JPS5838944B2 - セツゴウソウゲ−トガタデンカイコウカトランジスタ - Google Patents

セツゴウソウゲ−トガタデンカイコウカトランジスタ

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JPS5838944B2
JPS5838944B2 JP49050664A JP5066474A JPS5838944B2 JP S5838944 B2 JPS5838944 B2 JP S5838944B2 JP 49050664 A JP49050664 A JP 49050664A JP 5066474 A JP5066474 A JP 5066474A JP S5838944 B2 JPS5838944 B2 JP S5838944B2
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JP
Japan
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gate
region
voltage
junction
terminal
Prior art date
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JP49050664A
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JPS50143477A (ja
Inventor
潔 酒井
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は接合双ゲート型電界効果トランジスタに関する
電界効果トランジスタ(以下FETと呼ぶ)は一般にピ
ンチオフ電圧又はしきい値電圧即ちドレイン電流が流れ
始めるゲート電圧が数■と低く、特に高周波領域に於い
て少い消費電力で高利得を必要とする場合には1v前後
であることも極めて一般的なことである。
しかしながら回路上自動利得制御(AGC)を行う場合
に、大入力に対してピンチオフ電圧の低いFETの特性
は良好でないことが知られている。
既に真空管においては、リモートカットオフ特性を示す
ような素子が前記の問題を解決しうろことが確認されて
いる。
リモートカットオフ特性を得るにはピンチオフ電圧の異
るFETを並列接続して用いれば良い。
その例は第1図にVgs−Ids特性にて示されている
本発明は従来の上記事情に鑑みてなされたものであり、
従って本発明の目的は、良好なリモートカットオフ特性
を有し、一段と特性の向上した新規な電界効果トランジ
スタを提供することにある。
また高周波用FETにおいては帰還容量を十分小さくす
る必要があり、その手段として双ゲート構造を有する各
種のFETが市販されている。
具体的には双ゲート型FETは第2図に示されるごとき
構造のものである。
第2図に於いて双ゲート型FETはゲート端子Gaをソ
ース端子Sに短絡して三端子の素子として用いるのが一
般的である。
この場合に良好な特性を得るために端子G1、端子G2
ノヒンチオフ電圧■p1、VI)2 ハVI)1−rp
2なる関係を満足するか又はそれに近い位が好ましい。
ここで、第2図より理解されるようにVp2はは上部ゲ
ート領域および下部ゲート領域が短絡されている場合の
ピンチオフ電圧であるので上部ゲート領域のみの場合の
ピンチオフ電圧はVl)2の約2倍すなわち■p1の約
4倍になる。
本発明は以上の事実に着目してなされたものであり、従
って本発明の他の目的は、以上の事実を利用することに
よってリモートカットオフ特性を簡単に得ることができ
る新規な接合双ゲート型電界効果トランジスタを提供す
ることにある。
本発明によれば、第1及び第2ゲート領域を有する接合
双ゲート型電界効果トランジスタにおいて、前記第1ゲ
ート領域は所定の接合深さを有する第1の領域部と、該
第1の領域部におけるゲート幅よりも小さくかつその接
合深さも浅い第2の領域部とを有し、前記第2ゲート領
域の接合深ささは前記第2の領域部の接合深さと同じで
あることを特徴とする接合双ゲート型電界効果トランジ
スタが与えられる。
次に本発明を添付図面を参照しながらその良好な一実施
例について具体的に説明しよう。
第1図はピンチオフ電EVp1= I V、ゲート電圧
が零のときのドレイン電流Idss = 4. mAな
る第1の素子FETIとピンチオフ電圧Vpt = 4
V、ゲート電圧が零のときのドレイン電流Idss’
−1mAなる第2の素子FET2の並列接続した場合に
おける特性曲線と考えてよい。
FETI及びFET2共に双ゲート構造とした場合に、
各々の構造を第3図の如く設計する。
つまりFETIのゲート端子G2の領域(ゲート2領域
)による第2のチャンネル領域と、FET2のゲート端
子01′の領域(ゲート1領域)による第1のチャンネ
ル領域およびゲート端子G2の領域(ゲート2領域)に
よる第2のチャンネル領域において、それぞれのチャン
ネルの厚さを同じに設計すると、FET2の第1チヤン
ネル領域のピンチオフ電圧Vp 1はFETIの第1チ
ヤンネル領域のピンチオフ電圧vp1の4倍にすること
が可能である。
FET1およびFET2の電流は夫々のチャンネル幅W
およびWを変えることによって行なう、具体的にはゲー
ト電圧が零のときの電流Idssはチャンネル幅Wおよ
びピンチオフ電圧の2乗v6□に比例するためにFET
2のチャンネル幅Wは次のように表わされる。
そこで第1図の特性を得るためにユ1)に具体的数値を
代入すればよい。
今Vpt/Vpt’=X、Idss’/Idss=1と
すると、 を得る、つまり、第3図のFETIに、該FETIのチ
ャンネル幅Wに対し%4×W分だけのチャンネル幅Wを
有するFET2を並列接続すればよい。
FET2のゲート端子G1’の領域およびゲート端子G
2の領域は同一工程にて形成可能であるから、従来の双
ゲート型FETの製造工程に比較して全く工程は増えて
いない。
つまり本発明によりリモートカットオフ特性の双ゲート
型FETが極めてわずかな素子寸法変更と、全〈従来と
同一の工程とによって製造できることになる。
次に具体的な製造工程を第4−1a図乃至第4−4図を
参照してN−チャンネル型の場合を例として順を追って
簡単に説明しよう。
ここで通常のフォトレジスト工程、不純物拡散工程等プ
ロセスの詳細な説明は既知のもa■るカも省略する。
先づP型基板1の表面に部分的にN型層2を第4−1a
図の如く形成すも次に第4−2a図に示される如くN型
領域上2にP型頭域3を部分的に形成する。
この領域はゲート1領域(第3図に示されたゲート端子
01′の領域)の主たる部分となる。
次いで第4−3a図に見られる如くP壁領域4および5
をN型領域2上に部分的に形成する。
領域4はゲート2領域(第3図に示されたゲート端子G
2の領域)となり、領域5はゲート1領域の一部分にな
ってP型頭域3と図示の如く接続されている。
次にそれぞれ電極形成を行い、第4−4図の如く素子が
完成する。
ゲート2領域はP壁領域4及び基板1より構成され、そ
のピンチオフ電圧Vp2は、P型頭域3によって決めら
れるピンチオフ電圧Vplの約2倍になるように制御さ
れる。
この時当然P型領域5によって決められるピンチオフ電
圧vp′1はVl)2の約2倍、つまりVplの約4倍
の値となって良好なリモートカットオフ特性が得られる
尚第4−4図ではゲート2領域とソース領域が共通とな
ってソース端子6に接続さ&P型領領域3よび5がゲー
ト端子7に、夫々接続されており残の端子8がドレイン
端子となる。
また、この構造の接合型FETは、ゲート1となるP型
頭域3よりもゲート2となるP壁領域4の接合深さが浅
く、P型頭域5と同じ深さである。
従って、ゲート2の領域4による相互コンダクタンスの
低下という欠点はなく良好な特性が得られる。
また、P型頭域5は領域4と同じ接合深さ、つまり同時
につくられているから、製法工程の増大をまねくことも
ない。
なお、P型頭域5もゲート1ではあるが、このゲート幅
は領域3のゲート幅に比して充分に小さいので、この領
域5とゲート2の領域4との接合深さを同じにしても全
体の特性に対する影響は無視できる。
これまでの説明に於いてはFET1とFET2とは一体
として形成される場合について述べられたが、当然FE
TIとFET2を同一基板上に独立に形成して並列接続
にすることも可能である。
本発明は以上の如く構成されており、本発明による接合
双ゲート型電界効果トランジスタは簡単な工程で製造す
ることができ、しかも極めて良好なカットオフ特性が得
られるものである。
以上本発明は良好な一実施例について説明されたが、そ
れは単なる例示的なものであって制限的な意味を有する
ものではない。
従一つでここで説明された実施例によって前記した本願
特許請求の範囲が限定されるものでないことは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電界効果トランジスタの特性を示す曲線図、第
2図は接合双ゲート型電界効果トランジスタの一般的構
造例を示す図、第3図は本発明に係る接合双ゲート型電
界効果トランジスタの一実施例と等価な構造例を示す図
、第4−1a図乃至第4−4図は本発明に係る接合双ゲ
ート型電界効果トランジスタの一実施例及び製造工程を
示す図であり、そのうち第4−1a図は平面図、第4−
1b図は第4−1a図のA−χ線に沿った断面図、第4
−2a図は平面図、第4−2b図は第4−2a図のA−
A’線に沿った断面図、第4−3a図は平面図、第4−
3b図は第4−3a図のA−N線に沿った断面図である
。 1・・・・・・P型基板、2・・・・・・N型層、3,
4,5・・・・・・P型領域、6・・・・・・ソース端
子、7・・・・・・ゲート端子、8・・・・・・ドレイ
ン端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1及び第2ゲート領域を有する接合双ゲート型電
    界効果トランジスタにおいて、前記第1ゲート領域は所
    定の接合深さを有する第1の領域部と、該第1の領域部
    におけるゲート幅よりも小さくかつその接合深さも浅い
    第2の領域部とを有し、前記第2ゲート領域の接合深さ
    は前記第2の領域部の接合深さと同じであることを特徴
    とする接合双ゲート型電界効果トランジスタ。
JP49050664A 1974-05-09 1974-05-09 セツゴウソウゲ−トガタデンカイコウカトランジスタ Expired JPS5838944B2 (ja)

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JPS4915112A (ja) * 1972-05-31 1974-02-09

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