JPS5837366Y2 - Ct装置の走査装置 - Google Patents
Ct装置の走査装置Info
- Publication number
- JPS5837366Y2 JPS5837366Y2 JP17037178U JP17037178U JPS5837366Y2 JP S5837366 Y2 JPS5837366 Y2 JP S5837366Y2 JP 17037178 U JP17037178 U JP 17037178U JP 17037178 U JP17037178 U JP 17037178U JP S5837366 Y2 JPS5837366 Y2 JP S5837366Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- wire
- balance weight
- rotating frame
- scanning device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- X-Ray Techniques (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はCT装置の走査装置に関するものである。
X線管と検出器とを枠体に支持させ、枠体を回転フレー
ムに直線移動可能に設置し、枠体の直線移動ごとに回転
フレームが微少角度、たとえば角度1度ずつ回動させる
ようにした走査装置において、枠体の直線移動をスムー
ズになさせるために、回転フレームにバランス錘を直線
移動可能に設置し、サポートとバランス錘とが反対方向
に移動しうるようにワイヤーにて連結しであるものは、
たとえば特開昭52−42085号公報にて公知である
。
ムに直線移動可能に設置し、枠体の直線移動ごとに回転
フレームが微少角度、たとえば角度1度ずつ回動させる
ようにした走査装置において、枠体の直線移動をスムー
ズになさせるために、回転フレームにバランス錘を直線
移動可能に設置し、サポートとバランス錘とが反対方向
に移動しうるようにワイヤーにて連結しであるものは、
たとえば特開昭52−42085号公報にて公知である
。
が、このような走査装置では、枠体の移動に際してワイ
ヤーにきわめて大きな張力が加わり、またワイヤーが伸
びると衝撃力が加わりワイヤーを切断させやすい。
ヤーにきわめて大きな張力が加わり、またワイヤーが伸
びると衝撃力が加わりワイヤーを切断させやすい。
本考案の目的は、このようなワイヤーの切断事故を防ぐ
ことができる、走査装置を提供することにある。
ことができる、走査装置を提供することにある。
以下、本考案の走査装置の一実施例を、添付図面にした
がって説明する。
がって説明する。
基台11にはローラ12が回転可能に取付けられている
。
。
回転フレーム13は円板状をなしていて、その周囲がロ
ーラ12上に接触するようにローラに保持されている。
ーラ12上に接触するようにローラに保持されている。
枠体14が回転フレームに設置されたガイドレール15
にそって移動可能に設けである。
にそって移動可能に設けである。
X線管16および検出器17は対面して配置されている
と共に、枠体から延びるアームに支持されている。
と共に、枠体から延びるアームに支持されている。
被検体を収容するためのドラム18が回転フレームの中
心附近に設けられている。
心附近に設けられている。
このドラムの周面附近に位置して、回転フレームにはコ
イルスプリングを収容するダンパ19が設置されていて
、枠体14が直線移動されたときに、枠体により圧縮さ
れて枠体を急速に減速し、枠体が反対方向に移動される
際に反撥力によって枠体を急速に加速させるようにして
いる。
イルスプリングを収容するダンパ19が設置されていて
、枠体14が直線移動されたときに、枠体により圧縮さ
れて枠体を急速に減速し、枠体が反対方向に移動される
際に反撥力によって枠体を急速に加速させるようにして
いる。
枠体の往復移動は、回転フレームに支承された円筒カム
20のカム溝に、枠体から延びるアームにあるピンを係
合させ、円筒カムを回転フレーム上の電動機で回転させ
ることによってなされている。
20のカム溝に、枠体から延びるアームにあるピンを係
合させ、円筒カムを回転フレーム上の電動機で回転させ
ることによってなされている。
これらの枠体の移動を円滑になすために、回転フレーム
の反対面にはバランス錘21が配設されている。
の反対面にはバランス錘21が配設されている。
このバランス錘は回転フレームに設置されたガイドレー
ル21 aに取り付けてあって、レールにそって直線移
動できる。
ル21 aに取り付けてあって、レールにそって直線移
動できる。
ワイヤ22は一端を枠体の背面にある係止片14aに接
続され、回転フレームにある透孔内に位置して回転フレ
ームに取り付けられた滑車26により方向を変えられて
回転フレームの裏面に出て、そして他端をバランス錘2
1にある係止具21 aに接続されている。
続され、回転フレームにある透孔内に位置して回転フレ
ームに取り付けられた滑車26により方向を変えられて
回転フレームの裏面に出て、そして他端をバランス錘2
1にある係止具21 aに接続されている。
他方、ワイヤ23は一端を枠体14にあるアーム14b
に接続され、滑車27と同様に回転フレームの透孔内に
ある滑車27によって方向を変えられ、他端をバランス
錘にある係止具21 bに接続されている。
に接続され、滑車27と同様に回転フレームの透孔内に
ある滑車27によって方向を変えられ、他端をバランス
錘にある係止具21 bに接続されている。
が、ワイヤ23におけるバランス錘側の端部にはコイル
ばね30を接続してあって、バランス錘の係止具21
bはこのコイルばね30の他端に接続されている。
ばね30を接続してあって、バランス錘の係止具21
bはこのコイルばね30の他端に接続されている。
このため、バランス錘21は、枠体14が円筒カム20
によって移動されたときに、ワイヤ22.23および滑
車26.27によって反対方向に移動される。
によって移動されたときに、ワイヤ22.23および滑
車26.27によって反対方向に移動される。
そして、この移動に際して、ワイヤーに大きな張力を生
じるときに、コイルばねが伸びてこれを吸収して、ワイ
ヤーが衝撃的な力を受けることがないので、ワイヤーの
切断を防止することができ、しかもワイヤーが伸びても
コイルばねがワイヤーの伸びに関連する長さ収縮してワ
イヤ長さを一定に維持することができる。
じるときに、コイルばねが伸びてこれを吸収して、ワイ
ヤーが衝撃的な力を受けることがないので、ワイヤーの
切断を防止することができ、しかもワイヤーが伸びても
コイルばねがワイヤーの伸びに関連する長さ収縮してワ
イヤ長さを一定に維持することができる。
第4図は本考案装置の他の実施例を示している。
この実施例はロープおよびバランス錘の接続構造のみが
前述の実施例と異なっている。
前述の実施例と異なっている。
バランス錘21にはその対向側面間を貫通する孔31が
設けてあり、この孔の内部にはふたつのスライド32.
33が収容されている。
設けてあり、この孔の内部にはふたつのスライド32.
33が収容されている。
ワイヤー22.23はバランス錘に配設された適当な滑
車によりバランス錘の側面に案内されていて、それぞれ
スライド32.33の片表面に端部を固定されている。
車によりバランス錘の側面に案内されていて、それぞれ
スライド32.33の片表面に端部を固定されている。
コイルばね30がこれらのスライド32.33の対向側
面間に位置して孔31の内部に配置されていて、コイル
ば゛ねはその両端はスライド32.33にそれぞれ固定
され、引張された状態にある。
面間に位置して孔31の内部に配置されていて、コイル
ば゛ねはその両端はスライド32.33にそれぞれ固定
され、引張された状態にある。
また、孔31には段部34,35が形成され、孔31の
両端開口はバランス錘21に固定された部材36.37
によって閉じられていて、ワイヤー22.23はこれら
の部材36.37にある孔を通してバランス錘の内部に
導かれている。
両端開口はバランス錘21に固定された部材36.37
によって閉じられていて、ワイヤー22.23はこれら
の部材36.37にある孔を通してバランス錘の内部に
導かれている。
このようなワイヤー切断防止手段をもつ走査装置では、
前述の実施例と同様に、枠体14が移動され、ワイヤー
22 、23に大きな張力が加わっても、コイルばね3
0の引張によりこれを吸収できるので、ワイヤーの切断
を防止することができる。
前述の実施例と同様に、枠体14が移動され、ワイヤー
22 、23に大きな張力が加わっても、コイルばね3
0の引張によりこれを吸収できるので、ワイヤーの切断
を防止することができる。
しかも、コイルばねがバランス錘に内蔵されているので
、バランス錘を滑車の近くまで移動させることができる
。
、バランス錘を滑車の近くまで移動させることができる
。
本考案の走査装置は、以上述べた実施例にもあるように
、X線源およびX線検出器を支持する枠体とバランス錘
とを接続するワイヤーがその一部をコイルばねによって
構成されていて、枠体の移動に際して、大きな張力がワ
イヤに生じても、コイルばねが伸張してこれを吸収する
ことができるので、ワイヤの切断事故の恐れがなく、信
頼性のきわめてたかいものである。
、X線源およびX線検出器を支持する枠体とバランス錘
とを接続するワイヤーがその一部をコイルばねによって
構成されていて、枠体の移動に際して、大きな張力がワ
イヤに生じても、コイルばねが伸張してこれを吸収する
ことができるので、ワイヤの切断事故の恐れがなく、信
頼性のきわめてたかいものである。
第1図および第2図は本考案の走査装置の一実施例を示
していて、第1図は正面図、第2図はその一部分の背面
図、第3図は枠体とバランス錘とワイヤとの接続関係を
示す説明図である。 第4図は本考案装置の他の実施例を示していて、バラン
ス錘の水平方向の断面図である。 11・・・・・・回転フレーム、14・・・・・・枠体
、16・・・・・・X線源、17・・・・・・X線検出
器、2]・・・・・・バランス錘、22゜23・・・・
・・ワイヤー、30・・・・・・コイルばね。
していて、第1図は正面図、第2図はその一部分の背面
図、第3図は枠体とバランス錘とワイヤとの接続関係を
示す説明図である。 第4図は本考案装置の他の実施例を示していて、バラン
ス錘の水平方向の断面図である。 11・・・・・・回転フレーム、14・・・・・・枠体
、16・・・・・・X線源、17・・・・・・X線検出
器、2]・・・・・・バランス錘、22゜23・・・・
・・ワイヤー、30・・・・・・コイルばね。
Claims (1)
- X線源とX線検出器とを枠体に支持させ、枠体を回転フ
レームに直線移動可能に設置し、バランス錘を回動フレ
ームに直線移動可能に取り付け、枠体が移動するときに
バランス錘を反対方向に移動するように枠体およびバラ
ンス錘をワイヤにより連結すると共にワイヤを回転フレ
ーム上の滑車に案内させてなるCT装置の走査装置にお
いて、ワイヤにおける滑車に案内されない部分の一部を
コイルばねによって構成させてなることを特徴としてい
るCT装置の走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17037178U JPS5837366Y2 (ja) | 1978-12-13 | 1978-12-13 | Ct装置の走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17037178U JPS5837366Y2 (ja) | 1978-12-13 | 1978-12-13 | Ct装置の走査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5587207U JPS5587207U (ja) | 1980-06-16 |
JPS5837366Y2 true JPS5837366Y2 (ja) | 1983-08-23 |
Family
ID=29173304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17037178U Expired JPS5837366Y2 (ja) | 1978-12-13 | 1978-12-13 | Ct装置の走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837366Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-13 JP JP17037178U patent/JPS5837366Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5587207U (ja) | 1980-06-16 |
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