JP2635586B2 - 軸方向作用バネ座金の組合せ体及び該軸方向作用バネ座金の組合せ体を含むトランスミッション用ダンパホイール - Google Patents

軸方向作用バネ座金の組合せ体及び該軸方向作用バネ座金の組合せ体を含むトランスミッション用ダンパホイール

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般に、例えばサラバネ(Belleville)座金
のような2つの軸方向作用のバネ座金を、互いに離隔作
用を受けるべき2つの部材の間に使用する組立て体に関
し、特に、本発明は、かかる軸方向作用のバネ座金に相
対する関係する部材の面上に摩擦機構が介入している場
合に関するものであるが、必ずしもこのような場合に限
定されるわけではない。
例えば、米国特許US−A−4,274,524又は1986年1月2
2日付でNo.8600854として出願されたフランス特許出願
明細書に記載されているように、その間に円周方向動作
の弾性装置及び/又は摩擦機構が介入することができ
る、互いに対し回転可能な状態で取りつけられた2つの
同軸部分を含み、かかる同軸部分の一方はそれ自体、互
いに離隔をおいて弾性応力を受ける、トルクリミターを
介してその内部に介入する2つの環状側板を有している
ような、特に自動車のトランスミッション用の或る種の
ダンパホイールの場合がそれである。
〔従来の技術〕
実際これらの環状側板は、それが受ける弾性応力の下
で、各々、1つの摩擦座金を、それらがその機構部分の
1つを成している同軸部分に属する一支持面に対して押
しつける。
機能中に伝達すべきトルクがこれらの摩擦座金に相当
する摩擦トルクより小さい状態であり続けるならば、全
てはあたかもこれらの座金によって、当該環状側板が相
当する支持面に回転可能な形で一体化されているかのよ
うに進行する。
これに反して伝達すべきトルクがこの摩擦トルクより
大きくなり始めると、当該環状側板と相対する支持面の
間、ひいては当該ダンパホイールを構成する2つの同軸
部分の間に、相対的な角度のずれが生じる。
こうして摩擦トルクはこの角度的ずれの出現を制御
し、従って、求められているトルクの制限はとくに当該
環状側板に及ぼされる弾性応力により左右される。
今日、最も頻繁には、該当する組合せ体は、これらの
環状側板の間に1つの軸方向作用バネ座金(実際にはサ
ラバネ座金)しか有していない。
軸方向作用バネ座金は、小さい方の直径の周領域と大
きい方の周辺領域の2つの周辺領域を含み、これらの2
つの周辺領域のうちの一方の周辺領域を介して、このサ
ラバネ座金は一方の環状側板に衝合し、これらの2つの
周辺領域のうちの他方の周辺領域を介して他方の環状側
板に衝合している。
いずれの場合も問題となっているのは、円形に連続的
な支承である。
このような配置はこれまで満足されてきたし、又これ
からも満足を得ることができるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これには以下のような欠点がある。
まず、単一のサラバネ座金が使用されているため、環
状側板の各々にこの座金が及ぼす圧力は、かかる環状側
板上のその支承に相当するこの環状側板唯一の円形領域
に極めて強く集中している。
そのため対応する摩擦座金の不規則な摩耗、従ってこ
れらの座金の有効表面積の漸進的増大がその結果として
生じ、アセンブリの機能が不安定なものとなることは必
至である。
さらに、サラバネ座金は、例えばその大きい方の直径
の周辺領域を介して一方の環状側板に衝合し、従って、
その小さい方の直径の周辺領域を介して他方の環状側板
に衝合するため、相応する弾性応力が作用するこれらの
環状側板の環状領域は互いに放射方向に離れたところに
あり、その結果、対応する摩擦座金のいずれもが個別に
及ぼす摩擦トルクの間に或る程度の不均衡が生ずるのは
必至である。
結局、単一のサラバネ座金では、求められる摩擦トル
クに必要な離隔弾性応力を発生させるのに不充分であ
る。
この場合、互いに軸方向に重ね合わせて、2つ又は複
数のサラバネ座金を使用することが考えられる。
しかし、こうすると、上に簡潔に説明した欠点が絶え
ず存在する。
2つのサラバネ座金を使用する場合、同様にこれらと
互いに対して同心的に配置することを考えることもでき
る。
しかし、このとき、これらのサラバネ座金は、幾何的
に異なり、もう一方の座金の内部に配置されている座金
の大きい方の周辺は、このもう一方の座金の小さい方の
周辺の直径より小さな直径を有する。
アセンブリの値上りの代償として、異なる部材をより
数多く備えるという必要性が生まれた上に、こうして異
なる特徴をもつ2つのサラバネ座金を使用することによ
り、これらのサラバネ座金の一致が不完全になる可能性
がありここでも又摩擦座金の不規則な摩耗、ひいてはア
センブリの機能上の不安定が生じる危険性がある。
本発明の目的は、一般にこれらの欠点を回避すること
のできる構成を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、互いに離隔作用を受けるべき2つの
部材の間で2つの軸方向作用バネ座金を使用するよう
な、例えばサラバネ座金のような軸方向作用バネ座金の
組合せ体であって、前記2つの軸方向作用バネ座金が各
々、小さい方の周辺領域と大きい方の直径の周辺領域の
2つの周辺領域を含み、該2つの周辺領域うちの一方の
周辺領域を介して互いに離隔作用を受けるべき2つの部
材のうちの一方にそれぞれ衝合する軸方向作用バネ座金
の組合せ体において、2つの軸方向作用バネ座金はそれ
ぞれ、前記2つの周辺領域のうちの他方の周辺領域にお
いて、互いに離隔作用を受けるべき2つの部材を含むア
センブリの軸を中心として円形に間隔を隔てて配置され
た支点により、互いに離隔作用を受けるべき2つの部材
のうちの他方に衝合しており、各々の軸方向作用バネ座
金は、前記一方の周辺領域を含む本体部分と、前記本体
部分から放射状に延び、前記他方の周辺領域に沿って、
前記円形に間隔を隔てて配置された支点を構成する複数
の足状部分を有し、軸方向作用バネ座金の足状部分は、
円形に互いの間に切欠き部を構成し、一方の軸方向作用
バネ座金の足状部分は、他方の軸方向作用バネ座金の切
欠き部の軸方向正面にある、ことを特徴とする軸方向作
用バネ座金の組合せ体が提供される。
さらに、本発明によれば、間に、円周方向に作用する
弾性装置及び/又は摩擦機構が介入することができる、
互いに対して回転可能な形で取りつけられた2つの同軸
部分を有し、かかる同軸部分の一方がそれ自体、互いに
間隔をおいて弾性応力を受けておりトルクリミタを介し
てその内部に介入する互いに離隔作用を受けるべき2つ
の環状側板をもっているような、トランスミッション用
ダンパホイールにおいて、互いに離隔作用を受けるべき
2つの環状側板の間で2つの軸方向作用バネ座金を使用
するような、例えばサラバネ座金のような軸方向作用バ
ネ座金の組合せ体であって、前記2つの軸方向作用バネ
座金が各々、小さい方の周辺領域と大きい方の直径の周
辺領域の2つの周辺領域を含み、該2つの周辺領域うち
の一方の周辺領域を介して互いに離隔作用を受けるべき
2つの環状側板のうちの1つにそれぞれ衝合する軸方向
作用バネ座金の組合せ体において、2つの軸方向作用バ
ネ座金はそれぞれ、前記2つの周辺領域のうちの他方の
周辺領域において、互いに離隔作用を受けるべき2つの
環状側板を含むアセンブリの軸を中心として円形に間隔
を隔てて配置された支点により、互いに離隔作用を受け
るべき2つの環状側板のうちの他方に衝合しており、各
々の軸方向作用バネ座金は、前記一方の周辺領域を含む
本体部分と、前記本体部分から放射状に延び、前記他方
の周辺領域に沿って、前記円形に間隔を隔てて配置され
た支点を構成する複数の足状部分を有し、軸方向作用バ
ネ座金の足状部分は、円形に互いの間に切欠き部を構成
し、一方の軸方向作用バネ座金の足状部分は、他方の軸
方向作用バネ座金の切欠き部の軸方向正面にある、こと
を特徴とする軸方向作用バネ座金の組合せ体の2つの軸
方向作用バネ座金が、互いに離隔作用を受けるべき2つ
の環状側板の間に介入していることを特徴とするダンパ
ホイールが提供される。
こうして、本発明に従い、当該分野における最も一般
的な構成と対照させてみると、互いに離隔作用を受ける
べき2つの部材の一方への用いられたバネ座金の各々の
衝合は、互いに離隔作用を受けるべき2つの部材の他方
への衝合ついてそうであるように円形に連続した形で行
なわれるのではなく、円形に不連続な形で行なわれる。
本発明に従って、使用される2つの軸方向作用バネ座
金の支点を、互いに離隔作用を受けるべき2つの部材の
一方から他方に対し円形に相対的に重なり合わせること
を可能にするのはこの不連続性なのである。
このような構成によって、互いに離隔作用を受けるべ
き2つの部材は各々、その大きい方の直径の周辺領域で
作用するものと、その小さい方の直径の周辺領域で作用
するもののこれら2つのバネ座金のいずれもの作用を一
致して受けることになる。
こうして、2つの軸方向作用バネ座金の組合せ体によ
る全体的離隔弾性応力を互いに離隔作用を受けるべき2
つの部材が受けているのは、互いに放射方向に離れたと
ころにあるその環状領域のうちの2つにおいてであり、
こうして互いに離隔作用を受けるべき2つの部材上でこ
の応力が最も良好に分布される、すなわち、互いに離隔
作用を受けるべき2つの部材と関連した摩擦座金にとっ
て最良の作動条件を与えることができるようになる。
さらに、こうして2つの軸方向作用バネ座金につい
て、これらの互いに離隔作用を受けるべき2つの部材に
衝合する環状の周辺領域はこれらの互いに離隔作用を受
けるべき2つの部材のいずれについても同じ直径の周囲
に沿って延び、このことは対応する摩擦座金のいずれも
が個別に及ぼす摩擦トルクをうまく平衡化させるのに有
利に働く。
その他の条件は同じであるため、こうして互いに離隔
作用を受けるべき2つの部材を含むアセンブリの機能は
うまく安定化させられることになる。
最後に、用いられるバネ座金はサラバネ座金であるこ
とが望ましい。こうして、互いに離隔作用を受けるべき
2つの部材に関連した摩擦座金の耐摩耗パッキンの摩耗
が進むにつれて不可避的にさらされる離隔変動にもかか
わらず、互いに離隔作用を受けるべき2つの部材の間に
正しい荷重を得ることができる。
本発明の特徴は添付の図面を参照して以下の説明によ
って明確になることと思われる。
〔実施例〕
これらの図面は例として特に自動車のトランスミッシ
ョン用ダンパホイールに対する本発明の応用を示してい
るものである。
ここで表わされている実施形態において、このダンパ
ホイールは前述のフランス特許出願明細書第8600854号
に記載されているものと同じタイプのものである。
このダンパホイールはそれ自体本発明の一部を成すも
のではないためここでは簡単に説明するにとどめる。
全体として、このダンパホイールには互いに対し回転
可能な形で取りつけられている2つの同軸部分A、Bが
含まれている。
第2図に破線で示されているように、部分A、すなわ
ち入力部分は、ネジ10により、1本の軸11、実際には出
力軸又は自動車装置の場合のエンジンのクランク軸のよ
うな駆動軸と一体化されるようになっている。
この部分Aは、アセンブリの軸を中心として環状に、
互いに距離をおいて2つの側板12、12′を有する。
その外側周辺つまり大きい方の直径の周辺でこれらの
側板12、12′はほぼ同一の放射方向への拡がりを示し、
これらは、例えば環状スペーサ14を挿入して、図示され
ているとおり、リベット13などによって互いに一体化さ
れる。
その内側周辺、つまり小さい方の直径の周辺で、これ
らは反対に異なる放射方向の延びを示し、側板12′はア
センブリの軸からかなり離れたところで停止する。
側板12の内側周辺には側板12′と同じ側で2つの環状
座金16、17が連続的にこの側板に接着されている。これ
らの座金は、上述の側板12のようにネジ10が通ってお
り、例えばこれらのネジによりこの側板12に一体化され
ている。
ただし、第1図を見ればわかるように、座金16、17
を、軸11上へのアセンブリの固定とは独立して側板12に
一体化させるために、ネジ穴15を備えつけることができ
る 部分B、すなわち出力部分はというと、全体的にいっ
て、これには、一方では、部分Aとの間に軸受20が介在
する形で、部分Aの座金16を取り囲む1つのコア18、そ
して他方では、ネジ22によりかかるコア18上に取りつけ
られ、こうしてこのコアと、回転可能な形で一体化させ
られている1枚の側板21がついている。
主として部分Aの側板12、12′で構成されている容積
の外部まで延びているこの側板21により、当該タンパホ
イールは摩擦ディスク(図示されておらず)の反力テー
ブルとして用いることができ、こうして摩擦により、こ
の摩擦ディスクに回転可能な形で一体化されるように調
整される。ただし、このディスクのコアは1本の第2の
軸、実際には、ここで特に問題となっている自動車装置
の場合におけるギヤボックスの入力軸のような従軸に回
転可能な形で一体化されている。
部分Bにはさらに部分Aの側板12、12′の間に環状
に、以下に述べる理由からそれ自体2枚の環状側板24で
形づくられている1枚の被覆部23が含まれている。
こうして全体が構成されている回転部分A、Bの間に
は円周方向動作の弾性装置及び/又は摩擦機構が介入す
る可能性がある。
ここで示されている実施形態において、使用される円
周方向動作の弾性装置には、各々、部分Aの側板12、1
2′内にそれらのために作られた収納部37の中に個別に
配置された、円周方向動作の弾性機構35が含まれてい
る。
これらの円周方向動作の弾性機構35と連動するため、
部分Bの被覆部23には、放射方向のところどころに、各
々、かかる円周方向動作弾性機構35のうちの連続する2
つの間に個別に延びるアーム42がついている。
ここで示されている実施形態において、前述のフラン
ス特許出願明細書の対象となっている配置に従って、そ
のアーム42には、一方では、円周方向に作用する2つの
弾性機構35の間に各々それぞれ延びている円周方向のス
ペーサ46、そして他方では、これらの円周方向スペーサ
46と部分Bの被覆部23の相応するアーム42の間に介入
し、各々それぞれかかるスペーサ46とかかるアーム42の
中に専用に作られた収納部の中に個々に配置されている
センタリング用弾性機構47を応用する、センタリング用
弾性装置が結びつけられている。
この配置は、本発明の対象ではないため、ここでこれ
以上詳述することはしない。
当該実施形態において、同様に関係するタンパホイー
ルの部分A、Bの間に介入する摩擦機構に関しても同様
のことがいえる。
ここではこれらの摩擦機構が実際には、部分Aの側板
12の方に向いているコアの片側でこの部分Bのコア18と
接触するよう配置され、側板12の中に専用に作られた開
口部によりこの側板12上の足状部分32によって回転可能
な形で固定されている1つの支持座金31により支えられ
る摩擦座金を1つ含んでいることを記しておくだけで充
分である。
実際には、部分Bの被覆部23に構成する2枚の環状側
板24はトルクリミタ26を介して、この部分の内部に介入
する。
以下に明記されている組合せ体によると、これら2枚
の環状側板はこの目的のため互いに対し離隔弾性応力を
軸方向に受け、各々それぞれ、部分Bに属する2枚の支
持面67に対する2つの摩擦座金27を締めつける。
これらの摩擦座金27の1つ、つまり部分Aの側板12側
に配置された座金については、この支持面67は部分Bの
コア18が、その相応する端部において、放射方向に突出
した形で有している1つの側板25に属している。
摩擦座金27のうちのもう一方、すなわち、部分Aの側
板12側に配置された座金については、支持面67は部分B
の側板21に属する。
部分Bの被覆部23を構成する2枚の環状側板24の間に
は、互いに対する離隔作用を与えるため、以下に明示さ
れている本発明による組合せ体の2つの軸方向作用バネ
座金28が介入する。
実際にはここで問題となるのは、サラバネ座金(Bell
eville)、すなわち休止状態で全体的に円錐台形状を有
する座金である。
こうして適用された2つの軸方向作用バネ座金28は各
々小さい方の直径の周辺領域と大きい方の直径の2つの
周辺領域を含み、これら2つの周辺領域のうちの一方の
周辺領域を介して、本発明に基づく組合せ体に関与する
2つの互いに離隔作用を受けるべき2つの部材、すなわ
ち、部分Bの被覆部23の構成要素である2つの環状側板
24のうちの一方に衝合している。
本発明によると、これらの軸方向作用バネ座金28は同
様にそれぞれ、2つの周辺領域のうちの他方の周辺領域
において、互いに離隔作用を受けるべき2つの部材を含
むアセンブリの軸を中心として円形に間隔を隔てて配置
された複数の支点より、互いに離隔作用を受けるべき2
つの部材のうちの他方に衝合している。
各々の軸方向作用バネ座金28は、前記一方の周辺領域
を含む本体部分70と、本体部分70から放射状に延び、前
記他方の周辺領域に沿って、前記円形に間隔を隔てて配
置された支点を構成する複数の足状部分68を有し、軸方
向作用バネ座金28の足状部分68は、円形に互いの間に切
欠き部69を構成し、一方の軸方向作用バネ座金28の足状
部分68は、他方の軸方向作用バネ座金28の切欠き部69の
軸方向正面にある。
第1図から第6図までに示されている実施形態におい
て、こうして軸方向作用バネ座金28が有する足状部分68
はその大きい方の直径の周辺領域に沿って設定される。
従って、ここで問題となっているのは、アセンブリの軸
と反対方向に放射状に延びる足状部分である。
実際、第1図から第6図までに示されている実施形態
において、使用される軸方向作用のバネ座金2つ28はそ
の足状部分68にて軸方向に互いに侵入し、その一方の座
金の足状部分68は互いに、他方の対応する切欠き部69を
軸方向に横断し、それによって、2つの軸方向作用バネ
座金の円形に間隔を隔てて配置された支点を構成する足
状部分68は相対的に円形に重なり合う。
このため、、これらの切欠き部69は、足状部分68のも
のよりも大きい円周方向の広がりを有する。
必ずしも義務的ではないができれば、足状部分68は規
則的に円形状に分布している。
実際にはこれらの足状部分68は、それが影響を及ぼす
軸方向作用のバネ座金28の本体部分70に対して全体的に
斜めに、そしてかかる本体部分70よりも小さい円錐度
で、本体部分70から放射状に延びている。
こうしてその有効領域、すなわちこれらの足状部分が
環状側板24に衝合するようになっている領域はこの本体
部分70を基準として軸方向に片寄らされる。
第1図から第5図までに更に限定的に示されている実
施形態において、軸方向作用バネ座金28の足状部分68
は、全体的にその端部で半波形に丸味を帯び、その凸状
部分はその上にこれら足状部分がかかっている環状側板
24の方に向いている。
従って、この場合、これらの足状部分がこの環状側板
24に衝合しているのは、丸味を帯びた有効領域を介して
である。
第6図に示されているように、変形例としては、軸方
向作用のバネ座金28の足状部分68は単に、これらが衝合
している環状側板24の方向に湾曲しているだけであり、
従って、この場合これらがこの環状側板24に衝合してい
るのは、1つのリブ(稜)で形づくられた有効領域を介
してである。
当然のことながらこのリブはそれ自体丸みを帯びた形
状を有していてもよい。
いずれにせよ、そのもう一方の周辺領域すなわち足状
部分68が備わっていない周辺領域を介して、つまりこの
場合、小さい方の直径をもつ周辺領域を介して、軸方向
作用のバネ座金28は各々、円形に連続した形で、その足
状部分68が衝合する環状側板と対向する環状側板24に衝
合する。
換言すると、これらの軸方向作用のバネ座金28は各々
それぞれ、一方の環状側板24から他方の環状側板24へ、
その足状部分68及びその切欠き部69を利用してほぼX形
に交差しながら延びている。
こうして、環状側板24の各々は、同時に、円形に間隔
を隔てて配置された支点をもつ、その足状部分68で形づ
くられた周辺領域で当該環状側板24に衝合しているも
の、そして、円形に連続する周辺領域で当該環状側板に
衝合しているもの、という各々それ自身がこれらの環状
側板の各々に同時に衝合している2つの軸方向作用バネ
座金28の両方の作用を受けている。
上述のように、その結果として、環状側板24がその対
象となっている離隔弾性応力をより良好に分布させるこ
とができ、ひいては、こうして離隔作用を及ぼす軸方向
作用バネ座金と反対側の環状側板24の面に作用する摩擦
機構、つまりこの場合における摩擦座金27にとって、よ
り優れた作動条件を得ることができる。
いずれにせよ、使用中に関係するダンパホイールを通
過するトルクが一定の値を超える場合、摩擦座金27が、
自ら受ける軸方向作用のバネ座金28と共に構成している
トルクリミタ26のレベルで、取り囲む支持面67に対する
被覆部23の相対的な角度のずれ、従って、このダンパホ
イールを構成する2つの同軸部分A、Bの互いに対する
相対的な角度のずれが生じる。
上述のように、又、軸方向作用のバネ座金28の足状部
分68固有の形状により、被覆部23を構成する環状側板24
は平坦である。
変形例としては、第7図から第9図に示されているよ
うに、これらの環状側板24の少なくとも1つ、そして実
際にはその各々が、軸方向に、突出した形で、軸方向作
用のバネ座金28の2つの足状部分68の支承として、1つ
の突起部分をもっている:図示されている実施形態にお
いて、アセンブリの軸を中心として円形に間隔を隔てて
配置された複数の突起部72が足状部分681つにつき1つ
の割合で備わっており、かかる突起部72の各々はこれら
の軸方向作用バネ座金28のもう一方のものの2つの足状
部分68の間に少なくともその一部軸方向にかみ合わされ
ている。
実際、これらの実施形態において、これらの突起部72
は各々環状側板24の局所的型打ち(絞り加工)の結果と
して得られ、これらは各々、全てアセンブリの同じ円周
に沿って延びた全体的に細長い形状を有する。
図示されている実施形態において、2つの環状側板24
は、このような突起部72を有しており、軸方向作用のバ
ネ座金28の足状部分68の形で、これらの環状側板24の一
方から他方へ、これらの突起部72の相対的な重なり合い
がある。
第7図及び第8図上にさらに詳しく示されている実施
形態において、軸方向作用バネ座金28はさらにやや軸方
向に、その足状部分68とその切欠き部67により、前述の
ものと同様に互いに侵入し合っているが、その突起部72
の頂端領域に直角に、環状側板24は軸方向に互いに距離
をおいた状態にとどまる。
変形例としては、第9図に示されているように、軸方
向作用バネ座金28にはもはや相互の重なり合いは無い
が、その代り、その突起部72によって、環状側板24は軸
方向に互いに侵入し合っている。
いずれにせよ、どちらの場合においても、軸方向作用
バネ座金28の足状部分68は、このとき、軸方向作用バネ
座金28の本体部分70の延長上にあり、しかも、前述の場
合のようにこの本体部分70に対して全体的に斜めに延び
ることはない。
当然のことながら、本発明はここで記述し図示されて
いる実施形態に限られるわけではなく、そのさまざまな
要素の実施及び/又は組合せのあらゆる変形例をも包括
するものである。
特に、その大きい方の直径の周辺領域に沿って延びる
代りに、本発明に従って作られた軸方向作用バネ座金が
もつ足状部分は、その小さい方の直径の周辺領域に沿っ
て延びることも充分可能である。
さらに、例えば第5図及び第7図を参照して説明され
た配置の組合せに従うと、これらの足状部分は例えばこ
れらのバネ座金の1つに本体部分の延長上に延びなが
ら、かかる座金については垂直であってもよく、又、例
えば多少の差こそあれ湾曲した形でありながらこれらの
バネ座金のもう一方に関しこの本体部分に対して斜めで
あってもよい。
必然的にその長さは充分に作られているため、これら
の足状部分はそれ自身の弾性により、アセンブリの弾性
に参加することができる。
さらに、座金が突起部上にかかっている場合、バネ座
金の少なくとも1つについて、さらにはこれらの両方に
ついて、複数の不連続な突起部の代りに単一の円形に連
続した突起部が問題となる。
あらゆる場合において、これらの突起部は、それが影
響を及ぼしている部材の剛性を高める。
さらに、サラバネ座金タイプの座金ではなく、必ずし
も同一の性質でなくてもよい、ここで使用される軸方向
作用バネ座金は、異なるタイプのものであってもよく、
例えば、ところどころでそれらをほぼ放射状に接続す
る、2つの弾性変形するアームを伴うその周辺のいずれ
において円形に連続する2本のバンドを呈するものであ
ってもよい。
又、ダイヤフラムつまりサラバネ座金を形づくる円形
に連続した一部分と、スリットにより放射状フィンガー
の形に分割された部分を有するバネ座金であってもよ
い。
あらゆる場合においてこれらのバネ座金の、円形に間
隔を隔てて配置された支点をもつ周辺領域は又、大きい
方の直径をもつ周辺領域である代りに、小さい方の直径
をもつ周辺領域であってもよい。
なお、本発明の応用分野は、自動車用のダンパホイー
ルのみに限られているわけではなく、さらに一般的に、
軸方向に作用する弾性装置を使用する全ての組立ての応
用分野、さらに限定的に言うと、これらの軸方向に作用
する弾性装置が離隔作用を及ぼしている部材の反対側の
面に摩擦機構が介入する場合にまで拡大されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、切除された形で、本発明に従った組合せ体を
利用するダンパホイールの、第2図の折れ線に沿った垂
直断面部分切欠き図を表わしている。 第2図は、第1図のラインII−IIに沿った、このダンパ
ホイールの軸方向断面の部分図を示している。 第3図は第2図の挿入図IIIで印づけされた細部を拡大
したものである。 第4図は、本発明による組合せ体において用いられる2
つのバネ座金の、第3図のラインIV−IVに沿った、部分
立面図である。 第5A図及び第5B図は、第4図に対応する、これら2つの
バネ座金を各々別々にとったそれぞれの部分立面図であ
る。 第6図は、変形例についての、第3図の図と同様の図で
ある。 第7図及び第8図は、それぞれもう一つの変形例につい
ての、第3図及び第4図と同様の図であり、第8図で
は、2つのバネ座金のうちの1つが取り除かれたものと
仮定されている。 第9図は、もう一つの変形例についての、第7図の図と
同様の図である。 −主要な構成要素の番号− 24……環状側板、27、30……摩擦機構、28……軸方向作
用バネ座金、 35……弾性装置、26……トルクリミタ、68……足状部
分、 69……切欠き部、72……突起部、A、B……同軸部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−20964(JP,A) 実開 昭55−149633(JP,U)

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに間隔作用を受けるべき2つの部材
    (24)の間で2つの軸方向作用バネ座金(28)を使用す
    るような、例えばサラバネ座金のような軸方向作用バネ
    座金の組合せ体であって、前記2つの軸方向作用バネ座
    金(28)が各々、小さい方の直径の周辺領域と大きい方
    の直径の周辺領域の2つの周辺領域を含み、該2つの周
    辺領域うちの一方の周辺領域を介して互いに離隔作用を
    受けるべき2つの部材(24)のうちの一方にそれぞれ衝
    合する軸方向作用バネ座金の組合せ体において、2つの
    軸方向作用バネ座金(28)はそれぞれ、前記2つの周辺
    領域のうちの他方の周辺領域において、互いに離隔作用
    を受けるべき2つの部材(24)を含むアセンブリの軸を
    中心として円形に間隔を隔てて配置された複数の支点に
    より、互いに離隔作用を受けるべき2つの部材(24)の
    うちの他方に衝合しており、各々の軸方向作用バネ座金
    (28)は、前記一方の周辺領域を含む本体部分(70)
    と、前記本体部分(70)から放射状に延び、前記他方の
    周辺領域に沿って、前記円形に間隔を隔てて配置された
    支点を構成する複数の足状部分(68)を有し、軸方向作
    用バネ座金(28)の足状部分(68)は、円形に互いの間
    に切欠き部(69)を構成し、一方の軸方向作用バネ座金
    (28)の足状部分(68)は、他方の軸方向作用バネ座金
    (28)の切欠き部(69)の軸方向正面にある、ことを特
    徴とする軸方向作用バネ座金の組合せ体。
  2. 【請求項2】互いに離隔作用を受けるべき2つの部材
    (24)のうちの少なくとも1つは、軸方向作用バネ座金
    (28)の足状部分(68)の支承として、軸方向に突出し
    た少なくとも1つの突起部(72)を有する、ことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の軸方向作用バネ座
    金の組合せ体。
  3. 【請求項3】突起部(72)を有する離隔作用を受けるべ
    き部材(24)は、アセンブリの軸を中心として円形に間
    隔を隔てて配置された複数の突起部(72)を有する、こ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の軸方向作
    用バネ座金の組合せ体。
  4. 【請求項4】足状部分(68)1つにつき1つの突起部
    (72)があり、突起部(72)の各々は、支承すべき足状
    部分(68)が所属しない方の軸方向作用バネ座金(28)
    の2つの足状部分(68)の間に少なくとも一部分軸方向
    にかみ合わされている、ことを特徴とする特許請求の範
    囲第3項に記載の軸方向作用バネ座金の組合せ体。
  5. 【請求項5】突起部(72)を有する離隔作用を受けるべ
    き部材(24)は、円形に連続した単一の突起部(72)を
    備える、ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    の軸方向作用バネ座金の組合せ体。
  6. 【請求項6】互いに離隔作用を受けるべき2つの部材
    (24)の両方が、軸方向に突出した少なくとも1つの突
    起部(72)を有する、ことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項から第5項のいずれか1項に記載の軸方向作用バ
    ネ座金の組合せ体。
  7. 【請求項7】互いに離隔作用を受けるべき2つの部材
    (24)の両方が、アセンブリの軸を中心として円形に間
    隔を隔てて配置された複数の突起部(72)を有する、こ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の軸方向作
    用バネ座金の組合せ体。
  8. 【請求項8】突起部(72)によって、互いに離隔作用を
    受けるべき2つの部材(24)が軸方向に互いに侵入し合
    っている、ことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記
    載の軸方向作用バネ座金の組合せ体。
  9. 【請求項9】足状部分(68)によって、2つの軸方向作
    用バネ座金(28)が軸方向に互いに侵入し合っている、
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第8項のい
    ずれか1項に記載の軸方向作用バネ座金の組合せ体。
  10. 【請求項10】軸方向作用バネ座金(28)の足状部分
    (68)が軸方向作用バネ座金(28)の本体部分(70)に
    対して全体的に斜めに延びている、ことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項から第9項のいずれか1に記載の軸
    方向作用バネ座金の組合せ体。
  11. 【請求項11】軸方向作用バネ座金(28)の足状部分
    (68)が軸方向作用バネ座金(28)の本体部分(70)の
    延長上に延びている、ことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第9項のいずれか1項に記載の軸方向作用バ
    ネ座金の組合せ体。
  12. 【請求項12】円形に間隔を隔てて配置された支点を有
    する軸方向作用バネ座金(28)の前記他方の周辺領域
    が、前記大きい方の直径の周辺領域である、ことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第11項のいずれか1項
    に記載の軸方向作用バネ座金の組合せ体。
  13. 【請求項13】円形に間隔を隔てて配置された支点を有
    する軸方向作用バネ座金(28)の前記他方の周辺領域
    が、前記小さい方の直径の周辺領域である、ことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第11項のいずれか1項
    に記載の軸方向作用バネ座金の組合せ体。
  14. 【請求項14】軸方向作用バネ座金(28)と反対側の離
    隔作用を受けるべき部材(24)の面に摩擦機構(27)が
    作用する、ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から
    第13項のいずれか1項に記載の軸方向作用バネ座金の組
    合せ体。
  15. 【請求項15】間に、円周方向に作用する弾性装置(3
    5)及び/又は摩擦機構(30)が介入することができ
    る、互いに対して回転可能な形で取りつけられた2つの
    同軸部分(A、B)を有し、かかる同軸部分(A、B)
    の一方がそれ自体、互いに間隔をおいて弾性応力を受け
    ておりトルクリミタ(26)を介してその内部に介入する
    互いに離隔作用を受けるべき2つの環状側板(24)をも
    っているような、トランスミッション用ダンパホイール
    において、互いに離隔作用を受けるべき2つの環状側板
    (24)の間で2つの軸方向作用バネ座金(28)を使用す
    るような、例えばサラバネ座金のような軸方向作用バネ
    座金の組合せ体であって、前記2つの軸方向作用バネ座
    金(28)が、各々小さい方の直径の周辺領域と大きい方
    の直径の周辺領域の2つの周辺領域を含み、該2つの周
    辺領域うちの一方の周辺領域を介して互いに離隔作用を
    受けるべき2つの環状側板(24)のうちの一方にそれぞ
    れ衝合する軸方向作用バネ座金の組合せ体において、2
    つの軸方向作用バネ座金(28)はそれぞれ、前記2つの
    周辺領域のうちの他方の周辺領域において、互いに離隔
    作用を受けるべき2つの環状側板(24)を含むアセンブ
    リの軸を中心として円形に間隔を隔てて配置された複数
    の支点により、互いに離隔作用を受けるべき2つの環状
    側板(24)のうちの他方に衝合しており、各々の軸方向
    作用バネ座金(28)は、前記一方の周辺領域を含む本体
    部分(70)と、前記本体部分(70)から放射状に延び、
    前記他方の周辺領域に沿って、前記円形に間隔を隔てて
    配置された支点を構成する複数の足状部分(68)を有
    し、軸方向作用バネ座金(28)の足状部分(68)は、円
    形に互いの間に切欠き部(69)を構成し、一方の軸方向
    作用バネ座金(28)の足状部分(68)は、他方の軸方向
    作用バネ座金(28)の切欠き部(69)の軸方向正面にあ
    る、ことを特徴とする軸方向作用バネ座金の組合せ体の
    2つの軸方向作用バネ座金(28)が、互いに離隔作用を
    受けるべき2つの環状側板(24)の間に介入しているこ
    とを特徴とするダンパホイール。
  16. 【請求項16】互いに離隔作用を受けるべき2つの環状
    側板(24)のうちの少なくとも1つは、軸方向作用バネ
    座金(28)の足状部分(68)の支承として、軸方向に突
    出した少なくとも1つの突起部(72)を有する、ことを
    特徴とする特許請求の範囲第15項に記載のダンパホイー
    ル。
  17. 【請求項17】突起部(72)を有する離隔作用を受ける
    べき環状側板(24)は、アセンブリの軸を中心として円
    形に間隔を隔てて配置された複数の突起部(72)を有す
    る、ことを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載のダ
    ンパホイール。
  18. 【請求項18】足状部分(68)1つにつき1つの突起部
    (72)があり、突起部(72)の各々は、支承すべき足状
    部分(68)が所属しない方の軸方向作用バネ座金(28)
    の2つの足状部分(68)の間に少なくとも一部分軸方向
    にかみ合わされている、ことを特徴とする特許請求の範
    囲第17項に記載のダンパホイール。
  19. 【請求項19】突起部(72)を有する離隔作用を受ける
    べき環状側板(24)は、円形に連続した単一の突起部
    (72)を備える、ことを特徴とする特許請求の範囲第16
    項に記載のダンパホイール。
  20. 【請求項20】互いに離隔作用を受けるべき2つの環状
    側板(24)の両方が、軸方向に突出した少なくとも1つ
    の突起部(72)を有する、ことを特徴とする特許請求の
    範囲第16項から第19項のいずれか1項に記載のタンパホ
    イール。
  21. 【請求項21】互いに離隔作用を受けるべき2つの環状
    側板(24)の両方が、アセンブリの軸を中心として円形
    に間隔を隔てて配置された複数の突起部(72)を有す
    る、ことを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載のダ
    ンパホイール。
  22. 【請求項22】突起部(72)によって、互いに離隔作用
    を受けるべき2つの環状側板(24)が軸方向に互いに侵
    入し合っている、ことを特徴とする特許請求の範囲第21
    項に記載のダンパホイール。
  23. 【請求項23】足状部分(68)によって、2つの軸方向
    作用バネ座金(28)が軸方向に互いに侵入し合ってい
    る、ことを特徴とする特許請求の範囲第15項から第22項
    のいずれか1項に記載のダンパホイール。
  24. 【請求項24】軸方向作用バネ座金(28)の足状部分
    (68)が軸方向作用バネ座金(28)の本体部分(70)に
    対して全体的に斜めに延びている、ことを特徴とする特
    許請求の範囲第15項から第23項のいずれか1項に記載の
    ダンパホイール。
  25. 【請求項25】軸方向作用バネ座金(28)の足状部分
    (68)が軸方向作用バネ座金(28)の本体部分(70)の
    延長上に延びている、ことを特徴とする特許請求の範囲
    第15項から第23項のいずれか1項に記載のタンパホイー
    ル。
  26. 【請求項26】円形に間隔を隔てて配置された支点を有
    する軸方向作用バネ座金(28)の前記他方の周辺領域
    が、前記大きい方の直径の周辺領域である、ことを特徴
    とする特許請求の範囲第15項から第25項のいずれか1項
    に記載のダンパホイール。
  27. 【請求項27】円形に間隔を隔てて配置された支点を有
    する軸方向作用バネ座金(28)の前記他方の周辺領域
    が、前記小さい方の直径の周辺領域である、ことを特徴
    とする特許請求の範囲第15項から第25項のいずれか1項
    に記載のタンパホイール。
  28. 【請求項28】軸方向作用バネ座金(28)と反対側の離
    隔作用を受けるべき環状側板(24)の面に摩擦機構(2
    7)が作用する、ことを特徴とする特許請求の範囲第15
    項から第27項のいずれか1項に記載のダンパホイール。
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