JPS5838653B2 - ジドウシヤクラツチヨウ ネジリシンドウドメソウチ - Google Patents

ジドウシヤクラツチヨウ ネジリシンドウドメソウチ

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JPS5838653B2
JPS5838653B2 JP48050571A JP5057173A JPS5838653B2 JP S5838653 B2 JPS5838653 B2 JP S5838653B2 JP 48050571 A JP48050571 A JP 48050571A JP 5057173 A JP5057173 A JP 5057173A JP S5838653 B2 JPS5838653 B2 JP S5838653B2
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friction
washer
hub flange
coaxial
washers
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Francaise du Ferodo SA
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Priority claimed from FR7216109A external-priority patent/FR2183388A5/fr
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/60Clutching elements
    • F16D13/64Clutch-plates; Clutch-lamellae
    • F16D13/644Hub construction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/123Wound springs
    • F16F15/1238Wound springs with pre-damper, i.e. additional set of springs between flange of main damper and hub
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、少なくともある制限された範囲の角度変位
にわたり、互に相互に回転可能に装着された二つの同軸
線上部分(「同軸線上部分」とは「同一軸線のまわりで
回転する部分」であることを意味する。
以下、本明細書において同じ。)及びこの同軸線上部分
間に周方向に挿入された弾性装置とから構成される形式
のねじり振動止め装置に関する。
この種の装置は、一方の部材に回転トルクが作用したと
きに、他方の部材に、その回転トルクを規則正しく伝達
することを可能にするものであり、換言すれば、この両
部材が装着された駆動ラインに沿い発生する傾向のある
振動を制限することを目的としている。
この種の装置は、クラッチ、特に自動車用のクラッチに
おいて、摩擦板を有する部材のうちの一方が、軸、例え
は駆動軸と共に回転するよう堅固に固定される要素の間
で握持されるようになっており、他方の部材が他方の軸
、例えば被駆動軸と共に回転するよう固定される形式の
クラッチに用いられている。
その作動特性として「ヒステリシス」効果を導入する目
的から、二つの同軸線上部分の間に摩擦ワッシャーのよ
うな摩擦部材と、これらの摩擦部材を互に押圧せる作用
をなすばね部材とを挿入した、謂ゆるねしり振動止め装
置を装備することが知られている。
このヒステリシス効果とは、装置の2つの同軸線上部分
の間に生じる同一の角度変位においての、一方向の相対
的角度変位中にこの二つの同軸線上部分間に伝達される
トルクの値と、逆方向の相対的角度変位中に伝達される
トルク値との間の差異により表現されるものである。
事実、一定の用途の場合、このヒステリシス効果により
、装置に装着された全回転システムから発生する振動や
騒音を、少なくともある一定の回転速度において制限す
ることができる。
ヒステリシス効果を特に大きくする必要がある場合には
、用いられる摩擦ワッシャーの表面積を増大するか、通
常これらの摩擦ワッシャーに付与される軸線方向荷重を
増大するか、又は摩擦ワッシャーの数を増加することが
できる。
摩擦ワッシャーの表面積を増大させると、通常、装置の
直径方向の寸法が増大することとなり、装置全体の他の
部材、特に、二つの同軸線上部分間に配置される弾性部
材を装着することが困難となる。
摩擦ワッシャーに作用する軸線方向荷重を増大させるこ
とは、装置の軸線方向の寸法を増大させることになり、
また、そのような荷重を加えるのに用いられる弾性部材
は、同時に装置の組付は及び摩耗による遊びを吸収する
ことを要する関係から、そのような遊びの吸収の前及び
後において補償する荷重に大きな変化を生じさせること
ができず、従って弾性部材に過度に大きな剛性を持たせ
ることができないことからも制限を受けるものであり、
さらに、軸線方向荷重を増大することは、その増大した
荷重を伝達する装置の部分を大きな費用をかけて補強す
る必要を生じるに至る。
摩擦ワッシャの数を増加する方法に関しては、これまで
は、互に相対的に角度的に変位し、それらの間に摩擦ワ
ッシャーを配置する要素の数を増加することにより行わ
れてきた。
しかしこの方法は、装置全体の軸線方向の寸法を増大す
るとともに、著しく構造を複雑化するものである。
この発明の目的は、用いられる摩擦ワッシャーの配列を
特に単純化し効率的にすることにより、上記の欠点を排
除し、かつ、高い「ヒステリシス」効果を有する、ねじ
れ振動止め装置を得ることにある。
この発明によれば、制限された範囲の角度変位にわたり
相対的に回転可能に装着された2つの同軸線上部分、該
2つの同軸線上部分の間に周方向に作動するように挿入
された弾性装置、及び、この同軸線上部分の間に軸線方
向に挿入された摩擦装置からなる、ねじり振動止め装置
において、上記摩擦装置は少なくとも1対の摩擦ワッシ
ャーを有しており、この1対の摩擦ワッシャーの各々は
、上記制限された角変位の少なくとも一部分にわたり該
同軸線上部分の一方と共に回転できるようにワッシャー
を同軸線上部分の一方に固定するために用いられる第1
の部分及び摩擦接触のための第2の部分を有しており、
一方のワッシャーの上記第2の部分は、他方のワッシャ
ーの第2の部分とフ 他方のワッシャーとがともに回転
するように固定された同軸線上部分との間において軸線
方向に配置されていることを特徴とする、ねじり振動止
め装置、を得ることができる。
摩擦ワッシャーをこのように配列することによデ リ、
実際に使用される摩擦表面の数が増加するとともに、そ
れにより総有効摩擦量も増大する。
事実、各摩擦ワッシャーは、それ自身が接触している装
置中の一部分との間に摩擦を発生すべく、角度変位にさ
らされるばかりでなく、他の摩擦ワフ ラシャ−との間
にも摩擦を発生すべく角度変位にさらされることとなる
従って、2つの摩擦ワッシャーについて、3対の摩擦面
を有効に得ることができる。
摩擦ワッシャーの数は、もちろん、更に大きなi 数と
することもできる。
他のすべての条件を同一とした場合、この発明による装
置は、すべての場合において、「ヒステリシス」、則ち
、一方向の角度変位における一定角度の相対的角度変位
について伝達されるトルフッ と他の方向での同一角度
の相対的角度変位について伝達されるトルクの差異を従
来の装置により得られる値よりも大きな値として確実に
発生させることができる。
この発明の特徴及び利点は、添付図面にもとづi 〈実
施例の説明により、さらに明らかになろう。
以下、添付の図面に基づき、この発明を自動車のクラッ
チの摩擦板に用いた例について説明する。
摩擦板はハバ10を有し、該ハブ10には被駆動軸(図
示せず)上で回転できるように固定するフ ためのスプ
ライン孔が設けられる。
ハブ10の中央部は半径方向に延びるハブフランジ11
が設けてあり、該フランジ11には周方向に一定間隔を
おいて複数の窓12が設けである。
ハブフランジ11の両側には、ハブ10に対して一定量
自由に回転しかつ軸線方向に移動できる二つの円環状端
板14.isが設けである。
この端板14,15は、ハブのフランジ11の周縁部に
形成された凹所17に対し、ある間隔をへだてた位置で
貫通するリベット16により、互に固着されている。
ハブフランジ11の各席12に対応する箇所において、
端板14,15には、それぞれプレス成形により外方に
膨らませた膨らみ部分18,19が形成されている。
第2図に明らかに示すように、窓12の両側1において
互に対向する膨らみ部分18.19は窓12と協働して
バネ20のためのハウジングを形成している。
端板14に形成された各膨らみ部分18の間および端板
15に形成された各膨らみ部分19の間には、それぞれ
凹み部分18′および19′が形成されていて、各膨ら
み部分18と凹み部分18′および膨らみ部分19と凹
み部分19′は、それぞれ周方向に沿って交互に配列さ
れている。
そして、各バネ20の両端部は、第1図1こ示すように
ハブフランジ11の各席12の両側縁部すなわち横方向
縁の間で保持されていると共に各凹み部分18’、 1
9’(7)両側縁部の間で保持されており、この状態で
各膨らみ部分18゜19から転がり出ないように収容さ
れている。
同軸線上部分はハブ10、ハブフランジ11、端板14
.15から構成されており、これらはハブ10およびハ
ブフランジ11からなる第1の部分と、端板14,15
からなる第2の部分とに分けて考えることができる。
そして、バネ20は、上記第1の部分と第2の部分との
間に挿入される弾性カップリング要素を構成するもので
ある。
一方の端板14は、その周縁に半径方向に延びる小さな
部材22を有しており、この部材22は、その両側面に
配設された環状摩擦ライニング23゜24を支持してい
る。
ハブフランジ11と端板15との間には、前記の二つの
同軸部分間に軸線方向の力を発生させるために、弾性部
材が挿入されている。
この弾性部材は波形をした金属ワッシャー25で、該ワ
ッシャー25は、ハブフランジ11と、端板15に対し
押圧されている摩擦ワッシャー26との間で作動する。
金属ワッシャー25および摩擦ワッシャー26は、ヒス
テリシス効果を有効に発生させる機能をもつ。
本発明の好ましい実施例によれば、2対の摩擦ワッシャ
ー、即ち、27A、27B及び28A。
28Bがハブフランジ11と端板14との間で軸線方向
に配設されている。
摩擦ワッシャー27Aは、端板14と該端板14と協働
する摩擦ワッシャー27Bとの双方に接触しており、協
動する摩擦ワッシャー27Bによりハブフランジ11か
ら軸線方向に分離してはいるが、ハブフランジ11と共
に回転するようにハブフランジ11に固定されるように
なっている。
上記の固定のために、第1図〜8図に示した実施例のも
のでは、摩擦ワッシャー27Aには複数のラグ30Aが
一体に形成してあり、該ラグ30Aは協動する摩擦ワッ
シャー27Bの周縁を越えて軸線方向に延びている。
第1図〜8図に示したものでは、これらのラグ30Aは
3本であり、円周方向に等しい間隔で設けられている。
各ラグ30Aは、ハブフランジ11の窓の1つの周縁部
に形成されたノツチ31A(このノツチ31Aは、第1
図、第5図及び第8図に示すように、ハブフランジ11
を支持するハブ10に最も近い位置の周縁部に形成され
ている)の中に受は入れられている。
同様に、摩擦ワッシャー27Bも、協動する摩擦ワッシ
ャー27Aと、隣接した摩擦ワッシャー28Aとの双方
に接触している。
また、摩擦ワッシャー27Bl/i、摩擦ワッシャー2
7Aにより端板14から軸線方向に分離されている力丸
軸線方向に延びるラグ30Bが端板14に形成されたハ
ウジング、即ち、開口31B内に受は入れられることに
より、摩擦ワッシャー27Bは端板14と共に回転する
よう固定されるようになっている。
前記ラグ30Bは、摩擦ワッシャー27Aの周縁を越え
て軸線方向に延びている。
摩擦ワッシャー28A及び28Bにも、同様な方法が適
用されている。
ワッシャー28Aには軸線方向のラグ32Aが設けであ
る。
該ラグ32Aはワッシャー28Bの周縁を越えて延びて
いるとともに、ハブフランジ11のノツチ33A内に受
は入れられている。
そして、ワッシャー28Aはワッシャー28Bにより、
ハブフランジ11から分離されている。
また、ワッシャー28Bはラグ32Bを有しており、該
ラグ32Bはワッシャー28Aの周縁を越えて延びてい
るとともに、端板14に形成された窓33B内に受は入
れられている。
摩擦ワッシャー27A、27Bj28A、228Bは第
1の部分と第2の部分とを有し、第1の部分とは摩擦ワ
ッシャー27A、27B、28A、28Bのそれぞれの
ラグ30A、30B。
32A 32Bを指し、第2の部分とは互に摩擦係合
する中央の円板部を指す。
これらの各摩擦ワッシャーは通常対をなして摩擦接触を
行っている。
端側のワッシャーの各々はそれぞれ前記同軸線上の部分
の一方に接触しており、1対のワッシャーの各々は、同
じ対の他方の摩擦ワッシャーにより軸線方向に分離され
ている同軸線上の部分の一方と共に回転するよう固定さ
れるようになっている。
一方のワッシャーから他方のワッシャーへ、ワッシャー
のラグは一定角度変位しており、これによりこれらのワ
ッシャーは互に容易に差し込み得るようになっている。
上記の構成と類似の構成によれば、端板15.に接触し
ている摩擦ワッシャー26にはその周縁に軸線方向に延
びるラグ35が設けてあり、該ラグ35は、ハブフラン
ジ11のノツチ36内に受は入れられていて、それlこ
より、摩擦ワッシャー26はハブフランジ11と共に回
転するようになっている。
容易に理解されるように、端板14,15により構成さ
れる同軸線上の部分にトルクが作用すると、凹み部分1
8’、 19’の横方向縁はバネ20を押圧し、該バネ
20は更に、ハブフランジ11の窓12の横方向縁に当
たることによってハブフランジ11を押圧する。
それにより、トルクは、ハブ10及びフランジ11で構
成される他方の同軸線上の部分に、弾性的に伝達される
しかし、このトルクの伝達時に、端板14゜15を互に
固定する支柱リベット16がハブフランジ11内のノツ
チ17の対応する縁部に接触し、それにより積極的に駆
動を行うようになる迄、2つの同軸線上の部分の間に、
相対的な角度変位が生じることとなる。
この相対的な角度変位の間、隣接した摩擦ワッシャー自
身の間、及び各端ワッシャーとこれが接触する対応した
同軸線上の部分との間に摩擦が生じる。
特に詳しく述べれば、4個の摩擦ワッシャー27A、2
7B、28A、28Bの場合には、5対の対向摩擦面の
組、即ち、端板14とワッシャー27A、ワッシャー2
7Aとワッシャー27B1ワツシヤー27Bとワッシャ
ー28A1ワツシヤー28Aとワッシャー28B1及び
、ワッシャ=28Bとハブフランジ11の組が形成され
る。
この5組の摩擦面の対に加え、摩擦ワッシャー26と端
板15との間に作用する一対の摩擦係合面が加えられる
従って、ここには、実際の摩擦ワッシャーの数よりも大
きな数の摩擦面の対が生じることとなる。
このことにより、他のすべての条件を同一とした場合に
、従来技術の配列により得られるヒステリシス効果と比
較して、より大きなヒステリシス効果が生じることとな
る。
このいわゆるヒステリシス効果は、第9図のグラフによ
って示される。
このグラフにおいて、装置の2つの同軸線上の部分の相
対的角度変位りが横軸に、その同軸線上の部分の間に伝
達されるトルクCが縦軸に示されている。
この摩擦により、同一の角度変位dに対して、相対的角
度変位の一方向に伝達されるトルクC1と、相対的角度
変位の反対方向に伝達されるトルクC2とは異なってく
る。
5個のワッシャー26.27A、 2ニアB、28A、
28Bを鋼材で作った場合、トルクCIとC2との差を
10デカニユード・メートル(約9.8kg・m)より
も大きい値とすることができる。
そして、この差が、本発明により得られるヒステリシス
効果の特徴である。
このことの価値は、二つの鋼製ワッシャー、即ち、一方
を端板14とハブフランジ11の間に、他方をハブフラ
ンジ11と端板15との間に配置した従来構造のものを
同一条件のもとにおいた場合に得られるトルクの差は4
デカニユートン・メートル(約3.9kg・m)よりも
小さいという事実により、より正しく評価されよう。
この装置において、トルクの差は各ワッシャーにつき2
デカニユートル・メートル(約2.0 kg・m)より
も大きい値であるが、比較しうる従来構造のものでは、
その値は、ワッシャー当り2デカニユートン・メートル
(約2.0 kg・m)よりも小さいものである。
前述した装置では、各摩擦ワッシャーは、軸線方向に延
びるラグを周方向に3本有していた。
第10図に示される別の実施例では、摩擦ワッシャー2
7Aのみを単独で示すが、該ワッシャー27Aは軸線方
向に延びる2本のラグを有するのみであり、各ラグの配
列は、一方のラグを通る直径線に対して角度的に偏位し
た位置に他方のラグを設けるようになっている。
この配列により、各ワッシャーを交互に配設することが
可能となり、従ってより多くのワッシャーを用いること
ができる。
上記の例のものにおいては、装置の対応する部分にワッ
シャーを固定するための手段は、ワッシャーと一体に形
成された軸線方向に延びるラグよりなっている。
第11図から第14図は、別の実施例に係るワッシャー
28Aおよびハブフランジ11をそれぞれ単独でとり出
したところを示す。
ノ\ブフランジ11と共に回転するようこのワッシャー
28Aを固定する装置は、2対のラグ38Aを有し、こ
れらのラグ38Aは前記ワッシャー28Aと一体であり
且つ直径方向に反対の方向に延びていて、各ラグはノツ
チ39Aを有している。
また、前記ワッシャ28Aを固定する装置は更に2対の
突起40を有し、これらの突起40はハブフランジ11
の軸線に最も近い窓の縁部に沿ってハブフランジ11に
よって軸線方向に支持されている。
突起40は、この突起40がラグ38Aのノツチ39A
内に進入することによってラグ38Aと協働するように
なっている。
ここに図示した実施例では、突起40はハブフランジ1
1を軸線方向δこ湾曲変形させることにより形成され、
そのような変形は、ハブフランジを実際に切断するとき
に行なわれる。
この配列による利点は、ワッシャー28Aの作成に際し
、前もって所定の硬度に処理された鋼板を用いることが
できることにある。
事実、第12図に示されるように、ワッシャーの作成に
当り、曲げ加工を必要としない。
軸線方向のラグを持つワッシャーの場合には、そのラグ
を形成するのに曲げ加工を必要とするので、上記のよう
な金属鋼板を用いることはできない。
この場合には、ワッシャーの製造に当り、軟鋼板を用い
、その後にこの板に必要な表面硬化処理を施さねばなら
ない。
この配置を他の摩擦ワッシャーにも用いうろことは明ら
かである。
この発明の範囲には、例えば摩擦ワッシャーの構造材料
を適宜選択して摩擦の性状を変える目的等から、一対の
摩擦ワッシャーの間に追加の摩擦ワッシャーを挿入する
ことをも含まれることは明らかである。
以上の説明においては、摩擦ワッシャーは、装置の対応
する部分と共に回転でき且つすべてのワッシャーが互に
角度変位し得るように固定されている。
第15図から31図に示す実施例では、この固定が一定
範囲の角度変位においてのみ行われるものを示す。
種々の理由から、装置の二つの同軸部分間の相対的角移
動のうち予め定められた一定部分については、トルク伝
達をOとして、ヒステリシスを減少させる又は場合によ
ってはこれをなくすること力l特定の用途においては有
利な場合が存在する。
第15図〜第31図の実施例は、このような条件のもと
に用いられるものである。
第15図において、摩擦板はハブ110を有し、ハブ1
10は、例えば被駆動軸のような適宜の軸(図示されな
い)にともに回転すべく軸に固定するためのスプライン
を設けた中空穴を有している。
ハブ110は、中央部に、周方向且つ半径方向にハブフ
ランジ111を有しており、該ハブフランジ111には
周方向に一定の間隔をおいて(第17図)細長い三組の
窓112A、112B。
112Cが設けられている。
二つの窓112Aは互に直径方向に向い合った開口u
Q A I+を、二つの窓112Bは互に直径方向に向
い合いかつ窓112Aとは直角方向に位置した開口”O
B’”を、そして、四つの窓112Cは前記の窓の間に
位置しかつ互に向い合った開口910 C11をそれぞ
れ有している。
これらの窓は、すべてハブフランジ111の同一の円周
に対し実質的に接する方向に広がっている。
窓112Aの内周縁(それはハブフランジ111の軸線
に最も近接した縁であるが)、実質的に直線である。
一方、窓112Bの対応する縁部にはノツチ113Bが
形成されていて、該ノツチ中には、ハブフランジ111
に一体に形成され且つ90’後方に折り曲げられ軸線と
平行に延びているラグ114Bが入り込んでいる。
窓112Cの内周縁には、窓112Bの対応するノツチ
113Bよりもわずかに大きい開口を持つノツチ113
Cが設けである。
ハブフランジ111の両側には、ハブ110に対して自
由に回動し且つ軸線方向に移動可能な二つの環状端板1
15,116が設けられている。
両端板115,116は、ハブフランジの窓112Cに
設けられたノツチ113Cを大きな間隙Jをもって通過
しているリベット117により、互に固定されている(
第15図参照)。
ハブフランジ111の窓112Aに面した個所において
、端板115.116には、それぞれ、窓118A、1
19Aが形成されており、容態は窓112Aと同じ開口
uOA9Tを有していて、窓112Aとともにバネ12
0Aのためのハウジングを形成している。
同様へハブフランジ111の窓112Bに面した個所に
おいて、端板115,116には、それぞれ窓118B
、119Bが形成されており、容態は開口e+ 07B
jlを有していて、窓112Bと共に、バネ120B
のためのハウジングを形成している。
窓118B、119Bの開口9107B jlは、ハブ
フランジ111の窓112Bの対応する開口”OB”よ
りも小さく、従って、バネ120Bの両側において側窓
の間には空間JBが形成される。
又、ハブフランジ111の窓112Cに面した個所にお
いて、端板115,116にば、それぞれ窓118C,
119Cが形成されており、容態は開口゛σCPIを有
していて、窓112Cと共に、バネ120Cのためのハ
ウジングを形成している。
窓118C、119Cの開口”o’c ”は、ハブフラ
ンジ111の窓112Cの対応する開口e+ OC9T
よりも小さく、従って、バネ120Cの両側において容
態との間に空間JCが形成される。
この間隙JCは、同じ条件のもとに窓112Bにより形
成される空間JBよりも大きい。
バネ120A、120B、120Cは、ハブフランジ1
11の同一半径の円周に接する方向に配列されていて、
例えは、それぞれ異なった剛度を有する三組のバネA、
B、 Cを形成する。
摩擦板122が端板11・5に固定されており、ハブ1
10まで延びている。
摩擦板122の円周面の両側には、円環状摩擦ライニン
グ123.124が装着されている。
端板115とハブフランジ111との間、より正確には
、端板115に固定された摩擦板122とハブフランジ
111との間には、摩擦ワッシャー126、摩擦ワッシ
ャー127、及びハブフランジ111に接している、例
えばポリテトラフルオロエチレンのような減摩材からな
るワッシャー128が、軸線方向に連続して設けられて
いる。
例示のものにおいては、ワッシャー126及び127は
金属製であるが、二つのワッシャーのうちの少なくとも
一方又は両方を摩擦材で作ることができ、及び(又は)
、各摩擦ワッシャーの間に、−個又は複数個の摩擦材製
のワッシャーを介在させることもできる。
減摩擦材からなるワッシャー128および摩擦ワッシャ
ー127を設けた理由は、第20図に示すヒステリシス
曲線の第1作動段階での直線P1で示す特性を得ること
にある。
第18図は、摩擦ワッシャー126を単独でとり出した
ところを示す。
摩擦ワッシャー126には、直径方向に対向する位置に
おいて、半径方向に延びるラグ129が設けてあり、各
ラグ129ニハノツチ130が形成されている。
この摩擦ワッシャー126は第16図に示す位置に組込
まれているが、摩擦ワッシャー126とバネ120Bと
の保合状態は第15図に明瞭に示しである。
すなわち、バネ120Bは前にも述べた通りハブフラン
ジ111の窓112B内に受は入れられているーと共に
両側から端板115および116の窓118Bおよび1
19Bによって転がり出さないように保持されているが
(この状態は第16図に示しである)同時にバネ120
Bの両端部は、第15図に示すように摩擦ワッシャー1
26のラグ129と当接するようにノツチ130内に嵌
入されている。
バネ120Cは前にも述べた通り、その両端がハブフラ
ンジ111の窓112Cの側縁部と当接するように窓1
12C内に受は入れられていると共に両側から端板11
5および116の窓118Bおよび119Bによって転
がり出さないように保持されている。
もちろん、摩擦ワツシャー126はバネ120Bと係合
するだけであってバネ120Cとは係合していない。
図示のものにおいて、このノツチ130の各横方向縁部
は、後に詳記するように、当接部としての作用をする。
ノツチ?30の底部にも132の個所にノツチを設け、
ハブフランジ111に軸線方向に支持されているラグ1
14Bを通過させる。
また、端板115にも、上記ラグ114Bに対向する個
所に窓125を形成する。
このノツチ132の各横方向の縁部は、この例のもので
は、肩部、即ち当接部としての作用をする。
第19図に示す摩擦ワッシャー127もまた、周縁部で
、且つ直径方向の正反対の位置に、二つの半径方向のラ
グ133を有しており、各ラグはノツチ134を有して
いて、このノツチ134を通して、各ラグがリベット1
17と係合するようになっている(第15.16図参照
)。
端板116とハブフランジ111との間には、軸線方向
に弾性を持つ波形のワッシャー135、ワッシャー12
7と同じようにリベット117上に固定された支持ワッ
シャー136、及び減摩材製のワッシャー137が軸線
方向に連続して設けられている。
波形のワッシャー135の機能は、前述の波形金属ワッ
シャー125の機能と同じである。
従って、端板115,116及び摩擦板122とにより
構成される第一の同軸線上の部分は、該摩擦板122を
つかむことにより、より正確には、圧力板と反応板との
間で摩擦板により支持されている摩擦ライニング123
及び124をつかむことにより、駆動軸上に固定される
ワッシャー127及び136は、リベット117により
、この同軸線上部分に回転可能に固定される。
さらに、ハブフランジ111とハブ110とは第2の同
軸線上部分を構成し、バネ120A。
120B、120Cがこの二つの同軸線上部分の間に挿
入された弾性継手及び駆動装置を形成する。
例えば、端板115,116と板122とにより構成さ
れる同軸線上部分に、第15図の矢印で示す方向に回転
トルクが作用すると、この同軸線上部分は、バネ120
A、120B 、120C全体を駆動する。
バネ120Aを収容している容態118A。
119A及び112Aが同じ接線方向の長さを持つ開口
を有していることから、単にバネ120Aのみがその進
行方向端部をハブフランジ111に接触させることとな
り、それにより、バネ120Aは、進行方向端部を介し
て、ハブフランジにトルクを作用し、板122に伝達さ
れた回転トルクがハブフランジに弾性的に伝達されるこ
ととなる。
この第1の作動段階中においては、バネ110B及び1
20Cはハブフランジ111に接触せず、従って、バネ
120Aのみが作用することとなる。
同時に、摩擦ワッシャー126は瞬時、端板1’15,
116に対し摩擦力で共に回転するよう固定されており
、一方、摩擦ワッシャーが接触状態に位置している部材
も端板115,116と共に回転するよう固定されてい
るので、摩擦ワッシャー126に起因する摩擦は生じて
こない。
この作動段階は、第20図のグラフで直線P1により示
される。
このグラフにおいて、伝達トルクCは縦軸に、相対角変
位量りは横軸にプロットされている。
作動の第一段階は、間隙JBがふさがれ、遅延作動バネ
として知られるバネ120Bがハブフランジ111とそ
の先端部分を接触させるまで続く。
その後は、バネ120Bも、摩擦板122に加えられた
トルクをハブフランジ111に伝達する作用をする。
この作用は、バネ120Aにより既に与えられている作
用に追加される形をとる。
しかし、この作動の第2段階中において、摩擦ワッシャ
ー126がハブフランジ111に当接する。
事実、摩擦ワッシャー126のノツチ132の中は、そ
の横方向縁部とハブフランジのラグ114Bとの間に、
バネ120Bの両側に存在する間隙JBとほぼ等しい間
隙を残すような巾に作られている。
従って、バネ120Bがハブフランジ111に接触する
とすぐに、即ち、窓112B及び118B 。
119Bの横方向の対応する縁部が互に一直線上に整合
するとすぐに、摩擦ワッシャー126のラグは、ハブフ
ランジ111のラグ114Bの一方とも接触することと
なる。
結果として、摩擦ワッシャー126は、その後、ハブフ
ランジ111と共に回転するようハブフランジ111に
定着され、ワッシャー126及びワッシャー127及び
端板115との間に摩擦が生じる。
この摩擦により、相対的角度変位りが増大するときに伝
達されるトルクの値(第20図のグラフにおける直線P
f示される)と相対的角度変位が減少するときに伝達さ
れるトルクの値(同グラフで直線P′2で示される)の
間に差異が生じる。
この現象が、こうして得られるいわゆるヒステリシス果
の特長的なものである。
直線P2とP′2の傾きは、第1作動段階での直線P1
の傾きよりも大きい。
これは、作動の第2段階においては、バネ120Bの作
用がバネ120Aの作用に追加されるからである。
上記した第2作動段階は、間隙JCがふさがれるまで継
続し、その後、バネ120Cの作用がバネ120A、1
20Bの作用に追加される。
摩擦ワッシャー126はハブフランジ111と共に回転
できるようこの段階でも固定的に定着していることから
、この第3作動段階の二つの直線P3. P’3は、第
2作動段階の直線P2.P′2の傾きよりも大きな傾き
を持つこととなる。
最初の位置に復元するとき、即ち、相対的角度変位が減
少するときに、バネは拡張する。
そして、バネ120Bの前記した進行方向端部が第1の
復元期間中ハブフランジ111の対応した窓112Bの
対応縁部に当接し続け、且つ、摩擦ワッシャー126の
ノツチ130の対応する縁部も又バネ120Bの該進行
方向端部に当接していることから、バネ120Bは摩擦
ワッシャー126をハブフランジ111に対し衡合接触
状態に維持することとなる。
そして、そこに摩擦が生じ、いわゆる「ヒステリシス」
が生起する。
第2復元期間において、バネ120Bとハブフランジ1
11との接触は解除される。
従ってフランジ111に載っていた摩擦ワッシャー12
6はフリーになり、それにより、対応した摩擦及びヒス
テリシスは存在しなくなる。
第21図と22図に示すものにおいては、板115の窓
125を除去し、代わりに、ハブ111上に支持される
軸線方向のラグ114Bを受は入れるのに十分な大きさ
をした単純な抑圧部を設けている。
第23図と24図に示すものは、軸線方向ラグの代わり
に、ハブフランジ111に設けられた窓112Bの軸線
に最も近い縁部に軸線方向の突出部144Bを設けたも
のであると この例に示す突出部144Bは、通常、ハブフランジ1
11を軸線方向に湾曲させることにより形成される。
また、そのような湾曲作業はハブフランジの実際の切断
加工中に行うことができ、例示のように二つの当接面1
45,145’を得ることもできる。
いずれにしても、この突出部144Bは、摩擦ワッシャ
ー126のラグ129に形成されたノツチ132中に貫
入することにより、このラグ129と協働作用を行うよ
うになる。
第25図と26図に示すものにおいては、ワッシャー1
26のノツチ130の各横方向縁からワッシャー面に直
角に延ひている舌片146を有している。
舌片146は、ハブフランジ111の対応する窓122
B中に受は入れられ、バネ120B及びハブフランジの
窓112Bの対応縁の双方のための当接部として作用す
る。
この例のものにおいては、各部材が対称形であることか
ら、ヒステリシスは、時計方向トルクをともなう時計方
向の相対的角度変位及び反時計方向のトルクをともなう
反時計方向の相対的角度変位の双方において得ることが
できる。
第27図から29図に示すものにおいては、時計方向の
変位においてのみ、ヒステリシスが生じる。
ワッシャー126のラグ129にはノツチ130が無く
、単に横方向の当接縁部147を有するのみであり、ま
た、ハブフランジ111に設けられる当接装置、例えば
、突出部144Bにも、単一の作動縁145のみが設け
られる。
そして、この作動縁145が摩擦ワッシャー126のラ
グ129の縁部147と対向した位置にあるノツチ13
2の単一の横方向縁148と協働して作動する。
同様に、第30図に示すように、第3作動段階の行程中
に、第2作動段階中に得られるヒステリシスよりも大き
いヒステリシスを得ることが可能である。
ただ、この場合には、第3作動段階中に、二つのバネ1
20Cとともに一個又は複数の摩擦ワッシャー126を
追加して用いることが必要となる。
、又、逆の場合として、第31図に示すようlこ、第3
作動段階中にのみ、例えば、図示のように逆方向の相対
的角度変位に対して、ヒステリシスを得ることも可能で
ある。
このためには、種々の当接装置に適宜の不つり合い(a
symmetry )を導入するだけでよい。
以上に説明した装置を種々組合せて用いることも可能で
ある。
いずれの場合でも、第1作動段階中最初の摩擦は、装置
の軸線方向の締め付けによりもたらされることは明らか
であろう。
この摩擦力は、「テフロン」(登録商標名)のような適
宜の減摩材で作られたワッシャーを挿入することにより
減少させることができる。
ハブフランジに対して筒抜状態にあるワッシャー126
が伝達されるトルクlこさらされないように、第1の作
動段階の終期と次の作動段階の始期との間に、若干の間
隙をおくことが望ましい。
バネの絹の個数、バネ自体の個数、及び○(m用いられ
る摩擦ワッシャーの個数、ワッシャーの構造材の材質、
及び(又は)同軸線上の部分の構成又は相対的配列、等
は特許請求の範囲に記載される範囲内で種々変更可能で
あることは明らかである。
特に、他の実施例においては(図示しないが)、一方の
同軸線上部分を互に軸線方向に間隔をおいて配列される
二つの半径方向外方に延びるハブフランジで構成し、他
方の同軸線上部分をハブフランジの間でかつ平行に延び
る板体で構成することも可能である。
さらに他の実施例として(図示しないが)、一方の同軸
線上部分を半径方向外方に延びる単一のハブフランジで
構成し、他方の同軸線上部分を該ハブフランジに平行に
延びる単一の板体とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるねじり振動止め装置の部分図
であって、第2図のI−I線に沿う一部断両立面図、第
2図は、第1図の■−■線に沿うこの装置の軸線方向断
面図、第3図は、第2図の上半分の拡大図、第4図と第
5図は、第1図の■−■線及びV−■線に沿った、第3
図と同様の軸線方向断面図、第6図は、この発明による
ねじり振動止め装置に用いられる摩擦ワッシャーの立面
図、第7図は、第6図の■−■線に沿った、ワッシャー
の軸方向断面図、第8図は、この発明によるねじり振動
止め装置の他の部材の部分立面図。 第9図は、この発明によるねじり振動止め装置により得
られる結果を示すグラフ、第10図は、第6図と同様の
図であって、摩擦ワッシャーの他の例を示すもの、第7
1図は、第6図と同様の図であって、摩擦ワッシャーの
更に他の例を示している。 第12図は、第11図の他の例の側面図、第13図は、
第8図と同様の図であって、他の実施例を示すもの、第
14図は、第13図のXIV−XIViに沿った、第1
・3図の実施例のものの一部拡大断面図、第15図は、
ねじり振動止め装置の更に他の例を示す部分立面図、第
16図は、第15図のxvi−x■腺に沿った、軸線方
向断面図、第17図は、第15図1こ示す装置により構
成される部材の一つの部分立面図、第18図は、第15
図の装置内に用いられる摩擦ワッシャーの一つの立面図
、第19図は、第18図と同様の図であって、第15図
の装置の他の摩擦ワッシャーδこ関するもの第20図は
、第15図に示される装置の作動特性を示すグラフ、第
21図と22図は、部分的に第15図及び16図と同様
する、ねじり振動止め装置の他の例を示す図。 第23図は、第17図と同様の部分図で、ねじり振動止
め装置の他の例に関するものである。 第24図は、第23図のXXIV−xxrv線による、
第23図の実施例の拡大断面図、第25図は、第18図
に示される摩擦ワッシャーの他の実施例の部分的斜視図
、第26図は、第15図と類似の部分立面図であって、
第25図の例のものの組立状態を示す、第27図は、他
の実施例の場合における第20図のグラフと同様のグラ
フ、第28図は、第27図の例において用いられる摩擦
ワンシャーの部分立面図、第29図は、最後の実施例で
の第24図と同様の図、第30図と31図は、第20図
のグラフと同様のグラフであって、それぞれ異なった実
施例に対応するものである。 10・・・ハブ、11・・・ハブフランジ(一方の同軸
線上部分)、14,15・・・端板(他方の同軸線上部
分)、20・・・バネ:弾性装置、26,27A。 27B、28A、28B・・・摩擦ワッシャー:摩擦装
置、30A、30B、35・・・ラグ:摩擦ワッシャー
の第1の部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 制限された範囲の角度変位量にわたり相対的に回転
    可能に装着された2つの同軸線上部分、該2つの同軸線
    上部分の間に周方向に作動するように挿入された弾性装
    置、及び上記同軸線上部分の間に軸線方向に挿入された
    摩擦装置、からなるねじり振動止め装置において、上記
    摩擦装置は少なくとも1対の摩擦ワッシャーを有じでお
    り、該1対の摩擦ワラシー)7−の各々は、上記制限さ
    れた角度変位の少なくとも一部分にわたり同軸線上部分
    の一方と共に回転できるよう上記ワッシャーを上記同軸
    線上部分の一方に固定するために用いられる第1の部分
    及び摩擦接触のための第2の部分を有しており、一方の
    ワッシャーの上記第2の部分は、他方のワッシャーの上
    記第2の部分と上記他方のワッシャーが共に回転するよ
    うに固定される上記同軸線上部分との間でかつ軸線方向
    に配置されていることを特徴とするねじり振動止め装置
JP48050571A 1972-05-05 1973-05-07 ジドウシヤクラツチヨウ ネジリシンドウドメソウチ Expired JPS5838653B2 (ja)

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