JPS5839122B2 - サツキンザイソセイブツ - Google Patents

サツキンザイソセイブツ

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JPS5839122B2
JPS5839122B2 JP50057559A JP5755975A JPS5839122B2 JP S5839122 B2 JPS5839122 B2 JP S5839122B2 JP 50057559 A JP50057559 A JP 50057559A JP 5755975 A JP5755975 A JP 5755975A JP S5839122 B2 JPS5839122 B2 JP S5839122B2
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dimethyl
mol
triazolyl
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test
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ハインツ ビユーヒエル カルル
シヤインプフルーク ハンス
カスペルス ヘルムナート
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Bayer AG
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は新規なアゾリルエーテル金属錯体を活性成分
として含有する殺菌剤組成物に関するものである。
1・2・4−トリアゾール誘導体、たとえば1〔1・2
・4−トリアゾリル−(1)−1−(4’ −クロロフ
ェノキシ)−3・3−ジメチル−ブタン−2−オンは良
好な殺菌活性を示すことが知られている(西ドイツ公開
明細書2201063)、これらの化合物の効果は少量
または低濃度で用いられると常には完全に満足なもので
はなく、特に、藻菌類以外の菌類の場合は不適当である
この発明は新規化合物として、次の一般式を有★★する
金属化合物を提供する。
ここでMはマガジン、マグネシウム、銅、亜鉛または錫
、Xはハロゲン、またはフェニル、AZは1・2・4−
トリアゾリル−(1)基、BはCOまたはCH(OH)
、Rは炭素原子4個以下のアルキル Aま無機酸のアニオン、 aま1から2までの整数、 nま0または1、 mま1から4までの整数、 lま1から6までの整数、 kまOから8までの数である。
構造式(I)の化合物は強力な殺菌性を示す。
構造式(I)の金属錯体は、たとえば一般*(ここでX
、AZ、B、R,aおよびnは前記の意味を有する) のアゾリルエーテルと一般式 %式%() (ここでM、A、lおよびkは前記の意味を有する)の
金属塩と溶剤の存在下反応させることによって製造でき
る。
驚くべきことに、この発明のアゾリルエーテルの金属錯
体は、この分野で知られた最も密接に関係のある活性化
合物であるトリアゾリル誘導体よりも、特に葉および新
芽の病気の原因となる菌に対して実質的により大きな殺
菌活性を示す。
このように、この発明の化合物は、この分野に大きく寄
与する。
もし1−(1・2・4−トリアゾリル−(1)〕1−(
p−クロロフェノキシ)−3・3−ジメチル−ブタン−
2−オンおよび塩化銅(n)が出発物質として使用され
ると、反応経路は次式で表わされる: 構造式(n)の出発物質のあるものは既知である。
中でも、BがCO基およびn h’−oを表わす構造式
(II)の1・2・4−トリアゾールおよびイミダゾー
ル誘導体は酸結合剤の存在下およびもし適当ならば希釈
剤の存在下、適当に置換された・・ロゲノエーテルケト
ンと1・2・4−トリアゾリルまたはイミダゾールの反
応で得られる(この件に関しては西ドイツ公開明細書2
201063および2105490参照)。
構造式(n)の他のアゾリルエーテルは1973年9月
26日付の西ドイツ特許出願P23 486 63.1
973年10月4日付の西ドイツ特許出願P 2350
123.1973年10月4日付の西ドイツ特許出願P
23 501 22.1973年6月29日付の西ドイ
ツ特許出願P23 333 54および1973年5月
11日付の西ドイツ特許出願P 23 240 10参照。
このように、nが1でB 75”−CO基である構造式
(n)の1・2・4−トリアゾールおよびイミダゾール
誘導体は20°Cと150℃の間の温度で溶剤または希
釈剤の存在下対応する置換第4級アンモニウムアイオダ
イドとアゾールとを反応させて★★得られる(製造側参
照)。
最近よく使用される第4級アンモニウムアイオダイドは
またこの分野で一定の位置を獲得していない。
これらはメチル化および通常の方法で対応する置換アミ
ンに4級化することで得られる。
アミン自身はいくつかの場合に既知である。
これらは通常の方法、たとえばホルムアルデヒドとアミ
ンとエーテルケトンのマンニッヒ反応で得られる( J
、Am、Chem、 Soc、82 (1960)、1
867〜1872参照)。
BfJ″;CH(OH)−基である構造式(II)の対
応するトリアゾール、およびイミダゾール誘導体はもし
特別のケトン誘導体〔ここでは構造式(II)のBがC
Oである〕が通常の方法、たとえば触媒の存在下および
任意に極性溶剤の存在下水素であるいは任意に極性溶剤
の存在下、錯体・・イドライドで還元されるならば得る
ことができる(製造側参照)。
新規な構造式(n)の出発物質は上記の一般的記載に類
似の方法で得られる。
次にこの発明に使用できる構造式(n)の出発物質の例
を掲げる(表1を見よ)。
構造式(III)の金属塩は一般に知られ、かつ、容易
に入手し得る化合物である。
この発明の反応に使用される希釈剤は水およびすべての
不活性有機溶剤、特にメタノール、エタノールなどのア
ルコール、アセトンなどのケトン、およびジエチルエー
テルおよびジオキサンなどのエーテルである。
反応温度はかなり広範囲に変化し得る。
一般に反応は0℃と40°Cの間、特に15℃と25℃
の間で行なわれる。
この発明の方法を実施する際には、構造式(n)の化合
物の化学量論量(金属の酸化レベルに依存する)が金属
塩(m)のモル当量に対して用いられる。
収率をあまり減少させないでこの比を20モル%まで上
げることができる。
有機化合物には慣用の一般に周知の方法で反応は行なわ
れる。
この発明の活性化合物は強力な殺菌活性を示す。
菌に打勝つに必要な濃度ではそれらは穀物に害を与えな
い。
このため、それらは菌に打勝ち、植物を保護する試剤と
して使用するのに適している。
殺菌剤はアルチマイセテス(Archimycetes
)、ヒコマイセテス(Phycomycetes )
、アスコマイセテス(Ascomycetes )、バ
シテイオマイセテス(Basidiomycetes
)、およびフンギインペルフエクテイ(Fungi
Imperfecti)に打勝つため植物保護に使用さ
れる。
この発明の活性化合物は非常に広範囲に活性を示し、植
物の地上部を、または土壌を通して植物を攻撃する寄生
菌に対して、また種子で発生する病原菌に対して使用し
得る。
それらはたとえばプラスモパラ(P lasmopar
a )などの植物の地上部の寄生菌に対して特に良い活
性を示し、たとえばぶどうのべと病原菌 (Plasmopara viticola )、りん
ごのべと病原菌(P odosphaera 1euc
hotricha )および腐敗菌(Fusiclad
ium dendriticum) 、米のピリクラリ
アササキイ(Piricularia oryzae
)およびピリクラリアササキイ(Pe1licular
ia 5asakii )、穀物のプシニアレコンデイ
タ(Pucciniarecondita )およびエ
リシフニゲラミニス(Erysiphe gram 1
nis )、コーヒーのへミレイアパスタトリックス(
Hem 1leia vastatrix)、ノ’ナナ
のマイコスフエレラムシコラ(Mycosphaere
llamusicola )および落花生のセルコスポ
ラ(Cercospra )の種子に対し良い活性を示
す。
この発明の化合物は植物によく許容される。
それらは温体動物に低い毒性しか示さないし、そのわず
かな臭気と人体の皮膚に対するなじみ易さで、取扱いは
不快ではない。
この発明の活性化合物は通常の配合、たとえば溶液、エ
マルジョン、サスペンション、粉体、ペーストおよび粒
体状に変え得る。
それらは、既知の方法たとえば液体または固体または液
化ガス希釈剤または担体などの展開剤と望むならば乳化
剤および/または分散剤および/または発泡剤などの界
面活性剤の使用と共に、活性化合物を混合することによ
り得られる。
展開剤として水を使用する場合は、有機溶剤はたとえば
、補助溶剤としても用いられる。
液体希釈剤または担体として、望ましくはたとえば、キ
シレン、トルエン、ベンゼンマタハアルキルナフタレン
などの芳香族炭化水素、クロロベンゼン、クロロエチレ
ンまたはメチレンクロライドなどの塩素化芳香族または
脂肪族炭化水素、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素
、あるいは鉱油留分などのパラフィン、ブタノールなど
のアルコールまたはグリコールおよびそのエーテル、エ
ステル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトンまたはシクロヘキサノンなどのケトン、ある
いはジメチルホルムアミド、ジメチルスルフオキシド、
アセトニトリル、水などの強極性溶剤が用いられる。
液化ガス希釈剤または担体とは、常温、常圧ではガス状
である溶体、たとえばエアゾル推進剤、フレオンなどの
ハロゲン化炭化水素を意味する。
固体希釈剤または担体としては、カオリン、クレイ、タ
ルク、チョーク、石英、アタパルガイド、モンモリロナ
イト、または珪藻土などの天然鉱物、高分散性けい酸、
アルミナまたはシリケートなどの合成鉱物が望ましく使
用される。
望ましいエマルジョンおよび発泡剤の例は非イオン性お
よびアニオン性乳化剤を含み、たとえばポリオキシエチ
レン−脂肪酸エステル、アルキルアリルポリグリコール
エーテルなどのポリオキシエチレン−脂肪アルコールエ
ーテル (polyoxyethylene −fatty a
lcohol ethers)、アルキルスルフォネ
ート、アルキルスルフエイトおよびアリルスルフォネー
ト、アルブミン加水分解生成物である:分散剤の望まし
い例はリグニン、スルファイト廃液およびメチルセルロ
ーズを含む。
この発明の活性化合物は他の活性化合物、たとえば、殺
菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤(nematici
de )、除草剤、害鳥ヨは剤、生長剤、植物栄養剤お
よび土壌構造改良剤との混合物として配合してもよい。
一般に配合物は0.1から95重量%、望ましくは0.
5から90重量%の活性化合物を含有する。
活性化合物はその配合型で、またはそれをさらに希釈し
た型で、たとえばすぐ使用できる溶液、エマルジョン、
サスペンション、粉体、ペーストおよび粒体で使用し得
る。
それらは通常の方法、たとえば水希釈(waterin
g )、スプレー、噴霧(atom ising )
、散布(dusting ) 、散布(scatter
ing )、ドライドレッシング(dry dress
ing )、モイストドレッシング(moist dr
essing ) 、ウェットドレッシング(wet
dressing )、スラリードレッシング(5lu
rry dressing ) 、外被(encrus
ting)で使用される。
葉の殺菌剤として使用する場合は、使用形態での活性化
合物濃度は実質的な範囲内で変わり得る。
それらは一般に0.1から0.00001重量%、望ま
しくは0.05から0.0001重量%である。
一般式(I)のいくつかの化合物の微生物活性(m 1
crobistatic )および生長抑制作用につい
ても述べておく。
この発明はまた活性成分としてのこの発明の化合物と共
に固体または液化ガス希釈剤または担体を、あるいは界
面活性剤を含有する液体希釈剤または担体を含有する殺
菌組成物をも提供する。
この発明はまた、この発明の化合物単独あるいは希釈剤
または担体と共に、この発明の化合物を活性成分として
含有する組成物の型で、菌または菌の生息環境に適用す
ることからなる菌に打ち勝つ方法を提供する。
この発明はさらに、この発明の化合物が単独でまたは希
釈剤または担体と共に、生長直前および/または生長中
に適用され、該領域内での菌が生長することによる損害
から穀物を保護することをも提供する。
収穫された穀物を得るための通常の方法は、この発明で
改善される。
構造式(I)の化合物の殺菌活性は次の実施例で明示さ
れる。
試験A プラスモパラ(P lasmopara )テスト溶剤
:4.7重量部のアセトン 分散剤:0.3重量部のアルキルアリルポリグリコール
エーテル 水:95重量部 スプレー液体中の希望する濃度の活性化合物に必要な活
性化合物の量が上記の量の溶剤と混合され、濃縮物は、
上記の量の分散剤を含有する上記の量の水で希釈された
2〜6の普通葉を有する若い鉢植えのぶどう(Mul
ler −T hurgauの1変種)がしたたりぬれ
るまでスプレー液でスプレーされた。
その植物は温室中に24時間、20℃で、相対湿度70
%に置かれた。
次に、ぶどうはプラスモパラビテイコラ(P lasm
opara viticola )の水性種子サスペ×
※ンジョン(5pore 5uspension )で
接種(1noculate )された。
植物は湿度100%、温度20〜22℃の温室に移され
た。
5日後、ふど5の感染(1nfection )は未処
理のしかし接種された標準植物のパーセンテイジとして
測定された。
0%は非感染、100%は標準植物(対照植物)と同じ
だげ感染されたことを意味する。
活性化合物、活性化合物の濃度、および結果が次の表に
見られる。
試験B ポドスフエラ(P odosphaera )テスト(
りんごのべと病)〔防除(P rotective )
試験〕溶剤:4.7重量部のアセトン 乳化剤二〇、3重量部のアルキルアリルポリグリコール
エーテル 水:95重量部 スプレー液体中の活性化合物の希望する濃度に必要な活
性化合物の量が上記量の溶剤と混合され、濃縮物は上記
の乳化剤を含有する上記量の水で希釈された。
4〜6葉期にある若いりんごの若木がしたたる**程に
スプレー液体でスプレーされた。
植物は20℃、70%の相対湿度で24時間温室におか
れた。
そして、りんごべと病原菌( Podosphaera
leucotricha )の分生胞子を散布して接種
され、温度21〜23℃、相対温度約70%の温室に置
かれた。
接種の10日後、若木の感染が未処理の接種標準植物の
パーセンテイジで測定された。
0%は非感染、100%は感染が標準植物の場合と全く
同一の感染を意味する。
活性化合物、活性化合物の濃度、および結果を次表に示
す。
試験C フシクラブイウム(Fusicladium )テス
ト(りんご腐敗病)〔防除試験〕 溶剤:4.7重量部のアセトン 乳化剤:0.3重量部のアルキルアリルポリグリコール
エーテル 水:95重量部 スプレー液体中の活性化合物の望ましい濃度に必要な活
性化合物の量が上記量の溶剤と混合され、濃縮物は上記
乳化剤を含有する上記量の水で希釈される。
4〜6葉期の若いりんごの若木がしたたる程にスプレー
液でスプレーされた。
植物を20℃、相対湿度70%の温室に24時間置かれ
た。
そして、りんご腐敗病原菌( Fusicladium
dendritieumFuckel)の水性分生胞
子サスペンションで接種され、18〜20℃、相対湿度
ioo%の湿潤室で18時間培養された。
植物はついで14日間温室に移された。
接種後15日して、若木の感染が未処理の接種標準植物
のパーセンテイジとして測定された。
0%は非感染、100%は標準植物の場合と同一の感染
度を意味する。
活性化合物、活性化合物の濃度、および結果を次表に示
す。
試験D ウスチラゴ・ヌダ(Usti lago nuda )
テスト(おおむぎ)7種子処理 活性化合物を乾式ドレッシング剤の形で使用した。
このドレッシング剤は、所定の活性化合物を粉末状鉱物
で希釈することにより得られた微粉状混合物であって、
これは確実に種子表面上に均質に分布させることができ
るものであった。
このドレッシング剤の施用は次の如く行い、すなわち、
菌の混入した種子をドレッシング剤と共に閉鎖ガラスフ
ラスコ中で3分間ふりまぜることによって施用した。
おおむぎの種子50粒を1バツチとして、その2バツチ
を標準土壌中に3crnの深さに播種し、温室内のシー
ドボックス中に入れて約18℃の温度で栽培した。
このシードボックスは毎日15時間にわたって光線照射
下に保った。
播種してから約12週間後に穂の状態を調べ、すなわち
黒穂病(1oose smut )の徴候の有無を調査
した。
このテストにおいては、たとえば下表に記載の本発明の
化合物(その製造側番号で示す)が公知殺菌剤化合物よ
りもはるかに高度の殺菌活性を有することが確認された
試験E プクシニアテスト(こむぎ)/防除/治療試験 溶媒:100重量部のジメチルホルムアミド乳化剤:0
.24重量部σ)アルキルアリールポリグリコールエー
テル 活性化合物1重量部を上記量の溶媒および乳化剤と混合
し、得られた濃厚物を、所望濃度になるまで水で希釈す
ることによって、所定の活性化合物含有製剤(組成物)
を調製した。
防除活性のテストは次の方法で行った。
若い試験植物にプクレシニア・レコンテイタ(Puco
inia recondita )の胞子のサスペンシ
ョン(水性寒天溶液中の0.1%濃度サスペンション)
を接種した。
この胞子懸濁液が乾燥した後に、この植物に前記活性化
合物含有製剤を、しずくがたれるようになるまで噴霧し
た。
この植物を培養用キャビンに入れて温度20℃、相対大
気湿度100%のもとで24時間保った。
治療活性のテストは次の方法で行った。
若い試験植物にプクレシニア・レコンデイタの胞子のサ
スペンション(水性寒天溶液中の0.1%濃度サスペン
ション)を接種した。
この植物を培養用キャビンに入れて温度20℃、相対大
気湿度100%★★のもとで24時間保った。
接種してから48時間後に、この植物に前記の活性化合
物含有製剤を、しずくがたれるようになるまで噴霧した
この植物のさび病の病庖形戒を促進するために、これを
温室に入れて温度20℃、相対大気温度約80%のもと
で保った。
接種後10日を経た後に植物を調べて各試験化合物の殺
菌活性を評価した。
このテストにおいて、たとえば次表に記載の本発明の化
合物(その製造側番号で示す)が従来の化合物よりもは
るかに高度の殺菌活性を有することが確認された。
1M’(0,05モル)の二塩化マンガン(MnC12
・4H20)が50TLlのエタノールに溶解され、溶
液はかきませながら、100m1のエタノール中に溶解
された29.、l’(0,1モル)の1〔1・2・4−
トリアゾリル−(1))、−1−(pクロロフェノキシ
)−3・3−ジメチル−ブタン2−オンに滴下される。
溶液は水流ポンプで蒸留される。
200mlのエーテルが残留物中に加えらオ*れ、混合
物は15時間室温でかきまぜられる。
目的物が結晶型で分離され、ろ過され、283グ(理論
値の76%)の融点218〜222℃のビス−〔1・2
・4−トリアゾリル−(1)−1−(pクロロフェノキ
シ)−3・3−ジメチル−ブタン−2−オン〕マンガン
(II)クロライド2水和物が得られる。
製造例 2 10.2f(0,05モル)の二塩化マグネシウム(M
gCh・6H20)が50m1のエタノール中に溶解さ
れ、溶液はかきまぜながら、100rrLlのエタノー
ルに溶解した14.1’(0,05モル)の1〔1・2
・4−トリアゾリル−(1))−1−(pクロロフェノ
キシ)−3・3−ジメチル−ブタン−2−オンに滴下さ
れる。
溶媒は水流ポンプで留去され、アセトン50m1が油状
残留物に加えられる。
混合物は室温で15時間かきまぜられ、得られる結晶性
生成物がろ過される。
融点128〜132℃のモノ−(1−(1・2・4−ト
リアゾリル−(1)−1−(p−クロロフェノキシ)−
3・3−ジメチル−ブタン−2−オン〕マグネシウム(
n)クロライド、6水和物22.2f(理論値の※※9
0%)が得られる。
製造例 3 3.071(o、oisモル)の二基化銅(Cu C1
2・2H20)が6mlのH2Oに溶解され、溶液はか
きまぜなから100rnlのエタノールに溶解した1−
(イミダゾリル)−1(p−ブロモフェノキシ)−3・
3−ジメチル−ブタン−2−オン11.11(0,03
3モル)に滴下される。
沈★★殿する青緑色の結晶がろ過されエーテルで洗滌さ
れる。
融点107〜109℃のビス−〔1−(イミダゾリル)
−1−(p−ブロモフェノキシ)3・3−ジメチル−ブ
タン−2−オン〕塩化銅(II)が122(理論値の9
9%)が得られる。
製造例 4 4.4f(0,025モル)の二基化銅 (CuC12・2H20)が6ydの水に溶解サレ、溶
液はかきまぜながら、100TrLlのエタノールに溶
解した14.7f(0,05モル)の1−〔1・2・4
−トリアゾリル−(1)) −1−(p−クロロフェノ
キシ)−3・3−ジメチル−ブタン−2−オンに滴下さ
れる。
室温で1時間かきまぜた後、青緑斗*色結晶がろ過され
る。
融点103〜104℃のビス−[−(1・2・4−トリ
アゾル−(1)−1−(p−クロロフェノキシ)−3・
3−ジメチルブタン−2−オン〕塩化銅(I[)が16
2(理論値の89%)得られる。
製造例 5 4.4f(0,025モル)の二基化銅 (CuC12・2H20)が20rrLlノ水に溶解さ
れ、溶液はかきまぜながら、30orrLlのエタノー
ルに溶解した17?の1−〔1・2・4−トリアゾリル
−(1)、l−1−(p−ブロモフェノキシ)−3・3
−ジメチル−ブタン−2−オールに滴下させる。
溶液は半分の容積まで濃縮され、100m1の水が加え
られる。
緑色の油が分離する。水層がデカンチージョンされ、有
機層は80rrLlのジイソプロピルエーテルと共に3
0分間攪拌される。
得られる緑色結晶はろ過される。
融点92〜95℃のテトラ−(1−(1・2・4−トリ
アゾリル−(1)−1(p−フロモフエノキシ)−3・
3−ジメチルブタン−2−オール〕塩化鋼(n)が5.
5f(理論値の27%)得られる。
出発物質の製法 ★アソリルー(1)) −1−(p−フロモフエノキシ
)3・3−ジメチル−ブタン−2−オンが31のメタノ
ールに溶解される。
全量80S’(2モル)のナトリウムボロンハイドライ
ドが、5f?づつ、氷で冷やしながらかきまぜて、Oか
ら10℃で加えられる。
混合物は2時間5から10℃でかきまぜ、室温で12時
間かきまぜる。
ついで10℃に冷却され、300P(3モル)の濃塩酸
水溶液がlOから20℃で加えられる。
室温で6時間かきまぜた後、401(4,8モル)の重
炭酸ナトリウムを含有する3、81の水で、得られるサ
スペンションが希釈される。
そこで生成する沈殿物がろ過される。
融点115〜118℃の1−〔1・2・4−トリアゾリ
ル−(1))−1−(p−フロモフエノキシ)−3・3
−ジメチル−ブタン−2−オールの546.sf(理論
値の85%)が得られる。
製造例 6 3.4ft(0,025モル)のZnCl2が20Tr
Llのエタノールに溶解され、溶液はかきまぜながら、
300m1のエタノールに溶解した1 6.8 f(0
,05モル)の1−〔1・2・4−トリアゾリル−(1
)〕1−(p−フェニル−フェノキシ)−3・3ジメチ
ル−ブタン−2−オンに滴下される。
室温で30分間かきまぜた後、得られる沈殿はろ過さ*
*れ、少量のエタノールで洗滌される。
融点182℃のビス−〔1・2・4−トリアゾリル−(
1)−1(p−フェニルフェノキシ)−3・3−ジメチ
ル−ブタン−2−オン〕塩化亜鉛(II)が151(理
論値の74%)得られる。
製造例 7 10.41(0,04モル)の四塩化すず(SnC1+
)が、かきまぜながら、200m1のエタノールに溶解
した24.6P(0,075モル)の1〔l・2・4−
トリアゾリル−(1))−1−(2・4−ジクロロフェ
ノキシ)−3・3−ジメチルブタン−2−オンに滴下さ
れる。
溶媒は水流ポンプで留去される。
残留物に50rILlのn−ペンタンが加えられ、混合
物は0℃で4日間放置される。
この時間の後分離する無色結晶がろ過され、20−のジ
イソプロピルエーテルで洗滌される。
融点216〜218℃のビス−(1−(1・2・4−*
*トリアゾリル−(1)−1−(1・2・4−ジクロロ
フェノキシ)−3・3−ジメチル−ブタン−2−オン〕
塩化すず(IV)が29.9f(理論値の87%)が得
られる。
製造例 8 6.5 r (0,02’5モル)の四塩化すず(Sn
C1,)はかきまぜながら、100WLlのエタノール
中に溶解した17.1f(0,05モル)の1〔1・2
・4−トリアゾリル−(1)) −2−(2・4−ジク
ロロフェノキシ)−4・4−ジメチル−ペンタン−3−
オンに滴下される。
混合物はさらに室温で2時間かきまぜる。
沈殿する無色結晶がろ過され、20rfLlのジイソプ
ロピルエーテルで洗滌される。
融点235〜236℃のビス−〔1−(1・2・4−ト
リアゾリル−(1)−2−(2・4ジクロロフエノキシ
)−4・4−ジメチル−ペンタン−3−オン〕塩化すず
(IV)が得られる。
出発物質の製法: 22.6P(0,0464モル)の(2−(2・4−ジ
クロロフェノキシ)−4・4−ジメチル−ペンタン−3
−オニルヨージエチルメチルヨウ化アンモニウムが25
0rulの無水アセトニトリル中に溶解され、10.4
P(0,15モル)の1・2・4トリアゾールが一部分
づつ加えられる。
還流下に24時間加熱した後、溶媒は減圧下に留去され
る。
油状残留物は500rrLlのメチレンクロライド中に
移され、600rILlの水で2回抽出される。
有機層は分離され、硫酸ナトリウム上で乾燥され、減圧
下に溶媒を除く。
油状残留物はジイソプロピルエーテルで細かくすりつぶ
され(triturate )その後固化される。
ろ過され、ジインプロピルエーテルでよく洗滌され、乾
燥される。
10.3S’(理論値の64.2%)の融点75〜77
℃の1−〔1・2・4−トリアゾリル−(1)〕2−(
2・4−ジクロロフェノキシ)−4・4ジメチル−ペン
タン−3−オンが得られる。
上記中間体の製造に必要な構造式 %式%) ルメチルヨウ化アンモニウムが次のように製造される: 234.21(0,9モル)の2−(2・4−ジクロロ
フェノキシ)−4・4−ジメチルーペンタン3−オン、
ll0P(1モル)のジエチルヨウ化アンモニウムおよ
び45P(1,5モル)のパラホルムアルデヒドが30
0rrrlの無水エタノール中に溶解される。
2rulの濃塩酸が加えられ、反応混合物は還流下2時
間加熱される。
さらに301(1モル)のパラホルムアルデヒドを加え
た後、混合物は再び還流下に2時間加熱され、ついで室
温に一夜放置される。
1.21の水を加え、1.51のエーテルで抽出される
水層はアンモニア液でpH8に調整され、再び11のエ
ーテルで抽出される。
結合されたエーテル層は硫酸す) IJウム上で乾燥さ
れ、減圧下に溶媒留去される。
得られる黄色油−1771(理論値の522%)の〔2
(2・4−ジクロロフェノキシ)−4・4−ジメチル−
ペンタン−3−オニルツージエチルヨウ化アンモニウム
−は結晶しないので粗生成物のままさらに次の反応に使
用される。
38、1 f (0,1モル)の(2−(2・4−ジク
ロロフェノキシ)−4・4−ジメチル−ペンタン−3−
オニル)−ジエチルヨウ化アンモニウムは200m1の
無水テトラヒドロフランに溶解され、20.2′?(0
,2モル)のトリエチルアミンが室温で滴下される。
室温で15分間かきまぜた後、沈殿するトリエチルアン
モニウムクロライドをろ過し、溶媒は減圧下に留去され
る。
30.9S’(理論値の90%)の(2−(2・4−ジ
クロロフェノキシ)−4・4−ジメチル−ペンクン−3
−オニルフジエチルアミンが黄色油として得られ、ただ
★★ちに300rILlの無水アセトニトリルに溶解さ
れる(0.09モルの反応バッチ)。
21.3f?(0,15モル)のヨウ化メチルがかきま
ぜながら室温で滴下される。
反応混合物は室温で1時間かきまぜ、30分間還流下に
加熱され、その後溶媒は減圧下に留去される。
油状残留物は200rnlの酢酸エチルとメチルエチル
ケトン(i:i)混合物中に移され、沸騰するまで加熱
される。
すると結晶性残留物が生成され、ろ過され、エーテルで
洗滌される。
融点114〜118℃の22.8?(理論値の51.6
%)の(2−(2・4−ジクロロフェノキシ)−4・4
−ジメチル−ペンタン−3−オニル〕ジエチルメチルヨ
ウ化アンモニウムが得られる。
一般式 の次の化合物も製造例1から8に記載したのと類似の方
法で製造される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式 〔ここでMはマンガン、マグネシウム、銅、亜鉛または
    錫、Xはハロゲン、またはフェニル、AZは1・2・4
    −トリアゾリル−(1)基、BはCOまたはCH(OH
    )、 Rは炭素原子4個以下のアルキル、 Aは無機酸のアニオン、 aは1から2までの整数、 nはOまたは1、 mは1かも4までの整数、 lは1から6までの整数、 kは0から8までの数〕 のアゾリルエーテルの金属錯体を活性成分として含有す
    ることを特徴とする殺菌剤組成物。
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