JPH07163150A - 力率改善整流回路 - Google Patents

力率改善整流回路

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JPH07163150A
JPH07163150A JP5339880A JP33988093A JPH07163150A JP H07163150 A JPH07163150 A JP H07163150A JP 5339880 A JP5339880 A JP 5339880A JP 33988093 A JP33988093 A JP 33988093A JP H07163150 A JPH07163150 A JP H07163150A
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JP
Japan
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voltage
transistor
switching
power factor
circuit
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Application number
JP5339880A
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English (en)
Inventor
Masayuki Yasumura
昌之 安村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07163150A publication Critical patent/JPH07163150A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 電圧共振形コンバータ7に対して、平滑用コ
ンデンサCiの負極側に直列に接続され、NPN型トラ
ンジスタよりなるダーリントントランジスタ10、及び
整流平滑直流電圧Ei を分圧する抵抗R4 、R5 と、分
圧された電圧値がカソードに印加されるツェナーダイオ
ードD7 と、ベースはツェナーダイオードD7 のアノー
ドに対して、コレクタはダーリントントランジスタ10
のベースに対して接続されたトランジスタQ4 からなる
電圧検出回路11により構成されたスイッチング停止回
路9を付加して、交流入力電圧が所定レベル以下となっ
た場合にスイッチングトランジスタQ1 が動作しないよ
うに構成する。 【効果】 スイッチングレギュレータや制御用誤差増幅
器の設計変更の必要がなくなる上、この力率改善動作停
止のための回路は小型で少数の部品により構成すること
ができるので、レギュレーション範囲の保証のためのコ
スト及び基板サイズの変更等は最小限に抑えることが可
能になる。また、交流入力電圧が所定レベル以下の際に
はスイッチング損失も解消される

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばスイッチング電源
の力率を改善するために設けられる力率改善整流回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーテレビジョンやプロジェク
ションTD、モニタ装置などの映像機器や、ビデオテー
プレコーダ、ビデオディスクプレーヤなどのビデオ機
器、さらにオーディオ機器やOA機器では、商用交流電
源の高調波歪が発生することが知られている。
【0003】この対策として、交流ラインにパワーチョ
ークコイルを挿入するか、矩形波形コンバータ回路或は
共振波形コンバータによるアクティブフィルタ回路を使
って力率を改善しているが、これらの方法は高コストで
あり、またパワーチョークコイルの場合は漏洩磁束、重
量の面で、アクティブフィルタ回路の場合は高EMI
(電磁妨害波)、電力損失と基板サイズの増大等の欠点
がある。そこで、電源高調波歪の低減、高効率、低EM
I、小型計量、低コストを実現できる電圧共振形コンバ
ータ回路を組み合わせた部分整流平滑回路が開発され
た。
【0004】図7にこのような部分整流平滑回路を備え
たスイッチング電源装置の回路例を示す。1は単相の商
用交流電源であり、この交流電源1の両極は交流入力ラ
イン2,3に接続されている。交流ライン2はラインフ
ィルタトランス4の一方の巻線4aを介して、ダイオー
ドDa〜Ddをブリッジ接続して構成される全波整流回
路5の一方の入力端に接続される。全波整流回路5の正
側の出力端はライン6を介して負荷側に接続され、全波
整流回路5の負側の出力端はアースに接続されている。
【0005】また、交流入力ライン3はラインフィルタ
トランス4の巻線4bを介して全波整流回路5の他方の
入力端に接続されている。C5 はアクロスコンデンサで
あり、ラインフィルタトランス4と伴にローパスフィル
タを構成している。
【0006】ライン6には全波整流回路5の出力である
直流脈動電圧を平滑化するための部分平滑回路が設けら
れている。つまり、平滑用コンデンサCiと電圧共振形
コンバータ17がこれに相当する。具体的には、全波整
流回路5に接続された平滑用コンデンサCiと直列にコ
ンバータトランスCTとスイッチングトランジスタQ1
が接続され、スイッチングトランジスタQ1 のコレクタ
とエミッタに並列共振コンデンサCrが接続されてい
る。従ってスイッチングトランジスタQ1 がオフである
ときには、コンバータトランスCTの一次巻線NC1のイ
ンダクタンスとコンデンサCrとにより並列共振電圧V
CP1 が発生し、またスイッチングトランジスタQ1 がオ
ンであるときは、そのオン時間と、コンバータトランス
CTの一次巻線NC1のインダクタンスと、入力電圧V1
で決定されるコレクタ電流ICP1 が鋸歯状波形で動作す
る。この状態を図8(a)(b)に示す。
【0007】スイッチングトランジスタQ1 に対するス
イッチング周波数は、コンバータトランスCTに巻装さ
れた巻線NCBと直列に接続された時定数インダクタンス
B、時定数コンデンサCB による直列共振回路(自励
発振回路)によって発生される。R1 は起動抵抗、D2
はベースクランプ用のダイオードでありスイッチングト
ランジスタQ1 がスイッチング動作をしていない期間、
即ちAC電圧VACが低い期間の放電ダイオードを兼ねて
いる。またC1 は高周波のスイッチング成分をバイパス
するフィルムコンデンサである。
【0008】スイッチングトランジスタQ1 のオン/オ
フ動作により共振電圧VCP1 及びコレクタ電流IPC1
図8(a)(b)のように変化している期間には、コン
バータトランスCTの二次巻線NC2に発生する正弦波の
昇圧パルス電圧V2 がダイオードD1 を介して平滑用コ
ンデンサCiに印加され、電流I2 によって平滑用コン
デンサCiに充電が繰り返される(図8(c)
(d))。
【0009】図9は商用周波数(50〜60Hz)期間で
の動作波形を示しており、上記した図8の動作は図9の
τ期間内の動作として示されている。AC電圧VACが高
いτ期間のみに、上記のようにスイッチングトランジス
タQ1 がスイッチングされ、電圧共振形コンバータ17
が動作する。つまり、このτ期間内にAC電圧VACと電
圧V2 により平滑用コンデンサCiが充電され、τ期間
以外では電圧共振形コンバータ7はスイッチングトラン
ジスタQ1 のスイッチング動作が休止される。この休止
期間にはダイオードD2 →スイッチングトランジスタQ
1 のベース→スイッチングトランジスタQ1 のコレクタ
→コンバータトランスCTの一次巻線NC1→平滑用コン
デンサCiという方向に電流が流れる回路が形成され、
コンデンサCiの充電荷が負荷電流IO として放出され
ることになる。
【0010】ここでライン6に生じる整流平滑直流電圧
Eiには、リップル電圧成分ΔEiが重畳されており
(図9(e))、結果として、図9(f)の交流入力電
流IACとして示すように、この平滑直流電圧Eiに対応
して点線のピーク電流が実線のように導通角が拡大さ
れ、電流IACが電源から供給されるようになり、この電
源回路の力率が改善される。つまり、電圧共振形コンバ
ータ17が力率改善用の部分整流平滑回路として機能す
る。なお、電圧共振形コンバータ17による力率改善動
作を実行するためのスイッチ(スイッチングトランジス
タQ1 )を以下、共振スイッチとも表現する。
【0011】平滑用コンデンサCi及び電圧共振形コン
バータ17により平滑された直流電圧Eiは後段のスイ
ッチング電源回路部に供給される。Q2 ,Q3 はスイッ
チングトランジスタであり、このスイッチングトランジ
スタQ2 ,Q3 は互いに逆相でスイッチング動作が行な
われる。つまり、コンバータトランスCTの巻線LB1
直列にダンピング抵抗RB1を介して時定数コンデンサC
B1が接続され、巻線LB1と時定数コンデンサCB1により
自励発振回路が構成され、発振周波数をスイッチングト
ランジスタQ2 のベースに供給するようにされている。
2 は起動抵抗、D3 はベースクランプダイオードであ
る。
【0012】一方、コンバータトランスCTの巻線LB2
と直列にダンピング抵抗RB2を介して時定数コンデンサ
B2が接続され、巻線LB2と時定数コンデンサCB2によ
り自励発振回路が構成され、発振周波数をスイッチング
トランジスタQ3 のベースに供給するようにされてい
る。R3 は起動抵抗、D4 はベースクランプダイオード
である。
【0013】スイッチングトランジスタQ2 がオンとさ
れると、スイッチングトランジスタQ2 のコレクタ−エ
ミッタ間→コンバータトランスCTの巻線LB0→直交ト
ランスPRTの巻線N1 と電流が流れ、コンデンサC2
に充電される。一方、スイッチングトランジスタQ2
オフになり、スイッチングトランジスタQ3 がオンとさ
れると、コンデンサC2 →直交トランスPRTの巻線N
1 →コンバータトランスCTの巻線LB0→スイッチング
トランジスタQ2 のコレクタ−エミッタ間と電流が流れ
る。
【0014】従って、スイッチングトランジスタQ2
3 が交互にオンとなることにより、直交トランスPR
Tの二次巻線N2 側に誘起される交流電圧が、ダイオー
ドD5 ,D6 、及び平滑用コンデンサCO を介して整流
平滑され、直流電圧E0 として取り出される。図8に
(f)(g)(e)にスイッチングトランジスタQ2
3 を流れる電流ICP2 ,ICP3 及びスイッチングトラ
ンジスタQ3 のコレクタに現われる電圧波形VCP3 を示
す。
【0015】8は、直交トランスの二次巻線N2 側に誘
起される電圧を取り込み、内部の制御回路によって直交
トランスPRTの制御巻線NC に直流制御電流を流し、
直交トランスPRTの定電圧出力動作を実行させる制御
用誤差増幅器を示す。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
たようなスイッチング電源装置のスイッチング電源回路
部は本来、交流入力電圧VACがある程度変動しても、直
流電圧E0 は定電圧による出力が保証されるよう(この
定電圧保証される交流入力電圧VACの範囲を、以下、レ
ギュレーション範囲という)構成されており、商用交流
電源が100Vとされていれば、スイッチング電源回路
部のレギュレーション範囲は、例えばAC90V〜11
0Vの範囲で保証がなされるよう構成されているもので
ある。ところが図7のように、上記レギュレーション範
囲を有するスイッチング電源回路部の前段に力率改善用
の部分整流平滑回路(電圧共振形コンバータ17)が挿
入された場合には、次に述べるような問題点が生じるこ
とになる。
【0017】図10の波形図は、図7に示したスイッチ
ング電源装置の交流入力電圧VACがAC100Vの場合
とAC90Vの場合について、平滑直流電圧Ei、交流
入力電流IAC、直流電圧E0 を比較して示すものであ
り、実線は交流入力電圧VACがAC100Vの場合につ
いて、一点鎖線は交流入力電圧VACがAC90Vの場合
について示している。例えば図10(a)の実線に示す
ように交流入力電圧VACがAC100Vである場合に
は、前述の電圧共振形コンバータ17の動作により図1
0(b)の実線に示すように平滑直流電圧Eiが得られ
るに伴い、図10(c)の実線に示すようにτ期間にお
いて電流IACが電源から供給される。そして図10
(d)の実線に示すように定電圧化された直流電圧E0
が得られる。ところが、図10(a)の一点鎖線に示す
ように交流入力電圧VACがAC90Vであるような場合
にも、電圧共振形コンバータ17が動作することから、
平滑直流電圧Eiは図10(b)の一点鎖線に示すよう
に交流入力電圧VACがAC100Vの場合よりも低下す
る。そしてこれに伴い図10(c)の一点鎖線に示すよ
うにτ期間において流れる電流IACも小さくなる。これ
により直流電圧E0 も図10(d)の一点鎖線に示す状
態となり、定電圧により出力がなされなくなってしま
う。
【0018】このように、スイッチング電源回路部に対
して力率改善用の部分整流平滑回路が挿入されると、本
来スイッチング電源装置が有するべきレギュレーション
範囲が満足されず、例えば交流入力電圧VACがAC10
0V〜110V程度のレギュレーション範囲しか有する
ことができなくなってしまうという問題を有している。
【0019】そこで、部分整流平滑回路を挿入してもレ
ギュレーション範囲を確保する手段としては、例えばス
イッチング電源回路部におけるスイッチング電圧を上げ
てリップル抑圧を計り、リップル電圧成分ΔEiを低減
させるなど考えられるが、この結果スイッチング電源回
路部の設計変更が必要になってしまうことから、従来か
らのスイッチング電源回路部を用いることができずにコ
スト高となり有効とはいえない。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの問題点
を解決するため、直列共振回路とこの直列共振回路に組
み合わされた共振スイッチとを備え、直列共振回路を流
れる共振電流の少なくとも一部が平滑用コンデンサを流
れるように平滑用コンデンサに直列に接続した電圧共振
形コンバータと、交流入力電圧レベルを検出可能な電圧
検出回路と、この電圧検出部により交流入力電圧が所定
レベルに満たない場合には、共振スイッチのスイッチン
グ動作が行われないようにすることのできるスイッチン
グ停止回路を備えて力率改善整流回路を構成するもので
ある。
【0021】そこで、上記スイッチング停止回路をNP
N型又はPNP型のトランジスタよりなるダーリントン
トランジスタとして、平滑用コンデンサの負極側に直列
に接続すると共に、電圧検出回路は平滑用コンデンサの
出力として得られる整流平滑直流電圧に基づいて所定レ
ベル以下の電圧値が得られた場合には、ダーリントント
ランジスタのベースに対してベース電流を供給するよう
に構成することとした。また、スイッチング停止回路を
共振スイッチに対してトランジスタをダーリントン接続
したものとして構成すると共に、電圧検出回路は平滑用
コンデンサの出力として得られる整流平滑直流電圧に基
づいて所定レベル以下の電圧値が得られた場合には、ト
ランジスタのベースに対してベース電流を供給するよう
に構成することとした。
【0022】
【作用】上記のように力率改善整流回路を構成すれば、
交流入力電圧が所定レベル以下となった場合に力率改善
整流回路が動作しないようにすることが可能となり、こ
のように力率改善整流回路が動作しない際には通常のコ
ンデンサ入力整流平滑回路として定電圧による出力が行
われる。
【0023】
【実施例】図1は本発明による力率改善整流回路の一実
施例が適用されたスイッチング電源を示す回路図であ
り、この図において力率改善整流回路より後段のスイッ
チング電源回路部、制御用誤差増幅器等の構成は図示を
省略しているが、例えば図7と同様でよいものとされ
る。また、力率改善整流回路等において図7と同一の部
分は同一符号を付して説明を省略する。
【0024】この図に示すように、本実施例の力率改善
整流回路である電圧共振形コンバータ7においては、図
7に示した電圧共振形コンバータ17の構成である本来
の力率改善部に対して、この力率改善部の動作を停止さ
せることのできる力率改善停止回路9が付加される構成
となる。この力率改善停止回路9において、10はNP
N型トランジスタQ5 、Q6 をダーリントン接続して構
成されるダーリントントランジスタであり、図のように
平滑用コンデンサCiとアース間に直列となるように、
またバイパスコンデンサC1 とは並列となるように接続
される。また、11は電圧検出部を示し、図のように平
滑直流電圧Eiとアース間に直列に接続された抵抗R
4 ,R5 及びこの抵抗R4 ,R5 の分圧比により得られ
た電圧がツェナー電圧として印加されるツェナーダイオ
ードD7 が設けられ、このツェナーダイオードD7 のア
ノードが、ダーリントントランジスタ10の導通制御を
行うトランジスタQ4 に対して接続されている。つま
り、抵抗R4 ,R5 の抵抗値とツェナーダイオードD7
のツェナー電圧に基づき、平滑直流電圧Eiが所定のレ
ベル以上となった場合にツェナーダイオードD7 が導通
してトランジスタQ4 にベース電流が流れるようにされ
る。そこで、例えば本実施例の場合には交流入力電圧V
ACが95V以上である場合に得られる平滑直流電圧Ei
の電圧値に対応して、ツェナーダイオードD7 が導通す
るように設定することとする。なおR6 ,R7 は抵抗を
示す。
【0025】上記の構成において、例えば交流入力電圧
ACが95V以上である場合には、このときに得られる
平滑直流電圧Eiに基づき、電圧検出部11では抵抗R
4 ,R5 により分圧された電圧値がツェナーダイオード
7 のツェナー電圧を越えるために、ツェナーダイオー
ドD7 が導通してトランジスタQ4 にベース電流が供給
される。これによりトランジスタQ4 のコレクタ−エミ
ッタ間が導通して、このエミッタ電流はアースに落ちる
こととなる。これにより、トランジスタQ4 のコレクタ
と接続されているダーリントントランジスタ10のトラ
ンジスタQ5 のベースはアースと同電位となりベース電
流が流れないためにダーリントントランジスタ10は非
導通状態となる。従って、この場合のスイッチングトラ
ンジスタQ1 には平滑用コンデンサCiを介した電圧が
供給される状態となり、前述のようにして力率改善部が
動作することとなる。
【0026】このような場合の交流入力電圧VACに対応
する平滑直流電圧Ei、交流入力電流IAC、直流電圧E
0 を示す波形図を図6(a)〜(d)の実線によりそれ
ぞれ示す。この図の実線に示すそれぞれの波形は、先に
図10(a)〜(d)の実線に示したものと同様とされ
る。つまり、この図6(a)に示すように交流入力電圧
ACが95V以上(この場合には100V)であり、図
6(b)のように平滑直流電圧Eiが得られた場合に
は、力率改善部の動作により図6(c)に示すように交
流入力電流IACの導通角が拡大されて、力率改善がなさ
れかつ定電圧とされた直流電圧E0 (図6(d)に示
す)が得られることとなる。
【0027】一方、交流入力電圧VACが95Vより低い
ような場合には、電圧検出部11ではツェナーダイオー
ドD7 が導通可能なだけのツェナー電圧が得られないこ
とから、トランジスタQ4 は非導通状態となる。従っ
て、この場合にはトランジスタQ5 にベース−エミッタ
間電圧VBEが生じ、抵抗R6 を介してトランジスタQ5
のベースにベース電流が供給される。このため、ダーリ
ントントランジスタ10が導通するので、平滑用コンデ
ンサCiはダーリントントランジスタ10を介してアー
スに接地された状態となる。これにより、本実施例の電
圧共振形コンバータ7の力率改善部はパスされたと同様
の状態となり、スイッチングトランジスタQ1 の動作は
停止されることとなる。
【0028】図6(a)〜(d)の一点鎖線は、このと
きの交流入力電圧VACに対応する平滑直流電圧Ei、交
流入力電流IAC、直流電圧E0 を示す波形図をそれぞれ
示しており、例えば図6(a)のように交流入力電圧V
ACが95Vより低い90Vである場合には、上述のよう
に電圧共振形コンバータ7の力率改善部が動作しないこ
とから、いわゆる通常のコンデンサ入力整流平滑回路と
して動作するため、図6(c)に示すように交流入力電
流IACはτ1 期間のみ流れる動作となる。従って図6
(b)に示すように、この際のリップル成分ΔEiは図
10(b)の一点鎖線で示した場合よりも著しく減少し
て平滑直流電圧Eiも上昇する。これにより図6(d)
に示すように、交流入力電圧VACが100Vの場合の直
流電圧と同様に、定電圧の直流電圧E0 が得られること
となる。
【0029】このように本実施例においては、交流入力
電圧VACが低下した場合には、電圧共振形コンバータ7
のスイッチングトランジスタQ1 の動作を停止させるこ
とで、レギュレーション範囲を確保するように構成され
る。実験によれば、スイッチング電源の負荷電力が15
0Wの場合、従来例として示した図7のスイッチング電
源は前述のように交流入力電圧VACが100V以上から
のレギュレーション範囲保証となり、この際の力率は
0.85であったが、本実施例ではレギュレーション範
囲保証の加減がAC90V以上からに拡大されて、交流
入力電圧VACがAC90V時の力率は0.60、AC1
00時の力率は0.82であった。
【0030】前述のようにスイッチング電源部において
は、所要のレギュレーション範囲が保証される構成とな
っているから、本実施例のように構成すればレギュレー
ション範囲保証のために、スイッチング電源部や制御用
誤差増幅器等の設計変更は必要なくなり、これらについ
ては従来のものを使用することができる。また、本実施
例の力率改善停止回路9は、このように少ない部品点数
でかつ小さな部品により構成することが可能なため、コ
スト及び基板サイズの拡大も必要最小限に抑えることが
でき、上述のスイッチング電源部や制御用誤差増幅器等
の設計変更に要する負担に比してもはるかに有利とな
る。
【0031】次に、図2の回路図及び図4、図5を参照
して他の実施例について説明する。なお、この図におい
て先の図7及び図1と同一部分は同一符号を付して説明
を省略する。ところで、本実施例のスイッチング電源装
置は、直交トランスPRTによるスイッチング周波数制
御方式電流共振形コンバータによるスイッチング電源回
路部を有している。つまり、絶縁コンバータトランスP
ITの二次巻線N2 に励起され、ダイオードD5 ,D6
によって整流された電圧は平滑用コンデンサC0 によっ
て平滑直流電圧E0 とされて出力されるが、その電圧値
に基づいて制御用誤差増幅器8は直交トランスPRTの
制御巻線LC に制御電流を印加している。ここで、直交
トランスPRTはスイッチングトランジスタQ2 ,Q3
のドライブトランスとして機能しているもので、従っ
て、直交トランスPRTの巻線LB1と時定数コンデンサ
B1、及び直交トランスPRTの巻線LB2と時定数コン
デンサCB2の自励発振回路の発振周波数が制御されるこ
とになる。
【0032】また、スイッチング電源においては電圧共
振形コンバータにおける回路を簡易化するために、共振
スイッチ(スイッチングトランジスタ)を設けず、スイ
ッチング電源回路部のスイッチングトランジスタを電圧
共振形コンバータの共振スイッチとして共用するように
構成することが提案されているが、本実施例のスイッチ
ング電源装置はこの構成をとっているものである。これ
により、スイッチングトランジスタ及び自励発振回路を
省略することによって部品点数の削減、基板面積の縮
小、コストダウン等を可能とし、部分整流平滑回路(電
圧共振形コンバータ)とスイッチング電源回路部の各ス
イッチング周波数が同一となるため、漏洩磁束、EMI
による相互干渉も無くすことができるという利点を有す
るものである。
【0033】従って、本実施例の電圧共振形コンバータ
7においては、巻線NC1と直列に共振コンデンサCrが
接続される。そして、共振コンデンサCrと並列に結合
ダイオードD8 が接続され、この結合ダイオードD8
カソード電極がスイッチング電源回路部におけるスイッ
チングトランジスタQ3 のコレクタに接続されている。
即ち、図1に示したような電圧共振形コンバータ内の共
振スイッチに相当するトランジスタQ1 が省略され、ス
イッチング電源回路部のスイッチングトランジスタQ3
が共振スイッチとしての機能を兼ねるようにされる。
【0034】そして、本実施例の力率改善停止回路9と
しては、電圧検出部11と、ダーリントントランジスタ
10の導通制御用のPNP型のトランジスタQ14と、P
NP型のトランジスタQ15、Q16をダーリントン接続し
てなるダーリントントランジスタ10からなり、図のよ
うに、電圧検出部11のツェナーダイオードD7 のアノ
ードに対してトランジスタQ14のベースが接続され、こ
のトランジスタQ14のエミッタとトランジスタQ15のベ
ースが抵抗R16を介して接続される。さらにダーリント
ントランジスタ10は平滑用コンデンサCiとアース間
に直列となるように、またバイパスコンデンサC1 とは
並列となるように接続される。すなわち、本実施例の力
率改善停止回路9は、図1に示したダーリントントラン
ジスタ10(トランジスタQ5 、Q6 )及び導通制御用
のトランジスタQ4 に用いたNPN型トランジスタを、
それぞれPNP型トランジスタに置き換えて構成したも
のとされる。
【0035】そこで、上記構成による本実施例のスイッ
チング電源装置の動作は次のようになる。先ず、交流入
力電圧VACが例えば95V以上であるような場合には、
電圧検出部11ではツェナーダイオードD7 が導通する
ためにPNP型のトランジスタQ14のベースに逆電位が
かかりベース電流が流れなくなるので、トランジスタQ
14のエミッタ−コレクタ間は非導通状態となり、これに
よりダーリントントランジスタ10のトランジスタQ15
のベースにもベース電流が流れなくなるため、ダーリン
トントランジスタ10のトランジスタQ16は非導通状態
となる。
【0036】従って、この場合には図4及び図5の波形
図に示す動作により力率改善がなされる。つまり、スイ
ッチングトランジスタQ2 ,Q3 はそれぞれ自励発振回
路(巻線LB1,抵抗RB1,コンデンサCB1、及び巻線L
B2,抵抗RB2,コンデンサCB2)から供給される発振周
波数により交互にオン/オフを繰り返している。ここ
で、結合ダイオードD8 に流れるスイッチング電流I
CPD は、AC入力電圧VACの高い図5のτ期間であり、
このτ期間においてスイッチングトランジスタQ3 のコ
レクタ電流ICP3 は、電流ICP4 とスイッチング電流I
CPD の合成値となる。従ってコレクタ電流ICP3 は図5
(f)に示すようになる。
【0037】図5のτ期間における交流入力電圧VAC
ピーク点近辺のスイッチング動作波形が図4となる。結
合ダイオードD8 とコンデンサCr間に表われる電圧V
CPD及び結合ダイオードD8 を流れる電流ICPD は図4
(e)(d)のようになり、スイッチングトランジスタ
3 のコレクタ電流ICP3 は電流ICPD (図4(d))
と電流ICP4 (図4(c))が合成されて図4(f)の
ようになる。上記のような動作により、交流入力電圧V
ACが例えば95V以上であるような場合には、交流入力
電流IACの導通角が拡大されて力率改善がなされること
になる。
【0038】一方、交流入力電圧VACが例えば95Vよ
り低い場合には、電圧検出部11のツェナーダイオード
7 が導通不可となり、トランジスタQ14のベース電流
が抵抗R7 を介してアースに流れることになり、トラン
ジスタQ14が導通する。これによってダーリントントラ
ンジスタ10のトランジスタQ15のベース電流が、抵抗
16を介してトランジスタQ14のエミッタに流れる経路
となる結果、ダーリントントランジスタ10のトランジ
スタQ16のエミッタ−コレクタが導通することになる。
これによって、平滑用コンデンサCiはトランジスタQ
16のエミッタ−コレクタを介してアースに接地された状
態となる。従って、結合ダイオードD8 は逆バイアスに
よって遮断され、スイッチング電流ICPD は流れないよ
うにされるため、スイッチングトランジスタQ3 は力率
を改善するための共振スイッチとしてのスイッチング動
作は行われず、スイッチングレギュレータとしてのスイ
ッチング動作のみとされる。
【0039】上記のようにしてスイッチングトランジス
タQ3 の力率改善のための動作が機能しなくなること
で、この場合も先の各実施例同様、図6(a)〜(d)
の波形図の一点鎖線により示した(交流入力電圧VAC
90V時)ようにして、定電圧出力が直流電圧E0 とし
て得られてレギュレーション範囲が保証される。
【0040】次に、図3を参照して更に他の実施例につ
いて説明する。なお、この図において先の図1と同一部
分は同一符号を付して説明を省略する。本実施例の電圧
共振形コンバータ7においては、力率改善停止回路9は
力率改善部に対して図のように挿入される。つまり、電
圧検出部11のツェナーダイオードD7 のアノードがト
ランジスタQ4 のベースに対して接続される。また、こ
の場合にはスイッチングトランジスタQ1 のベースとコ
レクタに対して、NPN型で小容量型のトランジスタQ
25のエミッタとコレクタがそれぞれ接続される。
【0041】上記構成による電圧共振形コンバータ7に
おいては、図1に示した実施例と同様、交流入力電圧V
ACが例えば95V以上であるような場合には、電圧検出
部11ではツェナーダイオードD7 が導通するためにト
ランジスタQ4 のベースにベース電流が流れてトランジ
スタQ4 のコレクタ−エミッタ間が導通し、これにより
トランジスタQ25のベースはアース電位となるため非導
通状態となる。従って、上記の状態では電圧共振形コン
バータ7は図7に示した電圧共振形コンバータ17と同
様となるため、τ期間においてスイッチングトランジス
タQ1のスイッチング動作が行われ、結果として図6
(a)〜(d)の波形図の実線により説明(交流入力電
圧VAC 100V時)したように、力率改善のなされた
定電圧出力が直流電圧E0 として得られることになる。
【0042】一方、交流入力電圧VACが例えば95Vよ
り低い場合には、電圧検出部11のツェナーダイオード
7 が導通しないことからトランジスタQ4 のベースに
ベース電流が印加されず非導通となる。これによりトラ
ンジスタQ25のベース−エミッタ間電圧VBEが生じ、抵
抗R6 を介してトランジスタQ25のベースのベース電流
が流れてコレクタ−エミッタが導通することになり、ト
ランジスタQ25とスイッチングトランジスタQ1 も導通
状態となってコレクタ−エミッタ電流がアースに接地さ
れることとなる。これにより、スイッチングトランジス
タQ1 のスイッチング動作は行われなくなると共に、平
滑用コンデンサCiはコンバータトランスCT→スイッ
チングトランジスタQ1 のコレクタ→エミッタを介して
アースに接地された状態となる。なお、この際コンバー
タトランスCTのインダクタンスを介することになる
が、この場合には例えば12μHと微小であるためにこ
れは無視することができる。このようにして電圧共振形
コンバータ7のスイッチングトランジスタQ1 が常に導
通状態となってそのスイッチング動作が停止して力率改
善は行われなくなるので、図6(a)〜(d)の波形図
の一点鎖線により示した(交流入力電圧VAC90V時)
ように、定電圧出力が直流電圧E0 として得られてレギ
ュレーション範囲が保証される。
【0043】なお、上記各実施例においては商用電源A
C100Vに対応するスイッチング電源に設けられる力
率改善整流回路について説明したが、例えば一部地域で
使用されているAC230Vなどにより伝送される他の
商用電源に対応するスイッチング電源についても、電圧
検出部を初めとする各素子の値を選定して対応すること
で、交流入力電圧降下時に力率改善整流回路の機能を停
止するという本発明の適用が可能となることは言うまで
もない。また、本発明はこれらに限られずさらに各種変
形回路例が考えられ、例えば各実施例においてはスイッ
チングレギュレータとして、直列共振周波数制御方式電
流共振型コンバータ、あるいはスイッチング周波数制御
方式電流共振型コンバータが用いられているが、例えば
PWM(Pulse Width Moduration)型、あるいはRCC
型方式のフライバックコンバータあるいはフォワード型
コンバータ回路等によるスイッチングレギュレータとの
組み合わせにおいても適用が可能とされる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の力率改善整
流回路は、電圧検出部により交流入力電圧が所定レベル
よりも低くなったとされた場合には、力率改善部が動作
しないようにして定電圧出力がなされるように構成して
いる。これによりスイッチングレギュレータや制御用誤
差増幅器の設計変更の必要がなくなる上、この力率改善
動作停止のための回路は小型で少数の部品により構成す
ることができるので、レギュレーション範囲の保証のた
めのコスト及び基板サイズの変更等は最小限に抑えるこ
とが可能になるという利点を有している。また、力率改
善部が動作しない所定レベルより下では力率改善整流回
路のスイッチングトランジスタが動作しないために、こ
のスイッチング損失も解消されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の力率改善整流回路の実施例を示す回路
図である。
【図2】他の実施例の回路図である。
【図3】更に他の実施例の回路図である。
【図4】他の実施例の要部の波形図である。
【図5】他の実施例の要部の波形図である。
【図6】各実施例の要部の波形図である。
【図7】従来例を示す回路図である。
【図8】従来例の要部の波形図である。
【図9】従来例の要部の波形図である。
【図10】従来例の要部の波形図である。
【符号の説明】
1 交流電源 4 ラインフィルタトランス 5 整流回路 7 電圧共振形コンバータ 8 制御用誤差増幅器 9 力率改善停止回路 10 ダーリントントランジスタ 11 電圧検出部 Q1 〜Q3 スイッチングトランジスタ Q4 〜Q6 、Q15、Q16、Q25 トランジスタ Ci,平滑用コンデンサ Cr, 共振コンデンサ CB1,CB2, 時定数コンデンサ PRT 直交トランス D12 放電用ダイオード D8 結合ダイオード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列共振回路とこの直列共振回路に組み
    合わされた共振スイッチとを備え、前記直列共振回路を
    流れる共振電流の少なくとも一部が平滑用コンデンサを
    流れるように該平滑用コンデンサに直列に接続した電圧
    共振形コンバータと、 交流入力電圧レベルを検出可能な電圧検出手段と、 前記電圧検出部により前記交流入力電圧が所定レベルに
    満たない場合には、前記共振スイッチのスイッチング動
    作が行われないようにすることのできるスイッチング停
    止手段と、 を備えていることを特徴とする力率改善整流回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング停止手段はNPN型の
    トランジスタによりなるダーリントントランジスタとさ
    れて、前記平滑用コンデンサの負極側に直列に接続さ
    れ、 前記電圧検出手段は、前記平滑用コンデンサの出力とし
    て得られる整流平滑直流電圧に基づいて所定レベル以下
    の電圧値が得られた場合には、前記ダーリントントラン
    ジスタのベースに対してベース電流を供給するように構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の力率改
    善整流回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング停止手段はPNP型の
    トランジスタによりなるダーリントントランジスタとさ
    れて、前記平滑用コンデンサの負極側に直列に接続さ
    れ、 前記電圧検出手段は、前記平滑用コンデンサの出力とし
    て得られる整流平滑直流電圧に基づいて所定レベル以下
    の電圧値が得られた場合には、前記ダーリントントラン
    ジスタのベースに対してベース電流を供給するように構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の力率改
    善整流回路。
  4. 【請求項4】 前記スイッチング停止手段は、前記共振
    スイッチに対してトランジスタをダーリントン接続した
    ものとされ、 前記電圧検出手段は、前記平滑用コンデンサの出力とし
    て得られる整流平滑直流電圧に基づいて所定レベル以下
    の電圧値が得られた場合には、前記トランジスタのベー
    スに対してベース電流を供給するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の力率改善整流回路。
JP5339880A 1993-12-07 1993-12-07 力率改善整流回路 Withdrawn JPH07163150A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359127A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Nec Tokin Corp 磁心、磁心を用いた線輪部品、及び電源回路
JP2017104167A (ja) * 2015-12-07 2017-06-15 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017195934A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 京楽産業.株式会社 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002359127A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Nec Tokin Corp 磁心、磁心を用いた線輪部品、及び電源回路
JP2017104167A (ja) * 2015-12-07 2017-06-15 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2017195934A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 京楽産業.株式会社 遊技機

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