JPS5839443B2 - ポリテトラフルオロエチレンフアインパウダ−の製造方法 - Google Patents
ポリテトラフルオロエチレンフアインパウダ−の製造方法Info
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- JPS5839443B2 JPS5839443B2 JP55072930A JP7293080A JPS5839443B2 JP S5839443 B2 JPS5839443 B2 JP S5839443B2 JP 55072930 A JP55072930 A JP 55072930A JP 7293080 A JP7293080 A JP 7293080A JP S5839443 B2 JPS5839443 B2 JP S5839443B2
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F114/00—Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
- C08F114/18—Monomers containing fluorine
- C08F114/26—Tetrafluoroethene
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
- Y10T428/2982—Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリテトラフルオロエチレンファインパウダ
ーの製造lこ関する。
ーの製造lこ関する。
ポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEと略称す
る。
る。
)ファインパウダーは、通常、ペースト押出法によって
電線被覆や細物チューブ、テープ、フィルム、パイプな
どに加工されるが、用途や加工条件に応じてその目的に
適した性質を有する各種のPTFEファインパウダーが
開発され有効に用いられてきている。
電線被覆や細物チューブ、テープ、フィルム、パイプな
どに加工されるが、用途や加工条件に応じてその目的に
適した性質を有する各種のPTFEファインパウダーが
開発され有効に用いられてきている。
たとえば、ペースト押出操作を行う場合、PTFEファ
インパウダーを潤滑助剤と配合してペースト状の塊とな
しこれを押出機のシリンダーに装填し小さなノズルを通
して押出すが、この時高い絞り比(押出機のノズル断面
図に対するシリンダー断面積の比での押出しを可能にす
るために、特公昭37−4643号公報明細書や特開昭
51−36291号公報明細書などに記載の製造方法に
よるPTFEファインパウダーが広く使用されている。
インパウダーを潤滑助剤と配合してペースト状の塊とな
しこれを押出機のシリンダーに装填し小さなノズルを通
して押出すが、この時高い絞り比(押出機のノズル断面
図に対するシリンダー断面積の比での押出しを可能にす
るために、特公昭37−4643号公報明細書や特開昭
51−36291号公報明細書などに記載の製造方法に
よるPTFEファインパウダーが広く使用されている。
また、ある種のPTFEファインパウダーはねじ継目の
シールテープ用として特にすぐれた性能を発揮する。
シールテープ用として特にすぐれた性能を発揮する。
近年、PTFEの特殊な応用分野として、多孔性材料に
対する関心が高まり、その製造法のいくつかはすでに公
表されている。
対する関心が高まり、その製造法のいくつかはすでに公
表されている。
その中の代表例として特公昭51−18991号明細書
には、PTFEファインパウダーのペースト押出機を未
焼結のまま10%/sec以上の高い延伸速度で延伸し
てマトリックス引張強度514Kg/ca以上の多孔体
を製造する方法番こ関する発明が示されており、この発
明は未焼結ペースト押出物が高温下で延伸速度の極めて
高い場合【こは切断することなく高度に延伸されるとい
う極めて特異な性質の発見に基づくものである。
には、PTFEファインパウダーのペースト押出機を未
焼結のまま10%/sec以上の高い延伸速度で延伸し
てマトリックス引張強度514Kg/ca以上の多孔体
を製造する方法番こ関する発明が示されており、この発
明は未焼結ペースト押出物が高温下で延伸速度の極めて
高い場合【こは切断することなく高度に延伸されるとい
う極めて特異な性質の発見に基づくものである。
かくして延伸されたPTFE成形体は延伸方向に対する
強度が高く、見掛密度が低い多孔体であり、そのままま
たは焼成した後、有用な多孔性材料として使用される。
強度が高く、見掛密度が低い多孔体であり、そのままま
たは焼成した後、有用な多孔性材料として使用される。
特公昭51−18991号明細書に開示されている如く
、未焼結PTFEペースト押出物を延伸する場合、高温
はど切断し難く、且つ延伸速度の犬なるほど切断せずに
高度に延伸することができる。
、未焼結PTFEペースト押出物を延伸する場合、高温
はど切断し難く、且つ延伸速度の犬なるほど切断せずに
高度に延伸することができる。
しかして、延伸速度は、場合によっては、5000俤/
S e Cないし40000%/s e cなどの高速
度が適用される。
S e Cないし40000%/s e cなどの高速
度が適用される。
また、延伸性(切断せずに延伸することができ均質な多
孔体を得ることができる性質)は、原料PTFEファイ
ンパウダーによって異なる、例えば、特会昭37−46
43号明細書に開示される方法によって得られる変性P
TFEファインパウダーは延伸性が悪く、多孔性材料を
得るには、より速い延伸速度とより高い温度での延伸工
程を必要とする。
孔体を得ることができる性質)は、原料PTFEファイ
ンパウダーによって異なる、例えば、特会昭37−46
43号明細書に開示される方法によって得られる変性P
TFEファインパウダーは延伸性が悪く、多孔性材料を
得るには、より速い延伸速度とより高い温度での延伸工
程を必要とする。
なお、また、一般に原料PTFEファインパウダーの結
晶化度が高いほど、その延伸性は思好な傾向にあり、原
料PTFEファインパウダーをあらかじめ200℃以上
融点以下の温度で加熱処理を行なった場合、その延伸性
が向上する傾向を示すことも知られている。
晶化度が高いほど、その延伸性は思好な傾向にあり、原
料PTFEファインパウダーをあらかじめ200℃以上
融点以下の温度で加熱処理を行なった場合、その延伸性
が向上する傾向を示すことも知られている。
また特開昭53−60979号明細書には、平均分子量
が500万以上、非晶係数が0.1以下、数平均の一次
粒子径が0.1〜0.4ミクロンであり、示差走査熱量
計による結晶融解図上347℃±2℃の範囲に鋭いピー
クを持ち、330℃から該吸熱ピークの温度の間には明
確なピークないしはショルダーを示さないことを特徴と
するPTFEファインパウダーが記載されており、この
粉末は延伸性にすぐれているが、なお均質な延伸に対し
ては問題を有5ている。
が500万以上、非晶係数が0.1以下、数平均の一次
粒子径が0.1〜0.4ミクロンであり、示差走査熱量
計による結晶融解図上347℃±2℃の範囲に鋭いピー
クを持ち、330℃から該吸熱ピークの温度の間には明
確なピークないしはショルダーを示さないことを特徴と
するPTFEファインパウダーが記載されており、この
粉末は延伸性にすぐれているが、なお均質な延伸に対し
ては問題を有5ている。
本発明の目的は、従来技術に比べて延伸性のすぐれたP
TFEファインパウダーの製造方法を提供することにあ
る。
TFEファインパウダーの製造方法を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、ペースト押出、乾燥、焼成して機
械的強度が従来品より著しくすぐれたチューブ、ロッド
などの成形品を得ることができるPTFEファインパウ
ダーの製造方法を提供することにある。
械的強度が従来品より著しくすぐれたチューブ、ロッド
などの成形品を得ることができるPTFEファインパウ
ダーの製造方法を提供することにある。
これらの目的は、水溶性重合開始剤と非テロゲン性でコ
ロイドPTFE粒子を安定に存在させるに充分な界面活
性剤とを含む水性媒体中で、55〜120℃の温度範囲
の下にテトラフルオロエチレン(以下、TFEと略称す
る)を重合するにあたり、重合反応開始後、重合すべき
全TFE量の少くとも10重量係が重合に消費された後
であって85重量多が重合に消費される以前に、25℃
における水への醇解度が2.5XIO″m o l/L
以上の芳香族ヒドロキシ化合物、芳香族アミン類および
キノン化合物から選ばれた少くとも一種の化合物であっ
て重合系内の遊離基(以下、ラジカルという。
ロイドPTFE粒子を安定に存在させるに充分な界面活
性剤とを含む水性媒体中で、55〜120℃の温度範囲
の下にテトラフルオロエチレン(以下、TFEと略称す
る)を重合するにあたり、重合反応開始後、重合すべき
全TFE量の少くとも10重量係が重合に消費された後
であって85重量多が重合に消費される以前に、25℃
における水への醇解度が2.5XIO″m o l/L
以上の芳香族ヒドロキシ化合物、芳香族アミン類および
キノン化合物から選ばれた少くとも一種の化合物であっ
て重合系内の遊離基(以下、ラジカルという。
)に付加もしくは連鎖移動した後に再開始能力を有しな
い重合停止剤を水性媒体に対して0.7〜20ppm添
加し、重合停止剤を添加しないこと以外は同一の重合条
件下に同量のTFEを重合する時に比べて全重合時間を
少くとも130%長<することにより達成することがで
きる。
い重合停止剤を水性媒体に対して0.7〜20ppm添
加し、重合停止剤を添加しないこと以外は同一の重合条
件下に同量のTFEを重合する時に比べて全重合時間を
少くとも130%長<することにより達成することがで
きる。
本発明による製造方法はコロイド状PTFE水性分散体
を製造する以下の周知の方法を基本的に列中できる。
を製造する以下の周知の方法を基本的に列中できる。
まず、攪拌機を有するステンレス製ないしガラスライニ
ングされたオートクレーブ中(こ脱酸素脱イオン化した
水と、コロイド状PTFE咬子を安定に存在させるに十
分な界面活性剤および、場合によっては、重合中のラテ
ックスを安定に保つために炭素数12以上の、重合条件
下で液状を呈する実質的に不活性な飽和炭化水素を仕込
み、空間を不活性ガスで置換したのち、TFEを導入し
所望の圧力まで加圧する。
ングされたオートクレーブ中(こ脱酸素脱イオン化した
水と、コロイド状PTFE咬子を安定に存在させるに十
分な界面活性剤および、場合によっては、重合中のラテ
ックスを安定に保つために炭素数12以上の、重合条件
下で液状を呈する実質的に不活性な飽和炭化水素を仕込
み、空間を不活性ガスで置換したのち、TFEを導入し
所望の圧力まで加圧する。
TFE圧力は、通常5〜40 Kgf/crrt が適
当である。
当である。
続いて系内を所望の重合温度に保ち、開始剤を添加して
重合反応を開始させる。
重合反応を開始させる。
反応は、水性媒体lこ対し15〜45重量係のPTFE
が生成するまで連続的lこTFEを追加しながら進行さ
せる。
が生成するまで連続的lこTFEを追加しながら進行さ
せる。
反応終了後、生成したラテックスを凝析、洗浄し、乾燥
すればPTFEファインパウダーが得られる。
すればPTFEファインパウダーが得られる。
界面活性剤としては、たとえば、一般式:X(C,F2
)。
)。
C00HC式中、XはH,CtまたはF、nは6〜12
の整数を表わす〕、一般式:Ct(CF2CFCl)。
の整数を表わす〕、一般式:Ct(CF2CFCl)。
CF2COOH〔式中、nは2〜6の整数を表わす。
〕、ゴ般式:CnF2n+l5O3H〔式中、nは5〜
9の整数を表わす。
9の整数を表わす。
〕などで表わされる酸またはその塩に代表される含フッ
素系界面活性剤が最も一般的に使用でき、その使用量は
水性媒体に対し0.01−0.5重量係が適当である。
素系界面活性剤が最も一般的に使用でき、その使用量は
水性媒体に対し0.01−0.5重量係が適当である。
重合開始剤としては、コロイド状PTFE水性分散体を
得るために通常用いられる水鼎性過硫酸塩を単独で、ま
たは、適当な還元剤とともにレドックス系として使用す
ることができる。
得るために通常用いられる水鼎性過硫酸塩を単独で、ま
たは、適当な還元剤とともにレドックス系として使用す
ることができる。
重合開始剤は比較的低濃度で使用する方が好ましく、過
硫酸アンモニウムの場合、重合温度70℃では水性媒体
に対する濃度が0.004重量重量下、好ましくは0.
002重量重量子である。
硫酸アンモニウムの場合、重合温度70℃では水性媒体
に対する濃度が0.004重量重量下、好ましくは0.
002重量重量子である。
このよう【こ重合開始剤を低濃度で使用する理議は高度
の延伸性を有するPTFEファインパウダーlこは高い
分子量が要求され、高分子量を実現するためIこは重合
開始剤を低濃度で使用することが有利だからである。
の延伸性を有するPTFEファインパウダーlこは高い
分子量が要求され、高分子量を実現するためIこは重合
開始剤を低濃度で使用することが有利だからである。
一般に界面活性剤と重合開始剤とを含む水性媒体中でコ
ロイド状PTFE水性分散体を製造する場合、系中に分
子量を低下させる連鎖移動剤を特別に添加しない限り、
分子量は重合の経過と共に増大する。
ロイド状PTFE水性分散体を製造する場合、系中に分
子量を低下させる連鎖移動剤を特別に添加しない限り、
分子量は重合の経過と共に増大する。
重合体ラジカルの停止反応速度が著しく小さく、リビン
グ的反応をするのが最大の理由である。
グ的反応をするのが最大の理由である。
このため、本発明)こ好適な低濃度で重合開始剤を使用
する重合反応においては、後述の重合停止剤の添加なし
でも、かなり高分子量のPTFEが得られる。
する重合反応においては、後述の重合停止剤の添加なし
でも、かなり高分子量のPTFEが得られる。
重合すべきTFEの半分量が重合した段階の数平均分子
量においてさえその値は250万を超える。
量においてさえその値は250万を超える。
(数平均分子量250万は後述のSQ値で約2.210
に相当する。
に相当する。
)。本発明の特徴の一つである重合温度の条件は55℃
以上で120℃以下、好ましくは60〜85℃程度の範
囲が適当である。
以上で120℃以下、好ましくは60〜85℃程度の範
囲が適当である。
重合温度が低すぎると重合速度が小さすぎて経済的でな
いばかり、か、PTFEの結晶の本質的問題によって、
延伸性に悪影響を与える。
いばかり、か、PTFEの結晶の本質的問題によって、
延伸性に悪影響を与える。
また、高すぎる重合温度では、通常用いられる開始剤(
たとえば過儲酸塙)の分解速度が大きすぎて連続的に開
始剤を追加する不便を伴う上に、水の蒸気正分たけオー
トクレーブ中のモノマー濃度が低下し、重合速度の面か
らも不利である。
たとえば過儲酸塙)の分解速度が大きすぎて連続的に開
始剤を追加する不便を伴う上に、水の蒸気正分たけオー
トクレーブ中のモノマー濃度が低下し、重合速度の面か
らも不利である。
次に本発明の主要な特徴である重合停止剤の重合系への
添加時期と重合反応時間を長くする程度について説明す
る。
添加時期と重合反応時間を長くする程度について説明す
る。
添加時期は粒子の核形成期を過ぎた後が適当であり、そ
の意味で重合すべき全TFEの少くともlo%が重合l
こ消費された後であれば広範な重合条件下でその要件に
かなう。
の意味で重合すべき全TFEの少くともlo%が重合l
こ消費された後であれば広範な重合条件下でその要件に
かなう。
しかし重合すべき全TFEの85%が消費した後に重合
停止剤を添加した場合は本発明の目的とする延伸性のす
ぐれたPTFEファインパウダーを得ることは困難であ
る。
停止剤を添加した場合は本発明の目的とする延伸性のす
ぐれたPTFEファインパウダーを得ることは困難であ
る。
さらに好ましくは、重合停止剤の添加時期は、消費割合
が全TFEに対して15〜80%の期間である。
が全TFEに対して15〜80%の期間である。
該重合停止剤を、消費量が重合すべき全TFEの10%
以前もしくは重合開始前に系内(こ導入した場合は、重
合反応速度が著しく低下し反応の続行が不可能になり、
特に後者の場合、反応の開始そのものが困難となる。
以前もしくは重合開始前に系内(こ導入した場合は、重
合反応速度が著しく低下し反応の続行が不可能になり、
特に後者の場合、反応の開始そのものが困難となる。
ところが重合反応が10係以上進行した後に本発明で用
いられる重合停止剤を添加すると、反応速度は徐々に低
下はするものの実質的な停止にはいたらず、常法と同程
度のTFEの消費まで重合を進行させうるという興味あ
る現象を呈する。
いられる重合停止剤を添加すると、反応速度は徐々に低
下はするものの実質的な停止にはいたらず、常法と同程
度のTFEの消費まで重合を進行させうるという興味あ
る現象を呈する。
このように本発明方法は、重合停止剤を添加することに
より重合時間を長くする、即ち、重合速度を低下させる
ことが逆に必要であるといえ、本発明の目的とする重合
体を得るための具体的方法としては、系中への重合停止
剤の添加をする場合と、しない場合とを比較して、添加
することζこよって全重合時間を130%以上、好まし
くは200%以上長くすることが必要である。
より重合時間を長くする、即ち、重合速度を低下させる
ことが逆に必要であるといえ、本発明の目的とする重合
体を得るための具体的方法としては、系中への重合停止
剤の添加をする場合と、しない場合とを比較して、添加
することζこよって全重合時間を130%以上、好まし
くは200%以上長くすることが必要である。
そのためにはおのずと重合停止剤の種類と添加量が制限
されることになる。
されることになる。
即ち重合停止剤の種類によっては少量で目的を達するも
のもあれば、多量を要するものもあるが、少くとも13
0%以上重合時間を長くしえないような少量であれば本
発明の目的は達せられない。
のもあれば、多量を要するものもあるが、少くとも13
0%以上重合時間を長くしえないような少量であれば本
発明の目的は達せられない。
通常は重合開始剤のモル量に対する比で少くとも20モ
ルφを添加すれば効果的である。
ルφを添加すれば効果的である。
この量は、本発明において規定する種種の重合停止剤の
場合、水性重合媒体に対する値で0.7〜20 ppm
である。
場合、水性重合媒体に対する値で0.7〜20 ppm
である。
なお、重合時間が長くなることは経済的な不利をもたら
すが、実際的には、他の重合条件たとえば重合圧力の上
昇(七ツマー濃度の増大)や攪拌条件の変更などによる
改善も可能である。
すが、実際的には、他の重合条件たとえば重合圧力の上
昇(七ツマー濃度の増大)や攪拌条件の変更などによる
改善も可能である。
本発明において使用される重合停止剤は、−次ラジカル
または成長ラジカルと容易に連鎖移動反応を起しその後
単量体と反応しない安定ラジカルを生成するか、あるい
は、−次ラジカルまたは成長ラジカルと容易に付加反応
を起こして安定ラジカルを生成するような機能を有する
有機化合物が用いられる。
または成長ラジカルと容易に連鎖移動反応を起しその後
単量体と反応しない安定ラジカルを生成するか、あるい
は、−次ラジカルまたは成長ラジカルと容易に付加反応
を起こして安定ラジカルを生成するような機能を有する
有機化合物が用いられる。
これらの機能を有するものとしては、置換もしくは非置
換フェノール、たとえばo 、m−またはp−ニトロ
フェノール、p−ニトロンフェノール、o−9m−また
はp−アミンフェノール、多価フェノール類、たとえば
、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ヒロガロー
ル、フロログルシン、ナフトレゾルシノール、または、
サリチル酸、m−またはp−サリチル酸、没食子酸、ナ
フトールなどをも含めた芳香族ヒドロキシ化合物が挙げ
られる。
換フェノール、たとえばo 、m−またはp−ニトロ
フェノール、p−ニトロンフェノール、o−9m−また
はp−アミンフェノール、多価フェノール類、たとえば
、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ヒロガロー
ル、フロログルシン、ナフトレゾルシノール、または、
サリチル酸、m−またはp−サリチル酸、没食子酸、ナ
フトールなどをも含めた芳香族ヒドロキシ化合物が挙げ
られる。
また、o、m−またはp−フェニレンジアミン、ベンジ
ジンのような芳香族アミン類、0−またはp−ベンゾキ
ノン、■、4−ナフトキノン、アリザリンのようなキノ
ン化合物も用いられる。
ジンのような芳香族アミン類、0−またはp−ベンゾキ
ノン、■、4−ナフトキノン、アリザリンのようなキノ
ン化合物も用いられる。
本発明に使用可能な重合停止剤は、水に対しである程度
以上の醇解度を有することが必要である。
以上の醇解度を有することが必要である。
その価は25℃において少くとも2.5XlO−6mo
l/lである。
l/lである。
芳香族ヒドロキシ化合物、芳香族アミン類、キノン化合
物に含まれる化合物の種類は著しく多いが、前記の最も
好適な化合物はいずれもある程度水に溶けることによっ
てラジカルとの反応の場に運ばれねばならず、少くとも
2.5 X l O−6mo l/2の溶解度をもつも
のに限定される。
物に含まれる化合物の種類は著しく多いが、前記の最も
好適な化合物はいずれもある程度水に溶けることによっ
てラジカルとの反応の場に運ばれねばならず、少くとも
2.5 X l O−6mo l/2の溶解度をもつも
のに限定される。
一般的に連鎖移動剤と呼ばれるものは、その活性は連鎖
移動定数と再開始効率で特徴づけられるが連鎖移動剤の
中でも再開始効率がほとんどo%のものは重合停止剤と
称される。
移動定数と再開始効率で特徴づけられるが連鎖移動剤の
中でも再開始効率がほとんどo%のものは重合停止剤と
称される。
本発明に使用される重合停止剤も反応系において再開始
効率が実質的にOφのものに限られる。
効率が実質的にOφのものに限られる。
TFEの乳化重合において重合系にメタノール、四塩化
炭素、プロパン、プロピオン酸等の連鎖移動剤を添加し
て重合を行い、ペースト押出性の改良されたPTFEフ
ァインパウダーを製造する方法が知られている(特公昭
37−4643号公報明細書)が、これらの連鎖移動剤
は重合の再開始能力を有している点で本発明の重合停止
剤とは相違しており、得られる粉末は延伸性においてき
わめて劣ったものでしかない。
炭素、プロパン、プロピオン酸等の連鎖移動剤を添加し
て重合を行い、ペースト押出性の改良されたPTFEフ
ァインパウダーを製造する方法が知られている(特公昭
37−4643号公報明細書)が、これらの連鎖移動剤
は重合の再開始能力を有している点で本発明の重合停止
剤とは相違しており、得られる粉末は延伸性においてき
わめて劣ったものでしかない。
実際、本発明方法は重合停止剤の存在により粒径が増加
し、極めて長い鎖状の高度に結晶性のよい殻が生成する
傾向が促進されるのに対し、前記公報の方法によればこ
の傾向が逆に抑制される。
し、極めて長い鎖状の高度に結晶性のよい殻が生成する
傾向が促進されるのに対し、前記公報の方法によればこ
の傾向が逆に抑制される。
次に、本発明方法によって製造されたPTFEファイン
パウダーの第一の特徴を示すと、粒子の芯部の比重が2
.210以下でかつ最終粒子の比重が芯部のそれよりも
小さい粒子構造を持ち、平均粒子径が0.1〜0.5μ
mであることである。
パウダーの第一の特徴を示すと、粒子の芯部の比重が2
.210以下でかつ最終粒子の比重が芯部のそれよりも
小さい粒子構造を持ち、平均粒子径が0.1〜0.5μ
mであることである。
ところで、PTFEファインパウダー粒子の分子量に関
して なる関係式が成り立つ(特公昭37−4643号公報明
細書)。
して なる関係式が成り立つ(特公昭37−4643号公報明
細書)。
ここで、Mnoは重合すべき全TFEの半量が消費され
た時点で反応系から重合体の一部を試料として抜きとっ
て測定した分子量の値であり、Mo8は前記M。
た時点で反応系から重合体の一部を試料として抜きとっ
て測定した分子量の値であり、Mo8は前記M。
0と最終重合体の数平均分子量Mnとから導かれる値で
ある。
ある。
一方、粒子の比重は、後述するとおりこれを構成する重
合体の分子量と逆比例的関係(こあるから、前記本発明
粒子の特徴を数平均分子量の関係で表わすとMn/Mo
oが1以上ということになる。
合体の分子量と逆比例的関係(こあるから、前記本発明
粒子の特徴を数平均分子量の関係で表わすとMn/Mo
oが1以上ということになる。
しかし、本発明者らの研究によれば、本発明の重合方法
(こよって得られる粉末はMns/Mnoの値がおおむ
ね2.0以上であり、逆にこの条件を満たすときにはじ
めてその重合体はすぐれた延伸性を有するものであるこ
とが見出された。
(こよって得られる粉末はMns/Mnoの値がおおむ
ね2.0以上であり、逆にこの条件を満たすときにはじ
めてその重合体はすぐれた延伸性を有するものであるこ
とが見出された。
すなわちPTFE〕アインパウダーが以上の性質を満足
することが、とくに均質な延伸のため(こ必要となる。
することが、とくに均質な延伸のため(こ必要となる。
本発明方法によって製造されたPTFEファインパウダ
ーは以上の特性に加え、特開昭53−60979号公報
に記載された方法によって測定された示差走差熱量計に
よる結晶融解図の吸熱比が0.3以下、好ましくは0.
27以下であり、吸熱ピークの半価幅が6deg以下、
好ましくは5.5deg以下であることおよび平均分子
量が500万以上で非晶係数が0.1以下の性質を有す
ることを特徴とする。
ーは以上の特性に加え、特開昭53−60979号公報
に記載された方法によって測定された示差走差熱量計に
よる結晶融解図の吸熱比が0.3以下、好ましくは0.
27以下であり、吸熱ピークの半価幅が6deg以下、
好ましくは5.5deg以下であることおよび平均分子
量が500万以上で非晶係数が0.1以下の性質を有す
ることを特徴とする。
これらの性質はPTFEファインパウダーのペースト押
出を、工業的に受は入れやすい比較的低温で比較的低い
延伸速度で実施するために基本的(こ要求されるもので
ある。
出を、工業的に受は入れやすい比較的低温で比較的低い
延伸速度で実施するために基本的(こ要求されるもので
ある。
明細書において重合体の比重(S 、G、 )は数平均
分子量との間に次式で関係づけられている。
分子量との間に次式で関係づけられている。
1og10Mn=28.04−9.790X(S 、G
、 )そして、この重合体のS、G、の求め方は次の方
法によって行う。
、 )そして、この重合体のS、G、の求め方は次の方
法によって行う。
即ち、23〜25℃iこ調温した雰囲気中で試料粉末5
ノを断面が直径32.の円形である金型中で200Kg
AtAの圧力で圧縮しこれを金型からとり出して380
℃の空気炉に入れ、30分間焼成したのち、70℃’7
’hrの冷却速度で300℃まで冷却し、炉よりとり出
して室温中で放冷する。
ノを断面が直径32.の円形である金型中で200Kg
AtAの圧力で圧縮しこれを金型からとり出して380
℃の空気炉に入れ、30分間焼成したのち、70℃’7
’hrの冷却速度で300℃まで冷却し、炉よりとり出
して室温中で放冷する。
S、G、はこのサンプルの空気中の重さと、同体積の2
3℃の水の重さの比として求められる値である。
3℃の水の重さの比として求められる値である。
不発明番こおいて、A、1.値は、重合体の赤外線吸収
スペクトルfこおいて波数778cm ’ Icおけ
る吸光度を波数2367crn ’tこおける吸光度で
除した値である。
スペクトルfこおいて波数778cm ’ Icおけ
る吸光度を波数2367crn ’tこおける吸光度で
除した値である。
本明細書中におけるコロイド状ポリテトラフルオロエチ
レン粒子の平均粒径は、固形公約0.02重量φの希薄
PTFE水性分散体の単位長さに対する5 50 nm
。
レン粒子の平均粒径は、固形公約0.02重量φの希薄
PTFE水性分散体の単位長さに対する5 50 nm
。
の投射光の通過率と電子顕微鏡写真によって決定された
平均粒径との検量線をもと(こして、上記透過率から間
接的に決定された値である。
平均粒径との検量線をもと(こして、上記透過率から間
接的に決定された値である。
本発明のPTFEファインパウダーは、パウダー製造後
、種々の後処理、例えば、300 ’ctg下での加熱
処理、特公昭46−4657号公報明細書に開示される
如き混練、または捕潰処理することができる。
、種々の後処理、例えば、300 ’ctg下での加熱
処理、特公昭46−4657号公報明細書に開示される
如き混練、または捕潰処理することができる。
かかる処理によっては、結晶融解図はほとんど変化しな
いが、一般に延伸性は改良される。
いが、一般に延伸性は改良される。
本発明のPTFEファインパウダーは、ガラス短繊維、
カーボン粉末、グラファイト粉末、熱槽顔料粉末などを
含むことができる。
カーボン粉末、グラファイト粉末、熱槽顔料粉末などを
含むことができる。
かかるフィラー入りPTFEファインパウダーは、重合
lこよって得られたディスパージョンの凝集工程Iこお
いて混入することが望ましい。
lこよって得られたディスパージョンの凝集工程Iこお
いて混入することが望ましい。
かくして得られる粉末も良好な延伸性を示す。
次に実施側番こまって本発明を説明する。
明細書中、濃度と重量割合を表わす場合の「嘗」は特記
しない限り重量俤である。
しない限り重量俤である。
なお、押出試験および延伸試験は次のとおりに行った。
押出試験:
PTFEファインパウダー100重量部に押出助剤(商
標「アイソパーBJ)20重量部を室温下書法に従って
混合し、12時間ないし24時間密封容器中で保存する
。
標「アイソパーBJ)20重量部を室温下書法に従って
混合し、12時間ないし24時間密封容器中で保存する
。
内径25.4mのシリンダーと、ダイ角度30度、ノズ
ル径2.54 rvn$3よびノズル長さ7rrr!n
を有する押出金型を用いて室温でラムスピード20rM
V/mlnの下にひも状物を押出す。
ル径2.54 rvn$3よびノズル長さ7rrr!n
を有する押出金型を用いて室温でラムスピード20rM
V/mlnの下にひも状物を押出す。
この押出テスt−gzgける平衡の押出圧力を記録する
。
。
次いでこのひもを乾燥する。延伸試験:
延伸試験は前記押出試験において得られた押出ひもから
切り取った試料を、310℃の温度下においてチャック
間距離50 ranテ100 %/s ec 。
切り取った試料を、310℃の温度下においてチャック
間距離50 ranテ100 %/s ec 。
および1000%/sec、の引張り速度で元の長さの
30倍lこ延伸する。
30倍lこ延伸する。
100%/sec、で30倍lこ延伸可能なものは、1
000%/see、の条件下の延伸でも途中で切断する
ことはなくまた、1(x)O%/see、の延伸試験に
おいて途中切断する試料では、l OO%/ s’ec
、でも切断が起る。
000%/see、の条件下の延伸でも途中で切断する
ことはなくまた、1(x)O%/see、の延伸試験に
おいて途中切断する試料では、l OO%/ s’ec
、でも切断が起る。
また、切断【こ致らない場合でも、延伸物の外観が不均
一な状態と均一な状態であるものに区別される。
一な状態と均一な状態であるものに区別される。
最も延伸性の良いケースは、100 %/se c 。
で均一な外観のものが得られる場合であり、次は100
%/sec、で不均一な外観の場合である。
%/sec、で不均一な外観の場合である。
切断するものは不合格と判定される。
本発明の方法Iこ従って得られるポリマーの延伸性は、
少くとも、100%/ s e c。
少くとも、100%/ s e c。
で平均−71%観を呈したとしても切断することr、x
<loo。
<loo。
%/sec、では均一な外観の延伸物が得られる。
実施例 l
容量3tのガラスライニングを施したアンカー翼の攪拌
機付きオートクレーブに、脱イオン脱酸素した水1.5
t、パラフィンワックス(融点56’C)60f#よび
パーフルオロオクタン酸アンモニウム1.5ftを仕込
み70℃に保ちながら窒素ガスで3回、TFEガスで2
回置換した後、TFEを内圧9.0 Kgf A4 に
なるまで圧入する。
機付きオートクレーブに、脱イオン脱酸素した水1.5
t、パラフィンワックス(融点56’C)60f#よび
パーフルオロオクタン酸アンモニウム1.5ftを仕込
み70℃に保ちながら窒素ガスで3回、TFEガスで2
回置換した後、TFEを内圧9.0 Kgf A4 に
なるまで圧入する。
次いで400回転/分で攪拌機を作動させ過硫酸アンモ
ニウム(以下APSと略称する。
ニウム(以下APSと略称する。
)10ηを添加して重合を開始する。
モノ7−であるTFEは、9、0 V4f/crtf
Gこ調節された減圧弁を通して連続的に供給する。
Gこ調節された減圧弁を通して連続的に供給する。
重合中の反応速度、・即ちモノマー消費速度およびモノ
マー消費量は、減圧弁とオートクレーブの間(こ設けら
れた流量計および流量積算計(こまって表示され、瞬間
の流量はアナログ出力によって記録される。
マー消費量は、減圧弁とオートクレーブの間(こ設けら
れた流量計および流量積算計(こまって表示され、瞬間
の流量はアナログ出力によって記録される。
APSを添加してからのTFE消費量が168fに達し
た時、ヒドロキノンを水媒体に対して2ppm1即ち3
TrIIi仕込む。
た時、ヒドロキノンを水媒体に対して2ppm1即ち3
TrIIi仕込む。
この時の重合反応速度は水媒体単位容積及び単位時間商
りのTFE重量で1osy(以下108グ・IJ
−hr のことく記す。
りのTFE重量で1osy(以下108グ・IJ
−hr のことく記す。
)であった。また、2011のモノマーが消費された時
点で約60m13の内容物をサンプリングしてMncを
求める試料とした。
点で約60m13の内容物をサンプリングしてMncを
求める試料とした。
反応は、402グのモノマーが消費された時点で、攪拌
およびモノマー供給を停止し残存モノマーを放出するこ
とによって終了させた。
およびモノマー供給を停止し残存モノマーを放出するこ
とによって終了させた。
この反応終了時の重合1反応速度は8.8591 ’
hr−1であり、ヒドロキノン添加時の1/12に低下
していた。
hr−1であり、ヒドロキノン添加時の1/12に低下
していた。
なお、本実施例でのヒドロキノン添加時期は、上記デー
タから42%(168/402X100)であり、全反
応時間は12.0時間、平均粒径は0.249μmであ
った。
タから42%(168/402X100)であり、全反
応時間は12.0時間、平均粒径は0.249μmであ
った。
得られたpTFE分散体は凝析、洗浄の後、150℃で
16時間乾燥してPTFEファインパウダーとした。
16時間乾燥してPTFEファインパウダーとした。
この粉末のS、G、は2.171であり、また、重合途
中でのサンプリング試料は、S、G、が2.191であ
った。
中でのサンプリング試料は、S、G、が2.191であ
った。
したがって、Mns/Mncを計算すると2,14の値
になる。
になる。
他方、特開昭53−60974号公報明細書に従い、赤
舛吸収スペクトルによって求めたA、1.値は0.09
0であり、DSC分析による吸熱比は0.20.吸熱ピ
ークの半価幅は4.2deg、であった。
舛吸収スペクトルによって求めたA、1.値は0.09
0であり、DSC分析による吸熱比は0.20.吸熱ピ
ークの半価幅は4.2deg、であった。
この粉末50fに潤滑剤(アイソパーE、)101を加
えて混合し、密閉容器中で15時間保存後押出金型に装
填して押出す。
えて混合し、密閉容器中で15時間保存後押出金型に装
填して押出す。
平衡時の押出圧力は190Kg/crAであった。
押出されたひもを乾燥した後、31O℃で延伸[試験を
行ったところ、1000%/secと100 %/s
e cの双方の引張速度で30倍に延伸可能であり、延
伸物の外観は共に均一であった。
行ったところ、1000%/secと100 %/s
e cの双方の引張速度で30倍に延伸可能であり、延
伸物の外観は共に均一であった。
なお、ヒドロキノンの添加なしで、402S’のTFE
消費までの重合時間は比較例1の重合経過によれば4.
7時間であるから、ヒドロキノン添加による全重合時間
の増加率は260係である。
消費までの重合時間は比較例1の重合経過によれば4.
7時間であるから、ヒドロキノン添加による全重合時間
の増加率は260係である。
比較例 l
実施例1においてヒドロキノンを添加しないことを除け
ば実施例1と同条件で重合を行った。
ば実施例1と同条件で重合を行った。
たたし、最終重合体量が4501になるまで反応をつづ
け、重合途中モノマー消費量が2251の時にサンプリ
ングを行った。
け、重合途中モノマー消費量が2251の時にサンプリ
ングを行った。
全重合時間は50時間であり、得られた重合体の平均粒
径は0.245μであった。
径は0.245μであった。
比重は、途中サンプリングの試料が2.195で、最終
重合体が2.181であった。
重合体が2.181であった。
Mn s/Mn cを計算すると1.74である。
延伸試験では1000%/secの引張速度でも切断し
た。
た。
実施例 2〜5
実施例1に使用したのと同じ装置を使用し、主としてヒ
ドロキノンの添加量と添加時期をかえたことを除き、実
施例1と同様に重合を行った。
ドロキノンの添加量と添加時期をかえたことを除き、実
施例1と同様に重合を行った。
重合条件、重合結果、押出及び延伸試験結果を表1に示
す。
す。
全重合時間の増加率は比較例1のデータをもとに算出し
た。
た。
得られた重合体のDSCの分析値は、いずれも、吸熱比
において0.18〜0.27、吸熱ピークの半価値にお
いて4.3〜5.Odeg 、の範囲にあった。
において0.18〜0.27、吸熱ピークの半価値にお
いて4.3〜5.Odeg 、の範囲にあった。
なお、実施例4において、100%/secの引張速度
の延伸物外観は不均一であるが1000%/secでは
均一でありこの重合体は合格の最低基準を満たす。
の延伸物外観は不均一であるが1000%/secでは
均一でありこの重合体は合格の最低基準を満たす。
比較例 2
実施例Hこおいて、ヒドロキノン添加時期をAPS添加
の前に、すなわち重合開始前に改め、2ppm添加した
。
の前に、すなわち重合開始前に改め、2ppm添加した
。
APSを1077v添加したところ、一時間経過しても
実質的fi T F E消費がなく、以後30分間に2
877vのAPSを連続的に追加することによって実質
的な反応が可能になった。
実質的fi T F E消費がなく、以後30分間に2
877vのAPSを連続的に追加することによって実質
的な反応が可能になった。
得られた重合体粒子の芯部のS、G、は2.214、最
終重合体のS、G、は2.204であり、延伸試験では
1000%/secの引張速度でも延伸物は切断した。
終重合体のS、G、は2.204であり、延伸試験では
1000%/secの引張速度でも延伸物は切断した。
比較例 3
比較例Hこおいて、ヒドロキノン添加量を0.7ppm
lこ改めて重合を試みた。
lこ改めて重合を試みた。
しかしAPSを10η添加しても、比較例1と同様の状
態を呈し結局、APSをさらにl071v追加せざるを
えなかった。
態を呈し結局、APSをさらにl071v追加せざるを
えなかった。
重合体の芯部のS、G、は2.206、最終重合体のS
、G、は2.185であり延伸試験では延伸物は100
0%/seeの引張速度でも切断した。
、G、は2.185であり延伸試験では延伸物は100
0%/seeの引張速度でも切断した。
比較例 4〜6
実施例1に使用したのと同じ装置を使用し、主としてヒ
ドロキノンの添加量と添加時期を変えたことを除けば実
施例1と同様に重合を行った。
ドロキノンの添加量と添加時期を変えたことを除けば実
施例1と同様に重合を行った。
重合条件、結果、および押出、延伸試験結果を表2(こ
示す。
示す。
実施例 6
実施例1において、重合温度を90℃に変更しAPS添
加量を21nfIに変更して反応を開始した。
加量を21nfIに変更して反応を開始した。
重合反応速度は急激に増加したが、持続せず【こ急速に
低下した。
低下した。
そこで4OfのTFEが消費した時点から、180fの
TFEが消費する時点までAPSを連続的に計811I
Ii追加した。
TFEが消費する時点までAPSを連続的に計811I
Ii追加した。
そのあと4001の最終得量までAPSを追加せずに反
応を継続させた。
応を継続させた。
この途中、ヒドロキノンは122fのTFE消費時点で
4pp重量を添加した。
4pp重量を添加した。
別に行ったヒドロキノンの添加を行わない条件下では4
00fの得量まで20時間を要した。
00fの得量まで20時間を要した。
表3に結果を示す。実施例 7
実施例1において、APSI Oη添加すると同時に硝
酸銀(AgNO3) 3772!i+添加して重合を行
った。
酸銀(AgNO3) 3772!i+添加して重合を行
った。
ヒドロキノン添加時期、最終得量は表3の通りである。
やや大きめの粒径のPTFE分散体が得られたが、この
重合体の延伸性は良好であった。
重合体の延伸性は良好であった。
実施例 8
実施例1において、ヒドロキノンのかわりにp−フェニ
レンジアミンを最終重合体得量に対してTFE消費量4
2俤の時点で2 p pmたけ添加したことを除き実施
例1の方法と同様に重合を行った。
レンジアミンを最終重合体得量に対してTFE消費量4
2俤の時点で2 p pmたけ添加したことを除き実施
例1の方法と同様に重合を行った。
得られた重合体の延伸性は良好であった。結果を表3に
記す。
記す。
実施例 9〜11
実施例1と同様の重合方法において、ヒドロキノンのか
わりに実施例9ではピロカテコール、実施例10ではピ
ロガ爾−ル、実施例11ではp −ベンゾキノンを表3
に示した時期及び量で添加し、同表記載の最終得量まで
重合させ得られた重合体の評価を行った。
わりに実施例9ではピロカテコール、実施例10ではピ
ロガ爾−ル、実施例11ではp −ベンゾキノンを表3
に示した時期及び量で添加し、同表記載の最終得量まで
重合させ得られた重合体の評価を行った。
いずれもの重合体も満足できる水準以上の延伸性を示し
た。
た。
比較例 7〜9
実施例1において、ヒドロキノンのかわり【こ、比較例
7ではエチレンジアミンを、比較例8ではメタノールを
、比較例9ではプロピオン酸をそれぞれ表4に示す如く
添加し、表4記載の最終得量まで重合させ評価を行った
。
7ではエチレンジアミンを、比較例8ではメタノールを
、比較例9ではプロピオン酸をそれぞれ表4に示す如く
添加し、表4記載の最終得量まで重合させ評価を行った
。
ただし、比較例8のみ重合開始剤APSの量を5η(こ
減らして重合を行った。
減らして重合を行った。
いずれの重合体の場合も延伸過程で切断し、SGも大き
い。
い。
メタノールとプロピオン酸を添加した場合は、全重合時
間の増加率が130%より犬になるが、連鎖移動剤とし
ての効果によって粒子外殻部の分子量が小さくなるため
、最終重合体のS、G、は芯部のS、G、よりも太きい
。
間の増加率が130%より犬になるが、連鎖移動剤とし
ての効果によって粒子外殻部の分子量が小さくなるため
、最終重合体のS、G、は芯部のS、G、よりも太きい
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水溶性重合開始剤と非テロゲン性でコロイド状ポリ
テトラフルオロエチレン粒子を安定に存在させるに充分
な界面活性剤とを含む水性媒体中で55〜120℃の温
度範囲の下にテトラフルオロエチレンを重合するにあた
り、重合反応開始後、重合すべき全テトラフルオロエチ
レン量の少くとも10重量幅が重合に消費された後であ
って85重量俸が重合に消費される以前に、25℃にお
ける水への溶解度が2.5 X l O−6mol/1
以上の芳香族ヒドロキシ化合物、芳香族アミン類および
キノン化合物から選ばれた少くとも一種の化合物であっ
て重合系内の遊離基jこ付加もしくは連鎖移動した後に
再開始能力を有しない重合停止剤を水性媒体に対して0
.7〜20ppm添加し、重合停止剤を添加しないこと
以外は同一の重合条件下に同量のテトラフルオロエチレ
ンを重合する時cこ比べて全重合時間を少くとも130
φ長くすることにより、全粒子の50重量部を構成する
芯部の比重が2.210以下であり、かつ最終生成粒子
の比重が粒子芯部の比重よりも小さい粒子構造をもち、
平均粒子径が0.1−0.5μmであるコロイド状ポリ
テトラフルオロエチレンを得ることを特徴とするポリテ
トラフルオロエチレンファインパウダーの製造方法。 2 芳香族ヒドロキシ化合物が、置換もしくは非置換フ
ェノールもしくは多価フェノールまたはヒドロキシ安息
香酸である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 芳香族ヒドロキシ化合物が、o−9m−もしく は
−p−ニトロフェノール、p−ニトロンフェノール、O
、m−もしくはp−アミノフェノール、ナフトール、カ
テコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ピロガロール、
フロログルシン、ナフトレゾルシノール、サリチル酸、
m−もしくはp−ヒドロキシサリチル酸または没食子酸
である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 4 芳香族アミン類が、o−、m−もしくはp−フェニ
レンジアミンまたはベンジジンである特許請求の範囲第
1項記載の製造方法。 5 キノン化合物が、0−もしくはp−ベンゾキノン、
■、4−ナフトキノンまたはアリザリンである特許請求
の範囲第1項記載の製造方法。 6 重合温度が60〜90℃である特許請求の範囲第1
項記載の製造方法。 1 重合開始剤として過硫酸アンモニウムまたは過硫酸
アルカリ金属塩を水性媒体に対し0.00404重量部
えない範囲で用いる特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55072930A JPS5839443B2 (ja) | 1980-05-31 | 1980-05-31 | ポリテトラフルオロエチレンフアインパウダ−の製造方法 |
GB8116563A GB2077277B (en) | 1980-05-31 | 1981-05-29 | Process for preparing polytetrafluoroethylene powder |
US06/268,835 US4363900A (en) | 1980-05-31 | 1981-06-01 | Process for preparing polytetrafluoroethylene fine powder |
DE19813121741 DE3121741A1 (de) | 1980-05-31 | 1981-06-01 | Verfahren zur herstellung von polytetraflouraethylen als feines pulver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55072930A JPS5839443B2 (ja) | 1980-05-31 | 1980-05-31 | ポリテトラフルオロエチレンフアインパウダ−の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57135A JPS57135A (en) | 1982-01-05 |
JPS5839443B2 true JPS5839443B2 (ja) | 1983-08-30 |
Family
ID=13503563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55072930A Expired JPS5839443B2 (ja) | 1980-05-31 | 1980-05-31 | ポリテトラフルオロエチレンフアインパウダ−の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4363900A (ja) |
JP (1) | JPS5839443B2 (ja) |
DE (1) | DE3121741A1 (ja) |
GB (1) | GB2077277B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188096U (ja) * | 1986-05-22 | 1987-11-30 | ||
WO2012086717A1 (ja) | 2010-12-21 | 2012-06-28 | ダイキン工業株式会社 | ポリテトラフルオロエチレン混合物 |
WO2012086710A1 (ja) | 2010-12-21 | 2012-06-28 | ダイキン工業株式会社 | ポリテトラフルオロエチレン混合物 |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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