JPS5837199B2 - コップ積重体からコップを選択的に取り出す装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は飲料供給機の改良に関する。

従来の飲料供給機では、飲料の乾燥或分をじょうご状の
混合容器に落下させ、そこで熱湯と混合するようにして
いた。

このようにして作られた飲料は中心流出口を通りじょう
ごからその下方に置かれたコップへと流入する。

乾燥或分をすでに含んでいるコップの積重体を備える飲
料供給機はこれまでに提案され、この種の機械はコソプ
詰込式飲料供給機として知られている。

コップは１個づつ積重体の底部から取られて熱湯を加え
られ飲料を作る。

しかし、コーヒーミルク入りコーヒー、砂糖入りコーヒ
ー、およびミルクと砂糖入りコーヒーのような簡単な種
類の飲料を提供することができるこの種の機械を製作し
ようとすると困難に出会う。

この機械は多数の部品のため非常に犬嵩なものになるか
、成分の中のあるもの、例えばミルクと砂糖はコップに
含められないで、コップが積重体から分離された後に熱
湯と同時に、必要に応じコップに加えるかのいずれかと
なり、従ってこの種の飲料供給機の利点のいくつかが失
なわれてしまう。

本発明による飲料供給機は、コップの積重体を受け入れ
る収容部をもつ保持部、収容部選定部、および保持部に
隣接し選定された収容部のコツフ積重体からコップを１
個づつ分離供給するようにしたコップ分離機構と選定収
容部を整合させるように保持部を移動するための収容部
選定部により制御される手段から或る。

この選定部は、お客がある範囲の飲料から一つを選定し
たことを示すためお客により操作される飲料選定表示手
段、飲料の乾燥戒分を含むコップの積重体を受け取るた
めその範囲の各飲料に対する収容部を備える保持部、飲
料選定表示器により表示された飲料に対応する収容部を
コップ分離機構と整合させるように移動手段を制御する
選定手段から構戒するのが好ましい。

使用の際は、収容部にコップの積重体が含まれ、各収容
部のコップにはその収容部に対応する飲料の乾燥成分が
含まれる。

従って、要求される飲料を作るため、各コップの中味に
熱湯だけを加えなげればならない。

いくつかの飲料に対する需要が他の飲料よりも相当に大
きい場合は、一つ以上の収容部にそのような飲料用の乾
燥成分を含むコップを備えればよい。

例えば、１０本の収容部をもつ機械ならば、２本の収容
部をミルクと砂糖入りのコーヒー用、２本の収容部をミ
ルクと砂糖入りの紅茶用、および各１本の収容部をコー
ヒー、ミルク入りコーヒー砂糖入りコーヒー、ミルク入
り紅茶、飲用チョコレート、塩味飲料用におのおの備え
ればよい。

周知の飲料供給機では、コップを積重体から分離する手
段は積重体を取り巻《環の形をしている。

従って、分離手段が一つの積重体から他へ移動されてい
る間に、積重体を上昇したり環を下げたりする機構を備
えなげれば、いくつかの積重体に対して単独の分離手段
を使用することはできない。

本発明によれば、特にコップ積重体の移動を案内する不
動の支持案内体と、コップ分離供給位置部に位置付けら
れ該コップ分離供給位置部を通過して移動する選定され
ないコップ積重体を支持し、且選定機構によって選定さ
れたコップ積重体がコップ分離供給位置部にあるときこ
の選定されたコップ積重体の底部の１個のコップを分離
供給するための供給位置に移動しその後支持位置に復帰
するように移動可能なコップ分離機構とを有するから、
コップ分離機構が選定されないコップ積重体の通過の為
の案内機能と、選定されたコップ積重体から１個のコッ
プを分離供給する機能との２つの機能を備えた結果、不
動の支持案内体に拘らず１つの分離機構によって異なる
内容物を収容したコップを選定、分離することができる
ものであり、従って夫々異なる内容物を有するコップ群
夫々に分離機構を備える必要もないし、又支持案内体を
上げたり下げたりする機構を備えることもなく、ソノ為
の構造を簡略化することができたものである。

加えて本発明では、コップ保持部が垂直な中心軸を中心
として回動可能であって該中心軸を中心として放射状に
配された数個の区劃羽根によって数個の区分に区劃され
、上記不動の支持案内体が同心円からなる２つの支持案
内環によって構成されるから、飲料供給機全体の大きさ
を小嵩にすることができるものである。

本発明による飲料の供給方法は、飲料をある範囲から選
定し、異なる積重体のコップには異なる飲料の乾燥或分
が含まれるコップ積重体を支持する保持部を回動し、選
定された飲料の乾燥成分を含む積重体がコップ分離供給
位置部にくると、保持部の回動を停止し、最下位のコッ
プを積重体から分離し、分離されたコップに熱湯を加え
ることの諸段階から成る。

分離されたコップは、熱湯が加えられる前に、積重体の
下方から水平方向に移動され、この移動された位置で熱
湯が加えられるのが望ましい。

このようにして、蒸気が保持部の詰込コップの中味を湿
めらせるようなことが減少される。

本発明の実施例を添付図面により以下に説明しよう。

回転可能なコップ保持部１０は、回動軸１２か？放射状
に延出し該回動軸により支持されて、プラスチック製コ
ツプ１３の積重体が配置収容される８本の垂直な収容部
を区劃する８枚の区劃羽根１１から成る。

区劃羽根は円周上に延びるフランジを備え収容部にコッ
プを保持するようにしてある。

このようなフランジは簡略のため図示してない。

回動軸は基板１４にある軸受（図示してない）を通して
上向きに延出し、基板１４の下位にある８始動ゼネバ駆
動機構１５により段階的に回動される。

コツプ１３の積重体は、回動軸１２と同心の２個の案内
支持部材としての案内支持環１６と１７により収容部内
に支持され、支柱１８により基板上に取り付けられる。

ゼネバ駆動機構が休止位置にある時に収容部の一つと整
合するコップ分離供給位置部２０において、上記案内支
持環は切欠されている。

両案内支持環はコップの縁１９の直下にコップの直径に
等しい距離だけ間隔を離して配置されていて、コップ分
離供給位置部における収容部を除く全収容部にある最下
位置のコップをその縁で支持するようになっている。

コップは飲料用の乾燥成分を含み、異なる収容部の保持
部１０のコップには供給機により提供される範囲内の異
なる飲料の乾燥成分が含まれている。

本機では、コーヒーと乾燥ミルクと砂糖を含むコップの
２本の収容部、および紅茶と乾燥ルクと砂糖、紅茶と乾
燥ミルク、紅茶と砂糖、コーヒー、コーヒーと乾燥ミル
ク、コーヒーと砂糖および飲用チョコレートを含むコッ
プの各収容部がある。

本機の制御回路を第５図に示す。

お客は購入したい飲料の価格分の硬貨を供給機に入れる
。

硬貨受取部２３により、硬貨は検査され、確認され保持
される。

次に硬貨受取部は低温制止部２２を通してボタン列２４
へ信号を送る。

制止部２２は水温を感知して、水温が十分に高くなけれ
ば、信号がボタン列へ送られるのを防止して供給機が動
作しないようにする。

ボタン列２４は、８収容部の保持部１０に対応する機械
ハウジングの前面にある８個の押ボタンの配列体から成
る。

各ボタンに対して、水が対応する収容部のコップの中味
に加えられ混合され、ボタンを押して供給される飲料を
示すラベルがある。

各ボタンは、押されると、ラッチ式スイッチを閉じ、そ
れは保持ツレノイドに電気パルスを加えて解放されるま
で閉成されている。

お客は自分の選定した飲料を示すため適当なボタンを押
す。

すると、電流源が作動押ボタンに関連するスイッチを通
して８個のマイクロスイッチ２９の中の対応する一つに
接続される。

そのマイクロスイッチは切換スイッチであり基板１４の
上に列状に取り付けてある。

それは、回動軸１２の上下に取り付けた８枚のカムによ
り作動される。

第１図から第３図にはカムもマイクロスイッチも示して
ない。

マイクロスイッチの可動接点は、常時第１電極７０に接
する位置にあるが、あるマイクロスイッチに対応する収
容部がコップ分離供給位置部にある時、関連カムにより
その可動接点は第２電極７１に接する位置へと移動され
る。

マイクロスイッチの第１電極７０は、ゼネバ駆動機構の
電動機２８に接続されている。

押下ボタンに対応する収容部がコップ分離供給位置部に
くる位置に保持部がなければ、対応マイクロスイッチの
可動接点は第１電極にあり、電流源はマイクロスイッチ
を通して電動機へ接続される。

ゼネバ駆動機構は、押下ボタンに対応する収容部がコッ
プ分離供給位置部に達するまで段階的に保持部１０を回
動する。

この位置で、回動軸１２上の対応カムは、マイクロスイ
ッチの接点を第１電極から第２電極へ移動するから、電
動機２８への電流は中断される。

マイクロスイッチの第２電極は、積重体空欠制止部２５
を通り価格比較部２６へ接続されている。

制止部２５は、コップ分離供給位置部における収容部Ｋ
少＜とも１個のコップがあることを調べもしなければ
供給機が動作することを防止する。

価格比較部２６では、保持硬貨の総額を示す硬貨受取部
からの信号が選定された飲料の価格を示す信号と比較さ
れる。

適正な硬貨が本機に投入されていれば、比較部は出力を
生じてボタン列の閉成スイッチは開放され、受取部は硬
貨を受取ってタイマー２７が始動する。

価格比較部は、作動された押ボタンに関連するマイクロ
スイッチの可動接点が第２電極にある時に作動される。

選定された飲料の成分を含むコップを支持する収容部が
コップ分離供給位置部にない場合は、保持部が回動され
て収容部をその位置部へ持ッてきた時にこのようになる
。

ボタンを押した時に、選定飲料の成分を含むコップを支
持する収容部がすでにコップ分離供給位置部にあれば、
価格比較部２６は直ちに作動される。

タイマー２７は先ずコップ分離機構の電動機５０を付勢
する。

コップ分離機構は、．保持部の回動軸に対して共通の半
径上に配置された二つの部分で形成される，その一部分
は収容部の内側にあり、他の部分はその外側にある。

各部分はレバー３５と留め金３６から成り、共に孔３８
の辺端部で基板１４に取り付けた柱体３７にピボットで
支持される。

各レバー３５は、コップ積重体に面する端部に上下に位
置する突部４０，４１を有し、これら両突部４０と４１
の間にある水平方向に延びる凹部３９を備える。

留め金３６の自由端部は積重体に対してクランク動作を
する。

ばね（図示してない）の作用により留め金３６は積重体
に向かって蓄勢偏向され、・留め金の下側部がレバー３
５に突設した係止支持ピン４２に係止支持される。

レバー３５は、基板の孔を通って延びる押棒４３により
ピボット軸の周りに旋回される。

押棒４３は揺れ軸４５から横断方向に延びる２本のア−
Ａ４４にその下端部で枢軸的に接続される。

揺れ軸４５は基板の下側面に軸受４６で軸支される，揺
れ軸４５の一端部はクランク状となりブロック４７の中
ぐり部を通して延出している。

中ぐり部に直角にブロック４７に円形孔があり，その中
に電動機５０の駆動軸４９に偏心的に取り付けられた円
板４８がはめてある。

駆動軸４９の回転により、円板４８はフロック４７の孔
で回転させられる。

円板の偏心のため、フロック４７は駆動軸の周りに軌道
運動をする。

基板の平面に平行な運動成分は、軸４５のクランク状部
分におけるブロック４７０前後滑動となり、基板に垂直
な成分で揺れ軸はその軸の周りに揺れ運動を生じ、その
ためアーム４４を通して押棒４３は上下に移動される。

保持部が適当なコップ積重体をコップ分離供給位置部ま
で移動させるため回動している間、押棒４３はその最上
位置にあり、レバー３５は第４ａ図に示すように上向き
に回動されてコップ積重体から離れている。

留め金は係止支持ピン４２により積重体から離れて上向
きに回動されている。

下方突部４０は案内支持環１６と１７に一直線となり案
内支持環の間隙を埋めるから、積重体の最下位のコップ
の縁は案内支持環に沿ってコップ分離供給位置部を通し
て滑る際に、突部４０により間隙に対して支持される。

選定したラップ積重体の最下位コップが突部４０にのる
と、保持部の回動は停止する。

保持部の回動が完了すると、タイマー２７により電動機
５０は一回転するように作動される。

電動機の回転の最初の半サイクルで押棒は下げられ、そ
の結果レバー３５は内方下方へ回動されて積重体は下げ
られる。

そして留め金３６は最下位コップのすぐ上に位置する次
のコップの側面にその縁の直下で接するまで内方に回動
する（第４ｂ図参照）。

一方レバー３５は下方に回動し続けるが、留め金３６は
停止部（図示してない）によりさらに回動できなくなる
。

この時に積重体の重さは留め金と最下位コップの縁の下
側面と係合する突部４０により支えられる。

レバー３５をさらに回動すると、突部４１が縁の上側面
を押圧して積重体のコップ残部から最下位のコップをこ
じ取らせる（第４ｃ図参照）。

斯くして分離されたコップは孔３８を通じて落下し下方
の受け台５１により捕えられる。

電動機５０の回転の第２半サイクルで、レバー３５は上
方に回動される。

レバーが第４ｄ図に示す位置に達すると、レバー３５の
係止支持ピンが留め金を上昇してコップの縁から離し、
このコップは今積重体の最下位にあるから、第４ａ図に
示すように、突部４０にこの最下位コップがその縁で支
持されるまで積重体が落下される。

受け台５１は、レール５３と５４の上を両極端間で走る
運搬台５２に支持されている。

第１位置は孔３８の下方にあり、第２位置は熱湯槽５６
からの供給管の端部にある出口ノズル５５の下方にある
。

運搬台５２は電動機５０によりレール５３と５４に沿っ
て移動される。

偏心円板５７は軸４９の端部に取り付けられ、その端面
に細溝５８が形成され駆動軸の軸と偏心的に配置される
。

第１アーム５９の端部は細溝で受けられる。

この第１アーム５９は柱体６１に回転可能に取り付けた
ブシュ６０に他端が固定されている。

第２アーム６２はブシュ６０に一端部で固定されている
。

その他端部は、運搬台５２により支持される柱体６４に
取り付けたブシュ６３を貫通する。

第１図、第２図および第３図は、供給サイクルの始めと
終りの運搬台の位置を示す。

コップ分離機構が動作を始め、レバー３５が降下し始め
ると、円板５７は円板４８と共に回転する。

アーム５９は細溝５８に沿って移動し軸４９０回転軸に
向かって旋回される。

この旋回運動はブシュ６０を通して第２アーム６２へ伝
達され、これにより運搬台は出口ノズルの下方から孔３
８の下方へと移動される。

運搬台の進行方向に垂直なアームの運動或分は、ブシュ
６３の孔にアーム６２が滑入するものとなる。

レバー３５が積重体から最下位のコップをこじり取るの
に十分な量だけ下方へ移動されてしまう前に、運搬台は
孔３８の下位に達する。

コップは、解放されると、コップをしっかりと保持する
ように平面がＣ形の受け台５１へと落下する。

軸４９をさらに回転すると、レバー３５が上方へ回転さ
れ第１アーム５９は回転軸から離れて第２アーム６２に
より運搬台は軸４８の１回転の終りに出口ノズルの下方
に持って来られる。

最後に、タイマー２７により供給管の中のソレノイド弁
６５が既定時間だけ開放され計量した熱湯が受け台５１
にあるコップに流入する。

それから供給機のスイッチが切られ、ノズルの下にある
コップがお客により取り出される。

叙上の如く本発明では、コップ積重体の移動を案内する
不動の支持案内体を有し、この不動の支持案内体中にコ
ップ分離供給位置部を配置し、コップ分離供給位置部を
通過して移動する選定されないコップ積重体を支持し且
選定機構によって選定されたコップ積重体がコップ分離
供給位置部にあるとき選定されたコップ積重体の底部の
１個のコップを分離供給するための供給位置に作動しそ
の後支持位置に復帰するようにしたコップ分離供給位置
部に位置付けられた作動可能なコップ分離機構を有する
から、上記コップ分離機構が選定されないコップ積重体
の通過の為の案内機能と、選定されたコップ積重体から
１個のコップを分離供給する機能との２つの機能を兼ね
備えたもので、不動の支持案内体に拘らず単一の分離機
構によって異なる内容物を収容したコップを選定、分離
することができる大きな利点を有する。

従って夫々異なる内容物を有するコップ群夫々に分離機
構を備える必要もないし、又支持案内体を上げたり下げ
たりする機構を備えることもなく、供給機としての構造
を簡略化し得た利点も有する。

゜加えて特に本発明では、コップ保持部が垂直な中
心軸を中心として回動可能であって該中心軸を中心とし
て、放射状に配された数個の区劃羽根によって数個の区
分に区劃され、上記不動の支持案内体が同心円からなる
２つの支持案内環によって構戒されるから飲料供給機全
体としての大きさを小嵩にすることができ、これと上記
構造の簡略化と相俟って、構造簡単で且小型の安価な飲
料供給機を提供することができる大きな効果を有する。

【図面の簡単な説明】 第１図は飲料供給機の一部断面側面図、第２図は第１図
の供給機の底部平面図、第３図は第１図および第２図の
供給機の斜視図、第４ａ図から第４ｄ図までは種々の位
置におけるコップ分離機構を示す図、および第５図は制
御回路の構成図である。 １０・・・・・・コップ保持部、１１・・・・・・区劃
羽根、１２・・・・・・回動軸、１３・・・・・・コッ
プ、１４・・・・・・基板、１５・・・・・・ゼネバ駆
動機構、１６・・・・・・案内支持環、１７・・・・・
・案内支持環、１８・・・・・・支柱、２０・・・・・
・コップ分離供給位置部、２４・・・・・・ボタン列、
２８・・・・・・電動機、２９・・・・・・マイクロス
イッチ、３５・・・・・・レバー ３６・・・・・・留
め金、３７・・・・・・柱部、３８・・・・・・孔、３
９・・・・・・凹部、４０・・・・・・突部、４１・・
・・・・突部、４２・・・・・・係止支持ピン、４３・
・・・・・押棒、４４・・・・・・アーム、４５・・・
・・・揺れ軸、４６・・・・・・軸受、４７・・・・・
・フロック、４８・・・・・・円板、４９・・・・・・
駆動軸、５０・・・・・・電動機。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 数個の区分からなるコップ保持部を有し、選定機構
   の制御のもとに移動可能とした複数のコップ積重体を上
   記コップ保持部の区分中に収容し、選定されたコップ積
   重体の底部から１個のコップをコップ分離供給位置部で
   選択的に分離供給するようにした機械であって、上記コ
   ップ積重体の最下位のコップの縁を下から支持すること
   によりこのコップ積重体の移動を案内する不動の支持案
   内体と、この不動の支持案内体の一部を中断して形或さ
   れたコップ分離供給位置部と、このコップ分離供給位置
   部に位置付けられ上面が上記支持案内体の上面と整合し
   て該コップ分離供給位置部を通過して移動する選定され
   ないコツ′プ積重体を支持し、且選定機構によって選定
   されたコップ積重体がコップ分離供給位置部にあるとき
   この選定されたコップ積重体の底部の１個のコップを分
   離供給するための供給位置に移動しその後支持位置に復
   帰するように作動可能なコップ分離機構とからなり、上
   記コップ保持部が垂直な中心軸を中心として回動可能で
   あって該中心軸を中心として放射状に配された数個の区
   劃羽根によって数個の区分に区劃され、上記不動の支持
   案内体が同心円からなる２つの支持案内環によって構威
   され、こ支持案内環がコップ分離供給位置部において中
   断されていることを特徴とするコップ積重体からコップ
   を選択的に取り出す装置。