B2 JPH0524125 B2 JP H0524125B2 JP 59032092 A JP59032092 A JP 59032092A JP 3209284 A JP3209284 A JP 3209284A JP H0524125 B2 JPH0524125 B2 JP H0524125B2
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JP
Japan
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hair
good
zeolite
type zeolite
silver
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JP59032092A
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Hiroshi Kanayama
Masayoshi Inui
Satoshi Ando
Saburo Nohara
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/006Antidandruff preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/19Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
    • A61K8/26Aluminium; Compounds thereof

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は後記特定の微粒子状ゼオライトを頭髪
用化粧料の基剤に配合することによつて改良され
た頭髪用化粧料に関する。更に詳しくは、抗菌性
(殺菌作用)、フケ防止効果、かゆみ防止効果、櫛
通り性、風合の良好な頭髪用化粧料に関する。頭
皮のフケおよびかゆみの発生要因は複雑で未だ明
らかではないが、文献によると頭皮に微生物が増
殖することによりフケおよびかゆみの発生は著る
しく促進されるともいわれている。 従来、コロイド状硫黄、硫化セレン、ヒドロキ
シキノリン等、多数の薬剤が用いられてきたが、
それらの薬剤は前記の効果およびその持続性、安
全性等の諸点で未だ充分なものが見出されていな
い。 本発明者等は、従来技術の難点を改良せんとし
て鋭意研究した結果、 (1) 後記特定の微粒子状ゼオライトは、皮膚刺激
なく人体に安全であること。 (2) 後記特定の微粒子状ゼオライトを頭髪用化粧
料基剤に配合してなる頭髪用化粧料は、抗菌性
(殺菌効果)、頭髪に良好なフケ防止効果、かゆ
み防止効果、櫛通り性および風合を付与し得る
こと。 等を見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、銀、銅、亜鉛からなる群
から選択された金属イオンの少なくとも一つを保
持している微粒子状のゼオライトを含有している
ことを特徴とする頭髪用化粧料である。 ゼオライトは一般に三次元的に発達した骨格構
造を有するアルミノシリケートであつて、一般に
は、 XM2/nO・Al2O3・ySiO2・ZH2O で表わされる。こゝでMはナトリウム、カルシウ
ム、カリウム、バリウム、ストロンチウム、nは
金属イオンの原子価、X、y、Zは係数である。
ゼオライトはその組成比および細孔径、比表面積
などの異る多くの種類のものが知られている。 しかし、本発明に使用するゼオライトはアルミ
ノシリケートよりなる天然または合成ゼオライト
のイオン交換可能な部分(前記一般式のM)に、
銀、銅、亜鉛からなる群から選択された少なくと
も一つの金属のイオンを保持しているゼオライト
でなければならない。 また、本発明に使用する前記特定のゼオライト
は、150〜1000m2/gの比表面積を有しているも
のが望ましい。このようなゼオライトを含む頭髪
化粧料は抗菌性、フケ防止効果、かゆみ防止効
果、櫛通り性および風合が特に優れている。 本発明に使用する前記特定の微粒子状ゼオライ
トは、例えば下記の如くして製造される。 銀イオン、銅イオンまたは亜鉛イオンとイオン
交換可能なナトリウムイオンを保持しているゼオ
ライト、例えばA型ゼオライト(組成は
0.94Na2O・Al2O3・1.92SiO2・XH2O)X型ゼオ
ライト(組成は0.99Na2O・Al2O3・2.55SiO2
XH2O)、Y型ゼオライト(組成は1.14Na2O・
Al2O3・4.90SiO2・XH2O)等に、所要濃度の銀
塩水溶液(例えば硝酸銀水溶液)、銅塩水溶液
(例えば硫酸銅水溶液)または亜鉛塩水溶液(例
えば塩化亜鉛水溶液)を添加した混合物を常温下
に撹拌して、イオン交換反応すると、前記ゼオラ
イトに保持されているナトリウムイオンが銀イオ
ン、銅イオンまたは亜鉛イオンに交換されたゼオ
ライト(銀ゼオライト、銅ゼオライトまたは亜鉛
ゼオライト)を生成する。このイオン交換された
ゼオライトを過した後、水洗して過剰の当該金
属イオン(金属塩)を除去し、その後乾燥してか
ら粉砕すると、本発明に使用する前記特定の微粒
子状ゼオライトが得られる。イオン交換に使用し
得るゼオライトとしては、前記のA型ゼオライ
ト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト等が好まし
く、天然モデルナイト、天然チヤバサイト等も同
様に使用し得る。 前記のナトリウムイオンを保持したゼオライト
類のイオン交換反応(処理)時に使用する当該金
属塩水溶液は、銀塩水溶液(硝酸銀水溶液)では
0.3モル以下(最も好ましくは0.1モル以下)、銅
塩水溶液(硫酸銅水溶液)では0.05モル以下、亜
鉛塩水溶液(塩化亜鉛水溶液)では2〜3モルの
範囲内が好ましい。 本発明に使用する上記の金属イオンを保持した
ゼオライト(絶乾物基準)中に占める金属の量
は、銀については30重量%以下、好ましくは
0.001〜5重量%であり、銅または亜鉛について
35重量%以下、好ましくは0.001〜15重量%であ
る。本発明に使用する前記特定の微粒子状ゼオラ
イトの平均粒径は2μ以下、最大粒径が10μ以下で
あれば、当該化粧料中に配合しやすく、かつ前記
効果の点から好ましい。 本発明に使用する前記特定の微粒子状ゼオライ
トは人体に安全で皮膚刺激がなく、後記ドレイズ
(Draize)の方法に準じて皮膚刺激試験を行なつ
た結果、動物皮膚刺激スコアーおよびヒト皮膚刺
激スコアーは何れも0であつて、皮膚刺激性のな
いことを確認している。〔Draize、J.H.、
Association of Food and Drug offcials of
the United States Appraisal of Safety of
Chemicals in Foods Drugs and Cosmetics、
46(1959)、Texas State Department of
Health、Austin〕 本発明の頭髪用化粧料は、シヤンプー、ヘアー
リンス、ヘアーコンデイシヨナー、ヘアークリー
ム、ヘアローシヨン、ヘアーミルク、ヘアーオイ
ルを包合し、かつ総称する。 本発明の前記特定の微粒子状ゼオライトの頭髪
用化粧料への配合量は、組成物の重量(処方成分
の全量重量)に対して0.001〜50重量%、好まし
くは0.1〜20重量%である。 本発明の頭髪用化粧料は、 (1) 頭部常在菌のStaphylococcus epidermidis
等のグラム陽性菌に対して長時間、持続性のあ
る殺菌効果を発揮し、頭部のフケおよびかゆみ
の発生を未然に防止し得る。 (2) 頭皮における皮脂成分の分解生成物を容易に
吸着して頭髪のフケおよびかゆみの発生要因を
除去し得る。 (3) 本発明の前記微粒子状ゼオライトが頭髪に容
易に吸着して頭髪の櫛通り性を向上し、風合を
良好ならしめる。 等、その商品価値は極めて高い。 以下、実施例について説明する。 なお、実施例に示した部とは、重量部を、%と
は重量%を意味する。また、実施例に示した抗菌
力、毛髪の櫛通り性、官能テスト(毛髪の風合、
フケ防止効果、かゆみ防止効果)等の試験法は次
の通りである。 (1) 抗菌力試験 菌の前培養液調製 東部常在菌であるStaphylococcus
Epidermidisを使用し、SCDブロス(培地)
中にて32℃、48時間振とう培養した。 サンプル調製 各化粧料サンプルをSCDブロス(培地)
で10%になる様に調製した。 実験 500ml容の三角フラスコに調製サンプル10
mlと前培養液0.1mlを混合投入する。これを
32℃に振とう培養を行ない、48時間後、各試
験液1ml中の菌数をプレートコロニーカウン
ター法(32℃、72時間、SCD寒天培地)に
て、測定した。 評価 死滅率を以下の式にて求めた。 死滅率(%)=100−サンプル添加時の生存菌数(10g
/ml.2日)/サンプル未添加時の生存菌数(10g/ml
.2日)×100 この値が大きいほど抗菌力は高い。 (2) 毛髪の櫛通り(動摩擦係数)試験 処理毛髪の櫛通りしやすさを調べる為に、毛
髪4gを試料化粧料0.5gで処理した後、その
動摩擦係数をレーダー法摩擦測定機で測定し
た。尚、この値が小さいほど櫛通りが良い事を
示す。 (3) 官能試験法 下記の各試験は男性10名、女性10名の計20名
のパネラーにより実施した。 風合 櫛通りテスト用の処理毛髪の毛束における
処理前後の柔軟性を比較した。 数値はパネラー20人中、処理後柔軟である
事を認めた人数により表わした。 フケ防止効果、かゆみ防止効果 試料化粧料は1日1回使用する事として、
2週間の連用試験を行なつた。試験開始時と
試験終了後のフケ、かゆみを比較し、試験終
了時のフケの量が少ない場合は、フケ防止効
果が良好であることを認めるとし、同じくか
ゆみを感じない場合は、かゆみ防止効果が良
好であることを認めるとした。 数値は、パネラー20人中の効果を認めた人
数で表わした。 実施例 1 (1) 本発明に使用する銀−Y型ゼオライトの製造
ゼオライト素材であるY−型ゼオライト(組成
は、1.14Na2O・Al2O3・4.90SiO2・XH2O)
(粒子径は0.6μ、比表面積は908m2/g)の乾燥
物250gに1/10M硝酸銀水溶液500mlを加えて得
られた混合物を室温にて5時間撹拌下に保持し
てイオン交換を行なつた。このイオン交換法に
より得られた銀−Y型ゼオライトを過した
後、水洗して過剰の銀イオンを除去した。 次に水洗済みの銀−Y型ゼオライトを100〜
105℃で乾燥してから粉砕して銀−Y型ゼオラ
イトの微粉末を得た。得られた銀−Y型ゼオラ
イト乾燥物の銀含有量は2.03%、比表面積は
875m2/g、粒子径は平均0.6μであつた。 (2) 本発明のヘアークリームの調製 前記(1)で得られた銀−Y型ゼオライト0.1部
を水76.9部の中に均一に分散した分散液(80
℃)を、セチルアルコール5部、流動パラフイ
ン10部、ポリオキシエチレン(EO=5モル)
セチルエーテル3部、ステアリン酸モノグリセ
リド2部およびラノリン脂肪酸イソプロピルエ
ステル3部からなる均一混合物の溶融物(80
℃)の中に撹拌下に添加して乳化した後、30℃
に冷却して、本発明のヘアークリームを調製し
た。 (3) 本発明のヘアークリームの性能 前記(2)で得られた本発明のヘアークリームを
毛髪に使用した場合の効果(性能)について、
前記の試験法によつてしらべた。 その結果、櫛通り試験の動摩擦係数は0.144
で櫛通りは極めて良好であつた。 官能テストにおける毛髪の風合が良好である
と答えた人は20人中18人、フケ防止効果が良好
であると答えた人は20人中17人、かゆみ防止効
果が良好であると答えた人は20人中18人であつ
た。 また、このヘアークリームの抗菌力は死滅率
として100%であつた。 比較例 1 実施例1の(3)で使用した銀−Y型ゼオライトを
使用せず、かつ水を77部使用する他は、実施例1
と同様に行なつて、比較(対照)のヘアークリー
ムを調製した。得られた比較のヘアークリームを
使用した毛髪の動摩擦係数は0.233で櫛通り性は
不良であつた。また官能テストにおける風合が良
好であると答えた人は20人中2人、フケ防止効果
が良好であると答えた人は20人中1人、かゆみ防
止効果が良好であると答えた人は20人中2人であ
つた。また、このヘアークリーム抗菌力は死滅率
として0%であつた。 比較例 2 本発明の銀−Y型ゼオライトの代りに、実施例
1の(1)で使用したゼオライト素材のY−型ゼオラ
イトを使用する他は、実施例1の(3)と同様に行な
つて、比較のヘアークリームを調製した。 このヘアークリームを使用した毛髪の動摩擦係
数は0.200で櫛通り性は不良であつた。また官能
テストにおける手髪の風合が良好であると答えた
人は20人中8人、フケ防止効果が良好であると答
えた人は20人中5人、かゆみ防止効果が良好であ
ると答えた人は20人中6人であつた。また、この
ヘアークリーム抗菌力は死滅率として0%であつ
た。 実施例 2 (1) 本発明に使用する銅−Y型ゼオライトの製造 1/10M硝酸銀水溶液の代わりに1/2M硫酸銅
水溶液1使用する他は、実施例1の(1)と同様
にイオン交換を行なつて、銅−Y型ゼオライト
の微粉末を得た。得られた銅−Y型ゼオライト
の乾燥物の銅含有量は8.70%、比表面積は903
m2/g、粒子径は平均1.6μであつた。 (2) 本発明のヘアークリームとその性能 銀−Y型ゼオライトの代りに上記の銅−Y型
ゼオライトを使用する他は、実施例1の(2)と同
様に行なつて、本発明のヘアークリームを調製
した。得られたこのヘアークリームを使用した
毛髪の動摩擦係数は0.160で櫛通り性は極めて
良好であつた。また、官能テストにおける、毛
髪の風合が良好であると答えた人は20人中19
人、フケ防止効果が良好であると答えた人は、
20人中18人、かゆみ防止効果が良好であると答
えた人は20人中18人であつた。また、このヘア
ークリームの抗菌力は死滅率として98%であつ
た。 実施例 3 (1) 本発明に使用する亜鉛−Y型ゼオライトの製
造 1/10M硝酸銀水溶液の代りに、2M塩化亜鉛
水溶液1使用する他は、実施例1の(1)と同様
にイオン交換を行なつて、亜鉛−Y型ゼオライ
トの微粉末を得た。得られた亜鉛−Y型ゼオラ
イトの乾燥品の亜鉛含有量は10.9%、比表面積
は846m2/g、粒子径は平均0.6μであつた。 (2) 本発明のヘアークリームとその性能 銀−Y型ゼオライトの代りに、上記の亜鉛−
Y型ゼオライトを使用する他は、実施例1の(2)
と同様に行なつて、本発明のヘアークリームを
調製した。 このヘアークリームを使用した毛髪の動摩擦
係数は0.161で櫛通りは極めて良好であつた。
また、官能テストにおける毛髪の風合が良好で
あると答えた人は20人中18人、フケ防止効果が
良好であると答えた人は20人中19人、かゆみ防
止効果が良好であると答えた人は20人中18人で
あつた。また、このヘアークリームの抗菌力は
死滅率として100%であつた。 実施例 4 実施例2の(1)で製造した銅−Y型ゼオライト1
部と水75部とポリオキシエチレン(E.O=3モ
ル)ラウリルエーテル15部とドデシル硫酸ナトリ
ウム2部とヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド7部
を撹拌下に混合して本発明のシヤンプーを調製し
た。 得られたシヤンプーを使用した毛髪の動摩擦係
数は0.182で櫛通り性は極めて良好であつた。ま
た官能テストにおける毛髪の風合が良好であると
答えた人は20人中18人、フケ防止効果が良好であ
ると答えた人は20人中19人、かゆみ防止効果が良
好であると答えた人は20人中18人であつた。ま
た、このシヤンプーの抗菌力は死滅率として100
%であつた。 比較例 3 銅−Y型ゼオライトを使用せず、かつ水を76部
使用する他は、実施例4と同様に行なつて比較
(対照)のシヤンプーを調製した。 得られたシヤンプーを使用した毛髪の動摩擦係
数は0.243で櫛通りは不良であつた。また官能テ
ストにおける毛髪の風合が良好であると答えた人
は20人中3人、フケ防止効果が良好であると答え
た人は20人中1人、かゆみ防止効果が良好である
と答えた人は20人中2人であつた。またこのシヤ
ンプーの抗菌力は死滅率として0%であつた。 実施例 5 (1) 本発明に使用する亜鉛−X型ゼオライトの製
造 Y−型ゼオライトの代りに、X−型ゼオライ
ト(組成は0.99Na2O・Al2O3・2.55SiO2
XH2O、粒子径は1.6μ、比表面積は838m2/g)
を使用する他は、実施例3の(1)と同様にイオン
交換および後処理を行なつて、本発明に使用す
る亜鉛−X型ゼオライトの微粉末を製造した。
得られた亜鉛−X型ゼオライトの乾燥品の亜鉛
含有量は0.82%、比表面積は826m2/g、平均
粒径は1.6μであつた。 (2) 本発明のヘアーリンスとその性能 前記(1)で得られた亜鉛−X型ゼオライト5
部、水71部、塩化ステアリルトリメチルアンモ
ニウム1部、流動パラフイン1部、ラノリン酸
イソプロピルエステル0.5部、セチルアルコー
ル2部、ポリオキシエチレン(EO=5モル)
オレイルエーテル1部、ステアリン酸モノグリ
セライド0.5部およびグリセリン8部を撹拌下
に混合して、本発明のヘアーリンスを調製し
た。得られたヘアーリンスを使用した毛髪の動
摩擦係数は0.129で、櫛通りは極めて良好であ
つた。また官能テストにおける風合が良好であ
ると答えた人は20人中20人、フケ防止効果が良
好であると答えた人は20人中19人、かゆみ防止
効果が良好であると答えた人は20人中18人であ
つた。また、このヘアーリンスの抗菌力は死滅
率として100%であつた。 比較例 4 実施例5の(1)で得られた亜鉛−X型ゼオライト
を使用せず、かつ水を76部使用する他は実施例5
の(2)と同様に行なつて、比較(対照)のヘアーリ
ンスを調製した。得られたヘアーリンスを使用し
た毛髪の動摩擦係数は0.171であつた。また官能
テストにおける毛髪の風合が良好であると答えた
人は20人中8人、フケ防止効果が良好であると答
えた人は20人中4人、かゆみ防止効果が良好であ
ると答えた人は20人中2人であつた。また、この
ヘアーリンスの抗菌力は死滅率として40%であつ
た。 実施例 6 (1) 本発明に使用する銀−A型ゼオライトの製造 実施例1の(1)で使用したY−型ゼオライトの
代りにA−型ゼオライト(組成は、
0.94Na2O・Al2O3・1.92SiO2・XH2O、粒子径
は1.1μ、比表面積は664m2/g)を使用する他
は、実施例1の(1)と同様にイオン交換および後
処理を行なつて、本発明に使用する銀−A型ゼ
オライトを製造した。得られた銀−A型ゼオラ
イトの乾燥品の銀含有量は2.39%、比表面積は
629m2/g、平均粒径は1.1μであつた。 (2) 本発明のヘアーローシヨンとその性能 前記(1)で得られた銀−A型ゼオライト0.1部、
水43.4部、エチルアルコール50部、L−メント
ール0.5部、グリセリン5部および香料1部を
撹拌下に混合して、本発明のヘアーローシヨン
を調製した。 得られたヘアーローシヨンを使用した毛髪の
動摩擦係数は0.188で櫛通りは極めて良好であ
つた。また官能テストにおける風合が良好であ
ると答えた人は20人中18人、フケ防止効果が良
好であると答えた人は20人中19人、かゆみ防止
効果が良好であると答えた人は20人中18人であ
つた。 比較例 5 実施例6の(1)で得られた銀−A型ゼオライトを
使用せず、かつ水を43.5部使用する他は、実施例
6の(2)と同様に行なつて、比較(対照)のヘアー
ローシヨンを調製した。得られたヘアーローシヨ
ンを使用した毛髪の動摩擦係数は0.221で櫛通り
は不良であつた。また官能テストにおける毛髪の
風合が良好であると答えた人は20人中2人、フケ
防止効果が良好であると答えた人は20人中1人、
かゆみ防止効果が良好であると答えた人は20人中
1人であつた。 実施例 7 実施例1の(2)で使用した銀−Y型ゼオライトの
配合量を後記第1表に示す如く、変化せしめた場
合のヘアークリームの性能をしらべた。その結果
を第1表に示した。第1表の結果からも明らかな
ように、銀−Y型ゼオライトの配合量は、組成物
の重量(処方成分の全量重量)に対して0.001〜
50重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜20重
量%である。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 銀、銅、亜鉛からなる群から選択された金属
    イオンの少なくとも一つを保持している微粒子状
    のゼオライトを含有していることを特徴とする頭
    髪用化粧料。 2 前記の微粒子状ゼオライトが、組成物の重量
    に対して0.001〜50重量%含有している特許請求
    の範囲第1項記載の頭髪用化粧料。 3 前記の微粒子状ゼオライトが、150〜1000
    m2/gの比表面積を有しているものである特許請
    求の範囲第1項記載の頭髪用化粧料。
JP3209284A 1984-02-21 1984-02-21 頭髪用化粧料 Granted JPS60174707A (ja)

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