JPS5837163Y2 - 撮像管水平偏向回路 - Google Patents
撮像管水平偏向回路Info
- Publication number
- JPS5837163Y2 JPS5837163Y2 JP17358977U JP17358977U JPS5837163Y2 JP S5837163 Y2 JPS5837163 Y2 JP S5837163Y2 JP 17358977 U JP17358977 U JP 17358977U JP 17358977 U JP17358977 U JP 17358977U JP S5837163 Y2 JPS5837163 Y2 JP S5837163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal deflection
- coil
- linearity
- deflection circuit
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は撮像管の水平偏向回路に関する。
水平偏向回路の直線性を補性するために、従来は第3図
に示すように水平偏向コイルL1に直列にリニアリティ
コイルL3を接続して補正していた。
に示すように水平偏向コイルL1に直列にリニアリティ
コイルL3を接続して補正していた。
このリニアリティコイルL3は第4図に示すような特性
をもっている。
をもっている。
すでに知られているように補正なしの場合、コイルL1
に流れる電流は第2図すに示すように走査の初めは大き
くなり、逆に走査の終りは小さくなる。
に流れる電流は第2図すに示すように走査の初めは大き
くなり、逆に走査の終りは小さくなる。
これは偏向コイルL1、フライバックトランス等のコイ
ルの抵抗分がOでなく、必ずいくらかの抵抗分があるか
らである。
ルの抵抗分がOでなく、必ずいくらかの抵抗分があるか
らである。
このような第2図すの電流波形を補正するためには、リ
ニアリティコイルL3の特性は、走査の初めはインダク
タンスが大きく、走査の終りには逆にインダクタンスが
小さければ良いことになる。
ニアリティコイルL3の特性は、走査の初めはインダク
タンスが大きく、走査の終りには逆にインダクタンスが
小さければ良いことになる。
従って第4図の如き特性のリニアリティコイルL3を接
続すればリニアリティが補正されることがわかる。
続すればリニアリティが補正されることがわかる。
本考案はフライバックトランスのアース側端子に直列に
抵抗を接続し、この抵抗値を適当に選ぶことにより直線
性を補正することを目的とする。
抵抗を接続し、この抵抗値を適当に選ぶことにより直線
性を補正することを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、抵抗R1〜R4、トランジスタTR1
は水平ドライブ回路を構成している。
は水平ドライブ回路を構成している。
TR2は水平出力トランジスタ、Dlはダンパーダイオ
ード、CI 、 C2は共振容量、Llは水平偏向コイ
ル、L2は水平振幅調整コイル、C3は結合コンデンサ
、R5は直線補正用抵抗である。
ード、CI 、 C2は共振容量、Llは水平偏向コイ
ル、L2は水平振幅調整コイル、C3は結合コンデンサ
、R5は直線補正用抵抗である。
T1はフライバックトランスで、■〜■はその端子を示
し、■番はアース端子、■番は水平偏向コイル接続用中
間タップ、■番は水平出力トランジスタ接続用端子、■
番はダンパーダイオード接続用端子、■番は水平同期信
号および水平ブランキング信号作成端子、■番はビジコ
ンの各電極G2.G3.G4用高電圧発生端子であり、
前記抵抗R5は■番端子とアースの間に直列に接続され
ている。
し、■番はアース端子、■番は水平偏向コイル接続用中
間タップ、■番は水平出力トランジスタ接続用端子、■
番はダンパーダイオード接続用端子、■番は水平同期信
号および水平ブランキング信号作成端子、■番はビジコ
ンの各電極G2.G3.G4用高電圧発生端子であり、
前記抵抗R5は■番端子とアースの間に直列に接続され
ている。
D2は■番端子に接続された整流用ダイオード、C4は
その平滑用コンテ゛ンサ、R6は保護用抵抗である。
その平滑用コンテ゛ンサ、R6は保護用抵抗である。
次に直線性補正の動作を説明する。
第2図は抵抗R5がない時の■番端子の電圧波形をaに
、水平偏向コイルL1を流れる電流波形をbに示す。
、水平偏向コイルL1を流れる電流波形をbに示す。
第2図aのT1は帰線期間、T2は走査期間を示し、第
2図すの点線は理想波形を示す直線である。
2図すの点線は理想波形を示す直線である。
前述したように補正なしの場合は走査の初めが大きく、
終りには小さくなる。
終りには小さくなる。
従って第2図aの電圧波形においてT2の期間の電圧V
1(t)は△■1変化する。
1(t)は△■1変化する。
これは前述の如く、水平偏向コイルL1、フライバック
トランスT1等のコイルの抵抗分のためである。
トランスT1等のコイルの抵抗分のためである。
この直線性を補正するために抵抗R5を■番端子に接続
した時の動作は次の通りである。
した時の動作は次の通りである。
第5図に抵抗R5の端子電圧を示す。
フライバツクトランスT1の■〜■番端子間のコイルに
は偏向コイルL1とほぼ同じノコギリ波電流が流れてい
るので、抵抗R5の端子電圧はノコギリ波となる。
は偏向コイルL1とほぼ同じノコギリ波電流が流れてい
るので、抵抗R5の端子電圧はノコギリ波となる。
V2(t )はこの電圧で、△■2は変化分を示す。
この時■番端子の電圧V3(t )は第6図aに示すよ
うになる。
うになる。
走査期間の電圧波形に注目すると、その変化分△V3は
ほば゛次式で示される。
ほば゛次式で示される。
△■3−■3(t=T2)−■3(t−O)(1)V3
(t )=v1(t )+V2(t )(2)(1)
(2)式かられかるように△■3はV2(t )の値に
より変化する。
(t )=v1(t )+V2(t )(2)(1)
(2)式かられかるように△■3はV2(t )の値に
より変化する。
△■1は負の変化、△■2は正の変化をするので、△■
3は△v2の値、すなわち抵抗R5の抵抗値により正に
なったり、負になったすする。
3は△v2の値、すなわち抵抗R5の抵抗値により正に
なったり、負になったすする。
後述するように△■3は正であると、より直線補正効果
がある。
がある。
次に偏向コイルL1を流れる電流を調べる。
コイル(インダクタンスL)を流れる電流(I)はコイ
ルに印加される電圧を■とすると次式で表わされる。
ルに印加される電圧を■とすると次式で表わされる。
■
I(t) = −t i3)(3)式から
れかるようにコイルを流れる電流は時間tが一定ならば
印加される電圧に比例することがわかる。
れかるようにコイルを流れる電流は時間tが一定ならば
印加される電圧に比例することがわかる。
このことから第6図aに示した■番端子の電圧V3(t
)は走査の初め(t=o)よりも走査の終’) (t
=T2)の方が電圧値が高くなっているので、走査の初
めは電流が押えられ、逆に走査の終りには電流が多く流
れることになる。
)は走査の初め(t=o)よりも走査の終’) (t
=T2)の方が電圧値が高くなっているので、走査の初
めは電流が押えられ、逆に走査の終りには電流が多く流
れることになる。
すなわち第2図すに示した偏向電流を補正することがで
きる。
きる。
この時の偏向電流波形を第6図すに示した。また直線性
補正用抵抗を可変型にすれば連続的に直線性を補正する
ことが可能である。
補正用抵抗を可変型にすれば連続的に直線性を補正する
ことが可能である。
この抵抗の値は偏向電力によって違うが例えば2/3i
nビジコン用十B電圧が12V程度であれば1〜10Ω
程度が適当である。
nビジコン用十B電圧が12V程度であれば1〜10Ω
程度が適当である。
以上本考案によれば、テレビジョンカメラの水平偏向回
路の直線性の補正が抵抗のみで行なえるので、コスト的
に効果があり、また形状的に小さくなり、機器の小形化
に効果がある。
路の直線性の補正が抵抗のみで行なえるので、コスト的
に効果があり、また形状的に小さくなり、機器の小形化
に効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す水平偏向回路図、第2
図aは直線性補正なしのフライバックトランス■番端子
電圧波形図、bは直線性補正なしの偏向コイル電流波形
図、第3図は従来のりニアノテイ補正回路、第4図はリ
ニアリティコイルの電流特性図、第5図は本考案のりニ
アリテイ補正用抵抗R5端子電圧波形図、第6図aは本
考案のフライバックトランス■番端子電圧波形図、bは
本考案の偏向コイル電流波形図である。 T1・・・・・・フライバックトランス、Ll・・・・
・・水平偏向コイル、R5・・・・・・直線補正用抵抗
。
図aは直線性補正なしのフライバックトランス■番端子
電圧波形図、bは直線性補正なしの偏向コイル電流波形
図、第3図は従来のりニアノテイ補正回路、第4図はリ
ニアリティコイルの電流特性図、第5図は本考案のりニ
アリテイ補正用抵抗R5端子電圧波形図、第6図aは本
考案のフライバックトランス■番端子電圧波形図、bは
本考案の偏向コイル電流波形図である。 T1・・・・・・フライバックトランス、Ll・・・・
・・水平偏向コイル、R5・・・・・・直線補正用抵抗
。
Claims (1)
- テレビジョンカメラの水平偏向回路において、フライバ
ックトランス−次側に中間タップを設け、該中間タップ
に水平偏向コイルを接続するとともにフライバックトラ
ンスのアース側端子に直列に抵抗を接続し、この抵抗値
を適当に選ぶことにより水平偏向直線性を補正するよう
になしたことを特徴とする撮像管水平偏向回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17358977U JPS5837163Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 撮像管水平偏向回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17358977U JPS5837163Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 撮像管水平偏向回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5498118U JPS5498118U (ja) | 1979-07-11 |
JPS5837163Y2 true JPS5837163Y2 (ja) | 1983-08-22 |
Family
ID=29179407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17358977U Expired JPS5837163Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 撮像管水平偏向回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837163Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-22 JP JP17358977U patent/JPS5837163Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5498118U (ja) | 1979-07-11 |
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