JPS5837262B2 - 装飾ガラス板の製法 - Google Patents
装飾ガラス板の製法Info
- Publication number
- JPS5837262B2 JPS5837262B2 JP5822178A JP5822178A JPS5837262B2 JP S5837262 B2 JPS5837262 B2 JP S5837262B2 JP 5822178 A JP5822178 A JP 5822178A JP 5822178 A JP5822178 A JP 5822178A JP S5837262 B2 JPS5837262 B2 JP S5837262B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass plate
- paint
- colored
- decorative glass
- transparent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、普通板ガラス、フロート板ガラス、磨板ガラ
スの如き平坦、平滑なガラス板の一面に、着色不透明の
模様を有するタイル状装飾ガラス板の製法に関する。
スの如き平坦、平滑なガラス板の一面に、着色不透明の
模様を有するタイル状装飾ガラス板の製法に関する。
ガラス板の一面に均一な不透明着色塗膜を形成したタイ
ル状装飾ガラス板あるいは大理石模様の如き模様の印刷
された合成樹脂フイルムを張り付けたタイル状ガラス板
が知られており、これらはセラミックタイルと同様に壁
面特に屋内の壁面の化粧用に用いられている。
ル状装飾ガラス板あるいは大理石模様の如き模様の印刷
された合成樹脂フイルムを張り付けたタイル状ガラス板
が知られており、これらはセラミックタイルと同様に壁
面特に屋内の壁面の化粧用に用いられている。
本発明は、多数の反射性フレークを内部に散布され、不
透明着色塗膜を有する装飾ガラス板を製作するプロセス
を提供する。
透明着色塗膜を有する装飾ガラス板を製作するプロセス
を提供する。
本発明によれば、平坦なガラス板の一面に着色不透明塗
膜層を形成してなる装飾ガラス板の製作に当り、ガラス
板表面に透明若しくは着色透明塗料を塗装し同時に又は
塗装後に多数の反射性フレークを塗料層に散布し、反射
性フレークを含む下地塗膜を形成し、次いで着色不透明
塗料を前記下地塗膜を覆って塗装し、乾燥せしめて着色
不透明塗膜を形或することを特徴とする装飾ガラス板の
製法が提供される。
膜層を形成してなる装飾ガラス板の製作に当り、ガラス
板表面に透明若しくは着色透明塗料を塗装し同時に又は
塗装後に多数の反射性フレークを塗料層に散布し、反射
性フレークを含む下地塗膜を形成し、次いで着色不透明
塗料を前記下地塗膜を覆って塗装し、乾燥せしめて着色
不透明塗膜を形或することを特徴とする装飾ガラス板の
製法が提供される。
第１図は、本発明方法によって製作された装飾ガラス板
の塗膜が形成されていない方の表面側の平面、第２図は
断面を、それぞれ、模式的に示す。
の塗膜が形成されていない方の表面側の平面、第２図は
断面を、それぞれ、模式的に示す。
１は平坦なガラス板、２は透明若しくは着色透明塗料を
塗装し乾燥することによって形戒された下地塗膜であり
、内部乃至表面（界面）にランダムに散布された多数の
反射性フレーク３を含んでいる。
塗装し乾燥することによって形戒された下地塗膜であり
、内部乃至表面（界面）にランダムに散布された多数の
反射性フレーク３を含んでいる。
４は、下地塗膜を覆って形成された着色不透明塗膜を示
す。
す。
下地塗膜を形成するために用いる透明若しくは着色透明
塗料は通常クリャラッカーと呼ばれる透明乃至着色透明
の速乾性又は乾燥焼付型の塗料である。
塗料は通常クリャラッカーと呼ばれる透明乃至着色透明
の速乾性又は乾燥焼付型の塗料である。
この種の塗料としては、メラミン樹脂、セルロース誘導
体、アクリル樹脂等を主剤として、有機染料、有機顔料
あるいは無機透明顔料を速乾性溶剤に溶解乃至分散させ
たもので、この塗料を粘度３０〜１００Ｃｓｔに調整し
た後、ガラス板表面に均一にスプレー塗布する。
体、アクリル樹脂等を主剤として、有機染料、有機顔料
あるいは無機透明顔料を速乾性溶剤に溶解乃至分散させ
たもので、この塗料を粘度３０〜１００Ｃｓｔに調整し
た後、ガラス板表面に均一にスプレー塗布する。
スプレー量は４０〜１２０ｇ／ｍ２とするのが好ましい
。
。
反射性フレークは、前以って塗料中に混合しておいても
よく、塗装後、塗料表面に散布してもよい。
よく、塗装後、塗料表面に散布してもよい。
反射性フレークとしては、通常、プラスチック、ガラス
、金属等のフレークの表面に、金属を蒸着あるいはメッ
キしたもの、又は乱反射を表面に与えるため微細なキズ
を多数付けたもの、あるいは貝から、類似貝から、アル
ミはく等であり、好ましくは０．１〜３間程度の寸法の
ものが用いられる。
、金属等のフレークの表面に、金属を蒸着あるいはメッ
キしたもの、又は乱反射を表面に与えるため微細なキズ
を多数付けたもの、あるいは貝から、類似貝から、アル
ミはく等であり、好ましくは０．１〜３間程度の寸法の
ものが用いられる。
下地塗膜の形成後、着色不透明塗料の塗装を行なう。
このために用いる不透明着色塗料は、通常、メラミン系
樹脂を主剤即ち塗膜形或要素として含むものであるが、
他の合或樹脂例えばアクリル系樹脂を主剤として含有す
るものであってもよい。
樹脂を主剤即ち塗膜形或要素として含むものであるが、
他の合或樹脂例えばアクリル系樹脂を主剤として含有す
るものであってもよい。
塗料は、主剤の外に１〜３０重量φの顔料、ガラス表面
への付着性を高めるための添加剤例えばシリコン樹脂等
や分散剤を必要な場合には５φ以下程度含み、これらの
戒分は適当な溶媒例えばキシレンーイソブタール混合溶
媒に溶解又は分散されている。
への付着性を高めるための添加剤例えばシリコン樹脂等
や分散剤を必要な場合には５φ以下程度含み、これらの
戒分は適当な溶媒例えばキシレンーイソブタール混合溶
媒に溶解又は分散されている。
塗料へ所望の着色を与える顔料としては、カーボン（黒
色）、クロム酸鉛（朱又は黄色）、チタン白（白色）そ
の外赤色有機顔料、緑色有機顔料が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
色）、クロム酸鉛（朱又は黄色）、チタン白（白色）そ
の外赤色有機顔料、緑色有機顔料が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
塗料の色は、黒乃至暗色系の色が好ましい。
塗料の粘度は常温で６０〜１５０Ｃｓｔとするのが好ま
しく、一例として前記濃厚塗料６〜９容量部に対してシ
ンナー４〜１容量部混合して調製される。
しく、一例として前記濃厚塗料６〜９容量部に対してシ
ンナー４〜１容量部混合して調製される。
塗装に当っては、スプレーの噴霧圧２〜４ｋｇ／ｄで、
塗装面に均一にスプレーする。
塗装面に均一にスプレーする。
スプレー量は５０〜１５０ｇｒ／ｍ”とするのが好まし
い。
い。
塗装後、１００〜２００℃で１０〜２０分間加熱し塗料
の乾燥・焼付を行なう。
の乾燥・焼付を行なう。
以上の均一塗装の工程は、２回以上行なって塗膜の陰ぺ
い力を高めてもよい。
い力を高めてもよい。
以上の如くして得られた装飾ガラス板は、フレークが星
状に輝き、ユニークな外観を有する。
状に輝き、ユニークな外観を有する。
本発明の装飾ガラス板は、ガラス板の塗装面を壁面へ向
けて施工することにより、従来のセラミックタイルや着
色ガラス板タイルと異なるユニークな外観を有する内装
材、外装材として用いることができる。
けて施工することにより、従来のセラミックタイルや着
色ガラス板タイルと異なるユニークな外観を有する内装
材、外装材として用いることができる。
第１図は本発明に装飾ガラス板の平面を、第２図は断面
を、それぞれ、模式的に示す。 １・・・・・ガラス板、２・・・・・透明若しくは着色
透明下地塗膜、３・・・・・・反射性フレーク、４・・
・・・・不透明着色塗膜。
を、それぞれ、模式的に示す。 １・・・・・ガラス板、２・・・・・透明若しくは着色
透明下地塗膜、３・・・・・・反射性フレーク、４・・
・・・・不透明着色塗膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 平坦なガラス板の一面に着色不透明塗膜層を形或し
てなる装飾ガラス板の製作に当り、ガラス板表面に透明
若しくは着色透明塗料を塗装し同時に又は塗装後に多数
の反射性フレークを塗料層に散布し、反射性フレークを
含む下地塗膜を形成し、 次いで着色不透明塗料を前記下地塗膜を覆って塗装し、
乾燥せしめて着色不透明塗膜を形成することを特徴とす
る装飾ガラス板の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5822178A JPS5837262B2 (ja) | 1978-05-18 | 1978-05-18 | 装飾ガラス板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5822178A JPS5837262B2 (ja) | 1978-05-18 | 1978-05-18 | 装飾ガラス板の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54149723A JPS54149723A (en) | 1979-11-24 |
| JPS5837262B2 true JPS5837262B2 (ja) | 1983-08-15 |
Family
ID=13078010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5822178A Expired JPS5837262B2 (ja) | 1978-05-18 | 1978-05-18 | 装飾ガラス板の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837262B2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-18 JP JP5822178A patent/JPS5837262B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54149723A (en) | 1979-11-24 |
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