JPS609262Y2 - ベルト式仮撚装置 - Google Patents

ベルト式仮撚装置

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Publication number
JPS609262Y2
JPS609262Y2 JP11082577U JP11082577U JPS609262Y2 JP S609262 Y2 JPS609262 Y2 JP S609262Y2 JP 11082577 U JP11082577 U JP 11082577U JP 11082577 U JP11082577 U JP 11082577U JP S609262 Y2 JPS609262 Y2 JP S609262Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine frame
arm
false
travel
boss portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP11082577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5438634U (ja
Inventor
昇 進藤
喜康 真栄田
Original Assignee
村田機械株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 村田機械株式会社 filed Critical 村田機械株式会社
Priority to JP11082577U priority Critical patent/JPS609262Y2/ja
Publication of JPS5438634U publication Critical patent/JPS5438634U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 第1図に示すようにガイドGされる糸Yの走行方向に対
して互に反対方向に傾斜し、糸Yの接触点において互に
逆方向に走行する一対のベルト1.2間に糸をニップす
る仮撚装置がある。
本考案はこのような装置において、ベルト1゜2の交換
或いは、ベルト交叉角度の変更に当って好都合な装置を
提供するもので第2図以下の図面に従って説明する。
第3. 4図は、ベルト1側の仮撚ユニットU1のみに
ついて示したものであるが、他方のベルト2側の仮撚ユ
ニットU2についても同一の構造であるので当該他方の
仮撚ユニットU2については説明を省略する。
以下仮撚ユニットU1について説明する。
第3,4図において、4は機枠であって、該機枠4上に
は円筒状ブラケット8を介して、その基端ボス部10a
が中空円筒状になった旅回腕1゜を旅回自在に支持せし
めである。
9は円筒状ブラケット8の内壁上下に配設した旅回腕支
持用のベアリングである。
上記のようにして機枠4に対して旅回自在になされた旅
回腕10の旅回腕自由端10b側には後述のスライダー
31を介して軸15を立設してあって、該軸15にベア
リング30を介して回転自在になした従動プーリ14を
支持せしめである。
そして、前記基端ボス部leaの中空円筒内には、該基
端ボス部10aを、貫通せしめて該ボス部の回転軸と円
筒状に駆動軸7を設けてありこの駆動軸7は、その上下
部をベアリング32.32でもって支持せしめられて旅
回腕10に対して回転自在になされている。
上記のようにして旅回腕10に対して回転自在になされ
た駆動軸7の基端ボス部lea上に突出した上端には駆
動プーリ13を嵌着してあり、該駆動プーリ13は、駆
動軸7下端に嵌着したプーリ12が図示しないベルトを
介して駆動源により回転されると回転駆動されるように
なっている。
このようにして旅回腕10上に設けられた駆動プーリ1
3、従動プーリ14および双方のプーリ13.14に懸
回された無端ベルト1からなる仮撚ユニットU1は、以
上のような構成で、旅回腕10にしたがって第4図矢印
C方向およびC方向へと旅回自在になされているのであ
るが、旅回腕10の基端ボス部10aと機枠4間には次
のような、旅回腕10の附勢手段と所定位置での位置決
め係止手段33を設けである。
すなわち、まず旅回腕10の附勢手段から説明すると、
旅回腕10の前記基端ボス部leaの機枠4よりの下方
位置適所には、その先端が、円筒状ブラケット8にあけ
られた周方向の長穴22を貫いて放射状方向へ突出した
ピン21を突設してあり、機枠4上には、親ねじ24に
螺装した移動部材25の側面にピン34を突設してあっ
て、前記ピン21とピン34間にスプリング23を張設
して、基端ボス部10aを第4図矢印C方向へ回転附勢
せしめ旅回腕自由端10bを、相対する他方の仮撚ユニ
ットU2に圧接する方向へ附勢せしめである。
前記ピン34は親ねじ24を回すことによって移動部材
25が図面上左右に移動し、スプリング23の張力を調
節しうるようになっている。
35は移動部材25の回り止め用にあけられた案内溝、
36は移動部材25から下方へ向けて突設した回り止め
ピンである。
旅回腕10は上記のようにしてその基端ボス部10aと
機枠4間にスプリング23を張設され、第4図矢印C方
向つまり他方の仮撚ユニットU2側へと附勢されている
のであるが、この旅回腕10の所定の旅回位置での係止
手段33を次に説明する。
すなわち、前記基端ボス部10aの適所にはその先端が
下方へ延びたL形突出部16を形成してあって、この突
出部16の下端には溝17付き係合板18を止着しであ
る。
一方機枠4上の適所には、前記溝17付き係合板18の
上下の高さ位置にピンボックス37を配設してあり、該
ピンボックス37内には夫々圧縮スプリング20によっ
て附勢されたピン19を設けてあって、上下のピン19
の先端が常時はピンボックス37から突出して前記係合
板18の高さ位置で衝突するようになされており、旅回
腕10が旅回してそれに伴って係合板18が第4図矢印
C方向へ移動し、前記ピッ19位置に達すると上下のピ
ン19は一旦係合板18の板面によって後退されたのち
溝17にはまり込み係合板18を当該ピッ19位置で位
置決め係止するようになっているのである。
38は旅回腕10の腕白に設けた親ねじ、31は該親ね
じ38に螺装したスライダーで、40は仮撚ユニットU
1のカバーである。
なお、前述の係止手段33は、上記実施例に限るもので
はない。
この考案にしたがった仮撚装置は上記のようになってい
るのでその作用を上記実施例について説明する。
すなわち、旅回腕10上に設けられた駆動プーリ13、
従動プーリ14および無端ベルト1からなる仮撚ユニッ
トU1は、上記のようにして旅回腕10の旅回運動にし
たがい、矢印B方向およびC方向に旅回可能に構成され
、旅回腕10の基端ボス部10aに突設したピン21お
よび機枠4上ノヒン34間に張設したスプリング23に
よって常時矢印C方向へ附勢されているので、他方の仮
撚ユニットU2も同一の構造になしておけば該他方の仮
撚ユニットU2のベルト2も第4図上矢印り方向へ附勢
され、上記一対の互いに接する方向C,Dへ附勢された
仮撚ユニットU1.U2間で糸Yをニップすることがで
き、双方の仮撚ユニツ)Ul、U2の駆動プーリ1,3
を駆動してベルト1.2を互いに逆方向へ駆動せしめれ
ば、ニップした糸Yに仮撚を附与することができる。
そして、ベルト1.2の交換あるいはベルト1.2の交
叉角度θ(第2図)を変更する際には、ベルト1,2の
駆動を停止した上、双方の仮撚ユニットUl、U2の旅
回腕10を第4図矢印B方向つまり互いに離反する方向
へと、スプリング23の附勢力に抗して人為的に施回せ
しめれば、双方の仮撚ユニットU1.U2が離反した所
定の旅回位置で、前記係合板18が前述のようにして上
下のピン19.19間に係止されるので、旅回腕10上
の仮撚ユニットUl、U2は互いに離反した位置で機枠
4に対して係止される。
したがって、ニップされていた糸Yは解放され、仮撚ユ
ニットUl、U2は互いに離反した状態にあるので、機
枠4,6を第2図A方向へ適当角度移動すれば交叉角度
θを自由に任意の角度に変更でき(第2図)、ベルト1
,2の交換も容易にできる。
作業が終われば、旅回腕10を矢印C方向つまり双方の
仮撚ユニツ)Ul、U2が接近する方向へ強制的に施回
せしめれば、係合板18がピン19.19から外れ、係
止を解かれた状態となり、再びスプリング23の附勢力
によって矢印C方向へ移動し、他方の仮撚ユニットU2
に衝突して、その位置で停止することとなる。
以上の説明で明らかなように、この考案にしたがったベ
ルト式仮撚装置にあっては、仮撚ユニットの従動プーリ
側が互いに近づく方向へ弾性的に附勢されていて、旅回
腕を人為的に施回して、互いに離反した位置にもたらせ
ば、当該離反位置で係止されるので、ベルトの交換ある
いはベルトの交叉角度の変更がきわめて容易に行え、当
該交換、変更作業が終われば、旅回腕を今度は互いに近
づく方向へ強制的に施回せしめれば、係止状態が解かれ
て再び元の糸をニップしうる、双方のユニットが接した
状態に自動的にもどり、きわめて簡単な操作で上記のよ
うな作業を行え、かつまた元の運転状態に迅速にもどす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はベルト式仮撚装置の原理を表わした斜視図、第
2図はこの考案にしたがったベルト式仮撚装置の全体を
示した概略図、第3図は一方の仮撚ユニットについての
本案装置を示した縦断正面図、第4図は旅回腕および仮
撚ユニットを仮想線で示した第3図のIV−IV線断面
図である。 1・・・・・・無端ベルト、4・・・・・・機枠、7・
・・・・・駆動軸、10・・・・・・旅回腕、10a・
・・・・・基端ボス部、10b・・・・・・自由端、1
3・・・・・・駆動プーリ、14・・・・・・従動プー
リ、15・・・・・・従動軸、21・・・・・ゼン、2
3・・・・・iスプリング、33・・・・・・位置決め
係止手段、34・・・・・・ピン、Ul、U2・・・・
・・仮撚ユニット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動ブーIJ13と従動プーリ14間に懸回した無端ベ
    ルト1からなる仮撚ユニットUl、U2を互いに接近さ
    せて一対設け、該一対の仮撚ユニッ)01.U2間に糸
    Yをニップせしめて仮撚を付与するベルト式仮撚装置に
    おいて、機枠4上にその基端ボス部10aを回転自在に
    支持せしめた旅回腕を設け、該旅回腕10の基端ボス部
    leaを貫通せしめて、駆動プーリ13の駆動軸7をボ
    ス部leaの回転軸と回転状に設けると共に、旅回腕1
    0の自由端10b側には従動プーリ14の従動軸15を
    支持せしめて、駆動プーリ13従動プーリ14および無
    端ベルト1からなる仮撚ユニットU1を、旅回腕10の
    旅回にしたがって旅回するよう構威し、旅回腕10の基
    端ボス部10aと機枠4間には、基端ボス部10aに突
    設したピン21と機枠4上に設けたピン34間にスプリ
    ング23を張設して旅回腕10の自由端10bを相対す
    る他方の仮撚ユニットU2へと向けて附勢せしめ、同じ
    く基端ボス部leaと機枠4間に、機枠4上に設けた互
    いに衝突する方向へとスプリング20附勢された一対の
    ピン19と、基端ボス部10aに支持せしめて設けた、
    前記一対のピン19によって係止される溝17付きの係
    合板18とからなる、旅回腕10を機枠4に対する所定
    の旅回位置で機枠4に係止する旅回腕の位置決め係止手
    段33を設けたことを特徴とするベルト式仮撚装置。
JP11082577U 1977-08-18 1977-08-18 ベルト式仮撚装置 Expired JPS609262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082577U JPS609262Y2 (ja) 1977-08-18 1977-08-18 ベルト式仮撚装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082577U JPS609262Y2 (ja) 1977-08-18 1977-08-18 ベルト式仮撚装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5438634U JPS5438634U (ja) 1979-03-14
JPS609262Y2 true JPS609262Y2 (ja) 1985-04-02

Family

ID=29058067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11082577U Expired JPS609262Y2 (ja) 1977-08-18 1977-08-18 ベルト式仮撚装置

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JP (1) JPS609262Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6017125A (ja) * 1983-07-04 1985-01-29 村田機械株式会社 ベルト式仮撚装置

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JPS5438634U (ja) 1979-03-14

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