JPS5838390B2 - 艶消し着色石綿セメント板の製造方法 - Google Patents
艶消し着色石綿セメント板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5838390B2 JPS5838390B2 JP54046315A JP4631579A JPS5838390B2 JP S5838390 B2 JPS5838390 B2 JP S5838390B2 JP 54046315 A JP54046315 A JP 54046315A JP 4631579 A JP4631579 A JP 4631579A JP S5838390 B2 JPS5838390 B2 JP S5838390B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- colored
- cement
- layer
- asbestos
- fine aggregate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は石綿セメント板表面Iこ艶消しされた着色層を
形戊する艶消し着色石綿セメント板の製造方法1こ関す
るものであって、主な目的とするところは外観及び耐候
性1こ優れ外装材として使用できる艷消し着色石綿セメ
ント板の製造方法を提供する{こある。
形戊する艶消し着色石綿セメント板の製造方法1こ関す
るものであって、主な目的とするところは外観及び耐候
性1こ優れ外装材として使用できる艷消し着色石綿セメ
ント板の製造方法を提供する{こある。
従来、石綿セメント板を塗装する(こは、体質顔料やシ
リカゲルを含んだ塗料を塗布するか、或いはセメント1
こ顔料を添加したセメント系着色材を塗布する方法が用
いられており、顔料を用いるもの1こあっては、艶消し
を行う場合、塗料中(こ含まれる体質顔料または顔料の
含有量を20%以上として塗膜形或後の光沢を減少させ
るものであるが、体質顔料の含有量が増加する1こ従い
塗膜の物性が低下するため、耐候性不良の原因となるも
のであり、シリカゲルを添加するものにあっては、塗料
中1こ粒径が0.003〜0.01μ程度の極めて微細
な非晶質シリカを加えて艶消しを行うものであるが、こ
の場合はシリカの含有量の増大と共{こ塗料が流動性を
失い塗膜形成能が低下するため、大量のンリカ添加が行
えず、艶消し効果が不足することが多いものであり、ま
たセメント系着色材を用いるものにあっては、セメント
にシリカ粉末、石綿短繊維、無機顔料等を加えた混合物
{こ水を加えてスラリー伏とし、これを建築用板の表面
{こ塗布し、オートクレープなどで養生固化させて艶消
し着色層を石綿セメント板表面(こ形或す乙のであるが
、この場合は長期間の屋外暴露で着色層が固化して脆く
なり、褪色が起るという問題があった。
リカゲルを含んだ塗料を塗布するか、或いはセメント1
こ顔料を添加したセメント系着色材を塗布する方法が用
いられており、顔料を用いるもの1こあっては、艶消し
を行う場合、塗料中(こ含まれる体質顔料または顔料の
含有量を20%以上として塗膜形或後の光沢を減少させ
るものであるが、体質顔料の含有量が増加する1こ従い
塗膜の物性が低下するため、耐候性不良の原因となるも
のであり、シリカゲルを添加するものにあっては、塗料
中1こ粒径が0.003〜0.01μ程度の極めて微細
な非晶質シリカを加えて艶消しを行うものであるが、こ
の場合はシリカの含有量の増大と共{こ塗料が流動性を
失い塗膜形成能が低下するため、大量のンリカ添加が行
えず、艶消し効果が不足することが多いものであり、ま
たセメント系着色材を用いるものにあっては、セメント
にシリカ粉末、石綿短繊維、無機顔料等を加えた混合物
{こ水を加えてスラリー伏とし、これを建築用板の表面
{こ塗布し、オートクレープなどで養生固化させて艶消
し着色層を石綿セメント板表面(こ形或す乙のであるが
、この場合は長期間の屋外暴露で着色層が固化して脆く
なり、褪色が起るという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、以下実
施例1こ基し)で詳述する。
施例1こ基し)で詳述する。
基板1は石綿とセメントを主或分とする通常のスラリー
を抄造して生板として形威され、この生板の表面へ下記
配合Aの着色スラリーをフラシロールなどで約0. 2
mm厚で塗布し、加圧脱水を行った後、養生硬化させ
て基板1上(こセメント系着色層2を形戊する。
を抄造して生板として形威され、この生板の表面へ下記
配合Aの着色スラリーをフラシロールなどで約0. 2
mm厚で塗布し、加圧脱水を行った後、養生硬化させ
て基板1上(こセメント系着色層2を形戊する。
しかる後、セメント系着色層2上面(こ合戊樹脂エマル
ジョンをスプレーなどで10〜3 0 & / m”塗
布し、これを乾燥させて合或樹脂クリア一層3を形戊す
る。
ジョンをスプレーなどで10〜3 0 & / m”塗
布し、これを乾燥させて合或樹脂クリア一層3を形戊す
る。
次いでスプレーやフローコーター塗装1こて着色細骨材
をエマルジョン樹脂Eこ含む下記配合Bの塗料を8 0
〜1 2 0 9/mで膜厚が30〜40μとなるよ
う(こ塗布し、その後80〜120℃で10〜30分乾
燥固化させて、着色塗膜層4を表層1こ形戚する。
をエマルジョン樹脂Eこ含む下記配合Bの塗料を8 0
〜1 2 0 9/mで膜厚が30〜40μとなるよ
う(こ塗布し、その後80〜120℃で10〜30分乾
燥固化させて、着色塗膜層4を表層1こ形戚する。
− 細骨材としては上記セメント系着色層2と同系の色
のものが使用され、細骨材5の粒径Eこ対して1.2〜
2倍の膜厚の着色塗膜層4が形或されるものであり、そ
の結果細骨材5が着色塗膜層4より第2図1こ示すよう
1こ突出して表面1こ凸凹が多く形或され、高い艶消し
効果が得られるものである。
のものが使用され、細骨材5の粒径Eこ対して1.2〜
2倍の膜厚の着色塗膜層4が形或されるものであり、そ
の結果細骨材5が着色塗膜層4より第2図1こ示すよう
1こ突出して表面1こ凸凹が多く形或され、高い艶消し
効果が得られるものである。
また細骨材5の粒径が50〜100μとしているため、
塗料1こ添加混合した時の細骨材5の沈降分離速度が小
さくなり、従ってスプレー塗装やフローコーターを用い
て着色塗膜層4を連続的に塗布でき、塗装効率が良いも
のである。
塗料1こ添加混合した時の細骨材5の沈降分離速度が小
さくなり、従ってスプレー塗装やフローコーターを用い
て着色塗膜層4を連続的に塗布でき、塗装効率が良いも
のである。
更Eこ本発明1こあっては、セメント系着色層2の上1
こ合或樹脂クリア一層3を形或しているので、セメント
よリ発生するアルカリの溶出を防止することができ、セ
メント系着色層2の耐候性が向上するものである。
こ合或樹脂クリア一層3を形或しているので、セメント
よリ発生するアルカリの溶出を防止することができ、セ
メント系着色層2の耐候性が向上するものである。
尚、上記の細骨材5の粒径が50μ以下となると、着色
塗膜層4の耐候性が劣化するものである。
塗膜層4の耐候性が劣化するものである。
更(こ本発明1こあっては下表(こ示すよう1こセメン
ト系着色層2の色と細骨材5の色とを適宜選択すること
で、多種の異る色調をもつ製品が得られるものである。
ト系着色層2の色と細骨材5の色とを適宜選択すること
で、多種の異る色調をもつ製品が得られるものである。
第1図は本発明(こて得られる着色石綿セメント板を示
す断面図、第2図は同上の部分拡大図であり、1は基板
、2はセメント系着色層、3は合戊樹脂クリア一層、4
は着色塗膜層、5は細骨材である。
す断面図、第2図は同上の部分拡大図であり、1は基板
、2はセメント系着色層、3は合戊樹脂クリア一層、4
は着色塗膜層、5は細骨材である。
Claims (1)
- 1 セメントと石綿とのスラリーより基板を抄造した後
、基板の表面へ石綿短繊維、セメント及び顔料より戊ろ
着色スラリーを塗布し、加圧脱水と養生硬化を行って基
板上{こセメント系着色層を形成し、次いでセメント系
着色層上面{こ合戊樹脂クリア一層を形或し、その後5
0〜100μ程変の看色細骨材を包有するエマルジョン
樹脂を合戊樹脂クリア一層の上面へ着色細骨材の粒径の
約1.2〜2倍の塗膜厚で塗布し、これを乾燥硬化させ
て着色塗膜層を形戊することを特徴とする艶消し着色石
綿セメント板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54046315A JPS5838390B2 (ja) | 1979-04-15 | 1979-04-15 | 艶消し着色石綿セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54046315A JPS5838390B2 (ja) | 1979-04-15 | 1979-04-15 | 艶消し着色石綿セメント板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55140778A JPS55140778A (en) | 1980-11-04 |
JPS5838390B2 true JPS5838390B2 (ja) | 1983-08-23 |
Family
ID=12743725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54046315A Expired JPS5838390B2 (ja) | 1979-04-15 | 1979-04-15 | 艶消し着色石綿セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838390B2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-15 JP JP54046315A patent/JPS5838390B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55140778A (en) | 1980-11-04 |
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