JPH0224305Y2 - - Google Patents

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JPH0224305Y2
JPH0224305Y2 JP14245483U JP14245483U JPH0224305Y2 JP H0224305 Y2 JPH0224305 Y2 JP H0224305Y2 JP 14245483 U JP14245483 U JP 14245483U JP 14245483 U JP14245483 U JP 14245483U JP H0224305 Y2 JPH0224305 Y2 JP H0224305Y2
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JP
Japan
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circuit
audio output
power supply
output circuit
transistor
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JP14245483U
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JPS6050571U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案はテレビジヨン受像機の音声出力回路、
特にOTL(アウトプツトトランレス)音声出力回
路に使用するに適した電源回路に関するものであ
る。
〈従来技術〉 従来この種のテレビジヨン受像機においては、
第1図に示すように、フライバツクトランス
FBTに3次巻線L3を設け、この3次巻線L3より
抵抗R1を介して得られるフライバツクパルスを
ダイオードD1及びコンデンサC1にて整流平滑し
て直流電圧を得、これを電源電圧として音声出力
回路に供給し、該回路を駆動していた。この場合
音声出力の変化によりフライバツクトランス
FBTのインダクタンスが変化し陰極線管の陽極
高圧が変動して画面サイズが変化する虞れがある
ため、その対策としてコンデンサC1と並列にツ
エナーダイオードD2を挿入し安定化を図つてい
た。
〈問題点〉 ところがこのような従来回路では、音声出力と
して例えば1.5Wを得るために必要なツエナーダ
イオードD2のグルードは約4〜5Wの規格のもの
が必要となり、通常1Wのものを数個シリーズに
挿入しているため非常に高価に付き、音声出力ト
ランスを備えた回路よりもコストアツプになり、
このためOTL回路の性能が良いことがわかつて
いてもコスト的に合わず、現状では余り採用され
ていなかつた。
〈考案の目的〉 本考案はこのような点に鑑みなされたものであ
り、比較的安価な部品で構成することができる音
声出力回路用の電源回路を提供するものである。
〈実施例〉 以下図面に示す実施例とともに本考案を説明す
る。第2図は本考案の1実施例を示すものであ
り、ここで第1図の従来回路と同一部分には同一
符号を附記している。ここでは第1図に示すツエ
ナーダイオードD2に代えてコンデンサC1と並列
に抵抗R2とトランジスタQ1との直列回路を挿入
し、さらに該トランジスタQ1のベース回路に抵
抗R3とツエナーダイオードD3との直列回路を挿
入して分流回路を形成したものである。
上記のように構成された電源回路では、従来回
路の場合と同様フライバツクトランスFBTの3
次巻線L3より抵抗R1を介して取出されたフライ
バツクパルスがダイオードD1及びコンデンサC1
により整流平滑され、こうして得られる直流電圧
が電源電圧として音声出力回路に供給される。
ところでこの場合入力音声信号の無信号時域い
は小信号時には、音声出力回路に供給される電流
i2の値が小さいため、コンデンサC1の充電電圧が
増大され、これによりトランジスタQ1のコレク
タ電流i3が増加する。逆に音声出力が増大し音声
出力回路に供給される電流i2が増加すると、トラ
ンジスタQ1のコレクタ電流i3が減少する。
このように上記回路では第3図に示す如く音声
出力回路への供給電流i2と反比例したコレクタ電
流i3が流れることになり、この結果ダイオードD1
による整流電流i1は音声出力の大きさの如何に拘
らず略一定となり、定電流動作が行なわれる。
〈効果〉 以上のように本考案の電流回路を用いれば、音
声出力が大きく変動する場合でも音声出力回路へ
の供給電流と逆相のコレクタ電流が流れこの結果
フライバツクパルスの整流電流は常に一定に保た
れるため、フライバツクトランスのインダクタン
スが変化して高圧が変動することがなく、テレビ
ジヨン受像機の画面サイズの変化・画面の揺れの
発生を防ぐことができる。
トランジスタやツエナーダイオードを用いて構
成することができ従来回路に比較してかなりのコ
ストダウンを図ることができ、またトランジスタ
のコレクタ損失が極めて少ない実用的・経済的な
電源回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテレビジヨン受像機の音声出力
回路用電源回路の回路図、第2図は本考案の1実
施例の回路図、第3図は同実施例の動作説明のた
めの音声出力・電流特性図である。 FBT……フライバツクトランス、D1……整流
用ダイオード、C1……平滑用コンデンサ、Q1
…トランジスタ、R2,R3……抵抗、D3……ツエ
ナーダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フライバツクトランスより得られるフライバツ
    クパルスを整流平滑して音声出力回路への直流電
    源電圧を得る電源回路において、平滑用コンデン
    サと並列に第1の抵抗とトランジスタとの直列回
    路を挿入しかつ前記トランジスタのベース回路に
    第2の抵抗とツエナーダイオードとの直列回路を
    挿入して分流路を形成し、該分流路に前記音声出
    力回路への供給電流と逆相のコレクタ電流を流す
    ことにより定電流動作を行なわせたことを特徴と
    するテレビジヨン受像機の音声出力回路用電源回
    路。
JP14245483U 1983-09-13 1983-09-13 テレビジョン受像機の音声出力回路用電源回路 Granted JPS6050571U (ja)

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JPS6050571U JPS6050571U (ja) 1985-04-09
JPH0224305Y2 true JPH0224305Y2 (ja) 1990-07-03

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